サニーブライアン(競走馬)

注目ホース
会員登録(無料)して注目ホースに登録すると、出走情報やレース結果がメールで届きます。
今すぐ会員登録
写真一覧
抹消  鹿毛 1994年4月23日生
調教師中尾銑治(美浦)
馬主宮崎 守保
生産者村下フアーム
生産地浦河町
戦績10戦[4-1-1-4]
総賞金34,030万円
収得賞金6,375万円
英字表記Sunny Brian
血統 ブライアンズタイム
血統 ][ 産駒 ]
Roberto
Kelley's Day
サニースイフト
血統 ][ 産駒 ]
スイフトスワロー
サニーロマン
兄弟 サニーネイティブサニーケーティング
市場価格
前走 1997/06/01 東京優駿 G1
次走予定

サニーブライアンの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
マークが付いたメニューはウマニティ会員専用のコンテンツになります。メールアドレスがあれば登録は簡単!今すぐ会員登録(無料)しよう!
成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
97/06/01 東京 9 東京優駿 G1 芝2400 1881813.661** 牡3 57.0 大西直宏中尾銑治 466
(+4)
2.25.9 -0.235.1シルクジャスティス
97/04/13 中山 10 皐月賞 G1 芝2000 1881851.8111** 牡3 57.0 大西直宏中尾銑治 462
(-4)
2.02.0 -0.136.5シルクライトニング
97/03/22 中山 11 若葉S OP 芝2000 16113.514** 牡3 56.0 大西直宏中尾銑治 466
(0)
2.04.3 0.438.5④⑤シルクライトニング
97/03/02 中山 11 報知杯弥生賞 G2 芝2000 143415.553** 牡3 55.0 大西直宏中尾銑治 466
(+6)
2.03.3 1.136.9④④ランニングゲイル
97/01/18 中山 9 ジュニアC OP 芝2000 7335.241** 牡3 55.0 大西直宏中尾銑治 460
(+2)
2.03.7 -0.136.5トキオエクセレント
97/01/06 中山 9 若竹賞 500万下 芝2000 16475.742** 牡3 55.0 大西直宏中尾銑治 458
(-6)
2.04.7 0.138.4⑤⑤④ファンネルマーク
96/12/15 中山 7 ひいらぎ賞 500万下 芝1600 1661114.535** 牡2 54.0 大西直宏中尾銑治 464
(0)
1.37.0 0.837.0⑨⑦⑥スピードワールド
96/11/17 東京 11 府中3歳S G3 芝1800 13227.427** 牡2 54.0 大西直宏中尾銑治 464
(-6)
1.50.6 0.936.4ゴッドスピード
96/11/02 東京 9 百日草特別 500万下 芝1800 12563.525** 牡2 54.0 大西直宏中尾銑治 470
(+6)
1.50.3 0.938.4クリスザブレイヴ
96/10/05 東京 3 2歳新馬 芝1800 13685.231** 牡2 53.0 大西直宏中尾銑治 464
(--)
1.50.4 -0.435.2スカラシップ

サニーブライアンの関連ニュース


週末に行われる中央重賞の過去の優勝馬をピックアップして回顧し、競馬の長い歴史の狭間できらめいた馬を紹介する「中央重賞懐古的回顧」。第24回は2001年の富士S優勝馬クリスザブレイヴを取り上げる。


時は1990年代。社台グループの礎を築いた大種牡馬ノーザンテーストも20歳を越えて、初期の傑作アンバーシャダイダイナガリバーを超えるレベルの、文字通りの代表産駒が待望された。近年『ウマ娘』で知名度を高めたマチカネタンホイザ、あるいは2000年の京成杯1番人気馬シティースケイプ、または正真正銘最後の産駒ラストリゾートなどがその候補であった。だが、もしノーザンテーストが死んだ2004年に競馬場でアンケートを取ったとして、10人中4人ぐらいは「最後の大物」として名を挙げるのではないかと筆者が思っているのが、1994年生まれのクリスザブレイヴである。

