ディサイファ(競走馬)

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ディサイファ
ディサイファ
写真一覧
抹消  鹿毛 2009年4月20日生
調教師小島太(美浦)
馬主ゴドルフィン
生産者ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社
生産地日高町
戦績46戦[9-9-4-24]
総賞金42,095万円
収得賞金15,450万円
英字表記Decipher
血統 ディープインパクト
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
ミズナ
血統 ][ 産駒 ]
Dubai Millennium
Tribulation
兄弟 アドマイヤタイシリリーファイアー
市場価格
前走 2018/02/25 中山記念 G2
次走予定

ディサイファの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
18/02/25 中山 11 中山記念 G2 芝1800 107736.186** 牡9 56.0 田中勝春小島太 506
(+2)
1.47.9 0.335.4ウインブライト
18/01/21 中山 11 AJCC G2 芝2200 116686.894** 牡9 56.0 蛯名正義小島太 504
(-4)
2.13.8 0.535.0⑥⑥ダンビュライト
17/11/26 東京 11 ジャパンC G1 芝2400 1747445.81717** 牡8 57.0 柴山雄一小島太 508
(0)
2.26.0 2.337.2シュヴァルグラン
17/10/29 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 1836131.5157** 牡8 58.0 柴山雄一小島太 508
(+4)
2.09.9 1.639.6⑰⑭⑩キタサンブラック
17/09/24 中山 11 オールカマー G2 芝2200 1747135.2146** 牡8 56.0 柴山雄一小島太 504
(+4)
2.14.1 0.334.6ルージュバック
17/08/20 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 136945.81012** 牡8 57.0 四位洋文小島太 500
(-2)
2.01.5 1.136.1⑥⑦⑥⑧サクラアンプルール
17/06/04 東京 11 安田記念 G1 芝1600 1812138.91513** 牡8 58.0 四位洋文小島太 502
(+2)
1.32.7 1.235.4サトノアラジン
17/04/02 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 1469229.51310** 牡8 57.0 四位洋文小島太 500
(-4)
2.00.1 1.234.9⑦⑦⑧⑦キタサンブラック
16/12/10 阪神 11 チャレンジC G3 芝1800 188166.539** 牡7 58.5 武豊小島太 504
(-2)
1.46.8 0.335.5⑦⑦マイネルハニー
16/11/20 京都 11 マイルCS G1 芝1600 181123.51010** 牡7 57.0 武豊小島太 506
(0)
1.33.7 0.635.5⑦⑦ミッキーアイル
16/10/09 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 12557.146** 牡7 57.0 武豊小島太 506
(+6)
1.47.5 0.934.9ルージュバック
16/06/05 東京 11 安田記念 G1 芝1600 124431.176** 牡7 58.0 武豊小島太 500
(-6)
1.33.3 0.333.9ロゴタイプ
16/03/26 中山 11 日経賞 G2 芝2500 9339.055** 牡7 57.0 武幸四郎小島太 506
(-4)
2.37.3 0.534.4ゴールドアクター
16/01/24 中山 11 AJCC G2 芝2200 16235.021** 牡7 57.0 武豊小島太 510
(+12)
2.12.0 -0.234.9⑥⑦⑥④スーパームーン
15/12/05 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 12113.712** 牡6 57.0 四位洋文小島太 498
(0)
1.59.0 0.234.9ミトラ
15/11/01 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 18118.338** 牡6 58.0 四位洋文小島太 498
(-2)
1.58.9 0.533.9⑤⑧⑩ラブリーデイ
15/10/11 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 13446.742** 牡6 57.0 四位洋文小島太 500
(+4)
1.45.8 0.233.6⑤⑤⑤エイシンヒカリ
15/08/23 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 1561111.151** 牡6 57.0 四位洋文小島太 496
(0)
1.59.0 -0.036.0ヒットザターゲット
15/06/14 東京 11 エプソムC G3 芝1800 138127.143** 牡6 57.0 四位洋文小島太 496
(+8)
1.45.5 0.134.1⑩⑩⑧エイシンヒカリ
15/03/14 中京 11 中日新聞杯 G3 芝2000 18118.051** 牡6 57.0 四位洋文小島太 488
(-10)
2.01.2 -0.235.3⑦⑦⑩⑦デウスウルト

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ディサイファの関連ニュース

重賞4勝馬のディサイファが引退

2018年2月28日(水) 14:53

 重賞4勝馬のディサイファ(美浦・小島太厩舎、牡9歳、父ディープインパクト、母ミズナ、母の父ドバイミレニアム)が2月28日付でJRAの競走馬登録を抹消した。今後については未定。

 ディサイファは通算成績46戦9勝。獲得賞金は4億2095万9000円。重賞は2014年エプソムC・GIII、15年中日新聞杯・GIII、札幌記念・GII、16年AJCC・GIIの4勝。先週の中山記念(6着)がラストラン。



ディサイファの競走成績はこちら

【中山記念】レースを終えて…関係者談話2018年2月26日(月) 05:08

 ◆柴田善騎手(マルターズアポジー3着) 「惜しかったね。自分のリズムで運べたし、最後までしぶとかった」

 ◆蛯名騎手(サクラアンプルール4着) 「最後、伸びていれば届いたと思うけど、久々のぶんかな」

 ◆田中勝騎手(ディサイファ6着) 「勝負どころで置かれてしまったけど、最後また差を詰めている」



 ◆戸崎騎手(ショウナンバッハ7着) 「前回から具合が良さそうで、きょうも感じ良く走れています」

 ◆内田騎手(ヴィブロス8着) 「早めに動こうと思ったけど、ついていけなかった。久々のぶんでしょう」

 ◆三浦騎手(マイネルサージュ9着) 「ロスなく立ち回れましたが、ペースが速かったですね」

 ◆柴田大騎手(マイネルハニー10着) 「スタートが決まりませんでした」



★25日中山11R「中山記念」の着順&払戻金はこちら

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【中山記念】ディサイファは6着 田中勝「スムーズだったら」 2018年2月25日() 18:57

 2月25日の中山11Rで行われた第92回中山記念(4歳以上オープン、別定、GII、芝1800メートル、10頭立て、1着賞金=6200万円)に出走した田中勝春騎手騎乗の7番人気ディサイファ(牡9歳、美浦・小島太厩舎)は、好位から前を追ったが、およばず6着だった。

 管理する小島太師の重賞ラスト挑戦となったディサイファに騎乗した田中勝春騎手は「いいポジションで運べました。勝負どころで勝ち馬が来ているのは分かっていました。そこで、ふかしていきましたが、少し置かれてしまいました。最後もまた差を詰めているので、そこがスムーズだったら違っていたと思います」とコメントした。



 小島師は、騎手、そして調教師として日本ダービーや天皇賞、有馬記念を勝つなど華々しい活躍で競馬場を魅了。前日の24日には通算1500勝を飾った競馬人としての小島師のチャレンジはこの日の12R(メイショウカイモン)をもって終止符を打った。

★【中山記念】払い戻し確定!! 全着順も掲載

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【中山記念】ペルシアンナイトが1番人気/13:00時点 2018年2月25日() 13:04

 関東の舞台は東京から中山に戻り、25日の日曜メインに伝統のGII中山記念(芝1800メートル)が行われる。昨年からGIに昇格した大阪杯(4月1日、阪神、GI、芝2000メートル)の前哨戦(1着馬に優先出走権)となって、より注目度が増し、今年も出走は10頭と少ないながらもGI馬3頭をはじめ充実したメンバー構成となった。



 単勝オッズは、昨秋のマイルCSを勝っているペルシアンナイトが2.2倍で1番人気。フジテレビ賞スプリングS勝ちなどこの舞台は2戦2勝のウインブライトが6.1倍で2番人気で続いている。秋華賞ドバイターフ優勝馬のヴィブロスが6.4倍、札幌記念の覇者で昨年2着馬のサクラアンプルールが7.3倍、NHKマイルCの勝ち馬アエロリットが7.5倍で続いており、この5頭が10倍以下となって人気を集めている。13:00時点での単勝オッズは以下の通り。

