リーチザクラウン(競走馬)

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写真一覧
抹消  青鹿毛 2006年2月5日生
調教師杉浦宏昭(美浦)
馬主西山 茂行
生産者社台ファーム
生産地千歳市
戦績26戦[4-4-1-17]
総賞金25,783万円
収得賞金5,275万円
英字表記Reach the Crown
血統 スペシャルウィーク
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
キャンペンガール
クラウンピース
血統 ][ 産駒 ]
Seattle Slew
クラシッククラウン
兄弟 クラウンプリンセスシンシアズブレス
市場価格
前走 2013/02/03 東京新聞杯 G3
次走予定

リーチザクラウンの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
13/02/03 東京 11 東京新聞杯 G3 芝1600 1612102.21516** 牡7 57.0 江田照男杉浦宏昭 530
(+8)
1.35.0 2.134.9⑧⑩クラレント
12/07/01 中京 11 CBC賞 G3 芝1200 1751036.8106** 牡6 57.0 北村友一杉浦宏昭 522
(-8)
1.09.5 0.834.7⑬⑫マジンプロスパー
12/06/17 福島 11 バーデンBC OP 芝1200 112211.658** 牡6 57.0 蛯名正義杉浦宏昭 530
(+12)
1.10.1 0.835.1⑪⑪ビウイッチアス
12/04/22 京都 11 マイラーズC G2 芝1600 181245.01316** 牡6 56.0 藤田伸二橋口弘次 518
(+4)
1.34.6 1.436.6シルポート
12/04/01 中山 11 ダービー卿T G3 芝1600 1681522.81311** 牡6 57.5 田辺裕信橋口弘次 514
(+6)
1.34.3 0.835.2⑨④④ガルボ
11/10/15 東京 11 アイルランド OP 芝2000 118107.6310** 牡5 58.0 北村宏司橋口弘次 508
(-6)
2.01.9 1.340.1トーセンレーヴ
11/06/05 東京 11 安田記念 G1 芝1600 1881836.11417** 牡5 58.0 北村宏司橋口弘次 514
(-2)
1.33.4 1.435.8⑤⑤リアルインパクト
11/05/08 京都 11 都大路S OP 芝1800 157131.9114** 牡5 58.0 藤田伸二橋口弘次 516
(+2)
1.48.9 4.138.1⑧⑤ネオヴァンドーム
11/04/17 阪神 11 マイラーズC G2 芝1600 18356.039** 牡5 58.0 武豊橋口弘次 514
(+2)
1.33.0 0.733.1⑭⑯シルポート
11/02/27 中山 11 中山記念 G2 芝1800 12448.933** 牡5 58.0 武豊橋口弘次 512
(-6)
1.46.4 0.434.0⑨⑨⑩⑩ヴィクトワールピサ
11/01/05 京都 11 スポ京都金杯 G3 芝1600 16234.314** 牡5 58.0 武豊橋口弘次 518
(+2)
1.33.8 0.433.9⑥⑤シルポート
10/12/18 阪神 11 阪神カップ G2 芝1400 17488.437** 牡4 57.0 武豊橋口弘次 516
(0)
1.20.7 0.434.1⑩⑩キンシャサノキセキ
10/06/06 東京 11 安田記念 G1 芝1600 18114.0114** 牡4 58.0 安藤勝己橋口弘次 516
(+4)
1.32.8 1.135.8ショウワモダン
10/04/17 阪神 10 マイラーズC G2 芝1600 188186.631** 牡4 57.0 安藤勝己橋口弘次 512
(+2)
1.32.9 -0.034.0トライアンフマーチ
10/02/21 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 167149.5410** 牡4 57.0 武豊橋口弘次 510
(+2)
1.37.6 2.737.8⑦⑦エスポワールシチー
09/12/27 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 164812.6513** 牡3 55.0 武豊橋口弘次 508
(+2)
2.34.6 4.640.6ドリームジャーニー
09/11/29 東京 10 ジャパンC G1 芝2400 18598.659** 牡3 55.0 武豊橋口弘次 506
(0)
2.23.4 1.036.1ウオッカ
09/10/25 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 18593.815** 牡3 57.0 武豊橋口弘次 506
(+8)
3.03.9 0.436.2スリーロールス
09/09/27 阪神 10 神戸新聞杯 G2 芝2400 148133.932** 牡3 56.0 武豊橋口弘次 498
(-18)
2.24.5 0.334.8イコピコ
09/05/31 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 186129.952** 牡3 57.0 武豊橋口弘次 516
(+10)
2.34.4 0.740.2ロジユニヴァース

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リーチザクラウンの関連ニュース

★同一年のフェブラリーSとの制覇なるか 南部杯で大差をつけて圧勝したレモンポップ

今年のフェブラリーS勝ち馬のレモンポップ(牡5歳、美浦・田中博康厩舎)が、2000年ウイングアロー、11年トランセンド、17年ゴールドドリームに続く4頭目のフェブラリーSチャンピオンズCの同一年制覇を目指す。レモンポップは前走の南部杯では後続に大差をつけてダートGI2勝目を挙げた。外国産馬がチャンピオンズCを勝てば、02年のイーグルカフェ以来(※当時のレース名はジャパンCダート)、21年ぶり3頭目となるが、レモンポップは前走に続いて他馬を圧倒する走りを見せることができるだろうか。

★1番人気で4着に敗れた昨年のリベンジなるか 隔年制覇を狙うテーオーケインズ

テーオーケインズ(牡6歳、栗東・高柳大輔厩舎)が、チャンピオンズC隔年制覇を狙う。同馬は今年4戦0勝という成績だが、川崎記念2着、ドバイワールドC4着、帝王賞3着、JBCクラシック3着と堅実な走りを見せている。チャンピオンズC連覇を狙った昨年は1番人気で4着に敗れたが、今年は勝利を挙げることができるだろうか。テーオーケインズには過去2年に続き松山弘平騎手が騎乗を予定している。なお、チャンピオンズC2勝はこれまでにカネヒキリ(2005、08年)、トランセンド(10、11年)の2頭が達成している(※いずれもレース名はジャパンCダート)。

JBCクラシック4着から巻き返しなるか JpnⅠ3勝馬のメイショウハリオ

メイショウハリオ(牡6歳、栗東・岡田稲男厩舎)は、2021年(7着)以来2年ぶりのチャンピオンズC参戦となる。同馬は帝王賞を昨年、今年で2勝、今年のかしわ記念も制しており、JpnⅠ3勝をマークしている。秋初戦となったJBCクラシックでは4着に敗れたが、チャンピオンズCで巻き返すことができるだろうか。メイショウハリオには引き続き浜中俊騎手が騎乗を予定している。

メイショウハリオを管理する岡田稲男調教師には、開業21年目でJRA・GI初制覇がかかる。岡田調教師は11月27日現在、JRA・GIに30回出走しており、09年朝日杯FSの2着(エイシンアポロン)が最高成績となっているが、悲願のJRA・GI初勝利を挙げることができるだろうか。

★デビューから5連勝でみやこSを制覇 無敗のGI制覇狙うセラフィックコール

デビューから5連勝でみやこSを制したセラフィックコール(牡3歳、栗東・寺島良厩舎)が、2019年クリソベリル以来、史上2頭目の無敗でのチャンピオンズC制覇に挑む。同馬はデビューから5戦すべてダート戦で1着となっており、ダート1800メートル戦ではすべて2着馬に3馬身以上の差をつけ4勝を挙げている。セラフィックコールには、前走のみやこSに続いてミルコ・デムーロ騎手が騎乗する予定だが、デビューから6連勝でGIタイトルを手にすることができるだろうか。

セラフィックコールは、2020~22年と3年連続でJRAダート戦でのリーディングサイヤーとなっているヘニーヒューズの産駒だ。ヘニーヒューズは今年のJRAダート戦種牡馬成績でも2位のドレフォンに3億円以上の差をつけて1位となっている、(※11月20日現在)。なお、セラフィックコールが勝てば、ヘニーヒューズ産駒初のチャンピオンズC制覇となる。

★JRAのダート戦に初挑戦 復活狙う昨年の皐月賞馬ジオグリフ

昨年の皐月賞ジオグリフ(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)は、チャンピオンズCがJRAのダート戦初挑戦となる。同馬はデビュー以来、芝のレースを中心に出走してきたが、今年はサウジC、ドバイワールドC、南部杯と海外、地方のダート戦に挑戦しており、サウジCでは4着に入っている。クラシック競走勝ち馬がJRAダート戦で勝利を挙げれば、グレード制が導入された1984年以降で初のケースとなるが、ジオグリフ皐月賞以来の勝利をダート戦で挙げることができるだろうか。同馬にはウィリアム・ビュイック騎手が騎乗を予定している。なお、木村調教師の管理馬がJRAのダートGIに出走するのは今回が初めて。また、ジオグリフはドレフォンの初年度産駒だが、ドレフォン産駒がJRAのダートGIに出走するのも今回が初めてとなる。

