キセキ(競走馬)

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写真一覧
抹消  黒鹿毛 2014年5月13日生
調教師辻野泰之(栗東)
馬主石川 達絵
生産者下河辺牧場
生産地日高町
戦績33戦[4-6-6-17]
総賞金70,140万円
収得賞金19,925万円
英字表記Kiseki
血統 ルーラーシップ
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
エアグルーヴ
ブリッツフィナーレ
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
ロンドンブリッジ
兄弟 ビッグリボンファントムグレイ
市場価格
前走 2021/12/26 有馬記念 G1
次走予定

キセキの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
21/12/26 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 1681543.8710** 牡7 57.0 松山弘平辻野泰之 516
(+4)
2.33.6 1.637.6⑦⑦⑥エフフォーリア
21/11/28 東京 12 ジャパンC G1 芝2400 183537.4710** 牡7 57.0 和田竜二辻野泰之 512
(+6)
2.26.0 1.336.6⑱⑭コントレイル
21/10/10 阪神 11 京都大賞典 G2 芝2400 147117.443** 牡7 57.0 和田竜二辻野泰之 506
(-2)
2.24.6 0.136.4マカヒキ
21/06/27 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 1381316.655** 牡7 58.0 福永祐一辻野泰之 508
(+4)
2.12.1 1.235.7クロノジェネシス
21/04/25 香港 8 QE2世C G1 芝2000 7--------4** 牡7 57.0 C.スコフ辻野泰之 504
(--)
2.01.6 0.4----ラヴズオンリーユー
21/03/14 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 107710.035** 牡7 57.0 M.デムー辻野泰之 504
(-12)
2.02.0 0.235.9⑩⑩⑩⑩ギベオン
20/12/27 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 163624.9812** 牡6 57.0 浜中俊角居勝彦 516
(+8)
2.36.5 1.537.6⑭⑭⑥⑤クロノジェネシス
20/11/29 東京 12 ジャパンC G1 芝2400 153444.668** 牡6 57.0 浜中俊角居勝彦 508
(0)
2.24.1 1.138.9アーモンドアイ
20/11/01 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 126816.745** 牡6 58.0 武豊角居勝彦 508
(+6)
1.58.6 0.834.1アーモンドアイ
20/10/11 京都 11 京都大賞典 G2 芝2400 17123.512** 牡6 57.0 浜中俊角居勝彦 502
(0)
2.25.7 0.134.3⑰⑰⑪⑦グローリーヴェイズ
20/06/28 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 1871414.262** 牡6 58.0 武豊角居勝彦 502
(-10)
2.14.5 1.037.2⑭⑬⑧クロノジェネシス
20/05/03 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 14585.336** 牡6 58.0 武豊角居勝彦 512
(+6)
3.17.3 0.836.8フィエールマン
20/03/22 阪神 11 阪神大賞典 G2 芝3000 10891.617** 牡6 57.0 川田将雅角居勝彦 506
(0)
3.03.6 0.636.7ユーキャンスマイル
19/12/22 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 1661127.175** 牡5 57.0 R.ムーア角居勝彦 506
(--)
2.31.6 1.135.8⑫⑫⑪⑨リスグラシュー
19/10/06 フラ 4 凱旋門賞 G1 芝2400 12--------7** 牡5 59.5 C.スミヨ角居勝彦 --0000 ------ヴァルトガイスト
19/09/15 フラ 2 フォワ賞 G2 芝2400 4--------3** 牡5 58.0 C.スミヨ角居勝彦 --0000 ------ヴァルトガイスト
19/06/23 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 12113.612** 牡5 58.0 川田将雅角居勝彦 506
(-2)
2.11.3 0.535.8リスグラシュー
19/03/31 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 14464.122** 牡5 57.0 川田将雅角居勝彦 508
(+2)
2.01.0 0.035.4アルアイン
18/12/23 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 167145.925** 牡4 57.0 川田将雅中竹和也 506
(+2)
2.32.8 0.637.5ブラストワンピース
18/11/25 東京 11 ジャパンC G1 芝2400 14589.242** 牡4 57.0 川田将雅中竹和也 504
(+8)
2.20.9 0.334.7アーモンドアイ

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キセキの関連ニュース

<栗東トレセン>

菊花賞キセキの全妹ビッグリボンは、前走のマーメイドSで重賞初制覇。牡馬を相手にどんな走りを見せるか注目だ。片山助手は「前走後の休みがいい期間になって、春と比べるとさらに良化しています。距離もこなしてくれるはずですし、楽しみです」と話した。

関東馬のサクセスシュートは、菊花賞を目指す僚馬シーズンリッチとともに栗東で調整中。ジューンSを勝ってここに挑むのは、昨年Vのヴェラアズールと同じだ。山﨑助手は「調子の波がないタイプで状態は安定している。相手なりに走れるタイプだし、長距離輸送がないのはプラスですね」と声を弾ませた。

転厩3戦目のウインマイティーは、CWコースを軽快なフットワークで2周して4日の追い切りに備えた。塩満厩務員は「前走(札幌記念13着)は返し馬は良かったけど、競馬では止めるところがあった。疲れもないし、変わりなくきています。距離は特に気にしていないので、何とか見せ場を作れれば」と語った。

8歳馬アフリカンゴールドは、昨年の京都記念以来となる復活Vを狙う。「前走(札幌記念12着)は心房細動明けで探りながらでしたが、今回は順調に乗り込めています。距離が延びるのはいいと思います。メンバー的にもハナを切れそうなので頑張ってほしい」と平田厩務員。