枠番-馬番 馬名      単勝オッズ1- 1 マイネルサージュ  92.42- 2 サクラアンプルール  7.33- 3 ヴィブロス      6.44- 4 ペルシアンナイト   2.25- 5 ウインブライト    6.16- 6 マイネルハニー   16.07- 7 ディサイファ    27.67- 8 マルターズアポジー 12.18- 9 ショウナンバッハ  34.48-10 アエロリット     7.5



中山記念の枠順はこちら 調教タイムも掲載

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【中山記念】ペルシアンナイトが単勝2.1倍で1番人気 2018年2月24日() 17:51

 中山競馬の日曜メインは伝統のGII中山記念(25日、芝1800メートル)が行われる。昨年からGIに昇格した大阪杯(4月1日、阪神、GI、芝2000メートル)の前哨戦(1着馬に優先出走権)となって、より注目度が増し、出走は10頭と少ないながらもGI馬3頭をはじめ充実したメンバー構成となった。



 前日最終オッズは以下のとおり。



 昨年のマイルチャンピオンシップを制したペルシアンナイトが単勝2.1倍で1番人気、中山金杯2着馬ウインブライトが単勝6.8倍で2番人気、昨年のNHKマイルC勝ち馬アエロリットが単勝7.3倍で3番人気、昨年の中山記念2着馬サクラアンプルールが単勝7.7倍で4番人気、昨年ドバイターフを勝ったヴィブロスが単勝8.0倍で5番人気となっている。



 中山記念は2月25日、中山競馬場(11R)で、午後3時45分にスタートが切られる。



(左から)枠番-馬番 馬名 単勝オッズ1- 1  マイネルサージュ 77.92- 2  サクラアンプルール 7.73- 3  ヴィブロス     8.04- 4  ペルシアンナイト  2.15- 5  ウインブライト   6.86- 6  マイネルハニー  15.87- 7  ディサイファ   21.67- 8  マルターズアポジー 9.98- 9  ショウナンバッハ 33.78- 10 アエロリット    7.3



中山記念の出走馬詳細はこちら 調教タイムも掲載

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【中山記念】ペルシアンナイトは4枠4番!枠順確定 2018年2月23日(金) 10:12

 2月25日に中山競馬場で行われる伝統の古馬中距離重賞「第92回中山記念」(GII、中山11R、4歳以上オープン、別定、芝1800メートル、1着賞金6200万円)の枠順が23日に確定した。



 昨年のGIマイルCSを制したペルシアンナイトは4枠4番、2016年のGI秋華賞馬で、昨年のドバイターフを勝っているヴィブロスは3枠3番、昨年のGINHKマイルCの勝ち馬アエロリットは8枠10番、GIIフジテレビ賞スプリングS勝ちなどこの舞台は2戦2勝のウインブライトは5枠5番、2月いっぱいで定年のためこれがラスト重賞挑戦となる小島太調教師が送り出すディサイファは7枠7番に決まった。



 中山記念は25日、中山競馬場(11R)で、午後3時45分にスタートが切られる。



★中山記念の枠順はこちら 調教タイムも掲載

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ディサイファの関連コラム

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先週は、25(日)に阪神競馬場でG3阪急杯が、中山競馬場でG2中山記念それぞれが行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
 
G3阪急杯は、最内から好スタートを決めたニシノラッシュを制して3コーナーまでにダイアナヘイローがハナを奪い、前半の3Fを34.2秒で通過します。1番人気に推されたモズアスコットは後方馬群の外を追走。2番人気レッドファルクスはさらにその後ろのインに続く形で馬群は4コーナーを通過していきます。直線を迎えても、単独先頭はダイアナヘイローががっちりキープ。1馬身ほど後ろにニシノラッシュアポロノシンザンが続き、これら2頭を筆頭に追撃を開始しますが、なかなか捕まえきれない展開が続きます。結局、7番人気ダイアナヘイローがそのまま先頭を守りきり優勝。重賞2勝目を挙げています。2着には外を追い込んだモズアスコットがクビ差で入り、さらにそこからハナ差の3着にはこちらも外を伸びたレッドファルクスが入っています。
公認プロ予想家では、馬っしぐらプロマカロニスタンダーズプロイータン育成プロほか計6名が的中しています。
 
G2中山記念は、マルターズアポジーが逃げて向こう正面へ。2番手には大外枠から積極策のアエロリットが2馬身ほどの差で続き、以降は10馬身ほど開いてディサイファ、さらに3馬身ほど離れて4番手ウインブライトが続く縦長の展開となります。3番人気ヴィブロスは後方4番手、1番人気ペルシアンナイトは最後方からの極端な競馬となって、先頭のマルターズアポジーは前半1000mを59.2秒のペースで通過していきます。3~4コーナーを回り、徐々に馬群がひと塊になりながら直線勝負へ。先頭のマルターズアポジーのリードは依然2馬身ほど。後続からは、ウインブライトが浮上し、その内にアエロリット、外からはサクラアンプルールも迫り、後方待機勢は苦しい展開となります。内ラチ沿いで繰り広げられたラストの叩き合いは、この争いから坂を駆け上がったところで抜け出した2番人気ウインブライトが制してV。クビ差の2着には5番人気アエロリットが入り、6番人気マルターズアポジーがアタマ差の3着に粘り込んでいます。
公認プロ予想家では、ジョアプロが的中しています。
 
 
 
----------------------------------
 
☆☆☆注目プロ →サラマッポプロ
24(土)は中山3Rでの◎ノボマハロ阪神5Rでの▲◎○的中、小倉10Rでの◎キャベンディッシュなど好調予想を連発し、的中率66%・回収率289%のハイスコアを記録。25(日)も中山9Rの◎カイザーメランジェ的中などで回収率206%を達成しました。週末トータルでは、回収率236%、収支10万8,150円プラスをマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →おかべプロ
24(土)は阪神1Rでの◎○的中などを披露し回収率214%をマーク。25(日)は小倉3Rの○◎的中などで連日の回収率200%超を達成!土日トータル回収率238%、収支9万4,300円プラスの好成績となりました。これで4週連続週末プラスとなり、2月をマイナス週なしの好調で終えています。
 
☆☆☆注目プロ →イータン育成プロ
24(土)の勝負予想中山11Rで、▲レジーナフォルテワンアフターの予想を披露。3連単・馬連計15万2,920円払戻しのスマッシュヒットを記録しました!25(日)にも、中山12R◎▲的中(3連単・馬連計10万1,490円払戻し)などの好調予想を披露した先週は、2日連続の大幅プラスを達成!週末トータルでは回収率580%、収支23万650円プラスを記録し、2週連続のプラスをマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →dream1002プロ
25(日)の中山8Rで3連単2198.1倍を◎×▲的中のスマッシュヒット!さらに阪神10Rでも、3連単的中計13万2,120円の払戻しを披露と好調をアピール。週末トータル回収率125%をマークし、こちらも先週に引き続き2週連続のプラス収支を達成しています。
 
 
 
この他にも、西野圭吾プロ(158%)、“帰ってきた”凄馬勝子プロ(136%)、エース1号プロ(133%)、セイリュウ1号プロ(118%)、【U指数】3連単プリンスプロ(112%)、スガダイプロ(107%)、サウスプロ(105%)、岡村信将プロ(103%)、霧プロ(101%)、【U指数】馬単マスタープロ(101%)、シムーンプロ(100%)らが週末トータル回収率100%超の活躍を見せています。
 
なお、先週まで行われていたプロテストは、1位豚ミンCさん、2位馬侑迦さん、3位dream1002プロにて最終ランキングが確定!参加者の皆さんお疲れさまでした。
またこの結果に伴い、これまでプロ予想家として活躍されたkmさん、馬券生活さんは一般予想家へと変更になります。長年のプロ予想家活動大変お疲れさまでした!
 
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※全レースの結果情報はこちら


今週も、競馬予想の達人・ウマニティ公認プロ予想家陣の予想にご注目下さい。


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2018年2月25日() 14:00 凄馬プロジェクトチーム
第338回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~中山記念 G2
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みなさんこんにちは!

