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フェノーメノ(競走馬)

注目ホース
フェノーメノ
写真一覧
抹消  青鹿毛 2009年4月20日生
調教師戸田博文(美浦)
馬主有限会社 サンデーレーシング
生産者追分ファーム
生産地平取町
戦績18戦[7-2-0-9]
総賞金62,910万円
収得賞金17,275万円
英字表記Fenomeno
血統 ステイゴールド
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ゴールデンサッシュ
ディラローシェ
血統 ][ 産駒 ]
Danehill
Sea Port
兄弟 ディオメデスシーエンプレス
前走 2015/03/28 日経賞 G2
次走予定

フェノーメノの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
15/03/28 中山 11 日経賞 G2 芝2500 12794.528** 牡6 58.0 戸崎圭太戸田博文494(-8)2.30.9 0.734.5⑫⑪⑪⑪アドマイヤデウス
14/12/28 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 1651015.3610** 牡5 57.0 田辺裕信戸田博文502(+8)2.35.7 0.434.2⑧⑦⑥⑦ジェンティルドンナ
14/11/30 東京 11 ジャパンC G1 芝2400 1881618.298** 牡5 57.0 岩田康誠戸田博文494(-2)2.24.2 1.135.3⑩⑬⑭⑪エピファネイア
14/11/02 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 18594.9314** 牡5 58.0 蛯名正義戸田博文496(-2)2.00.4 0.734.6⑬⑪⑨スピルバーグ
14/05/04 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 184711.541** 牡5 58.0 蛯名正義戸田博文498(+10)3.15.1 -0.034.3⑧⑧⑦⑤ウインバリアシオン
14/03/29 中山 11 日経賞 G2 芝2500 15583.725** 牡5 58.0 蛯名正義戸田博文488(-8)2.34.9 0.534.9ウインバリアシオン
13/06/23 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 11333.234** 牡4 58.0 蛯名正義戸田博文496(0)2.13.9 0.735.8⑤⑥⑤④ゴールドシップ
13/04/28 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 18366.221** 牡4 58.0 蛯名正義戸田博文496(+2)3.14.2 -0.236.2⑦⑦トーセンラー
13/03/23 中山 11 日経賞 G2 芝2500 148142.011** 牡4 56.0 蛯名正義戸田博文494(+2)2.32.0 -0.234.3⑤④カポーティスター
12/11/25 東京 11 ジャパンC G1 芝2400 17248.045** 牡3 55.0 蛯名正義戸田博文492(-4)2.23.9 0.833.5④⑤⑤⑦ジェンティルドンナ
12/10/28 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 18243.412** 牡3 56.0 蛯名正義戸田博文496(-2)1.57.4 0.133.8④④④エイシンフラッシュ
12/09/17 中山 11 セントライト G2 芝2200 176122.011** 牡3 56.0 蛯名正義戸田博文498(+8)2.10.8 -0.234.4⑥④スカイディグニティ
12/05/27 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 1861114.652** 牡3 57.0 蛯名正義戸田博文490(-2)2.23.8 0.033.9⑦⑦⑥⑦ディープブリランテ
12/04/28 東京 11 青葉賞 G2 芝2400 17472.111** 牡3 56.0 蛯名正義戸田博文492(0)2.25.7 -0.434.1⑨⑦⑨⑧エタンダール
12/03/04 中山 11 報知杯弥生賞 G2 芝2000 15583.626** 牡3 56.0 岩田康誠戸田博文492(0)2.04.3 0.434.8⑨⑩⑫⑪コスモオオゾラ
12/01/29 東京 7 3歳500万下 芝2000 14223.621** 牡3 56.0 岩田康誠戸田博文492(-2)2.00.9 -0.334.6スピルバーグ
11/12/25 中山 7 ホープフルS OP 芝2000 16124.017** 牡2 55.0 岩田康誠戸田博文494(-8)2.01.7 0.334.6⑧⑦⑧⑧アドマイヤブルー
11/10/30 東京 4 2歳新馬 芝2000 146107.141** 牡2 55.0 岩田康誠戸田博文502(--)2.03.5 -0.034.1シャドウパーティー

フェノーメノの関連ニュース

【日経賞】レース展望

2017年03月21日(火) 19:10

 春の中山競馬は後半戦に入り、土曜メインに日経賞(25日、GII、芝2500メートル)が行われる。1着馬に天皇賞・春(4月30日、京都、GI、芝3200メートル)の優先出走権が与えられる重要な一戦。過去10年の優勝馬を見ると、13年フェノーメノが次走の天皇賞・春を制覇(翌年は5着→1着)、09年アルナスライン、10年マイネルキッツ、14年ウインバリアシオンが続く天皇賞・春で2着。また、マイネルキッツは09年2着後に本番を制している。

 注目は何といっても一昨年の有馬記念馬で、昨年のこのレースを制しているゴールドアクター(美浦・中川公成厩舎、牡6歳)だ。昨年の有馬記念3着以来、3カ月ぶりのレースになるが、2月半ばに放牧先から帰厩して、ここまで5本以上の追い切りを消化。「イメージ通りにきている。昨年と同じような感じで、まだ少し体に余裕はあるが、あとひと追いすればよくなるだろう」と中川調教師は連覇へ意欲を見せている。中山芝コースは【4・1・1・1】で、唯一馬券圏内から外れたのは、デビュー2戦目の未勝利戦4着だけ。中山芝2500メートルに限定すれば、15年有馬記念1着、16年日経賞1着、同有馬記念3着と安定感がある。ここもグランプリホースらしさが見られそうだ。

 昨年の皐月賞ディーマジェスティ(美浦・二ノ宮敬宇厩舎、牡4歳)が、今年はここでスタート。ジャパンC13着後は有馬記念を見送って放牧で立て直しを図った。2月下旬から徐々に時計を出し始め、順調な仕上がりを見せている。「1週前はスッと動けていた。しっかりと休ませて背腰の状態が良くなり、蹄の具合もいい。いい頃の気配に近づきつつある」と二ノ宮調教師は復活に期待を寄せている。