★昨年は勝ち馬とクビ差の惜敗 コリアCを圧勝したクラウンプライド

クラウンプライド(牡4歳、栗東・新谷功一厩舎)は9月のコリアC1着以来の出走で、今回は帰国初戦となる。同馬は昨年のチャンピオンズCでは勝ったジュンライトボルトとクビ差の2着となり、今年の帝王賞では勝ったメイショウハリオとハナ差の2着とGI・JpnⅠ制覇まであとわずかのところで敗れている。クラウンプライドは、コリアCでは2着のグロリアムンディに10馬身差をつける圧勝を見せたが、昨年惜しくも敗れたチャンピオンズCを制すことができるだろうか。勝てば、クラウンプライドを管理する新谷功一調教師、リーチザクラウン産駒はいずれもJRA・GI初制覇となる(※リーチザクラウン産駒はアーテルアストレア(牝4歳、栗東・橋口慎介厩舎)も登録)。なお、チャンピオンズCにはコリアC2着以来の出走となるグロリアムンディ(牡5歳、栗東・大久保龍志厩舎)も登録しており、クラウンプライドには川田将雅騎手、グロリアムンディにはクリストフ・ルメール騎手が騎乗を予定している。

【うわさの2歳馬】近親にリーチザクラウン~ブラッドライン2021年10月30日() 14:10

 【新潟5R】ブラッドラインは、近親にダービー2着馬できさらぎ賞マイラーズCを勝ったリーチザクラウンがいる。Wコースの最終追いではラスト1ハロン11秒5をマークし、古馬3勝クラスを1馬身突き放した。「調教で格上相手に先着と動きがいい。先々かもしれないが、いきなりやれても」と、伊藤大調教師は潜在能力を高く評価する。(夕刊フジ)

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【日本ダービー】データ大作戦(2)血統 2017年5月24日(水) 05:03

 2日目は血統編をお届けする。日本競馬の血統レベルは今や、世界でもトップクラス。スピード、スタミナ、底力など全てが問われるダービーの優勝馬を探るうえで、血統の分析は欠かせない。今年も例年に劣らぬ良血ぞろい。その中から脱落するのはどの馬か。なお、すでに脱落した2頭の評価は割愛する。

〔1〕父の舞台適性 (最大5点減)

 過去10年の連対馬20頭を見ると、14頭の父は自身、もしくは産駒がすでに東京2400メートルのGIを勝っていた。残る6頭のうち、3頭の父(アグネスタキオンステイゴールドハーツクライ)はいずれもサンデーサイレンス産駒で芝2000メートル以上のGIを制しており、2013年2着エピファネイアの父シンボリクリスエスはダービー2着馬で天皇賞・秋、有馬記念2連覇など底力、スタミナも兼ね備えていた。

 ハービンジャーは英GIキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(芝2400メートル)の勝ち馬。現3歳が3世代目でまだ産駒のGI勝ちはないが、今年のオークス2着のモズカッチャンを送り出し、勢いもある。ペルシアンナイトは1点減にとどめる。

 ベストアプローチの父ニューアプローチは英ダービーなど芝2000メートル以上のGIを3勝。産駒には英オークス馬タレントなどがおり、距離の融通は利くタイプ。2点減とする。

 マンハッタンカフェ菊花賞有馬記念、天皇賞・春を制したスタミナ型だが、産駒はダービーに10頭出走して09年のアントニオバローズ3着が最高。アメリカズカップは3点減だ。

 今年の3歳が初年度産駒となるリーチザクラウンはダービー2着馬だが、勝利は1600メートルと1800メートルで、産駒もマイラータイプが目立つ。キョウヘイは4点減とする。同じく現3歳が初年度産駒のジョーカプチーノNHKマイルCを制覇したスピードタイプ。産駒もスピードに特化した馬が目立ち、ジョーストリクトリはマイナス4点だ。

〔2〕父のクラシック適性 (最大5点減))

 連対20頭中17頭の父は自身、あるいは産駒がすでに日本のクラシックを勝っていた。残る3頭の父のうち、ハーツクライシンボリクリスエスはダービー2着馬で、キングズベストは英クラシックの2000ギニーを制した海外の種牡馬だった。

 ベストアプローチは父ニューアプローチが英ダービー馬で、産駒も英オークスを制しているように、クラシック適性は高いので1点減にとどめる。菊花賞馬だが、春のクラシックとは無縁だったマンハッタンカフェ産駒のアメリカズカップは3点減。父がクラシック不出走のハービンジャーのペルシアンナイトは3点減。キョウヘイの父リーチザクラウンはダービー2着ながら、その後はマイル路線を進みスピードに特化したタイプだった。適性面では劣ると判断し、4点減。クラシックとは無縁だったスクリーンヒーロー産駒のトラスト、父ジョーカプチーノがダービーで18着だったジョーストリクトリはともに5点減とする。

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【3歳戦結果】セイウンキラビヤカ、新馬戦V2017年1月23日(月) 05:00

 【中山】6R新馬(芝・外1600メートル)=セイウンキラビヤカ(美・池上和、牝、父リーチザクラウン

 ◆内田騎手 「リーチザクラウンの子供で、気のいいタイプだしね。強い競馬だった」

 *クイーンC(2月11日、東京、GIII、芝1600メートル)へ。

 4R500万下(ダ1200メートル)=グッドヒューマー(美・高橋裕、牡、父ローエングリン

 ◆勝浦騎手 「スタートはそんなに速くなかったですが、結果的に流れが速くなってよかったです。上のクラスに上がって、どこまでやれるか楽しみです」

 【京都】6R新馬(芝・外1800メートル)=ファンディーナ(栗・高野、牝、父ディープインパクト

 ◆岩田騎手 「追い切りで走るのは分かっていた。スタートもよかったが、おっとりした馬だからどこからでも競馬はできそう」

 4R500万下(牝馬、ダ1400メートル)=タガノカトレア(栗・岡田、父エンパイアメーカー)

 ◆菱田騎手 「昇級戦でも負けられないぐらいの気持ちで臨みました。ちょっとテンションが高いところがあるので、今後の課題はそのあたりだと思います」

 【中京】5R新馬(芝1600メートル)=スリーランディア(栗・橋田、牝、父ストリートセンス)

 ◆岩崎騎手 「控えようとも思いましたが、行く馬がいなかったのでね。いいバネをしていますよ」

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【3歳新馬】中山6R セイウンキラビヤカが楽々抜け出す! 2017年1月22日() 13:39

 1月22日の中山6R・3歳新馬(芝・外1600メートル)は、内田博幸騎手騎乗の3番人気セイウンキラビヤカ(牝、美浦・池上昌和厩舎)が、2番手から手応え十分に抜け出して初陣を飾った。次走はクイーンC(2月11日、東京、GIII、芝1600メートル)を予定。タイムは1分36秒3(良)。好位から伸びたエイブルサクラ(7番人気)が3馬身1/2差の2着に入り、逃げたベルビュー(11番人気)がさらに2馬身遅れた3着だった。

 セイウンキラビヤカは、父リーチザクラウン、母オールザダイアナ、母の父フサイチコンコルドという血統。

 ◆内田博幸騎手「リーチザクラウンの子供で、気のいいタイプだしね。強い競馬だった」

★22日中山6R「3歳新馬」の着順&払戻金はこちら

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リーチザクラウンの関連コラム

閲覧 1,622ビュー コメント 0 ナイス 5

●悔いのない◎
先週の中央競馬は、土曜中京が田んぼ馬場に。
そのおかげもあり久しぶりに◎アグネスヒーローという、血統予想らしい血統予想がドカンとハマりました。
ぼくは普段馬券は購入しなくて、コラムも書かせていただいているウマニティで仮想購入をして楽しんでいます。
だから今年購入したレースは、自身のあったフェアリーS(◎ラブリーアモン...)と、現地観戦したオークスとダービーだけです。

しかし、七夕賞はダービーの◎リオンディーズに次いで、今年2番目に自信があったので買ってみたのです...。七夕賞血統考察コラムはこちら

クリールカイザー
アルバートドック
ダコール
◎-○▲のワイドをなかなか厚めに...です(^^;)