本日は中山11R「中山記念 G2」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
★「U指数」について詳しくはこちらをご覧ください→U指数についてページ

U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。





第1グループ(橙)は、ディサイファから1.0ポイント差(約1馬身差)内のマルターズアポジーペルシアンナイトまで3頭。
第2グループ(黄)は、ショウナンバッハから1.0ポイント差(約1馬身差)内のアエロリットマイネルハニーヴィブロスまで4頭。
第3グループ(薄黄)は、サクラアンプルールから同差内のマイネルサージュまで2頭となっていて、以下は第4Gとなっています。

凄馬出馬表を見渡すと、少頭数にも関わらずほとんど差の生じない配置となっていて、単勝オッズ以上になかなかの混戦模様といった状況が見てとれます。

そんななか今回の本命は◎マイネルハニーとしました。基本的には“格”が重要なレースですが、昨年のように実績馬たちが崩れて思わぬ穴が開くこともあるこの中山記念。それ以前にも、シルポートエイシンドーバーなどG1好走馬たちに隠れてのG2・G3実績馬の一発がみられます。またこれら2頭を含め、過去の連対馬の多くにマイル以下での勝利実績があり、今年は◎を含めアエロリットペルシアンナイトマルターズアポジーの計4頭が該当する状況。中山1800mに関してはスプリングSでの2着もありベストな印象の◎マイネルハニーが56キロならチャンス十分とみて、妙味込みでこの馬から。
相手も似たような見地から、距離延長で臨んだ先行タイプの馬が好成績ということで○マルターズアポジー。一瞬本命でもとよぎったくらいですが、土曜を見ると最内を通らされる分少し厳しいとみて一枚割引きました。あとは同じく距離延長での臨戦ですが、こちらはおそらく先行策にはならないであろう▲ペルシアンナイトとここまでの2頭と組んで買いたいと思います。
馬券は◎=○▲からの3複で勝負とし、☆ディサイファサクラアンプルールあたりにも上位進出を期待。


【3連複フォーメーション】
◎=○▲=印
6=4,8=1,2,3,4,5,7,8,9,10(15点)

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2018年2月25日() 12:30 ROBOTIPプロジェクトチーム
~重賞予想~かんたん予想ロボット『ROBOTIP』(中山記念 G2)
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みなさんこんにちは!ROBOTIPプロジェクトチームです。当コラムはウマニティが開発した新サービス『ROBOTIP(予想ロボット)』の重賞予想&運用レポートをお届けしています!

※新予想ツール『ROBOTIP』とは?・・・誰でも簡単に、無料で自分の予想ロボットを作ることが出来るサービスです。「U指数」をベースにした6つの能力指数と5つの適性を自由に配合してあなただけの最強ロボットを完成させましょう!詳しくはコチラ

では早速ですが、本日は『中山記念 G2』のロボ予想をお届けしたいと思います。予想ロボットは競走馬重視・血統重視・騎手重視の3体です。まずは、各ロボのセッティングをご確認ください。





それでは1体目、競走馬ロボの印(勝率)、買い目を見てみましょう!

【競走馬ロボ】

<勝率&印>



<買い目>



本命は◎ペルシアンナイトで勝率16.4%となっています。○ディサイファ、▲ショウナンバッハといった人気薄もここでは高評価のようです。


続いて血統ロボです。下記の勝率&印、買い目画像をご覧ください。

【血統ロボ】


<勝率&印>



<買い目>




こちらも◎ペルシアンナイトディサイファショウナンバッハは変わらず。ただ、上位が10%台前半で差がなく続いていて、より混戦状況が際立っています。


最後に騎手ロボです。下記の勝率&印、買い目画像をご覧ください。

【騎手ロボ】

<勝率&印>



<買い目>



騎手ロボも本命は◎ペルシアンナイトで、今回最も高い勝率19.3%と算出されています。大穴△マイネルサージュも浮上。


【まとめ】
今回は◎ペルシアンナイトで全ロボ一致の見解も、いずれも勝率10%台のトップでオッズほど抜けてはいない印象。相手も大きな差はなく、ショウナンバッハディサイファあたりを含め穴っぽいところもチャンスはありそうとの見立てになっています。思わぬ高配当も見込めそうな今年の中山記念の発走が今から楽しみです(^^)/



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2018年1月21日() 14:00 凄馬プロジェクトチーム
第331回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~AJCC G2
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みなさんこんにちは!

本日は中山11R「アメリカジョッキークラブカップ G2」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
★「U指数」について詳しくはこちらをご覧ください→U指数についてページ

U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。





第1グループ(橙)は、ゴールドアクターのみ1頭。
第2グループ(黄)は、ディサイファから1.0ポイント差(約1馬身差)内のダンビュライトショウナンバッハまで3頭。
第3グループ(薄黄)は、トーセンビクトリーから同差(約1馬身差)内のミッキースワローマイネルミラノまで3頭となっていて、以下は第4Gとなっています。

凄馬出馬表を見渡すと、まず1位→2位間の2.5ポイントが目立ち、その下には1ポイント程度の差が点在する配置となっています。

そんななか今回の◎はトーセンビクトリーとしました。軸としては信頼度十分だとは思う○ミッキースワローは、AJCCのレース質から考えるとアタマと言われると疑問符がつき、オッズと比較して考えた際にリスクのほうが高いのではという印象。過去10年で3回7歳馬が勝利(明け4歳馬は未勝利)しているように、冬場の中山2200mということもあってか持久戦寄りになりやすいこのレース。本命はその傾向に従って選びたいというのが今回の見立てです。◎トーセンビクトリーは、4走前(2着)、9走前(1着)が中盤から流れたレースで、そこでマークした指数が自身ベスト1、2パフォーマンスというタイプ。鞍上も期待できる男ですし、4角での手応えが抜群だった前走からの距離短縮で狙います。今年は少頭数でスローからの上り勝負となる可能性もありますが、☆マイネルミラノなどの存在からそうならず例年通りのAJCCになるとみて、小回り向きの機動力と持久戦でのパフォーマンス上昇が魅力の◎の一発を期待。
▲はショウナンバッハ。こちらも、緩んでからの瞬発力勝負よりは2年前のAJCCのように早めにペースが上がってくれたほうが着順は相対的に上がってくるとみているタイプ。今回のメンバーを見渡して、血統的にも買いたいステイゴールド産駒ですし、戸崎騎手にも期待しての3番手評価。1週前に坂路自己ベスト→全体時計は及ばないものの、終い・ラップなどトータル面ではさらに良化した印象の最終追い、と状態は申し分なし。この馬の“指定席”からの脱却にも期待したいと思っています。
マイネルミラノは、この頭数で前半からスンナリいければ3着穴なら。
そして、今回の私の馬券は◎の単複勝負になる予定ですが、当コラム買い目としては◎▲から○ラインの3複で勝負としたいと思います。


【3複フォーメーション】
◎▲=○=印
8,11=3=1,3,5,6,7,8,9,11(11点)

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2018年1月21日() 12:30 ROBOTIPプロジェクトチーム
~重賞予想~かんたん予想ロボット『ROBOTIP』(AJCC G2)
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みなさんこんにちは!ROBOTIPプロジェクトチームです。当コラムはウマニティが開発した新サービス『ROBOTIP(予想ロボット)』の重賞予想&運用レポートをお届けしています!

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では早速ですが、本日は『AJCC G2』のロボ予想をお届けしたいと思います。予想ロボットは競走馬重視・血統重視・騎手重視の3体です。まずは、各ロボのセッティングをご確認ください。





それでは1体目、競走馬ロボの印(勝率)、買い目を見てみましょう!