 レインボーライン(栗東・浅見秀一厩舎、牡4歳)は昨年、アーリントンCで重賞初制覇を飾り、NHKマイルC3着、菊花賞2着、ジャパンC6着と一線級相手に健闘。2歳の夏場からコンスタントに使われても、へこたれない精神力と肉体の強さが大きな武器だ。各競馬場を転戦してきたので、長距離輸送も問題はない。中山コースはニュージーランドT5着で1度経験しているので、戸惑うこともないだろう。2200メートルも守備範囲内。鞍上は絶好調のミルコ・デムーロ騎手だけに、差し馬向きの展開になれば、チャンス十分だ。

 今回で6戦目となるシャケトラ(栗東・角居勝彦厩舎、牡4歳)はデビューが3歳6月と遅く、キャリアは浅いが、重賞初挑戦だった前走の日経新春杯ミッキーロケットのハナ差2着と素質の高さをアピールした。5戦3勝、2着1回、3着1回とすべて馬券に絡んでいるように、安定感も十分。今回は主戦の浜中俊騎手が騎乗停止中だが、リーディング3位の田辺裕信騎手なら全く問題はないだろう。

 ミライヘノツバサ(美浦・伊藤大士厩舎、牡4歳)は前走のアメリカジョッキークラブCでタンタアレグリアの3着。4度目の重賞挑戦で初めて好走した。スムーズに先行できればしぶといタイプで、全4勝を中山で挙げている点も強調できる。

 アドマイヤデウス(栗東・梅田智之厩舎、牡6歳)は一昨年、日経新春杯とこのレースを連勝。その後は勝利から遠ざかっているが、GIIでは3走前の京都大賞典2着など大崩れはしていないので注目できる。

 ジュンヴァルカン(栗東・友道康夫厩舎、牡4歳)は前走の松籟Sを勝ってオープン入り。2走前の菊花賞は10着に大敗したが、それ以外の8戦は4着以内という堅実派で、上位争いが期待できる。

 ツクバアズマオー(美浦・尾形充弘厩舎、牡6歳)は年明けの中山金杯で重賞初制覇。前走の中山記念では6着に敗れたが、昨秋の産経賞オールカマーでは3着に入っている。今は1800メートルだとやや短い印象もあり、この距離で見直したい。

 金鯱賞4着のナスノセイカン(美浦・矢野英一厩舎、牡5歳)、このあたりの距離に強いマイネルサージュ(美浦・鹿戸雄一厩舎、牡5歳)も上位に入って不思議はない。なお、堅実さがセールスポイントのモンドインテロ(美浦・手塚貴久厩舎、牡5歳)は登録だけにとどめて、大阪杯(4月2日、阪神、GI、芝2000メートル)を目指す可能性が高い。

日経賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

【セントライト】ディーマジェスティが貫禄示しV 2016年09月18日() 15:52

 9月18日の中山11Rで行われた第70回セントライト記念(3歳オープン、GII、芝・外2200メートル、12頭立て、1着賞金=5400万円)は、蛯名正義騎手騎乗の1番人気ディーマジェスティ(牡、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)が貫禄勝ち。道中は後方から3〜4番手で進み、3コーナー手前でスパート。外から一気に先頭に立つと、追い出しを待つ余裕をみせてクビ差でV。秋初戦を無事通過した。タイムは2分13秒1(良)。セントライト記念歴代トップの5勝目となった蛯名正義騎手は「スタートで寄られたので後方から。慌てることなくタイミングをみて行こうと思った」とコメント。「余裕を持ってダメージなく」というように本番を意識したレースに終始した。

 2着には重賞で今最も頼れる男・戸崎圭太騎手のゼーヴィント(2番人気)が入り、さらに1馬身1/4差の3着にプロディガルサンディープインパクト産駒のワンツースリーとなった。

 ディーマジェスティは、父ディープインパクト、母エルメスティアラ、母の父ブライアンズタイムという血統。北海道新ひだか町・服部牧場の生産馬で、嶋田賢氏の所有馬。通算成績は7戦4勝。重賞は2016年共同通信杯・GIII、皐月賞・GIに次いで3勝目。二ノ宮敬宇調教師は09年(ナカヤマフェスタ)に次いでセントライト記念は2勝目。蛯名正義騎手は03年(ヴィータローザ)、09年(ナカヤマフェスタ)、12年(フェノーメノ)、14年(イスラボニータ)に次いで5勝目。

★18日中山11R「セントライト記念」の着順&払戻金はこちら

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【日本ダービー】24度目挑戦の蛯名、苦労人はサミットイヤーに勝つ 2016年05月23日(月) 05:09

 さあ、ダービーウイークの始まりだ! 競馬の祭典「第83回日本ダービー」(GI、芝2400メートル)が29日に東京競馬場で行われる。V賞金2億円をかけた頂上決戦に、皐月賞馬ディーマジェスティで挑むのが蛯名正義騎手(47)。“苦労人”がダービーを勝つのは日本でサミットが開催される年というデータもあり、24度目の挑戦で悲願達成を狙うベテランが、その思いを熱く語った。

 挑戦を重ねれば重ねるほど、勝つことの難しさを感じる。ダービーの舞台に立つのは今年で22年連続24度目。蛯名正義騎手は、悲願のダービージョッキーへの気持ちを年々強くしてきた。

 「そりゃダービーは特別だよ。オレももう若くないからな。勝ちたい気持ちもあるし、その思いだけなら負けないと思っている。でも、それだけで勝てるなら、もう勝っているよ」

 騎手生活30年目のベテランの言葉には重みがある。2012年のフェノーメノ、14年のイスラボニータではともに2着。限りなく戴冠に近づきながら、あと少しでスルリとこぼれ、涙を流したこともあった。そして今年、挑戦を続ける47歳は皐月賞馬ディーマジェスティと大一番に臨む。