【宝塚記念】体幹強く道悪上手なカラテ 梅雨が味方すれば浮上チャンスあり 2023年6月19日(月) 18:35

宝塚記念に出走するカラテ(栗・辻野、牡7)を担当する清山宏明助手は、以前は栗東の角居厩舎に所属。2017年に不良馬場の菊花賞を制し、19年(良)、20年(稍重)の宝塚記念でも2着に入ったキセキの背中も知る腕利きだ。カラテも2走前に不良馬場の新潟大賞典を制するなど、良馬場以外で4勝を挙げている。

カラテについて「あれだけ跳びが大きな馬で道悪が上手なのも珍しい」と話す清山助手は、カラテキセキの共通点について、話してくれた。

「乗っていても、体幹はキセキと変わらないくらい強いですよね。重心のブレがないフォームで走っているので、道悪もこなしてくれるんだと思います。他の馬が苦にするなら、プラスになりますね」

馬名が〝空手〟なだけあって、体幹の強さが武器なようだ。19日現在、阪神競馬場がある兵庫県宝塚市の週末は曇りの予報。梅雨の時期で道悪になれば、一気に浮上するシーンもありそうだ。

★〝世界1位〟イクイノックス参戦!上半期最後のGIを制すのは?「宝塚記念」特集ページはこちら

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【マーメイドS】キセキの全妹ビッグリボン得意距離でG制覇のビッグチャンス 2023年6月12日(月) 09:39

18日の阪神メインは牝馬のハンデGⅢ「第28回マーメイドS」。荒れる重賞として知られており、過去5年の3連単平均配当はなんと24万5476円! 今年も大波乱が起きるのか。穴党は目が離せない。



菊花賞キセキの全妹ビッグリボンはOPに昇級後も安定したレースを続けている。前走の福島牝馬Sはゴール前で強襲してハナ差の2着。重賞初タイトルは手の届くところまで来ているといっても過言ではない。1週前に栗東CWコースで6ハロン82秒6、ラスト1ハロン11秒1の好時計をマークし、さらに状態アップ。阪神で3勝クラスをVとコース適性は高く、全4勝をあげる10ハロンに延長するのも好材料。G制覇のビッグチャンスだ。

ストーリアは格上挑戦した中山牝馬Sで2着に好走。福島牝馬Sは5着だったが、差は0秒3。1ハロンの距離延長は問題なく、阪神でも崩れない。

昨年の覇者ウインマイティー有馬記念京都記念で6着と牡馬を相手に健闘を続けてきた。ハンデは課せられるが、底力は脅威となる。

2勝クラスを勝って格上挑戦するゴールドエクリプスシンシアウィッシュもマークしたい。(夕刊フジ)

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【福島牝馬S】GⅠ馬キセキの妹ビッグリボンは2着 西村淳也騎手「もう少しうまく乗れていれば…」 2023年4月22日() 18:13

4月22日の福島11Rで行われた第20回福島牝馬ステークス(4歳以上オープン、牝馬、GⅢ、芝1800メートル、別定、15頭立て、1着賞金=4000万円)は、団野大成騎手の8番人気ステラリア(5歳、栗東・斉藤崇史厩舎)がゴール前3頭横並びの接戦をハナ差制し重賞初制覇。ヴィクトリアマイル(5月14日、東京、GI、芝1600メートル)の優先出走権を獲得した。タイムは1分47秒9(良)。

2017年に菊花賞を制したキセキの妹ビッグリボン(2番人気)は、中団後方の位置につけると、3コーナー過ぎから外を回って一気に仕掛けていき、直線でも長くいい脚を使ったが、わずかハナ差届かず2着に敗れた。

西村淳也騎手「着差が着差だけに悔しいです。もう少しうまく乗れていれば…」

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【エリザベス杯】イズジョーノキセキGIでもキセキ起こす!石坂師も納得の「完成期に入った」 2022年11月9日(水) 05:00

今週は阪神競馬場でエリザベス女王杯が行われる。好メンバーがそろったが、府中牝馬Sで白毛のソダシを破り、重賞初勝利を挙げたイズジョーノキセキに注目。5歳秋で完成期を迎え、レーススタイルも確立。勢いに乗って女王の称号を手に入れる。




前走はフロックじゃない。府中牝馬Sで重賞初勝利を挙げたイズジョーノキセキが、女王の座を狙っている。8日は栗東坂路で調整(4ハロン67秒3―14秒6)。動きを確認した石坂調教師が好気配を伝えた。

「ピリッとしたいい雰囲気。(前走より)さらにいいパフォーマンスができる状態にあると思います」

前走の府中牝馬Sは12番人気の低評価ながら、ゴール前でグイグイ伸びて鮮やかな差し切り。上がり3ハロン33秒3の切れ味はもちろん、2着はGⅠ3勝の白毛ソダシだけに価値がある。「(ソダシを)差し切るまでは想像していませんでした。うれしいし、びっくりです」と笑顔で振り返る。

2走前の垂水Sも、メンバー最速の末脚で勝利。切れ味に磨きがかかり、勝ち切れるようになった。「正攻法の競馬では結果が出なかったので、前に壁を作って脚をためるスタイルを確立しました。全体的にパワーアップして、ハートの強さに体が追いついてきました」と師は目を細める。昨年のこのレースは5着だったが、落鉄して勝負どころで不利もあった。「完成期に入った」今なら、強豪相手でも引けは取らない。

