トウケイヘイロー(競走馬)

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トウケイヘイロー
写真一覧
抹消  鹿毛 2009年4月22日生
調教師清水久詞(栗東)
馬主木村 信彦
生産者中村 和夫
生産地浦河町
戦績27戦[8-2-2-15]
総賞金26,758万円
収得賞金12,080万円
英字表記Tokei Halo
血統 ゴールドヘイロー
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ニアーザゴールド
ダンスクィーン
血統 ][ 産駒 ]
ミルジヨージ
ハイネスポート
兄弟 アイアイラッキートウケイゴールド
市場価格
前走 2015/10/03 シリウスステークス G3
次走予定

トウケイヘイローの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
15/10/03 阪神 11 シリウスS G3 ダ2000 125512.868** 牡6 58.0 松若風馬清水久詞 510
(+6)
2.05.9 1.338.9アウォーディー
15/08/23 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 1571317.869** 牡6 57.0 柴田善臣清水久詞 504
(-2)
1.59.8 0.837.0ディサイファ
15/07/12 福島 11 七夕賞 G3 芝2000 1651014.467** 牡6 58.0 柴田善臣清水久詞 506
(-4)
1.58.6 0.434.9グランデッツァ
15/06/06 阪神 11 鳴尾記念 G3 芝2000 11559.6510** 牡6 56.0 武豊清水久詞 510
(+12)
2.00.6 1.837.2ラブリーデイ
14/08/24 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 14467.5311** 牡5 57.0 四位洋文清水久詞 498
(-6)
2.01.7 2.638.9ハープスター
14/05/18 シン 10 エアラインC G1 芝2000 12--------4** 牡5 57.0 四位洋文清水久詞 504
(--)
1.59.9 0.9----DAN EXCEL
14/03/29 アラ 7 ドバイDF G1 芝1800 13--------7** 牡5 57.0 武豊清水久詞 --0000 ------ジャスタウェイ
14/03/02 中山 11 中山記念 G2 芝1800 156112.716** 牡5 57.0 武豊清水久詞 496
(-1)
1.50.7 0.937.8ジャスタウェイ
13/12/08 香港 8 香港カップ G1 芝2000 12--------2** 牡4 57.0 武豊清水久詞 497
(--)
2.02.1 0.2----AKEED MOFEED
13/10/27 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 176114.4210** 牡4 58.0 武豊清水久詞 492
(+4)
1.59.7 2.237.5ジャスタウェイ
13/08/18 函館 11 札幌記念 G2 芝2000 167143.421** 牡4 57.0 武豊清水久詞 488
(-4)
2.06.5 -1.039.7アスカクリチャン
13/07/14 函館 11 函館記念 G3 芝2000 16484.831** 牡4 57.5 武豊清水久詞 492
(+4)
1.58.6 -0.335.7アンコイルド
13/06/01 阪神 11 鳴尾記念 G3 芝2000 1651011.661** 牡4 56.0 武豊清水久詞 488
(-4)
1.58.9 -0.234.7エクスペディション
13/05/11 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 18355.028** 牡4 56.0 内田博幸清水久詞 492
(+6)
1.20.9 0.335.2ダイワマッジョーレ
13/03/31 中山 11 ダービー卿T G3 芝1600 167139.251** 牡4 55.0 松岡正海清水久詞 486
(+2)
1.32.6 -0.035.1ダイワマッジョーレ
13/03/03 阪神 9 武庫川S 1600万下 芝1600 138135.531** 牡4 56.0 川田将雅清水久詞 484
(+4)
1.34.2 -0.234.6エーシンミズーリ
12/08/11 新潟 11 長岡S 1600万下 芝1400 186114.322** 牡3 54.0 柴田善臣清水久詞 480
(0)
1.19.9 0.234.5④④エーシンハーバー
12/07/22 新潟 10 火打山特別 1000万下 芝1400 18356.831** 牡3 55.0 吉田豊清水久詞 480
(+10)
1.20.3 -0.134.5④④サイレントソニック
12/04/22 京都 10 橘ステークス OP 芝1400 166124.5311** 牡3 56.0 N.ピンナ清水久詞 470
(0)
1.22.9 0.835.9⑤④ガンジス
12/04/01 阪神 10 マーガレット OP 芝1400 14465.433** 牡3 56.0 N.ピンナ清水久詞 470
(-2)
1.24.0 0.335.8④⑤シゲルスダチ

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トウケイヘイローの関連ニュース

鳴尾記念は、京都競馬場の改修工事に伴う日程調整のため、直近2年は中京競馬場で施行。今年は久々の阪神開催となる。

中京開催を除く、過去10年のデータと逃げ馬に注目し、勝ち馬を見極めたい。

逃げた馬の成績は【2-1-0-7】。内訳は2013年6番人気1着トウケイヘイロー、2017年3番人気1着ステイインシアトル、2019年5番人気2着ブラックスピネル

トウケイヘイローはレース中盤からハナに立つ形だった。

逃げ馬が馬券に絡んだ年の1000m通過タイムは、60秒4~61秒6と比較的緩め。直線の短い内回りのレースだけに、余力をもって走られると控えた馬は挽回が難しくなる。

阪神芝2000mのスタートは、スタンド前の直線入り口付近。発走後すぐ急坂を上るので、前半のペースは緩みやすく、向こう正面までは淡々とした流れになりやすい。

3角手前からはじまる下りを利用する形で、ラップが加速する展開が多いので、外回りに比べると、瞬発力より持久力が重要となる。

阪神開催で連対した16頭の4角位置取りは、2桁位置の馬が1頭なのに対し、5番手以内の馬は11頭。

よほど前が苦しいペースを想定できないのであれば、軸馬は中団より前につけられる馬から選びたい。

今年の逃げ馬に注目すると、直近2走、ハナを切り中山金杯3着、金鯱賞2着と好走しているフェーングロッテンに目が行く。

昨年のラジオNIKKEI賞1着、新潟記念3着は、いずれも好位から運んでおり、必ずしも逃げなければいけない馬ではないが、今回も単騎で行けそうなメンバー構成。

逃げた3戦は馬券内を外しておらず、順当ならこの馬のハナだろう。

フェーングロッテンが逃げた3戦のペースと、好走馬の位置取りは以下のとおり。

白百合S 中京芝2000m 1000m通過60秒6
1着フェーングロッテン 4角1番手
2着ヴェローナシチー 4角3番手
3着アーティット 4角3番手

中山金杯 中山芝2000m 1000m通過60秒6
1着ラーグルフ 4角5番手
2着クリノプレミアム 4角5番手
3着フェーングロッテン 4角1番手

金鯱賞 中京芝2000m 1000m通過60秒9
1着プログノーシス 4角9番手
2着フェーングロッテン 4角1番手
3着アラタ 4角4番手

いずれも前半緩めのペースを刻み、徐々にラップを加速させる形。

プログノーシスを除く好走馬は4角5番手以内から好走しているように、フェーングロッテンは、先行馬に向くペースを作りつつ粘っている。

プログノーシスは断然の決め手をもつ馬なので、例外と考えてよさそう。

コース形態と、逃げ馬の作るペースを踏まえ、先行力と持続力を兼ね備えた馬を狙いたい。

フェーングロッテン。特性は前述したとおりで、ハナを切るとしぶとく、ユニコーンライオン宝塚記念直行はこの馬にとって吉と出そう。中山金杯の勝ち馬は、次走G2の中山記念で強敵相手に2着、金鯱賞の勝ち馬は、次走海外G1で2着と、戦ってきた相手も決して弱くはない。ここもしぶとさを活かして馬券内へ。

ソーヴァリアント。同じ舞台のチャレンジCを連覇。一昨年はスローからの瞬発力勝負、昨年は持久戦を制している。前走の中山記念はやや不可解な負け方だったものの、中間は良く動いている。G1で見たい馬で、巻き返し必至。

グラティアス。京成杯の勝ち馬ながら、古馬になってからはマイルを中心に使われてきた。ただ、マイルだとやや忙しい印象もあり、距離延長のタイミングで狙いたかった馬。前々で運んでほしい。

馬券は◎から○▲への馬連・ワイド。馬場が渋れば、カラテボッケリーニを相手に押さえる形で。

(文・垣本大樹)

【逃げ馬の作る展開から勝ち馬を見極める】天皇賞(秋)2022 天皇賞(秋)は2強。逃げ馬が実力勝負の流れを作るなら、3連単4点で大勝負! 2022年10月29日() 17:00

過去10年、天皇賞(秋)で逃げた馬の成績は【0-0-2-8】。

トウケイヘイローアエロリットなどが含まれるものの、やはり府中の直線を逃げ切るのは容易ではない。

ペースに注目すると、G1にしては落ち着いた流れが多く、1000m通過タイムは60秒以上7回、59秒台2回、58秒台1回、57秒台1回。57秒台の年はシルポートが大逃げを打ち、番手以降は実質スローだった。

58秒4の2018年は、トウケイヘイローの先手、勝ったのは4角9番手から上がり最速34秒6で5馬身差をつけたジャスタウェイ。2着は道中2番手のジェンティルドンナで、その上がりは35秒8。

息の入らない流れのなか、逃げ馬を射程に入れつつ追走すると、それほどキレる脚は使えない。

今年は過去に逃げて重賞勝ちの経験をもつ、パンサラッサジャックドールバビットが出走。

逃げ候補筆頭はパンサラッサで、単騎でも引きつけずに飛ばして逃げたいタイプ。今回もハナ主張濃厚だが、近走かなり出脚が鈍いのは気がかり。

好スタートの他馬を追いかけ、強引にハナに立つと必然的にペースアップするので、1000m通過が57~58秒台のハイペースを想定したい。

ただ、近走同様の出脚で、府中の2000mで内枠に入ったため、出負けすると内で包まれ、バビット先手で案外ペースは上がらないというケースもありえる。

ハナに立つ確率が最も高いとみるパンサラッサは、近走の国内戦をいずれもハイペースで逃げている。福島記念から宝塚記念までは例外なく上がり最速の馬が馬券に絡み、番手につけて好走したのは宝塚記念タイトルホルダーのみ。

