ダノンスマッシュ(競走馬)

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ダノンスマッシュ
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写真一覧
抹消  鹿毛 2015年3月6日生
調教師安田隆行(栗東)
馬主株式会社 ダノックス
生産者ケイアイファーム
生産地新ひだか町
戦績26戦[11-3-1-11]
総賞金58,435万円
収得賞金34,630万円
英字表記Danon Smash
血統 ロードカナロア
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
レディブラッサム
スピニングワイルドキャット
血統 ][ 産駒 ]
Hard Spun
Hollywood Wildcat
兄弟 ロードシャムロックメヌエット
市場価格
前走 2021/12/12 香港スプリント G1
次走予定

ダノンスマッシュの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
21/12/12 香港 5 香港スプリン G1 芝1200 12--------8** 牡6 57.0 川田将雅安田隆行 465
(--)
1.19.9 11.3----スカイフィールド
21/10/03 中山 11 スプリンター G1 芝1200 167142.616** 牡6 57.0 川田将雅安田隆行 470
(+1)
1.07.8 0.733.8⑤⑥ピクシーナイト
21/04/25 香港 5 チェアSP G1 芝1200 13--------6** 牡6 57.0 J.モレイ安田隆行 469
(--)
1.09.2 0.6----ウェリントン
21/03/28 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 187146.021** 牡6 57.0 川田将雅安田隆行 472
(+3)
1.09.2 -0.034.3⑩⑨レシステンシア
20/12/13 香港 5 香港スプリン G1 芝1200 14--------1** 牡5 57.0 R.ムーア安田隆行 469
(--)
1.08.4 -0.1----ジョリーバナー
20/10/04 中山 11 スプリンター G1 芝1200 16235.132** 牡5 57.0 川田将雅安田隆行 472
(+2)
1.08.6 0.335.0④④グランアレグリア
20/09/13 中京 11 セントウルS G2 芝1200 178163.011** 牡5 57.0 三浦皇成安田隆行 470
(-6)
1.07.9 -0.234.1④④メイショウグロッケ
20/06/07 東京 11 安田記念 G1 芝1600 1481473.688** 牡5 58.0 三浦皇成安田隆行 476
(+4)
1.32.4 0.835.1グランアレグリア
20/05/16 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 138134.921** 牡5 56.0 D.レーン安田隆行 472
(-2)
1.19.8 -0.233.1ステルヴィオ
20/03/29 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 18364.1310** 牡5 57.0 川田将雅安田隆行 474
(-4)
1.09.7 1.034.7⑦④モズスーパーフレア
20/03/07 中山 11 オーシャンS G3 芝1200 16122.011** 牡5 56.0 川田将雅安田隆行 478
(+4)
1.07.4 -0.234.0④④ナックビーナス
19/12/08 香港 5 香港スプリン G1 芝1200 12--------8** 牡4 57.0 L.デット安田隆行 474
(--)
1.08.5 0.4----ビートザクロック
19/09/29 中山 11 スプリンター G1 芝1200 16122.813** 牡4 57.0 川田将雅安田隆行 470
(-8)
1.07.2 0.133.7⑦⑧タワーオブロンドン
19/08/25 札幌 11 キーンランド G3 芝1200 167132.311** 牡4 57.0 川田将雅安田隆行 478
(+6)
1.09.2 -0.135.3⑦⑥タワーオブロンドン
19/06/16 函館 11 函館SS G3 芝1200 1356----** 牡4 57.0 川田将雅安田隆行 ---- ------カイザーメランジェ
19/03/24 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 187132.514** 牡4 57.0 北村友一安田隆行 472
(-2)
1.07.5 0.234.0ミスターメロディ
19/01/27 京都 11 シルクロード G3 芝1200 18122.011** 牡4 56.5 北村友一安田隆行 474
(+4)
1.08.3 -0.234.2⑤⑤エスティタート
18/11/25 京都 12 京阪杯 G3 芝1200 18233.411** 牡3 55.0 北村友一安田隆行 470
(-2)
1.08.0 -0.333.6ナインテイルズ
18/08/26 札幌 11 キーンランド G3 芝1200 16476.442** 牡3 53.0 北村友一安田隆行 472
(+2)
1.09.8 0.435.9ナックビーナス
18/07/21 函館 11 函館日刊S杯 1600万下 芝1200 165104.831** 牡3 54.0 北村友一安田隆行 470
(0)
1.08.4 -0.233.9アマルフィコースト

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ダノンスマッシュの関連ニュース


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はオーシャンS2024・血統予想をお届けします!


重賞へと昇格した2006年以降、産駒が2回以上勝利した種牡馬はサクラプレジデントに限られる難解な一戦。なお、サクラプレジデントにおいても2013&2015年に隔年で勝利したサクラゴスペルによるものなので、現状では別馬で2勝以上を挙げている種牡馬がいない。

一方、走破時計によっても血統傾向は異なる印象で、1分7秒台前半の決着となる際には父または母の父にMr. Prospector系種牡馬を配された馬が優勢。また、同条件下で勝利した2019年1着モズスーパーフレア、2020年1着ダノンスマッシュの2頭においては、大まかに見れば「父Mr. Prospector系×母の父Danzig系」となる配合にも共通点を見いだせる。

オタルエバーは、父リオンディーズ×母ルージュクール(母の父Redoute's Choice)。今年のメンバーでは唯一となる「父Mr. Prospector系×母の父Danzig系」の配合で、父系祖父がキングカメハメハであることからも20年1着ダノンスマッシュを引き合いに出しやすい。この母の父らしくタフな馬場や急坂コースを得意とする印象にあり、中山芝1200mは23年ラピスラズリSを勝った実績もある。大外枠が応えた前走の凡走だけでは見限れない。

シナモンスティックは、父ジョーカプチーノ×母マイネデセール(母の父マイネルラヴ)。同じ母の父となる馬には下馬評を覆す10番人気で勝利をつかんだ18年キングハートが挙げられる。なお、マイネルラヴにおいても98年スプリンターズSで単勝1.1倍に推されたタイキシャトルを下してG1ウィナーとなっているため、やはり中山芝1200mでの大駆けに注意すべき血筋といえるだろう。前走の敗因が太目残りとあれば、叩き2戦目で一変も。