まぁ結果はご存知の通りなのですが、まるで先週のジョルジュサンク×田辺騎手を見ているような、クリールカイザー×田辺騎手でした。流れが厳しかったですが、でもああいうレースを見せてくれれば外れても後悔はありませんよねぇ。言っていること、主張してきたことは間違っていなかったということなのでそれで良いです。
アルバートドックはHyperionの血が濃いので、ディープ産駒にしては持続力に富むタイプで、将来的にはハーツクライのようにジャスタウェイのようにリトルアマポーラのようにワンアンドオンリーのようにある程度前で競馬ができるようになり、大きいところを取るかもしれない、と書いてきて、だんだんと現実味を帯びてきました。
オリオンザジャパンは内田騎手のプチゴールドシップ皐月賞騎乗(芦毛ですし)の好騎乗がありましたが、クロフネ×サンデーサイレンスで、1/4にあたる母母パーシャンブルーがトニービン×ノーザンテースト(クリアアンバー)でHyperion凝縮。6歳になってのこの成長はこのHyperionの影響といえるでしょう。
広いコース向きの走りなのですが、広いコースの方が瞬発力勝負になり易いというのが競馬の面白いところですね。
4着マイネルラクリマもチーフベアハート×サンデーサイレンスで、母母パイナップルスターはニホンピロウイナー×ノーザンテーストでHyperion6・5×6・5・5と凝縮されています。この「終わりそうで終わらない」競走成績はやはりHyperion、ノーザンテースト影響でしょう(2回目)。
考えて見れば5着クリールカイザーも母父はサッカーボーイですからノーザンテースト持ちでもありますね。

展望コラムでは以下のように書きました。

===(以下、展望コラムより引用)============================
ジャスタウェイ的成長の可能性を秘める
ディープ産駒×戸崎騎手、先週のゼーヴィントと被るアルバートドックはディープ産駒でも母がHyperionが濃い馬で、瞬発力よりも持続力に富んだ馬。だからある程度の位置から粘り込む競馬が出来れば、さらに持ち味が活きるはずで、同じくHyperion的なスタミナに富んだハーツクライジャスタウェイワンアンドオンリーリトルアマポーラも前で受けれるようになって大成しました。前走エプソムCも18頭中11番手からの競馬、以前よりは前目で競馬が出来るようになってきていますし、厩舎の先輩ジャスタウェイ的な大成をする馬かもしれません。

●軽いスピードで平坦が合う
ダコールは母アジアンミーティアが種牡馬Unbridled’s Songの全妹で、アジアンミーティアは父Unbridledと母Trolley Song(Caro×ナスキロ)の柔らかさを併せ持った馬。とはいえ、軽いスピードが出た走りで平坦コースは合っています。この枠なら・・・あとは斤量との戦い。
=============================================

●Hyperion豊富の名繁殖
プロキオンSも、望田先生も以前から指摘されていましたが、タガノトネールにはもう1400は短い。母タガノレヴェントンは、ブラックタイドとの間でタガノエスプレッソを産んだ名繁殖で、キングカメハメハ×トニービン(Hyperion5×3・5)×Nureyev(Hyperion4×4)でNureyev4×3、さらに3代母Likely ExchangeまでもがHyperion5・5×4・4というHyperion凝縮っぷり。南部杯、そして良馬場のフェブラリーあたりで狙ってみたい馬になっています。成長力たっぷりの血ですからタガノスプレッソももう1つや2つ重賞を取るんじゃないかとみています。

リーチザクラウン×欧血
少し前後しますが、オリオンザジャパンに関連していうと、米血が濃い種牡馬クロフネは、母からHyperion的な欧血を取り込むことで成功しています。それはきっと好調な新種牡馬リーチザクラウンにもいえるのではないかと推測できます。
リーチザクラウンは母母クラシッククラウンがChief's Crownの半妹という良血馬で、スペシャルウィーク×Seattle Slew×Mr.Prospector×Secretariatという米血の塊。競走馬としては欧血を取り込めなかったため、先行しても重厚な粘りが効きませんでしたが、このように「競走馬として完璧でなかったこと」が種牡馬としてはプラスに働くのです。
これは決して種牡馬として優遇されたスタートを切ったとはいえない、ステイゴールドにもいえたことで、望田先生はステイゴールドについて以下のように書かれています。
430キロ足らずの牡馬でPrincely Giftの非力さも受け継いで、全勝ち鞍が東京と平坦コース、小さくて非力なのが唯一の弱点で競走馬としてはチャンピオンにはなれなかったけれど、種牡馬としてはこの唯一の弱点を補うことで(補足:ノーザンテーストのクロスなど)チャンピオンを何頭も出したのは周知のとおり。完全無欠のチャンピオンではないからこそ、完全無欠のチャンピオンを出せるのだという、そんなことも教えてくれた馬でした
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/f2ee786e8959abe85b4847f68a199f38

ちなみにリーチザクラウン産駒中央初勝利となったニシノアップルパイは母がアンバーシャダイ×トウショウボーイでノーザンテーストとトウショウボーイを通じるHyperion6・5×5・6、さらに3代母セリナトウショウはPharos5・5×6・5、Swynford7×6・5、その母ビバドンナがDonatello4×2など、リーチザクラウンの父の内包するセントクレスピンの血を増幅する配合をしています。(簡単にいえば重要な欧血が豊富)この馬が出世頭になるのではないかと見込んでいます。

先週の競馬でいえば、函館で圧倒的人気に応え2戦目で勝ちあがったエスケークラウンは、ニシノアップルパイほど欧血凝縮ではありませんが母父がアサティス、さらにAureole≒Alycidon6×7の3/4同血クロスも持っています。

また、福島芝1200m新馬戦を快勝したニシノオウカンのスピードは、マルゼンスキー≒Caerleon4×2の影響と考えられます。

とはいえ、2歳の夏で好調の要因は、米血らしい一本調子の気性を伝えているからだ、ともいえ、欧血を取り込んでいないと短距離で頭打ちになる馬も出てくるでしょう。リーチザクラウン産駒は全頭チェックしていますが、ぼくの中で最も良いなと思ったのはニシノアップルパイです。

●当然のように重馬場で
日曜の中京では1Rでゴールドケープが11番人気3着、2Rでスイフトアタックが10番人気2着と穴を空けたワークフォース産駒ですが、これは重馬場がプラスに働いたとしか言いようがありません。
Nureyev≒Sadler’s Wells4×2、パワーとスタミナに偏重している血統で、日本の種牡馬の中ではナカヤマフェスタと並んで「田んぼ馬場なら黙って買い」種牡馬だと思いますが、この2頭は2010年の田んぼ馬場凱旋門賞で死闘を繰り広げた2頭でした。この2頭が日本で種牡馬をやっているというのがもったいないというかなんというか…(^^;)

アグネスタキオンのダート化
ジャパンダートダービーはディープスカイ産駒のキョウエイギアが優勝しました。
ディープスカイ産駒の配合についてはまたの機会としますが、全日本2歳優駿のサウンドスカイと合わせてこの世代のダート路線を席巻。ダート種牡馬としての地位を確立していくでしょう。
少し視点を広げてみれば、同じアグネスタキオンの後継であったアドマイヤオーラクロスクリーガーを、母父としてもノンコノユメを輩出しました。アグネスタキオンの牝系を考えれば何ら驚きません。
それでもディープスカイは先述リーチザクラウン牝祖がMiss Carmieで同じ。母アビがその牝祖Miss Carmie4×3の牝馬クロスを持ち、Key to the Mintも内包していますからこちらの影響もあるでしょう。


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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

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金沢ユウダイ
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執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2011年4月13日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第109話マイラーズC(謎解き編)~
閲覧 666ビュー コメント 0 ナイス 4

第109話 「マイラーズC

07年 34.9-23.3-34.0 =1.32.2 ▼2▼7△10 瞬発戦
08年 35.5-23.3-34.8 =1.33.6 ▼4±0△10 平坦戦
09年 36.2-24.1-33.7 =1.33.9 ▼9±0△7 瞬発戦
10年 34.8-23.8-34.3 =1.32.9 ▼5▼2△8 瞬発戦

09年は10頭立てと少頭数だったため前半~中盤が緩く流れて上がり特化のレースとなりましたが基本的にこのレースは11秒台のラップがずらっと並ぶハイレベルレース。
スピード、瞬発力などマイラーとしての総合力が問われるレースと言えるでしょう。
過去4年の勝ち馬全てがGⅠ馬連対馬となっています。
今年の場合は登録頭数は40頭となっておりシルポートという確固たる逃げ馬も存在するためハイレベルのレースになることは必至とみます。
あとは馬場状態次第で32秒台になるのか33秒台になるのかという辺りが勝負の別れ道になってくるでしょう。
流石に水曜日の段階では馬場状態は全く分からないので現時点では各馬の「格」の目安となる重賞実績を見てみます。
(条件は芝1600m~2000m)

【古馬GⅠ連対馬】
ショウワモダンダノンヨーヨー

【古馬GⅡ連対馬】
リーチザクラウンエイシンアポロン

【古馬GⅢ連対馬】
スマイルジャックシルポートダノンヨーヨーショウワモダンライブコンサートアブソリュートマイネルスケルツィ
キングストリートガルボ(2着)
ショウリュウムーン(牝馬限定)