しかし、前走の札幌記念は、洋芝を考えると楽なペースではないものの、差し馬は全滅、着内好走したのはパンサラッサ自身を含め、4角3番手以内の3頭だった。

単純に「ハイペース=差し有利」ではなく、追走で脚を失くすような馬は狙えない。

福島記念から札幌記念までの5戦、パンサラッサのペースで着内に走った馬は平均で3.3人気と、この馬がハナに行くと実力の問われる流れになる。

イクイノックス東京スポーツ杯2歳Sの上がり32秒8は過去10年最速タイ。溜めれば溜めるだけキレるタイプで直線の長い東京は好舞台。

皐月賞日本ダービーをいずれも外枠から2着、日本ダービーはハイペースの流れでも33秒6の脚を使った。体質の弱い馬だけに、一戦必勝のローテとみて、差し切りに期待したい。

シャフリヤール。G1での良績が、2400mに集中するものの、毎日杯をレコードタイで走っており、高速決着に対応できる裏付けはある。

今年は海外G1を制覇するなど実績は最上位で、府中の良馬場なら崩れるシーンは考えにくい。

ダノンベルーガ。キャリア2戦目で後の皐月賞馬に快勝。皐月賞は馬場の悪い内をつき伸びを欠き、日本ダービーはレース前の発汗が目立った。ポテンシャルは高く、一連のレース内容から見限るのは早計。

2強とみて、⑦⑧⇔⑦⑧→⑤⑨の3連単4点のみ。

(文・垣本大樹)

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【札幌記念】史上初の白毛馬対決 ソダシ対ハヤヤッコに大注目 2022年8月16日(火) 05:00

夏競馬最大のレース・札幌記念が21日、札幌競馬場で行われる。GⅠ馬5頭が出走する豪華メンバーだが、最大の注目はソダシハヤヤッコの、重賞史上初の〝白毛馬対決〟だ。昨年との連覇を狙うソダシか、函館記念と連勝がかかるハヤヤッコか。2頭の美しい戦いが、北の大地を大いに盛り上げる。




純白の馬体が札幌の緑のターフの上でついに相まみえるときがきた。ソダシハヤヤッコ。血統的にいとこ同士のこの2頭が、札幌記念で重賞史上初の白毛馬対決を繰り広げる。

「白毛対決、盛り上がってくれたらいいね」

管理するソダシの須貝調教師、ハヤヤッコの国枝調教師が、そう口をそろえた。1982年にハクタイユーがデビューして以来、JRAでは29頭の白毛馬が登録されているが、同一重賞を走るのは今回が初めて。白毛ファンにとっては、夢のレースが実現することになった。

珍しい対戦というだけでない。ソダシ阪神JFで白毛初の芝GⅠ勝ち。その後も桜花賞ヴィクトリアマイルを勝って、美しいだけでなく、強いアイドルホースとして絶大な人気を誇る。昨年の札幌記念では、有馬記念ブラストワンピースマイルCSペルシアンナイトオークス馬で香港のクイーンエリザベスⅡCも勝ったラヴズオンリーユーという、強敵を難なく打ち破った。今回勝てば、エアグルーヴ以来の札幌記念連覇という快挙も成し遂げる。

前向きな気性から、先行押し切りのパターンが多かったが、前走のヴィクトリアマイルでは4番手で我慢させて、直線で抜け出す好内容でのV。デビューから手綱を取る吉田隼騎手は「今までも前走のように乗りたかったんです。前半に結構ハミを取っていく面があるけれど、だんだんと大人になって、やりたい競馬ができるようになってきています」と成長を感じ取っている。

一方のハヤヤッコは前走の函館記念を勝利。3歳時にダートのレパードSも制していて、白毛初の芝・ダートでの重賞Vという〝二刀流〟だ。国枝調教師は「内枠を引いて内を回ってうまくいったね。勝てば官軍というか、そういう意味では洋芝の適性があったということだろうね。これくらいの距離も合っていると思う」と、3年ぶりの重賞制覇だった函館記念を振り返った。

須貝師が「秋(GⅠ路線)のためのステップレースだけど、勝負は勝負だからね」と話せば、国枝師は「ウチのは2歳年上なんだし、頑張ってもらわないと」と、一歩も引くつもりはない。

GⅠ馬5頭が出走予定で豪華な顔ぶれだけに、ライバルは他にもたくさんいる。それでも美しい純白の2頭が、真夏の札幌で躍動する姿は、ファンならずとも目に焼き付けておきたい。




◆連覇ならエアグルーヴ以来 勝てば札幌記念連覇となるソダシ。芝2000メートルとなった1990年以降、連覇を狙った馬は8頭いるが、達成したのは97、98年のエアグルーヴしかいない。オークス馬で、天皇賞・秋では牡馬を破り、〝女傑〟と呼ばれた偉大な先輩牝馬に、ソダシが肩を並べることができるかも注目だ。




◆連勝ならトウケイヘイロー以来 函館記念札幌記念の連勝を狙うハヤヤッコ。函館開催が札幌開催より前になった1997年以降、12頭の函館記念馬が札幌記念との連勝を狙ったが、2013年のトウケイヘイローしか達成していない。函館記念を3連覇したエリモハリアー(05~07)は、3年連続で札幌記念に挑んだが、6、5、8着と馬券に絡むことができなかった。




※白毛とは 馬の毛色の一種で、黒っぽい色が、徐々に白くなっていく芦毛と違って、生まれたときから大半が白く、肌がピンク色をしているのが特徴。優性遺伝なら子供も白毛で生まれることが多いが、世界的に見ても個体数は多くない。




◆札幌競馬場の入場券 札幌記念当日の札幌競馬場の入場券は、当日の現金発売はなく、すべてインターネットでの予約発売となる(共通回数券も不可)。前日の土曜の札幌と、日曜の他の競馬場(新潟、小倉)では入場券の現金発売が行われる。

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トウケイヘイローが登録抹消 種牡馬に2015年10月10日() 13:53

 2013年のGII・札幌記念など重賞4勝を挙げたトウケイヘイロー(牡6歳、栗東・清水久詞厩舎、父ゴールドヘイロー)が、10月10日付で登録を抹消した。今後は北海道新ひだか町・アロースタッドで種牡馬入りする予定。

 トウケイヘイローは通算27戦8勝(JRA24戦8勝、海外3戦0勝)。獲得賞金は3億3378万9700円(付加賞含む、うち海外6620万700円)。重賞勝ち鞍はGIII・ダービー卿チャレンジT、GIII・鳴尾記念、GIII・函館記念、GII・札幌記念(すべて2013年)。初ダート戦だった3日のGIII・シリウスS8着後、右前脚の浅屈腱炎を発症していることが判明したため、このレースがラストランとなった。

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トウケイヘイロー屈腱炎で引退、種牡馬入り2015年10月9日(金) 05:00

 2013年のGII札幌記念など重賞4勝を挙げたトウケイヘイロー(栗・清水久、牡6、父ゴールドヘイロー)が、右前浅屈腱炎を発症したことが8日、JRAから発表され、引退して種牡馬入りすることが決まった。

 3日のGIIIシリウスS8着が最後のレースとなった。通算27戦8勝(JRA24戦8勝、海外3戦0勝)。繋養先は現在、関係者が協議中で、北海道新ひだか町・アロースタッドが候補となっている。

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トウケイヘイローが右前浅屈腱炎で休養2015年10月8日(木) 17:10

 10月3日のGIII・シリウスに出走し8着だったトウケイヘイロー(牡6歳、栗東・清水久詞厩舎)の右前浅屈腱炎が判明した。今後、9カ月以上の休養を要する見込み。

 トウケイヘイローは2013年札幌記念・GIIなどJRA重賞を4勝。2013年香港C・GIで2着、2014年シンガポール航空国際C・GIで4着と海外でも良績を残している。前走のシリウスSはデビュー27戦目で初めて使ったダート戦だった。

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トウケイヘイローの関連コラム

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今回は★5種牡馬「トウカイテイオー1993」を使った配合例の紹介です。

この馬はイベント「決戦! トウカイテイオー」(終了済)の報酬でもらえる種牡馬で、通常のトウカイテイオーと同じパラメータ・血統に加えて非凡な才能「豪脚」を持っているのが特徴です。





トウカイテイオーは2013年に他界しており、『ダビスタ』シリーズでは2008年発売の『ダビスタDS』に収録されたのが最後です。それが『ダビマス』ではスペシャル種牡馬として、パラメータも大幅にパワーアップして再登場。

現実では後継種牡馬を残せなかったトウカイテイオーですが、『ダビマス』ではぜひ優秀な跡継ぎを生産してみたいところです。



パラメータの高さを生かした配合

トウカイテイオーは血統表内の祖先が古く、クロスを使いにくい点がまず挙げられます。

また見事な配合やよくできた配合に関しては、系統の構成がPhalaris系・Fairway系・Herod系・Herod系と傍流の血ばかりで、成立させるのは至難です。

そこで今回はこれらの配合理論には頼らず、無難にアウトブリード配合にしてみました。トウカイテイオー1993自身パラメータが高く、能力の高い繁殖牝馬を作って配合すれば、それだけでも十分に産駒の能力は期待できます。

繁殖牝馬は、ロドリゴデトリアーノ → ティンバーカントリー → トウケイヘイローと、パラメータのいい★3種牡馬で代重ねをして作りました。



以下が繁殖牝馬作りの際のデータです。その前の代で8頭の牝馬を用意し、すべてにトウケイヘイローを種付けして大量生産をしました。

■産駒の能力

※コメント
タイトル:将来はいくつかのタイトルも狙えるでしょうね
GⅠ   :将来はGⅠも狙えるでしょう
重賞  :将来は重賞も狙えると思いますよ



繁殖牝馬Fの仔がいちばん優秀な感じでした。母がスピードD・スタミナBというスタミナ型のため、産駒もスタミナ豊富な仔ばかりです。その分、スピードはやや低めですが。

最終的に赤線で囲んだ仔を採用しました。





貴重なトウカイテイオー1993を種付け

そしてトウカイテイオー1993を種付け。手持ちの3回分の権利を、すべて前述の牝馬との配合に投じました。





生まれた仔は以下の3頭です。





スピードとスタミナは母と同じCでしたが、アウトブリード配合だけに体質や健康はなかなかの安定ぶり。そしてトウカイテイオー1993から受け継いだ非凡な才能「豪脚」もあり、見た目以上の活躍をしてくれました。