バースクライは、父ハーツクライ×母ティップトップ(母の父Dubawi)。同産駒からは13年3着ツルマルレオンが出ており、「父サンデーサイレンス系×母の父Seeking the Gold系」の組み合わせは18年1着キングハートと共通。なお、「母の父がSeeking the Gold系種牡馬」という観点では17年の勝ち馬メラグラーナも想起させる。芝1200mに転じて3連勝した勢いは軽視できず、中山芝1200mの持ち時計からも上位争いできる資質はありそうだ。


【血統予想からの注目馬】
オタルエバー ⑯シナモンスティック ①バースクライ

11日栗東でダノンスマッシュの半弟など14頭の2歳馬がゲート合格 2023年8月11日(金) 14:19

8月11日(金)の栗東トレセンでは、2歳馬14頭がゲート試験に合格。デビューへの関門を突破した。

ウィンドブレイク(母ブラックパイン、牝、野中賢)=おじタワーオブロンドンスプリンターズS・GⅠなど重賞5勝

ガロンヌ(母リヴィエール、牡、上村洋)

クロダブシ(母マルルー、牡、松永幹)

コトホドサヨウニ(母ティアドーロ、牡、奥村豊

タイセイアルテミス(母ハンディア、牝、高橋忠)

タイセイサクシード(母グレイスミノル、牡、森田直)

ハミング(母ブリッツフィナーレ、牝、中内田充)=半兄キセキは2017年の菊花賞馬、半姉ビッグリボンマーメイドS・GⅢ勝ち~現役、おばダイワエルシエーロは04年のオークス

ブレイブハートマン(母ティファニーケイス、牡、西村真)

プロスペクト(母ピサノプリヴェ、牡、須貝尚)

マーブルマウンテン(母Maralika、牝、田中克)

ムルソー(母ラユロット、牡、斉藤崇)

ロードオールライト(母スピニングワイルドキャット、牡、中内田充)=半兄ダノンスマッシュ高松宮記念・GⅠなど国内重賞7勝、香港スプリント・GⅠ勝ち

クルークハイトの2021(牝、杉山晴)

ベストティアラの2021(牡、中竹和)

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【高松宮記念】ファストフォース春の電撃王 団野大成騎手もJRA・GⅠ初制覇 2023年3月27日(月) 08:22

12番人気のファストフォースが、直線で力強く脚を伸ばしてJRA・GⅠ初制覇。団野大成(22)=栗・斉藤崇=にとっても、JRA・GⅠ10回目の参戦で初Vとなった。西村真幸調教師(47)=栗=も開業9年目でGⅠ初勝利。2着に2番人気ナムラクレア、3着に13番人気トゥラヴェスーラが入り、3連単は66万8280円の波乱となった。



冷たい雨が降りしきる桶狭間の電撃戦で、伏兵馬が大金星を挙げた。12番人気のファストフォースが、力強く抜け出しJRA・GⅠ初制覇。5年目の団野騎手にとっても、10度目の騎乗で初のビッグタイトル獲得だ。

「オーナーをはじめ、西村先生や厩舎の人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。本当に力強いレースをしてくれました」

❼枠⑬番からスタートを決めて、先団の後ろを追走。「内から4~5頭目がいいように見えていた」と道悪馬場を冷静に見極め、相棒の末脚を引き出した。先頭でゴールに飛び込むと、左手を高く突き上げて喜びを爆発させたが、直線でアグリの進路を妨害(過怠金5万円)。「自分自身の反省でもありますし、陣営にもものすごく申し訳ないです」と、インタビューでは笑顔を封印した。

鞍上は昨年3月に落馬負傷し、左足の距骨を骨折。休養中に同期の岩田望、菅原明騎手が、日本ダービーに騎乗している姿を目に焼き付けた。「誇りに思うと同時に悔しいですね」。けがを契機に自身のレベルアップを心に誓い、トレーニングジムに通う回数を増やすなど努力を重ね、同期でGⅠ一番乗りとなった。

ファストフォースは2019年にデビューしたが、6戦未勝利で地方へ。門別で3勝を挙げてJRAに再転入すると、21年CBC賞を当時の日本レコードで重賞初制覇を飾った。以前は脚部不安で坂路でしか調整できなかったが、体質強化でコースでも攻められるようになり、力のいる馬場での戴冠につながった。

地方に在籍したことがあるマル地馬((地))のJRA・GⅠ制覇は、1984年以降では02年マイルCSトウカイポイント以来21年ぶり。開業9年目でJRA・GⅠ初勝利を飾った西村調教師は「未勝利を勝たせきれなかった技術不足もありましたが、戻ってきてからは一番合う適性で走らせようと心掛けました。ずっと(GⅠを)勝ちたいと思っていたので、すごくうれしいです」と笑みを浮かべた。

今後は未定ながら、海外のビッグレースも視野に入る。群雄割拠の短距離界を制したファストフォースの未来は、まぶしく光り輝いている。

ファストフォース 父ロードカナロア、母ラッシュライフ、母の父サクラバクシンオー。黒鹿毛の牡7歳。栗東・西村真幸厩舎所属。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬。馬主は安原浩司氏。戦績29戦7勝。獲得賞金3億1384万7000円。重賞は2021年GⅢCBC賞に次いで2勝目。高松宮記念西村真幸調教師、団野大成騎手ともに初勝利。馬名は「第一の力」。

■団野 大成(だんの・たいせい) 2000(平成12)年6月22日生まれ、22歳。滋賀県出身。栗東・斉藤崇史厩舎所属。父の勝さんは同厩舎の調教助手。19年3月にデビュー。重賞初勝利は21年の日経新春杯ショウリュウイクゾ)で、同年には欧州遠征も経験した。26日現在、JRA通算183勝で重賞は4勝。

【アラカルト】

団野大成騎手 JRA・GⅠは10回目の騎乗で初勝利。JRA重賞は本年初勝利で通算4勝目。

西村真幸調教師 JRA・GⅠは27頭目の出走で初勝利。JRA重賞は本年2勝目で通算10勝目。

◆父子制覇 父ロードカナロアは2013年に勝利しており、09年ローレルゲレイロ(父キングヘイロー)、21年ダノンスマッシュ(父ロードカナロア)以来、2年ぶり3組目。

