ジョーカプチーノ(競走馬)

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写真一覧
抹消  芦毛 2006年4月11日生
調教師中竹和也(栗東)
馬主上田 けい子
生産者ハッピーネモファーム
生産地浦河町
戦績23戦[6-3-3-11]
総賞金30,220万円
収得賞金8,000万円
英字表記Jo Cappuccino
血統 マンハッタンカフェ
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
サトルチェンジ
ジョープシケ
血統 ][ 産駒 ]
フサイチコンコルド
ジョーユーチャリス
兄弟 ジョープライドジョーアポロン
市場価格
前走 2012/05/12 京王杯スプリングC G2
次走予定

ジョーカプチーノの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
12/05/12 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 156116.3311** 牡6 57.0 藤岡康太中竹和也 526
(-6)
1.20.9 0.834.8サダムパテック
12/03/25 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 1881613.1411** 牡6 57.0 内田博幸中竹和也 532
(+10)
1.11.0 0.735.6⑦⑨カレンチャン
12/03/03 中山 11 オーシャンS G3 芝1200 16118.735** 牡6 57.0 内田博幸中竹和也 522
(-16)
1.09.5 0.335.2⑫⑩ワンカラット
11/11/26 京都 11 京阪杯 G3 芝1200 15593.426** 牡5 58.0 C.ルメー中竹和也 538
(+6)
1.08.6 0.534.0ロードカナロア
11/10/29 京都 11 毎日スワンS G2 芝1400 185107.032** 牡5 58.0 福永祐一中竹和也 532
(-4)
1.19.6 0.234.3リディル
11/08/28 札幌 11 キーンランド G3 芝1200 168153.329** 牡5 56.0 福永祐一中竹和也 536
(+4)
1.09.6 1.036.3⑥⑦カレンチャン
11/06/05 東京 11 安田記念 G1 芝1600 1881618.065** 牡5 58.0 福永祐一中竹和也 532
(+6)
1.32.1 0.134.9リアルインパクト
11/05/14 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 17474.023** 牡5 58.0 福永祐一中竹和也 526
(0)
1.20.2 0.033.5ストロングリターン
11/03/27 阪神 11 高松宮記念 G1 芝1200 16352.8110** 牡5 57.0 藤岡康太中竹和也 526
(-6)
1.08.9 1.034.7⑦⑥キンシャサノキセキ
11/01/29 京都 11 シルクロード G3 芝1200 16592.211** 牡5 58.0 藤岡康太中竹和也 532
(+10)
1.08.2 -0.132.6⑪⑩アーバニティ
10/12/11 中山 11 ラピスラズリ OP 芝1200 14461.711** 牡4 57.0 吉田豊中竹和也 522
(-4)
1.07.3 -0.234.1ベストロケーション
10/11/21 京都 11 マイルCS G1 芝1600 183615.679** 牡4 57.0 藤岡康太中竹和也 526
(0)
1.32.4 0.635.7エーシンフォワード
10/10/30 京都 11 毎日スワンS G2 芝1400 143424.0103** 牡4 58.0 藤岡康太中竹和也 526
(+38)
1.21.2 0.234.9マルカフェニックス
09/05/31 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 185921.1718** 牡3 57.0 藤岡康太中竹和也 488
(-2)
2.43.0 9.349.0ロジユニヴァース
09/05/10 東京 11 NHKマイル G1 芝1600 182339.8101** 牡3 57.0 藤岡康太中竹和也 490
(+2)
1.32.4 -0.334.7レッドスパーダ
09/04/11 中山 11 NZT G2 芝1600 16237.733** 牡3 56.0 松岡正海中竹和也 488
(0)
1.34.1 0.335.5サンカルロ
09/03/21 中京 11 ファルコンS G3 芝1200 186119.441** 牡3 56.0 藤岡康太中竹和也 488
(-4)
1.08.9 -0.034.8⑨⑧カツヨトワイニング
09/02/28 小倉 10 萌黄賞 500万下 芝1200 18128.841** 牡3 56.0 藤岡康太中竹和也 492
(+2)
1.08.9 -0.235.6ブライドルアップ
09/01/31 東京 9 クロッカスS OP 芝1400 1381319.277** 牡3 56.0 中舘英二中竹和也 490
(-14)
1.26.1 1.137.8サンカルロ
09/01/11 中京 1 3歳未勝利 ダ1700 14221.311** 牡3 56.0 中舘英二中竹和也 504
(-4)
1.47.3 -0.138.1ローレルセラヴィ

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ジョーカプチーノの関連ニュース

日本中央競馬会(JRA)の騎手で、レース中の落馬事故で入院していた藤岡康太(ふじおか・こうた)さんが10日午後7時49分、死去した。35歳。滋賀県出身。JRAが11日、発表した。6日に阪神競馬場で落馬し、頭部と胸部を負傷。関係者の話では、意識不明の状態が続いていた。中央競馬でレース中の落馬事故による死者は、2004年の竹本貴志騎手以来で20人目。

藤岡康騎手は6日の阪神7Rでスウィートスカーに騎乗。4コーナーで騎乗馬が前の馬に触れてつまずき、落馬。後続の馬と接触するような形となり、頭と胸を負傷した。担架に乗せられて病院へ搬送され、意識のない状態が続いていた。騎乗中の事故で亡くなったGⅠジョッキーは1993年の岡騎手以来。

10日に兄の佑介騎手が栗東トレセンで取材に応じ「本人の頑張りに期待するしかないというところで、僕たち家族も見守っています」と症状を明かしていた。

藤岡康騎手は藤岡佑騎手の弟で藤岡健調教師の次男。競馬学校23期生で同期には浜中騎手、丸田騎手、荻野琢騎手らがいる。2007年3月に栗東・宮徹厩舎からデビュー。当たりの柔らかいスマートな騎乗が持ち味で、初騎乗初勝利を挙げるなど、高い騎乗技術を披露していた。3年目の09年にはNHKマイルC(ジョーカプチーノ)でGⅠ初制覇。昨年はマイルCSナミュール)で14年ぶりのGⅠ勝利。2Rで落馬負傷したムーア騎手から、史上初めて当日の乗り替わりでGⅠを制した。「さらに頑張りたい気持ちになりました。帰って子供を風呂に入れないと」と気を引き締め、自己最多の63勝もマークした。30代半ばにして円熟味を増した手綱さばきを見せ、関係者からの信頼は厚かった。父・健一調教師の管理馬では、後方一気の末脚を繰り出したヒーズインラブで18年ダービー卿CTを勝利。喜びを分かち合った。

私生活では2020年に結婚し、昨年には第一子が誕生。女性アイドルグループ・ももいろクローバーZのファン「モノノフ」を公言して、トレセンではももクロの派手なジャンパーを着て調教に騎乗していた。騎乗馬やレース後の取材にも丁寧に応じ、多くの人から愛されたジョッキーが、帰らぬ人となった。

■藤岡 康太(ふじおか・こうた) 1988(昭和63)年12月19日生まれ、35歳。滋賀県出身。2004年に23期生としてJRA競馬学校に入学。07年に栗東・宮徹厩舎からデビュー。3月3日の中京1R(ヤマニンプロローグ)でJRA史上42人目となる初騎乗初勝利。09年NHKマイルC(ジョーカプチーノ)でJRA・GⅠ初制覇。23年マイルCSナミュール)でGⅠ2勝目を挙げた。JRA通算1万759戦803勝。重賞はGⅠ2勝を含む22勝。父・健一はJRA調教師、兄・佑介はJRA騎手。既婚。

藤岡康太騎手が死去 6日の阪神競馬で落馬負傷 2024年4月11日(木) 13:49

6日の阪神競馬で落馬し、入院治療中だった藤岡康太騎手(35)=栗・フリー=が10日、死去した。JRAが11日、発表した。頭部と胸部を負傷して、意識のない状態が続いていた。