引退後は、この「豪脚」をさらに仔に受け継がせることができます。このあたりについては、次回詳しく見ていきたいと思います。



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○執筆者プロフィール
横井 顕(よこい・けん)
 ゲームが趣味かつ仕事のフリーライター。1994年に『ダービースタリオンⅡ』の公式全国大会で優勝し、以後ゲーム攻略記事に携わる。『ダービースタリオンⅢ全書』(アスキー出版)、『ダービースタリオン96全書』(アスペクト)など90年代の作品から、最近の『ダービースタリオンGOLD全書』(KADOKAWA)まで、シリーズ全般の攻略記事を執筆。現在は最新作『ダービースタリオンマスターズ』をプレイし、本サイトで攻略コラムを公開中。


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2016年12月19日(月) 17:37 横井顕
【徹底攻略12】難関シナリオを突破しよう(2)
閲覧 72,677ビュー コメント 0 ナイス 1



前回のシナリオ攻略の続きになります。

難関の第8話「芦毛で天皇賞(春)(GⅠ)を勝利しよう」です。天皇賞(春)自体がそもそも難関GⅠですが、さらにそれを芦毛の馬で勝つ……という条件が加わります。



芦毛の馬を作るには

芦毛の仔は芦毛の親からしか今のところ生まれていません。つまり芦毛の馬を作るには、芦毛の種牡馬か繁殖牝馬を使って配合をする必要があります。

以下が芦毛の種牡馬です。天皇賞(春)を勝つレベルの馬が狙いなので、パラメータのいい種牡馬のみに絞っています。

★5 ゴールドシップ
★5 タピット
★4 アドマイヤコジーン
★4 スウェプトオーヴァーボード
★3 キャプテントゥーレ
★3 ジョーカプチーノ
★3 チチカステナンゴ

★5や★4の種牡馬は持っていないプレイヤーもいると思いますので、実践しやすい配合としては★3のキャプテントゥーレジョーカプチーノ、チチカステナンゴが候補になるでしょうか。

一方、芦毛の繁殖牝馬は以下のとおり。「優」と「良」に絞ると2頭のみです。

[優・スタミナ型]ヨロコビノウタ
[良・バランス型]スリートリック

これらの馬を使っていかに強い馬を作るか……を考えることになります。


▲芦毛の馬は意外に少ない。クロスを使いやすいジョーカプチーノはおすすめの1頭。



芦毛で強い馬を狙う配合

当初はあれこれと配合を考えたのですが、結局天皇賞(春)を勝てたのは以下のように流れの中で生まれた馬でした。

【例1】自家生産繁殖牝馬にジョーカプチーノを付けて芦毛の産駒を作る

これは友人の牧場ですが、手頃な★3で実績Bの種牡馬(トウケイヘイロー→ハーランズホリデー→ミッキーアイル)で血統を伸ばしつつ、ジョーカプチーノを付けたところスピードA・スタミナEの馬が生まれました。

配合理論は速力クロス1本のみ。母はスピードC・スタミナDで「将来はGⅠも」コメントです。





【例2】最初に芦毛の牝馬を作り、そこから芦毛で自家生産の血統を伸ばしていく

最初にジョーカプチーノ×メゾンフォルティーで芦毛の牝馬を作り、上記と同様に★3で実績Bの種牡馬(ナカヤマフェスタ→ティンバーカントリー→トウケイヘイロー)をつないでいったところスピードAの馬が生まれました。

産駒は半分以上が芦毛なので、芦毛で血統をつないでいくのはけっこう簡単です。

配合理論は速力と底力のクロスが2本ずつ。母は馬体解析をしていないので能力は不明ですが、1歳時コメントは「バネ」「優しい」「スピード」「落ち着き」「早熟」、戦績は牝馬GⅠ2勝という馬でした。





天皇賞(春)を勝つためには

天皇賞(春)は非常にスタミナを要するレースで、スタミナがないと4コーナーで大きく後れを取る感じがあります。敵はゴールドシップをはじめキズナフェノーメノエイシンフラッシュなど強敵ぞろいなので、早めに仕掛けて抜け出さないと勝つのは至難です。

ならば上記で紹介したようなスピード一本槍の馬でどうするのか……というところですが、天皇賞(春)限定でスタミナアップする才能「春風」を付けると劇的に走りが変わるのです。


▲「春風」Lv.6を付けて挑み、後続を7馬身ぶっちぎった。



スピードAの出足で先頭に立ち、才能「春風」のスタミナ補強で絶好のスパートを切る……という形ですね。


▲こちらはゴールドシップフェノーメノの猛追を振り切って勝利。



なお才能「春風」は、阪神大賞典日経賞大阪杯のいずれかを勝つと特別調教師を獲得できます。どれも難易度の高いGⅡですが、この中では距離の短い大阪杯が比較的勝ちやすくておすすめです。

日経賞も距離は長いですが敵薄の年がときどきありますので、スタミナ豊富な馬や才能「快走」などでスタミナ補強された馬なら挑んでみる価値はあります。



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○執筆者プロフィール
横井 顕(よこい・けん)
 ゲームが趣味かつ仕事のフリーライター。1994年に『ダービースタリオンⅡ』の公式全国大会で優勝し、以後ゲーム攻略記事に携わる。『ダービースタリオンⅢ全書』(アスキー出版)、『ダービースタリオン96全書』(アスペクト)など90年代の作品から、最近の『ダービースタリオンGOLD全書』(KADOKAWA)まで、シリーズ全般の攻略記事を執筆。現在は最新作『ダービースタリオンマスターズ』をプレイし、本サイトで攻略コラムを公開中。

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2016年12月15日(木) 23:17 横井顕
【ダビマスプレイ日記】2016年12月15日(木)
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ティンバーカントリー産駒の牝馬に
今度はトウケイヘイローを配合。

速力と底力クロスが2本ずつ成立する。

長くなってきたので配合をちょっと整理。

トウケイヘイロー
母父ティンバーカントリー
母母父ナカヤマフェスタ
母母母父ジョーカプチーノ
母母母母メゾンフォルティー

ナカヤマフェスタの時点では完璧な配合だったけど、
いい産駒が出なかったので、そこから★3の種牡馬で
行き当たりばったりに血統を伸ばしている。

そんな中で久々にスピードA産駒来た!
スタミナはDだけど。
そして……天皇賞(春)を無事制覇!




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2016年12月9日(金) 19:34 横井顕
【徹底攻略6】完璧な配合はおすすめか?(1)
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『ダビスタ』シリーズにはさまざまな配合理論が登場します。この理論を駆使して最高の配合を考えるのが『ダビスタ』の大きな楽しみと言えます。

配合理論は作品ごとにいろいろと移り変わってきましたが、だいたいどの作品にも「これが鉄板」という中核的な配合理論がありました。『ダビスタ96』の面白い配合、『ダビスタ(PS版)』のニトロ指数、『ダビスタ(セガサターン版)』や『ダビスタ99』の見事な配合などなど……。

いずれも、最強馬を目指す際に「この配合理論を使わないとまず無理」という最重要な要素です。

近年では『ダビスタDS』でしっかり配合、『ダビスタGOLD』で凝った配合が注目されました。能力アップの効果に加え、産駒の見極めにも影響する大事な要素でした。



さて、最新作『ダビマス』に登場する配合理論は以下の5つです。
●クロス(←→アウトブリード)
●面白い配合
●よくできた配合
●見事な配合
●完璧な配合(面白い配合+見事な配合)

あとニックスに相当する「相性」の存在があるようですが、詳細は不明です。



『ダビマス』の配合理論は実質3つ?

前述の配合理論のうち、クロスは祖先馬の持つ因子(クロス効果)を得られ、面白い配合は根性アップ、見事な配合はクロス効果増幅の役割があります。

「よくできた配合」はシリーズ初登場の新理論ですが、内容としては見事な配合の下位版にあたるもの。成立条件が緩い代わりに効果も控えめという要素です。

そして完璧な配合は、『ダビスタ04』の頃からお馴染み、面白い配合と見事な配合が同時に成立したときの呼び名です。

こうして見ると、配合理論は実質的にクロス・面白い配合・見事な配合の3つだけ……とも言えます。ずいぶんとシンプルになった感じですね。この中にキーとなる配合理論があるんでしょうか。


個人的には、いかにもすごそうなコメントをされる完璧な配合に、何か特別な付加効果があるのではないか……と見ています。これまでのシリーズでは、単に面白い配合と見事な配合の効果が足されただけのものでしたが……。


▲完璧な配合の仔が誕生したときのコメント。何かすごそう。



2代で完璧な配合を実践

そこで、完璧な配合を試してみることにしました。初代配合だとあまりいい条件の組み合わせがなかったため、以下のように2代で配合を作っています。



実績Bの★3種牡馬トウケイヘイローで締め。完璧な配合+底力クロス4本という配合になります。スピードを高める要素がないですが、完璧な配合に何か付加効果を期待して実践です。



初代で繁殖牝馬作り

初代のキャプテンスティーヴ×ファーストオーダーのところは、繁殖牝馬作りが最優先の目的。ファーストオーダーは優秀な高額繁殖牝馬ですが、キャプテンスティーヴが実績Cという点がネックです。

できれば能力の高い仔を繁殖入りさせたいところですが、ここはあまりえり好みせず、「牝馬なら何でもOK」くらいのつもりで進めました。

結局ファーストオーダーから牝馬が2頭だけ生まれ、これを両方とも繁殖入りさせました。どちらも重賞を2勝しているので、そこそこ能力はあると思います。


▲初代の時点ではクロス(速1・底1・ダ1)のみ成立。



完璧な配合の手応えは……

そしてつぎの代でトウケイヘイローを付けて完璧な配合の完成!

どんな仔が生まれるのか、期待しながら馬体解析をしていきましたが、ほとんどの仔がスピードC・スタミナDという判定。なかにはスピードDの仔も……!