岩田康騎手が騎乗停止のため、今回はルメール騎手と初コンビ。「不幸中の幸運ですかね。誰から見ても上手なジョッキーですので、安心して任せられます」と信頼を寄せる。

厩舎開業4年目のトレーナーにとっても、今回はJRA・GⅠ初制覇のチャンス。父の石坂正元調教師は現役時代に名牝ジェンティルドンナなどでJRA・GⅠ14勝を挙げており、「父は牝馬の扱いが上手でした。いいところを引き継いで、(父より)さらに上にいきたい」と意気込む。続けて「自分の競馬に徹し、平常心で臨んで、スタッフのため、馬のために勝ちたいです」と力強く結んだ。

充実一途で挑む大一番。身上の末脚を存分に発揮して、牝馬の頂点に立つ。

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【U指数的分析の結論!】毎日杯2022 今年もU指数、人気ともに上位の面々が順当に上位に来る公算大! 2022年3月25日(金) 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は毎日杯・U指数予想をお届けします!


U指数は、ウマニティが独自に開発した競走馬の能力値「スピード指数」で、その精度の高さから多くのユーザーに支持されています。ウマニティに会員登録(無料)すると重賞レースの出走予定馬全頭のU指数をご覧いただけますので、是非お試しください。
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まぎれの少ない阪神芝1800mを舞台に行われることも手伝ってか、とにかく堅く収まりやすいレースである。2017年3着のキセキ(3位、7番人気)を除き、直近5年の3着以内馬はすべて4番人気以内。例外のキセキにしても、U指数は3位なのでまったく拾えない存在というわけではなかった。U指数も二桁順位の馬券絡みはなく、2020年、2021年は5位以内の馬が上位3着を独占している(2021年は1~3位がワンツースリー)。勝利のキーワードは「U指数も人気も上位」。指数の高くない穴馬には極力手を出さないほうがいいだろう。

今年の中心的な存在は、U指数1位で上位人気の一角を占める①ドゥラドーレス(90.9)。2戦2勝のレースぶりはともに好内容で、とくに前走のセントポーリア賞で見せた末脚は強烈だった。まだまだ底を見せておらず、無傷の3連勝を決める可能性は十分にある。

3位タイの②コマンドライン(89.5)と⑥リアド(89.5)の2頭も人気を集めそうなので、過去の傾向からもマークは必須だろう。

最後に、ドゥラドーレス同様にまったく底を見せていない5位④ピースオブエイト(89.0)の名前を挙げておく。

【U指数予想からの注目馬】
ドゥラドーレス ②コマンドライン ⑥リアド ④ピースオブエイト

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キセキの関連コラム

閲覧 1,809ビュー コメント 0 ナイス 2

先週末のマーメイドSは厳しい流れになり、直線は差し馬が台頭。その中でも力強く伸びてきたビッグリボンが突き抜けた。ビッグリボンキセキの全妹。キセキは極悪馬場の菊花賞を勝利、2020年の荒れた馬場で行われた宝塚記念でも2着の実績がある馬。タフな阪神芝は合っていた。

例年以上にスタミナを問われた要因はもちろんペースが第一にあるが、第二は3週目の開催だったこと。過去2年は開幕週、今年は3週目。この違いにより、馬場が例年よりも荒れていて、内を通った先行馬にとっては厳しかった。道中逃げ先行を選んだ上位4頭が、結果的に全馬失速し下位から4頭に並んだことからも、スピード馬&先行勢の不利は明らかだった。

そして、マーメイドS同様に例年と異なる条件になるのが春のグランプリ・宝塚記念だ。異なる条件といってももちろん阪神芝2200mで行われることは例年通り。ただ、昨年、一昨年は2週目の開催だったが、今年は4週目。4週目の開催という点では3年前までと同じだが、当時と異なるのはBコースの4週目ということ。参考までに21世紀になってからの宝塚記念の使用コースの推移を見てみたい。

2001~2010年→  開催2週目、Aコース2週目(※京都開催だった2006年は除く)
2011年→ 開催2週目、Bコース2週目
2012~2020年→ 開催4週目、Bコース2週目
2021~2022年→ 開催2週目、Bコース2週目
今年→ 開催4週目、Bコース4週目

ご覧の通り、これまでは4週目の開催でも前半4日間はAコース、後半4日間はBコースという馬場推移だった。ところが今年は開幕週からBコースを使用したことにより、Bコースで4週続けての開催、その最終日に宝塚記念が行われることになる。2週目の日曜日に雨の中での開催となった影響もあり、先週末の馬場を見ても例年よりは内が荒れている。このことが宝塚記念に何をもたらすか? 恐らくだが、例年よりスタミナと持久力を問われることになるのでは。

というわけで、通常とは異なる条件下での宝塚記念。特殊条件になる可能性もあるだけに、思わぬ伏兵馬の台頭もあるかもしれない。

それでは最後は先週からの狙い馬と、今週末の狙い馬を。

【次走狙い馬】ハルオーブ 6/18(日)東京4R 2番人気4着

待望の初勝利を目指すも終始インで包まれ気味、今回は内枠が痛かった。勝ち切れない印象と今回の馬券外敗戦で少し人気も落ち着きそうだが、恐らく次走はほぼ確実に条件替わりとなるのでそろそろ1200mあたりを使うのでは? 未だに未勝利なのは同じ条件を使い続けた陣営の不作為による面も大きい。条件替わりとなる次走は狙いどころ。

~今週末の注目馬~

最後は週末の注目馬で締めたい。今回はもちろん宝塚記念から。

ジェラルディーナ武豊騎手)