【競走馬ロボ】

<勝率&印>



<買い目>



本命は◎ダンビュライトで、勝率18.6%。穴っぽいところでは、▲ディサイファ、△トーセンビクトリーも勝率10%台で好評価のようですね。


続いて血統ロボです。下記の勝率&印、買い目画像をご覧ください。

【血統ロボ】

<勝率&印>



<買い目>



こちらは◎トーセンビクトリーがトップ評価に。ただ、○ダンビュライト、▲ショウナンバッハもほぼ同じ勝率となっていますので、3強状態といえる配置です。


最後に騎手ロボです。下記の勝率&印、買い目画像をご覧ください。

【騎手ロボ】

<勝率&印>



<買い目>



こちらは再び◎ダンビュライトで、その勝率は今回最も高い22.3%と算出されています。


【まとめ】
今回は、血統ロボこそ僅差でトップの座を譲ったものの、ほぼほぼ満場一致と言っていいスコアで1番手ダンビュライト評価となりました。ダンビュライト自身1番人気にはならなそうですし、相手にも意外と穴っぽいところの名前が挙がったりと期待値の高いレースと言えるかもしれません。個人的にはペース次第だとは思うのですが、スローにならなかった場合にはダンビュライトを含めショウナンバッハあたりにもミッキースワローに先着できる可能性が高まってくるのではと期待しています。いずれにしても、今からレースが楽しみです(^^♪


--『ROBOTIP』--
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2018年1月14日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2018年01月14日号】特選重賞データ分析編(81)~2018年アメリカジョッキークラブカップ~
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G2 アメリカジョッキークラブカップ 2018年01月21日(日) 中山芝2200m外


<ピックアップデータ>

【“前年か同年、かつJRAのG1かG2”において5着以内となった経験の有無別成績(2010年以降)】
○あり [8-4-6-38](複勝率32.1%)
×なし [0-4-2-51](複勝率10.5%)

 実績馬が強いレース。2010年以降の優勝馬8頭は、いずれも前年にJRAのG1やG2で善戦したことがある馬でした。たとえ近走成績が良くても、条件クラスやオープン特別、G3のレースを主戦場としてきた馬は評価を下げるべきでしょう。

主な「○」該当馬→ゴールドアクターダンビュライトミッキースワロー
主な「×」該当馬→ディサイファブラックバゴレジェンドセラー


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の条件が“JRAのG1”」だった馬は2010年以降[5-2-2-16](複勝率36.0%)
主な該当馬→ゴールドアクターミッキースワロー

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 今週は東で行われる今年最初のG2「AJCC」。このレースは先週行われた『日経新春杯』と比較してどのようなレースなのか。

 昨年の日記では次のように書かせていただきました。

『古馬になった4歳馬にとって、G1に挑戦するだけの成長力が備わったかを確かめるためのレースが『日経新春杯』だとするなら、『AJCC』はある程度G1でも通用するだけの力があると考えられる4歳馬が腕試しをするためのレースの役割(位置付け)になっていると言えます。』

言い換えれば、4歳馬にとって
『日経新春杯』はG1の挑戦権を獲るため登竜門。力試しのG2レース。
『AJCC』は、すでにG2やG1を経験した5歳以上の馬たちと力関係を図る、腕試しのG2レース。

 AJCCに出走する馬たちの方がG1の壁が若干低い(能力が高い)ように感じられます。

 その根拠として示したデータは以下の通りでした。

①過去10年間、AJCC で複勝圏に入った30頭の内14頭が春のG1レース(6月まで)に出走しています。

②過去10年間、日経新春杯で複勝圏に入った30頭の内22頭が春のG1レース(6月まで)に出走しています。

日経新春杯の30頭の内22頭がG1に出走したのに比べ、

上半期のG1に出走した頭数はAJCCの出走馬の方が少ないですが、G1の成績で比較すると

 日経新春杯(G1:1-1-1-19 内4歳馬:1-1-1-9)
   天皇賞(春)1着 ヒルノダムール   2011年
   天皇賞(春)2着 グローリーヴェイス 2019年
   天皇賞(春)3着 シュヴァルグラン  2016年

   勝率 4.5% 連対率 9.1% 複勝率13.6%
 ( 勝率 8.3% 連対率16.7% 複勝率25.0% 4歳馬 )

  AJCC (G1:2-2-0-11 内4歳馬:1-0-0-7)
   天皇賞(春)1着 フィエールマン   2019年
   QE2世C1着 ルーラーシップ   2012年
   宝塚記念 2着 ルーラーシップ   2012年
   宝塚記念 2着 ダノンバラード   2013年

   勝率13.3% 連対率26.7% 複勝率26.7%
 ( 勝率 12.5% 連対率12.5% 複勝率12.5% 4歳馬 )

G1における勝率は3.0倍、連対率で2.9倍、複勝率で2.0倍と、AJCC組が日経新春杯組を圧倒しています。
(4歳馬に限れば1.5倍、連対率で0.7倍、複勝率で0.5倍と、逆に日経新春杯組がリードしています。)


 これに2021年分を加えると

【2021年日経新春杯の上位入賞馬のG1出走状況】
1着 ショウリュウイクゾ →次走 阪神大賞典  G2 10着→G1不出走 登録抹消 5歳
2着 ミスマンマミーア  →次走 ダイヤモンドS G3 10着→宝塚記念6着(4戦目)→登録抹消 6歳
3着 クラージュゲリエ  →次走 中山記念   G2 9着→登録抹消 5歳

 日経新春杯(G1:1-1-1-20 内4歳馬:1-1-1-9)
   天皇賞(春)1着 ヒルノダムール   2011年
   天皇賞(春)2着 グローリーヴェイス 2019年
   天皇賞(春)3着 シュヴァルグラン  2017年

   勝率 4.3% 連対率 8.7% 複勝率13.0%
 ( 勝率 8.3% 連対率16.7% 複勝率25.0% 4歳馬 )

【2021年AJCCの上位入賞馬のG1出走状況】
1着 アリストテレス  →天皇賞(春)4着、宝塚記念9着
2着 ヴェルトライゼンデ→長期休養中(1年)
3着 ラストドラフト  →上半期G1不出走、※天皇賞(秋)8着

  AJCC (G1:2-2-0-12 内4歳馬:1-0-0-8)
   天皇賞(春)1着 フィエールマン   2019年
   QE2世C1着 ルーラーシップ   2012年
   宝塚記念 2着 ルーラーシップ   2012年
   宝塚記念 2着 ダノンバラード   2013年

   勝率12.5% 連対率25.0% 複勝率25.0%
 ( 勝率 11.1% 連対率11.1% 複勝率11.1% 4歳馬 )

G1における勝率は2.9倍、連対率で2.9倍、複勝率で1.9倍と、やはりAJCC組の成績が上回っています。
(4歳馬に限れば1.3倍、連対率で0.7倍、複勝率で0.4倍と、日経新春杯組のG1成績優位は変わりません。)


 AJCCがどのようなレースなのか、日経新春杯と比較しながらG1との関連を分析してきましたが、それはレース後のことであって、ここでは予想の中核ではないないものの、全く無視するわけにはいかないものとして捉えつつ、有力馬の選択取捨に移りたいと思います。

 出走馬を次のように3つに分類してみます。
①G1の前哨戦・ステップとして出走してくる実力馬
(G1出走経験馬、G2連対馬、クラシック実績のある4歳馬)

②G2タイトルの獲得を目標に出走してくるとみられる能力の向上・成長が認められる能力馬
(G3の勝馬でG2上位入賞経験馬、3歳G2・G3で連対経験のある4歳馬)

③G2上位入賞を狙っているとみられるG2初出走馬
(G3ウイナーか重賞で連対経験のある馬、重賞未出走の無敗馬)