藤岡康騎手は6日の阪神7R(ダ1800メートル)でスウィートスカーに騎乗し、4コーナーで騎乗馬が前の馬に触れてつまずき、落馬(馬は異常なし)。後続の馬と接触するような形となり、頭と胸を負傷した。自力で起きられず、担架に乗せられて病院へ搬送されていた。

10日に兄の佑介騎手が栗東トレセンで取材に応じ「現状、意識が戻っていない状態で、経過をみています。本人の頑張りに期待するしかないというところで、僕たち家族も見守っています」と症状を明かしていた。

藤岡康騎手は藤岡佑騎手の弟、藤岡健調教師の次男として2007年3月に栗東・宮徹厩舎からデビュー。当たりの柔らかいスマートな騎乗が持ち味で、初騎乗初勝利を成し遂げるなど、高い騎乗技術をルーキー時代から披露していた。デビュー3年目の09年にはNHKマイルC(ジョーカプチーノ)でGⅠ初制覇。昨年はマイルCSナミュール)で14年ぶりにGⅠを勝ち、自己最多の63勝もマーク。30代半ばにして円熟味を増した手綱さばきを見せ、関係者からの信頼は厚かった。

中央競馬でレース中の落馬事故による死者は、2004年の竹本貴志騎手以来で20人目。

■藤岡 康太(ふじおか・こうた) 1988(昭和63)年12月19日生まれ、35歳。滋賀県出身。2004年に23期生としてJRA競馬学校に入学。07年に栗東・宮徹厩舎からデビュー。3月3日の中京1R(ヤマニンプロローグ)でJRA史上42人目となる初騎乗初勝利。09年NHKマイルC(ジョーカプチーノ)でJRA・GⅠ初制覇。23年マイルCSナミュール)でGⅠ2勝目を挙げた。11日現在、JRA通算1万759戦803勝。重賞はGⅠ2勝を含む22勝。父・健一はJRA調教師、兄・佑介はJRA騎手。既婚。

◆近年のレースでの落馬による死亡事故

★岡潤一郎 JRAでデビュー6年目の1993年1月30日、京都競馬場で騎乗馬が故障を発生して落馬。後続の馬に頭部を蹴られ、意識不明の重体となった。病院に搬送されたが、肺炎を併発して2月16日に死去。

★竹本貴志 JRAでデビューした2004年の3月28日、障害戦に騎乗して落馬、頭部を負傷。病院に搬送されたが意識が回復せず、4月2日に死去した。

★柳田泰己 2022年8月3日、ニュージーランドのケンブリッジ競馬場で騎乗馬が転倒して落馬。後続の馬に頭を蹴られ、病院で治療を受けたが、回復の見込みがないとして9日に家族の同意のもと延命処置が終了、死去した。

★塚本雄大 2024年3月24日、高知競馬場で騎乗馬がつまづいて落馬。意識不明のまま病院に搬送されて手術を受けたが、この日のうちに死去した。

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【マイルCS】代打・藤岡康太が追い込み劇を完成させてナミュールがGⅠ初制覇 2023年11月20日(月) 06:51

藤岡康太(34)=栗・フリー=騎乗で5番人気のナミュールが抜群の追い込みを決めてGⅠ初制覇を飾った。ムーア騎手の負傷で急きょの乗り替わりになった鞍上は2009年のNHKマイルC(ジョーカプチーノ)以来のGⅠ勝利。2着に3番人気ソウルラッシュ、3着に7番人気ジャスティンカフェ。1番人気シュネルマイスターは7着、連覇を狙ったセリフォスは8着。



鮮やか過ぎる追い込み劇に場内がどよめいた。4コーナーで15番手にいた、ただ一頭の牝馬ナミュールが直線で牡馬陣を封じ込めてGⅠ初勝利を飾った。エスコートしたのはムーア騎手の負傷で代打に指名された藤岡康騎手。レース直後は右手を高らかに突き上げてガッツポーズを見せたが、会見はホッとした表情で切り出した。

「急きょの乗り替わりでしたが、これだけの馬ですし、レースは見ていたので…。馬のリズム、バランスを意識して乗りました」

持ち味の度胸の良さを発揮しての好騎乗で、実際の着差以上に強い勝ちっぷり。「外に出すときに他馬に迷惑をかけてしまったのでそこは自分のミスです」と反省したうえで「馬が本当によく頑張ってくれました」とねぎらった。

突然の鞍上交替。舞台裏はバタバタだった。3場開催で騎手が分散されているのに加えて、このレースも16頭立てで残された選択肢は少ない。高野調教師は「JRAさんから(ムーア騎手が)乗れないと聞きました。空いているジョッキーを選ばないといけないので、オーナーと相談して(藤岡)康太でいこうとなりました」と振り返る。限られた時間のなかで藤岡康騎手と綿密に打ち合わせをし、過去のVTRもチェックして全権を委任した。

「リラックスして馬を走らせれば最後の伸びにつながる、ということなので、それを意識して乗りました。手放しでは喜べない状況でしたが、引き揚げてきたときにムーア騎手が『おめでとう』と言ってくれたので、気持ちは楽になりました」

2009年NHKマイルC(ジョーカプチーノ)以来のGⅠ2勝目に鞍上は笑みを見せた。

秋華賞2着はあるが、8回目のGⅠ挑戦で頂点を奪取。今後に向けてトレーナーは「マイルで勝ちましたが、オークス(3着)、エリザベス女王杯(5着)でも走っていて、距離のレンジはあるでしょう。馬を整えていければ、どんなレースでも頑張ってくれると思います」と意欲を見せる。次走は未定だがGⅠ初制覇を弾みとしてナミュールが、さらなる高みを目指して進んでいく。(長田良三)

ナミュール 父ハービンジャー、母サンブルエミューズ、母の父ダイワメジャー。鹿毛の牝4歳。栗東・高野友和厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は㈲キャロットファーム。戦績13戦5勝。獲得賞金4億3655万1000円。重賞は2022年GⅡチューリップ賞、23年GⅡ富士Sに次いで3勝目。マイルCS藤岡康太騎手、高野友和調教師ともに初勝利。馬名は「サンブル川とミューズ川が合流するベルギーの都市。母名より連想」。

【アラカルト】

◆入場&売り上げ…マイルCSの入場者数は2万7917人で、阪神で行われた前年と比べて134・7%と増加。売り上げは173億6562万2900円で同90・0%と減少した。

藤岡康太騎手…7回目の騎乗で初勝利。これまでは2013年(サンレイレーザー)の6着が最高。JRA・GⅠは09年のNHKマイルC(ジョーカプチーノ)以来で通算2勝目。JRA重賞は21年の京都大賞典マカヒキ)以来で、通算22勝目。

高野友和調教師…5頭目の出走で初勝利。これまでは17年(クルーガー)の7着が最高。JRA・GⅠは昨年の秋華賞スタニングローズ)以来で通算5勝目。JRA重賞は前週のデイリー杯2歳Sジャンタルマンタル)に続く今年4勝目、通算25勝目。

◆騎手変更でのJRA・GⅠ勝利…グレード制が導入された1984年以降、13年桜花賞アユサン丸山元気騎手→C・デムーロ騎手)以来の2回目。ただ、丸山騎手は前日の落馬負傷。

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【中央重賞懐古的回顧】2010年シンザン記念 夏には溶けてしまう冬馬?種牡馬ガルボの意外な健闘ぶり 2023年1月4日(水) 15:00


週末に行われる中央重賞の過去の優勝馬をピックアップして回顧し、競馬の長い歴史の狭間できらめいた馬を紹介する「中央重賞懐古的回顧」。第46回は2010年のシンザン記念優勝馬ガルボを取り上げる。