1996年10月の新馬戦ではほぼ馬なりの競馬で後の重賞馬ヒシナイルを一蹴し、続く百日草特別で2連勝。2勝目は逃げたサニーブライアンを早めに潰して押し切るという強い内容で、この頃から「ノーザンテースト最後の大物」と評判を集めた。ところが本命視された朝日杯3歳S(現在の朝日杯FSに当たる)では15着大敗。道中揉まれた末に4角で躓いてジ・エンド。430キロ台の小柄な馬体や母方に起因すると思われる揉まれ弱さが彼の課題であった。

ここからクリスザブレイヴの苦難の歴史が始まる。新表記3歳を迎えた矢先、共同通信杯への調教中に骨折。格下だったはずのサニーブライアンが春二冠を逃げ切るのを牧場で指を咥えて眺めるほかなかった。翌春一旦復帰を果たしたが、2戦するも勝ち星を挙げられず、脚部不安で再び休養に入ってしまう。

1999年6月、約1年に渡る休養からの復帰緒戦こそ3着に敗れたが、次走から福島民報杯まで4連勝。ここまでの10戦全てで彼は1番人気に支持されており、これはかのハイセイコーに次ぐJRA史上2位の記録(当時)であった。しかし続く秋の天皇賞では7番人気に甘んじて、結果は16着。G1において2度目のブービー負けを喫してしまった。以後オープン特別を2勝したが、2000年の中山記念6着を最後に今度は屈腱炎のため3度目の長期休養に入る。

翌2001年夏。7歳を迎えたクリスザブレイヴはやっと競馬場へと帰ってきた。関屋記念京成杯AHといずれも好時計で2着に入り、至極順調。重賞制覇は目前と思われた。そして迎えたG3(当時)・富士S。長年の相棒である吉田豊騎手を背に、揉まれにくい大外枠から4番手を確保。そこから直線半ばで先頭に立ち、当時のマイル路線の強豪ダイタクリーヴァや“岩手の星”ネイティヴハートらの追撃を退けた。2歳時に世代屈指と目された素質馬が、5年もの歳月を経て初めて重賞タイトルを手にした姿に、心あるファンは涙した。

引退後は社台SSにて種牡馬として供用された。父親に似たのは背の低さだけでは無かったようで種付けは上手だったらしいが、受胎率は低かった。結果、2年で北海牧場へと転出。その後同牧場が競走馬生産を試みていた中国へ渡ると一部で報じられたが、牧場の身売りもあって実際に輸出されたかどうかは不明である。こうして「ノーザンテースト最後の大物」は、父の死から程なくして時代の狭間に姿を消した。

クリスザブレイヴ
牡 栗毛 1994年生
父ノーザンテースト 母クリスザレディー 母父Kris
競走成績:中央19戦9勝
主な勝ち鞍:富士S

(文・古橋うなぎ)

【日本ダービー】レースの注目点(1/10ページ) 2018年5月21日(月) 17:48

★6955頭の頂点に立つのはどの馬か!? 13頭の重賞ウイナー含む21頭が登録

 5月27日、東京競馬場では3歳馬の頂点を決める「第85回日本ダービー」が実施される。2015年に生産されたサラブレッドは6955頭(持込馬、輸入された外国産馬を含む)だが、そのうち一生に一度の大舞台に立つことができるのは、わずか18頭。今年は13頭の重賞ウイナーを含む21頭の登録があるが、果たして、6955頭の頂点に立つのはどの馬だろうか。注目のスタートは15:40である。なお、ダービーでは1997年サニーブライアンから21年連続で重賞ウイナーが優勝している。

皐月賞エポカドーロ、史上24頭目の春の二冠制覇なるか

 皐月賞エポカドーロ(牡、栗東・藤原英昭厩舎)は、今年の3歳世代6955頭のうち、唯一三冠馬になる資格を有している。同馬は、皐月賞出走時は重賞未勝利馬で、16頭中7番人気という支持だったが、2着サンリヴァルに2馬身の差をつけ優勝した。果たして、エポカドーロはダービーも制し、史上24頭目となる春の二冠馬に輝くことができるだろうか。同馬の鞍上は、前走に続き戸崎圭太騎手が予定されている。