 戦前から3強対決が話題になった皐月賞で、8番人気の低評価を覆して大外を豪快に突き抜け、クラシック1冠目を獲得。しかも、ロゴタイプの記録を0秒1更新する1分57秒9のレースレコードVだった。

 「ダービーが楽しみになるような競馬がしたかった。ペースがハマったし、想像以上の走りも見せてくれた。能力があってもそれをすべて発揮できない馬もいるけど、普段からおとなしくてバタバタしないのが彼の良さ。クレバーな馬だね」

 速い流れが向いたことは確か。それでも前にいたリオンディーズサトノダイヤモンドをかわし、直後のマカヒキも退けたことは大きな自信になったに違いない。「(3強の)間に位置して勝てたのは馬に力があったからこそ。しかも抜け出してからは物見をして遊んでいた。最後に詰め寄られたのはそのせいだけど、馬にはまだ余裕があった。やれるんだ、ということが証明できた」と“次”への手応えもしっかりとつかんだ。

 そのうえで「他の陣営ももう一段ギアを上げてくる。チャレンジャーの気持ちは変わらない」と気を引き締める。皐月賞馬とはいえ、断然の人気を集める存在にはならない。挑戦者精神を胸に、大願成就に挑む。

 「今までも勝ちたいと一生懸命やってきた。それでも取れずに来ているのだから、勝つために必要なものは、また何か違うところなんだろうな」

 ダービーのゴールをディーマジェスティとトップで駆け抜けたとき、その答えもきっと見つかるに違いない。 (板津雄志)

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【日本ダービー】マジェスティ、府中で“D”の衝撃再び! 2016年05月16日(月) 12:30

 競馬の祭典「第83回日本ダービー」(29日、東京、GI、芝2400メートル)の登録が15日に締め切られ、総勢23頭がエントリーした。例年にも増して戦国模様だが、主役は皐月賞をぶっこ抜いたディーマジェスティ。“チーム・凱旋門”が悲願の頂点を取りに行く。

 3強対決といわれた皐月賞は、終わってみれば3強外の8番人気ディーマジェスティの独壇場だった。坂上で一気に突き抜け2着マカヒキに1馬身1/4差。“伏兵”と表現するには、あまりに堂々たる勝ちっぷりだった。

 レースレコードの激走で反動が懸念されたが、先週12日にWコース5F71秒7(馬なり)で古馬OPに1馬身先着。「うまく手前を替えられたし時計も予定どおり。疲労からの回復が思ったより早く助かった。このままいければ」と、二ノ宮調教師は順調さを強調する。

 エルコンドルパサーナカヤマフェスタで凱旋門賞2着になった蛯名騎手&二ノ宮調教師にとって、ダービーも悲願のタイトルだ。特にマサヨシはこれまで23回挑戦して2度の2着(12年フェノーメノ、14年イスラボニータ)に泣いている。

 「皐月賞は珍しくうまく乗ってくれたね(笑)。彼にとって(ダービーは)ノドから手が出るほどほしいでしょう。チームワークで1頭を育てていく。そういう昔からの形でやってこれた」とトレーナー。マサヨシも、「ゆったり走れる東京のほうが合っている。他の陣営もギアを上げてくるだろうが、何とかいい結果を出せるように頑張りたい」と意気込む。

 今秋の凱旋門賞(10月2日、仏シャンティー、GI、芝2400メートル)への登録もきっちりと済ませ、2冠を獲れば夢が大きく広がる。「すべてはダービーが終わってからオーナーと相談」と指揮官は言うが、マジェスティがダービー&凱旋門賞の夢を託せる逸材であることは間違いない。(夕刊フジ

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【天皇賞・春】データ分析2016年04月26日(火) 05:04

  *過去10年が対象

 ◆芝重賞実績 連対20頭中16頭が芝の重賞勝ち馬で、うち14頭は芝2400メートル以上の重賞を勝っていた。重賞未勝利だった4頭には芝2500メートル以上で重賞2着かGI3着の実績があった。

 ◆長距離GI実績 連対14頭に天皇賞・春か菊花賞の出走経験があり、うち13頭がそこで3着以内か0秒4差以内に好走していた。長距離GI未経験だった6頭のうち、2頭はGI馬で、もう2頭は前走でGIIを勝って勢いがあった。

 ◆前走はGII 勝ち馬全10頭を含む連対19頭の前走が、芝2000メートル以上のGII。なかでも阪神大賞典(4勝)、日経賞(3勝2着5回)、産経大阪杯(2勝2着3回)の3レースが主力だ。

 ◆前走3着以内 連対16頭が前走3着以内。4着以下から巻き返して優勝した馬は2頭で、2014年フェノーメノは前年の覇者、12年ビートブラックは菊花賞で3着と、ともに長距離GIで実績があった。

 ◆4〜6歳中心 勝ち馬全10頭を含む連対19頭が4〜6歳。4歳は4勝2着2回と好成績だが、連対6頭中5頭がクラシックで連対しており、高い実績が求められる。7歳以上は【0・1・2・46】と劣勢。

◇結論◇

 トップ評価は昨年の菊花賞馬キタサンブラック。主要ステップの1つである産経大阪杯で2着と、臨戦過程も全く問題ない。日経賞を勝ったゴールドアクターは、一昨年の菊花賞で3着と長距離GI実績もある。13年の菊花賞で2着があるサトノノブレスも上位争いが可能。阪神大賞典を快勝したシュヴァルグラン、昨年の2着馬フェイムゲームなども争覇圏内だ。 (データ室)

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【青葉賞】レース展望 2016年04月25日(月) 16:19

 東京2週目のメインは土曜に行われるダービートライアルの青葉賞(GII、芝2400メートル)。本番と同じ舞台で争われる一戦で、上位2頭に本番の優先出走権が与えられる。2006年のアドマイヤメイン、11年のウインバリアシオン、12年のフェノーメノはここを勝って本番でも2着に好走しており、夢の大舞台への切符をかけた戦いは必見だ。