高知のガルボマンボが大晦日の当地の大一番にて天下を取り話題沸騰のさなか、当連載に父親のガルボが登場である。ガルボと言えば個人的に思い出されるフレーズが一つある。

ガルボは冬に強くて夏に弱い。何故ならチョコレート菓子のガルボは夏は溶けてしまうから」

2010年代前半に彼が活躍していた頃、そんな根拠が不確かな風評が確かにあった。一種の競馬小話のようなものだし、真剣に取り合うのは無駄なことかも知れないが、そもそもお菓子のガルボの綴りは「Galbo」なのに対して馬のガルボは「Garbo」と表記する。日本人的には同じ発音だが、欧米人にしてみれば異なるのだ。

それはともかく、馬の方のガルボはいかにもSS直系らしい真っ黒な馬体と堂々たる流星を誇るグッドルッキングホースであった。3歳時にシンザン記念を勝った際には関東馬初の快挙としてちょっとした話題になったし、古馬になってからもマイル戦線の名脇役として随所で存在感を示し続けた。清水英克厩舎の看板ホースとして長らく光り輝いた彼は、種牡馬としても産駒は少ないながら健闘している。本当に大した馬である。

そんな種牡馬ガルボの特徴とは何か。芝ダートを問わずに活躍馬がいて、得意距離に関しても多種多様。そもそも同期の天皇賞馬ヒルノダムールに似通った血統の外貌からすれば本人がマイル前後を得意としていたのは不思議そのものだったが、現役時のイメージで見ると火傷しそうだ。先日の高知県知事賞にてガルボマンボを2400mの距離を理由に蹴った人は確実にいたはず。とりあえず「ガルボ産駒は意外と距離が持つ傾向にある」というのは声を大にして言いたいところである。

シンザン記念東京新聞杯などの勝利によって形作られた「ガルボ=冬馬伝説」も、7歳夏に函館スプリントSをひょいと勝ったことで崩れ去った。マンハッタンカフェ産駒のスプリント重賞勝ちはジョーカプチーノが制した2011年のシルクロードS以来の出来事だったのだが、考えてみればこの2頭も血統が似通っている。ヒルノダムールからジョーカプチーノ、あるいはグレープブランデーと、種牡馬マンハッタンカフェは多彩な資質を産駒に遺伝させた稀有な存在だったんだと今では思う。そう考えてみると、様々なタイプを送り出しているガルボは父の正当後継と言えなくもないか…?

比較的新しいお菓子というイメージがどことなくあったガルボは1996年発売開始という。お菓子のガルボが広末涼子が宣伝していた当初よりもサイズを小型化されてブランドとして生き残ったように、本格派マンハッタンカフェの産駒であるガルボはマイル以下に特化する形で現役時代を生き抜き、種牡馬入りを果たした。これは時代の流れに沿った生き残り戦略と言えなくもないだろう。種牡馬として万能を誇ったマンハッタンカフェだが、後継の境遇は決して恵まれているとは言えない。そのスケールは徐々に“小型化”されて、他の種牡馬がカバーしきれない分野で稼ぎつつ生き残る運命にあるのだろうか。

ガルボ
牡 青毛 2007年生
マンハッタンカフェ 母ヤマトダマシイ 母父ジェネラス
競走成績:中央42戦5勝
主な勝ち鞍:東京新聞杯 ダービー卿CT シンザン記念 函館スプリントS

(文:古橋うなぎ)

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【函館2歳S】ナムラリコリスが世代重賞V一番乗り! 2021年7月18日() 04:49

 函館2歳Sが17日、函館競馬場で11頭によって争われ、3番手で運んだ3番人気のナムラリコリスが直線で抜け出し、世代初の重賞ウイナーに輝いた。鞍上の泉谷楓真(ふうま)騎手(19)=栗・本田=はデビュー2年目でうれしい重賞初勝利。1馬身1/4差の2着に2番人気カイカノキセキ、3着には10番人気の未勝利馬グランデが入った。1番人気のポメランチェは7着。

 ◇

 海の見える競馬場で、明るい未来を切り開いた。2019年生まれ最初のJRA重賞ウイナーは、ジョーカプチーノ産駒のナムラリコリス。好位抜け出しを決めた泉谷騎手は、同世代のジョッキーで初の重賞制覇となった。

 「最後は抜け出すのが早くなったけど、馬の力で勝てました。(重賞初勝利は)素直にうれしいです」

 会心の笑顔にあどけなさが残る19歳。タイトル奪取までの過程はプロに徹していた。重賞挑戦を見据え、前走ではムチを封印し、余力を残して勝利をつかんだ。最終追い切りでは馬の後ろで我慢を教え込ませるなど、描いた青写真通りのV。デビュー2年目とあって「自分の中では重賞を勝つのに時間はかかった。これからもっと頑張ります」と、さらなる向上心を燃やす。

 「(泉谷騎手と)2人で話した通りのレース。安心して見ていられた」と、大橋調教師はフレッシュコンビに最敬礼。「3回使ったので休養させます。距離が延びても大丈夫そうなので1400メートル、1600メートルも考えたい」と、今後のビジョンを語った。(内海裕介)



★17日函館11R「函館2歳S」の着順&払戻金はこちら



ナムラリコリス 父ジョーカプチーノ、母ナムラキッス、母の父マツリダゴッホ。芦毛の牝2歳。栗東・大橋勇樹厩舎所属。北海道浦河町・桑田正己氏の生産馬。馬主は奈村睦弘氏。戦績3戦2勝。獲得賞金3929万9000円。重賞は初勝利。函館2歳S大橋勇樹調教師、泉谷楓真騎手ともに初勝利。馬名は「冠名+花の名前」。

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【血統アナリシス】函館2歳ステークス2021 昨年はSeeking the Goldの血を引く馬のワンツー決着、母の父サクラバクシンオー系も存在感を示す 2021年7月16日(金) 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は函館2歳ステークス2021・血統予想をお届けします!


世代最初のJRA重賞として施行されるようになった1997年以降、本競走では2勝以上を挙げた種牡馬がいないことも特徴のひとつとなっており、昨年は10番人気リンゴアメが勝利したことでマツリダゴッホが種牡馬としての初勝利を飾っている。また、勝ったリンゴアメは母の父マイネルラヴ、2着ルーチェドーロはマクフィ産駒なので、昨年は父または母の父がSeeking the Gold系の2頭によるワンツー決着でもあった。なお、Unbridledやフォーティナイナーの血を引く馬も人気不問で好走する傾向にあるので、同じMr. Prospector系種牡馬としてSeeking the Goldと併せて注目しておきたい。

ほか、母の父サクラバクシンオーも15年ブランボヌール、19年ビアンフェの2頭が姉弟制覇を果たすだけでなく、14年タケデンタイガーが11番人気2着と大駆けするなど存在感を示しており、母の父サクラバクシンオー系として見ても18年にカルリーノ(母の父ショウナンカンプ)が3着と好走している。

ポメランチェは、父キングカメハメハ×母オレンジティアラ(母の父サクラバクシンオー)。母オレンジティアラは全4勝を芝1200mで挙げたスプリンターで、09年小倉2歳S・3着など早期重賞でも活躍した実績を持つ。なお、近親には93年札幌3歳Sを制したメローフルーツがいる。前述のとおり、母の父サクラバクシンオーは好相性を示しており、父キングカメハメハも種牡馬としてJRA重賞初制覇を飾った所縁あるレース。小柄で仕上がり早なタイプとはいえ、新馬はスピードの違いをまざまざと見せつける完勝だったので、重賞でも楽しみは大きい。

イチローイチローは、父カレンブラックヒル×母クリンゲルベルガー(母の父スウェプトオーヴァーボード)。父系にUnbridled、母系にフォーティナイナーの血を引くことから函館2歳S向きの血統と言えそうで、カレンブラックヒル産駒も昨年にラヴケリーが3番人気3着と順当に好走した実績を持つ。使いつつと思案された新馬は4頭横並びの接戦を制する勝負根性を見せており、今年の北海道開催は変則日程となることから、連闘でも同じ函館芝1200mの舞台を経験していることは強みとなりそうだ。