【3歳GⅠ連対馬】
アパパネ

【3歳GⅡ連対馬】
フライングアップルマイネルスケルツィスマイルジャックエイシンアポロン

【3歳GⅢ連対馬】
ショウリュウムーンコスモセンサーガルボリーチザクラウン
アパパネスマイルジャックミッキードリーム(2着)

個人的には今年の場合はメンバーが揃ったので古馬GⅠ~GⅡ連対馬、古馬GⅢ勝利馬、3歳GⅠ連対馬までが圏内とみます。
但し、ここに加えてほしいのがマイルCS3着馬のゴールスキー
マイルCSでは勝ち馬と同タイムで走破していて決して格負けしてる馬とは思えません。
ショウワモダンダノンヨーヨーリーチザクラウンエイシンアポロンスマイルジャックシルポートライブコンサートアブソリュートアパパネゴールスキー
マイネルスケルツィ(除外対象)
の10頭が権利ありかと思います。

私の一押しはゴールスキー(「お前、そのための追加したんじゃないの?」という突っ込みが入りそう・・・)
前走は3着での敗退ですが前々走1400m戦を使ったことが敗因とみています。
ダートGⅠ馬ゴールドアリュールの弟で父はネオユニ。
軽い切れというよりもナタの切れを持つ馬でパワーを必要とする阪神外回りはおそらくベストな舞台。
ここで結果を出さないと賞金的に安田記念に出れない可能性もあるのでここは必勝態勢なはず。

3冠牝馬に失礼ですがアパパネは格的には未知数。
そもそもこの馬は未勝利戦を勝って以降牝馬限定のレースしか出走していません。
現4歳牡馬は最強世代と呼ばれますが牝馬となるとやや劣る印象です。
古馬混合重賞では
アプリコットフィズクイーンS
レディアルバローザ中山牝馬S
カレンチャン阪神牝馬S
ショウリュウムーン京都牝馬S
の4頭が勝利していますが全て牝馬限定のレースです。
休養明けの初戦のここは「消して妙」と思います。

ダノンヨーヨーは前走を見ても分かる通り追い込み一手の戦法は相手任せのレースしか出来ず凡走も考えられます。
今回から内田Jに乗り替わるようなので位置取りを変えてくる可能性もありますがそこも未知数。

前年の覇者リーチザクラウンですが前走の追い込み3着が余計な印象です。
前年は先行策での勝利ですが今年は後方からのレースになりそう。

基本的にメンバーが揃ったレースでは追い込み脚質は信用していません。
過去4回のこのレースでも4コーナー6番手以内の馬が勝利しています。
後方の馬は2着までという評価です。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ゴールスキースマイルジャックショウワモダン


(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2010年5月31日(月) 16:00 河内一秀
河内一秀の「カツラギ的」安田記念2010前走分析
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安田記念は、1600mよりも長い距離での実績が重要だといわれているが、過去の指数を分析してみると、1400~1600mで高い指数を記録している馬が好成績を残している。

以下は、過去5年の安田記念の優勝馬と、各年の出走馬の直近1年間での1400~1600mでの最高指数のベスト5である。

■2009年 優勝馬:ウオッカ
61.5 ウオッカヴィクトリアマイル1着)
58.9 タマモサポート(京都金杯1着)
58.2 ライブコンサート(六甲ステークス1着)
57.8 アブソリュート東京新聞杯1着)
57.5 ローレルゲレイロ阪急杯2着)

■2008年 優勝馬:ウオッカ
59.4 スズカフェニックス阪急杯2着)
58.9 エアシェイディ(キャピタルステークス2着)
58.8 ウオッカヴィクトリアマイル2着)
58.8 コンゴウリキシオー安田記念2着)
58.6 スーパーホーネットマイルチャンピオンシップ2着)

■2007年 優勝馬:ダイワメジャー
60.5 ダイワメジャーマイルチャンピオンシップ1着)
59.8 コンゴウリキシオー読売マイラーズカップ1着)
58.3 マイネルスケルツィ(京都金杯1着)
58.1 エイシンドーバー(京王杯スプリングステークス1着)
58.1 シンボリエスケープ(京王杯スプリングステークス2着)

■2006年 優勝馬:ブリッシュラック
59.6 アサクサデンエン安田記念1着)
58.7 グレイトジャーニーダービー卿チャレンジトロフィー1着)
58.7 ブリッシュラック安田記念4着)
58.6 ハットトリックマイルチャンピオンシップ1着)
58.6 ダイワメジャーマイルチャンピオンシップ2着)

■2005年 優勝馬:アサクサデンエン
59.3 アサクサデンエン京王杯スプリングカップ1着)
58.9 ダイワメジャーダービー卿チャレンジトロフィー1着)
58.2 テレグノシス安田記念2着)
57.8 ハットトリック東京新聞杯1着)
57.7 ダンスインザムードマイルチャンピオンシップ2着)

以上のように、各年の上位3頭以内の馬が優勝していることがわかる。

それでは、今年の出走予定馬の1400~1600mでの最近1年での最高指数の一覧してみよう。

58.1 マルカフェニックス京王杯スプリングカップ2着)
57.8 エーシンフォワード阪急杯1着)
57.5 リーチザクラウン読売マイラーズカップ1着)
57.5 トライアンフマーチ読売マイラーズカップ2着)
57.5 ライブコンサート(京都金杯1着)
57.5 スマイルジャック関屋記念1着)

例年に比べるとかなりレベルが低いが、この6頭の中から優勝馬が出る可能性が高いと言える。特に、リーチザクラウントライアンフマーチは、世代交代という意味でも活躍が期待される。

なお、ここで述べた見解はあくまでも、カツラギ指数をベースにした前走に関する一考察であり、カツラギの最終結論では無いことをお断りしておきたい。

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2010年2月18日(木) 21:36 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第3話フェブラリーS(謎解き編)~
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第3話「フェブラリーS」です。

まずは近年のラップを見てみましょう。

05年 34.2-23.6-36.9 =1.34.7 ▼1△4△4 平坦戦 不良
06年 33.9-23.5-37.5 =1.349 △8▼6±0 瞬発戦
07年 34.6-24.3-35.9 =1.34.8 ▼3▼5△9 瞬発戦 不良
08年 34.8-24.3-36.2 =1.35.3 ±0▼7△4 瞬発戦
09年 35.1-23.7-35.8 =1.34.6 ▼5△8△3 瞬発戦 稍重

レースの流れは結構ばらつきがありますが「瞬発戦になりやすい」ということは言えそうです。
過去9年を見ても、瞬発戦6回、平坦戦2回、消耗戦1回となっています。

過去9年のうち7回は上がりが1位か2位の馬が勝利しています。
やはり府中の直線は長く「この区間でどれだけの脚が使えるか」というのがポイントになるでしょう。
上がりが3位以下の馬で勝利したのは平坦戦の2レース(01年ノボトゥルー、05年メイショウボーラー)となっています。
展開次第では上がりは問われない可能性もあります。

瞬発戦になりやすいのだから瞬発力が重要とはいえますが瞬発力だけでは通用せずスピードとスタミナに裏付けられた瞬発力が必要となります。
毎年1分35秒前後の時計で決着しているのでそのスピードに対応することがまず必要。
そしてそのスピードを維持しつつラストの直線でギアをもう1段上げないいけない訳でそこまでで体力が尽きてしまっても駄目ということです。
「速い流れをキープしつつラストの直線で上がりの脚が使えること」
これがフェブラリーSの謎を解く鍵だと思われます。

その判断基準はダート1600m以下とダート1800~2000mの両方の実績(主に重賞)がある馬ということになるでしょう。
過去の勝ち馬を見てみると

サクセスブロッケン
短距離実績 ヒヤシンスS(3歳OP戦)
中距離実績 JDD(3歳GⅠ)

ヴァーミリアン
短距離実績 なし
中距離実績 JCD(古馬GⅠ)レコード

サンライズバッカス
短距離実績 武蔵野S(古馬GⅢ)
中距離実績 平安S(古馬GⅢ)

カネヒキリ
短距離実績 ユニコーンS(3歳GⅢ)、武蔵野S(古馬GⅢ)
中距離実績 JCD(古馬GⅠ)レコード

メイショウボーラー
短距離実績 根岸S(古馬GⅢ) 逃げて上がり最速のぶっちぎり
中距離実績 なし(参考 皐月賞3着)

アドマイヤドン
短距離実績 南部杯(古馬GⅠ)
中距離実績 JBC(古馬GⅠ)、JCD(古馬GⅠ)

ヴァーミリアンは短距離実績が全くなかったのでスピード的に不安でした。
個人的にはこの年の走破時計が35秒台になったことが大きかったのではないかと思っています。
ドバイに2度遠征していますがどちらも惨敗しています。
ドバイは2000mでも2分前後で決着している超ハイスピードレースです。
あれだけ強かったヴァーミリアンが惨敗したのは「スピード不足」が原因ではないでしょうか。
(ちなみに時計が遅いからレベルが低いということではなく求められた適性がスピード寄りではなく瞬発寄りだったということです。ヴァーミリアンは瞬発力に長けたダート馬ですから)