①5歳以上

 ポタジェ      天皇賞(秋)6着←毎日王冠G23着←新潟大賞典2着←金鯱賞G23着

 キングオブコージ  中日新聞杯5着←オールカマー9着←京都大賞典3着←目黒記念G21着

 ダンビュライト   京都記念9着←京都記念3着←京都大賞典2着←京都記念1着
           ←AJCC6着←AJCC1着

 ラストドラフト   中日新聞杯9着←天皇賞(秋)8着←毎日王冠13着←日経賞8着
           ←AJCC3着←AJCC3着
 
①4歳馬
 オーソクレース   菊花賞2着←セントライトG23着←ホープフルS2着


②5歳以上
 マイネルファンロン 中日新聞杯17着、毎日王冠G212着←新潟記念G31着

②4歳馬
 アサマノイタズラ  有馬記念16着←菊花賞9着←セントライトG21着

③5歳以上
 アンティシペイト  アルゼンチン共和国杯8着←3勝クラス1着

 クレッシェンドラヴ 七夕賞14着←大阪杯11着、福島記念1着、七夕賞1着

 ボッケリーニ    中日新聞杯4着、小倉大賞典2着←中日新聞杯1着

③4歳馬

④その他

5歳以上
 キャッスルトップ  地方馬

 エヒト       オープン昇級初挑戦、格上挑戦チャレンジCG39着

 ソッサスブレイ   AJCC13着、オールカマー12着

 スマイル      オープン昇級初挑戦


①~③に分類されなかった出走馬は、G2では力不足として穴馬としても残せません。また、①~③についても目標とするレースとしての仕上げの本気度を推測して印を打つことになりますが、次の2点について重要視したいと思います。


Ⅰ.リピーターの扱い

 このレースが、G1でタイトル争いができる能力があるか、実力を確かめるレースとして各陣営が出走させているG2だと考えれば、再度出走してくるのは、連覇を狙うリピーターというより、年齢による能力の低下の懸念を払拭できるか確かめたい馬であり、上位入賞した翌年以降このレースで成績が上がる馬は『日経新春杯』と同じく珍しいようです。

 リピーター?的な馬の成績を示してみるとそのことがよく分かると思います。

2021年
 ラストドラフト  3着→3着
 ステイフーリッシュ2着→4着
 ジェネラーレウーノ11着→17着

2018年
 ダンビュライト  1着→6着 
 ミッキースワロー 2着→4着 
 マイネルミラノ  3着→10着 

2017年
 ミライヘノツバサ 3着→10着 

2016年
 ディサイファ   5着→1着→不出走→6着 
 ショウナンバッハ 3着→8着→8着→7着 

2015年
 クリールカイザー 1着→12着 

2014年
 フェイムゲーム  3着→12着 

2013年
 ダノンバラード  1着→12着 

2012年
 ゲシュタルト   3着→9着 

2011年 
 ネヴブション   1着→1着→3着→(7着) 

 こんな感じで、ネヴブションのように連覇したのは例外中の例外。一度上位入賞した馬は複勝圏外に敗れるリピーターばかりで、着順が上がるのは1/13頭(7.7%)、同着以上になった延べ回数でも3/19回(15.8%)というように厳しい結果を示しています。

 今年は、2021年3着と16着及び不出走だった次の3頭が出走登録しています。
ラストドラフト  3着→3着 
ステイフーリッシュ2着→4着→不出走
ソッサスブレイ  16着

 この3頭を思い切って予想から外すのもいいかもしれません。


Ⅱ.4歳馬 VS 古馬
今年の4歳馬は、5歳以上の馬たちを上回る成績を残せるのでしょうか。

【2020年までの10年間】
1着馬について

4歳馬1勝(ダンビュライト)、5歳馬5勝、6歳馬3勝、7歳馬1勝(ディサイファ)・・・と、5歳以上馬がほぼ完勝しています。


2着馬について

4歳馬4頭、5歳馬1頭、6歳馬1頭、7歳馬2頭、8歳馬2頭。2着にフォーカスすると、4歳馬が一番多く連対しています。

【2021年の結果】
1着 アリストテレス  →天皇賞(春)4着、宝塚記念9着 4歳
2着 ヴェルトライゼンデ→長期休養中(1年)       4歳
3着 ラストドラフト  →上半期G1不出走、※天皇賞(秋)8着 5歳

 昨年は、4歳馬のワンツーフィニッシュで、5歳馬が3着。4歳馬が巻き返しました。

4歳馬2勝(ダンビュライト、アリストテレス)、5歳馬5勝、6歳馬3勝、7歳馬1勝(ディサイファ)

連対数で見ると(2010年~2021年 11年間)
4歳馬7頭、5歳馬6頭、6歳馬4頭、7歳馬3頭、8歳馬2頭

昨年の4歳馬は無敗の三冠馬コントレイルが飛び抜けて強く、他の4歳馬は評価がイマイチだったにもかかわらず、4歳馬のワンツーフィニッシュでした。

 今年の4歳馬は、早くから古馬混合戦で勝利を挙げるなど世代全体のレベルが高いと評価されています。ではこのレースに出走を予定している4歳馬は、昨年出走した4歳馬と比較して能力(成績)は高いのでしょうか。

【2021年の出走4歳馬】
1着 アリストテレス   ←菊花賞2着←2・1勝クラス2連勝
2着 ヴェルトライゼンデ ←菊花賞7着←神戸新聞杯2着←ダービー3着←皐月賞8着、ホープフルS2着
6着 ウインマリリン   ←エリザベス女王杯4着←秋華賞15着←オークス2着
11着 サトノフラッグ   ←菊花賞3着←セントライト2着←ダービー11着←皐月賞5着

【2022年の出走4歳馬】
?着 オーソクレース  ←菊花賞2着←セントライト3着←ホープフルS2着
?着 アサマノイタズラ ←有馬記念16着←菊花賞9着←セントライト1着←皐月賞16着

 オーソクレースについては、昨年1着アリストテレス及び2着ヴェルトライゼンデと同等または同等以上の成績を残しています。(菊花賞2着・ホープフルS2着)

 アサマノイタズラについては、菊花賞9着では若干見劣りそうですが、セントライト記念ではオーソクレースに先着し、勝利している事実は無視できません。

 では、この成績が現4歳世代の中ではどのような位置に当たるかも分析してみたいと思います。これまで古馬との対戦で勝利(先着)した現4歳世代の実力馬たちと比較してみます。

 比較の対象は、次の3頭です。

エフフォーリア 有馬記念1着←天皇賞(秋)1着←ダービー2着←皐月賞1着
(有馬記念516kg(+10kg)←皐月賞504kg(-12kg)←新馬戦516kg)

ヨーホーレイク 日経新春杯1着←ダービー7着←皐月賞5着←ホープフルS3着
(日経新春杯508kg(+4kg)←皐月賞504kg(+12kg)←新馬戦492kg)

ステラヴェローチェ 日経新春杯2着←有馬記念4着←菊花賞4着←神戸新聞杯1着←ダービー3着
         ←皐月賞3着←朝日FS2着
(日経新春杯498kg(-2kg)←皐月賞500kg(+12kg)←新馬戦488kg)

 以下の5レースで、出走を予定している2頭と上記3頭を比較することで評価してみたいと思います。


【有馬記念】
1着 エフフォーリア  3歳
2着(ディープボンド  4歳 菊花賞4着、ダービー5着、皐月賞10着)
3着(クロノジェネシス 5歳)
4着 ステラヴェローチェ3歳
5着(タイトルホルダー 3歳 菊花賞1着、セントライト13着、ダービー6着、皐月賞2着)
16着 アサマノイタズラ 3歳

 アサマノイタズラは、スタートからゴールまで終始最後方。レース後にジョッキーが「反応がなかった。・・・何もなければいいですね。」とコメントする不可解な負け方でした。

 後日、気管支に炎症があったことが原因とみられ、今回は度外視できると考えたい。


【菊花賞】
1着(タイトルホルダー  菊花賞1着、セントライト13着、ダービー6着、皐月賞2着)
2着 オーソクレース
3着(ディヴァインラヴ  1・2勝クラス2連勝)
4着 ステラヴェローチェ 日経新春杯2着←有馬記念4着←菊花賞4着←神戸新聞杯1着
             ←ダービー3着
5着(ディープモンスター ダービー16着、皐月賞7着)
9着 アサマノイタズラ 

