ペルシアンナイト(競走馬)

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写真一覧
抹消  黒鹿毛 2014年3月11日生
調教師池江泰寿(栗東)
馬主株式会社 G1レーシング
生産者追分ファーム
生産地安平町
戦績36戦[4-5-4-23]
総賞金46,789万円
収得賞金9,775万円
英字表記Persian Knight
血統 ハービンジャー
血統 ][ 産駒 ]
Dansili
Penang Pearl
オリエントチャーム
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ニキーヤ
兄弟 クィーンチャームガーネットチャーム
市場価格
前走 2021/12/26 有馬記念 G1
次走予定

ペルシアンナイトの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
21/12/26 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 161162.31114** 牡7 57.0 C.デムー池江泰寿 500
(-2)
2.34.6 2.638.8⑤④エフフォーリア
21/12/04 阪神 11 チャレンジC G3 芝2000 116710.053** 牡7 57.0 岩田望来池江泰寿 502
(+12)
2.01.6 0.633.9⑦⑦⑧⑧ソーヴァリアント
21/10/31 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 16713159.1137** 牡7 58.0 大野拓弥池江泰寿 490
(-12)
1.58.7 0.833.1⑮⑮⑭エフフォーリア
21/08/22 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 135728.283** 牡7 57.0 横山武史池江泰寿 502
(+10)
1.59.6 0.135.2⑤④④ソダシ
21/06/05 中京 11 鳴尾記念 G3 芝2000 134411.374** 牡7 57.0 幸英明池江泰寿 492
(-6)
2.01.6 0.934.2⑧⑧⑨⑧ユニコーンライオン
21/04/04 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 1345111.3910** 牡7 57.0 幸英明池江泰寿 498
(-2)
2.04.2 2.638.4⑬⑬⑬⑧レイパパレ
21/03/14 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 107851.688** 牡7 57.0 大野拓弥池江泰寿 500
(0)
2.02.6 0.836.9⑦⑦⑦⑥ギベオン
20/12/27 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 1648148.1127** 牡6 57.0 大野拓弥池江泰寿 500
(0)
2.35.6 0.636.2⑨⑨⑩⑨クロノジェネシス
20/11/22 阪神 11 マイルCS G1 芝1600 17815165.8117** 牡6 57.0 大野拓弥池江泰寿 500
(+10)
1.32.6 0.633.2⑯⑮グランアレグリア
20/10/24 東京 11 富士S G2 芝1600 1271013.194** 牡6 57.0 大野拓弥池江泰寿 490
(-10)
1.33.9 0.535.2⑧⑥ヴァンドギャルド
20/08/23 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 122220.662** 牡6 57.0 大野拓弥池江泰寿 500
(0)
1.59.6 0.234.5⑨⑨⑨⑦ノームコア
20/06/28 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 1812149.51315** 牡6 58.0 和田竜二池江泰寿 500
(-2)
2.18.0 4.540.5クロノジェネシス
20/06/07 東京 11 安田記念 G1 芝1600 1457142.4109** 牡6 58.0 田辺裕信池江泰寿 502
(0)
1.32.7 1.134.6⑨⑪グランアレグリア
20/03/01 中山 11 中山記念 G2 芝1800 9559.355** 牡6 57.0 池添謙一池江泰寿 502
(+8)
1.46.9 0.634.0⑦⑦⑦④ダノンキングリー
19/12/08 香港 7 香港マイル G1 芝1600 10--------5** 牡5 57.0 O.マーフ池江泰寿 494
(--)
1.33.6 0.4----アドマイヤマーズ
19/11/17 京都 11 マイルCS G1 芝1600 174717.663** 牡5 57.0 O.マーフ池江泰寿B 498
(+6)
1.33.3 0.333.7⑩⑫インディチャンプ
19/10/06 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 106613.044** 牡5 57.0 A.シュタ池江泰寿B 492
(+2)
1.44.9 0.534.3⑥④④ダノンキングリー
19/08/18 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 1471117.755** 牡5 57.0 M.デムー池江泰寿B 490
(-4)
2.00.4 0.335.4⑧⑦⑦⑤ブラストワンピース
19/06/02 東京 11 安田記念 G1 芝1600 1671336.2810** 牡5 58.0 M.デムー池江泰寿 494
(0)
1.31.8 0.932.7⑯⑯インディチャンプ
19/03/31 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 147117.3311** 牡5 57.0 M.デムー池江泰寿 494
(+2)
2.02.0 1.036.1⑨⑨⑥④アルアイン

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ペルシアンナイトの関連ニュース

団野大成(24)=栗・斉藤崇=騎乗で4番人気のソウルラッシュが、堂々と突き抜けてマイルCS3度目の挑戦でGⅠ初制覇。次走は昨年4着に敗れた香港マイル(12月8日、シャティン、GⅠ、芝1600メートル)へ向かう。2着に7番人気のエルトンバローズ、3着に10番人気のウインマーベルが入った。連覇を狙ったナミュールは17着だった。



三度目の正直で悲願をかなえた。一昨年4着、昨年2着ともうひと押しの競馬が続いていたソウルラッシュが、鮮やかに突き抜けてGⅠ初制覇。馬上で渾身のガッツポーズを繰り出した団野騎手が白い歯をこぼす。

「最高の気分ですね。今回、抜擢してもらえてうれしかったと同時に、絶対に結果を残したいと思っていました。この気持ちを絶やすことなく、いいメンタルでレースを迎えられたのが良かったと思います」

序盤は馬のリズムに寄り添って、中団後方を追走する。うなるような手応えで直線に向くと、身上の爆発的な末脚を繰り出し、2着馬に2馬身半差をつける完勝。過去2年の惜敗の鬱憤を晴らす走りだった。

デビュー6年目の団野騎手は、昨年のファストフォースで制した高松宮記念以来のJRA・GⅠ2勝目。鞍上は日本時間16日未明に行われたバーレーン国際トロフィー(ヤマニンサンパ6着)に騎乗しており、「すごいトップジョッキーと一緒に乗せてもらえて、いい刺激になった」と、世界で経験値を蓄えた。バーレーンからカタールを経由して約10時間のフライトで関西国際空港に到着したのはレース前日の午後5時。強行軍になったが、「ずっと寝ていました」と疲れの色は一切なかった。「今まで人気馬でGⅠに乗ることはなかったので、自分自身にプレッシャーを感じていたが、気持ちのいい時間になった」。重圧も力に変えて、相棒を頂点へと導いた。

管理する池江調教師は、2017年ペルシアンナイト以来のマイルCS2勝目。「感無量ですね。種牡馬にしてあげたいと思っていたので、タイトルを取れてよかったです。特にマイルを勝った馬は需要が高いですからね」と笑みを浮かべた。

次走はすでに選出されている香港マイルへ向かう。鞍上は「この年になってすごく充実している。乗せていただけるのであれば、全力を出せるパフォーマンスをしたい」と力を込めた。

GⅠ7度目の挑戦にしてようやくつかんだ勲章を引っさげ、海を渡る。(増本隆一朗)

ソウルラッシュ 父ルーラーシップ、母エターナルブーケ、母の父マンハッタンカフェ。黒鹿毛の牡6歳。栗東・池江泰寿厩舎所属。北海道日高町・下河辺牧場の生産馬。馬主は石川達絵氏。戦績22戦8勝(うち海外1戦0勝)。獲得賞金6億3833万2500円(うち海外3247万2500円)。重賞は2022&24年GⅡマイラーズC、23年GⅢ京成杯AHに次いで4勝目。マイルCSは団野大成騎手が初勝利、池江泰寿調教師は17年ペルシアンナイトに次いで2勝目。馬名は「魂の突進」。

★アラカルト

◆三度目の正直 3回目の挑戦でマイルCS初勝利を挙げた馬は、2009年カンパニー、14年ダノンシャークに続き3頭目。

団野大成騎手 JRA重賞はGⅠ2勝を含め、通算10勝目。

池江泰寿調教師 JRA・GⅠは23年スプリンターズS(ママコチャ)以来で通算23勝目。JRA重賞は96勝目。

ルーラーシップ産駒 マイルCS初勝利。JRA・GⅠは通算3勝目。JRA重賞は35勝目。

◆馬主 石川達絵氏 JRA・GⅠは17年菊花賞キセキ)以来2勝目、重賞は8勝目。

◆生産牧場 下河辺牧場 14年(ダノンシャーク)以来、10年ぶり2勝目。JRA重賞は通算67勝目。

◆6歳馬の勝利 14年(ダノンシャーク)以来、10年ぶり5回目。

★売り上げ・入場者数

マイルCSの売り上げは170億9823万5400円で前年比98・5%。入場者数は2万8258人で同101・2%だった。

【マイルCS2024】血統アナリシス マイル王に共通する「サンデーサイレンス×ノーザンテースト」、近年はデインヒル内包馬の上位争いも続く 2024年11月16日() 12:00