メイショウボーラーは芝では中距離実績はありましたがダートでは経験なし。
当然スタミナは不安でありましたが根岸Sを1.1秒の大差で圧勝するほどのスピードの持ち主。
自らが逃げてフェブラリーSをスピードレース化してしまったということ。

というように両方あればベストですがどちらか片方でも能力が突出していたり展開次第ではあるということになります。

【まとめ】
以上の見解から鍵を持っていそうな馬は
エスポワールシチーサクセスブロッケンスーニダイショウジェットワイルドワンダー
この5頭だと思われます。
次点ではオーロマイスターテスタマッタというところです。


次に芝組を考えてみます。
本当に正直な意見を言わさせて頂くと、この馬達は出走しなかったと仮定してもいいかなと思います。
もし来たら仕方ないでOKということです。
でもGⅠしか買わないという方もいるでしょうから私なりの見解を少し書きます。

私は馬体とか走法とかは一切見ないのでダートに適応できるかどうかは分かりません。
一番気になる点は「砂を被ること」です。
これを嫌がって能力が出せない馬も当然いても不思議ではありません。
馬体や走法などでダート適性があってもこればっかりはやってみないと分かりません。
唯一この条件を考えないでいい馬は「逃げ馬」か「ポツン追い込み馬」です。
芝組の中で逃げ馬といえばローレルゲレイロリーチザクラウン
おそらくどちらかがこのレース逃げるでしょう。
ローレルゲレイロは芝の1600mまでしか実績がないのでスタミナ的に不安。
ひょっとしたらと思わせるのはリーチザクラウンの方。
泥んこダービーで折り合って2着に粘れたということからスタミナは十分。
ダート戦でのスピードがあるかどうかというのがポイントになるでしょう。

今年のフェブラリーSはエスポワールシチーで鉄板と思っていますが、もしかしたらと思えるのはリーチザクラウンか。


(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2009年12月25日(金) 11:13 上海こうぞう
コウゾウメン~有馬記念予想編~
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みなさん、メリークリスマス!

いよいよ今週末は有馬記念
今年の出走メンバーの調教タイムをチェックしましたが、大一番を迎えるとあって、どの馬も素晴らしい調教を披露してますね。

小生が最も注目している馬はイコピコ
ずっと買い続けている応援馬でもあり、JCでも◎を付けようとした馬。小生の中では幻のJC馬(笑)
今回の調教も酒井J騎乗で坂路で終い伸ばすといういつも通りの調教。
変わり身は薄いが、素晴らしい末脚を持ってる馬。
鞍上ウチパクの豪腕にも期待です!

もう1頭、◎候補として悩んだのがリーチザクラウン
もともと坂路調教馬だったのですが、前走からポリトラックコース併用となり、破格の時計も出ています。
美浦も栗東もポリトラックコース追いの馬は高く評価しないのですが、調教を工夫した効果が今回出ると信じて対抗印。

単穴にはドリームジャーニー
いつもはCWで終い1Fは11秒台を出せる馬。馬場差もありますが、若干物足りないということで単穴までの評価としました。

他にも買いたい馬はたくさんいるのですが、是非押さえてみたいのがアンライバルド
春の好調期と比較すると調教タイムは目立ちませんが、皐月賞以降の敗因ははっきりしており、調教の良さが活かされなかっただけで、今回は力を出せる条件だと思っています。

予想印
イコピコ
リーチザクラウン
ドリームジャーニー
アンライバルド

人気が予想されるブエナビスタマツリダゴッホなどは、調教評価を下げた訳ではないのですが、小生は変わり身&一発の魅力を重視して、今年の有馬記念を楽しみたいと思います♪ 

笑顔で締めくくれるといいですね^^v

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2009年12月24日(木) 20:00 河内一秀
河内一秀の「カツラギ的」有馬記念2009前走分析
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有馬記念に大挙7頭が出走予定の3歳馬。
史上最強世代と言われている今年の3歳馬だが、果たして本当にそうなのだろうか?
拙作「カツラギ指数」をもとに、その実態をあぶり出してみたい。

以下は、過去10年の有馬記念における3歳最先着馬と、有馬記念以前に記録した最高指数の一覧である。

■2008年
9着 フローテーション
55.3 ステイヤーズステークス・2着

■2007年
2着 ダイワスカーレット
59.5 エリザベス女王杯・1着

■2006年
4着 ドリームパスポート
58.0 ジャパンカップ・2着

■2005年
2着 ディープインパクト
60.6 菊花賞・1着

■2004年
4着 デルタブルース
58.1 ジャパンカップ・3着

■2003年
2着 リンカーン
55.1 菊花賞・2着

■2002年
1着 シンボリクリスエス
57.6 ジャパンカップ・3着

■2001年
1着 マンハッタンカフェ
55.7 菊花賞・1着

■2000年
5着 アドマイヤボス
53.6 知床特別・2着

■1999年
3着 テイエムオペラオー
60.0 ステイヤーズステークス・2着

2000年のアドマイヤボスを除くと下記の二つのパターンに分かれる。

【パターン1】前走の菊花賞で最高指数を記録したうえで3着以内に入線したのち有馬記念に参戦。
【パターン2】前走の古馬混合戦で最高指数を記録したうえで3着以内に入線したのち有馬記念に参戦。

いずれにしても、前走で最高指数を記録し3着以内に入線している、言い換えれば伸び盛りで勢いがある馬が最先着していることが分かる。

次に、今年の出走予定馬の最高指数を見てみよう。

57.7 アンライバルド皐月賞・1着)
56.6 セイウンワンダー皐月賞・3着)
56.4 ブエナビスタ札幌記念・2着)
56.3 スリーロールス(野分特別・1着)
55.8 フォゲッタブル(ステイヤーズステークス・1着)
54.8 リーチザクラウンジャパンカップ・9着)
54.8 イコピコ鳴尾記念・4着)

アンライバルドセイウンワンダーブエナビスタスリーロールスの4頭は、前走で最高指数を記録していない。
リーチザクラウンイコピコの2頭は、前走で3着以内に入線していない。
残る1頭のフォゲッタブルは、前走の古馬混合戦で最高指数を記録し3着以内に入線しているので、【パターン2】に該当する。しかし、昨年のフローテーションが、同じくステイヤーズステークスで最高指数55.3を記録して2着に入線したのち有馬記念に参戦するも、9着と惨敗していることからも分かるように、指数的に有馬記念で通用するレベルには達していない。

以上の分析により、「今年の3歳馬は有馬記念では通用しない」と結論づけたい。

なお、ここで述べた見解はあくまでも、カツラギ指数をベースにした前走に関する一考察であり、カツラギの最終結論では無いことをお断りしておきたい。

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リーチザクラウンの口コミ


口コミ一覧
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苦手なダート戦ですが、血統的には少しだけ偏りがあります。
まずゴリゴリのダート血統ではなく、父方か母方が芝の中距離でも走れる血統、もしくは両方とも芝で走れる血統がよく好走します。
そして、はっきりと優位差のある血統は無いものの、キンカメ産駒、ヴァイスリージェント内包馬、フォーティナイナー内包馬、中京に変更されてからはこの辺の好走が目立ちます。
と、ここ迄は昨年の私の日記のコピペです。

過去9年の3着以内馬27頭のうち父、母父共にサンデーの血を持っていなかったのはホッコータルマエなど4頭のみで、大系統にサンデーが入らないのは減点と考えていいぐらいだと思います。


予想
◎ ④ テーオーケインズ
昨年も◎に推して4着でしたが、昨年は12番枠今年は4番枠と今年の方がレースはしやすいと思います。
父はAPインディ系のシニスターミニスター、母父はサンデー系のマンハッタンカフェで最近注目の母父です。


○ ⑨ クラウンプライド
昨年の2着馬、父はサンデー系のリーチザクラウンで、母父はキングカメハメハで血統的には合うはずです。
スタートが速い馬なのでいい位置でレースできるのが強みだと思います。


▲ ② メイショウハリオ
父はAPインディ系のパイロ、母父はマンハッタンカフェと大系統だけ見るとテーオーケインズと似た配合です。jpn1を3勝とメイショウハリオの方がパワータイプで地方寄りなタイプですが、今年のフェブラリーS3着と中央の軽い馬場もこなせます。


△ ⑧ アーテルアストリア
父はクラウンプライドと同じリーチザクラウン、母父はミスプロ系ですが欧州型のワークフォースで推せる血統ではないのですが、中京千八は5戦4勝とコース巧者で全く人気もないので穴候補です。