◆馬主・安原浩司氏 当レースは3頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠは18年JBCレディスクラシックをアンジュデジールで制して以来、5年ぶり2勝目。JRA重賞は通算5勝目。

◆生産牧場・三嶋牧場 当レースは2頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠレースは21年安田記念ダノンキングリーで制して以来、通算2勝目。JRA重賞は通算26勝目。

◆7歳馬の勝利 15年(エアロヴェロシティ)以来、8年ぶり3回目。

◆関西馬の勝利 21年ダノンスマッシュ以来、2年ぶり19回目。他に関東馬が8勝、外国馬が1勝。

◆売り上げ、入場者数 高松宮記念の売り上げは150億7921万1300円で前年比96・1%とダウン。入場者数は2万1129人(うち有料入場2万610人)で同356・2%だった。

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【あすの注目新馬】ダノンプレジャー潜在能力に期待 ダノンスマッシュの全弟 2022年12月17日() 16:37

【中京5R】ダノンプレジャーは、香港スプリント高松宮記念を勝ったダノンスマッシュの全弟。CWコースで長めから入念な併せ馬を消化し、態勢を整えてきた。父ロードカナロア、兄と一族を管理してきた安田隆調教師は、「体つきにまだ余裕を感じるが、いいモノを持っている。使っていけば変わりそう」と潜在能力に期待する。(夕刊フジ)

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【NHKマイル】3歳マイル王はダノンスコーピオン 川田騎手&安田隆調教師の師弟コンビが戴冠 2022年5月9日(月) 05:00

戻ってきた大歓声の下で驚異的な回復力を見せつけた。3年ぶりに有観客で行われた3歳マイル決戦を制したのはダノンスコーピオン共同通信杯で7着と屈辱を味わった府中の地で、大外枠も克服。力強く先頭で新緑を駆け抜けた。

「最後(2着のマテンロウオリオンが)1頭外から伸びていたので、何とかしのいでほしいと。共同通信杯があまりにも厳しい状態で、何とか立て直して前走(アーリントンC1着)はある程度の状態で走れた。そこから中2週でしたが、きょうは返し馬が今までで一番良く、自信を持って勝ちにいけました」

桜花賞スターズオンアース)に続く今年2つ目のGⅠ奪取を遂げた川田騎手が、相棒の不屈の闘志をたたえる。前週の天皇賞・春ではシルヴァーソニックでスタート直後に落馬。場内を騒然とさせたが、今週はお辞儀をしながら堂々のウイニングラン。それも安田隆調教師との師弟Vとなり「(水曜日の)記者会見で先生が、(一緒に)大きいところを勝ちたいと言っているのを聞いて、それに応えたかった」と笑みをたたえた。

「今日はもう、本当にうれしいです。⑱番枠と聞いて最初はあーっと思いましたが、ジョッキーがいいスタートをして距離ロスなく乗ってくれた」。GⅠ14勝目のトレーナーは、まるで初勝利のように顔をくしゃくしゃにさせて喜びを爆発させた。3度目となった師弟でのGⅠ制覇は、昨年の高松宮記念ダノンスマッシュ)に続き、自ら管理した短距離王ロードカナロア産駒での達成。「お父さんと一番似ているのは性格。本当に落ち着いていて、イレ込んだのは見たことがない。今日もパドックで大丈夫か、と思うくらいでも、レースだと走ってくれる」と父譲りのメンタルの強さを強調した。

デビュー戦で陣営がマイル王のタイトルを意識したという好素材。曲折を経て見事に栄冠にたどり着いたが、無限に広がるのは伸びしろの部分。「ポテンシャルに体の成長が追い付かず、これまで、勝つのもやっと勝つという感じだった。これから先、もっと良くなる馬なのは間違いありません」と鞍上も将来性こそがこの馬の真骨頂と胸を張る。安田記念(6月5日、東京、GⅠ、芝1600メートル)参戦も含め今後は未定だが、若きマイル王の前途は洋々だ。(内海裕介)



ロードカナロア産駒 今年出走の3頭を含む延べ13頭の出走で初勝利。これまでの最高は19年(ケイデンスコール)の2着。JRA・GⅠは21年高松宮記念ダノンスマッシュ)以来で、通算13勝目。この勝利で18年から5年連続でのJRA・GⅠ勝利となった。JRA重賞は同日の新潟大賞典レッドガラン)に続く今年9勝目、通算53勝目。今年9勝は2位のハーツクライ(5勝)を引き離してトップ。

◆馬番⑱の勝利 26頭目で初めて。

 ◇

ダノンスコーピオン 父ロードカナロア、母レキシールー、母の父スライゴーベイ。鹿毛の牡3歳。栗東・安田隆行厩舎所属。北海道新ひだか町・ケイアイフファームの生産馬。馬主は㈱ダノックス。戦績6戦4勝。獲得賞金2億1674万3000円。重賞は2022年のGⅢアーリントンCに次いで2勝目。NHKマイルCは安田隆行調教師、川田将雅騎手ともに初勝利。馬名は「冠名+サソリ」。




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5日栗東でダノンスマッシュの全弟など18頭の2歳馬がゲート合格 2022年5月5日(木) 14:09

5月5日(木)の栗東トレセンでは、2歳馬18頭がゲート試験に合格。デビューへの関門を突破した。

アレンテージョ(母アルアマーナ、牡、坂口智)

エイトスターズ(母インザスポットライト、牝、坂口智)

ガルムキャット(母パスオブドリームズ、牡、安田隆)

ゴコウサス(母ティンクルチャーミ、牡、笹田和)

ゴートゥファースト(母タイトルパート、牡、新谷功)

ジャッドノワール(母エアブリエ、牝、笹田和)

ジョウショーホープ(母スターフォーユー、牡、新谷功)

ダノンプレジャー(母スピニングワイルドキャット、牡、安田隆)=全兄ダノンスマッシュ高松宮記念・GⅠなど国内重賞7勝、香港スプリント・GⅠ勝ち

ヒロピアーナ(母ハルノアシオト、牡、川村禎)