ナムラリコリスは、父ジョーカプチーノ×母ナムラキッス(母の父マツリダゴッホ)。ジョーカプチーノ産駒は実質的に函館2歳Sに初出走となるが、函館芝1200mでは抜群の成績を残しており、重賞でもジョーマンデリンが20年函館スプリントSで3着となっている。なお、ジョーカプチーノの母の父フサイチコンコルド、本馬の母の父マツリダゴッホも種牡馬として函館2歳S勝ち馬を出していることにも注目したい。新馬ではポメランチェにこそ水をあけられたが、自身の走破タイムも従来のレコードより0秒4速かった。函館替わりも苦にせず、2戦目で順当に勝ち上がった競馬センスは非凡。


【血統予想からの注目馬】
ポメランチェ ③イチローイチロー ⑪ナムラリコリス

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ジョーカプチーノの関連コラム

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前回のシナリオ攻略の続きになります。

難関の第8話「芦毛で天皇賞(春)(GⅠ)を勝利しよう」です。天皇賞(春)自体がそもそも難関GⅠですが、さらにそれを芦毛の馬で勝つ……という条件が加わります。



芦毛の馬を作るには

芦毛の仔は芦毛の親からしか今のところ生まれていません。つまり芦毛の馬を作るには、芦毛の種牡馬か繁殖牝馬を使って配合をする必要があります。

以下が芦毛の種牡馬です。天皇賞(春)を勝つレベルの馬が狙いなので、パラメータのいい種牡馬のみに絞っています。

★5 ゴールドシップ
★5 タピット
★4 アドマイヤコジーン
★4 スウェプトオーヴァーボード
★3 キャプテントゥーレ
★3 ジョーカプチーノ
★3 チチカステナンゴ

★5や★4の種牡馬は持っていないプレイヤーもいると思いますので、実践しやすい配合としては★3のキャプテントゥーレジョーカプチーノ、チチカステナンゴが候補になるでしょうか。

一方、芦毛の繁殖牝馬は以下のとおり。「優」と「良」に絞ると2頭のみです。

[優・スタミナ型]ヨロコビノウタ
[良・バランス型]スリートリック

これらの馬を使っていかに強い馬を作るか……を考えることになります。


▲芦毛の馬は意外に少ない。クロスを使いやすいジョーカプチーノはおすすめの1頭。



芦毛で強い馬を狙う配合

当初はあれこれと配合を考えたのですが、結局天皇賞(春)を勝てたのは以下のように流れの中で生まれた馬でした。

【例1】自家生産繁殖牝馬にジョーカプチーノを付けて芦毛の産駒を作る

これは友人の牧場ですが、手頃な★3で実績Bの種牡馬(トウケイヘイロー→ハーランズホリデー→ミッキーアイル)で血統を伸ばしつつ、ジョーカプチーノを付けたところスピードA・スタミナEの馬が生まれました。

配合理論は速力クロス1本のみ。母はスピードC・スタミナDで「将来はGⅠも」コメントです。





【例2】最初に芦毛の牝馬を作り、そこから芦毛で自家生産の血統を伸ばしていく

最初にジョーカプチーノ×メゾンフォルティーで芦毛の牝馬を作り、上記と同様に★3で実績Bの種牡馬(ナカヤマフェスタ→ティンバーカントリー→トウケイヘイロー)をつないでいったところスピードAの馬が生まれました。

産駒は半分以上が芦毛なので、芦毛で血統をつないでいくのはけっこう簡単です。

配合理論は速力と底力のクロスが2本ずつ。母は馬体解析をしていないので能力は不明ですが、1歳時コメントは「バネ」「優しい」「スピード」「落ち着き」「早熟」、戦績は牝馬GⅠ2勝という馬でした。





天皇賞(春)を勝つためには

天皇賞(春)は非常にスタミナを要するレースで、スタミナがないと4コーナーで大きく後れを取る感じがあります。敵はゴールドシップをはじめキズナフェノーメノエイシンフラッシュなど強敵ぞろいなので、早めに仕掛けて抜け出さないと勝つのは至難です。

ならば上記で紹介したようなスピード一本槍の馬でどうするのか……というところですが、天皇賞(春)限定でスタミナアップする才能「春風」を付けると劇的に走りが変わるのです。


▲「春風」Lv.6を付けて挑み、後続を7馬身ぶっちぎった。



スピードAの出足で先頭に立ち、才能「春風」のスタミナ補強で絶好のスパートを切る……という形ですね。


▲こちらはゴールドシップフェノーメノの猛追を振り切って勝利。



なお才能「春風」は、阪神大賞典日経賞大阪杯のいずれかを勝つと特別調教師を獲得できます。どれも難易度の高いGⅡですが、この中では距離の短い大阪杯が比較的勝ちやすくておすすめです。

日経賞も距離は長いですが敵薄の年がときどきありますので、スタミナ豊富な馬や才能「快走」などでスタミナ補強された馬なら挑んでみる価値はあります。



★ダビスタ名人・横井顕もリアルタイムで遊んでいる「ダービースタリオン マスターズ」をいますぐダウンロード →
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○執筆者プロフィール
横井 顕(よこい・けん)
 ゲームが趣味かつ仕事のフリーライター。1994年に『ダービースタリオンⅡ』の公式全国大会で優勝し、以後ゲーム攻略記事に携わる。『ダービースタリオンⅢ全書』(アスキー出版)、『ダービースタリオン96全書』(アスペクト)など90年代の作品から、最近の『ダービースタリオンGOLD全書』(KADOKAWA)まで、シリーズ全般の攻略記事を執筆。現在は最新作『ダービースタリオンマスターズ』をプレイし、本サイトで攻略コラムを公開中。


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2013年1月23日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第220話シルクロードS(謎解き編)~
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第220話 「シルクロードS

先週は風邪で寝込んでいたのでお休みさせて頂きました。
ほとんど回復したのでまた今週から頑張ります。


08年 33.7-35.4 =1.09.1 △4△7△4 消耗戦
09年 33.6-34.9 =1.08.5 △1△7△5 消耗戦
10年 34.4-33.7 =1.08.1 △1▼2△5 平坦戦
11年 34.8-33.4 =1.08.2 ▼2▼2△5 平坦戦
12年 34.1-34.2 =1.08.3 ▼1△3△6 平坦戦

08年09年はテン速い消耗戦で差し追い込み馬の独壇場となったレースでしたが近3年はテン34秒台の平坦戦で瞬発力勝負といった内容のレースでした。
どちらの展開になるかはかなり重要ポイントになりますが基本的には後者の平坦戦の確率が高いと思われます。
昨年はテンが速いエーシンダックマンが逃げたにも関わらず激流とならなかったのでそう考える方がスタンダードなのかなぁと。
次に過去5年の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
ファイングレイン  【瞬1平2消2】
アーバンストリート 【瞬0平4消2】
アルティマトゥーレ 【瞬3平4消0】
ジョーカプチーノ  【瞬1平5消1】
ロードカナロア   【瞬2平5消0】
2着馬
コパノフウジン   【瞬1平5消6】
ソルジャーズソング 【瞬1平4消2】
ショウナンカザン  【瞬0平4消9】
アーバニティ    【瞬4平1消2】
エーシンダックマン 【瞬1平3消5】

近3年の1着馬がやはり特徴的で消耗戦連対の経験があったのはジョーカプチーノの一度のみ。
どちらかといえば瞬発戦平坦戦実績重視というレースだと思われます。
テン速い消耗戦になればアーバンストリートの様な馬でもOKと言えますがそれでも平坦戦実績は高い馬でした。
消耗戦に特化した成績の馬では厳しいとみるべきでしょう。
但し、2着馬になるとショウナンカザンの様なタイプの馬でも来ているので注意です。

近3年の展開で決め付けて考察しますが、前走では逃げ先行だった馬の方が有利となっています。
【前走脚質】
逃げ先行 3-2-1-15 勝率14.3% 連対率23.8% 複勝率28.6%
差し追込 0-1-2-23 勝率 0.0% 連対率 3.8% 複勝率11.5%