△ ⑪ ハギノアレグリアス
父はキズナでダートでもよく走る血統ですが、母父のジェネラスは重厚と言うか今の時代には合わない気もします。


× ⑮ レモンポップ
距離は持つのではないかと思いますが、大外枠でこの馬の脚質では厳しいかと思います。
内の⑬⑭がテンはそこそこ速いタイプでスタートしてスッと前から内に切れ込むにはかなりスタミナを使うことになり、最後伸び切れない可能性は大いにあると思います。
また、サンデーの血を持たないことも不安材料です。


× ① メイクアリープ
× ⑭ アイコンテーラー


消し
⑫ セラフィックコール
父はストームキャット系ヘニーヒューズでこのレースでは好走例がなく、母父のマンハッタンカフェの瞬発力でどこまでカバーできるかですが、この馬自身スタートが絶望的に遅く後方外外を回らされ、最後凄い脚で突っ込んで5〜6着だと思います。
実績的には前走の重賞勝ちでようやくこのメンバーでそこそこの位置付けだと思います。
リスクを考えるとここは思い切って消します。

 覆面ドクター・英 2023年12月1日(金) 16:32
覆面ドクター 英 の  チャンピオンズカップ 2023
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まずは先週の回顧から。JCは馬券的には堅すぎてどうか(当てやすいけど、儲けにくい)、という面もありましたが迫力あるレースだったと思います。このコラムというか日記で名前を挙げた順の決着でしたが、見て楽しむレースという感じでしょうか。WIN5も〇〇〇×〇と、よくある4つ目で撃沈。来週頑張ります。そうそうイクイノックス引退して種牡馬入りの報道ありましたね。やはり昔の古馬王道路線みたいに秋のG1を三つぶっこ抜くのは大変な時代になったようです。

それではチャンピオンズCの話題へ。四強という構図でしょうか。今年のフェブラリーS馬のレモンポップは海外では不発だったが前走の南部杯も2.0秒差の大差勝ちをみせての参戦。上り馬のセラフィックコールは毎度出遅れても、後方からまくってきて終いはきっちり勝つ負けなし5連勝で、かなり粗削りだが強い挑戦者。海外でも好走してきたクラウンプライドも川田騎手だけに人気になりそうだし、一昨年のチャンピオンのテーオーケインズも、恐らくもっとも適性のあるコースだけに人気か。

では恒例の全頭診断へ。
<全頭診断>
1番人気想定 レモンポップ:前走の南部杯でも圧勝したようにマイルでは手がつけられないくらい強い。フェブラリーS勝ち馬でもあり、戦前は1400Mまでじゃないかと距離不安をマイルでも言われていたくらいだが、ここも距離こなすだろう。母母がデインヒルの全妹という良血馬で、デインヒルの父であるダンチヒの系統は、速いペースで距離延びてもずっと走れたりする(古いところでは藤澤和厩舎のマグナーテンなんかは1200Mから使いはじめて1400Mの馬みたいに言われていたが、キャリア後半は2200MのAJCC勝ったり、中山開催の2200MのJCで逃げて少差の4着に粘ったりと距離適性なんて有って無いようなもの)調教の動きは絶好。今がピーク。向いている舞台でなくても今年くらいの相手ならまとめて面倒みちゃうのでは。

2番人気想定 セラフィックコール:ノーザンF生産のキャロットF馬にしては一口あたり安いヘニーヒューズ産駒が、デビュー以来5連勝で前走のみやこSも完勝した。全戦で出遅れたり、前走つまづいたりしており、後方からの競馬になりやすいが能力高くまだ底みせていない状態。強いレモンポップ相手にどれだけやれるか。中京は後方からだと厳しいのがセオリーだが、それをくつがえすだけの能力ありそうでもある。調教の動きは普通に良い。底を見せていないが正直ここまでの相手が弱かったのもあり、ちょっと人気しすぎか。

3番人気想定 クラウンプライド:父リーチザクラウンは良血ながら種牡馬としてイマイチな感じもあった中、この馬が、UAEダービー勝ったり、前走コリアC勝ったりと海外でも活躍し、日本でも昨年このレースでも2着したりと父の種牡馬価値を引き上げる活躍みせている。毎度かかり気味に行くように、やや気難しそうで乗り難しそうだが、そこは川田騎手ががっちり制御か。調教の動きは良い。

4番人気想定 テーオーケインズ:シニスターミニスター産駒で、一昨年のこのレースの勝ち馬で6歳になった今年も勝てないまでも好走している。2年前ほどの力は無くてもそれなりに好走可能か。調教の動きも良い。松山騎手も早めに抜け出し残すのうまい。

5番人気想定 アイコンテーラー:前走JBCレディスクラシック勝ちのドゥラメンテ産駒だが、牡馬相手だと夏のシリウスS2着なように、人気ほどは強くないか。はじめて56kg背負うのも大変では。ただ調教の動き良く、モレイラ騎手を確保できたのも大きい。


6番人気想定 ハギノアレグリアス:今年は名古屋大賞典勝ち、前走シリウスS勝ちと重賞できっちり結果出しているキズナ産駒で長く頑張っている6歳馬だが、長期休養などあり使った回数少ないが、さすがに年齢的にもそう上がり目はなさそう。セレクトセールで1728万円だった馬が10倍以上稼いでいる馬主孝行だが、ここはちょっと厳しいか。調教の動きは良い。

7番人気想定 グロリアムンディ:昨年のこのレースでは2番人気に推されるもムーア騎手だったのに、あおって出遅れての後方不発12着だったが、その後、ダイオライト記念勝ち、平安S勝ち、前走のコリアC2着と結果出してきた。海外遠征明けだがお隣の韓国だったので距離も近く、本番までには体調整うのでは。休み明けでも乗り込み豊富で仕上げてくる大久保厩舎らしく調教の動きも良く、ルメール騎手を確保してきたようにノーザンFも人気それほどでなくても、期待しているのでは。

8番人気想定 メイショウハリオ:昨年と今年の帝王賞を連覇しているパイロ産駒で、長く活躍しているが、このレースは一昨年7着だったようにそれほど適条件でなく、地方交流重賞が活躍の場なのかもしれない。今年2月のフェブラリーSでも最後方から3着まで押し上げてきたように、時計早くなりすぎなければ上位に食い込む余地あるか。調教の動き良いが、道中後方から上位に食い込んでくるほどの勢いは6歳の年末だけに無いのでは。

9番人気想定 ゼットリアン→出走せず:前走3勝クラスを勝ったばかりの3歳馬モーリス産駒で上り調子なのだろうが、まだ一線級とは差がありそう。

10番人気以下想定
メイクアリープ:シニスターミニスター産駒でオープン勝ちは無いのだが前走は例年大事なステップレースともいえる、みやこSで2着した。ただ今年のみやこSは正直レベルがかなり低かった感じもあり、あまり評価はできないか。ただ調教の動き良く、重賞好走の勢いで、そこそこやれても良い。

プロミストウォリア→出走せず:逃げが得意なマジェスティックウォリアー産駒で、昨秋から5連勝で東海SとアンタレスS連勝までは良かったが、帝王賞では逃げて3番人気5着と負けてしまった。ただ勝ったメイショウハリオ含め色々微妙なレースで巻き返しあってもおかしくないのでは。

ジオグリフ:昨年、福永騎手が皐月賞を勝たせた馬ですが、それ以降は7戦馬券にならず。ドレフォン産駒だけに、合うのではと使ってみたダートでも、それほどでもなく、もうちょっとやれるのではと期待した前走の南部杯も3.2秒差のボロ負け。個人的にはもうこの馬の馬券を買うことはどの条件でもないでしょう。調教の動き自体は良いが。

アーテルアストレア:リーチザクラウン産駒の牝馬でリステッドの名鉄杯を夏に勝ち、10月にはレディースプレリュードも6番人気ながら武豊騎手の好騎乗もあり、勝った。前走のJBCレディスクラシックは後方から差してきて3着止まり。横山武騎手で今回は行くよう。これまたリーチザクラウン産駒だが、調教の動きはイマイチ。

ウィルソンテソーロ:中央でも4連勝してオープンまで駆け上がったキタサンブラック産駒で、地方交流重賞のかきつばた記念、マーキュリーC、白山大賞典と三連勝後の前走JBCクラシックは5着惨敗だったが乗り替わり含め、色々向かなかったり、気持ち乗らなかった可能性あり、まだまだやれる可能性あっても良い。ただG1だけに、原騎手というのは、まだちょっと荷が重いのでは・・。ヒモ穴程度か。

パンサラッサ→出走せず:JCに参加して大逃げ打ったので連闘はないだろう。両にらみでの登録だったのでは。引退報道あり。

ドゥラエレーデ:ドゥラメンテ×オルフェーヴル牝馬といういかにもスタミナありそうな配合で、2歳にしては過酷なホープフルSを14番人気ながら勝つという大金星をあげ、UAEダービーでも2着と頑張った。ただその後はダービー競走中止、宝塚記念10着、セントライト記念8着とイマイチな状況。ただここ2戦は逃げ先行で1.1秒差負けと着順ほど、負けておらずダートで先行力生かして激走あってもおかしくない。