 なお、グレード制が導入された1984年以降、皐月賞で重賞初勝利を挙げた馬では、1991年トウカイテイオー、1997年サニーブライアン、2015年ドゥラメンテがダービーも制している。

 また、エポカドーロは、3走前に小倉のあすなろ賞(500万下)で1着となった。これまで3歳時に小倉で出走した馬のダービー制覇は例がなく、エポカドーロが勝てば史上初となる。なお、小倉デビューのダービー馬は、2006年メイショウサムソン、2014年ワンアンドオンリーと2頭いる。

★4年連続で親子制覇達成なるか ノーザンファームは初の同ークラシック4連覇に挑戦

 過去10年間のダービーでは、「ダービー馬はダービー馬から」という格言があるように、6組の親子制覇が達成されており、2015年ドゥラメンテ、2016年マカヒキ、2017年レイデオロとダービー馬の産駒が3連勝中。今年のダービーにも、オルフェーヴルキングカメハメハディープインパクトといったダービー馬の産駒が登録しているが、今年も格言どおりの結果となるだろうか。なお、オルフェーヴルは昨年の新種牡馬で、皐月賞エポカドーロ(牡、栗東・藤原英昭厩舎)は初年度産駒となる。

 また、ノーザンファームは、史上初の同ークラシック4連覇がかかる。同牧場は、昨年のダービーをレイデオロで制し、2008~2010年のオークス以来となる同ークラシック3連覇を決めた。今年は3戦無敗のブラストワンピース(牡、美浦・大竹正博厩舎)、皐月賞で1番人気(7着)に支持されたワグネリアン(牡、栗東・友道康夫厩舎)など9頭の生産馬が登録しているが、史上初の快挙をダービーで成し遂げることができるだろうか。

[もっと見る]

【日本ダービー80年史】(5)サニーブライアン逃亡劇 2013年5月25日() 05:01

 1964(昭和39)年夏。東京の地元、国立のコニー劇場という映画館でダービーを見た。そのニュースフラッシュのシンザンは、いまでもまぶたに焼きついている。翌年のダービー当日、毎年夏休みにアルバイトをしていた府中の氷店主から呼ばれた。競馬場に大量の氷を納めるために。午後、業務用の自転車で売店に氷を届けていざ観戦となったが、雨傘だらけで何も見えない。仕方なく1コーナーの人垣の外に自転車を置いて荷台に立った。

 キーストン! キーストン! キ~スト~ン!

 雨空にこだまする“ペンシルベニア超特急”(愛称がキーストン)の絶叫、連呼とともに、純白の帽子がさっそうと駆け抜けた。2馬身ほど後ろに迫った緑帽(〔6〕枠)は泥まみれで、それがダービー賞金より高額でレース直前に新たな馬主へトレードされた大本命ダイコーターだった。

 5年後、サンスポに拾われて最初に見たのが、馬とは思えないネコ科の野獣のような追い込みで魅せたタニノムーティエ。タニノハローモア、タニノチカラなどの取材も通じてカントリー牧場の“強さ”に魅せられ、2007年にウオッカへ確信の◎を打ち付けた。

 97年のサニーブライアンの◎にも伏線がある。皐月賞を勝ったにもかかわらず、6番人気の低評価だった。

 サニースワローメリーナイスが6馬身差で圧勝した87年の超人気薄2着馬(複勝4680円)で、その全妹サニースイフト(父スイフトスワロー、母サニーロマン)こそサニーブライアンの母だった。

 「おい、大西。馬、怖がるところあるから、ぶっ叩いてハナ切るくらいの気持ちで行け!」。レース直前に蛯沢淳二調教助手から耳打ちされた大西直宏騎手は「3コーナーでインを突いたら馬なりで先頭、興奮しました、ダービーで先頭に立っているんだ!」。◎大西・サニーブライアンは先頭に立ったままゴールイン!