これまでに6頭もの馬が2連覇していることを特徴として挙げられるが、そのうちデュランダル(2003~2004年)とダイワメジャー(2006~2007年)の2頭においては、「父サンデーサイレンス×母の父ノーザンテースト」という配合も共通していた。その後もサンデーサイレンスとノーザンテーストの血脈を併せ持つ馬の好走例は多く、2015年モーリス、2019年インディチャンプといった時代を象徴する絶対的なマイル王の血統構成としても定着した印象がある。なお、2022年にセリフォスが勝利したことで、ダイワメジャーはレース史上初となる父仔制覇を達成。今後はダイワメジャー系として歴史を紡いでいくか注目だろう。

ほか、近年はデインヒルの血を引く馬が毎年のように上位を賑わせており、2017年1着&2018年2着&2019年3着と3年連続で馬券に絡んだペルシアンナイトを筆頭に、2014年2着&2015年2着のフィエロ、2016年1着のミッキーアイル、2019年2着のダノンプレミアム、2021年3着&2022年2着のダノンザキッド、2023年1着のナミュールと枚挙にいとまがない。

ナミュールは、父ハービンジャー×母サンブルエミューズ(母の父ダイワメジャー)。同産駒からは、17年1着、18年2着、19年3着とリピート好走したペルシアンナイトが出た。一方、母の父が現役時に2連覇の実績を持つダイワメジャー、牝系を辿れば3代母キョウエイマーチも97年の2着馬であることを強調しやすい。レース傾向を鑑みてもサンデーサイレンス、ノーザンテースト、デインヒルの血脈を併せ持つ血統構成は申し分ないだろう。

チャリンは、父Dark Angel×母Futoon(母の父Kodiac)。同産駒には高松宮記念を制したマッドクールがおり、父系祖父Acclamationも安田記念勝ち馬Romantic Warriorを出すなど、今年の古馬マイル以下G1におけるトレンドといっても過言ではない血筋。母の父がデインヒル直仔のKodiacであることも興味深く、同馬の半兄Invincible Spiritの直系には21年2着シュネルマイスターが挙げられる。血統背景からは日本の馬場もこなせていい。

アルナシームは、父モーリス×母ジュベルアリ(母の父ディープインパクト)。今年、レース初出走を迎える同産駒は一挙に3頭がスタンバイ。そのなかでも18年3着アルアインの甥にあたる本馬は注目の存在で、G1実績豊富な牝系からも大舞台で真価を発揮して不思議ない魅力が感じられる。父自身は15年の勝ち馬であり、「サンデーサイレンス×ノーザンテースト」を抑えた配合やデインヒルと相似なAmerifloraの血を引くことも評価に値する。


【血統予想からの注目馬】
ナミュール ⑪チャリン ⑫アルナシーム


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【札幌記念2024】逃げ馬の作る展開から推理 プログノーシス圧倒的1番人気なら2着づけの馬単を買ってみる 2024年8月17日() 17:00

札幌記念は札幌芝2000mで施行される定量のG2。

人気の中心プログノーシスは、26年ぶりの連覇がかかる。定量戦らしく、過去10年1人気は複勝率70%と強いが、勝ち馬は2011年以降出ておらず、ジンクスを覆せるか。

前走のQE2世C2着は、出遅れながらロマンティックウォリアーとクビ差。内容と着差を考えると、今回の相手では多少出遅れても頭で来そうな気もする。

一方、出遅れ癖が発動し、枠なりに外を回る形になれば、どの馬かに足をすくわれるシーンもよぎる。馬券的にプログノーシスをどう扱うべきなのか。圧倒的1番人気の馬単2着付けは、ハマるとしてやったりの、お得感の強い買い方でもある。

混戦は当然難しいし、抜けた馬がいても、それはそれで悩ましい。過去10年のデータを使用し、勝ち馬を探っていきたい。

逃げた馬の成績は[2-1-0-9]。3着以内馬の内訳は、2016年5番人気1着ネオリアリズム、2021年2番人気1着ソダシ、2022年2番人気2着パンサラッサ

ネオリアリズムの年は、オッズ構成的に今年に近く、1番人気のモーリスは単勝オッズ1.6番の支持を集めていた。5番人気→1番人気の馬単は37.7倍。やはり高くつく。

キャリア14戦目、逃げを打ったのは初だから、この展開を予測するのは容易ではない。今年のハナ筆頭はアウスヴァールになりそうだが、思わぬ馬が主張し、あれよあれよもあるかもしれない。

ソダシは道中2番手、3コーナーからハナを引き続き、逃げ馬とカウントされている。この年の前後半1000mは、59秒9-59秒6とやや後傾だった。この年は3着にペルシアンナイトが走り、馬券内2頭がマイルG1馬。

対象期間中、後傾ラップは3回あり、その内2回はマイラーが勝ち鞍を挙げている。60秒3-59秒1の2020年は、ノームコアペルシアンナイトのマイルG1馬ワンツー。前半ゆったり入ると、マイラーでももつ。

パンサラッサの2022年は59秒5-61秒7。はっきりしたとした前傾ラップで、中距離馬が馬券内を独占した。逃げ馬以外の脚質成績も見よう。

▼脚質別成績
逃げ 16.7% 25.0% 25.0%
先行 5.6%  11.1% 25.0%
中団 8.2%  16.3% 22.4%
後方 0.0%  4.9%  9.8%
捲り 40.0% 60.0% 60.0%

複勝率は逃げ~中団までフラットだが、直線の短い札幌、上がり最速馬の複勝率85.7%を考えると、中団からの差しが優勢か。

ただ、今週からCコースに替わり、単騎逃げの見込める少頭数だと、インの前が恵まれそうな気もする。また、最内からドゥラエレーデジオグリフボッケリーニと、内に先行できる馬が固まり、実績上位のシャフリヤールも内目を引いた。

アウスヴァールが楽にハナを切り、前有利の展開的なバイアスがかかると、脚質にプログノーシスは取りこぼしの率が高まる。引っかかるのは、大外に入ったノースブリッジだ。今回も岩田(康)騎手とのお馴染みのコンビ。1コーナーまで385mあり、このコンビの奇襲は考えられる。

しかしまあ、人間というのは親しい人の心も読めないのだから、岩田(康)騎手の心の内はさらに読めない。ハナを奪い切ってしまうと、上手くペースコントロールしそうな気もするし、飛ばしそうな気もするし……。

基本的にプログノーシスの逆転候補は内枠から考えるべきだろうけど、ノースブリッジのハナだとレースは俄然面白くなる。

ノースブリッジ。大外枠は痛恨だが、反対にこの枠だと、スタートから出していくしかないのではないか。ハナならより楽しみだし、アウスヴァールがぐいぐい行けば、スペースができてインに潜り込めそうでもある。前走のQE2世Cは3着と健闘した。もう一発期待しよう。馬券は馬単②③⑫→⑪。

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【逃げ馬の作る展開から勝ち馬を見極める】札幌記念2022 快速の逃げ馬2頭が激突!展開が味方になるのはどの馬か? 2022年8月20日() 17:00

過去10年の札幌記念で、初角先頭から着内好走した馬はわずか2頭。ただ、トウケイヘイローの勝った2013年は函館開催なので、実質2016年に稍重の馬場で逃げ切ったネオリアリズム1頭のみ。

その年の1000m通過タイムは59秒9であり、馬場状態を考えると楽なペースではない。実際、2着3着の2頭は各々4角7番手と11番手から上がり最速の脚を使って追い込んだ馬だった。

ローカルといえば逃げ馬を狙いたくなるものの、札幌記念はセオリーどおりにいかない。
コーナーが大回りに設計されている札幌は、速力を落とさずにコーナリングできる。そのため、同じ洋芝でもローカルらしく小回りの函館に比べ、前を捉えやすいレイアウトといえる。

さらに、道中も必然的にスピードを持続する流れとなるため、洋芝の2000mという条件ではあるものの、マイル並の追走力を求められる。

直近でも、2018年、2019年のサングレーザー、2020年のノームコアペルシアンナイト、2021年のソダシペルシアンナイトと芝のマイルG1で好走歴をもつ馬の好走が目立つ。