どうもあまり手応えがよくないですね。やはりスピードを高める要素がないせいか。

その代わり、根性・気性・体質はどの仔も高めです。根性が高いのは面白い配合の影響でしょうが、それに加えて気性と体質も改善される……というのが完璧な配合の傾向ですかね。


▲生まれた仔はだいたいこんな感じ。敵薄なGⅠなら何とか勝てるくらい。


見事な配合の効果を生かすべく、つぎは速力クロスもちゃんと織り交ぜた配合を試してみたいと思います。



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○執筆者プロフィール
横井 顕(よこい・けん)
 ゲームが趣味かつ仕事のフリーライター。1994年に『ダービースタリオンⅡ』の公式全国大会で優勝し、以後ゲーム攻略記事に携わる。『ダービースタリオンⅢ全書』(アスキー出版)、『ダービースタリオン96全書』(アスペクト)など90年代の作品から、最近の『ダービースタリオンGOLD全書』(KADOKAWA)まで、シリーズ全般の攻略記事を執筆。現在は最新作『ダービースタリオンマスターズ』をプレイし、本サイトで攻略コラムを公開中。

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2016年10月28日(金) 10:00 みんなの競馬コラム
【天皇賞(秋)】血統考察 byうまカレ
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学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。
先週の菊花賞は◎レインボーラインで外すという失態を犯してしまいました(笑)。さて今週は天皇賞(秋)です。

●レースの質次第で様々なタイプの勝ち馬が生まれる
2000mという距離は、マイルと2400mの中間にある距離で、総合力が試される競馬において非常に重要な距離です。ですからレースの質次第で様々なタイプの勝ち馬が生まれます。これについては、望田潤氏のブログの昨年10月28日のエントリーが非常に分かりやすいので少し追記して引用させていただきます。

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過去11年の天皇賞(秋)勝ち馬を血統・体質・走法・脚質などで大別してみると

・ピッチ群
05年ヘヴンリーロマンス…ゴール前1Fのラップ11.4をイン差し
09年カンパニー…11.6を中団差し
12年エイシンフラッシュ…11.8を後方一気
15年ラブリーデイ...11.6を中団差し

・ストライド群
07年メイショウサムソン…12.1を好位抜け出し
08年ウオッカ…12.6を中団差し

・ピッチだが東京向き群
10年ブエナビスタ…11.9を中団差し
14年スピルバーグ…11.9を後方一気

・Hyperion群
06年ダイワメジャー…12.5を直線先頭
11年トーセンジョーダン…11.8を中団差し
13年ジャスタウェイ…12.2を中団差し

引用元:「血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog」より
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ここ2年は、昨年が《12.8-11.7-11.9-12.2-12.0-12.2-11.6-11.3-11.1-11.6》という道中1F12秒台を3度も計測するクラレントの溜め逃げで、猛烈なピッチ走法で走るラブリーデイの瞬発力が活き、一昨年も《12.9-11.7-11.8-12.2-12.1-12.1-12.3-11.4-11.3-11.9》と、同じく12秒台3度計測のカレンブラックヒルの溜め逃げで、ピッチ走法のスピルバーグと、ジェンティルドンナのワンツー。そして2年連続で3着は、一瞬の脚で勝負する(手応え詐欺と評されることがある)イスラボニータが3着。

その前の年は、トウケイヘイロー×武豊騎手の1000m通過58秒4、《12.6-11.3-11.1-11.5-11.9-11.9-11.9-11.6-11.5-12.2》という、道中12秒台を1度も計測しない速い流れ。これを制したのが、「持続力の鬼」、Hyperion群のジャスタウェイでした。

天皇賞(秋)というと、ジャスタウェイの制した2013年のような流れになり、持続力がモノをいうレースになり易かったものです。果たして今年はどんな流れになるでしょう。


エイシンヒカリはどんな逃げを打つのか
鍵を握るエイシンヒカリは、キズナラキシスサトノアラジンリアルスティールらが出たお馴染のディープインパクト×Storm Catというニックス。このニックスは、Sir Gaylord≒Secretariat6×4という屈指の柔らかさを伝える兄弟クロスができるので、血統表の残りの1/4でパワーを注入する必要があります。それでもリアルスティールのようにMonevassia(=Kingmamboの全妹という名血)レベルの名血でない限りは柔らかさが優り、差し馬になり易く、だから武豊騎手もエイシンヒカリのことを「逃げ馬ではないようだ」と評したのだと推測できます。

それ以上に、注目すべきはこの馬の気性面。武豊騎手も「とにかくこの馬のリズムが大事」とコメントしていますし、今回に関していえば、「地下馬道でイレ込む」タイプなだけに、海外と異なり地下馬道が存在する東京競馬場というのがカギ。昨年はそれでスムーズさを欠いてしまいました。それでも毎日王冠を使わなかったことはプラスでしょう。

最内枠を引いたため逃げる可能性がさらに高くなりましたし、逃げて制した香港カップは11秒台後半を刻み続けるような絶妙な逃げでした。今回もそのような逃げを打つとなると、近年では2007年のコスモバルク《12.9-11.5-11.7-11.6-11.9-11.9-11.9-11.5-11.4-12.1》に近い逃げになるのではないかと推測します。しかしこの逃げをしても東京2000mでは、キタサンブラックダイワメジャーダイワスカーレットのように「粘着力」を引き出す配合ではないエイシンヒカリが逃げ切ることは厳しいと考えます。ただ、この馬のリズムを大事にする騎乗をすると明言している以上、この逃げになる可能性が高いと言わざるを得ません。

可能性は低いですが、ハナを叩く可能性がある馬としてクラレントロゴタイプが挙げられます。ただ、どちらも東京2000となるとスローに落としたいクチのために、内からエイシンヒカリが主張し続けた時に、無理に競り合ってハナを奪うことは自分のためになりません。ですからひょっとすると、エイシンフラッシュが制した2012年のように、大逃げしたシルポートには誰も付いていかずに「2番手以下はスロー」という事象が発生するのではないかとも思うわけですが、さすがにエイシンヒカリをそこまで楽に逃げさせることは誰かが止めるだろうとも思うわけです。

総括すると、休み明けはプラスだが、地下馬道を通る府中では気性面の不安があるし、東京2000mを逃げ切るのは血統的にも難しいし歴史も証明している…ということになります。

とはいえ、昨年、一昨年ほどの緩い流れにはならないだろうという前提で考察を進めれば、重要となるのは2000mらしい「スタミナ≒持続力」です。それは血統的にいえば、ジャスタウェイ然り、トーセンジョーダン然り、ダイワメジャー然り、ダイワスカーレット然り、Hyperionなのです。


●名手が隠れた持続力を引き出す
毎日王冠は2着だったアンビシャスは、一般的には「ディープ産駒らしい斬れ味」が持ち味の馬だと解釈されているかもしれませんが、何度も触れてきたように、母がエルコンドルパサー(Special=Lisadell4×4・3+Flower Bowl)×カルニオラ(Tudor Minstrel5×5やCourt Martial+Hyperion8×6×7×5)で、キタサンブラックダイワメジャーダイワスカーレットメジャーエンブレムの粘着力の根源と同じハイインロー(HyperionとSon-in-Law)が大量。本来であれば前出した馬たちのような粘着力を武器とするタイプや、ズブい中長距離馬(全兄インターンシップはそう)に出るのにも関わらずこれだけの斬れ味を持っているというところがミソ。

だから斬れ味比べでも十分通用するけれど、本来は粘着力≒持続力が活きる流れこそがベストパフォーマンス発揮の場だろうし、実際重賞を制したラジオNIKKEI賞も大阪杯も先行していました。

今回は何といっても、彼をその大阪杯で先行させ、カンパニーを先行させて大成させ、先週ミツバで逃げ切った横山典弘騎手が鞍上で、調教では末を伸ばす競馬をしているようだが、何とか先行させて、隠れた持続力を引き出してほしいです。

大阪杯では内から離れた外目2番手ですんなりと折り合ったように、周りに馬がいる方が掛かりやすいタイプである可能性があるから、外に馬がいないところで折り合うというイメージも、少なくともフルゲート時よりはイメージし易いです。

ヒカリの11秒台後半を刻み続ける逃げならば、レースの上がりは35秒前後、勝ち馬が先行集団から生まれるのならば、勝ち馬の上がりは34秒5前後。東京2000、天皇賞(秋)ということを考慮すれば、このイメージに最も合致するのはアンビシャスです。ジャスタウェイだって、道中12秒台がないトウケイヘイローの逃げで覚醒したのです。


●その他有力馬短評
サトノクラウンは、もの凄い配合で、種牡馬として日本競馬を変える力があるとまで思っています。競走馬としての適性に関していえば、東京はベストで馬場不問、昨年の大敗は状態面が敗因で参考外、能力は全く見劣りません。そして、ソフトなタッチの好調福永騎手も合うタイプでしょう。

ステファノスは、開幕週で外目を回った鳴尾記念、5着だった宝塚記念の内容から昨年以上に相当な地力強化が見てとれ、前走の毎日王冠は「外伸び馬場で内を突いて詰まる」という最悪の形に。天皇賞も内伸び馬場になる可能性もなくはないですが、普通に考えれば印を回さざるを得ません。ただ、菊花賞カフジプリンスではありませんが、分かりやすすぎる狙いになっているのが怖いですね。

モーリスは、ダイワメジャー的なハイインローをベースとした配合ではないので、やはり東京2000mだとスロー希望のマイラーだと思います。ですからエイシンヒカリの作りだす流れではこの鞍上でも勝ち切ることはかなり厳しいとみます。

ルージュバックの父マンハッタンカフェは、非常に奥深い種牡馬で短距離馬(ジョーカチプーノやスプリングサンダー)からステイヤーまで輩出します。ルージュバックの配合のポイントは、Halo≒Boldnesian≒Red God3・5×5・5で、百日草特別や、エプソムC→毎日王冠の「東京1800mのヨーイドン」という質のレースから、「東京2000mの持続戦」というそれとは異質のレースに変わってどうなのか。今回はそれに尽きると思います。それでも天皇賞、今年の天皇賞は、Hyperion的なスタミナ≒持続力が重要になるのではないかと考えている以上、重い印は打てません。

ラブリーデイリアルスティールはパワーが優ったピッチ走法で東京2000mならスロー希望。そういう流れが見込めない今回は工夫して3着までではないでしょうか。
しかしラブリーデイに関しては、「昨年ほどの勢いがない」という意見も散見されますが、私はそれと意を異にします。産経大阪杯4着は緩い流れで位置取りの差、香港QE22着と宝塚記念4着は不得意の道悪やハイペースを考えれば相当なパフォーマンスで、特に宝塚記念での4角での捲りはさすがとしか言いようがありません。京都大賞典は、昨年ほどの上がり勝負になりませんでしたし(2400であれば究極の上がり勝負になった方が良い)、内伸び馬場で外々を回る競馬でしたから悲観する必要はありません。人気が暴落するようならむしろ買ってみたいですし、もはや2000mなら無条件で買うべきレベルの馬ではないかとすら思います。