[もっと見る]

2冠達成の個性派、サニーブライアン死す 2011年3月5日() 05:01

 97年にダービー、皐月賞を逃げ切り、牡馬クラシック2冠を制したサニーブライアン(17歳、父ブライアンズタイム、母サニースイフト)が3日午後10時、疝痛のため死亡した。同馬は07年に種牡馬を引退した後、北海道浦河町・うらかわ優駿ビレッジアエルで余生を過ごしていたが、今月に入って体調を崩し、治療の甲斐もなく息を引き取った。

 うらかわ優駿ビレッジアエルの伊吹博史さんは「功労馬の中では一番元気でやんちゃな性格でした。根強いファンの方もいた馬ですし、まだ若かっただけに、我々も看板ホースを失って本当に残念です。今はただ安らかに眠ることを祈ります」と名馬の死を悼んだ。

 美浦・中尾銑治厩舎からデビューしたサニーブライアンは、皐月賞で11番人気ながら、大外(18)番枠から逃げ切って快勝。続くダービーも、中間に外傷を負って6番人気にとどまったが、またも(18)番枠から逃げ切って2冠を制した。故障のためダービーが最後のレースとなり、種牡馬入り。産駒ではカゼニフカレテ(03年GIII愛知杯)、グランリーオ(05年GIII中日新聞杯)の2頭がJRA重賞を制している。

 

[もっと見る]

97年の2冠馬サニーブライアンが死亡 2011年3月4日(金) 18:01

 JRA(日本中央競馬会)は4日、97年に皐月賞(GI)と日本ダービー(GI)を制したサニーブライアンが3日、疝痛(腹痛を伴う病気)のため死亡したと発表した。

 サニーブライアンは96年10月に東京競馬場でデビュー(3番人気1着)。ジュニアCで2勝目を挙げ、弥生賞(GII)で3着に入り皐月賞への出走権を獲得。皐月賞では11番人気の低評価を覆しGIホースの仲間入りを果たすと、6番人気で出走した日本ダービーも逃げ切り2冠を達成した。

 日本ダービー後は故障により出走できず、そのまま引退。JRA通算10戦4勝、2着1回、3着1回の成績だった。引退後は種牡馬として05年の中日新聞杯(GIII)を制したグランリーオ、03年の愛知杯(GIII)を勝ったカゼニフカレテなどを輩出した。

[もっと見る]

中尾元調教師死去…サニーブライアンで2冠2010年1月17日() 05:00

 JRA元調教師で、97年の2冠馬サニーブライアンを育てた中尾銑治(なかお・せんじ)氏が16日午前8時43分、死去した。74歳。京都府出身。通夜は18日午後6時、葬儀は19日午後1時から、いずれも茨城・美浦村の美浦トレーニングセンター厚生会館本館で。喪主は長男、俊秀(としひで)氏。

 53年に騎手候補生となり、56年に騎手デビュー。1122戦75勝の戦績を残した後、73年に調教師免許を取得し、翌年に開業。97年には愛弟子・大西直宏騎手が騎乗したサニーブライアン皐月賞、ダービーを制した。兄・謙太郎氏、弟・正氏と兄弟3人でGIトレーナーとなり、話題になった。調教師としての戦績は5248戦350勝。重賞5勝を挙げていた。

[もっと見る]

⇒もっと見る

サニーブライアンの関連コラム

閲覧 2,709ビュー コメント 0 ナイス 2

“競馬予想界のファンタジスタ”霧さんに「ダービースタリオン マスターズ」のことを聞いてみた


◆PROFILE
【話し手】霧プロ
ウマニティ公認プロ『プロ予想MAX四天王』のひとり。25週キングの座に君臨!競馬予想界のファンタジスタ。

【聞き手】眞形隆之
ダビスタ伝道師・成沢大輔の下、CB's PROJECTダビスタ班リーダーとして、「ダビスタ全書」「ダビスタマガジン」の編集を担当。


――(眞形)霧さん、はじめまして。今日はよろしくお願いします。

(霧)よろしくお願いします。

――(眞形)まずは、霧さんが競馬にハマったきっかけを聞かせてもらえますか?