今年の逃げ争いは、ジャックドールパンサラッサという中距離界現役屈指の快速馬2頭が激突する構図。

ただ、過去に2頭が刻んだラップタイムの比較からも、陣営のトーンからも、逃げるのはほぼほぼパンサラッサとみる。

パンサラッサは重賞初制覇の福島記念で1000m通過タイム57秒3、重賞2勝目を挙げた中山記念を57秒6で逃げている。スローに落とし引きつけるタイプではなく、ハイラップで飛ばし後続に脚を使わせるタイプなのは容易にみてとれる。

道中で脚を使う流れになるため、福島記念から国内4戦でパンサラッサと同じレースに出走した馬の上がり3ハロン最速は35秒3~36秒0と、キレ比べでなく消耗戦の中で如何にしぶとく脚を伸ばせるかのレースになっている。

一方、ジャックドールは前走の大阪杯を逃げ、1000mの通過は58秒8。過密なローテによる疲労と、アフリカンゴールドのマークを考慮しても、パンサラッサのペースに対応できるかは未知といえる。ここは思い切って軽視したい。

本命はソダシ。マイル戦からの距離延長なら、体感的にもそれほど追走を苦にしないと想定できる。昨年の緩みない流れを楽に追走し、早め先頭から押し切った内容は軽斤量が味方したとはいえ強い内容。今年も先行から勝ち負けに持ち込める。

対抗にパンサラッサ宝塚記念のように、スタートで後手を踏み、強引にハナを奪う形だと苦しくなるが、全6勝中4勝の2000mに戻るのはよく、スムーズなら巻き返し必至とみる。逃げ馬不振のレースであるものの、過去の逃げ馬よりも能力は上とみて期待したい。

もう一頭、近走不振もパンサラッサの勝った福島記念において上がり最速の脚を使い3着を確保したアラタを推奨。大きく人気を落とすここで狙う。

(文・垣本大樹)

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17年マイルCS制したペルシアンナイトが現役を引退 2022年1月13日(木) 18:37

 2017年のマイルCSを制したペルシアンナイト(栗東・池江泰寿厩舎、牡8歳)が現役を引退することが13日、所属するG1サラブレッドクラブのHPで発表された。

 昨年の有馬記念(14着)が最後のレースとなった。今後は20日に中央登録を抹消され、乗馬として馬事公苑へ移籍する。現役通算36戦4戦(うち重賞2勝、海外2戦0勝)。

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【有馬記念】レースを終えて…関係者談話 2021年12月27日(月) 04:53

 ◆武豊騎手(アリストテレス6着)「レース前から気が入りすぎていたので、馬群から離して競馬をした。よく頑張って走っていますよ」

 ◆幸騎手(アカイイト7着)「課題の折り合いもスムーズで、自分の競馬はできて上手に走れていました。これからが楽しみです」

 ◆池添騎手(モズベッロ8着)「今秋4戦目でしたが、状態やレースぶりは今回が一番良かった。勝負どころでついていけたし、ジリジリでも伸びてくれました」

 ◆藤岡佑騎手(ユーキャンスマイル9着)「状態は前回より良かったし、最後まで諦めずに頑張ってくれました」

 ◆松山騎手(キセキ10着)「外の厳しい枠でしたが、スタートを出て流れに乗って道中の折り合いもつきました。一瞬、見せ場を作ってキセキらしい走りを見せてくれました」

 ◆丹内騎手(ウインキートス11着)「好位の内で思った通りに運べたが、4コーナーで手応えがなかったです」

 ◆斎藤誠師(シャドウディーヴァ12着)「状態は良かったですが、周りが強かった。右にモタれる面が矯正できていたのは収穫でした」

 ◆菱田騎手(パンサラッサ13着)「状態が良かったので自分の競馬に徹しました。これからに期待しています」

 ◆池江師(ペルシアンナイト14着)「うまく流れに乗って2周目の4コーナーで一瞬やれるかと思った。距離は少し長かったが、思っていた競馬ができて力は出せた」

 ◆岩田望騎手(メロディーレーン15着)「よく頑張ってくれました。また長丁場で活躍してくれると思います」

 ◆田辺騎手(アサマノイタズラ16着)「いつもはスイッチが入ってガツンとくるけど、きょうは反応がなかった。何もなければいいですが」

★26日中山11R「有馬記念」の着順&払戻金はこちら

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ペルシアンナイトの関連コラム

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朝日杯フューチュリティSは2戦2勝のドウデュースが抜け出し、無敗での戴冠となった。終盤開催の荒れ馬場の中でのレースだったが、勝ち馬は進路を自在に選べる操縦性の高さが際立っていた。

一方ルメール騎手騎乗で2番人気に支持されたジオグリフは5着止まり。直線よく伸びてきたことから距離延長で改めて期待されそうだが、迫力はイマイチ。今後クラシックを見据えると、他力本願な印象もあるジオグリフよりは、素直に勝ち馬のレースセンスを評価したい。圧倒的なスケールを感じさせるタイプではないものの、現代競馬向きの競馬の上手さは、特に多頭数になるクラシック路線では大きな武器になりそうだ。

阪神カップは距離短縮組に注意

さて、今週末はいよいよ有馬記念…ということで世間はグランプリの話で持ち切りになりそうだが、個人的には有馬記念と同等か、それ以上に楽しみなのが阪神カップだ。10月に始まった阪神開催は、既に11週を消化。ずっと天候にも恵まれ概ね良好な馬場状態が続いていたが、さすがに開催終盤になって馬場が荒れて来ている。朝日杯フューチュリティSも終わってみれば人気のセリフォス以外の掲示板はすべて距離短縮馬で、距離延長馬は軒並み苦戦。先週唯一行われた阪神カップと同じ阪神1400mの六甲アイランドSでも、キャリア初の1400mとなったタンタラスが好位から楽々と抜け出し勝利を飾った。

開催終盤になりタフな馬場になりつつある阪神芝の短距離は、距離短縮馬がハマりやすい。阪神カップはとりわけ荒れやすいレースでもあるからこそ、短縮の穴という、ある意味競馬の古典パターンに注意したい。

ちなみに芝1400mにおいて距離短縮馬を狙う場合、さらに絞るならば、”前走負けている馬”および、”前走逃げていない馬”を選ぶと良い。その点から今回該当するのは、

グレナディアガーズ
ケイデンスコール
サウンドキアラ
デュープロセス
ラウダシオン

と以上5頭。グレナディアガーズは人気の一角を占めるだろうが、当然有力といえるが、より妙味がありそうなのはラウダシオンだろうか。デビュー以来1400mでは崩れておらず、今回は春の京王杯スプリングCを制して以来の芝1400m。父リアルインパクトは当舞台を連覇した馬で、鞍上のミルコ・デムーロも阪神芝1400mは得意…となれば文句なく条件が揃っていると思うが…。

最終結論は枠順を見て考えたいが、個人的にはココがグランプリだと思って挑みたい一戦。クリスマス当日ということで、筆者からのクリスマスプレゼントだと思って今回は阪神カップにも触れてみた。迷惑なプレゼントにならないように祈りたい。

有馬記念の注目馬

もちろん有馬記念も大いに楽しみな一戦。引退レースでグランプリ4連覇に挑むクロノジェネシス、3歳馬として天皇賞(秋)を19年ぶりに制したエフフォーリアは当然有力だが、伏兵で注目したい馬を一頭挙げておきたい。

ペルシアンナイト(C・デムーロ騎手)

今回は枠順を確認した上でこの馬に。もちろん能力が多少足りないのは承知の上だが、今季の中山はベタ買いすればプラスになるほど1~2枠、つまり内が良い。加えて外国人騎手向きの本馬にとっては久々の横文字ジョッキーが刺激にならないだろうか。コロナの影響もあり外国人騎手が騎乗するのは約2年ぶり。昨年の有馬記念でも0秒6差と差のないところまで来ており、枠と騎手の刺激でもうひと押し…とならないか。さすがに軸にする勇気はないが、相手には加えてみたいと考えている。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。


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2021年12月22日(水) 16:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック+特別版『佐藤洋一郎の馬に曳かれて半世紀別伝』 有馬記念2021
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。

そして、後半では『佐藤洋一郎の馬に曳かれて半世紀別伝』として佐藤洋一郎プロに特別編を執筆いただきました。そちらもどうぞお楽しみください。


12月26日(日)中山11R 第66回有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

【登録頭数:17頭】(フルゲート:16頭)