穴として注目されるのはアドマイヤデウスサトノノブレスでしょう。
アドマイヤデウスは昨秋は状態が整っていなかったようで、今季は立て直しそれなりの成績を残しています。Hyperionの塊のような馬で、本来は持続力を武器にしているタイプ。血統的には推せるのですが、久しぶりの2000mがどう出るかでしょう。
サトノノブレスは今年に入り重賞2勝、鳴尾記念の「もうGIIIなら格が違います」という勝ちっぷりは、厩舎の同級生であるラブリーデイを想起させるものがありました。外目を早めに進出しての8着という宝塚記念の内容もかなり濃いもの。しかし東京のGIとなると掲示板までがギリギリなのではないかとも思わせられます。
この2頭は、4連単5連単があったら買いたいタイプ…としておきます。


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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

【うまカレBlog】http://umacollege.blog.fc2.com
【Twitter】https://twitter.com/umacolle
【Facebook】https://ja-jp.facebook.com/umacolle

金沢ユウダイ
【Twitter】https://twitter.com/derby6_1
【ブログ】http://derby6-1.hatenablog.com/

執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2015年10月3日() 14:00 凄馬プロジェクトチーム
第124回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~シリウスステークス GIII
閲覧 592ビュー コメント 0 ナイス 0

みなさんこんにちは!

本日は阪神11R「シリウスステークス GIII」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。


U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。



第1グループ(橙)は、ナムラビクターから1.0ポイント差(約1馬身差)内のニホンピロアワーズダノンリバティまで3頭。
第2グループ(黄)は、マルカプレジオから1.0ポイント差(約1馬身差)内のグランドシチーランウェイワルツまで5頭。
第3グループ(薄黄)は、キクノソルから同差内のトウシンイーグルトウケイヘイローアウォーディーまで4頭で、以下は第4G(灰)となっています。

さてこのように色分けされた分布を見ると、上位では6位→7位間に1.9ポイントのやや大きな開きが見られる配置となっています。

この1.9ポイント差を踏まえ、今回の馬券構築は上位6頭から本命を選びたいと思います。
◎はマルカプレジオ。休み明けで高齢ということで人気もそこそこだと思いますし、【ゴールドアリュール産駒関西牡馬(6-1-3-9)※単回値プラス】、【福永騎手+関西牡馬(8-5-4-30)※単複回値ともにプラス】の舞台(いずれも近10年阪神ダ2000成績参照)という好材料もあり。
加えて、ここ3週の調教内容もこの馬としては絶好と言って良いものでしたので一発を期待してみたいと思います。

○は人気でもダノンリバティ。総合ポイント3位もそうですが、近年このレースに出走してきた3歳馬と比較しても最上位のU指数(98.0)ですので素直に評価したいと考えています。
そして▲も人気どころからナムラビクターとし、☆ランウェイワルツ。△アウォーディートウケイヘイローキクノソルニホンピロアワーズまで印を回したいと思います。

今回の私の馬券は◎が単勝20倍程度つきそうなので(土曜重賞は前日オッズが参考できず困りますねぇ(´・ω・`)。コラム執筆段階のウマニティサイト内予想オッズ(=みんなの人気)でも20倍辺りをうろうろしているようですが。)、例によって◎の単複勝負になりそうですが、当コラムでは◎からの馬連と◎=○▲からの3連複で勝負!とします。


【馬連ながし】
◎⇔印
9⇔2,3,4,5,8,9,10,12(8点)

【3複フォーメーション】
◎=○▲=総流し(19点)
9=3,8=1,2,3,4,5,6,7,8,10,11,12(19点)


計27点

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トウケイヘイローの口コミ


口コミ一覧
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 今週の土曜メイン重賞は「ダービー卿CT」。そのグレードはG3・・・その位置づけから、どんな狙いを持って参戦(チャレンジ)してくるのかを推測し、予想の鍵を探りたいと思います!

 上半期の古馬G3への出走は、馬齢によって目指すところが違いますが、ある意味、G1やG2以上に時としてハッキリしている場合があると思われます。


 3歳クラシックで勝ち負けを争った世代のトップクラスの馬たちは、休養を挟んで4歳となって戦線に復帰するのがG2やG1からになります。

 ですから、このレース(ダービー卿CT)に出走してくる4歳馬は『古馬重賞初制覇』が大命題になっているはずです。特に、この時期(3月下旬)は今年上半期の最終目標となるべきレースとの間隔も近いし、もちろんこのレースが勝利可能な目標としている陣営もいるでしょうから、一定のレベル以上に仕上げてくる馬がほとんどだと思いますので、どの馬の本気度が高くて、どの馬が本気モードではないかにあれこれ悩む必要がないのでは、と捉えています。

 5歳以上の古馬たちにとっても同様のことがあるとみられるので、それぞれの馬の能力・実力がハッキリする『ガチンコ勝負』が展開されてきたとみられます。

 ですから、各馬齢に応じた『ダービー卿CT』出走の狙いを踏まえつつ、前走の成績から1着馬となる可能性を見つけていきたいと思います。


 まずは、『ダービー卿CT』における馬齢毎の狙い(あくまでも予想をするための前提として)に当てはめて出走馬を分類してみます。


 (1)4歳馬   重賞初制覇
グラティアス   京成杯1着、皐月賞6着、ダービー8着、セントライト記念9着、
         白富士S3着→東風S(L)5着→
タイムトゥへヴン 京成杯2着、弥生賞6着、NZT2着、NHKマイルC6着、ダービー13着、セントライト記念14着、
         富士S3着、キャピタルS8着、ニューイヤーS7着→東風S(L)11着→
リフレイム    京王杯2歳S5着、クイーンC13着、フラワーC10着、2勝クラス1着→3勝クラス1着→

 (2)5歳馬   重賞初制覇またはGⅡ・GⅠに通用の可能性の確認
インターミッション アネモネS(L)1着、桜花賞14着、オークス18着、信越S(L)1着→オーロC15着→
ギルデッドミラー  アーリントンC2着、NHKマイルC3着、京都牝馬S2着、ターコイズS3着→京都牝馬S6着→
ダーリントンホール 札幌2歳S3着、共同通信杯1着、皐月賞6着、ダービー13着、富士S5着、
マイルCS着7着→洛陽S(L)2着→
ノルカソルカ    3勝クラス1着→小倉大賞典6着→
ワーケア      ホープフルS3着、弥生賞2着、ダービー8着、七夕賞15着→東風S(L)8着→

 (3)6歳馬   重賞通用の能力が維持できているかの確認、または、引退前の重賞制覇
インテンスライト  3勝クラス2着→3勝クラス1着→
カイザーミノル   マイラーズC3着、京王杯SC3着、天皇賞秋14着→京都金杯3着→
カテドラル     アーリントンC2着、NHKマイルC3着、キャピタルS9着→東京新聞杯2着→ダービー卿CT2着
          安田記念12着、中京記念2着、京成杯AH1着、マイルCS9着→東京新聞杯8着→
ザダル       セントライト記念3着、エプソムC1着、富士S 7着→京都金杯1着→
トーラスジェミニ  3勝クラス4着→3勝クラス1着→ダービー卿CT11着→エプソムC3着、
           小倉大賞典14着→東風S(L) 1着→ダービー卿CT6着→安田記念5着
           七夕賞1着、中山記念16着→黒船賞8着→
フォルクメン    ニューイヤーS13着→洛陽S(L) 4着→
ミッキーブリランテ シンザン記念3着、ニューイヤーS(L) 1着→阪急杯2着→

 (4)7歳以上馬 下半期以降も競走馬生活の継続が可能かの確認、または、引退前の重賞制覇
サトノフェイバー  きさらぎ賞G1着、京都金杯14着→大阪城S(L)6着→
ボンセルヴィーソ  デイリー杯2歳S2着、ファルコンS2着、NZT3着、NHKマイルC3着、
            淀短距離S(L)5着→東風S(L) 12着→ダービー卿CT2着→安土城S(L)3着、京成杯AH3着、
            京都金杯7着   →東風S(L) 2着→ダービー卿CT3着→マイラーズC12着
            ニューイヤー(L) 3着→東風S(L) 1着→


 年齢ごとに4つのグループにまとめてみましたが、過去10年のデータから馬齢別の狙いが適切かどうかを次に検証してみたいと思います。

 『ダービー卿CT』の歴代の1着馬の成績を示すことによって出走時の狙いが明らかになると考え、データを分析してみます。

【1着馬の前走までの成績・次走の成績】
2021年1着 テルツェット  4歳 3勝クラス1着   ダービー卿TC1着(初制覇)→ヴィクトリアM14着
2020年1着 クルーガー   8歳 東京新聞杯5着   マイラーズC1着、富士S3着、京都金杯2着、
                 QE2世C2着、ダービー卿CT1着→安田記念14着 引退
2019年1着 フィアーノロマーノ5歳3勝クラス1着   ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念14着
2018年1着 ヒーズインラブ 5歳 3勝クラス1着   ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念13着
2017年1着 ロジチャリス   5歳 東風S 3着   ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念14着
2016年1着 マジックタイム  5歳 京都牝馬S2着  ダービー卿CT1着(初制覇)→ヴィクトリアM6着
クイーンC2着
2015年1着 モーリス     4歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念1着
2014年1着 カレンブラックヒル5歳 阪急杯 11着   ダービー卿CT1着→安田記念9着
                  NZT1着、NHKマイルC1着、毎日王冠1着、
2013年1着 トウケイヘイロー 4歳 3勝クラス1着 ダービー卿CT1着(初制覇)→京王杯SC8着
2012年1着 ガルボ      5歳 阪急杯 5着   ダービー卿CT1着→安田記念5着
                  シンザン記念1着、富士S3着、京都金杯2着、阪急杯2着
                  東京新聞杯1着