 昨秋の東スポ杯2歳S2着以来の実戦となるプロディガルサン(美浦・国枝栄厩舎、牡)が注目を集める。ドバイターフを勝ったリアルスティールの全弟で、新馬−芙蓉Sを連勝して臨んだ前走はスマートオーディンの2着。血統に恥じない素質を示した。弥生賞から皐月賞に向かうプランだったが、体調が整わずに目標を切り替え、ここからダービーを狙う。ひと息入ったぶんは割引材料だが、余力を残して本番に向かえるのも事実。追い切りの動きも迫力十分で、ここをあっさり通過するようなら皐月賞組にとって脅威となるだろう。

 フジテレビ賞スプリングS2着のマイネルハニー(美浦・栗田博憲厩舎、牡)はクラシック登録がなかったことから皐月賞を回避。ここに備えてきた。マイペースに持ち込んだときの粘りはかなりのもの。すんなり逃げられるようなら、ここでも上位争いに持ち込めるはずだ。

 京成杯、共同通信杯とも3着に敗れて賞金の上積みができなかったメートルダール(美浦・戸田博文厩舎、牡)も、皐月賞路線を回避してここに照準を定めてきた。特に共同通信杯は、のちの皐月賞馬ディーマジェスティから0秒3差の3着で、評価が高まっている。末脚の破壊力は世代でも上位のものがあり、03年にこのレースを制した父ゼンノロブロイに続く父子制覇を目指す。

 2月にこの東京芝2400メートルの平場戦を制したのがレーヴァテイン(美浦・堀宣行厩舎、牡)。2位入線からの繰り上がりとなったが、レーヴディソールレーヴミストラルといった活躍馬の弟で、募集価格1億2000万円の期待に応える2連勝となった。まだ肉体的に完成していない部分もあり、前走後はここ一本に絞っての調整。潜在能力の高さは折り紙付きで、無敗のままここを勝つようなら本番でも大いに注目されることになるだろう。

 そのレーヴァテインの走行を妨害したことで降着となったのがヴァンキッシュラン(栗東・角居勝彦厩舎、牡)だった。仕切り直しのアザレア賞を制してオープン入りを果たし、再びこの舞台に挑む。前走で2着に負かしたジュンヴァルカンが先週のあずさ賞を完勝しており、改めてその地力が裏付けられた形だ。しぶといタイプだけに、新コンビ内田博幸騎手とも手が合うだろう。

 このほか、新馬−水仙賞を制して無傷の2連勝を飾っているアルカサル(美浦・大竹正博厩舎、牡)、出世レースの大寒桜賞を快勝したレッドエルディスト(栗東・笹田和秀厩舎、牡)、すみれS3着のロスカボス(栗東・高野友和厩舎、牡)なども素質は高い。

 どの馬も、現時点での完成度と素質の高さがかみ合うかどうかが大きなポイント。一生に一度の舞台に駒を進められる2頭は果たして−。

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フェノーメノの関連コラム

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前回のシナリオ攻略の続きになります。

難関の第8話「芦毛で天皇賞(春)(G機砲鮠〕しよう」です。天皇賞(春)自体がそもそも難関G気任垢、さらにそれを芦毛の馬で勝つ……という条件が加わります。



芦毛の馬を作るには

芦毛の仔は芦毛の親からしか今のところ生まれていません。つまり芦毛の馬を作るには、芦毛の種牡馬か繁殖牝馬を使って配合をする必要があります。

以下が芦毛の種牡馬です。天皇賞(春)を勝つレベルの馬が狙いなので、パラメータのいい種牡馬のみに絞っています。

★5 ゴールドシップ
★5 タピット
★4 アドマイヤコジーン
★4 スウェプトオーヴァーボード
★3 キャプテントゥーレ
★3 ジョーカプチーノ
★3 チチカステナンゴ

★5や★4の種牡馬は持っていないプレイヤーもいると思いますので、実践しやすい配合としては★3のキャプテントゥーレジョーカプチーノ、チチカステナンゴが候補になるでしょうか。

一方、芦毛の繁殖牝馬は以下のとおり。「優」と「良」に絞ると2頭のみです。

[優・スタミナ型]ヨロコビノウタ
[良・バランス型]スリートリック

これらの馬を使っていかに強い馬を作るか……を考えることになります。


▲芦毛の馬は意外に少ない。クロスを使いやすいジョーカプチーノはおすすめの1頭。



芦毛で強い馬を狙う配合

当初はあれこれと配合を考えたのですが、結局天皇賞(春)を勝てたのは以下のように流れの中で生まれた馬でした。

【例1】自家生産繁殖牝馬にジョーカプチーノを付けて芦毛の産駒を作る

これは友人の牧場ですが、手頃な★3で実績Bの種牡馬(トウケイヘイロー→ハーランズホリデー→ミッキーアイル)で血統を伸ばしつつ、ジョーカプチーノを付けたところスピードA・スタミナEの馬が生まれました。

配合理論は速力クロス1本のみ。母はスピードC・スタミナDで「将来はG気癲廛灰瓮鵐箸任后





【例2】最初に芦毛の牝馬を作り、そこから芦毛で自家生産の血統を伸ばしていく

最初にジョーカプチーノ×メゾンフォルティーで芦毛の牝馬を作り、上記と同様に★3で実績Bの種牡馬(ナカヤマフェスタ→ティンバーカントリー→トウケイヘイロー)をつないでいったところスピードAの馬が生まれました。

産駒は半分以上が芦毛なので、芦毛で血統をつないでいくのはけっこう簡単です。

配合理論は速力と底力のクロスが2本ずつ。母は馬体解析をしていないので能力は不明ですが、1歳時コメントは「バネ」「優しい」「スピード」「落ち着き」「早熟」、戦績は牝馬G2勝という馬でした。





天皇賞(春)を勝つためには

天皇賞(春)は非常にスタミナを要するレースで、スタミナがないと4コーナーで大きく後れを取る感じがあります。敵はゴールドシップをはじめキズナフェノーメノエイシンフラッシュなど強敵ぞろいなので、早めに仕掛けて抜け出さないと勝つのは至難です。