注目はジェラルディーナ武豊騎手。

エリザベス女王杯は外から伸びて勝利。今回はBコース4週目で当時と同じような馬場になる可能性が高い。ゲートがカギだが、そこはスタート上手な武豊騎手。あとは内枠を避けてスムーズに運べれば再びチャンスだろう。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2021年12月22日(水) 16:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック+特別版『佐藤洋一郎の馬に曳かれて半世紀別伝』 有馬記念2021
閲覧 2,634ビュー コメント 0 ナイス 7



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。

そして、後半では『佐藤洋一郎の馬に曳かれて半世紀別伝』として佐藤洋一郎プロに特別編を執筆いただきました。そちらもどうぞお楽しみください。


12月26日(日)中山11R 第66回有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

【登録頭数:17頭】(フルゲート:16頭)


<ファン投票上位馬>

エフフォーリア(前走514kg(+4kg)、中7週)<B>
前走時は、追い切りでは抑えきれないくらいの手応えを見せ、パドックでも大きな馬に割にスッキリ見せて好仕上がりだった。この中間は、これまで通り1週前に横山武騎手が騎乗して追われ、特に強く追うこともなく手応えを確認するような内容で仕上りは良さそう。個人的には、左回りのほうが動きが良く感じた。

クロノジェネシス(前走海外、3ヶ月)<A>
宝塚記念当時も海外帰りだったが、1週前にルメール騎手が騎乗して強く追い過ぎた感じがあった。今回は、団野騎手が騎乗して終いの時計はほぼ同じだが全体の時計は3秒ほど抑えられていて、予定通りの調整ができている印象。2週前、1週前の動きを見ても、抑えきれないくらいの手応えをアピールしていて、宝塚記念時よりも良い状態とみて良さそう。

タイトルホルダー(前走464kg(-2kg)、中8週)<C>
この馬は併せ馬になると力んでしまうところがあり、単走で気分よく追われることが多いが、この中間は放馬があって2週前追い切りは土曜に行われている。1週前はホープフルSの1週前以来の3頭併せでの追い切り。単走だと気分よく走り過ぎてしまうところがあるので、オーバーワークにならないようにするとの意図もあるのかもしれないが、いずれにしても調整の狂いを取り戻せるかが課題になりそう。

アカイイト(前走514kg(±0kg)、中5週)<D>
大きな馬だが、この中間は坂路での時計が平凡で1週前追い切りでは舌を出しながら終い伸びきれず。走りやすそうな馬場で伸びきれていないので、疲れが残っているような動きに見えた。

キセキ(前走514kg(+6kg)、中3週)<B>
2走前の京都大賞典時は、調教もパドックもかなり良かったが、前走時は間隔が空いていたぶん調整が難しかったようで動きも硬く出来もイマイチだった。間隔が詰まっているほうが良い印象があって、この中間は昨年よりも強めの追い切りができていて出来は上向き。1週前追い切りを見ても、前走時よりも動きが良化していて、あとは残り1週でどこまで持っていけるかといったところ。

ディープボンド(前走海外、3ヶ月)<C>
帰国後初戦となるこの中間は、3週連続強めに追われて1週前には併せ馬で先着。疲れを感じさせない動きだが、やや迫力が足りなくも映る。

ステラヴェローチェ(前走494kg(-12kg)、中8週)<D>
この秋は神戸新聞杯を勝ったが、太め残りの状態で道悪での競馬とレース後は反動が出ていたかもしれない。これまで坂路中心の調教だった馬だが、この中間から日曜日も含めてCW中心での調整に変えてきているところを見るに何かありそう。ただ、1週前の内容は、速い時計は出ているものの持ったままの併走相手に完全に見劣り、動きの重さは否めず。状態面での不安が残る。

アリストテレス(前走480kg(+8kg)、中3週)<C>
出来の良かった京都大賞典当時と比べると何かピリッとしない感じ。1週前追い切りでも、持ったままの相手に対してモタつきながらの併せ馬で、動きが重い。

メロディーレーン(前走354kg(+10kg)、中7週)<D>
かなり小柄な牝馬で、休み明けの前走で10㎏増えていても350㎏ほど。3ヶ月以上空けたほうが成績は良く、この中間も追い切りの時計が良い訳ではなく、相手も前走から一気に強くなるので厳しい戦いになる。

ウインキートス(前走470kg(-2kg)、中5週)<A>
前走は初めての関西圏輸送で、もともとパドックではテンションが高い馬だがいつも以上にうるさかった。この中間は、1週前に長めから強めに追われて併せ馬にならないくらい一気に突き離す走りを披露していて状態は良さそう。相性の良い中山に変わるので、パドックでテンションが高くならないように直前は軽く流す程度で十分。


<以下、賞金上位馬>

モズベッロ(前走488kg(+6kg)、中3週)<B>
この秋は3戦してすべて13着と振るわない成績も、使われるごとに馬体も増えていて、1週前には前走時よりも多少動き良化を伝える内容を示した。

ユーキャンスマイル(前走506kg(+6kg)、中3週)<A>
1週前追い切りではCWでジョッキーを乗せて追い切ることがほとんどだった馬だが、この中間は体重の重そうな調教助手を乗せて坂路でビッシリ追われてきた。前走時のパドックでも緩さがある感じだったので、このぐらいビシッと追って気合いも入ってくれば変わり身もあるかもしれない。