 オーソクレースは、2勝馬ながらG1で2着2回なら、能力は世代トップクラスを証明したことになり、4歳ではG2勝利に近いポジションを得たと言える。

 アサマノイタズラは、最後方からスムーズなレースができなかったものの、上がり3ハロンは最も速い末脚を見せた。展開が向けばG2で上位争いは可能だと思う。



【セントライト記念】
1着 アサマノイタズラ  有馬記念16着←菊花賞9着←セントライト1着←皐月賞16着
2着(ソーヴァリアント  チャレンジC1着←セントライト2着←1・2勝クラス2連勝)
3着 オーソクレース   菊花賞2着←セントライト3着←ホープフルS2着
4着(カレンルシェルブル 長良川特別1着←セントライト4着←1勝クラス1着)
5着(ヴィクティファルス 菊花賞13着←セントライト5着←ダービー14着←皐月賞9着
             ←スプリングS1着)
13着(タイトルホルダー  菊花賞1着、セントライト13着、ダービー6着、皐月賞2着
             ←ホープフルS4着)

 アサマノイタズラは、中団やや後方の、この馬にとっては好位置から最速の末脚を駆使してオーソクレースに先着した事実は、能力の高さと認めたい。AJCCと同舞台での勝利であることも評価したい。

 オーソクレースは、9カ月休養後の3歳初戦のG2で3着なら、実力馬として成長してきたことが窺われる。


【皐月賞】
1着 エフフォーリア   有馬記念1着←天皇賞(秋)1着←ダービー2着←皐月賞1着
2着(タイトルホルダー  菊花賞1着、セントライト13着、ダービー6着、皐月賞2着)
3着 ステラヴェローチェ 日経新春杯2着←有馬記念4着←菊花賞4着←神戸新聞杯1着
             ←ダービー3着
4着(アドマイヤハダル  ダービー17着←皐月賞4着←1勝クラス・若葉S1着 2連勝)
5着 ヨーホーレイク   日経新春杯1着←ダービー7着←皐月賞5着←ホープフルS3着
16着 アサマノイタズラ  有馬記念16着←菊花賞9着←セントライト1着←皐月賞16着

 アサマノイタズラは、スタート直後によろけて他馬と接触。外枠から脚を使い好位5番手の位置を確保します。ところが、ダノンザキッドに向こう正面で2度も馬体をぶつけられ、第3コーナーから第4コーナーにかけて、ずっと外側を回らされることになります。

 最終コーナーから直線を向く直前、追い出しをかけようとした瞬間、先にヨーホーレイクが強引にダノンザキッドとアサマノイタズラの間に割り込み、またも体をぶつけられると、アサマノイタズラは更に外側にはじかれてしまいます。

それで、嫌気が差したのか手応えがなくなり、鞭が入っても伸びずに16着に沈みました。着順だけ見ると力不足の結果と思いますが、あれだけの不利を受けなければもっと戦えたかもしれないとパトロールビデオを見て情状酌量の余地を感じさせられました。


【ホープフルS】
1着(ダノンザキッド   マイルCS 3着←富士S4着←皐月賞15着←ホープフルS1着
             ←東スポ2歳S1着)
2着 オーソクレース   菊花賞2着←セントライト3着←ホープフルS2着←アイビーS1着
3着 ヨーホーレイク   日経新春杯1着←ダービー7着←皐月賞5着←ホープフルS3着
             ←紫菊賞1着
4着(タイトルホルダー  菊花賞1着、セントライト13着、ダービー6着、皐月賞2着
             ←ホープフルS4着)
5着(シュヴァリエローズ 皐月賞11着←若葉S2着←ホープフルS5着←萩S1着)

 オーソクレースは、その後のG1またはG2で勝ち負けする実力馬たちと戦い、2歳G1で連対したことでその能力を示した。その後、9カ月の休養に入り、勝ち星をあげられないまま既に2戦を終了した。

 古馬となって、G1に出走する前にG2のタイトルを奪取し、是が非でも賞金を加算したいはずである。そうすれば、G1に余裕を持って出走できので、かなり仕上げてAJCCに出走してくると予想される。


 以上、5つのレースについて検討してみた結果、体調万全で出走が叶えば、2頭ともこのレースの有力馬として扱いたい。



 さて、いよいよ出走馬の取捨の検討に入ります。まず、出走する14頭を年齢別に分類します。


【AJCC出走予定馬】
4歳:2頭
 アサマノイタズラ 有馬記念16着←菊花賞9着←セントライト1着←皐月賞16着
 オーソクレース  菊花賞2着←セントライト3着←ホープフルS2着

 ※地方馬参戦するキャッスルトップは、予想の対象から外します。


5歳:3頭
 アンティシペイト アルゼンチン共和国杯8着 中山1-2-0-1 全4-5-0-4
 エヒト      3勝クラス1着 G2初挑戦、G3チャレンジC9着格上挑戦
 ポタジェ     天皇賞(秋)6着、G2毎日王冠3着・金鯱賞3着、G3新潟大賞典2着


6歳:4頭
 キングオブコージ 中日新聞杯5着、G2目黒記念1着・京都大賞典3着・オールカマー9着
 スマイル     3勝クラス1着 中山4-1-1-1 重賞初挑戦
 ボッケリーニ   中日新聞杯3着、G2初挑戦、
          G3中日新聞杯1着・3着・小倉大賞典2着・新潟大賞典5着・中京記念6着
ラストドラフト   中日新聞杯9着、G1天皇賞(秋)8着、G3中日新聞杯2・9着 3歳G31着
          G2AJCC3・3着・金鯱賞5着・アルゼンチン杯2着・日経賞8着・毎日王冠13着


7歳:1頭
 マイネルファンロン中日新聞杯17着、G2毎日王冠10・12着・金鯱賞8着
          G3新潟記念1着を始め、G3を9戦して2・16・12・14・15・14・1・8・17着


8歳:3頭
 クレッシェンドラヴ七夕賞14着、G1大阪杯11着・有馬記念8着・ジャパンC13着
          G2オールカマー4・5着、G314・七夕賞1・7・福島記念1・2着
 ソッサスブレイ  ディセンバーS3着、G2オールカマー12着・AJCC16着→?着
          G3関屋記念13着
 ダンビュライト  名古屋GP3着、G1宝塚記念9着・天皇賞(春)9着・ジャパンC14着・大阪杯9着
          G2AJCC1着→6着→不出走→?着


2010年から2021年の11年間の1着馬を年齢別に見てみると

1着馬については、4歳馬2勝(ダンビュライト、アリストテレス)、5歳馬5勝、6歳馬3勝、7歳馬1勝(ディサイファ)・・・と、4歳VS 5歳以上馬で比較すると、4歳馬は不利に見えます。


 では、AJCCにおける2着馬についてはどうなのでしょう。

 4歳馬5頭、5歳馬1頭、6歳馬1頭、7歳馬2頭、8歳馬2頭

2着にフォーカスすると、4歳馬が一番多く連対しています。これを1着馬と合わせた連対馬(22頭)で比較すると

 4歳馬7(2+5)頭、5歳馬6(5+1)頭、6歳馬4(3+1)頭、7歳馬3(1+2)頭、8歳馬2(0+2)頭

 4歳馬が勝ち負け(1着か2着)に絡む可能性が高いという観点で予想し、印を付けたいと思います。


【AJCC最終予想】

△1.キングオブコージ 中日新聞杯5着、G2目黒記念1着・京都大賞典3着・オールカマー9着
▲2.アサマノイタズラ 有馬記念16着←菊花賞9着←セントライト1着←皐月賞16着
 3.キャッスルトップ   地方馬
 4.クレッシェンドラヴ七夕賞14着、G111・8着・13着G24・5着、G32-1-0-2
 5.エヒト      3勝クラス1着 G2初挑戦、G3チャレンジC9着格上挑戦
○6.ポタジェ     天皇賞(秋)6着、G2毎日王冠3着・金鯱賞3着、G3新潟大賞典2着
△7.ダンビュライト 名古屋GP3着、G19・9着・14・9着、AJCC1着→6着→不出走→?着
△8.アンティシペイト アルゼンチン共和国杯8着 中山1-2-0-1 全4-5-0-4
注9.ボッケリーニ   中日新聞杯3着、G2初挑戦、G3 1着・3着・2着・5着・6着
×10.ラストドラフト  中日新聞杯9着、G1天皇賞(秋)8着、
            G2AJCC3・3着・アルゼンチン杯2着
◎11.オーソクレース  菊花賞2着←セントライト3着←ホープフルS2着
 12.ソッサスブレイ  ディセンバーS3着、G2オールカマー12着・AJCC16着→?着
注13.スマイル     3勝クラス1着 中山4-1-1-1 重賞初挑戦
 14.マイネルファンロン 中日新聞杯17着、G210・12・8着、G3 1-1-0-7