フォントブルー(母シルヴァースカヤ、牡、武幸)

マンティコア(母ヴォルドニュイ、牡、鮫島一)

ロードアヴニール(母ヴィーヴル、牡、野中賢)=おじロードカナロア安田記念・GⅠなど国内重賞7勝、香港スプリント(2012&13年)・GⅠ勝ち

ヴゼットジョリーの2020(牝、牧浦充)=母は新潟2歳S・GⅢ勝ち

オールドタイムワルツの2020(牡、武幸)

カンデラの2020(牝、安田隆)

シャブリの2020(牡、岡田稲)

スターリットスカイの2020(牡、牧田和)

ディオジェーヌの2020(牡、斉藤崇)

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ダノンスマッシュの関連コラム

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香港スプリント(シャティン芝1200m)
香港への入境は目下、香港IDか就労ビザ所持者に限られています。香港到着後、日本勢がどのような状態にあるのか、自分の目で確認することはできません。ですので、日本勢は後回しにして、香港勢の人物月旦ならぬ馬物月旦から参ります。日本勢に関しては香港に残置している陸軍中野学校ならぬ甘粕学校の工作員、そして香港競馬記者から極秘情報を収集しる最中です。11日(土)夜には公開いたします予想とコメント欄にしっかりと反映させます。ご期待下さい。

米誌『タイム』の表紙を初めて飾ったサイレントウィットネス、セイクリッドキングダム、ラッキーナイン、香港における吾が最良の馬友、楊毅さんの愛馬だったエアロヴェロシティ、ビートザクロックなど歴代王者に比肩する可能性を秘めているのがラッキーパッチ(セ5・K.ルイ厩舎)です。地元騎手出身で調教師に転じてから長く雌伏の時を余儀なくされていたルイ調教師は昨シーズン、4歳クラシック三冠馬のゴールデンシックスティを輩出、遂に復讐の狼煙をあげました。トレーナースタンドで行きかう度、満面の笑顔で迎えてくれるばかりか、自分の拙い広東語の質問にゆっくりと答えてくれ、時には不得手の北京語で答えてくれる人柄には頭が下がるばかり。長年の苦労が漸く報われたことは他人事とは思えません。

そのラッキーパッチは今シーズン既に4戦。使われるたびに良化を示し、プレミアボウル(10/17・シャティン芝1200m・G2)、前哨戦のジョッキークラブ・スプリント(11/21・シャティン芝1200m・G2)の2戦を圧勝。いずれも不利この上ない外枠から中団につけ直線で差し切った勝ちっぷりは着差以上の実力差を示しています。この新星が前述歴代スプリント王への階段を上り詰めることが果たして出来るのか? 試金石の一戦です。

ラッキーパッチに続く、否! これとトップ2を構成するのがウェリントン(セ5・R.ギブソン厩舎)。ウェリントンは昨シーズン総決算のチェアマンズスプリントプライズ(4/25・シャティン芝1200m・G1)を制覇、遂にG1王者の頂に登りました。
今シーズンは既に4戦を消化したウェリントンは、3馬身差の7着と負けた前走は本番を狙った余裕残しの調整にすぎません。一戦叩いて状態は更に上昇、千秋楽で横綱の力を見せつけんと逆転を虎視眈々と狙っています。

このトップ2に迫るのがクーリエワンダー(セ4・J.サイズ厩舎)。香港競馬史上最多勝利数を打ち立て、「千勝爺」を謳われた香港トップトレーナ、J.ムーアに代わって現役トップにたったのが同じくオーストラリア出身のJ.サイズ調教師。サイズ師は短距離重視、多くのスプリンターを輩出してきました。クーリエワンダーは昨シーズン、クラス4で香港デビュー、シャティン芝1200mを5連勝してシーズン最終戦のシャティンヴァーズ(5/23・G3)で重賞ウィナーとなりました。今シーズンは5連勝の舞台、そして本番同様のシャティン芝1200mを2戦叩かれてともに5着に敗れながら、着差は3馬身1/4、2馬身1/4と詰めてきています。サイズ師に香港の雷神、J.モレイラは鉄壁のコンビ、現在はトップ2との懸隔は僅か、本番までの調整で頂きに並び、これを凌ぐ可能性を秘めています。

ナブーアタック(セ5・D.ヘイズ厩舎)は昨シーズン末、クラス2の高条件デビュー以来、僅か5戦ながら前走の前哨戦ではラッキーパッチに3/4馬身差に迫り、大気の片鱗を披露。最大の惑星と言えます。

最も親密な香港トレーナー、そして香港レジェンドのA.クルーズ師のコンピューターパッチ(セ5・A.クルーズ厩舎)は短距離重賞の常連。1年以上勝利から遠ざかっていますが、今シーズンは3戦消化、初戦を1000mと適距離から縮めて覚醒するのが香港レジェンドの流儀。これが奏功し叩き2戦目から着差を着実に詰めて本番へしっかりと照準を合わせてきました。上記地元4強とは力の差があることは否めないものの、3連単のヒモ、特に香港の4連単のヒモには妙味を感じています。中国語では大穴を「爆冷」と表現しますが、コンピューターが算盤五玉付き日の丸コンピューター通りに入着すれば、それこそ大爆冷!懐具合は超加熱することは請け合いです。

香港は聞かずとしれた世界最強のスプリント王国。地元香港馬と香港スプリンターの供給元であるオーストラリア、ニュージーランド勢の独壇場でありました。その牙城を切り崩せたのは、あのロードカナロア、2013年のことでした。その後、ロードカナロアが連覇の偉業を達成し、昨年はダノンスマッシュ(牡6・安田隆行厩舎)と7年ぶりにシャティンの地に日の丸を掲げました。ダノンスマッシュロードカナロアに並ばんと今年も香港に向かいました。これをラストランと定めたダノンスマッシュ、この一戦が来年の種付け料を大幅にアップさせことができます。