ペルシアンナイト(前走502kg(+12kg)、中2週)<B>
前走時の追い切りは大外を力強く伸びて良い動きで、当日のパドックでも馬体を大きく見せて出来自体良さそうだった。この中間は間隔も詰まっているので軽めの調整だが、使ってくるだけあって調子落ちはなさそう。

シャドウディーヴァ(前走478kg(-4kg)、中3週)<C>
前走時のパドックでは重心が高く力強さに欠ける印象だった。この中間は、南Wを長めから2本強めに追われて距離を意識した調整内容。中3週なので大きく変わることはなさそうだが、2本長めから追えているだけでも調子自体は悪くはなさそう。

パンサラッサ(前走474kg(-2kg)、中5週)<B>
前走は速いペースでの逃げ切り勝ちだったが、叩き2戦目で追い切りで好時計、パドックでも気合乗り○毛艶○と、出来自体がかなり良かった。この中間は、1週前追い切りを坂路からCWに変えてきていて、動きは良かったが距離延長を意識してのコース変更でプラス材料ではない。

アサマノイタズラ(前走492kg(-6kg)、中8週)<A>
これまで中山を中心に使われてきた馬で、重賞勝ちもあり相性は良い。前走の菊花賞でも直線内に潜り込んだとはいえ、最後方からメンバー最速の上りでしっかり伸びていて終いの脚を活かす競馬がしっかりできるようになった感じ。出来に関しても、乗り込み豊富で、2週前、1週前は南Wで好時計と、前走時よりも上かもしれない。


<以下、除外対象馬>

エブリワンブラック(前走486kg(-2kg)、中1週)<E>
キタサンブラックの弟だが芝での勝ち鞍はなく、使い詰めでの中1週で使ってきてもそれほど良い出来では出走できそうもない。



※このコラムからの推奨馬はクロノジェネシスアサマノイタズラウインキートスユーキャンスマイルの4頭をあげておきます。


<出走予定馬の近走追い切り参考VTR(宝塚記念/菊花賞/天皇賞(秋)/エリザベス女王杯/ジャパンカップ)>








◇今回は有馬記念編でした。
ふと見た有馬記念1週前の競馬週刊誌に、過去30年の勝ち馬の馬名が乗っていました。30年前がダイユウサク。初めて生の有馬記念を中山で観たレースでした。この年の秋、不運が続いた王者メジロマックイーンが勝利する場面を見るために出かけて行ったのですが、あっと驚くダイユウサクの勝利を見せつけられ、強い馬でも簡単には勝たせてもらえないものだと競馬の難しさを思い知らされたレースでした。




それでも、10数年後にドリームジャーニーオルフェーヴルゴールドシップと、孫たちがしっかりと父の無念を晴らしてくれるのですから競馬は面白いものです。ダービーと同じで、有馬記念の勝ち馬を見ているとその時代の思い出がよみがえり、立ち止まってみると30年以上も競馬を観続けていることに驚くばかり。そして積み重ねてきた思い出は、どれも大事な宝物です。あとどれだけ競馬を観続けることができるのかは分かりませんが、そんな宝物がひとつまたひとつと増えて行くことに、幸せを感じながら今年も有馬記念を楽しみたいものです。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。



そして、今回は佐藤洋一郎さんにお願いして『馬に曳かれて半世紀別伝』として最新版を書いて頂きました。競馬の世界も動画を使った予想が多くなってきておりますが読み物として文章に残して行くことも必要だと思います。コロナなんかどこ吹く風、復活した洋一郎さんはとても元気でパワーが有り余っている感じでした。ウマニティでは洋一郎さんのお世話係をしております私としてはイベントやオフ会などが開催できない状況が続いていて生の洋一郎さんを会員の方々のところに連れて行くことがなかなかできないのが残念ですがその分たくさん文章を書いてもらうようこのコラムで登場してもらうことが増えるかもしれませんのでご期待下さい。

洋一郎節満載の復活コラムです、お楽しみ下さい。


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『馬に曳かれて半世紀別伝』

  コロナ・五輪戦争の功罪 


 遊びをせんとや生まれけん
 戯れせんとや生まれけん
       (梁塵秘抄) 

 鳥は飛びながら歌を覚え
 人は遊びながら年老いていく
        (寺山修司)

 Stay foolish stay hungly
(Steve Jobs)

 ー競馬(馬券・予想)を始めた理由(口実、弁明)。 
 ーその現実。
 ー永遠にそうでなければならないという決意、願望。

 「手にてなすなにごともなし」(啄木)状態で暇をもてあまし、あえ理不尽な「コロナ・五輪戦争」の矢面に立って孤剣を翳して一年半余、ついに開眼して達観の境地を拓いた。霞の彼方に消えていたヒラメキ(霊感)も突如復活、蘇生した。

 英語圏ではコールドムーン(冷月)と呼ぶ、今年最後(12月19日)の満月。その様子を見ようと3日前の木曜日に夜空をあおいだとき、今年最小(最大は5月26日)という未熟の満月でも、開眼した網膜には凍れる月面ばかりか、コンパスで描いたような稜線までもくっきリ反映された。あらためて、

 What A Wonderful World !!