ノットゥルノ:ジャパンダートダービー勝ち馬で昨年末は東京大賞典2着、今年JBCクラシックで久々の2着と金子さんの勝負服で強そうに見えるハーツクライ産駒だが、前走は初の逃げで、大井競馬場を知り尽くした森騎手のファインプレーでもあり、あてにならない感じで、ヒモ穴に買うかどうか程度か。

ケイアイシェルビー:父がディープインパクト、母がダート重賞勝ちのあるケイアイガーベラという良血馬と言えるのだが6月にようやく3勝クラスを勝っただけでオープン実績ゼロの現状ではG1では要らない。

クリノドラゴン→出走せず:昨年今頃は浦和記念を勝って好調だったが、今年は東海S12着、シリウスSで10着、JBCクラシック6着と冴えず。その6着も含め全て2秒以上の惨敗で、G1でどうこういうレベル無い。かなりレアなアスカクリチャン産駒で頑張って欲しいが、ここでは無理。

<まとめ>
有力:レモンポップ

ヒモに:クラウンプライド、テーオーケインズ、セラフィックコール、グロリアムンディ

穴で:メイショウハリオ、ドゥラエレーデ、ウィルソンテソーロ、ノットゥルノ

三連単で、本命からヒモに厚く買い、フォーメーションの三列目に穴を並べる感じで行く予定。

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 ビター ティー 2021年2月26日(金) 20:10
リピーター率が、メッチャ高い『中山記念G2』! 果たして今...
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 今週、中山競馬場で行われるG2『中山記念』について、過去10年間の1着~3着の上位入賞馬を列挙し、次に今年すでに行われた芝のG2『日経新春杯 2200m』『AJCC 2200m』『京都記念 2200m』と比べながら予想を進めたいと思います。



1.『中山記念』過去10年間の成績
                    前走の成績 →(中山記念)→次走(目標レース)の成績
2020年
1着 ダノンキングリー  マイルCS G1 5着 →当該レース→大阪杯 G1    3着
2着 ラッキーライラック 香港ヴァースG12着 →当該レース→大阪杯 G1    1着
3着 ソウルスターリング 府中牝馬S G2 取消 →当該レース→日経賞 G2    13着

  今年初戦 6頭   今年2戦目 3頭  
  リピーター 前年1着(前々年1着) 、前年2着、7着(前々年3着)、前々年5着

2019年
1着 ウインブライト   中山金杯 G3 1着 →当該レース→QE2世C G1   1着
2着 ラッキーライラック 秋華賞 G1  9着 →当該レース→阪神牝馬S G2   8着
3着 ステルヴィオ    マイルCS G1 1着→当該レース→大阪杯 G1     14着

  今年初戦 6頭   今年2戦目 5頭  
  リピーター 前年1着、3着

2018年
1着 ウインブライト   中山金杯 G3 2着 →当該レース→大阪杯 G1     12着
2着 アエロリット    秋華賞 G1  7着 →当該レース→ヴィクトリアM G1 4着
3着 マルターズアポジー マイルCS G1 15着 →当該レース→ダービー卿T G3 9着

  今年初戦 5頭   今年2戦目 5頭  
  リピーター 前年2着、5着

2017年
1着 ネオリアリズム   香港マイル G1 9着 →当該レース→QE2世C G1 1着
2着 サクラアンプルール 白富士S OP 2着 →当該レース→大阪杯 G1  13着
3着 ロゴタイプ     香港マイル G1 8着 →当該レース→安田記念 G1  2着

  今年初戦 7頭   今年2戦目 4頭  
  リピーター 前年2着、3着、7着(前々年2着、3年前3着)、前々年1着、9着

2016年
1着 ドゥラメンテ    東京優駿 G1  1着 →当該レース→ドバイシーマ G1 2着
2着 アンビシャス    天皇賞(秋) G1 5着 →当該レース→大阪杯    G2 1着
3着 リアルスティール  菊花賞 G1   2着 →当該レース→ドバイターフ G1 1着

  今年初戦 9頭   今年2戦目 2頭  
  リピーター 前年2着(前々年3着)、前々年4着

2015年
1着 ヌーヴォレコルト  エリザベス女王杯G12着 →当該レース→ヴィクトリアM G1 6着
2着 ロゴタイプ     根岸ステークス G3 8着 →当該レース→大阪杯G2 5着
3着 ステファノス    富士ステークスG3 1着 →当該レース→QE2世C G1 2着

  今年初戦 6頭   今年2戦目 4頭   今年3戦目 1頭 
  リピーター 前年3着、13着(前々年1着)

2014年
1着 ジャスタウェイ   天皇賞(秋)G1  1着 →当該レース→ドバイDF G1  1着
2着 アルキメデス    朝日チャレンジC 1着 →当該レース→香港カップG1  7着
3着 ロゴタイプ     札幌記念G2   5着 →当該レース→ドバイDF G1  6着

  今年初戦 11頭   今年2戦目 4頭
  リピーター 前年1着、2着

2013年
1着 ナカヤマナイト   有馬記念G1  7着 →当該レース→新潟大賞典G3   5着
2着 ダイワファルコン  有馬記念G1  10着 →当該レース→ダービー卿TG3  3着
3着 シルポート     阪神カップG2 14着 →当該レース→マイラーズC G2 14着

  今年初戦 5頭   今年2戦目 9頭   今年3戦目 1頭  
  リピーター 前年2着、3着、9着

2012年
1着 フェデラリスト   中山金杯 G3  1着 →当該レース→大阪杯    G2 2着
2着 シルポート     京都金杯 G3  16着 →当該レース→マイラーズC G2 1着
3着 リアルインパクト  阪神カップG2  10着 →当該レース→マイラーズC G2 18着

  今年初戦 4頭   今年2戦目 7頭
  リピーター 該当馬なし

2011年
1着 ヴィクトワールピサ 有馬記念G1  1着 →当該レース→ドバイWC  G1 1着
2着 キャプテントゥーレ 天皇賞(秋)G1 13着 →当該レース→大阪杯    G2 5着
3着 リーチザクラウン  京都金杯G3  4着 →当該レース→マイラーズC G2 9着

  今年初戦 6頭   今年2戦目 4頭  今年3戦目 2頭  
  リピーター 前年1着

  この10年間のデータをいくつかの観点から分析してみます。

① 臨戦過程その1 
今年初戦 60頭(54.1%)   今年2戦目 47頭(42.3%)   今年3戦目 4頭(3.6%)

② 臨戦過程別成績
 1着 今年初戦組 7頭  今年2戦目組 3頭  今年2戦目組 0頭
 2着 今年初戦組 7頭  今年2戦目組 3頭  今年2戦目組 0頭
 3着 今年初戦組 9頭  今年2戦目組 1頭  今年2戦目組 0頭

「①」「②」から、今年初戦で臨む方が主流で、成績でも今年2戦目組を圧倒していることが分かります。

③ 少数派の「今年2年目」組で成績上位に入賞したのは、
  中山金杯 G3→1着 延べ3頭
 1着 ウインブライト(前走2着から)
 1着 ウインブライト(前走1着から)
 1着 フェデラリスト(前走1着から)

  京都金杯 G3→2着 1頭 ・3着 1頭
 2着 シルポート(前走16着から)
 3着 リーチザクラウン(前走4着から)

  根岸ステークス G3→2着 1頭
 2着ロゴタイプ(前走8着から)  

  白富士S OP →2着 1頭
 2着 サクラアンプルール(前走2着から)

 今年すでに一走している馬に印を打つなら、中山金杯G3か京都金杯G3が中心で、年明けのG2からの出走は「NG」なのが中山記念の傾向と言えます。


④ リピーターの成績
リピーターの出走 延べ23頭
2020年
前年1着→8着
前年2着→2着
前年7着→6着
前々年5着→5着

2019年
前年1着→1着
前年3着→7着

2018年
前年2着→4着
前年5着→8着

2017年
前々年9着→10着
前年7着→3着
前年3着→8着
前年2着→4着
前々年1着→7着

2016年
前々年4着→10着
前年2着→7着

2015年
前年3着→2着
前年13着→8着

2014年
前年1着→13着
前年2着→12着

2013年
前年2着→3着
前年3着→8着
前年9着→2着

2012年
該当馬なし

2011年
前年1着→3着


 リピーターは出走総数全体の20.7%(23頭/111頭)

 リピーターとして出走した馬で複勝圏内に入着したのは7頭(30.4%)で、その内訳は

   リピーターとして 1着 1頭(2連覇したウインブライト)
   リピーターとして 2着 3頭(前年2着・3着・9着)
   リピーターとして 3着 3頭(前年1着・2着・7着)
      ※ ロゴタイプ 3着→2着→7着→3着の成績を含んでいます。