あとは斤量が重くなっている馬が有利という傾向です。
【斤量別成績】
今回増 3-1-0-12 勝率18.8% 連対率25.0% 複勝率25.0%
同斤量 0-1-1-10 勝率 0.0% 連対率 8.3% 複勝率16.7%
今回減 0-1-2-17 勝率 0.0% 連対率 5.0% 複勝率15.0%

私のイチオシはマジンプロスパー
本来1200mは短い馬で1200m戦で勝利したのは重馬場中京のCBC賞と34.5-34.1で後傾ラップだった醍醐Sの2レース。
昨年のシルクロードSは34.1-34.2というイーブンペースで0.5秒差8着に敗退しましたが今年は確固たる逃げ不在のメンバーでアイラブリリ辺りがハナ切るようならスローの後傾ラップになる可能性が十分あります。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
マジンプロスパーサドンストームニシノビークイック

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2012年5月2日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第183話NHKマイルC(謎解き編)~
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第183話 「NHKマイルC」


07年 34.2-24.3-35.8 =1.34.3 ▼8△2△9 瞬発戦 稍重
08年 34.6-24.6-35.0 =1.34.2 ▼8▼5△9 瞬発戦 稍重
09年 34.3-22.9-35.2 =1.32.4 ▼2△2△3 平坦戦
10年 33.4-22.9-35.1 =1.31.4 ±0△1△4 消耗戦
11年 33.9-23.7-34.6 =1.32.2 ▼6△1△5 瞬発戦

過去3年はとにかく時計が速い。
馬場が異なるのでこの数字がそのまま当てはまるとは限りませんが安田記念でも即通用する時計で走破しています。
昨年3着だったリアルインパクトが次走安田記念を勝利したのは(斤量差という理由もありますが)まぐれでも何でもなくもしかしたら新黄金ローテにもなり得る結果だったでしょう。
過去5年のNHKマイルCを見てみると瞬発戦ありの消耗戦ありのレース傾向で瞬発コースにしてはバラバラ。
共通な部分とすればテンの方が上がりよりも速い前傾ラップになっていることです。
09年こそ番手先行したジョーカプチーノが勝利しているものの基本的には差し追い込み馬が有利なのはテンから飛ばす流れになっているからだと思います。

では連対馬のラップギアを見てみましょう。

ピンクカメオ    【瞬2平1消1】
ディープスカイ   【瞬5平1消0】
ジョーカプチーノ  【瞬1平3消1】
ダノンシャンティ  【瞬3平0消0】
グランプリボス   【瞬1平2消0】
2着馬
ローレルゲレイロ  【瞬3平2消0】
ブラックシェル   【瞬4平1消0】
レッドスパーダ   【瞬3平0消0】
ダイワバーバリアン 【瞬1平2消0】
コティリオン    【瞬2平1消0】

瞬発コースですがやはり注目すべきは平坦戦実績。
10頭中平坦戦実績がなかったのはたったの2頭でした。
(しかも平坦戦実績がなかった2頭は平坦戦の経験そのものがありませんでした)
速い流れになりやすいレースなので脚を溜めなくても末脚を発揮できる馬というのが有利になると思われます。

その他ではこのレースは
・前走重賞組が有利
・前走1600m以上有利
・前走好調馬が有利
という傾向にあります。
前走大敗から巻き返したのは07年のピンクカメオムラマサノヨートー、それに11年のリアルインパクトの3頭ぐらいで
皐月賞6着以内
・以外の重賞で3着以内
というのが目安になります。
上記の3頭をレアケースとするか否かが馬券とすればポイントになってくるでしょう。

今年のメンバーでこれらの条件をクリアしている馬は
カレンブラックヒルセイクレットレーヴブライトライン
NZT上位馬のみ
次点では
・前走大敗だがリアルインパクトパターン
アルフレード
・平坦戦実績なし
ジャスタウェイハナズゴールマウントシャスタ

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ブライトラインマウントシャスタアルフレード
NZT上位3頭の扱い方がポイントで舞台が府中に替わり差し有利のNHKであればブライトラインが逆転するだろうと。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
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2011年6月6日(月) 00:22 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第118話安田記念(解決編)~
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12.3-10.7-10.9-11.5-11.6-11.2-11.6-12.2 =1.32.0
(33.9-23.1-35.0) ▼4△6△6 平坦戦

これで安田記念は3年連続でテンの3Fが33秒台という結果になりました。
シルポートはテンをそろっと出たい馬なので今年は激流にならないと予想していましたがいやはや激流でした。
スタートしてシルポートがハナに立ちますが外からリアルインパクトが直ぐに内に寄せてシルポートと併走するような感じになります。
それは困るとばかりにシルポートは飛ばしますがリアルインパクトは番手を確保した時点で一旦馬を落ち着かせる。
一方、外枠スタートのジョーカプチーノリアルインパクトとは対照的にスタートして真っ直ぐ馬を走らせます。
スタート地点から3コーナー入り口までを最短距離で斜めに走らせる様なコース取りです。
シルポートは後ろから突かれた訳ではないですが少し離れた距離でハナ争いをしてる感じになりました。
これらの要素が組み合わさってテンの激流が完成です。

ここまで来て緩めても仕方ないシルポートは中盤23.1秒で流し直線向いて▼4の加速。
負けはしましたがこの速い流れにも関わらず▼4と加速したのは力のある証拠だと思います。
ここで抜け出してきたのは3歳馬リアルインパクト
ラスト1Fでシルポートジョーカプチーノも交わすとそのまま粘り込んでストロングリターンの追撃を封じてのGⅠ制覇となりました。
相手は違いますが瞬発力ではグランプリボスに完敗だったことから今回は先行して押し切る戦法に切り替えたことがズバリ的中した結果となりました。
最後馬を我慢させる展開となったので地方騎手の戸崎Jの手腕というのも大きかったと思われます。
それと何気に大きいのは斤量差。
3歳馬は古馬に比べて4kg斤量が軽い設定となっています。
近年のNHKマイルCと安田記念を比較してみると

NHKマイルC → 安田記念
09年 1.32.4 → 1.33.5
10年 1.31.4 → 1.31.7
11年 1.32.2 → 1.32.0

となっています。
開催時期が異なるので単純な時計比較は出来ませんが近年のNHKマイルCは安田記念にそれほど劣るものではありません。
NHKマイルCで好走出来た馬が斤量差もあって安田記念でも好走するのは今思えばそれほど驚くべきことではなかったかもしれませんね。
近年の古馬短距離レースではエース不在の状態が続いているという要因もあるかなとも思います。
この結果から来年以降NHKマイルC→安田記念というローテの3歳馬が増える気がしますねぇ。
但し、注意点とすれば今回のリアルインパクトの様にNHKマイルC後も余力を残しての参戦でないと厳しいかもしれません。
リアルインパクトは今回の安田記念で春3走目でした。

2着3着は内でじっと我慢していた差し馬のストロングリターンスマイルジャック
こちらの差は内を突いたストロングリターンと外を回したスマイルジャックのコース取りの差だったと思います。
タフな内容のレースになるとやはり内枠でインベタの馬と先行馬が有利になりますね。
馬場向上で開催後半になってもそれほど外差し馬場にならないのも大きいと思います。

1番人気のアパパネは6着に敗退。
レースの流れ自体は前走のヴィクトリアMと似たものであり位置取りも同じ様なものでした。
これで伸び切れなかったのはやはり前走から中2週という詰まったローテが要因だと思います。
ヴィクトリアMがもう少し緩い内容であれば余力を残しての参戦となったでしょうがダメージはあまり抜けていなかったということでしょう。
元々休養明けは走らず2走目できっちり仕事をする馬なので常にハイパフォーマンスで走れる訳ではないと思います。
昨年秋も秋華賞勝利→エリ女3着で一仕事を終えてからのパフォーマンスは若干落ちてましたしね。