<ファン投票上位馬>

エフフォーリア(前走514kg(+4kg)、中7週)<B>
前走時は、追い切りでは抑えきれないくらいの手応えを見せ、パドックでも大きな馬に割にスッキリ見せて好仕上がりだった。この中間は、これまで通り1週前に横山武騎手が騎乗して追われ、特に強く追うこともなく手応えを確認するような内容で仕上りは良さそう。個人的には、左回りのほうが動きが良く感じた。

クロノジェネシス(前走海外、3ヶ月)<A>
宝塚記念当時も海外帰りだったが、1週前にルメール騎手が騎乗して強く追い過ぎた感じがあった。今回は、団野騎手が騎乗して終いの時計はほぼ同じだが全体の時計は3秒ほど抑えられていて、予定通りの調整ができている印象。2週前、1週前の動きを見ても、抑えきれないくらいの手応えをアピールしていて、宝塚記念時よりも良い状態とみて良さそう。

タイトルホルダー(前走464kg(-2kg)、中8週)<C>
この馬は併せ馬になると力んでしまうところがあり、単走で気分よく追われることが多いが、この中間は放馬があって2週前追い切りは土曜に行われている。1週前はホープフルSの1週前以来の3頭併せでの追い切り。単走だと気分よく走り過ぎてしまうところがあるので、オーバーワークにならないようにするとの意図もあるのかもしれないが、いずれにしても調整の狂いを取り戻せるかが課題になりそう。

アカイイト(前走514kg(±0kg)、中5週)<D>
大きな馬だが、この中間は坂路での時計が平凡で1週前追い切りでは舌を出しながら終い伸びきれず。走りやすそうな馬場で伸びきれていないので、疲れが残っているような動きに見えた。

キセキ(前走514kg(+6kg)、中3週)<B>
2走前の京都大賞典時は、調教もパドックもかなり良かったが、前走時は間隔が空いていたぶん調整が難しかったようで動きも硬く出来もイマイチだった。間隔が詰まっているほうが良い印象があって、この中間は昨年よりも強めの追い切りができていて出来は上向き。1週前追い切りを見ても、前走時よりも動きが良化していて、あとは残り1週でどこまで持っていけるかといったところ。

ディープボンド(前走海外、3ヶ月)<C>
帰国後初戦となるこの中間は、3週連続強めに追われて1週前には併せ馬で先着。疲れを感じさせない動きだが、やや迫力が足りなくも映る。

ステラヴェローチェ(前走494kg(-12kg)、中8週)<D>
この秋は神戸新聞杯を勝ったが、太め残りの状態で道悪での競馬とレース後は反動が出ていたかもしれない。これまで坂路中心の調教だった馬だが、この中間から日曜日も含めてCW中心での調整に変えてきているところを見るに何かありそう。ただ、1週前の内容は、速い時計は出ているものの持ったままの併走相手に完全に見劣り、動きの重さは否めず。状態面での不安が残る。

アリストテレス(前走480kg(+8kg)、中3週)<C>
出来の良かった京都大賞典当時と比べると何かピリッとしない感じ。1週前追い切りでも、持ったままの相手に対してモタつきながらの併せ馬で、動きが重い。

メロディーレーン(前走354kg(+10kg)、中7週)<D>
かなり小柄な牝馬で、休み明けの前走で10㎏増えていても350㎏ほど。3ヶ月以上空けたほうが成績は良く、この中間も追い切りの時計が良い訳ではなく、相手も前走から一気に強くなるので厳しい戦いになる。

ウインキートス(前走470kg(-2kg)、中5週)<A>
前走は初めての関西圏輸送で、もともとパドックではテンションが高い馬だがいつも以上にうるさかった。この中間は、1週前に長めから強めに追われて併せ馬にならないくらい一気に突き離す走りを披露していて状態は良さそう。相性の良い中山に変わるので、パドックでテンションが高くならないように直前は軽く流す程度で十分。


<以下、賞金上位馬>

モズベッロ(前走488kg(+6kg)、中3週)<B>
この秋は3戦してすべて13着と振るわない成績も、使われるごとに馬体も増えていて、1週前には前走時よりも多少動き良化を伝える内容を示した。

ユーキャンスマイル(前走506kg(+6kg)、中3週)<A>
1週前追い切りではCWでジョッキーを乗せて追い切ることがほとんどだった馬だが、この中間は体重の重そうな調教助手を乗せて坂路でビッシリ追われてきた。前走時のパドックでも緩さがある感じだったので、このぐらいビシッと追って気合いも入ってくれば変わり身もあるかもしれない。

ペルシアンナイト(前走502kg(+12kg)、中2週)<B>
前走時の追い切りは大外を力強く伸びて良い動きで、当日のパドックでも馬体を大きく見せて出来自体良さそうだった。この中間は間隔も詰まっているので軽めの調整だが、使ってくるだけあって調子落ちはなさそう。

シャドウディーヴァ(前走478kg(-4kg)、中3週)<C>
前走時のパドックでは重心が高く力強さに欠ける印象だった。この中間は、南Wを長めから2本強めに追われて距離を意識した調整内容。中3週なので大きく変わることはなさそうだが、2本長めから追えているだけでも調子自体は悪くはなさそう。

パンサラッサ(前走474kg(-2kg)、中5週)<B>
前走は速いペースでの逃げ切り勝ちだったが、叩き2戦目で追い切りで好時計、パドックでも気合乗り○毛艶○と、出来自体がかなり良かった。この中間は、1週前追い切りを坂路からCWに変えてきていて、動きは良かったが距離延長を意識してのコース変更でプラス材料ではない。

アサマノイタズラ(前走492kg(-6kg)、中8週)<A>
これまで中山を中心に使われてきた馬で、重賞勝ちもあり相性は良い。前走の菊花賞でも直線内に潜り込んだとはいえ、最後方からメンバー最速の上りでしっかり伸びていて終いの脚を活かす競馬がしっかりできるようになった感じ。出来に関しても、乗り込み豊富で、2週前、1週前は南Wで好時計と、前走時よりも上かもしれない。


<以下、除外対象馬>

エブリワンブラック(前走486kg(-2kg)、中1週)<E>
キタサンブラックの弟だが芝での勝ち鞍はなく、使い詰めでの中1週で使ってきてもそれほど良い出来では出走できそうもない。



※このコラムからの推奨馬はクロノジェネシスアサマノイタズラウインキートスユーキャンスマイルの4頭をあげておきます。


<出走予定馬の近走追い切り参考VTR(宝塚記念/菊花賞/天皇賞(秋)/エリザベス女王杯/ジャパンカップ)>








◇今回は有馬記念編でした。
ふと見た有馬記念1週前の競馬週刊誌に、過去30年の勝ち馬の馬名が乗っていました。30年前がダイユウサク。初めて生の有馬記念を中山で観たレースでした。この年の秋、不運が続いた王者メジロマックイーンが勝利する場面を見るために出かけて行ったのですが、あっと驚くダイユウサクの勝利を見せつけられ、強い馬でも簡単には勝たせてもらえないものだと競馬の難しさを思い知らされたレースでした。




それでも、10数年後にドリームジャーニーオルフェーヴルゴールドシップと、孫たちがしっかりと父の無念を晴らしてくれるのですから競馬は面白いものです。ダービーと同じで、有馬記念の勝ち馬を見ているとその時代の思い出がよみがえり、立ち止まってみると30年以上も競馬を観続けていることに驚くばかり。そして積み重ねてきた思い出は、どれも大事な宝物です。あとどれだけ競馬を観続けることができるのかは分かりませんが、そんな宝物がひとつまたひとつと増えて行くことに、幸せを感じながら今年も有馬記念を楽しみたいものです。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。



そして、今回は佐藤洋一郎さんにお願いして『馬に曳かれて半世紀別伝』として最新版を書いて頂きました。競馬の世界も動画を使った予想が多くなってきておりますが読み物として文章に残して行くことも必要だと思います。コロナなんかどこ吹く風、復活した洋一郎さんはとても元気でパワーが有り余っている感じでした。ウマニティでは洋一郎さんのお世話係をしております私としてはイベントやオフ会などが開催できない状況が続いていて生の洋一郎さんを会員の方々のところに連れて行くことがなかなかできないのが残念ですがその分たくさん文章を書いてもらうようこのコラムで登場してもらうことが増えるかもしれませんのでご期待下さい。

洋一郎節満載の復活コラムです、お楽しみ下さい。


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『馬に曳かれて半世紀別伝』

  コロナ・五輪戦争の功罪 


 遊びをせんとや生まれけん
 戯れせんとや生まれけん
       (梁塵秘抄) 

 鳥は飛びながら歌を覚え
 人は遊びながら年老いていく
        (寺山修司)

 Stay foolish stay hungly
(Steve Jobs)

 ー競馬(馬券・予想)を始めた理由(口実、弁明)。 
 ーその現実。
 ー永遠にそうでなければならないという決意、願望。

 「手にてなすなにごともなし」(啄木)状態で暇をもてあまし、あえ理不尽な「コロナ・五輪戦争」の矢面に立って孤剣を翳して一年半余、ついに開眼して達観の境地を拓いた。霞の彼方に消えていたヒラメキ(霊感)も突如復活、蘇生した。

 英語圏ではコールドムーン(冷月)と呼ぶ、今年最後(12月19日)の満月。その様子を見ようと3日前の木曜日に夜空をあおいだとき、今年最小(最大は5月26日)という未熟の満月でも、開眼した網膜には凍れる月面ばかりか、コンパスで描いたような稜線までもくっきリ反映された。あらためて、

 What A Wonderful World !!