(霧)最初のレースを見たのが、1997年のダービーですね。あのダービーは、サニーブライアン皐月賞に続く二冠を達成したレースでした。
 シルクジャスティスメジロブライトサイレンススズカといった強いライバルたちがいまして、テレビカメラがどの馬が差してくるのか追っているのですが、それを尻目に逃げたサニーブライアンが直線に入っても差が縮まらなくて、最後はそのまま逃げ切り勝ち。ゴール前での大西騎手のガッツポーズを見て、かっこいいなと思いましたね。
 それから競馬を見るようになって、ナリタトップロードに惚れて、競馬の魅力にズブズブと、とりつかれていきました(笑)。

――1997年のダービーというと、競馬歴20年なんですね。その後、「ウマニティ」のプロ予想家になったキッカケを教えてもらえますか?

(霧)たしか競馬雑誌の「サラブレ」を読んでいて、「ウマニティ」の広告を見て登録したんです。実際のお金をかけなくてもエア予想ができるというので興味を持ちました。
 あのときは、たまたま予想が当たって、あれよあれよと最高位「キング・オブ・コロシアム」になってました。
 文章を書くのが好きで、展望記事を書いてるうちに、ウマニティの公認コラムライターにならないかというお話をいただきまして、引き受けることにしました。予想を販売するプロになって、もう5年が経ちますね。

――競馬歴20年とのことですが、これまでのダビスタ経験を教えてもらえますか?

(霧)最初に遊んだダビスタは、スーパーファミコン版の「ダビスタⅢ」でした。

――おぉ「ダビスタⅢ」なんですね。発売が1995年だったので、霧さんは競馬にハマるよりも前に、ダビスタでガッツリ遊んでいたことになりますね。
 ところで、霧さんは最強馬を目指すガチ勢でした? それともライトユーザーでしたか?

(霧)完全にライトユーザーでした。途中でリセットするのが苦手で、弱い馬が生まれても、愛馬が死んでしまっても、それを受け入れる“あるがまま”の牧場でしたね。
「ダビスタⅢ」というと、マチカネイワシミズ×オオシマナギサという配合は、今でも覚えていますね。

――おぉ、ありましたね。初期繁殖牝馬から爆発するということで有名になった配合でしたね。霧さんは、どんな種牡馬が好きで種付けしていましたか?

(霧)アンバーシャダイとか、サッカーボーイとか、マル父馬には思い入れがあるので、よく種付けしていましたね。
 あとは「母父ノーアテンション×父ノーアテンション」という通称「ノアノア配合」なんていうのもありましたね。

――ありました、ありました。普通は絶対にしない危険な配合なのですが、虚弱体質はBCでは問題にならない、気性の悪さも去勢でカバーできたんですよ。あのころは、こうした実験的なことを繰り返して、配合の秘密を分析してました。

(霧)そうですね。それこそ、ダビスタの攻略本「ダビスタ全書」を参考にしながら、いろいろな配合を試していましたよ。

――おぉ!霧さんは「ダビスタ全書」の読者だったんですね、ありがとうございます!

(霧)配合の成立条件とか自分で解析するのは苦手で、全書をじっくり読んで、「ダビスタ96」の特定の条件で発生する「面白配合」の仕組みとか、プレイステーション版の「ダビスタ」でスピードの血を多く入れると強くなる「ニトロ理論」とかの仕組みを見て参考にしていましたよ。

――よく覚えていますね! あの頃は、配合の謎の究明にみんなが熱くなっていました。今の時代ならネットですぐに情報が共有されるのですが、あの当時は、解明されるまで、長い時間が必要でしたね。
 霧さんは公式のBC大会に出たりはしましたか?