ならば上記で紹介したようなスピード一本槍の馬でどうするのか……というところですが、天皇賞(春)限定でスタミナアップする才能「春風」を付けると劇的に走りが変わるのです。


▲「春風」Lv.6を付けて挑み、後続を7馬身ぶっちぎった。



スピードAの出足で先頭に立ち、才能「春風」のスタミナ補強で絶好のスパートを切る……という形ですね。


▲こちらはゴールドシップフェノーメノの猛追を振り切って勝利。



なお才能「春風」は、阪神大賞典日経賞、大阪杯のいずれかを勝つと特別調教師を獲得できます。どれも難易度の高いG兇任垢、この中では距離の短い大阪杯が比較的勝ちやすくておすすめです。

日経賞も距離は長いですが敵薄の年がときどきありますので、スタミナ豊富な馬や才能「快走」などでスタミナ補強された馬なら挑んでみる価値はあります。



★ダビスタ名人・横井顕もリアルタイムで遊んでいる「ダービースタリオン マスターズ」をいますぐダウンロード →
iOS版 / Android版




○執筆者プロフィール
横井 顕(よこい・けん)
 ゲームが趣味かつ仕事のフリーライター。1994年に『ダービースタリオン供戮慮式全国大会で優勝し、以後ゲーム攻略記事に携わる。『ダービースタリオン形棺顱戞淵▲好ー出版)、『ダービースタリオン96全書』(アスペクト)など90年代の作品から、最近の『ダービースタリオンGOLD全書』(KADOKAWA)まで、シリーズ全般の攻略記事を執筆。現在は最新作『ダービースタリオンマスターズ』をプレイし、本サイトで攻略コラムを公開中。


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2016年11月24日(木) 16:30
【濃霧注意報DX】〜ジャパンカップ(2016年)展望〜
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 皆さんは毎年、「ここだけは当てたい!」というレースがありますでしょうか。
 よく聞くところでは、年末の有馬記念。やっぱりラストをいい形で締められると気持ちいいですものね。
 この他にも、日本ダービーだったり、夏のグランプリ・宝塚記念だったり、節目の大一番というのは人気が高いように思います。
 私も勿論上記3レースには気合が入るのですが、特に「当てたい!」と感じるのは、やはり日本ダービー、そして……そのダービーと同距離・同舞台で行われるジャパンカップなのです。東京2400mという、世界に誇れるチャンピオンコースで行われる頂上決戦。燃えるじゃないですか。当てたいじゃないですか!
 ……と、鼻息を荒くして今週の展望コラム執筆に取り掛かったのはいいのですが、いきなり”最大の壁”にぶつかることとなったのです……。


■2016秋シーズン 『競馬プロ予想MAX』presents連載コラムについて詳しくはこちらをご覧ください。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7807




 その”最大の壁”というのは、今年のジャパンカップを考える上で触れざるを得ない有力馬・キタサンブラックのこと。
 血統的な距離不安を覆して菊花賞天皇賞(春)を制し、有馬記念宝塚記念の両グランプリでは自分でレースを作りながら踏ん張るという強い内容で3着。ここまで12戦走って馬券圏内は実に11回と、大舞台における強さと堅実さを併せ持った存在ですが、そんな馬が唯一馬券圏外、しかも勝ち馬から大きく離された大敗を喫したのが3歳時の日本ダービー。その日本ダービーと同じ舞台で行われるレースなだけに、本馬を実績通りに評価して良いのかというのが、今回最も悩ましい点なのではないでしょうか。
 本馬の最大の武器はそのレースセンスと持久力。安定した先行力でレースの流れを握り、自慢の持久力で他馬の末脚を封殺するのが勝ちパターンです。
 が、近10年ほどの当レースを振り返ってみると、こうしたタイプの馬が勝ったという年は皆無。勝ち負けに持ち込んでいるのは、少なからず”切れる脚”を使えるイメージのあった馬でした。
 本馬のここまでの戦績を見てみると、上位の上がりを計時しているのは僅かに2回。しかも新馬戦と菊花賞という特殊な条件下でのものなので、やはり本馬自身は”切れる脚”を使えるタイプではないと考えていいでしょう。東京の多頭数で、尚且つ例年通りの傾向ならば、見せ場は作れど善戦止まりというタイプに映ります。
 しかし、今年の出走予定馬を見ると、自分でレースを作りそうな有力馬は本馬のみ。菊花賞にしろ、天皇賞(春)にしろ、一見危なそうに見える状況下で結果を出してきた馬なだけに、余計に今回の付き合い方には迷ってしまいます。
 勝ち切る印象は薄いので、3連複の軸にするとか、3連単の2、3着付けにしてみるとか、あるいは腹を括って消してみるとか……当日までにじっくりと考えておきたいと思います。

 実績的にはこのキタサンブラックと並ぶのがゴールドアクター

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2016年10月21日(金) 10:30 みんなの競馬コラム
【菊花賞】血統考察 byうまカレ
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学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。
今週はいよいよクラシック最終戦、菊花賞です。
個人的に1番好きなレースです。

●日本らしい競馬の巧さが問われる
近年の、菊花賞と天皇賞(春)という京都の長距離GIの特徴は、「巧く乗った馬が好走する」ということです。長距離なのだから騎手の腕が問われるのは当たり前ですが、特に近年は顕著で、先行した馬・差してくる馬でも道中は内ラチ沿いか、内ラチから2列目を通っていた馬ばかりが好走します。

●外差しが効いたレース
2012年の菊花賞と、2015年の天皇賞(春)はスカイディグニティユウキソルジャーフェイムゲームといった外差しが台頭しましたが、これは無尽蔵のスタミナを誇るゴールドシップが「捲り切った」からであって、基本的にはキタサンブラックリアルスティールリアファルトーホウジャッカルフェノーメノサウンズオブアースゴールドアクタータガノグランパカレンミロティックシュヴァルグランタンタアレグリアラストインパクトネオブラックダイヤタニノエポレットホッコーブレーヴも、みんな先行しているか、先述したような道中の位置取りから巧く直線で馬群を縫ってきたり、外に出してきたりしています。