 『ダービー卿CT』で1着になった10頭中7頭が重賞初制覇という予想以上に出走馬の狙いが鮮明になったように思います。

 しかも、4歳馬は『古馬重賞初制覇』が大命題ではないか、と書きましたが、7頭すべてが2・3歳の重賞では勝ち切れていません。最高着順は2着までです。ですから、生涯初重賞制覇が『ダービー卿CT』だったということになります。

 7頭の重賞初勝利組を更に細かく見てみると、

 4歳馬 
テルツェット   4歳 3勝クラス1着  ダービー卿TC1着(初制覇)→ヴィクトリアM14着
            1勝クラスから4連勝で重賞初勝利 前走:節分S1600m
モーリス     4歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念1着
            2勝クラスから3連勝で重賞初勝利 (G14連勝→2着2回→G14連勝)
            スプリングS4着
トウケイヘイロー 4歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT1着(初制覇)→京王杯SC8着
            朝日杯FS4着、シンザン記念4着

 5歳馬
フィアーノロマーノ5歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念14着
            ファイナルS
ヒーズインラブ  5歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念13着
            武庫川S1600m
ロジチャリス   5歳 東風S(OP)3着 ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念14着
            ラジオNIKK4着
マジックタイム  5歳 京都牝馬S2着  ダービー卿CT1着(初制覇)→ヴィクトリアM6着
            クイーンC2着

 4歳馬3頭については、前走が全て3勝クラス1着です。2・3歳重賞では4着となり、重賞でも通用する能力を示していた実力馬か、前走の3勝クラスまで連勝していて調子・実力共に上向きの『上がり馬』だったことが分かります。

 5歳馬については、1600mの距離適正があった(4戦3勝で掲示板を外していない。マイル戦4-2-3-4)か、3歳重賞で2着・4着と能力の高さを見せていた馬たちでした。


 では、重賞初制覇でなかった3頭は、どんな馬たちだったのでしょうか。まず、2頭の5歳馬について


2014年1着 カレンブラックヒル5歳 阪急杯 11着   ダービー卿CT1着→安田記念9着
                           NZT1着、NHKマイルC1着、毎日王冠1着
2012年1着 ガルボ      5歳 阪急杯 5着    ダービー卿CT1着→安田記念5着
                  シンザン記念1着、富士S3着、京都金杯2着、阪急杯2着
                  東京新聞杯1着

 5歳馬の2頭については、3歳重賞でも古馬重賞でも勝利を挙げると共に、重賞2・3着などコンスタントに勝ち負けを争える力を持っている2勝以上の勝馬という共通点があります。前走も『阪急杯』からとまったく同じで、最終目標となる『安田記念』でも有力(両馬とも5番人気)とみられる実力を持っていました。

 おそらく、『安田記念』出走に向けて体調を上げていく過程で『ダービー卿CT』に出走したところ、能力の一端を示しただけで勝つことができたのではないかと思います。2着馬との着差が『0.0秒』で辛勝だったことも共通しており、2頭の能力からみて、仕上がり途上で出走し、実力差によって勝利したと考えて間違いないと思います。

 ちなみに、この2頭に着差『0.0秒』でそれぞれ惜敗したカオスモスは4歳で、オセアニアボスは7歳で重賞初制覇を逃したことになります。


 最後の1頭は、8歳での勝利でした。

2020年1着 クルーガー   8歳 東京新聞杯5着   マイラーズC1着、富士S3着、京都金杯2着、
                 QE2世C2着、ダービー卿CT1着→安田記念14着 引退

 クルーガーは、4歳時にG2マイラーズCで重賞初勝利を挙げて1年間の長期休養。その後、G3で2・3着はあったものの目を見張るような戦績を挙げられなかったのですが、1着馬との着差は全レース1.0秒以内で、底力の片鱗を見せていました。

 7歳で海外G1に初挑戦して2戦目に2着になり、依然として実力に大きな衰えのないことを示していました。8歳になり、2戦目で『ダービー卿CT』に初出走し、4年ぶりに重賞2勝目を挙げて安田記念14着を最後に引退しました。

 勝ち味に遅い馬が、4年後の引退間近になっての勝利は、ほとんど重賞初制覇と同じではないでしょうか。

 そして、カレンブラックヒルやガルボの時と同じように、クルーガーに敗れた2着馬のボンセルヴィーソも勝てば重賞初制覇になったかもしれないのです。これは奇跡的偶然の一致と言うしかありません。


 結論として、『ダービー卿CT』における馬齢別の狙いが適切であったとの思いを強く感じつつ、本命候補を取捨するためのキーワードを『重賞初制覇』で予想したいと考えます。


 予想をする上で、もう一つ確かめておきたいことがあります。それは『リピーター』の成績です。

 実は、先程話題に出したボンセルヴィーソが今年も出走することになっており、合わせて3頭がリピーターとして名を連ねます。

ボンセルヴィーソ8歳 ニューイヤー(L) 3着→東風S(L) 1着→ダービー卿CT?着→
ボンセルヴィーソ7歳 京都金杯7着    →東風S(L) 2着→ダービー卿CT3着→マイラーズC12着
ボンセルヴィーソ6歳 淀短距離S(L)5着 →東風S(L) 12着→ダービー卿CT2着→安土城S(L)3着

カテドラル   6歳 マイルCS 9着  →東京新聞杯8着→ダービー卿CT?着→
カテドラル   5歳 キャピタルS(L)9着→東京新聞杯2着→ダービー卿CT2着→安田記念12着

トーラスジェミニ6歳 中山記念 16着  →黒船賞 8着 →ダービー卿CT?着→
トーラスジェミニ5歳 小倉大賞典14着  →東風S(L) 1着→ダービー卿CT6着→安田記念5着
トーラスジェミニ4歳 3勝クラス4着   →3勝クラス1着→ダービー卿CT11着→エプソムC3着


 昨年の2着馬、3着馬が今年も揃って参戦してきます。さらに、6着馬も参戦しますので、『ダービー卿CT』におけるリピーターの成績を確かめておく必要があります。

【過去10年間のリピーターの成績 今年の出走馬以外】
キャンベルジュニア6歳 スワンS 10着 →阪神C 11着 →ダービー卿CT2着→京王杯SC2着
キャンベルジュニア5歳 3勝クラス2着 →3勝クラス1着→ダービー卿CT2着→京王杯SC11着
キャンベルジュニア4歳 3勝クラス2着 →3勝クラス1着→ダービー卿CT8着→3勝クラス3着

ロジチャリス   6歳 キャピタルS15着 →東風S 8着 →ダービー卿CT12着→函館記念12着
ロジチャリス   5歳 札幌記念15着  →東風S 3着 →ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念14着

インパルスヒーロー6歳 リゲルS 12着 →東風S(L) 1着 →ダービー卿CT10着→谷川岳SOP12着
インパルスヒーロー5歳 ポルックスS14着→東風S(L) 3着 →ダービー卿CT 3着→谷川岳SOP4着
インパルスヒーロー4歳 富士S 9着  →キャピタルS16着→ダービー卿CT 6着→京王杯SC12着
                     ファルコンS1着、NHKマイルC2着

カオスモス    5歳 ファイナルS13着→シルクロードS13着→ダービー卿CT 9着→谷川岳SOP11着
カオスモス    4歳 洛陽SOP3着 →東風S(L) 4着  →ダービー卿CT2着→マイラーズC6着

ダイワマッジョーレ6歳 京都金杯16着  →阪急杯 14着   →ダービー卿CT11着 引退
ダイワマッジョーレ4歳 中山金杯5着  →東京新聞杯2着  →ダービー卿CT2着→京王杯SC1着

ダイワファルコン 7歳 福島記念1着  →中山記念 12着  →ダービー卿CT12着→七夕賞9着
ダイワファルコン66歳 有馬記念10着  →中山記念 2着  →ダービー卿CT3着→鳴尾記念10着
ダイワファルコン 5歳 中山金杯2着  →中山記念 9着  →ダービー卿CT5着→エプソムC9着

ガルボ      6歳 東京新聞杯8着 →フェブラリーS11着→ダービー卿CT5着→京王杯SC3着
ガルボ      5歳 東京新聞杯1着 →阪急杯 5着   →ダービー卿CT1着→安田記念5着

 以上のように、リピーターの成績の評価は難しいところがありますが、前年より明らかに出走レースのレベルや着順が上がっていれば『ダービー卿CT』における着順も上がっているように感じられます。

 着順を落としている頭数や頻度数の方が若干多い印象ですが、『リピーター』だからといって切り捨てず、公平な目で能力が発揮できるかどうかを判断する必要がありそうです。

 では、今年出走するリピーターの3頭を本命候補の中に入れるかどうかその順位付けをしてみます。

【リピーター組の本命候補】

第1位 ボンセルヴィーソ
 8歳でも勝てば正真正銘の重賞初制覇。2・3歳時には重賞で5戦連続馬券に絡んだこともある素質馬で善戦マン。4歳・5歳では条件クラスで低迷し、雌伏の時を過ごす。
5歳の年末に渡月橋Sを勝って条件クラスを卒業し、6歳春からG3に照準を定めたのか、6歳・7歳ではG3で3着・2着・3着・3着と全て馬券に絡むなど、立て直しを図って結果が出るようになると、7歳上半期はG2マイラーズCに挑戦して12着と大敗を喫する。7歳下半期にもG2富士Sに再挑戦したが15着と再び惨敗に終わる。
今年は8歳となり、昨年の3着と同じ臨戦過程で出走するが、前走は昨年を上回る東風S(L) 1着なら、一昨年の2着をも超える重賞ウイナーになって引退の花道を飾れるかもしれない。仕上がり具合によって重賞もG3なら・・・
芝1600m成績 1-3-7-11 複勝率50.0%
2021年 8歳 ニューイヤー(L) 3着→東風S(L) 1着→ダービー卿CT?着
2020年 7歳 京都金杯7着    →東風S(L) 2着→ダービー卿CT3着→マイラーズC12着
2019年 6歳 淀短距離S(L)5着 →東風S(L) 12着→ダービー卿CT2着→安土城S(L)3着