 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。




※ 参考資料


【過去10年間の1着~3着馬のその後の上半期出走状況】
2021年
○アリストテレス  1着→天皇賞(春)4着、宝塚記念9着
△ヴェルトライゼンデ2着→長期休養中(1年)
 ラストドラフト  3着→上半期G1不出走、※天皇賞(秋)8着

2020年
 ブラストワンピース1着→大阪杯7着・宝塚記念16着
 ステイフーリッシュ2着→京都記念3着→大阪杯9着
 ラストドラフト  3着→金鯱賞5着→休養G1不出走

2019年
 シャケトラ    1着→阪神大賞典1着→(G1故障不出走)
 フィエールマン  2着→天皇賞(春)1着 (G1:3-1-1-0)
 メートルダール  3着→金鯱賞13着→G1不出走

2018年
 ダンビュライト  1着→大阪杯G1 6着・QEC7着・宝塚記念5着
 ミッキースワロー 2着→大阪杯G1 5着
 マイネルミラノ  3着→エプソムカップ11着→G1不出走

2017年
 タンタアレグリア 1着→休養
 ゼーヴィント   2着→七夕賞1着 G1不出走
 ミライヘノツバサ 3着→日経賞2着→G1不出走

2016年
 ディサイファ   1着→日経賞5着→安田記念6着
 スーパームーン  2着→目黒記念7着→G1不出走
 ショウナンバッハ 3着→京都記念14着・中日新聞杯11着→G1不出走

2015年
 クリールカイザー 1着→日経賞10着→天皇賞(春)16着
 ミトラ      2着→中日新聞杯5着→G1不出走
 エアソミュール  3着→大阪杯3着・鳴尾記念4着→G1不出走

2014年
 ヴェルデグリーン 1着→中山記念5着→宝塚記念12着(引退)
 サクラアルディート2着→日経賞11着→G1不出走
 フェイムゲーム  3着→ダイヤモンドS1着→天皇賞(春)6着

2013年
 ダノンバラード  1着→中山記念6着・日経賞7着・鳴尾記念3着→宝塚記念2着 
 トランスワープ  2着→日経賞11着→休養
 アドマイヤラクティ3着→ダイヤモンドS1着→天皇賞(春)4着

2012年
 ルーラーシップ  1着→日経賞3着→QEC1着→宝塚記念2着
 ナカヤマナイト  2着→大阪杯G2 5着・鳴尾記念4着→宝塚記念8着
 ゲシュタルト   3着→京都記念9着→休養

2011年
 トーセンジョーダン1着→阪神大賞典 取り消し→宝塚記念9着
 ミヤビランベリ  2着→ダイヤモンドカップ12着・日経賞9着→引退
 ネヴブション   3着→中山金杯12着→休養


  AJCC (G1:2-2-0-11 内3歳馬:1-0-0-7)
   天皇賞(春)1着 フィエールマン   2019年
   QE2世C1着 ルーラーシップ   2012年
   宝塚記念 2着 ルーラーシップ   2012年
   宝塚記念 2着 ダノンバラード   2013年

 ビター ティー 2021年1月22日(金) 13:58
今年初の東のG2レースAJCCの位置付けは?! G2は、や...
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 先週は今年最初のG2レース「日経新春杯」について出走馬たちが次のレースにどんなレースを選択しているのかを分析して予想してみましたが、それは西で行われる初G2の話です。

 今週、東で行われるG2「AJCC」はどんなレースなのでしょうか。過去10年間の1着~3着の上位入賞馬を列挙して、先週行われた『日経新春杯』の出走馬と比べてAJCCの予想を進めたいと思います。

2020年
 ブラストワンピース1着→大阪杯7着・宝塚記念16着
 ステイフーリッシュ2着→京都記念3着→大阪杯9着
 ラストドラフト  3着→金鯱賞5着→休養G1不出走
2019年
 シャケトラ    1着→阪神大賞典1着→(G1故障不出走)
 フィエールマン  2着→天皇賞(春)1着 (G1:3-1-1-0)
 メートルダール  3着→金鯱賞13着→G1不出走
2018年
 ダンビュライト  1着→大阪杯G1 6着・QEC7着・宝塚記念5着
 ミッキースワロー 2着→大阪杯G1 5着
 マイネルミラノ  3着→エプソムカップ11着→G1不出走
2017年
 タンタアレグリア 1着→休養
 ゼーヴィント   2着→七夕賞1着 G1不出走
 ミライヘノツバサ 3着→日経賞2着→G1不出走
2016年
 ディサイファ   1着→日経賞5着→安田記念6着
 スーパームーン  2着→目黒記念7着→G1不出走
 ショウナンバッハ 3着→京都記念14着・中日新聞杯11着→G1不出走
2015年
 クリールカイザー 1着→日経賞10着→天皇賞(春)16着
 ミトラ      2着→中日新聞杯5着→G1不出走
 エアソミュール  3着→大阪杯3着・鳴尾記念4着→G1不出走
2014年
 ヴェルデグリーン 1着→中山記念5着→宝塚記念12着(引退)
 サクラアルディート2着→日経賞11着→G1不出走
 フェイムゲーム  3着→ダイヤモンドS1着→天皇賞(春)6着
2013年
 ダノンバラード  1着→中山記念6着・日経賞7着・鳴尾記念3着→宝塚記念2着 
 トランスワープ  2着→日経賞11着→休養
 アドマイヤラクティ3着→ダイヤモンドS1着→天皇賞(春)4着
2012年
 ルーラーシップ  1着→日経賞3着→QEC1着→宝塚記念2着
 ナカヤマナイト  2着→大阪杯G2 5着・鳴尾記念4着→宝塚記念8着
 ゲシュタルト   3着→京都記念9着→休養
2011年
 トーセンジョーダン1着→阪神大賞典 取り消し→宝塚記念9着
 ミヤビランベリ  2着→ダイヤモンドカップ12着・日経賞9着→引退
 ネヴブション   3着→中山金杯12着→休養

 まず、過去10年間、このレースで複勝圏に入った30頭の内15頭が春のG1レース(6月まで)に出走しています。

  天皇賞(春)3頭、大阪杯G1 4頭、安田記念1頭、宝塚記念7頭

 これは、日経新春杯の30頭の内22頭に比べ、頭数は少ないですが、G1の成績で比較すると

  日経新春杯(G1:1-1-1-19)
   天皇賞(春)1着 ヒルノダムール   2011年
   天皇賞(春)2着 グローリーヴェイス 2019年
   天皇賞(春)3着 シュヴァルグラン  2017年

   連対率6.7% 複勝率10%


  AJCC (G1:2-2-0-11)
   天皇賞(春)1着 フィエールマン   2019年
   QE2世C1着 ルーラーシップ   2012年
   宝塚記念 2着 ルーラーシップ   2012年
   宝塚記念 2着 ダノンバラード   2013年

   連対率25% 複勝率25%

 AJCCに出走する馬たちの方がG1の壁が低い(能力が高い)ように感じられます。

 古馬になった4歳馬にとって、G1に挑戦するだけの成長力が備わったかを確かめるためのレースが『日経新春杯』だとするなら、『AJCC』はある程度G1でも通用するだけの力があると考えられる4歳馬が腕試しをするためのレースの役割(位置付け)になっていると言えます。

 言い換えれば、4歳馬にとって『日経新春杯』はG1の挑戦権を獲るため登竜門。力試しのG2レース。
 一方、『AJCC』は、すでにG2やG1を経験した5歳以上の馬たちと力関係を図る、腕試しのG2レース。