杉の森に囲まれた美浦トレセンに滞在するようになって10年くらい経ったころから、杉花粉症の洗礼を受けていることに気づいた。
 その症状は治まるどころか年々悪化して、ダニ・カビ、粉塵などのハウスダストや黄砂や大気汚染も荷担して目、口、鼻、耳にも浸潤(コロナウイルスも同じはず)し、視力(半盲状態)、味覚、嗅覚、聴力(重度の外耳炎による難聴)の5感中4感を阻害した。
 さらに誤嚥性肺炎になりかけて、気管支喘息の発作まで引き起こすという出口なしの絶望的状況(生命保険の切り替えもNG、却下!)に追い込まれた。
 どうあがいても、先は見えない。あしたは明日の風が吹く、そのうちなんとかなるだろう…式の楽天オヤジも迫り来る「終わりの日」を痛感し、10年の計を立てて本気で体質改善に邁進する決意をかためた。
 といっても、自己流のノウハウの中枢はすでに確立していた。
 純水(逆浸透膜濾過水)を軸にした無農薬、無添加、減塩、節脂(種類)の自然食を旨とし、とくに多彩な発酵食品摂取による腸能力(抗菌、免疫力)の強化には30年以上の年期が入っている。
 花粉などのアレルゲンの進入をガードするためのマスクは箱買いで備蓄していた。そのマスクのふがいなさ(可視できるほど大粒の花粉や粉塵でも完璧には防御できず、アレルゲンが体内に蓄積されて余病を併発)を知って、春、秋の花粉最盛期や外室時には鼻孔にガーゼを巻いた二枚重ね、静電気でアレルゲンを吸い寄せるための塩化ビニール繊維など
を忍ばせたケミカル?マスクなどを考案し、就寝時にも薄いマスクを掛け続け歯磨きのときだけ外すといった、徹底的なアンチアレルゲンストラテジー(抗アレルギー戦略)を展開していた。
  そうした切実な実戦キャリアからも、電子顕微鏡でしか見えない微小なウイルスに、マスクなんて効くわけがない!と吐き捨てて、ノーマスクの顰蹙を買わないために、花粉対策用の贋マスクで大手を振って町中を闊歩しながら、コロナごときに負けてどうする。こちとらサケとバケンで何度も死に損ねている。
矢でも鉄砲でも持ってきやがれ!
クソッタレ、バッキャロォ~!と息巻いて、確信のガッツポーズを突き出した。
 そうしたの虚勢は「コロナの特効薬発見! ワクチン不要」という、かみさんが2月に受信した一通のメールの内容にサポートされていた。
 自分が探索し試行錯誤してきたアンチ・ウイルス特効・予防飲食材(生ニンニク、ネギ、ニラ(硫化アリル=アリシン)など、強い匂いを持つ植物・果実(ドクダミ、ヨモギ、ミント、マンゴー、ドリアン…)の酵素が風邪に効くのと同様に、コロナウイルスをも直撃する。
 乳酸菌やらチーズ菌(青黴はペニシリンの元)、火入れしていない酒(どぶろく、酒粕)、酸化防止剤を添加していない赤ワイン、さらに強烈な植物を駆使(香料)にしたアンゴスチュラビタス(熱帯雨林キナの樹液=マラリアの特効薬キニーネ)、竜舌蘭のテキーラ、ニガヨモギのアブサン(ペルノー類)などの酒精、蒸留酒もエタノールの手指消毒以上に、口内、喉のウイルスを撃滅する。

 酒はまぎれもない百薬の長なのである。

 といった、長く厳しいVsアレルギーの最後の障害・ゴールの白内障手術をワクチン無摂取(今も)で受けた2度のPCR検査無条件パス(陰性)で完勝!
 2日後に眼帯を外し、両裸眼で眺めた空の青、木々の緑、浮き雲の形状や立て看板の絵や文字までが別世界に迷い込んだかのような鮮烈な光彩を放っていた。拡大鏡をかざしても読みとれなかったエイトの馬柱や細字さえも、くっきり明晰に判読できる。
 まともな会話ができず、テレビの音声も聞き取れなかった聴力もほぼ正常に戻ってきたし、無味無臭だった味覚や嗅覚も回復しているのを感じる…。
 そして最後の満月週12月18、19の予想を目前にして、なぜか発明王エジソンが言ったという「天才とは99%の発汗(努力)と1%の霊感(インスピレーション)」を思い出していた。
 ひょっとすると、その霊感がオレにも蘇生するかもしれない…。
 
 ◎⑤ニシノベイオルフ(18日阪神4R障害オープン)。なんらかの精神的な障害があるのか、とにかく箸にも棒にもかからないムラ馬が初めてブリンカーを着けた。そのときの行きっぷりの良さが脳裏に焼き付いていて、そろそろ大駆けがあるぞ…と狙い定めて、ブリンカーを外して連闘してきた前走で【◎】を打ったが何もできず(せず?)に大敗。
 何? 今回はまたブリンカーを着けてきた? やばい! こりゃテイヘンだ!!
 とひらめいた通りの逃げ切り楽勝で単105・6倍&3複ゲット(なぜ3単にしなかったアホンダラ!)

 ★(バクダン)①ソッサスプレイ(19日中山11RディセンバーS)。以前高配当をしとめた(?)記憶がコロシアム投票直前にひらめいて、とっさに★総流し敢行。なんと51万9610円が転がり込んだ。3単は…オレにだって、ちょっと、無理だよな。

 でも。有馬もホープフルも、その周辺レースも残っている。10年がかりで復活、新生した不死身のダンゴ打ちだぜ。もう1%くらいの霊感は、きっと降りて来る、よな。な。
 
インスパイアザネクスト!!