第2位 カテドラル
 昨年の『ダービー卿CT』2着馬であり、その後、G3中京記念2着、G3京成杯OHで1着となり既に重賞初制覇を飾っている。
 3歳時にG3で2着、G1で3着と能力は高いが、G3でも大敗を喫するなど浮き沈みも激しい。4歳時には5戦してOP勝ちはあるものの、重賞ではG2とG1への出走だったこともあって掲示板に載ることもなかった。
 5歳になってG3を2戦連続で2着となり、その2戦目が昨年の『ダービー卿CT』2着だった。もし、1着になっていれば重賞初制覇であったが、待望の重賞制覇は下半期のG3京成杯OHだった。
 6歳でリピーターとして出走することになったが、前走の東京新聞杯の成績が落ちたことが懸念され1枚評価を下げざるを得ない。
芝1600m成績 1-3-1-9 複勝率35.7%
2021年 6歳 マイルCS 9着  →東京新聞杯8着→ダービー卿CT?着→
2020年 5歳 キャピタルS(L)9着→東京新聞杯2着→ダービー卿CT2着→安田記念12着

第3位 トーラスジェミニ
4歳春まで重賞実績もなく、2歳と3歳に1回ずつG3に出走しただけで、4歳の初重賞が『ダービー卿CT』の11着という目立たない存在。
しかし、直後のエプソムCで3着になって能力開花したかに見えた。ところが、その後1年以上も重賞では鳴かず飛ばず。G2・G1にも出走し、少々背伸びし過ぎたところもあったからとはいえ、リピーターとして出走した『ダービー卿CT』でも6着。
 その次走はG1安田記念だったので5着でも善戦の部類で、その直後にG3七夕賞で重賞初制覇を達成。どうやら、夏場ならG3で力を発揮できるタイプのようで、『ダービー卿CT』はそのための足がかりに出走させているのかもしれない。
 今年で3回目となる『ダービー卿CT』であるが、前走がダートになり着順からも大きな望みを持てないのが実情。
芝1600m成績 3-0-0-10 複勝率23.1%
2021年 6歳 中山記念 16着  →黒船賞 8着 →ダービー卿CT?着→
2020年 5歳 小倉大賞典14着  →東風S(L) 1着→ダービー卿CT6着→安田記念5着
2019年 4歳 3勝クラス4着   →3勝クラス1着→ダービー卿CT11着→エプソムC3着


 『ダービー卿CT』の予想をするためのキーワードは、やはり10年間で7勝の『重賞初制覇』と設定して、その可能性がある出走馬について検討してみます。

 今年の重賞未勝利馬は10頭です。その内、前走3勝クラス1着は3頭です。

リフレイム    4歳 2勝クラス1着   →3勝クラス1着→ダービー卿CT
インテンスライト 6歳 3勝クラス2着   →3勝クラス1着→ダービー卿CT
ボンセルヴィーソ 8歳 ニューイヤー(L) 3着→東風S(L) 1着→ダービー卿CT

 この3頭の中に『重賞初制覇』の本命候補にできる馬がいるかを吟味する必要があります。


 次に、前走が重賞で上位に入賞している次の2頭が『重賞初制覇』の可能性があるのではないかと思います。

カイザーミノル  6歳 天皇賞秋14着     →京都金杯3着 →ダービー卿CT
             マイラーズC3着、京王杯SC3着、
ミッキーブリランテ6歳 ニューイヤーS(L) 1着→阪急杯2着  →ダービー卿CT
             シンザン記念3着、

 この他に、重賞勝ちは難しいけれど、連下・複勝圏に入る可能性が残っていると思う、2・3歳重賞で複数回上位入賞経験のある次の2頭を穴候補に加えます。

タイムトゥへヴン 4歳 ニューイヤーS7着→東風S(L)11着→ダービー卿CT
            京成杯2着、弥生賞6着、NZT2着、NHKマイルC6着、ダービー13着、
            セントライト記念14着、富士S3着、キャピタルS8着、
ギルデッドミラー 5歳 ターコイズS3着 →京都牝馬S6着→ダービー卿CT
            アーリントンC2着、NHKマイルC3着、京都牝馬S2着、


 最後に、重賞1着の経験がある中で『ダービー卿CT』を契機に古馬重賞戦線で活躍が期待できそうな出走馬をピックアップしてみると次の4頭が残ります。

グラティアス   4歳 白富士S3着   →東風S(L)5着→ダービー卿CT
            京成杯1着、皐月賞6着、ダービー8着、セントライト記念9着、
ダーリントンホール5歳 マイルCS着7着 →洛陽S(L)2着→ダービー卿CT
            札幌2歳S3着、共同通信杯1着、皐月賞6着、ダービー13着、富士S5着、
ザダル      6歳 富士S 7着   →京都金杯1着→ダービー卿CT
            セントライト記念3着、エプソムC1着、
カテドラル    6歳 マイルCS9着  →東京新聞杯8着→ダービー卿CT
            キャピタルS9着 →東京新聞杯2着→ダービー卿CT2着
            アーリントンC2着、NHKマイルC3着、安田記念12着、中京記念2着、京成杯AH1着、

 この4頭では、歴代1着馬のモーリスやカレンブラックヒル、クルーガーには実績で及びませんが、連下候補として吟味しておくことが必要と考えています。


 
 以上、これまで検討してきたデータを踏まえて予想し、印を打ってみたいと思います。

 1.フォルクメン   6歳 ニューイヤーS13着→洛陽S(L) 4着→
×2.インテンスライト 6歳 3勝クラス 2着  →3勝クラス1着→
×3.タイムトゥへヴン 4歳 ニューイヤーS 7着→東風S(L)11着→
○4.ボンセルヴィーソ 8歳 ニューイヤー(L) 3着→東風S(L) 1着→
△5.ギルデッドミラー 5歳 ターコイズS3着  →京都牝馬S6着→
◎6.リフレイム    4歳 2勝クラス1着   →3勝クラス1着→
△7.ザダル      6歳 富士S 7着    →京都金杯 1着→
×8.グラティアス   4着 白富士S3着    →東風S(L)5着→
 9.サトノフェイバー 7歳 京都金杯14着    →大阪城S(L)6着→
△10.ダーリントンホール5歳 マイルCS7着    →洛陽S(L)2着→
△11.カイザーミノル  6歳 天皇賞秋14着    →京都金杯 3着→
 12.トーラスジェミニ 6歳 中山記念16着    →黒船賞 8着 →
▲13.ミッキーブリランテ6歳 ニューイヤーS(L) 1着→阪急杯 2着 →
 14.インターミッション5歳 信越S(L) 1着   →オーロC 15着→
△15.カテドラル    6歳 マイルCS 9着   →東京新聞杯 8着→
 16.ノルカソルカ   5歳 3勝クラス1着    →小倉大賞典6着→



 データにとらわれ過ぎてはいけませんが、軽視することもできないので、総合的に判断するとこんな感じの予想になってしまいました。

 データを信じるか信じないかは自分次第!

 これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。





データ編


【ダービー卿CT 過去10年の成績】

年      馬  名   馬齢  前走       重賞経験              
2021年1着 テルツェット   4歳 3勝クラス1着   ダービー卿TC1着(初制覇)→ヴィクトリアM14着
    2着 カテドラル   5歳 東京新聞杯2着   ダービー卿TC2着    →安田記念12着
                  中京記念2着、京成杯OH1着
アーリントンC2着、NHKマイルC3着、東京新聞杯2着

    3着 ボンセルヴィーソ7歳 東風S(L) 2着   デイリー杯2歳S2着、朝日杯FS3着、 ファルコンS2着
                  NZT3着、NHKマイルC3着、京都金杯3着、
                  ダービー卿CT2着、京成杯AH3着

2020年1着 クルーガー   8歳 東京新聞杯5着   マイラーズC1着、富士S3着、京都金杯2着、
                QE2世C2着、ダービー卿CT1着→安田記念14着 引退
    2着 ボンセルヴィーソ6歳 東風S(L) 12着   デイリー杯2歳S2着、朝日杯FS3着、  ファルコンS2着
                  NZT3着、NHKマイルC3着、京都金杯3着、
    3着 レイエンダ   5歳 東京新聞杯8着   セントライト2着、エプソムC1着、富士S2着

2019年1着 フィアーノロマーノ5歳3勝クラス1着   ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念14着
    2着 プリモシーン  4歳 ターコイズS8着  フェアリーS1着、関屋記念1着、
    3着 マイスタイル  5歳 小倉大賞典10着   弥生賞2着、福島記念2着、京都金杯2着

2018年 1着 ヒーズインラブ 5歳 3勝クラス1着   ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念13着
    2着 キャンベルジュニア6歳 阪神C 11着    ダービー卿CT2着→京王杯SC 2着
    3着 ストーミーシー 5歳 東京新聞杯10着   ダービー卿CT3着→京王杯SC 7着
                            NZT2着、

2017年1着 ロジチャリス   5歳 東風S 3着   ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念14着
    2着 キャンベルジュニア5歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT2着→京王杯SC 11着
    3着 グランシルク   5歳 ニューイヤー(L) 2着 ダービー卿T3着→京王杯SC 3着
                  NZT2着

2016年1着 マジックタイム  5歳 京都牝馬S2着  ダービー卿CT1着(初制覇)→ヴィクトリアM6着
クイーンC2着
    2着 ロゴタイプ    6歳 中山記念2着   ダービー卿CT2着→安田記念1着
    3着 サトノアラジン  5歳 香港C 11着   ダービー卿CT3着→京王杯SC1着

2015年1着 モーリス     4歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT1着(初制覇)→安田記念1着
    2着 クラリティシチー 4歳 東風S(L) 1着  ダービー卿CT2着→京王杯SC16着
                           東スポ2歳S3着、スプリングS3着、ラジオNIKKEI2着
    3着 インパルスヒーロー5歳 東風S(L) 3着  ダービー卿CT3着→谷川岳SOP4着

2014年1着 カレンブラックヒル5歳 阪急杯 11着   ダービー卿CT1着→安田記念9着
                            NZT1着、NHKマイルC1着、毎日王冠1着、
    2着 カオスモス    4歳 東風S(L) 4着  ダービー卿CT2着→マイラーズC6着
                           京王杯2歳S3着、アーリントンC2着
    3着 インプロヴァイズ 4歳 3勝クラス1着  ダービー卿CT3着→京王杯SC6着
                           東スポ2歳S3着

2013年1着 トウケイヘイロー 4歳 3勝クラス1着 ダービー卿CT1着(初制覇)→京王杯SC8着
    2着 ダイワマッジョーレ4歳 東京新聞杯2着 ダービー卿CT2着 →京王杯SC1着
                          金鯱賞 2着、東京新聞杯2着
    3着 ダイワファルコン 6歳 中山記念 2着 ダービー卿CT3着→鳴尾記念10着
                          弥生賞3着、中山金杯2着、金鯱賞 2着、