マイルチャンピオンシップグランアレグリアジャパンカップコントレイルと2週続けて有終の美に酔い、自分はその裏腹で財布と肝を冷やしました。生産者の横綱・大関のノーザンファームとノースヒルズにできたことがなぜ出来ぬ、ともう一方の老舗ケイアイファームは燃えに燃えていることでしょう。ケイアイファームはロードカナロアの故郷でもあるのです。

今年も日本勢は極めて優勢な局面にあります。日本スプリンター3騎がこれまでにない強力な布陣であること、そして地元香港勢とタッグを組んで立ちはだかってきた南半球勢がコロナ禍によって飛来しなかったこと、更に世界最強を誇った香港勢力がいままさに世代交代を迎えていることがその理由です。

シャティン芝1200mは枠順が大きくモノを言います。シャティン競馬場パドックで行われる演出抜群の枠順抽選会、取材できないのが残念でなりませんが、その結果と香港に残置してある草から報告が来る日本勢の状態を加味して香港ヴァーズ同様、自信満々の予想を11日(土)夜、公開の甘粕代三予想にご期待下さい。


★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港国際競走4レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。


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2021年9月26日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2021年09月26日号】特選重賞データ分析編(273)~2021年スプリンターズステークス
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 スプリンターズステークス 2021年10月03日(日) 中山芝1200m外


<ピックアップデータ>

【前走の条件が国内のレースだった馬の、前走の4コーナー通過順別成績(2016年以降)】
○2番手以内 [0-1-1-15](3着内率11.8%)
×3番手以下 [5-4-4-47](3着内率21.7%)

 前走の4コーナーを2番手以内で通過した馬はやや不振。2020年も単勝オッズ3.9倍(2番人気)の支持を集めたモズスーパーフレアが10着に敗れてしまいました。先行力の高さを活かしたいタイプは過信禁物と見るべきでしょう。

主な「○」該当馬→シヴァージジャンダルム
主な「×」該当馬→ビアンフェメイケイエールレシステンシア


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【向かい風データ】

×「“同年、かつ中央場所、かつオープンクラスのレース”において1着となった経験がない」馬は2016年以降[0-1-1-50](3着内率3.8%)
主な該当馬→シヴァージダノンスマッシュビアンフェ

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2021年9月3日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】新潟記念展望/近くの枠の馬が一緒に走りやすいレース
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先週行われたキーンランドカップは、3歳牝馬レイハリアが好位から抜け出し重賞連勝。初の古馬との対戦だったが、相変わらずの立ち回りの上手さを見せつけた。

父はロードカナロアロードカナロア産駒は馬群を苦にしない器用なタイプが多く、アーモンドアイダノンスマッシュといった一流馬にも共通する特徴だ。レイハリアもスタートが上手く自在に立ち回れるのは、多頭数のスプリント戦で大きな武器になる。

個人的には最終的に本命にした◎カイザーメランジェが粘ってくれれば最高だったのだが、思いのほか先頭に立っていたメイケイエールが早めにバテてしまったのが誤算だった。

もっとも、決してメンバーレベルは高くなく、キーンランドカップの組がスプリンターズSでも通用するかというと微妙なところ。どうやらレイハリアは出走しない公算が高いようだが、その他の敗戦組も、本番では苦戦を強いられるかもしれない。

~近くの枠の馬がまとめて来て波乱になりやすい

さて、今週末は新潟記念。いよいよ夏のローカル開催最終週となる。このレースにはもう何年も前からずっと指摘し続けている、変わらない特徴がある。それは、

「近くの枠の馬がまとめて来る」

ということである。過去の上位3頭を馬番で並べると…

2013年 4番→9番→8番
2014年 13番→16番→15番
2015年 3番→6番→4番
2016年 17番→14番→12番
2017年 1番→11番→7番
2018年 1番→5番→4番
2019年 7番→5番→6番
2020年 17番→5番→16番

全体に近くの枠の馬が一緒に来ているのがよくわかると思う。特に2015年は3→6→4で3連単は38万馬券、2019年は7→5→6で3連単10万馬券と穴馬券もしばしば発生している。

これは新潟外回りの特徴で、とりわけ2000mの場合は隊列次第で内有利にも外有利にもなり得る。内の馬が外に張り出してくれば、外枠の馬は大きく外に振られて絶望的なロスを被るし、逆に外の馬が馬場の良いところをスムーズに通ると、内の馬は終始馬場の悪いところを通らされてしまう。

これは新潟記念のみならず同コースの新潟大賞典などでも見られる特徴で、少々古い話だが2004年の同レースでは外ラチ沿いしか伸びない今の直線競馬のようなレースになり、16番→15番→13番の決着。当時も今もコースの傾向は変わらないというわけだ。

今週末の新潟芝の馬場状態がどのようになるかはわからないが、馬券を買う際は近くの枠の馬をヒモに入れる…といった工夫をすると良いかもしれない。

新潟記念の注目馬

さて、ココではいつも通り週末の重賞の注目馬を一頭挙げておきたい。今回は新潟記念

ヤシャマル(菅原明騎手)

初の重賞挑戦となった前走のエプソムカップは、出負け気味のところから仕掛けてしまい、直線は伸び切れず。細かい出し入れをできる騎手でなかったことから荒っぽいレースになってしまったが、それでも0秒7差の9着ならまずまずといえるだろう。距離延長はプラスで、今回は菅原明騎手にスイッチされるのもプラス材料。もう少しゆったり運べれば、持ち味のしぶとい末脚が生きるはずだ。

新潟記念の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2021年4月23日(金) 11:50 甘粕代三
【香港チャンピオンズデー2021】レース展望②~チェアマンズスプリントプライズはダノンスマッシュV2濃厚!香港短距離は端境期に
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チェアマンズスプリントプライズは1979年、チェアマンズプライズとして誕生、2001年に改称、2016年には国際G1に昇格し世界のスプリント王決定シリーズであるグローバルスプリントチャレンジの一環に組み込まれました。
このレースは中国語で『主席短途奨』、香港エスタブリッシュメントの筆頭でもある香港ジョッキークラブ主席を冠にした国際G1です。イギリス植民地時代の香港には4人の大班(支配者)がいるといわれていました。香港総督、香港上海銀行頭取、アヘン戦争の仕掛け人である商社・ジャーディンマセソン社長、それに香港ジョッキークラブ(HKJC)主席の4人です。この中でもHKJC主席は潤沢な資金力から影の総督とまで呼ばれていました。