杉の森に囲まれた美浦トレセンに滞在するようになって10年くらい経ったころから、杉花粉症の洗礼を受けていることに気づいた。
 その症状は治まるどころか年々悪化して、ダニ・カビ、粉塵などのハウスダストや黄砂や大気汚染も荷担して目、口、鼻、耳にも浸潤(コロナウイルスも同じはず)し、視力(半盲状態)、味覚、嗅覚、聴力(重度の外耳炎による難聴)の5感中4感を阻害した。
 さらに誤嚥性肺炎になりかけて、気管支喘息の発作まで引き起こすという出口なしの絶望的状況(生命保険の切り替えもNG、却下!)に追い込まれた。
 どうあがいても、先は見えない。あしたは明日の風が吹く、そのうちなんとかなるだろう…式の楽天オヤジも迫り来る「終わりの日」を痛感し、10年の計を立てて本気で体質改善に邁進する決意をかためた。
 といっても、自己流のノウハウの中枢はすでに確立していた。
 純水(逆浸透膜濾過水)を軸にした無農薬、無添加、減塩、節脂(種類)の自然食を旨とし、とくに多彩な発酵食品摂取による腸能力(抗菌、免疫力)の強化には30年以上の年期が入っている。
 花粉などのアレルゲンの進入をガードするためのマスクは箱買いで備蓄していた。そのマスクのふがいなさ(可視できるほど大粒の花粉や粉塵でも完璧には防御できず、アレルゲンが体内に蓄積されて余病を併発)を知って、春、秋の花粉最盛期や外室時には鼻孔にガーゼを巻いた二枚重ね、静電気でアレルゲンを吸い寄せるための塩化ビニール繊維など
を忍ばせたケミカル?マスクなどを考案し、就寝時にも薄いマスクを掛け続け歯磨きのときだけ外すといった、徹底的なアンチアレルゲンストラテジー(抗アレルギー戦略)を展開していた。
  そうした切実な実戦キャリアからも、電子顕微鏡でしか見えない微小なウイルスに、マスクなんて効くわけがない!と吐き捨てて、ノーマスクの顰蹙を買わないために、花粉対策用の贋マスクで大手を振って町中を闊歩しながら、コロナごときに負けてどうする。こちとらサケとバケンで何度も死に損ねている。
矢でも鉄砲でも持ってきやがれ!
クソッタレ、バッキャロォ~!と息巻いて、確信のガッツポーズを突き出した。
 そうしたの虚勢は「コロナの特効薬発見! ワクチン不要」という、かみさんが2月に受信した一通のメールの内容にサポートされていた。
 自分が探索し試行錯誤してきたアンチ・ウイルス特効・予防飲食材(生ニンニク、ネギ、ニラ(硫化アリル=アリシン)など、強い匂いを持つ植物・果実(ドクダミ、ヨモギ、ミント、マンゴー、ドリアン…)の酵素が風邪に効くのと同様に、コロナウイルスをも直撃する。
 乳酸菌やらチーズ菌(青黴はペニシリンの元)、火入れしていない酒(どぶろく、酒粕)、酸化防止剤を添加していない赤ワイン、さらに強烈な植物を駆使(香料)にしたアンゴスチュラビタス(熱帯雨林キナの樹液=マラリアの特効薬キニーネ)、竜舌蘭のテキーラ、ニガヨモギのアブサン(ペルノー類)などの酒精、蒸留酒もエタノールの手指消毒以上に、口内、喉のウイルスを撃滅する。

 酒はまぎれもない百薬の長なのである。

 といった、長く厳しいVsアレルギーの最後の障害・ゴールの白内障手術をワクチン無摂取(今も)で受けた2度のPCR検査無条件パス(陰性)で完勝!
 2日後に眼帯を外し、両裸眼で眺めた空の青、木々の緑、浮き雲の形状や立て看板の絵や文字までが別世界に迷い込んだかのような鮮烈な光彩を放っていた。拡大鏡をかざしても読みとれなかったエイトの馬柱や細字さえも、くっきり明晰に判読できる。
 まともな会話ができず、テレビの音声も聞き取れなかった聴力もほぼ正常に戻ってきたし、無味無臭だった味覚や嗅覚も回復しているのを感じる…。
 そして最後の満月週12月18、19の予想を目前にして、なぜか発明王エジソンが言ったという「天才とは99%の発汗(努力)と1%の霊感(インスピレーション)」を思い出していた。
 ひょっとすると、その霊感がオレにも蘇生するかもしれない…。
 
 ◎⑤ニシノベイオルフ(18日阪神4R障害オープン)。なんらかの精神的な障害があるのか、とにかく箸にも棒にもかからないムラ馬が初めてブリンカーを着けた。そのときの行きっぷりの良さが脳裏に焼き付いていて、そろそろ大駆けがあるぞ…と狙い定めて、ブリンカーを外して連闘してきた前走で【◎】を打ったが何もできず(せず?)に大敗。
 何? 今回はまたブリンカーを着けてきた? やばい! こりゃテイヘンだ!!
 とひらめいた通りの逃げ切り楽勝で単105・6倍&3複ゲット(なぜ3単にしなかったアホンダラ!)

 ★(バクダン)①ソッサスプレイ(19日中山11RディセンバーS)。以前高配当をしとめた(?)記憶がコロシアム投票直前にひらめいて、とっさに★総流し敢行。なんと51万9610円が転がり込んだ。3単は…オレにだって、ちょっと、無理だよな。

 でも。有馬もホープフルも、その周辺レースも残っている。10年がかりで復活、新生した不死身のダンゴ打ちだぜ。もう1%くらいの霊感は、きっと降りて来る、よな。な。
 
インスパイアザネクスト!!

佐藤洋一郎
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2021年12月3日(金) 20:00 凄馬
『凄馬』で今週の鉄板馬情報をゲット! 2021年12月03日
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毎週、確勝級の鉄板馬をお知らせする『凄馬(スゴウマ)』情報。
さっそく、今週の凄馬を紹介いたしましょう!

<2021年12月4日()の凄馬!>
極凄馬
中京1R 2歳未勝利
バイハリウッド(+7.5)

超凄馬
阪神3R 2歳未勝利
ダノンフューチャー(+2.9)

超凄馬
中京4R 2歳未勝利
スピードグラマー(+2.5)

超凄馬
中京9R 3歳以上500万以下
メモリーエフェクト(+2.4)

超凄馬
阪神11R チャレンジカップ G3
ペルシアンナイト(+2.3)

超凄馬
阪神1R 2歳未勝利
ニューダイアリーズ(+2.2)

超凄馬
中山4R 2歳未勝利
ラフシー(+2.0)

<『凄馬』の見方>
超凄馬・・・勝率36%、複勝率68%を誇る軸馬候補!
極凄馬・・・凄馬の極み、断然の軸馬!勝率46%、複勝率77%
馬名の右にある数字・・・数字が大きいほど勝率が高い
(集計期間:2008年6月1日~2021年12月5日、集計数:43,022レース分)

<日曜日の『凄馬』を受信しよう!>
日曜日の凄馬情報は、ウマニティ会員登録(無料) することで受信できます。
凄馬メールは、その日に出走する馬の中から確勝級の馬を携帯メールでお知らせしてくれる無料サービスです。

<凄馬メール受信設定の仕方>
こちら から、ウマニティ会員登録を行ってください。
仮登録メール受信→確認リンク押下→登録完了メール受信、の手順で会員登録は完了です。
②ウマニティにログインし、各種メール設定 より、凄馬メール受信をオンに設定する。

日曜日の『凄馬』は、土曜日の午後6時以降にお届けになりますのでお楽しみに!