(霧)いいえ、BCは友達と遊ぶ程度でした。BCで有名だった「サイキョウクラウド」を倒そうと挑んだりしていましたが、恐ろしく強くて全然勝てなかったです。

――さて、今回の「ダービースタリオン マスターズ(以下、ダビマス)」は久々の「ダビスタ」になるんですね?

(霧)そうですね、最初のPS版で遊んでからなので、かれこれ10年あまり、しばらく「ダビスタ」からは離れていましたね。
「ダビスタ」がスマホでリリースされると噂を聞いてから気になっていました。
「ダビマス」はリリース初日からプレイしていて、今は仕事の空き時間をみつけては、ちょこちょこ遊んでいる感じです。

▼霧さんのキリキリマイ牧場です。強い馬が出ないのでいつもきりきりまいだそうで……。


――「ダビマス」を遊んでみて、どうですか?

(霧)強くもない牝系を10代続けながら、まったりとプレイしてます(笑)。
「ダビマス」は種牡馬の種付け権が、いわゆるガチャなんですが、最高レベルのディープインパクトの種付け権などは、そう簡単に手に入らないんです。
 低いレベルの種牡馬の中で、クロス配合を作ってみたり工夫をして、GⅠレースのいくつかを勝つ馬は育てることができました。

▼キリキリマイ牧場で、ゲーム開始当初から繋がっている牝系。配合理論を何も考えていないので因子が物凄く少ないです(汗)。


――霧さんのように「ダビマス」が久々の「ダビスタ」で遊ぶという人も多いと思うのですが、その人たちに「ダビマス」がどんなゲームなのか紹介してもらえますか?

(霧)なんといってもグラフィックは美しくなりましたね。
 最終コーナーのなめらかな動きなどは見ていて爽快です。
 それと、実際のファンファーレの音が使われてるところは、個人的にポイントが高いです。

▼まるで競馬中継を見ているようなレース画面。「ダビスタ」おなじみの実況も冴え渡る。


――たしかに実際のファンファーレを聞くと、気持ちが高ぶりますよね。ほかに、これまでの「ダビスタ」と、ここが違うなと感じたことはありますか?

(霧)今回の「ダビマス」にはストーリーがあるんです。淡々と進む「ダビスタ」のオールドファンの中には、とまどう人もいるかもしれませんが、個人的にはストーリーの先が気になるほど面白いです。
 あとは騎手の腕の差はかなりあると思いました。見習いジョッキーに任せると、直線で伸びないことが多くて、重賞レースで勝つのは厳しい感じです。
 遊んでみて思うのは、ライバル馬がかなり強いことですね。ジャスタウェイウオッカといった強敵が出走してきたら、うちの牧場の馬では、なかなか太刀打ちできないです。
 GⅢ、GⅡレースは勝てても、強敵が集まるGⅠレースを勝つのは至難の業です。
 そう簡単にGⅠレースに勝ってしまってもつまらないので、やりがいはありますよ。

――そんなGIを複数勝利した殿堂馬キリガーデン(父ミッキーアイル 母キリマリア)は、どうやって生まれた馬ですか?

(霧)母のキリマリアはオープン特別、G3辺りの常連馬でした。
 得意距離はマイル近辺で、G1になると歯が立ちませんでしたが、安定して小銭を稼いでくれる馬だったと思います。スピードはそこそこ通用する馬だったので、繁殖入り後は同じようなマイル近辺でスピードを生かせる産駒を出したいと思い、ちょうどその時期に現実の競馬でマイルCSを逃げ切ったミッキーアイルを父に選びました。
 パラメータがオールBで、因子の数も多く、個人的には使いやすい種牡馬です。

▼霧さんの殿堂入りの馬。父ミッキーアイル


――キリガーデン(父ミッキーアイル 母キリマリア)の配合の狙いは?

(霧)やはりスピードを生かしたかったので、"速力"の因子のクロスを狙っていきました。
 今作は特にスピードがないと厳しいという印象があるので……。
 キリガーデンで言えば、父母の持っていたサンデーサイレンスの血(速力&底力因子)のクロスがいい形に出たのだと思います。

――まったりプレイで、どうやって殿堂馬ができたのでしょう?