佐藤洋一郎
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2021年12月19日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2021年12月19日号】特選重賞データ分析編(285)~2021年有馬記念
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 有馬記念(グランプリ) 2021年12月26日(日) 中山芝2500m内


<ピックアップデータ>

【“同年、かつJRA、かつ2000~3200m、かつ重賞のレース”において上がり3ハロンタイム順位が1位となった経験の有無別成績(2016年以降)】
○あり [5-3-3-20](3着内率35.5%)
×なし [0-2-2-45](3着内率8.2%)

 末脚が最大のポイント。年明け以降の重賞で出走メンバー中1位の上がり3ハロンタイムをマークしていない馬は過信禁物と見るべきでしょう。なお“同年、かつJRA、かつ2000~3200m、かつ重賞のレース”において上がり3ハロンタイム順位が1位となった経験がない、かつ“前年以降、かつJRA、かつ2200m以上、かつG1のレース”において上がり3ハロンタイム順位が2位以内となった経験がない馬は、2016年以降[0-0-0-32](3着内率0.0%)と上位に食い込めていません。

主な「○」該当馬→キセキクロノジェネシスステラヴェローチェ
主な「×」該当馬→タイトルホルダーディープボンドパンサラッサ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“前年以降、かつJRA、かつG1のレース”において1着となった経験がある」馬は2016年以降[4-4-5-15](3着内率46.4%)
主な該当馬→クロノジェネシスタイトルホルダー

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2021年11月25日(木) 14:05 くりーく
くりーくの中間調教チェック ジャパンカップ2021
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


11月28日(日) 東京12R 第41回ジャパンカップ(3歳以上G1・芝2400m)

【登録頭数:21頭(外国馬3頭)】(フルゲート:18頭)※今年のジャパンカップは第12Rです。


コントレイル(A)中4週
休み明けの前走時は、乗り込み量が多くパドックでも太め感はなくかなり良い仕上がりだった。この中間もレース1週間後には乗り出していて、1週前追い切りの動きも素軽さがあって良い動きだった。休み明けの前走時にしっかり乗り込まれていたので反動はなく、上積みが期待できそう。

シャフリヤール(B)中8週
この中間を見ると、4週前の動きは硬さが感じられたが、1週前には併せて先着を果たし終いの伸びも上々の内容を披露した。

カレンブーケドール(-)中4週 ※脚部不安のため出走回避

キセキ(C)中6週
当初はアルゼンチン共和国杯を使うプランもあり、その1週前追い切りがかなり良い動きで、そこを使っていた方が良かったかもしれない。使われて良くなってくる馬で、目標が中途半端に変わったためか、先週(1週前追い切り)ではジョッキーの手が激しく動くも、伸び脚は物足りず。

ユーバーレーベン(C)中5週
秋華賞からの中5週で、乗り込み量は豊富。ただ、1週前追い切り(計測不能)では、終い伸びきれず外の2頭に突き離されていて、動きを見るに変わり身が感じられない。

ワグネリアン(D)中4週
前走時は良い仕上がりだったが、この中間は乗り込み量が少なく1週前追い切りも軽めという内容。友道厩舎本来の調教内容とは程遠い印象で、プラスになる要素がない。

マカヒキ(B)中6週
前走京都大賞典で久しぶりの勝利。この中間も乗り込み量は豊富で、1週前追い切りでも終い追われるとしぶとく喰らいついてみせた。遅れたとはいえ内容的には悪くなく、出来自体は引き続き良さそう。

アリストテレス(A)中6週
前走時の追い切りでは終いの伸びがやや足りない感じに見えたが、この中間の1週前追い切りでは手応えに余裕があり一度使われての上積みが期待できそう。

オーソリティ(A)中2週
昨年は有馬記念に向かったが、今年は中2週でこちらに。休み明けの前走時はパドックでは+12キロも太め感はなく好仕上りをアピールしていた。そのレース後の翌週土曜には坂路で時計を出し始めていて、疲れはない。この中間も1週前には単走馬なりで追われ、滑らかな走りで跳びも大きく、休み明けを使われて状態はさらに上向き。

モズベッロ(B)中3週
前走時はCWでの調整と普段とは違う調教内容だったが、この中間は坂路に戻して時計もしっかり出るようになってきた。映像がなかったので動きは見られなかったが、少なくともここ2戦よりは良くなっているはず。

ユーキャンスマイル(B)中3週
昨年よりは1週余裕があるので追い切り本数は2本多い。映像はなかったが坂路、CWと時計は優秀で出来は良さそう。

シャドウディーヴァ(B)中5週
この中間も1週前に坂路で好時計が出ていて好調キープ。相手は強くなるが出来は変わらず順調。

サンレイポケット(B)中3週
ここ2戦の追い切りではともに重さの残る走りに見えたが、1週前追い切りでは先行したこともあるのか前走時よりも動きが軽くなった感じ。

ムイトオブリガード(C)中3週
秋2戦を使われて追い切りの時計は良くなってきているが、1週前追い切りの動きを見るとまだ終い伸びきれていない。

ロードマイウェイ(D)中2週
前走時のパドックではある程度仕上がっている感じだった。馬体重はこれ以上減らしたくなく輸送もあるので、強めに追えないのかもしれない。


<外国馬>

グランドグローリー(C)中7週
これまでイタリアのレースには出走したことがあるが、日本までの長距離輸送は初めてで調整には不安あり。レースまでに速い追い切りができるかどうか。

ジャパン(B)中2週
前走から中2週での遠征も、ブルームと一緒なので精神的な不安はなさそう。前走直線に向くところで前が壁になりブレーキをかける場面があったので、4着でもまともに走っていたらブルームとの差はそれほどなかったハズ。

ブルーム(B)中2週
前走初めてのアメリカ遠征で2着に好走と、中2週での輸送も問題なさそう。その前走は、早め先頭もゴール前で甘くなったところを見ると、脚の使いどころが鍵になりそう。