 リピーターに印を打つなら前年の1~3着馬。複勝圏外のリピーターを買うなら、中山記念以降のレースで確実に実力を付けたと認められる馬に限るようです。

 ただし、成長が認められ実績を積んできた馬でも、翌年不出走で、翌々年に出走してきたリピーターは、おそらく能力が低下したために中山記念に出走してきたからなのか、前々年に1着でも複勝圏外になるので、基本的に「切り」です。



2.『日経新春杯 2200m』『AJCC 2200m』『京都記念 2200m』との関係について

 年明け最初のG2は西の『日経新春杯』と東の『AJCC』の2レースでその位置付けについて、これまでの日記の中で次のように書かせていただいてきました。

「古馬になった4歳馬にとって、G1に挑戦するだけの成長力が備わったかを確かめるためのレースが『日経新春杯』だとするなら、『AJCC』はある程度G1でも通用するだけの力があると考えられる4歳馬が腕試しをするためのレースの役割(位置付け)になっていると言えます。

 言い換えれば、4歳馬にとって『日経新春杯』はG1の挑戦権を獲るため登竜門。力試しのG2レース。
 一方、『AJCC』は、すでにG2やG1を経験した5歳以上の馬たちと力関係を図る、腕試しのG2レース。」

 このような性格のG2レースと見られます。それに対して『中山記念』と『京都記念』は同じG2でも格上の存在と言えます。それは前走と次走のレース選択と成績を比較するとよく分かります。

 『日経新春杯』と『AJCC』出走馬は直接G1に出走する場合もありますが、『京都記念』や『中山記念』に出走後にG1に向かう馬も多くみられます。前述の「③」で触れたように、この2つのG2から出走してきた馬で『中山記念』や『京都記念』で複勝圏内に入ってくる馬は皆無というのがデータ上の結論になります。

 『日経新春杯』1着から、G2の2連勝を狙って出走してきたトゥザグローリーでさえ10着に惨敗。

 『AJCC』1着から、G2の2連勝を狙って出走してきたダノンバラードも12着に惨敗、ヴェルデグリーンも5着に惜敗しています。

 『京都記念』や『中山記念』に出走し、勝ち負けできるのは、次の(本当の)目標であるG1でも勝ち負けに絡んで来そうな能力を持った馬に限られるようです。

 今回の『中山記念』は他のG2が2200mであることに対して、距離が1800mと短くなることから、目標となるG1は天皇賞(春)ではなく、国内なら大阪杯G1か安田記念。牝馬ならヴィクトリアM。海外G1ならQE2世Cかドバイの各G1レース。または、香港カップG1であり、それなりの成績を残しています。

 さて、これらを踏まえて予想をしていきます。まず、『①臨戦過程その1』の視点で出走馬を組分けしてみます。

【今年初戦】
1 トーセンスーリア  前走  札幌記念 G2  6着  最上実績 G3 1着
7 バビット      前走  有馬記念 G1  13着  最上実績 G3 1着、G2 1着


【今年2戦目】
2 コスモカレンドゥラ 前走  関門橋S OP  3着  最上実績 OP 3着
3 ノーブルマーズ   前走  AJCC G2  13着  最上実績 G2 2着、G1 3着
4 ケイデンスコール  前走  京都金杯 G3  1着  最上実績 G3 1着2回、G1 2着
5 マイネルハニー   前走  AJCC G2  14着  最上実績 OP1着・2着 
            (リピーター3年前10着)
6 フランツ      前走  白富士S OP  3着  最上実績 OP(L)2着・3着
8 ヒシイグアス    前走  中山金杯 G3  1着  最上実績 G3 1着
9 サンアップルトン  前走  AJCC G2  10着  最上実績 G2 3着
10 ゴーフォザサミット 前走  アルデバランOP 15着  最上実績 G2 1着
11 クラージュゲリエ  前走  日経新春杯 G2 3着  最上実績 G3 1着
12 パンサラッサ    前走  関門橋S OP  2着  最上実績 G3 2着
13 ウインイクシード  前走  中山金杯 G3  3着  最上実績 G3 2着
14 ショウナンライズ  前走  東京新聞杯G3 15着  最上実績 OP(L) 1着

2021年の出走馬
今年初戦 2頭(14.2%)   今年2戦目 11頭(78.8%)   今年3戦目 1頭(7.1%)

過去10年の出走馬
 今年初戦 60頭(54.1%)   今年2戦目 47頭(42.3%)   今年3戦目 4頭(3.6%)

 今年は初戦の馬が極端に少ないので、例年の傾向と若干異なる結果になることがあるかもしれません。(-_- )?

 更に、今年はリピーターとして出走して来るのは、マイネルハニー唯1頭。中山記念の実績は、3年前の5歳時に出走馬中最下位の10着と大敗し、その後の成績も力を付けてきたようにはとても思えない敗戦続きでは『買い』の要素が見つかりません。


ここまでで、印を打てそうな馬は、次の5頭に絞られそうです。


【今年初戦】
1 トーセンスーリア  前走  札幌記念 G2  6着  最上実績 G3 1着
7 バビット      前走  有馬記念 G1  13着  最上実績 G3 1着、G2 1着

【今年2戦目】
4 ケイデンスコール  前走  京都金杯 G3  1着  最上実績 G3 1着2回、G1 2着
8 ヒシイグアス    前走  中山金杯 G3  1着  最上実績 G3 1着
13 ウインイクシード  前走  中山金杯 G3  3着  最上実績 G3 2着

 今年初戦の馬が、出走頭数の半数以上いれば、迷わず初戦組から重い印を回すのですが、今年初戦の出走馬はわずか2頭で、しかも例年の初戦組の実績に比べて小粒と見られているようです。

 つまり、G1実績馬は2頭いますが、2年前の3歳G1で2着のケイデンスコールと3年前5歳時の宝塚記念3着のノーブルマーズに全幅の信頼を置けるかというと・・・

 G1後の成績は、どちらも安定した成績を上げることができずに2年から3年停滞した成績で前走を迎えました。ケイデンスコールは復活の兆しを見せて前走の京都金杯G3で1着になりましたが、今後のG1で勝ち負けに加われるほどの成績とは言い難いのが現状です。

 G2実績馬では、3歳G2セントライト記念でサトノフラッグに先着し1着となったバビットを筆頭に、3年前のG2目黒記念で2着になったノーブルマーズ(G1で前述)と3年前の3歳G1青葉賞1着のゴーフォザサミット。

 3頭共にその後の成績は「イマイチ」という感じです。この中から選ぶとすればバビットでしょう。


 最後にG3実績馬なら、10年間のデータから、前走の中山金杯G3で勝利し、3連勝で中山記念に参戦するヒシイグアスが前走のデータから見れば、断然の実績になるでしょう。

この他のG3実績では、三走前のG3新潟大賞典で優勝し、今年の初戦でG2札幌記念から挑戦してくるトーセンスーリア。次に、中山金杯3着から参戦するウインイクシード。


 ここまでのデータ分析で調整した結果、印を打ってみると

◎7 バビット      前走  有馬記念 G1  13着  最上実績 G3 1着、G2 1着
○8 ヒシイグアス    前走  中山金杯 G3  1着  最上実績 G3 1着
▲4 ケイデンスコール  前走  京都金杯 G3  1着  最上実績 G3 1着2回、G1 2着
△1 トーセンスーリア  前走  札幌記念 G2  6着  最上実績 G3 1着
△13 ウインイクシード  前走  中山金杯 G3  3着  最上実績 G3 2着
△3 ノーブルマーズ   前走  AJCC G2  13着  最上実績 G2 2着、G1 3着
×10 ゴーフォザサミット 前走  アルデバランOP 15着  最上実績 G2 1着

 例年なら『日経新春杯』と『AJCC』からの出走馬は『切り』にするのですが、参戦過程の初戦組が少ないため、例年と異なる結果になる懸念があるので、ノーブルマーズだけはG1での実績を考慮して残してみました。

 大穴候補としてもう1頭あげるなら、ノーブルマーズに『AJCC』で先着した

注9 サンアップルトン  前走  AJCC G2  10着  最上実績 G2 3着


 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

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10:
  RUF   フォロワー:0人 2011年10月24日(月) 02:48:13
ノド鳴りらしい
9:
  try   フォロワー:8人 2009年9月30日(水) 14:41:05
菊の◎
8:
  福招き猫(=゚ω゚=)   フォロワー:3人 2009年4月19日() 21:02:59
【皐月賞(GI)】(中山)
レース後のコメント
13着 リーチザクラウン(武豊騎手)
「描いていた最悪の展開になってしまいました。短い距離で逃げるなら折り合いがつくんですけどね。これで見ていた人も分かると思いますが、長い距離は向かないですよ」

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2013年2月3日 東京新聞杯 G3 16着
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