(霧)今作はスピードがないとかなり厳しい戦いを強いられる印象を受けましたので、
ゲーム開始時から"速力"の因子は特に重視していました。(クロスさせる、血統内にたくさん盛り込むなど)それだけでも重賞で勝負になる産駒は結構生まれますし、たまにはキリガーデンのような馬も生まれます。
 ただ、主な勝ち鞍が1200~1800mであるように、短めの距離なら何とかなる馬が多いのですが、長距離でコンスタントに稼ぐ馬が非常に少ないです。攻略情報等を参考にしながら、王道路線でも"まったり殿堂馬"を出してみたいですね!


>> 後半「“競馬予想界のファンタジスタ”霧さんの予想にはダビスタの知識が活かされていた!?」へ続く。


★ウマニティプロ予想家・霧氏もリアルタイムで遊んでいる「ダービスタリオン マスターズ」をいますぐダウンロード →
iOS版 / Android版



登録済みの方はこちらからログイン

サニーブライアンの口コミ


口コミ一覧
閲覧 550ビュー コメント 0 ナイス 6

 サニーブライアンはまだしも、ダイタクヘリオスがこの世にDVDがあるとは・・・

 今日は20円マイナスになり、火曜日は全面休みで・・・・

 ダーリントンホールじゃないかねぇ、富士Sは

 亀丸少年 2017年8月10日(木) 08:27
えっ!サニーブライアン?といつも反応してしまうのは僕だけ...
閲覧 247ビュー コメント 1 ナイス 8

<サニブラウンが決勝進出 男子200m 世界陸上>

という見出しの朝日新聞デジタル(8/10(木) 5:20配信)の記事より。

 陸上の世界選手権第6日は9日、ロンドンで行われ、男子200メートル準決勝で18歳のサニブラウン・ハキーム(東京陸協)が雨天のなか、20秒43(向かい風0・3メートル)で2組2着に入り、10日(日本時間11日早朝)の決勝進出を果たした。この種目で日本勢が決勝に進むのは、2003年パリ大会で銅メダルに輝いた末続慎吾以来14年ぶりで、史上2人目。飯塚翔太(ミズノ)は20秒62(追い風参考)で1組5着に終わり、決勝進出を逃した。


☆  ☆  ☆

今朝のテレビ実況を視ましたが、末続慎吾以来14年ぶりの決勝進出とは、快挙ですね!

明日の早朝ですか?決勝は見逃せない!!

それにしても、サニブラウンという名前が聞こえてくる度に、なぜか思い出すのが、サニーブライアン。

1997年の皐月賞と日本ダービーをともに人気薄で制した二冠馬ですが、もうあれから20年ですか(ため息)。

[もっと見る]

 グリーンセンスセラ 2017年3月5日() 23:32
1997年クラシック 
閲覧 658ビュー コメント 1 ナイス 4

武豊が社台パーティーで大風呂敷広げるも撃沈......大荒れの1997年クラシックでひっそりと切符を掴んだ「主役」─Gambling Journal ギャンブルジャーナル/2017年3月3日 21時30分 http://biz-journal.jp/gj/2017/03/post_2746.html