歴代主席には香港証券取引所代表を務めたX.アキューリ氏、九龍バス社長を務めたJ.フー氏ら正に香港を代表するエスタブリッシュメントが綺羅星のように並びます。現在の主席はフィリップ・チャン(陳南禄)氏でキャセイパシフィック航空大阪支店長などを経て現在は大手不動産投資会社のトップです。長い日本勤務の経験があることから日本語が堪能、筆者もシャティン、ハッピーバレーの競馬場を訪れるたびに日本語、広東語、北京語に英語のチャンポンでおしゃべりさせてもらっていますが、影の香港総督とは思えないような気さくな方です。

さて、そのチェアマンズスプリントプライズですが、我らがダノンスマッシュの昨年の香港スプリントに続く香港短距離G1 V2が濃厚になっています。というのも、この10年間で9勝、国際G1昇格後の5年間で4勝を挙げて、このレースを独壇場にしていた香港スプリンター陣営が端境期に差し掛かかっているからです。

昨年と一昨年の覇者、ミスタースタニング、ビートザクロックは引退。次代の香港スプリント王に期待され、昨年の香港スプリントでは1番人気に押されたホットキングプローンは回避。ずらりとスプリンターを揃え、スプリント王国を支えたJ.サイズ厩舎からも重賞未勝利馬1頭だけしか出走させることができていません。昨年の香港スプリントとは一転して、ダノンスマッシュを迎え撃つには余りにも手薄な顔ぶれとなってしまいました。このレースには日本から2018年にファインニードルが初参戦し4着、2019年にはナックビーナスが6着と香港スプリンターに歯が立たないという結果しか残していませんが、今年は日本馬初の戴冠、ダノンスマッシュにとっては香港短距離G1 V2に大いに期待が高まります。

その最大の理由は香港では雷神とも呼ばれる騎手、J.モレイラの騎乗です。モレイラは多くのスプリンターを擁するJ.サイズ調教師との関係がとりわけ深く、J.サイズ厩舎の出走馬を優先的に騎乗してきました。ところが次代の香港スプリント王の呼び声が高いホットキングプローンが回避、唯一の出走馬ビューティーアプローズは重賞未勝利のため、雷神はダノンスマッシュを選択しました。正に鬼に金棒です。

昨年の香港スプリントの雪辱を晴らす香港勢ではトライアルを勝ったアメージングスターが形式的には筆頭ですが、昨年までの香港スプリンターに比べれば、まだまだ小粒。一昨年のこのレースで2着したラタン、9歳ながら昨年の香港スプリントでダノンスマッシュの2着に迫ったジョリーバナーら古豪に魅力を感じます。土曜までの調教などを確認の上、日曜には渾身の予想をお届けしますが、ダノンスマッシュを1着固定の3連単、4連単(香港は4連単もあるのです)が勝負馬券と既に心は決まっています。

明日24日(土)はデアリングタクトら日本四天王が挑戦するクイーンエリザベス2世カップ展望を、日曜には渾身の予想をお届けします。お楽しみに!


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2021年4月22日(木) 10:30 甘粕代三
【香港チャンピオンズデー2021】レース展望①~世界が注目、香港馬王出走のチャンピオンズマイルは販売なし
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ウマニティ会員の皆さん、半年のご無沙汰をしました。甘粕代三です。コロナ禍の下、今年も香港競馬春の祭典、香港チャンピオンズデーが今週日曜、25日に迫りました。チェアマンズスプリントプライズ(1200m)、チャンピオンズマイル(1600m)、クイーンエリザベス2世カップ(2000m)と距離の異なる国際G1 3レースが同日に発走。G1 4レースが同日に行われる12月の香港国際競走(HKIR)から2400mの香港ヴァーズを除いた形ですが、2月のサウジカップデー、3月のドバイワールドカップデーに続く世界の春競馬の一大祭典です。

例年ならドバイから欧州馬が転戦して正に春の祭典そのものなのですが、昨年からのコロナ禍で様相は一変しました。欧米馬の姿はなく、香港に挑戦したのは日本馬5頭だけ。なんと日本勢と地元香港勢の一騎打ちになってしまったのです。昨年12月の香港国際競走の際には、日本人騎手としてただ一人渡港した松岡正海騎手から香港での厳しい防疫態勢を電話でインタビューしてお伝えしました。松岡騎手ら日本競馬関係者は香港到着後にホテルで缶詰め。外出できるのは競馬場への往復だけ。競馬場の往復もそれぞれの国の出走関係者が団体で行動、シャティン競馬場での調教前後も香港人との接触は禁じられるという厳しいものでした。こうした厳しい防疫態勢を欧米陣営は嫌ったものとも思えますが、欧米のコロナ被害は日本、香港を含むアジアよりも格段に深刻ですので、香港遠征どころではないというのが真相かもしれません。

海外メディアへの手厚い歓待は香港が世界一なのですが、昨年の香港国際競走以来シャットアウト。それもそうです。昨年と同じく、現在香港に入境できるのは香港IDかワーキングビザを持っている人間だけで、入境後は香港特別行政区政府指定のホテルで2週間隔離されなくてはなりません。コロナ禍以前、日本人はノービザで3か月香港に滞在できましたが、今では認められません。この入境制限は当初4月20日までだったので、チャンピオンズデーには香港に渡航できるのではないか、と淡い期待を抱いたのですが、コロナ禍が一向に収束の兆しを見せなかったため9月までに延長されてしまいました。日本、香港そして世界のコロナ感染の現状、そして昨年のように秋から冬にかけて感染が拡大したことを考え合わせると12月の香港国際競走取材のために香港を訪れることも厳しいかもしれません。