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2021年10月29日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】爆発に大事なのは、”ヒモ選定力”!/天皇賞(秋)展望
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菊花賞タイトルホルダー横山武史騎手が完勝。逃げて、溜めて、突き放すという、23年前の父横山典弘騎手=セイウンスカイを思い起こさせる完勝劇だった。

横山武史騎手については当コラムでも何度か取り上げ、ほめたたえて来たが、とりわけ芝中長距離における戦略力が素晴らしい。個人的に最近の騎乗で特に際立って良く思えたのはペルシアンナイトを2着に持って来た札幌記念。道中から繊細な出し入れをしており、そのひとつひとつの判断が直線の伸びに繋がっていた。

今回の勝利でJRA重賞は7勝となったが、すべてが芝のレースで、しかも1800m以上となった。

~穴馬が軸のときこそヒモ選びに力を注ぎたい

さて、先週の当コラムでは10月に入ってからやや不調であることから、

『平日の過ごし方から改めて考えて行く1週間にしたい』

と書いたが、早速微々たる成果が出た。土曜重賞の富士Sだ。ここで狙ったのは◎タイトゥヘヴン。根拠は割愛するが、週半ばからじっくり準備してきたことが、結果にも表れたように思えて嬉しかった。

ただ、馬券的には爆発とはいかなかったのが、”微々たる成果”と書いたゆえんでもある。私は単複をほとんど買わず、常に爆発を狙って3連複を買うことが多いのだが、となると重要なのは、「ヒモ馬の選定」である。

当然のことながら3連系馬券は3頭の的中を目指すものであるから、軸馬が来るだけではなかなか爆発はしない。富士Sを例にするならば、私の対抗は○ダノンザキッドであったから、これが一緒に来なくては爆発とはいかなかった。勝ったソングラインや、あるいは9番人気2着のサトノウィザードあたりを相手上位で狙えていれば爆発できたのだろうが…。

もちろんそんなことができれば苦労しないのは当たり前だが、穴軸から攻めるときこそ、より一層ヒモ馬の選定には細心の注意を払う必要がある。穴が軸だと機械的に相手には人気馬を拾ってしまうこともあるし、逆に力んでさらに穴を狙ってしまうこともある。そのどちらが正解とは言えないのだが、もしひとつだけ大事なことがあるとすれば、穴軸に対応した馬をきちんと買うということである。

先週の◎タイムトゥヘヴンであれば、やはり騎手も含めて考えれば差し競馬で台頭する可能性は高かったから、他に穴が来るとすれば同様に差しタイプや外枠の馬、あるいはスタミナ系であることは容易に想像できた。そんなことわかっちゃいるよ、という面もあるが、穴軸馬券の場合はヒモ馬選定の重要性がいつも以上に増し、その一頭を選べるかどうかが年間収支にも大きく影響することになる。軸が穴だとついつい守りにも入ってしまいがちなのだが、だからこそ常に言い聞かせ、穴軸の場合はいつも以上にヒモ馬選びに心血を注ぐ必要があると強く感じた。

穴馬における相手選びは、いわば得点圏の打率を上げることと同様で、穴馬が走った場合はいわば”満塁のチャンス”のようなもの。そんなシーンで、走るヒモをきちんと選び、ランナーを返せるかどうかは、収支を爆発させる上で極めて重要だ。残りの秋のG1、あるいは重賞のどこかで、軸&ヒモの選定までビシッと決めて、大爆発を目指したい。

天皇賞(秋)の注目馬

さて、今週末はいよいよ3強対決が注目される・天皇賞(秋)。昨年の無敗の3冠馬・コントレイル。ダービーで2着に敗れ初めて土がついたものの、強力世代の最上位馬・エフフォーリア。スプリント~マイルG1を5勝し、改めて2000mに挑む牝馬・グランアレグリア

上記の3頭はいずれも有力だが、その中から特に注目すべき一頭を挙げておきたい。

エフフォーリア横山武史騎手)

日本ダービーは有利とされる最内枠だったが、今年に関していえばインの馬場状態が悪く決して有利とはいえない状況だった。結果的に見ても内枠の馬の中では唯一上位に食い込んでおり、まさに負けて強しと言える内容。掛かるくらいのスピードがあることを考えても2000mに短縮されるのもプラス。久々も予定通りで、最強牝馬&3冠馬相手でも好勝負可能とみる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2021年10月28日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 天皇賞(秋)2021 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


10月31日(日) 東京11R 第164回天皇賞(秋)(3歳以上G1・芝2000m)

【登録頭数:16頭】(フルゲート:18頭)


グランアレグリア(B)5ヶ月
手術後の休み明けだが、乗り込み量は豊富で、動きを見ても引っかかるところはなく出来も仕上がりも良さそう。

コントレイル(A)7ヶ月
大阪杯以来の休み明け。2週前、1週前と併せて先着をはたした。春と比べると動きに切れがみられ、反応も良く出来はかなり良さそう。

エフフォーリア(A)4ヶ月
ダービーからの休み明け。これまでと違い、早めにトレセンに戻していて追い切り本数もかなり多く、坂路とCWで好時計をマークしている。動きに関しても、1週前は3頭併せの中で手応え抜群のまま先着と、気合いも入って戦闘モードに突入。

ワールドプレミア(D)6ヶ月
天皇賞(春)からの休み明けの今回、中間は坂路中心の調整となっている。CWを長めから本数を乗り込まれる友道厩舎の馬だが、坂路中心の調整は何かが違う感じ。1週前のCWででも併走遅れと、出来に関して不安が残る。

カレンブーケドール(B)4ヶ月
宝塚記念からの休み明けで、乗り込み量は豊富。追われるごと時計を詰めていて、坂路での動きも力強く仕上がりは良さそう。

ヒシイグアス(C)8ヶ月
中山記念からの休み明け。2週前に速い時計を出したことで少し反動が出てしまったらしく、1週前追い切りでは馬なりで軽めの調整。動きにも力強さがなく、休み明けで息が持つかどうか。

モズベッロ(D)中2週
調子の良し悪しが追い切りの動きに出る分かりやすい馬。前走の京都大賞典では追い切りの動きが物足りず、前走から中2週でガラッと変わってくる感じでもなさそう。

ユーキャンスマイル(A)中9週
同じ友道厩舎の馬でも、こちらはCW中心で乗り込み本数も多い。前走札幌記念を使われているため、中9週でも追い切りの動きや仕掛けられてからの反応が良く、得意の左回りでさらに期待が持てそう。

トーセンスーリヤ(A)中7週
この中間は、2週前、1週前とジョッキー騎乗で追い切られ追われるごと時計を詰めている。1週前追い切りでは併せ馬にならないくらい、直線で追われると一気に突き放して状態はかなり良く映る。

ペルシアンナイト(B)中9週
札幌記念から中9週と間隔に余裕があり乗り込み量豊富。1週前追い切りでは直線仕掛けられてから力強く伸びており、出来は前走以上の印象。

ポタジェ(B)中2週
休み明けの前走時にしっかり乗り込まれていたため、前走から中3週となるこの中間も、1週前には長めから追われていて動きも素軽く調子は良さそう。

サンレイポケット(C)中2週
調教駆けする馬ではあるが1週前の追い切りの動きを見ると硬さがあり、伸び脚はイマイチ。

ムイトオブリガード(C)中2週
大きな馬で、休み明けの前走時のパドックでは馬体が絞り切れていなかった。この中間は、金曜日に坂路で追われ速い時計を出していて、最終追い切りでも時計が詰まってくるようなら変わり身もありそう。

カイザーミノル(D)中2週
毎日王冠からの中2週で軽めの調整。前走時のパドックではトモが寂しく細く見せていて、叩き3戦目でこれ以上馬体は減らしたくない状態。

ラストドラフト(B)中2週
前走時の追い切りでは重さが残る動きだったが、ひと叩きしたことで追われてからの動きが良化。変わり身は十分。

カデナ(B)中2週
前走時は休み明けで動きも時計も物足りなかったが、この中間は1週前に坂路で好時計をマーク。重心が低くしっかりした伸び脚を示し、前走を使われての上積みに期待がもてる。