さて、春シーズンのGⅠも残るは宝塚記念だけとなりました。
ペルーサが回避となって残念ですが他の馬は故障なく出走して来て欲しいと思います。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
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2011年3月25日(金) 19:00 ウマニティ編集長
予想のメキキ ~2011年 高松宮記念~
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昨秋のGⅠレース前にお届けてしていた『予想のメキキ』が今週から復活です。対象レースは、東日本大震災後、最初に開催されるGⅠ高松宮記念。被災地はもちろんのこと、いまは日本中が厳しい状況の最中にありますので、全国の競馬ファンが熱くなれるような、素晴らしいレースが展開されることに期待したいですね。
本日紹介するのは、震災の被害が大きかった東北を地元とする(現在は仙台在住の)スガダイさん。今回電話取材するにあたり、「僕の住んでいるところは大きな被害の少ないエリアだったので、生活するのに若干不自由な面はあるものの、なんとかやっています。海沿いの地域はまだまだ大変な状態が続いていますが、僕は僕として頑張っていくだけです。“いつも通り”を心がけ、高松宮記念も精一杯予想しました」という力強いコメントをいただきました。ピンチに強い男、大舞台で底力を発揮する男ゆえに、今週は“いつも以上”のパフォーマンスを見せてくれるのではないかという気がします!

今年は阪神芝1200mが舞台となりますが……。

「とくに気にする必要はないでしょう。ふつうの千二のGⅠとして予想すればいいと思います。むしろ、通常の中京最終週開催のときは荒れた馬場を十分に考慮して予想する必要がありますが、いまの阪神はそこまで気をつかうほど馬場は悪くないので、よりシンプルに考えればいいんじゃないでしょうか。ただ、決して馬場状態がいいというわけではなく、差しも届く馬場ということは頭に入れておいたほうがいいと思います」

ブエナビスタレーヴディソールのような絶対的な存在がいませんね。

「そうですね。絶対に来ないと断言できる馬がほとんどいないので、混戦といえば混戦といえるでしょう。ただ、僕はある程度の人気サイドで順当に決着するとみています。的中の鍵を握るのは、馬選びよりも馬券の組み立てのほうになるかと」

その上位人気で、取捨がポイントになりそうな馬は?

ジョーカプチーノですかね。この馬がおそらく1番人気になると思うんですが、人気ほど信頼できるかというと、ちょっと微妙な気がします。前走はスローなのに追い込みが決まるという、特殊なレースでした。32秒6で上がっている馬が2頭いたように、かなり極端な馬場だったんです。今回、同じようなレースの質になるとはとうてい思えません。外せないけど過信は禁物。そんな存在だと思います」

強いて切る馬をあげるとしたら……。

「そこそこ人気しそうな馬のなかから選ぶのなら、レッドスパーダかなぁ。前走は58キロのダッシャーゴーゴーと59キロのキンシャサノキセキに完敗しましたよね。同じ斤量の今回、逆転するのは難しいと思います。枠順的にも、外からジョーカプチーノにかぶせられそうなので、展開面からも厳しいと判断しています」

ある程度の上位人気で決着しそう、というのはかなり大きなヒントですね。スガダイさんが注目している馬は、ほぼ見えてきたのではないでしょうか。そうなると、気になってくるのは馬券の買い方。スガダイさんの芸術的な資金配分を参考にしたい方は、ぜひ最終結論をご覧になってください。

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2011年3月23日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第106話高松宮記念(謎解き編)~
閲覧 686ビュー コメント 0 ナイス 7

第106話 「高松宮記念

今年の最大のポイントは当たり前ですが阪神コースを開催されるということ。
攻略の鍵はここでしょう。
まずは阪神芝12コースについて簡単に説明しましょう。
阪神コース詳細

スタート地点は向正面の中間辺りで内回りコースを使用します。
スタートしてから最初の3コーナーまでの距離が243m。
これが一つのポイントであまり距離がありません。
なのでテンの3Fが速くならない傾向にあります。
かといって残り800m付近(3~4コーナーの中間)から下り坂が続くため脚を溜める区間は(コースレイアウト的には)存在しません。
逃げた騎手が3コーナーを回ってどう騎乗するのか、で展開が左右されるということです。

このコースの重賞といえば秋に行われるセントウルSがあります。
そのセントウルSは00年以降
瞬発戦:2回、平坦戦:3回、消耗戦:5回
という内訳でした。
(注意:06年の阪神改装で3コーナーのレイアウトが若干変更にはなっています)
瞬発戦が2回というのが特徴的で「バリバリのスプリントコースではない」と言えるでしょう。
これはテンの緩さが要因と思われます。

その07年以降のセントウルSをベースに考察をしたいと思います。
セントウルS平均ラップ】
33.65-33.90 =1.07.55 △3±0△7 前後半3F差=+0.25

まず今回の高松宮記念と比較にならないのは時計の速さ。
セントウルSは野芝100%の秋の阪神で、しかも開幕週に開催されるため高速レースとなっています。
高松宮記念は阪神の連続開催に加えて洋芝も使用されたオーバーシードとなっているため力の要る馬場となっています。
参考として芝の草丈の比較は以下の通りとなっています。
10年セントウルS開催時 : 野芝約10~12cm
先週の阪神開催時 : 野芝約6~8cm、洋芝約10~14cm

では何を参考にするのか?
前後半3F差の+0.25秒という数字でしょう。
スプリント戦で+0.25秒という数字はかなり小さいものです。
06年以降の中京で開催された【高松宮記念の平均ラップ】は

33.50-34.62 =1.08.12 △2±0△6 前後半3F差=+1.12

となっていて前後半3F差は+1.12秒と大きい数字です。
これによって「脚質の有利さ」が違ってきます。
セントウルSの方が前有利、中京の高松宮記念の方が中団からの差し有利(追い込みは有利ではありません)となっています。
なので今年の高松宮記念は例年に比べると「前有利」となります。
しかし、上記にも書いた通り逃げ馬のペース次第で展開が大きく変わりやすいコースなので先行激化のメンバーになった場合は前有利とも言えなくなります。

まとめると「ある程度位置を取れて上がりを使えるタイプの馬」が狙い目となります。
これに出走メンバーから先行有利か中団有利かをサジ加減し、最後に「ラストの急坂適性」のスパイスを加えれば今年の高松宮記念予想の完成になると思われます。

今年の出走メンバーを見るとキンシャサノキセキジョーカプチーノダッシャーゴーゴー辺りの人気が予想されます。
あまりマイナス要素がないなという印象で波乱の確率は低い気がします。
この3頭の中ではジョーカプチーノがやや不安。
中山コースでの勝ち鞍はありますが基本的には東京京都の方が向いている馬で阪神開催はマイナスでしょう。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ダッシャーゴーゴーキンシャサノキセキサンカルロ
馬連はこの2頭で固い気がします。
ひっくり返すとすればやはりジョーカプチーノなのかも・・・。


(補足)
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ジョーカプチーノの口コミ


口コミ一覧
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【きょうは何の日?】 2009年5月10日 【ジョーカプチーノ】【NHKマイルカップ】

今回の続きは【軸うまおやじ】
【ウマニティ】 競馬ブログ・ランキングTOP50
【 https://jikujikuumauma.blog.jp/ 】
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競馬【YouTube】作りましたのでよろしくお願いします。
【https://www.youtube.com/channel/UC-6TOK-P1AEykkw1ij0fSvA】
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~軸うまおやじからのお願い~

馬券の購入は20歳になってからです。20歳未満の方は競馬法第28条により勝馬投票券の購入および譲り受けることはできませんのでご注意ください。(JRAホームページより一部引用)
はじめまして、こんにちは。軸うまおやじです。

2009年5月10日はNHKマイルカップで10番人気のジョーカプチーノが勝利した日です。
新馬戦では噂通りの良血馬で圧倒的1番人気だったものの、なかなか勝てず未勝利戦で苦労をしていました。やっと未勝利戦を勝てたと思いきや陣営は次のレースは芝へ変更され私、軸うまおやじは芝で大丈夫なのだろうか...とイヤな予感がしておりました。
そのイヤな予感が的中?したのか、それとも不良馬場の影響なのか大敗!
それでも諦めない陣営関係者!