「主役不在」だからなのか、イマイチ盛り上がりに欠ける今年の3歳牡馬クラシック。今週は皐月賞(G1)へ最重要トライアル弥生賞(G2)が行なわれるが、むしろ2歳女王ソウルスターリングらが顔を揃えたチューリップ賞(G3)に話題をさらわれている感さえある。
 昨年は朝日杯フューチュリティS(G1)でハイレベルな接戦を演じたリオンディーズとエアスピネル、それに無敗の新星マカヒキを加えた3強対決で前哨戦から大いに盛り上がった弥生賞だったが、今年は本命候補のブレスジャーニーが回避したこともあって小粒感が否めない。
 これだけ期待感が湧かない弥生賞もそうあるものではないが、思い出されるのは今からちょうど20年前の1997年だ。
 この年の牡馬もどこか頼りない馬ばかりだった。3歳(現2歳)王者のマイネルマックスは予定されていたスプリングS(G2)を発熱で回避し、早々に皐月賞をパス。繰り上がる形で中心視されていたメジロブライトも、時計面に不安を抱え信頼性を欠いていた。
 そんな中で弥生賞も、何とも言えないメンバーで行なわれる。1番人気に推されたエアガッツは朝日杯で3着した後、当時OPだったホープフルSを勝ったものの重賞未勝利。2番人気は新馬戦を圧勝したサイレンススズカだったが、まだまだ荒削りで押し出されるように人気した感が否めなかった。
 このある意味歴史に残る弥生賞を鮮やかに制したのが、3番人気に推された武豊とランニングゲイルだった。3コーナーからロングスパートを仕掛け、集団をまくり切ると先頭のまま最後の直線へ。最後は2着に3馬身差をつける圧勝劇を飾ったのだ。
 これでクラシックの主役が決まったかと思われたが、このランニングゲイルはここが10戦目という典型的な叩き上げ。父もG1制覇すらないマイナー血統のランニングフリーということもあって、クラシックの主役を張るにはあまりに華がなさ過ぎた。
 その後、武豊騎手が社台グループ主催のパーティーで「今年はサンデーサイレンスでもトニービンでもない、ランニングフリーですよ」と大風呂敷を広げたが、その後ランニングゲイルは鳴かず飛ばず。この弥生賞が最後の重賞勝利となる。


次のページ 今年も弥生賞は参考外? いや違う!

そういえば、今年のクラシックの主役候補ブレスジャーニーも、父がほぼ実績のないバトルプランというマイナー血統だ。主戦の柴田善臣騎手が「今年はディープインパクトでもキングカメハメハでもない、バトルプランですよ」と高らかと宣言すれば面白いが......。
 もう一頭の主役候補のレイデオロが、当時のマイネルマックスのように調整不良でトライアルを回避しているところも1997年と共通しているといえるだろう。
 ちなみにこの年の皐月賞は11番人気→10番人気→12番人気と大荒れの結果だった。
 当時は馬単や3連系の馬券がなかったため、最高配当は馬連の51,790円に収まっているが、3連単なら100万馬券超えは確実だっただろう。とにかく、何も参考にならないような前哨戦が続いたということだ。
 この混戦のクラシック第一弾を制したのはサニーブライアン。皐月賞では単勝51.8倍の11番人気だったが、後に日本ダービー(G1)も勝って堂々の二冠馬に輝いている。だが、その後に骨折が判明し引退を余儀なくされている。
 ちなみに2着に10番人気シルクライトニング、3着の12番人気フジヤマビザンともに、ここが競走生活のハイライトであり、後にレースを勝つことはなかった。
 対して、この年の菊花賞(G1)を制したのは、皐月賞に出走することさえできなかったマチカネフクキタル。サイレンススズカやメジロブライト、有馬記念を勝つシルクジャスティスなど、早い時期から素質を評価されて馬たちが軒並み奥手の傾向にあった年でもある。
 今年は共同通信杯(G3)を勝ったスワーヴリチャードなどハーツクライ産駒の当たり年といわれているが、ハーツクライ産駒は奥手の傾向があるがどうだろうか。また、今年の3歳世代でダート馬のエピカリスが最も注目を集めているように、この1997年世代の最強馬はマル外マイラーのタイキシャトルだった。
 では、今週の弥生賞も本番に向けて特に見るべきところはないのかというと、そんなことはない。何故なら、2冠馬サニーブライアンは、この弥生賞3着で"ひっそり"と優先出走権を掴んでいるからである。

[もっと見る]

サニーブライアンの掲示板

コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。

コメント一覧
コメントはありません。

サニーブライアンの写真

投稿写真はありません。

サニーブライアンの厩舎情報 VIP

厩舎情報はありません。

サニーブライアンの取材メモ VIP

取材メモはありません。


レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。