 その根拠は、『日経新春杯』に参戦する5歳以上の格が古馬G3経験馬とOP馬なのに対して、『AJCC』の出走馬は古馬G2と古馬G1経験馬や、そのレースで好走した馬も含まれているからです。

 5歳以上馬の能力(質)の違いは、次のデータで確かめられます。

  (先週の日記から)
『日経新春杯における4歳馬VS5歳以上の成績は、1着馬について4歳馬8勝、5歳馬1勝(トゥザグローリー)、6歳馬1勝(パフォーマプロミス)・・・と4歳馬に軍配が上がります。圧倒的に4歳馬が1着馬になっています。』

 では、AJCCにおける4歳馬VS5歳以上の成績は、どうなっているのでしょう。
1着馬について4歳馬1勝(ダンビュライト)、5歳馬5勝、6歳馬3勝、7歳馬1勝(ディサイファ)・・・と、真逆の結果で5歳以上馬がほぼ完勝しています。

 参戦する4歳馬の質が日経新春杯より低かったのでは?・・・と疑う方がいるかもしれませんが、それを否定できるデータを示してみます。

AJCCにおける4歳馬VS5歳以上の成績(2着馬)

 4歳馬4頭、5歳馬1頭、6歳馬1頭、7歳馬2頭、8歳馬2頭


如何でしょう、2着にフォーカスすると、4歳馬が一番多く連対しています。


さらに、4歳古馬のG2初戦を『日経新春杯』に選んだ馬とそれ以外のG2などに出走した馬で、AJCCの上位(1~3着)に来た馬の頭数を過去10年(延べ30頭)で比較すると

 日経新春杯 4頭 :それ以外26頭

 このデータも、出走する4歳馬だけでなく、5歳以上の馬で4歳時に『日経新春杯』に出走していた場合は、思い切って『消し』にするのもアリだと思います。


 このレースが、G1でタイトル争いができる能力があるか、実力を確かめるレースとして各陣営が出走させているG2だと考えれば、再度出走してくるのは、連覇を狙うリピーターというより、年齢による能力の低下の懸念を払拭できるか確かめたい馬であり、上位入賞した翌年以降このレースで成績が上がる馬は『日経新春杯』と同じく珍しいようです。

リピーター?的な馬の成績を示してみるとそのことがよく分かると思います。

2018年
 ダンビュライト  1着→6着 
 ミッキースワロー 2着→4着 
 マイネルミラノ  3着→10着 
2017年
 ミライヘノツバサ 3着→10着 
2016年
 ディサイファ   5着→1着→不出走→6着 
 ショウナンバッハ 3着→8着→8着→7着 
2015年
 クリールカイザー 1着→12着 
2014年
 フェイムゲーム  3着→12着 
2013年
 ダノンバラード  1着→12着 
2012年
 ゲシュタルト   3着→9着 
2011年 
 ネヴブション   1着→1着→3着→(7着) 

 こんな感じで、ネヴブションのように連覇したのは例外中の例外。一度上位入賞した馬は複勝圏外に敗れるリピーターばかりで、着順が上がるのは皆無ようです。

 予想のポイントは、G2なら勝ち負けになるだけの能力を見極めなければなりません。先週同様AJCCを単独で考えるのではなく、G1でもタイトル争いに参加できる器(うつわ)として有望であるかどうかを含めて、春のG1(6月まで)に向かう可能性についても踏まえて予想を組み立てる必要があります。

 5歳以上ならG3ウイナーか重賞で連対経験のある馬で、G2かG1に出走経験がある馬の中から、AJCCに初挑戦する馬が、年齢によらず(5~8歳)、本命候補の条件になります。

 4歳馬なら、3歳クラシックで首位争いに加わり複勝圏に入った実績のある馬か、3歳までに重賞のタイトルホルダーになった馬で、古馬G1でもタイトル争いのできる可能性を持って挑戦してきたと認められる馬を候補として絞ることになります。

 さて、今年の出走馬でデータの上で、少しでも可能性が残されているのは
 1.サトノフラッグ    菊花賞3着
 2.サンアップルトン   アルゼンチン共和国杯3着
 4.ヴェルトライゼンデ  ダービー3着、
 7.タガノディアマンテ  ステイヤーズS2着
 8.ラストドラフト    AJCC3着※ アルゼンチン共和国杯2着
 9.アリストテレス    菊花賞2着
 10.モズベッロ      日経新春杯1着※ 宝塚記念3着
 12.ステイフーリッシュ  AJCC2着※
 14.ランフォローゼス   京成杯2着
 15.ウインマリリン    オークス2着
 16.ジェネラーレウーノ  AJCC4着
 17.ジャコマル      中山競馬場2-0-0-1

この中から、今年の出走馬でG1に出走できそうなのは
 1.サトノフラッグ    菊花賞3着
 2.サンアップルトン   アルゼンチン共和国杯3着
 4.ヴェルトライゼンデ  ダービー3着、
 7.タガノディアマンテ  ステイヤーズS2着
 8.ラストドラフト    AJCC3着※ アルゼンチン共和国杯2着
 9.アリストテレス    菊花賞2着
 10.モズベッロ      日経新春杯1着※ 宝塚記念3着
 12.ステイフーリッシュ  AJCC2着※
 15.ウインマリリン    オークス2着

 この9頭の中にAJCCの連対馬としてG1でタイトル争いに加わるのは、※印のついた懸念のあるデータの馬を思い切ってヒモまで評価を落としてみると

 1.サトノフラッグ    菊花賞3着
 2.サンアップルトン   アルゼンチン共和国杯3着
 4.ヴェルトライゼンデ  ダービー3着、
 7.タガノディアマンテ  ステイヤーズS2着
 9.アリストテレス    菊花賞2着
 15.ウインマリリン    オークス2着

 この6頭まで絞り込むことになります。さらに、4歳馬が2着にはくるけれど1着になる確率が10%、5歳以上で1着になる確率が90%のデータを信じるとすると

◎2.サンアップルトン   アルゼンチン共和国杯3着
○9.アリストテレス    菊花賞2着
▲1.サトノフラッグ    菊花賞3着
△4.ヴェルトライゼンデ  ダービー3着、
△7.タガノディアマンテ  ステイヤーズS2着
△15.ウインマリリン    オークス2着

 3着には穴馬(6番人気~11番人気)も来るレースなので、初めてAJCCに出走する馬もヒモ穴に加えて

×10.モズベッロ      日経新春杯1着※ 宝塚記念3着
注14.ランフォローゼス   京成杯2着
注17.ジャコマル      中山競馬場2-0-0-1

 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。


 なお、このレースで1着になった過去10年間で10頭の内、タンタアレグリア以外の9頭は春のG1に出走していることも覚えておきたいです。

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 馬の構造(馬好) 2018年2月21日(水) 20:38
もしかして中山記念2018・・・
閲覧 488ビュー コメント 0 ナイス 7

サインがでてますね・・・

先週のフェブラリーSプレゼンターは小島瑠璃子

今週は小島太調教師引退とつながっており田中勝春騎手の誕生日も重なっている・・・

ディサイファ引退もある・・・

この馬は前走4着で1800mの持ちタイムは優秀であり

田辺騎手誕生日に優勝したテトラドラクマ同様に注意が必要かもしれない・・・

内枠をひいてディサイファが逃げるような事があれば優勝がもしかしてあるのではないだろうか・・・

ディサイファ注意警報を鳴らしておきます。

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コメント一覧
4:
  f619db0aa7   フォロワー:0人 2018年1月21日() 16:16:38
GⅠ 2.3秒 叩きにもならず→消
GⅠ出走0.8秒以内は好期待ライン
3:
  mata   フォロワー:0人 2016年10月9日() 08:51:53
◎複勝
2:
  8c53d0b25c   フォロワー:0人 2014年1月5日() 13:35:17
この仔は寒いと走らないんだよ

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2018年2月25日中山記念 G26着
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2018年2月25日 中山記念 G2 6着
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