次走は【芝】ファルコンステークスへ出走し見事に1着で勝利。
続くも【芝】ニュージーランドトロフィー(GII)も3着。
勢いそのままにこのNHKマイルカップへ出走してきました。
とはいえ重賞の実績があってもさすがにGⅠは強豪揃いですので当日の人気はまさかの10番人気に...

しかしこの馬は他の馬とは違っていました!
不人気だって何のその、スムーズにスタートし道中も後続を引き離し先頭には2頭いましたが独走状態。第4コーナーを回っても後続はまだこない!逃げを保ちそのまま1着でゴールへ。
今になってつくづく思うのですが陣営関係者のこの馬に対して諦めずに信じる姿がすごく素敵であの時のダートから芝への変更こそがこの馬を勝利に導かせたのではと思います。
ジョーカプチーノ、競馬ファンとして感動をありがとう。
以上、軸うまおやじの『今日は何の日?』でした。
ご覧いただきありがとうございました。次回もどうぞよろしくお願いします。

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今回の続きは【軸うまおやじ】
【ウマニティ】 競馬ブログ・ランキングTOP50
【 https://jikujikuumauma.blog.jp/ 】
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競馬【YouTube】作りましたのでよろしくお願いします。
【https://www.youtube.com/channel/UC-6TOK-P1AEykkw1ij0fSvA】
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次回もどうぞよろしくお願いします。     

【軸うまおやじ】
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 グリーンセンスセラ 2017年3月19日() 02:16
穴馬のビッグチャンス到来!? 
閲覧 415ビュー コメント 0 ナイス 0

今週も武豊の穴馬にビッグチャンス到来!重賞穴馬データ公開中~阪神大賞典・スプリングステークス・ファルコンステークス・フラワーカップ~─Gambling Journal ギャンブルジャーナル/ 2017年3月18日 15時30分 http://biz-journal.jp/gj/2017/03/post_2884.html


先週は金鯱賞でスズカデヴィアスが13番人気3着、中山牝馬ステークスでトーセンビクトリーが5番人気1着、クインズミラーグロが7番人気3着と推奨した4頭の内3頭が馬券圏内に好走。そして、中山牝馬ステークスはなかなかの好配当となり美味しいレースだった。今週も過去の傾向をしっかりチェックし、激走馬を見極めたい。

■阪神大賞典

 現在4年連続で1番人気が勝利しており、人気通りで決着する傾向にあるこのレース。天皇賞(春)の前哨戦であることと、古馬最強クラスの馬が復帰戦に選ぶ傾向にあるのが、その理由としてあげられるだろう。
 過去の優勝馬もディープインパクト、ゴールドシップ、ナリタブライアン、スペシャルウィーク、テイエムオペラオーなど時代を代表する馬がズラリと並ぶ。今年はサトノダイヤモンド、シュヴァルグランといった実績馬が出走するものの、3着争いは混戦模様。今回は過去10年、5番人気以下で3着以内に飛び込んだ8頭の傾向から、その可能性を持つ激走馬をしっかり探したい。

・騎手は関西所属が優勢で関東所属騎手は除外
・調教師は関西所属のみ
・激走年齢は4~8歳
・馬体重は452-552kgと軽量馬は軽視
・前走人気は1~9番人気の馬に注目
・前走着順は5~16着で4着以内の馬は除外
・前走のレースは重賞のみ
・前走の距離は2000m以上
・重賞で勝利実績が必要

 以上の項目から浮上する今年の穴馬候補は以下の2頭だ。

次のページ 阪神大賞典の狙い目!?


レーヴミストラル
----------------------
昨年の日経新春杯を勝利するなど重賞制覇経験がある同馬。不振が続くがここは激走条件が揃って注目の一頭。

ワンアンドオンリー
----------------------
不振が続いていた日本ダービー馬だが前走好走で復調気配も。各条件に合致しており2強以外なら十分に負かせるメンバー構成。

 この2頭にサトノダイヤモンド、シュヴァルグランを加えた馬券がオススメだ。

■スプリングステークス

 弥生賞同様に上位3着までに皐月賞の優先出走権が与えられるトライアルレース。過去にオルフェーヴル、メイショウサムソン、ロゴタイプといった馬が、ここを勝利して本番の皐月賞も優勝しているようにかなり関連性が高く重要なレースだ。過去10年、6番人気以下で3着以内に激走した8頭の傾向は以下の通り。

・騎手は関東所属が優勢
・馬体重は470-508kgと軽~中量馬は軽視
・前走人気は1~5番人気の馬
・前走着順は1~7着まで
・前走のレースは500万クラス出走組が要注意。次いでオープン特別とG3戦出走馬
・前走の距離は1600~1800m出走馬
・前3走以内に2着以内の好走実績がある馬のみ

 以上の項目から浮上する今年の穴馬候補は以下の2頭だ。

次のページ スプリングの狙い目!?

アウトライアーズ
----------------------
見事に各条件に合致する穴馬。重賞初挑戦だが期待は大!

ウインブライト
----------------------
こちらも各条件に合致する穴馬。前走快勝の中山1800m戦ならこの相手でも上位争いは可能。

 この2頭にサトノアレス、モンドキャンノ、エトルディーニュ、トリコロールブルーを加えた馬券がオススメだ。

■ファルコンステークス

 NHKマイルCを目指す馬とクラシックを断念した馬、そしてデビューから短距離路線を走る馬など様々な馬が出走し、その結果過去10年で1番人気はわずか2勝と難解なレースとなっている。特筆すべきは9~14番人気の超人気薄馬が多く激走していることでその数8頭。今年はどんな激走馬が出走するのか、過去の傾向からその候補馬を洗い出したい。

・騎手は関西所属が優勢
・調教師は関西所属が優勢
・性別は牡馬が優勢
・馬体重は396-498kgに注目、500kg以上の馬は軽視
・前走人気は3~10番人気に注目
・前走着順は1~12着
・前走のレースは500万クラス、オープン特別とG3戦出走馬に注目
・前走の距離は1400~1600m出走馬がほとんど
・前3走以内に勝利、最低でも3着以内の好走実績が必要

 以上の項目から浮上する今年の穴馬候補は以下の2頭だ。

次のページ ファルコンSの狙い目!?

ジョーストリクトリ
----------------------
減点はあるものの各条件に合致する穴馬。先週も重賞を勝利するなど勢いに乗る武豊騎手の騎乗も注目。父ジョーカプチーノは2009年のこのレースの優勝馬でもある。

マイネルバールマン
----------------------
こちらも減点はあるものの最小限で注目の穴馬。こちらも父ジョーカプチーノで面白い存在。

 この2頭にコウソクストレート、ボンセルヴィーソ、ナイトバナレットなどを加えた馬券がオススメだ。

■フラワーカップ

 桜花賞トライアルではないものの、桜花賞出走に必要な賞金の加算(2着以内)へ最後のチャレンジとなるこのレース。桜花賞の前哨戦の中では特に波乱傾向のある重賞で、現在6年連続で人気薄馬が馬券圏内に激走している。今年はどんな穴馬がいるのか、過去の傾向からしっかりチェックしたい。

・騎手は関東所属が優勢
・調教師は関東所属が優勢
・馬体重は396-498kgに注目、500kg以上の馬は軽視
・前走人気は1~6番人気に注目
・前走のレースは3歳未勝利、500万クラス、G3戦出走馬に注目
・前走の距離は1600m戦出走馬が中心
・前3走以内に勝利、最低でも2着以内の好走実績がある馬
・重賞で3着以内の好走実績が無い馬に注目