<除外対象馬>

ウインドジャマー(B)中6週
前走で3勝クラスを勝って一気の相手強化。間隔は空いているので乗り込み豊富で南Wでも好時計が出ていて、出来自体は良さそう。

ゴーフォザサミット(C)6ヶ月半
休み明けで乗り込み豊富も、終いの時計がややかかっていていきなりはどうか。

トラストケンシン(B)中4週
使われつつ馬体が増えており、この中間も1週前には坂路で併せて先着と状態は良さそう。


※このコラムからの推奨馬は、オーソリティコントレイルアリストテレスの3頭をあげておきます。



◇今回は、ジャパンカップ編でした。
今年はコロナ過ではあるものの、外国馬3頭が出走します。1頭でも多くの外国馬が出走してくれることは良いことだと思います。ジャパンブルームは、日本人関係の外国馬とはいえA.オブライエン厩舎の2頭で、このようなヨーロッパの一流厩舎の馬が毎年出走してくれるようになるだけでも意義のあること。そして、このパイプをしっかりと繋いでおくことは、今後のジャパンカップの盛り上げのために重要になってくると感じています。日本馬が海外のレースに出走して馬券も買えるようになった今、それらのレースに出走してきた外国馬が一堂に会して対決するレースがジャパンカップであってほしいものです。

ジャパンカップ出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2021年11月21日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2021年11月21日号】特選重賞データ分析編(281)~2021年ジャパンカップ
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 ロンジン賞 ジャパンカップ 2021年11月28日(日) 東京芝2400m


<ピックアップデータ>

【馬齢別成績(2009年以降)】
○5歳以下 [12-12-10-108](3着内率23.9%)
×6歳以上 [0-0-2-56](3着内率3.4%)

 長期間に渡り好走馬の傾向が変わっていないレース。馬齢別成績を見ると、6歳以上の馬はあまり上位に食い込めていません。5歳以下の比較的若い馬を重視すべきでしょう。

主な「○」該当馬→オーソリティ・ブルーム
主な「×」該当馬→キセキマカヒキユーキャンスマイルワグネリアン


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【向かい風データ】

×「“東京・京都、かつG1のレース”において3着以内となった経験がない」馬は2009年以降[0-1-0-90](3着内率1.1%)
主な該当馬→オーソリティ・ブルーム

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2021年10月31日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2021年10月31日号】特選重賞データ分析編(278)~2021年アルゼンチン共和国杯
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■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G2 アルゼンチン共和国杯 2021年11月07日(日) 東京芝2500m


<ピックアップデータ>

【“同年、かつJRAのレース”において1着となった経験の有無別成績(2014年以降)】
○あり [6-5-7-41](3着内率30.5%)
×なし [1-2-0-48](3着内率5.9%)

 年明け以降の戦績がポイント。2014年以降の3着以内馬21頭中18頭は、同年にJRAのレースを勝ち切っている馬でした。今年はこの条件をクリアしている馬がそれほど多くないので、しっかりチェックしておきましょう。

主な「○」該当馬→アイアンバローズマイネルウィルトス
主な「×」該当馬→アイスバブルオーソリティキセキキングオブコージ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「出走数が15戦以下」の馬は2014年以降[6-2-5-13](3着内率50.0%)
主な該当馬→アイアンバローズオーソリティキングオブコージ

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キセキの口コミ


口コミ一覧

あっキセキぃ♥️

 金環闇蝕 2023年12月2日() 17:12

閲覧 82ビュー コメント 0 ナイス 3

高知3Rキセキ賞
⑥ダノンロイヤル(母父フジキセキ)
⑦レベルスリー(母父フジキセキ)

 長風呂くん 2023年11月12日() 16:18
イズジョーノキセキのキセキならず・・・。
閲覧 74ビュー コメント 0 ナイス 2

残念、残念!!岩田さん、それはないでしょう!スタート直後は最後尾、道中14、15番手で直線足を伸ばすも8着・・・。最後3ハロン勝ったブレイディヴェーグと同じ34.4秒の足を使いながら・・・。岩田さん中団につけてほしかったよ。イズジョーノキセキにとって、ここが最後の見せ場だったんよ・・・。それともなにかい、有馬に出るつもりかい?!

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 金環闇蝕 2023年5月5日(金) 18:54
マンダリンヒーローがケンタッキーダービーに出走するまでの...
閲覧 195ビュー コメント 0 ナイス 2

4/18 マンダリンヒーロー 出走順位25位(20位まで出走)

4/24 ブレイジングセブンズ→プリークネスSへ 24位

4/27 ワイルドオンアイス→調教中に予後不良 23位

5/2 メジャーデュード→アメリカンターフSへ 22位

5/4 プラクティカルムーヴ→熱発のため
ロードマイルズ→調教師が無期限出走停止処分 20位で出走確定!

まさに「ヒーローは遅れてやって来る」ですね!

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コメント一覧
7:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年10月27日(火) 00:03:14
スガダイ、スタート悪が買いづらいが怖い存在
ヒロシ、4番手
6:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年10月9日(金) 00:00:20
スガダ、このメンバーなら普通なら勝ち負け、馬場問わない、騎手は不安、
安井、外し、馬場悪で抑え、高齢でトップスピードは落ち目、
5:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年10月8日(木) 23:32:55
関係、仕上げまだ

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2021年12月26日有馬記念 G110着
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2021年12月26日 有馬記念 G1 10着
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