つまり、そういう競馬ができる騎手、そういう競馬ができる馬が好走しやすいということです。このような点も踏まえて各馬について考察していきたいと思います。


ディーマジェスティ
母母シンコウエルメスは英愛ダービーとキングジョージを制したジェネラスの全妹(つまりマイラーズC勝ちオースミタイクーンの半妹)で、遡ればジャパンカップも来日しオープン特別時代の富士Sを「ワープ」で勝利した「鉄の女」Triptychや凱旋門賞連覇のTreve、フリオーソらと同じMargarethenを牝祖とする牝系。ディーマジェスティの母エルメスティアラの他にエリザベス女王杯3着、ステイヤーズS2着などがあるエルノヴァを産んだ。「スタミナ&パワー」といった牝系で、ディーの馬体がムキムキなのも頷ける。
春との大きな違いは、順調に調整が進んでいることで、陣営が言うように間違いなく生涯最高のデキでパドックに出てくるだろう。特筆すべきはダービーでの、『これほど「パワー」と「スタミナ」に富んでいるタイプが、エイシンフラッシュのダービーのような瞬発力勝負で、マカヒキサトノダイヤモンドに肉薄した』という事実で、あの時点で、競馬ファンがよくする「この世代でどの馬が1番強いのか」という議論で、「総合力ではディーがNo.1」という評価に落ち着いた。また、先述したように器用さが求められる菊花賞において最大のウィークポイントは、ズブさがあることだと思っていたが、セントライト記念を見る限り大丈夫そうだし、今思えばあのスローのダービーで反応し切っていたからそういうことなのだ。
距離延長は全く問題ないし、エイシンフラッシュのダービーに近い上がり勝負だった今年のダービーよりは流れも向くはず。そして、フェノーメノでの春天連覇の他にも、カレンミロティックトーセンラータンタアレグリアサウンズオブアースを京都長丁場のGIで好走させている蛯名騎手というのは心強い(おそらく京都の長距離では横山典弘騎手と並び現役No.1だろう)。

サトノダイヤモンド
配合的な点からサトノダイヤモンドについて簡単に説明すると、Halo≒Sir Ivor3・5×5・4でサザンヘイローを通じるHaloのクロスはマカヒキと同じで、母のNorthern Dancer4×4やLureやLogicalといった血からパワーを取り込み、父の瞬発力の根源であるHalo≒Sir Ivorを継続させた、マカヒキシンハライトのような「父再生産型」の配合系。完歩も大きいが、母のパワーが強いからやや地面に叩きつけるような走法をしている。
Halo≒Sir Ivorを継続しているから完歩は大きくてもドゥラメンテリオンディーズのようなあからさまなストライド走法と比較すれば内回りでもマイナスにならないため皐月賞でも好走できた。その皐月賞はきさらぎ賞から直行というローテーションに加え、池江調教師は先行有利な馬場状態だったため、ルメール騎手に「好位の5〜7番手くらいの先頭から5馬身差くらいを追走してくれ」と指示を出したという。向こう正面でルメール騎手が追っつけ、ハイペースに付いていったのは、その「先頭から5馬身差くらいを追走してくれ」という指示を守っていたから。これを抜きにしても直線での不利がなければ2着マカヒキとの差はさらに縮まっていたであろう強い負け方。ダービーも落鉄と外にヨレたことが響き、ダービー馬になっていてもおかしくなかった。
ただ馬体をみてもだんだんと母のパワーが発現してきているようで、距離延長はプラスとは言えないが、昨年も明らかに距離が長かったリアルスティールが好走しているように、同世代が相手だから極端に外々を走らされたり大きな不利を受けない限りはスタミナ切れで垂れるということはないだろう。それ以上に心配なのは、昨年のリアファルや今年の桜花賞でのメジャーエンブレムのように、大舞台だと後手に回ることが多いルメール騎手で、折り合い懸念があるサトノダイヤモンドならばなおさらその心配をせざるを得ない。

ミッキーロケット
Nureyev4×4、ラストタイクーン≒Caerleon3×3、Mill Reef≒Riverman5×5という相似配合系で、La Troiennneの血も豊富だからパワーも兼備だが、前走をみると、Mill Reefをクロス、ニアリークロスしたキンカメ産駒(ローズキングダムタガノグランパ)のように外回り向きの斬れ味に富んだタイプだろう。前走は、サトノダイヤモンドの池江師がコメントしているように、何度やっても勝つことはなかったと思うが、レッドエルディスト級程度に力を付けたことは示した。ただ、直線平坦の京都替わりは良いものの穴人気は必至だし、距離不安もある。鞍上もこういう末脚に長けたタイプが合うわけでもないからヒモまで。

レッドエルディスト
マイニングとNever bendを通じるLa Troiennneクロスで肩が立ったピッチ走法だが、Darshaanやクリスタルパレスといった仏血が多い「持続斬れ」のタイプ。春より前で競馬ができるようになっており、これは腰がパンとしてきたからだろう。ダービーでも目先の好走にとらわれずに自分の競馬を崩さなかったことがプラスに出ているし、こういう育成の仕方は四位騎手らしい。距離延長はプラスで、まだ筋力が付き切っていないから直線が平坦というのも良さそう。良くも悪くも自分の形は崩さないだろうから勝ち切るイメージは湧かないが、馬券圏内に好走するイメージは強く湧く。

エアスピネル
この牝系らしい小刻みなピッチ走法だから、中距離ならば武器はコーナリングで他馬との差を広げたいクチ。皐月賞は完成度の高さとそのコーナリングの巧さでの4着、見せ場十分の4着だったダービーはスローペースの恩恵があった。しかし、パワーや距離適性というのは時とともに発現してくるものだから、夏を超えてさらに距離適性は縮むだろうし、3000mのこの枠(7枠13番)ではさすがに手が出せない。