閑話休題--。こうした厳しい状況の中、日本からは昨年の香港スプリントの覇者、ダノンスマッシュチェアマンズスプリントプライズに、そして無冠で牝馬クラシック三冠を達成したデアリングタクトラヴズオンリーユーの牝馬2強、昨年の香港ヴァーズを制したグローリーヴェイズ菊花賞キセキの4頭がクイーンエリザベス2世カップに名乗りを上げました。この2レースが日本でサイマル発売されますが、昨年の香港4歳クラシック三冠を総なめし香港マイルまで制してこれまで17戦16勝と香港競馬史上最強馬との呼び声も高いゴールデンシックスティーズが出走するチャンピオンズマイルは日本馬が出走しないため発売されません。ダービーの翌週に日本の春のマイル王決定戦、安田記念まで間隔が詰まりすぎ、また世界最高レベル、層の厚さも一番の香港マイラー陣にしり込みしてチャンピオンズマイルに挑戦する日本馬は例年多くはないのですが、世界の競馬サークルの注目を集めるゴールデンシックスティーズが出走するこのレースが発売されないのは何とも片手落ち。ドバイワールドカップデーで日本馬が出走しながらG1ではないという理由でUAEダービーは日本では発売されませんが、これと併せて海外馬券発売要件の緩和を強く望みます。

しかし、日本・香港一騎打ちとなった今年、これまでになかった見どころが生まれました。香港最強馬、ゴールデンシックスティーズを三冠に導いた売り出し中の若手騎手、ヴィンセント・ホーが何と日本馬、ラヴズオンリーユーの鞍上に選ばれたのです。ヴィンセント・ホーは地元香港出身の30歳。2009/10シーズン(以下「季」と省略)にデビュー、その季に10勝をあげました。欧米の名手が半分以上を占める香港で地元香港出身の騎手は「華将」と呼ばれます。しかし歴戦の強者に見習い騎手から競馬人生を歩み始める華将は旗色が悪く、騎手としても調教師としてもともにリーディングに輝いた香港レジェンド、アントニー・クルーズが手塩にかけて育てた秘蔵っ子、マシュー・チャドウィックですら白人騎手の厚い壁を破ることはできませんでした。
マシューよりも1季遅れでデビューしたヴィンセントは順調に勝ち星を伸ばして頭角を現し、ゴールデンシックスティーズと巡り会って大きく成長。今では華将を代表する若手となりました。これまでに昨季の三冠に加えチャンピオンズマイルも制してGⅠは4勝、これを含む重賞は11勝。今季は既に44勝を挙げてリーディング4位と華将のトップに立っています。

香港に遠征した日本馬にはこれまでJ.モレイラ、Z.パートンら香港所属の非香港人の外人騎手、C.スミヨンら正真正銘の外人騎手が騎乗したことはありましたが、華将の騎乗はおそらく初めてのことではないか、と思います。欧米勢が遠征を手控え、C.スミヨンら欧米の名手が香港に渡航しない事情も作用しての起用であることは間違いありませんが、ヴィンセントに実績と実力がなければ陣営が彼を選ぶはずもありません。シャティン競馬場の隅から隅まで知り尽くしたヴィンセントがラヴズオンリーユーをどう導くのか、クイーンエリザベス2世カップはチャンピオンズマイルのゴールデンシックスティーのレースぶりと同様に必見です。

明日23日(金)はダノンスマッシュが出走するチェアマンズスプリントプライズを、明後日24日(土)にはデアリングタクトら日本四天王が挑戦するクイーンエリザベス2世カップを展望。25日(日)には畢生(ひっせい)の予想をお届けします。ご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2021年4月2日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】際立つコントレイルの”操縦性の高さ”/大阪杯展望
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高松宮記念ダノンスマッシュが外から抜け出して勝利。最終的に本命にした◎インディチャンプは、内から抜けてきた瞬間はやったかと思ったが、最後は外の2頭に屈してしまった。それでも力のある馬同士の見応えのあるレースだった。

ダノンスマッシュは6歳にしてようやく完成の域。以前はトモの甘さがあったが、それが抜けてすっかりパワーがついた。結果としてタフな馬場や急坂を苦にせず、ある程度出して行っても良い脚を使えるようになった。負けたとはいえ2着のレシステンシアも首が太くパワーあふれる走りで、急坂や荒れ馬場も苦にせず1200mに対応して見せた。

~近年の名馬に共通する操縦性の高さ

さて、今週は注目の大阪杯、いよいよコントレイルが始動する。コントレイルは無敗の3冠を達成、ジャパンカップではアーモンドアイの2着と初めて土がついたが、それでも安定した走りは今回の出走馬の中でも一枚抜けているだろう。

コントレイルの安定感の秘訣は、その操縦性の高さにある。神戸新聞杯ではインの渋滞に巻き込まれそうなところから、難なくスペースを抜けて来て勝利。2歳時のホープフルSでも、初の2ケタ頭数、初の内枠というシチュエーションでも難なく抜け出して来た。大外を回って豪快な脚を武器にした父ディープインパクトとは異なり、レースセンスの良さを感じさせる。

思えば近年の名馬は基本的に操縦性が高くレースセンスがある。キタサンブラック然り、アーモンドアイ然り、海外に目を転じても、日本馬の前に幾度となく立ちはだかったハイランドリールやエネイブルといった馬たちも、例外なくスッと先行して好位を取れるような安定感があった。

折り合いがつき、位置を自由に取れ、馬群を一瞬で抜ける脚がある。こういった馬は基本的にどんな条件でもそうそう崩れない。古馬になって初戦でどうか…といった懸念もあるが、コントレイルは今回も安定したレースぶりを見せてくれる可能性が高いと考えている。

大阪杯展望

というわけで、軸はコントレイルで良いというのが今年の大阪杯の結論(たぶん、一応最終結論は土曜夜に)。

相手筆頭はサリオス。急坂を苦にしないパワーがあり、前走は結果的に大外枠で流れに乗れなかったのも痛かった。

グランアレグリアは週末の雨が懸念材料。距離にもやはり不安があり、キセキギベオンがいなくなったのも不安点。折り合い面から気づけばハナ…なんてシーンもあるのでは。少々危ない面もある。

馬券的には3頭で決まらないことを願って買うのもアリかもしれない。

大阪杯の本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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ダノンスマッシュの口コミ