2012年1着 ガルボ     5歳 阪急杯 5着   ダービー卿CT1着→安田記念5着
                          シンザン記念1着、富士S3着、京都金杯2着、阪急杯2着
                          東京新聞杯1着
    2着 オセアニアボス 7歳 阪急杯 4着   ダービー卿CT2着→京王杯SC13着
                          スワンS3着
    3着 ネオサクセス  5歳 中山記念5着   ダービー卿CT3着→マイラーズC12着



【ダービー卿CT 出走馬】

 (1)4歳馬   重賞初制覇
グラティアス   京成杯1着、皐月賞6着、ダービー8着、セントライト記念9着、白富士S3着→東風S(L)5着→
タイムトゥへヴン 京成杯2着、弥生賞6着、NZT2着、NHKマイルC6着、ダービー13着、セントライト記念14着、
         富士S3着、キャピタルS8着、ニューイヤーS7着→東風S(L)11着→
リフレイム    京王杯2歳S5着、クイーンC13着、フラワーC10着、2勝クラス1着→3勝クラス1着→

 (2)5歳馬   重賞初制覇またはGⅡ・GⅠに通用の可能性の確認
インターミッション アネモネS(L)1着、桜花賞14着、オークス18着、信越S(L)1着→オーロC15着→
ギルデッドミラー  アーリントンC2着、NHKマイルC3着、京都牝馬S2着、ターコイズS3着→京都牝馬S6着→
ダーリントンホール 札幌2歳S3着、共同通信杯1着、皐月賞6着、ダービー13着、富士S5着、
マイルCS着7着→洛陽S(L)2着→
ノルカソルカ    3勝クラス1着→小倉大賞典6着→
ワーケア      ホープフルS3着、弥生賞2着、ダービー8着、七夕賞15着→東風S(L)8着→

 (3)6歳馬   重賞通用の能力が維持できているかの確認、または、引退前の重賞制覇
インテンスライト  3勝クラス2着→3勝クラス1着→
カイザーミノル   マイラーズC3着、京王杯SC3着、天皇賞秋14着→京都金杯3着→
カテドラル     アーリントンC2着、NHKマイルC3着、キャピタルS9着→東京新聞杯2着→ダービー卿CT2着
          安田記念12着、中京記念2着、京成杯AH1着、マイルCS9着→東京新聞杯8着→
ザダル       セントライト記念3着、エプソムC1着、富士S 7着→京都金杯1着→
トーラスジェミニ  3勝クラス4着→3勝クラス1着→ダービー卿CT11着→エプソムC3着、
  小倉大賞典14着→東風S(L) 1着→ダービー卿CT6着→安田記念5着
  七夕賞1着、中山記念16着→黒船賞8着→
フォルクメン    ニューイヤーS13着→洛陽S(L) 4着→
ミッキーブリランテ シンザン記念3着、ニューイヤーS(L) 1着→阪急杯2着→

 (4)7歳以上馬 下半期以降も競走馬生活の継続が可能かの確認、または、引退前の重賞制覇
サトノフェイバー  きさらぎ賞G1着、京都金杯14着→大阪城S(L)6着→
ボンセルヴィーソ  デイリー杯2歳S2着、ファルコンS2着、NZT3着、NHKマイルC3着、
淀短距離S(L)5着→東風S(L) 12着→ダービー卿CT2着→安土城S(L)3着、京成杯AH3着、
京都金杯7着   →東風S(L) 2着→ダービー卿CT3着→マイラーズC12着
ニューイヤー(L) 3着→東風S(L) 1着→

 シマ山@副業webラ 2021年1月8日(金) 04:41
【ウマニティ限定日記】シンザン記念の悪夢
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いつも日記を読んでくださり、ありがとうございます!!


今週はシンザン記念がありますね!

シンザン記念、私には苦~い思い出が・・・。

今回は、当時の思い出を書いてみたいと思います!!


私は2011年度のシンザン記念で大負けしました。

このレース、オルフェーヴルが3番人気で2着だったんですよね!

2011年のシンザン記念、1番人気はどの馬だったのか?

ジェンティルドンナのお姉さん、ドナウブルーです。

単勝2.2倍で、私は当時としてはかなりの金額を単複につぎ込みました。

結果は・・・5着。

レース後、ラジオでは「やはり、シンザン記念は牝馬が勝てないレースですね・・・」と解説者がコメント。

私は精神的にも結構なダメージを受けました。

そして1年後・・・妹のジェンティルドンナがシンザン記念に出走します。

ジェンティルドンナは2番人気でしたが、私は「牝馬がシンザン記念を勝つのは難しい」という言葉を思い出し、さらに「ドナウブルーと血統が同じ」という点がひっかかり、1番人気のトウケイヘイローを本命視。

ドナウブルーほどではありませんが、トウケイヘイローの単複馬券にも、かなりの金額をつぎ込みました。

結果は・・・ジェンティルドンナが勝ち、トウケイヘイローは4着。

またもやの悔しい結果に私の金銭感覚は崩壊をはじめました。

そして・・・この後、本当の悲劇が起こってしまったのです。


続編はブログ限定記事でお楽しみください!!
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これからもどうぞ、よろしくお願いします!!

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 山崎エリカ 2016年2月28日() 08:59
本日の見所(中山記念など)
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2016年 阪急杯、中山記念
___________

●阪急杯

阪急杯が行われる阪神芝1400mは、スタートしてすぐ最初の3コーナーを迎える阪神芝1200mよりも最初のストレートが1F分長く、前半が平坦~下り坂のために、ペースが上がりやすいコース。逃げ、先行馬は、息を入れずらいため、短距離戦ながら差しが決まることが多いです。

また、この時期の阪神は、開幕週でありながらある程度は時計が掛かることもあり、例年、一貫して前半3Fよりも上がり3Fが掛かるハイペースよりの決着となっています。今年はレッツゴードンキの逃げに、ハイペースにはしたくないミッキーアイルが番手ならば、そこまでペースが上がらないかもしれませんが、昨日を見る限りでは例年よりも時計が掛かっていたので(ただし、強風の影響もあった模様)、完全な前残りになるようなこともないでしょう。

過去10年で、差し馬の勝利が5回。確かに2008年にローレルゲレイロが2014年はコパノリチャードがこのレースで逃げ切り勝ちを決めていますが、この2頭はその後のG1馬です。つまり、そのレベルの能力がないと逃げ切れないということであり、逆にこのレースを逃げ切ればG1当確とも言えます。あくまでも差し馬優勢という前提で予想を組み立てたいです。


●中山記念

二冠馬ドゥラメンテの始動で、「豪華メンバーすぎる」と話題の中山記念。一昨年の皐月賞馬イスラボニータ、2年前の皐月賞馬ロゴタイプ、昨年のジャパンCの2着馬ラストインパクト、そしてドゥラメンテの良きライバルとしてクラシック戦線を戦って来たリアルスティールもここから始動します。まさにG1級のメンバーで、“早くもクライマックス”と言っても過言ではありません。
 
しかし、中山記念は京都記念と同じく、昨秋のG1戦線を目標に置き、それなりの結果を出した実績馬が人気を裏切る傾向がとても強いレースです。一昨年は、前走の香港Cで2着のトウケイヘイローが、昨年は天皇賞(秋)を3着のイスラボニータが1番人気に支持されましたが、トウケイヘイローは6着に、イスラボニータは5着に凡退しました。

こういった傾向からこのレースでは、昨秋のG1で能力を出し切れなかった実力馬か、上がり馬を狙うのがベストです。ただ、前走があまりに強い内容の上がり馬を狙うと、春のG1戦線を見据えての調整の一戦で不発に終わることも少なくないので、上がり馬を狙うのであれば、前走で凡退している馬が理想です。

これさえ覚えておけば、今年の京都記念のように、簡単にビックボーナスを仕留めることも出来ます。今年も昨秋のG1戦線を目標に置き、「これは結果を出した部類なのでは?」という実績馬が、けっこう多く出走しています。しかし、実力ある馬の近走、特に前走で凡退した馬が京都記念ほどあからさまではないので、けっしてイージーとは言えませんが、そこまで難しくもないでしょう。高配当GETのチャンスは十分にあります。

また、中山記念が行われる中山芝1800mの舞台は、坂からのスタートの上に、さらにもう一つ上り坂を登っていくというコース形態にため、スタートで後手を踏むと前との距離を詰められずに後手後手のまま終わってしまうことも少なくありません。上級条件ともなると、2コーナーの下り坂でもペースが上がるので、結局、そこでも前との距離を詰められずに、ある程度、ペース速くとも前を残らせてしまう例がとても多いです。

過去10年でも完全な前残りパターンで差し切ったのは、前半からおっつけて行って、直線でもうひと伸びした2011年のヴィクトワールピサしかいません。(2010年のトーセンクラウンの差し切りは、タフな馬場の消耗戦で前が崩れたパターン)。ドゥラメンテは、ヴィクトワールピサ同様に、次走のドバイを睨んで速い流れを経験させつつの叩き台であろうことは容易に想像がつきますが・・・世界で通用するほどの器ならば、ヴィクトワールピサ級の走りが見せられるでしょう。しかし、ドゥラメンテはダービー以来の長期の休養で、もうワンランク成長しているという裏付けがないので、個人的には重い印は避けたいところです。

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コメント一覧
8:
  サンデーさいざんす。   フォロワー:7人 2012年2月3日(金) 10:43:54
複招き猫さんのコメントから、察するに
内枠ならば、さらに狙いが立てやすいですね。
7:
  福招き猫(=゚ω゚=)   フォロワー:3人 2012年2月2日(木) 10:54:28
1/8シンザン記念
4着 トウケイヘイロー 後藤浩輝騎手
「外めの枠で、うまく前にカベを作れず、折り合いを欠く形になってしまいました。内に入れたくても、逆に内の馬から張られる形になってしまい、この馬が力を発揮できる形に持ち込めませんでした」
6:
  サンデーさいざんす。   フォロワー:7人 2012年2月2日(木) 08:50:37
1400mとマイルでもで人気薄の激走を期待。

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