カフジプリンス
 レース振りからも分かるようにワンペースな馬で、トニービンやRobertoのスタミナが伝わっているようだ。ただ走法はRobertoや母のBlue Eyed Momo≒Busanda6×5のWar AdmiralとLa Troiennneパワーの影響が強い掻き込んだ走りをしている。距離延長◎且つ最内枠だから買いたくなる気持ちも分かるが、あえて懸念材料を並べてみたい。まずは、走法的に下り坂が下手そうなことだろう。次にハーツクライ産駒はトニービンの影響により後躯で走るから、直線に坂がない京都で後躯のパワーを使えない天皇賞(春)ではカレンミロティックシュヴァルグランフェイムゲームらが勝ち切れていない (もちろん、だから2.3着候補というのもあるのだが)。ハーツクライ産駒でいうことでもう1点挙げると、そもそも菊花賞に出走したのがウインバリアシオンワンアンドオンリーだけで、基本的にハーツのトニービン譲りの成長力というのはシュヴァルグランジャスタウェイアドマイヤラクティも、古馬になってからこそだから、菊で勝負になるには春クラシックで勝負になっているほどの完成度の高さがないと厳しいのではないかとも思っている。ちょっと今回に関しては、分かり易過ぎる狙いだから逆に怖いのだ。

レインボーライン
細かい配合は、下記のブログで記事にしたが、ノーザンテースト≒Vice Regent4×4・5で、母系に名血Alycidonも入るので、「ノーザンテースト増幅」というステイゴールド産駒の絶対的なポイントを押さえている配合。ブログで書いたようにそのほかの部分も素晴らしいから、夏を越えて神戸新聞杯で◎を打ちたいとずっと思ってきた。そんな馬が、早熟性とスピードが求められる3歳春のマイル重賞を制するあたりに大物の相を感じる。前走の札幌記念は明らかに1頭抜けた末脚を使ったし、これはいよいよGI級へと進化した可能性がある。
http://derby6-1.hatenablog.com/entry/2016/10/21/235419

シュペルミエール
 母母がラフォルジュルネアーデントシャルールなどを産んだ優秀なグレイトフィーヴァーで、仏血過多だから、牝馬ならシャルールのようにメリハリのある脚を使うタイプになるが、牡馬だとアーデントのようにダラーとした脚を使うタイプになり易い。また、ステイゴールドは、Princely Gift的な柔らかさも伝えるから、カフジプリンス欄で先述したようにトニービンを内包するハーツクライとは異なり、ゴールドシップフェイムゲームのように京都の長丁場で勝ち切ることができる。鞍上も昨年キタサンブラックで神騎乗をみせた北村宏騎手で枠順も昨年と同じ。面白い1頭。

ウムブルフは、母系に異系(Monsun)が入るから独特の柔らかさを持ち、京成杯や皐月賞に出走したが本質的には広いコースでこその馬だ。鞍上も馬群を割ったり、ラチ添いが巧い浜中騎手だしナシではない。

イモータルは、マンハッタンカフェ×Acatenangoという独血を含む馬同士の組み合わせで興味深い配合。調教の動きもいつも良いが、なんといっても気性面がネック。

コスモジャーベもスタミナは十分で、ソングオブウインドとの父子制覇ならば大快挙だが、それには内枠が必要だった。

サトノエトワールは承知の通り速い上りが使えない馬だが、シュペルミエール同様母系が仏血で、こういうタイプはレーヴドリアンレプランシュのように京都外回りは合っているので、カレンミロティック的早仕掛けでアッと言わせ…さすがに厳しいか。

アグネスフォルテはAureole≒Alycidon7×7譲りの気性の難しさがあるから揉まれ弱いが、それは京都新聞杯のような粘りと表裏一体のもの。アグネスタキオンを輩出したイコマエイカン→アグネスレディーのアグネス牝系でそのタキオンを管理した長浜調教師最後の菊。単勝を握りしめたい気持ちだ。

プロディガルサンリアルスティールとは違いディープ×Storm Catらしい柔らかさが残るから距離は持ちそうで、3歳時のサトノアラジン(直線で詰まらなければ面白かった)くらい走れそうな気がしてたが8枠では厳しい。

ジュンヴァルカンはミルコ騎手の先行が怖いが、配合的にHyperionが入るトニービンと同質の斬れ方だから京都よりは直線に坂がある阪神・東京でこそだろう。


【まとめ】
ディーマジェスティサトノダイヤモンド
2列目筆頭・・・レッドエルディスト
穴・・・レインボーラインウムブルフ
爆穴・・・アグネスフォルテ


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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

【うまカレBlog】http://umacollege.blog.fc2.com
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金沢ユウダイ
【Twitter】https://twitter.com/derby6_1
【ブログ】http://derby6-1.hatenablog.com/

執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2016年03月02日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 〜第341話弥生賞(謎解き編)
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第341話 「弥生賞」


11年 36.3-50.0-34.7 =2.01.0 ▼4▼6△5 瞬発戦
12年 36.2-52.3-35.4 =2.03.9 ▼4▼4△5 平坦戦 稍重
13年 36.5-49.3-35.2 =2.01.0 ▼1▼2△8 平坦戦
14年 35.6-49.4-36.4 =2.01.4 △4▼4△3 平坦戦
15年 36.2-49.2-36.4 =2.01.8 ±0▼2△5 平坦戦 稍重

近年は平坦戦がスタンダードになってきた弥生賞。
しかし、やはりトライアルではあるので本番に向けてダメージは残したくない。
なので前半はゆったり流れて後半の1000mでレースをする、というイメージの内容でいいと思います。
過去5年では前半1000mが後半1000mよりも1〜2秒程度遅くなっています。
(ちなみに皐月賞ではもちろん年よって違いますが平均すれば前半の方が速くなっています)
つまり、このレースでは瞬発力よりは先行力と小回り適性が重要になってくると思われます。
2着3着になると差し馬も十分届きますが過去5年の勝ち馬は4コーナー5番以内のポジションにいました。
但し、予想する上で問題となるのは今まで差し馬だったからといって今回も差しとは限らないということ。
実際、サダムパテックカミノタサハラサトノクラウンの勝ち馬は前走では差しでのポジションでした。
前半スローで流れる分、前に行こうと思えば行けるのもポイントでしょう。