口コミ一覧
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スプリンターズステークス

10月1日 日曜日 中山競馬場 右回り Cコース
芝1200M GⅠ 3歳以上

過去10年

ミスタープロスペクター系   6-5-3 登録馬 6頭
サンデーサイレンス系     2-3-4     5頭
ノーザンダンサー系      1-1-2     3頭
ヘイルトゥリーズン系     1-0-1     3頭
ナスルーラ系         0-1-0     2頭 計19頭 フルゲート16頭

このレースの傾向として(競馬ブック参考)
○ 芝1400M以下でGⅠ馬券内か、GⅡ~Ⅲ2勝以上。
○ 勝ち時計が1分7秒5以上
○ 前走セントウルステークスが超断トツ。次点が安田記念。次点北九州記念とキーンランドC
○ 前走GⅠなら着順不問。G2以下は入着以上
○ 6歳以上は割引
○ 牡馬が優勢
○ 1番人気は5連対だがすべて1着で前走勝利か既にGⅠ勝っている馬まぁ例外も多いが
  ロードカナロア、ストレイトガール、レッドファルクス、ファインニードル、グランアレグリアが該当
  該当せずに負けは、ハクサンムーン メイケイエール
  該当したのに負け 前走1着で着外ビッグアーサー、19年3着ダノンスマッシュ、
           既にGⅠ勝利なのに21年6着ダノンスマッシュ
○ それほど波乱はない。去年以外は3番人気までの馬が馬券には絡む。
○ 内枠 1~8番

実績

GⅠ勝ち馬
     ドルチェモア ナランフレグ ピクシーナイト

GⅠ連対
     ウインマーベル ナムラクレア

GⅡ~Ⅲ勝ち馬
     アグリ オールアットワンス キミワクイーン ジャスパークローネ ジャングロ テイエムスパーダ トウシンマカオ(回避) ボンボヤージ メイケイエール モズメイメイ

OP勝利
     エイシンスポッター ジュビリーヘッド マッドクール ママコチャ

 ユウキ先生 2021年12月12日() 21:48
☆香港での輝きと暗闇は☆
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今年の香港国際競走も日本馬が活躍しましたね(*^_^*)

ラストランを見事飾った香港カップでのラヴズオンリーユーの勝利♪最後まで追い詰めたヒシイグアスの底力!

2019年に続き同レース2勝目を挙げた香港ヴァーズでのグローリーヴェイズの貫禄の力!

香港マイルでは世界一の力を見せつけた地元香港のゴールデンシックスティの連覇♪

3着に敗れたサリオスも前半から先頭集団にいるなど善戦しました☆

香港スプリントでは日本馬にとって残念な結果に。

ピクシーナイトとダノンスマッシュが最後の第4コーナーでのまさかのアクシデントに巻き込まれ力を出し切れないまま終戦に………

福永騎手が心配……競馬の恐ろしさ((( ๑•﹏•。๑)))

しかしそんな中でも世界的格式の高い4つのG1の中、2つの勝利を挙げた日本代表の馬達に「ありがとう」を☆言いたい♪

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 まさき666 2021年12月12日() 15:05
日本の競馬だってわかんねえのに海外なんて輪をかけてわかる... 
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はい香港シャティン。

香港スプリント、香港マイル、香港カップ…………
わかんねえから香港カップ以外福永川田騎乗を複勝買いだよ!
8Rはレイパパレも買いたかったけど1日1000円の予算枠使い切ったから「払い戻しがあれば」買い足したいところですね……

頼んだぞ、ピクシーナイト、ダノンスマッシュ、ダノンキングリー、インディチャンプ、ラヴズオンリーユー……!!!

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ダノンスマッシュの掲示板

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10:
  TERAMAGAZINE   フォロワー:69人 2020年10月4日() 16:17:19
ダノンは
こういうローテ(仕上げ方)を続ける限り

クラシック・古馬G1は

勝・て・な・い


オーナーは野田順弘氏

『オービック』(4684)東証1部上場「SI・ソフトウェア開発分野」首位(1/206社)
の大企業の野田順弘会長に

誰か
箴言する人は居ないものか…



9:
  TERAMAGAZINE   フォロワー:69人 2020年10月2日(金) 22:43:12

ダノックス(ダノン)

馬主は
『オービック』(4684)東証1部上場「SI・ソフトウェア開発分野」首位(1/206社)
の大企業の野田順弘会長

(因みに「ミッキー」の冠オーナー野田みづき氏は妻でオービック取締相談役員)


ダノン冠馬はクラシック・古馬G1のタイトルはゼロ‼
前哨戦のG2・G3の勝ち星は数多いが…

G2セントウルステークス楽勝でダノンスマッシュは
G1スプリンターズステークスの有力馬となっているが…

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ダノンスマッシュ

【2019年】
G3京阪杯1着(3,900万円)→G3シルクロード1着(3,900万円)
→G1高松宮記念(1番人気)4着(1,700万円)

G3キーンランドC1着(4,100万円)
→G1スプリンターズステークス(1番人気)3着(2,800万円)

【2020年】
G2京王杯SC1着(5,900万円)
→G1安田記念8着

G2セントウルステークス1着(5,900万円)獲得‼
→G1スプリンターズステークス…?

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※G1タイトルは欲しい(優勝賞金1億円超)も欲しい
しかし
超強力馬が全力で出走するG1での優勝は難しい‼

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◆G2の優勝賞金は、G1の3着以下賞金よりずっと高額な事実

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それなら
超強力馬が余力残しで出走する前哨戦G2の高額優勝賞金を全力で狙う‼

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それが
資産総額約3,360億円で日本16位(世界712位)である野田順弘会長の「ビジネス」としては
正解なんだろうな…
(資産総額はアメリカ経済誌「フォーブス」世界長者番付2020年より引用)

(注・私見です)

#スプリンターズステークス #ダノンスマッシュ #セントウルステークス #オービック
#野田順弘 #資産総額約3360億円 #ダノックス #野田みづき #ミッキー #ミッキークイーン
8:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年10月2日(金) 19:23:19
水上、△、ロードカナ中山不調、

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2021年10月3日スプリンターズS G16着
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2021年10月3日 スプリンターズS G1 6着
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