※このコラムからの推奨馬はコントレイルエフフォーリアユーキャンスマイルトーセンスーリヤの4頭をあげておきます。



◇今回は、天皇賞(秋)編でした。
過去には断然人気の馬が敗れることも多かった天皇賞(秋)ですが、近年は主役級の馬がキッチリ結果を出すことが多くなっているように思います。そのあたりは、過去のコラムでも書いたことがあるように、天皇賞(秋)ジャパンカップ有馬記念と秋の主要3レースを無理して使わず、狙ったレースに目標を定めてくる馬が多くなったからだと思います。今年も、コントレイル天皇賞(秋)ジャパンカップの2戦で引退予定。グランアレグリアエフフォーリアはこの後は未定。ワールドプレミアも、この後はジャパンカップか香港の予定と、今年の出走メンバーの主役級で先の3戦“皆勤賞”で使ってくる予定の馬は見当たりません。時代の流れとはいえ、これにはどこか物足りない感じがするというのも正直なところです。
というのも、私が競馬を観るようになった最初の年の秋が、オグリキャップスーパークリークイナリワンという3強をメインに、ヤエノムテキメジロアルダンレジェンドテイオーランニングフリーなどの個性のある馬たちが脇役を固め、それらが秋の3戦で対決するという年でした。当時は、連続ドラマを観ているような感覚で次回がとても楽しみだったような記憶があります。今は主役が毎回変わるスペシャルドラマが毎週行われているような感覚と言えるのかもしれませんが、「次回はどうなるんだろう」という大河ドラマとまではいかずとも連ドラぐらいのワクワクするような競馬も久し振りに見てみたいものです。









天皇賞(秋)出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2021年10月24日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2021年10月24日号】特選重賞データ分析編(277)~2021年天皇賞(秋)
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 天皇賞(秋) 2021年10月31日(日) 東京芝2000m


<ピックアップデータ>

【前走の条件が国内、かつ前走の4コーナー通過順が5番手以内だった馬の、“前年以降、かつ東京、かつG1のレース”において“着順が3着以内、かつ上がり3ハロンタイム順位が6位以下”となった経験の有無別成績(2017年以降)】
○あり [1-0-2-3](3着内率50.0%)
×なし [0-0-1-21](3着内率4.5%)

 近年は前走で積極的な競馬をしていた馬が不振。前走の条件が国内、かつ前走の4コーナー通過順が5番手以内だった馬は2017年以降[1-0-3-24](3着内率14.3%)ですし、このうち“前年以降、かつ東京、かつG1のレース”において“着順が3着以内、かつ上がり3ハロンタイム順位が6位以下”となった経験のない馬はあまり上位に食い込めていません。2019年3着のアエロリットあたりをイメージしていただくとわかりやすいのですが、前走で先行していたにもかかわらず3着以内となったのは、東京芝のビッグレースでも先行粘り込みのスタイルを貫いたうえで上位に食い込めるような馬。今年のメンバー構成なら、前走の4コーナー通過順が5番手以内だった馬はすべて評価を下げるべきでしょう。

主な「○」該当馬→なし
主な「×」該当馬→コントレイルヒシイグアスペルシアンナイトポタジェ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“JRA、かつG1のレース”において“着順が1着、もしくは1位入線馬とのタイム差が0.1秒以内”となった経験がある」馬は2017年以降[4-4-4-24](3着内率33.3%)
主な該当馬→グランアレグリアコントレイルペルシアンナイト

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ペルシアンナイトの口コミ


口コミ一覧
閲覧 73ビュー コメント 0 ナイス 1

★札幌記念

過去10年のデータから

★★A……ZI値3位以内が9/10年連対、毎年3着以内、6位位以下が3着以内9/10年
⇒○1位11プログノーシス、2位3ボッケリーニ、3位1ドゥエラーデ、
4位4シャフリヤール、5位9ステラヴェローチェ

B……3着以内馬は前2走で
   ★aG1で3着以内12/30、
⇒4番、11番,12ノースブリッジ

   bG2で3着以内3/30
⇒なし
   cG3で3着以内3/30
⇒1番、3番、8アウスヴァール

   dOPで3着以内1/30
⇒なし
   eG2以上で2人気以内4/30
⇒なし
   
   fリピーター(19年サングレーザー、21年ペルシアンナイト)2/30
⇒6トップナイフ(23年2)11番(23年1)

   g17年サクラアンプルール(中山記念2)、
18年マカヒキ(ダービー1)、20年ペルシアンナイト(マイルCS1)、
22年ウインマリリン(オークス2)23年トップナイフ(ホープフル2)
※マイル以上G2以上連対あり
⇒★2ジオグリフ(皐月1)5チャックネイト(AJCC2)7ホウオウアマゾン(マイラーズC2)
★9番(神戸新聞杯1)

※C……軸は、前2走でG1で連対5/10年、G2で勝ち2/10年、残りの3年は
19年サングレーザー(18年1のリピーター)、17年3着ヤマカツエースは
2走前G2勝ち、20年3着ラッキーライラックは2走前G1勝ち
※17年はG1馬が不在で、2着ありも海外遠征帰りとマイラーの2頭と、3着ありは
ヤマカツエース
⇒○4,11番

D……前走安田記念組5着以内(2/2/0/2)着外2頭は、22年1着ジャックドールが23年は
1人気も着外で97,98年エアグルーブ以来連覇無し、17年エアスピネルは
二千以上重賞で連対無し2人気で5着
⇒なし

★E……年齢 成績     勝率 連対率 3着内率
 5歳以下 8-7-8-62 9.4% 17.6% 27.1%
 6歳以上 2-3-2-52 3.4% 8.5% 11.9%
☆6人気以下の5才以下の馬(0/1/0/39)2着は23年3才9人トップナイフ(ホープフル2)
 ×4〜5歳馬で当日6番人気以下(0-0-0-35)
⇒×1,6,10番

F……性 成績     勝率 連対率 3着内率
   牡・せん 7-9-6-96 5.9% 13.6% 18.6%
   牝 3-1-4-18 11.5% 15.4% 30.8%
☆6人気以下の牝馬(0/0/1/12)3着は14年ホエールキャプチャ(Vマイル1,2着)
⇒なし

G……年度 優勝馬  G1勝ち鞍   前走          前々走
  2018年サングレーザー なし   ☆安田記念5着      ☆マイラーズC(G2)1着
  2019年ブラストワンピース 有馬記念  目黒記念(G2)8着      大阪杯6着
  2020年ノームコア ヴィクトリアマイル 安田記念4着          ヴィクトリアマイル3着
  2021年ソダシ  桜花賞など   オークス8着          桜花賞1着
  2022年ジャックドール なし   ☆大阪杯5着          ☆金鯱賞(G2)1着
  2023年プログノーシス なし   ☆クイーンエリザベスⅡ世C2着 ☆金鯱賞(G2)1着
☆18年以降の勝ち馬は、G1馬3頭、残り3頭は前走G1で5着以内+前々走G2勝ち
⇒★○1番(ホープフル1)2番(皐月1)4番(ダービー1)
  11番(前走クイーンエリザベス2+前々走金鯱賞1)

★H……×関東馬で当日8番人気以下(0-0-0-25)
⇒×5番

★I…… △前走G3で10番人気以下(0-1-0-16)※2着は上記17年ナリタハリケーン(2走前巴賞3)
⇒×7,8,10番

★J……前走G2,3なら3着以内か負けても0.9差以内
⇒×6,7番

★K……×前走1800m以下だった馬で当日8番人気以下(0-0-0-22)
⇒×7,10番

★L……×間隔4週以内(0-0-0-20)
⇒×1,7,10番

※M……当日6人気以下の7,8枠(0/0/0/27)
⇒×9,10番

★N……前走G1か8才以上を除く単オッズ30倍以上(0/0/0/54)
⇒×5,7,8,10番


2走前金鯱賞勝ちで前走香港クイーンエリザベスC2着と勝った昨年と全く同様の戦績で
来た11番が断然人気だが、昨年と違うのは2人気での勝利だった事
近10年何故か1人気の勝ちが無く、昨年圧勝した11番がジンクスを破れるかどうか
もし足元すくう馬がいるとしたら、それは近10年で5勝のノーザンファーム生産馬で
札幌2歳S勝ちと洋芝適性ある2番か