 以上の項目から浮上する今年の穴馬候補は以下の2頭だ。


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ハナレイムーン
----------------------
各条件に合致する穴馬候補。人気になるかもしれないがぜひ抑えておいて欲しい。

サクレエクスプレス
----------------------
各条件に合致する注目の穴馬。かなり人気薄となるがぜひ注目して欲しい一頭だ。

 この2頭にファンディーナ、デアレガーロ、ディーパワンサを加えた馬券がオススメだ。

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 TERAMAGAZI 2014年5月10日() 21:11
【NHKマイルC】本命と爆穴 
閲覧 288ビュー コメント 0 ナイス 5

【プリンシパルS】は桜花賞馬ダンスインザムード(ヴィクトリアマイル1着、米オークス2着、天皇賞秋2着、3着、マイルCS2着2回)の息子シャドウダンサー。
何と角居厩舎の管理馬にユタカさんが乗る衝撃!
ユタカさんは、20回、32回、30回と角居厩舎の管理馬に騎乗していたが、09年にウオッカのジャパンカップを下ろされてからはほとんど騎乗はなく、公式ブログで​、
「​土​​​曜​​​日​​​は​​​京​​​都​​​で​​​騎​​​乗​​​。​​​メ​​​ー​​​ン​​​は​​​京​​​都​​​新​​​聞​​​杯​​​の​​​シ​​​ャ​​​ド​​​ウ​​​ダ​​​ン​​​サ​​​ー​​​に​​​乗​​​せ​​​て​​​も​​​ら​​​い​​​ま​​​す​​​。​​​角​​​居​​​厩​​​舎​​​と​​​の​​​コ​​​ン​​​ビ​​​は​​​久​​​々​​​で​​​す​​​し​​​、​​​結​​​果​​​を​​​出​​​し​​​て​​​認​​​め​​​て​​​も​​​ら​​​わ​​​な​​​く​​​て​​​は​​​い​​​け​​​ま​​​せ​​​ん​​​。​​​力​​​が​​​入​​​り​​​ま​​​す​​​」
http://www.yutaka-take.com/diary_column/?vid=1982
と発言していましたが、4着止まり…。
100勝、及びリーディングを狙うには角居厩舎との和解が最重要。角居先生が怒ってなければ良いのですが…。

「第19回NHKマイルC」G1
驚異の1分32秒3。ウオッカの2歳マイルレコードを更新して重賞2連勝含む4連勝中(全てマイル、全て逃げ切り)の◎ミッキーアイル。ひいらぎ賞では除外になったG1朝日杯FSより速いタイムでぶっちぎり圧勝。

NHKマイルCの全歴史18年において逃げ切り勝ちはカレンブラックヒルの1頭だけ。データ的にはピンチですが、音無先生は「サイレンススズカの再来」とまで言ってるくらい。実際に逃げ切り4回の内、2回は最速上がり。ミッキーアイルは一介の逃げ馬ではないでしょう。

NHKマイルCはサンデー系が圧倒的に強く、過去4年で馬券になった12頭中12頭が父または母父がサンデー系という凄まじさ。
特に父サンデー系が結果を残しているので、新馬戦でミッキーアイルを差し切ったディープ産駒△アトム。

皐月賞は10着惨敗したがスプリングSを圧勝しており、東京【2・1・0・0】のフジキセキ産駒・爆ロサギガンティア。

ファルコンSは2着惜敗だがマイル【1・1・1・0】のディープ産駒▲サトノルパン。兄リディルはG2・2勝、クラレントは重賞4勝でNHKマイルC3着、祖母の仔エリモシックはG1馬と一流の牝系。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【前走実績】
NZT【5・2・3】
毎日杯【3・1・0】
桜花賞【2・1・0】
皐月賞【0・3・2】
ファルコンS【0・1・0】
マーガレットS【0・0・2】
橘S【0・0・1】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ニュージーランドT3着以内は特に相性が良いので(ロジック、ファイングレイン、ジョーカプチーノ、グランプリボス、カレンブラックヒル)、母父サンデーの注ショウナンアチーヴはニュージーランドT1着馬の上に、G1朝日杯FS2着の実績。母ショウナンパントルはG1阪神JF優勝馬。さらに母系にダービー馬ディープブリランテ、菊花賞馬ザッツザプレンティ、天皇賞馬バブルガムフェローがいる超良血。

ニュージーランドT3着以内は特に相性が良いので(ロジック、ファイングレイン、ジョーカプチーノ、グランプリボス、カレンブラックヒル)、2着で東京3戦2勝の△ショウナンワダチは当然として3着△ベルルミエールまで狙う。

ムラマサノヨートが14着→3着、ダノンゴーゴーが7着→3着、マイネルホウオウが7着→1着しているように大敗馬も来ているので、4着△アルマエルト(ファルコンS3着)、5着△ウインフェニックス(東京芝2戦2連対)、7着△マイネディアベル(朝日杯FS4着、OP特別クロッカスS1着)も狙う。

早熟なヨハネスブルグ産駒だが(それでも母父サンデー)、マイルG2のデイリー杯勝ち馬で桜花賞をまさかまさかの大善戦4着△ホウライアキコ。
阪神JFなど重賞5勝の名牝スティンガーの仔△キングズオウブサン(名牝スティンガーに社台グループ一生の汚点チチカステナンゴをなぜ付ける?)。

対抗はサンデーの血が入ってないことが唯一気になりますが、相性の良い毎日杯組(キンカメ、ディープスカイ、ダノンシャンティが優勝)の○エイシンブルズアイ。

◎ミッキーアイル
○エイシンブルズアイ
▲サトノルパン
注ショウナンアチーヴ
爆ロサギガンティア
△ウインフェニックス
△マイネディアベル以下…

【G1NHKマイルC】の買​い​目​は​【​予​想​コ​ロ​シ​ア​ム​】​を​見​て​下​さ​い​。
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​​​に​は​、​過​去​5​年​の​1​~​3​着​馬​と​1​番​人​気​で​馬​券​圏​外​に​沈​ん​だ​馬​の​父​と​母​父​、​前​走​の​デ​ー​タ​を​全​て​掲​載​し​て​あ​り​ま​す​。​そ​の​上​で​、​馬​券​の​キ​モ​と​な​る​ポ​イ​ン​ト​、​爆​穴​パ​タ​ー​ン​も​記​載​し​て​い​る​の​で​馬​券​攻​略​の​役​に​立​ち​ま​す​。参考にして下さい。

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7:
  福招き猫(=゚ω゚=)   フォロワー:3人 2009年3月23日(月) 12:52:12
【ファルコンS】(中京)~ジョーカプチーノが人馬ともに(騎手、厩舎)初重賞勝ち
レース後のコメント
1着 ジョーカプチーノ 藤岡康太騎手
「この馬のスピードを生かそうと思っていました。スタートはちょっと出なくて、ヒヤッとしましたが、いい位置につけられて安心しました。外に出してからはいい脚を使ってくれましたね。こういう競馬もできることがわかって、収穫が多かったです。距離が延びても大丈夫です」

6:
  福招き猫(=゚ω゚=)   フォロワー:3人 2009年3月16日(月) 09:58:02
【萌黄賞】(小倉)~ジョーカプチーノが逃げ切り勝ち
レース後のコメント
1着 ジョーカプチーノ 藤岡康太騎手
「溜めても仕方ないので、馬の気に任せて行かせました。道悪でもノメることなく走って、各コーナーで後続と差をつけるように乗りました。折り合いさえつけば距離は延びても問題ないんじゃないですかね」

5:
  福招き猫(=゚ω゚=)   フォロワー:3人 2009年3月16日(月) 09:56:37
【クロッカスS】(東京)
レース後のコメント
7着 ジョーカプチーノ 中舘騎手
「控える競馬は予定どおり。それよりも、馬場がこたえたね」

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