圏内は2,3,4,11,12番だが4番は昨年惨敗で洋芝や道悪というよりコーナー4つの
小回りより広いコース向きタイプとみて押さえまで

馬連2-11,千円 2→3,12,各三百円 11→3,11各五百円計5点
三連複(2,11)1頭軸=(3,12)ー4各四百円、ただし11番絡みで無い3点は二百円計9点
三連単2→(3,11,12)→(3,4,11,12)フォーメーション各百円
11→(2,3,12)→(2,3,4,12)フォーメーション各三百円合計18点
複勝勝負は、難解で絞れず見送り
≫≫12-2-9 馬連4660円
3番除外、8番が逃げて番手12番、競わず淡々と流れSペース、2番が3番手で好位に9番
11番は出っ歯悪く最後方も昨年の様に早目に進出出来ず直線上がり1位で追い込むも時遅し
そのまま8番交わして12,2番がなだれ込み9番が差すも届かず
データ的には、11番の懸念が最悪となって2番の軸は正解だったし、12番頭は展開のあや
ただ9番は項目Mのみで切った形で、実は最終オッズは4人気で消しで無かった訳で
項目Bで該当してただけに早計だった、オッズ関連データは予想段階では難しいので、
オッズ注意の喚起の文言が必要だろう


 ken1 2023年11月20日(月) 01:07
イルCSは2番手以降のレベルが拮抗して展開一つで着順変わる
閲覧 110ビュー コメント 0 ナイス 3

★マイルCS ※20,21,22年は阪神開催、19年以前は京都開催

近10年のデータから


★★A……ZI値3位以内が連対8/10年、5位以内が毎年連対、13位以下は
3着以内無し
⇒○1位11セリフォス、2位16ナミュール、3位7エルトンバローズ
4位9シュネルマイスター、5位1ソウルラッシュ、12レッドモンレーヴ
 ×2,3,10,14番

B……3着以内馬は、前2走でaG1で3着以内9/30、
bG2で3着以内12/30、cG3で連対4/30、dG3以上で2人気以内4/30、
例外の19年ペルシアンナイト(17年勝ち、18年2着、19年3着)はリピーター
⇒○a9番、11番
  ★b7番、8ソーヴァリアント、12番16番
  ★★c1番、5ジャスティンカフェ、
  d4エエヤン、
  e6ダノンザキッド(22年2,21年3)9番(21年2)11番(22年1)

C……連対軸は、aリピーター7/10年、b13年ダイワマッジョーレ(前走スワンS2)
17年エアスピネル(前走富士S1)19年インディチャンプ(前々走安田記念1)
ダノンプレミアム(前走秋天2)※前走G2で連対か前2走でG1を連対
⇒○※a6,9,11番
  ★b7番、12番、16番

D……勝ち馬条件
 a上がり最速または34秒未満の末脚で勝ちあり10/10頭
⇒★★★○1、3,5,6,7,8,9,10,11,12,15,16番
 b1年以内に重賞勝ちあり
⇒★★★○1、4,5,7,8,9,11,12,13,15,16番
 cG1で3着以内あり
⇒★○3,6,9,10,11,16番
 d鞍上にマイルG1勝ち経験あり
⇒★★○4,5,6,8,9,10,11,13,16番

E……前走富士S組で3着以内馬の7/8頭は、前走連対か2人気以内で、例外の
18年ペルシアンナイトはリピーター
⇒★○12,16番
 ×8,10,15番

★★F……同年の重賞を1番人気で勝利していた馬が8連勝中
⇒◎5,9,16番

★G……10番人気以下(0-0-0-84)
⇒×2,3,4,10,13,14,15番

★単勝オッズ30.0倍以上(0-0-0-88)
⇒×8,4,15,10,3,14,13,2番

※牝馬で当日3番人気以下(0-0-0-24)
⇒×16番

★毎日王冠で5番人気以下(0-0-0-11)
⇒×4番

★前走富士Sで5番人気以下(0-0-0-26)
⇒×8,10番

★前走10着以下(0-0-0-38)
⇒×2,3、6番

★前走着差1.0秒以上負け(0-0-0-30)
⇒×3,6番

★★H……京都開催7回で、枠番8番以内が必ず3着以内、6/7年連対、2桁馬番が
6/7年3着以内


安田記念馬ソングラインが不在なら、2,3着した連覇懸かる11番と雪辱期する
9番が双璧だが、休み明けでも自在性で優る11番が上位
4連勝でソングラインとの接戦を制して毎日王冠を勝った7番が伸びしろ有る
3才で有力
後はデータ的に微妙な1,6,12,16番と、昨年内で前が詰まった不利が
あって3着馬ソダシとはハナクビクビ差の5番が押さえ

馬連11→9,千円 11→7,9→7,各五百円
三連複11=(7,9、12,16)ー1,5,6各三百円18点
三連単11→(7,9,12,16)→(1,5,6,7,9,12,16)
フォーメーション各百円24点
複勝勝負は、難解ながらも問題なければ11番へ
≫≫16-1-5
14番逃げて13番が番手も競わずMペース
11番は好発が災いしたのか想定より前目で休み明けか折り合い欠くシーンも
直線早めに抜け出そうとするも伸びず
後方から間をくぐって外に出すと16番が追い込んで内の中団から差した
1,5番を交わす
7番も中団から差し負け、6番も追い込むが届かず
データ的には項目AB、EF該当で、リピーターが来なかったのが大誤算
昨年のレースで、1番は大外ぶん回して3着馬にハナ差、5番は直線内で
つまる不利があってそこからクビクビ差、力差が無いどんぐり背比べ
なら展開一つで上位勢は着順は変わるという事か



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 エスプレッソ 2023年11月19日() 02:10
マイルチャンピオンシップ 消去法
閲覧 640ビュー コメント 0 ナイス 2

阪神開催でのマイチャンは傾向が掴めないままでしたが今年は久々に京都でのマイチャンですね。

京都開催での傾向
1)なんとかマイルまでならこなせるタイプは好走が少ない
ペルシアンナイト、アルアイン、イスラボニータなど皐月賞を好走した馬をはじめ、中距離で活躍出来る馬の好走が多い

2)3歳の好走が少ない
2017年ペルシアンナイト、2018年ステルヴィオと2年連続勝ち馬が出ているが皐月賞2着や朝日杯2着と既にG1での好走がある馬でないと人気を裏切りがちです。ミッキーアイルはNHKマイル勝ち馬ながら3歳でこのレースに出走13着と大敗、4歳時は出走せず5歳時に再度出走して優勝しました。

3)牝馬の好走が少ない
桜花賞馬レッツゴードンキやNHKマイルC馬アエロリットが惨敗しています。
2012年のドナウブルーの3着を最後に京都では馬券になっていません。


予想
◎ ⑨ シュネルマイスター
前走ハナ差3着でしたが、勝ち馬と斤量差が3㎏あった事や直線出す場所が無くかなりもたついた事、叩き台だった事を考えると楽に逆転できると思います。
今年のマイラーズカップ(京都)も強い内容だったと思います。


○ ① ソウルラッシュ
1勝クラス以後マイル路線を使われてきましたが、血統的には父ルーラーシップ、母父マンハッタンカフェと十分中距離をこなせるタイプだと思います。
脚質的にも内の3〜4列目でエルトンバローズを見ながら足をためてレースしやすいのはこの馬かと思います。
ただ父ルーラーシップなのでスピード負けしそうな気もします。


▲ ⑪ セリフォス
昨年の勝ち馬ですがダイワメジャー産駒で京都より阪神のイメージです。母父ナスルーラ系も京都より阪神向きかと思います。
実力的にはNo1 だと思います。


△ ⑧ ソーヴァリアント
この馬自身は速い上がりが使えるわけでも無くスピード負けする気もしますが、中距離の持続力タイプ向きの展開になった場合、3着ぐらいなら?G1でこその池添Jです。


× ⑯ ナミュール
牝馬なので見送ろうと思っています。
ただ当日の馬体重などを見て買うか消すか決めます。



エルトンバローズ
前走は上手くハマったと言うより、強い2頭が自滅してくれた印象です。
更に斤量差がシュネルとは3㎏から1㎏になるのもマイナスです。
血統的にも父ディープブリランテ、母父ブライアンズタイム、母母父シアトルソングと推せる部分も無く今回は見送ります。

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コメント一覧
5:
  4a97abe619   フォロワー:0人 2021年6月4日(金) 14:14:59
鳴尾記念 ペルシアン来ますよ
4:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年11月21日() 00:14:42
jac、◉サ○グ▲レ△イ穴ペ
3:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年8月22日() 23:52:52
うまな、消し

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ペルシアンナイトの厩舎情報 VIP

2021年12月26日有馬記念 G114着
厩舎の
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2021年12月26日 有馬記念 G1 14着
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