過去5年の連対馬を並べてみます。

1着馬
サダムパテック  【瞬2平1消0】
コスモオオゾラ  【瞬3平0消0】
カミノタサハラ  【瞬2平0消0】
トゥザワールド  【瞬2平2消0】
サトノクラウン  【瞬2平0消0】
2着馬
プレイ      【瞬4平1消0】
トリップ     【瞬2平0消0】
ミヤジタイガ   【瞬1平1消0】
ワンアンドオンリー【瞬4平0消0】
ブライトエンブレム【瞬1平1消0】

そして4着以下に敗退した馬には
ウインバリアシオン【瞬1平1消0】
フェノーメノ   【瞬2平0消0】
エピファネイア  【瞬2平1消0】
キズナ      【瞬2平0消0】
などがいます。
トゥザワールドワンアンドオンリーといった馬もいますがその後春のクラシック(特にダービーで)馬券になりそうな馬は弥生賞では敗退しやすいと思った方がいいかもしれません。

今年ははっきりいって3強のレース。
これで他のレースに流れた有力馬も多いんじゃないでしょうか?
それほど3強とその他では現状差があるメンバー構成だと思います。

【エアスピネル】
先行力と瞬発力を兼ね備えた馬。
抜け出す時の脚はかなりのモノで前走朝日杯FSでリオンディーズに負けはしましたが3着馬には4馬身離しての2着で悲観する内容ではなかったでしょう。
最後で差されたのは馬の強さもあるかもしれませんが適性の差ということも十分考えられます。
エアスピネルは母エアメサイヤ、母母がエアデジャヴーで本質的には小回り向きと思えます。
舞台は中山となればここはリオンディーズと着順が逆になるかも。

マカヒキ
2戦2勝のディープ産駒でノーステッキでまだ本気度100%の走りをしたことがない大器。
相手強化、京都以外は初めて、と課題はあるものの難なく突破出来る可能性は十分あります。
中山も問題ないと思いますがどちらかといえばダービー向きの馬なので上記の傾向からすればここは負けてもOKかも。
ディープ産駒は弥生賞では1-0-2-8(複勝率27.3%)とデータ的にはイマイチです。
とはいえここで賞金加算出来なかったらダービーに出走出来なくなる可能性もあるので春盛り上がるためにもここは上位を期待したいところ。
それよりこの馬の最大の問題は本番で騎乗する騎手が決まっていないことでしょうね。

リオンディーズ
エピファネイアに負けず劣らずダイナミックな素質馬。
前走朝日杯FSはミルコらしい豪快な差し切りで2戦2勝でG誼ゼ茵
但し、同じ中山2000mでも皐月賞>弥生賞という適性で前走後方一気というレース内容も弥生賞に限ってはマイナス材料。
成長力とは馬の調子などは不明ですが昨秋に中山2000mでレースをすればエアスピネルより着順は下だったと思います。
適性とはそういうことですから。

日曜雨予報で馬場次第ではタイセイサミットが一角と崩す可能性もありますがとりあえずやっぱりこの3頭で。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
エアスピネルマカヒキリオンディーズ

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2015年05月27日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 〜第320話日本ダービー(謎解き編)
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第320話 「日本ダービー」


10年 36.1-39.0-38.4-33.4 =2.26.9 ▼11▼8△5 瞬発戦
11年 36.8-38.6-38.6-36.5 =2.30.5 ▼ 3▼1▼2 平坦戦 不良
12年 35.6-35.2-36.9-36.1 =2.23.8 ▼ 6△3△4 瞬発戦
13年 35.0-37.2-36.9-35.2 =2.24.3 ▼ 3△1△2 平坦戦
14年 34.9-36.8-36.8-34.4 =2.24.6 ▼ 6▼5△6 瞬発戦

コース適性【瞬8平2消0】の瞬発コースといえど過去5年で2回も平坦戦となっています。
距離が2400mもあると騎手の思惑一つでどうにでもなるし馬が引っ掛かってハイペースということも考えられます。
ましてや競馬界での最高峰日本ダービーです。
人気薄でも逃げれば何とか目があるかもと思っても不思議はないでしょう。
と考えると10年のドスロー瞬発戦は例外中の例外かもしれません。
ラップ的に共通してるのは直線に入って最大加速が生じていること。
525.9mの直線勝負。これが日本ダービーです。
なので何が一番重要かと言われれば「やっぱり瞬発力」ということになります。
レースでの上り別成績は

1位  2-1-0 -3 勝率33.3% 連対率50.0% 複勝率50.0%
2位  2-1-0- 1 勝率50.0% 連対率75.0% 複勝率75.0%
3位  0-2-0- 7 勝率 0.0% 連対率22.2% 複勝率22.2%
〜5位 0-0-3- 6 勝率 0.0% 連対率 0.0% 複勝率33.3%
6位〜 1-1-2-54 勝率 1.7% 連対率 3.4% 複勝率 6.9%

となっていてやはり上り上位の馬=着順上位の馬という結果になっています。
上り4位以下で連対した馬は過去5年ではディープブリランテイスラボニータの2頭だけ。
皐月賞で先行して3着以内という実績があった馬でした。
ちなみに皐月賞で先行して3着以内だった馬は過去10年でみても
メイショウサムソンサンツェッペリンディープブリランテエピファネイアトゥザワールドイスラボニータ
の6頭でダービーでも勝ち負けした馬が多いです。
それだけ皐月賞で先行して馬券になるということは馬に力があるという証拠でしょう。
では過去5年の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
エイシンフラッシュ 【瞬3平0消0】▼ 2▼10± 0 ▼ 8▼ 7△ 4
オルフェーヴル   【瞬3平2消0】▼ 9▼ 1△ 1 ▼10▼12△ 9
ディープブリランテ 【瞬3平1消0】▼12△ 1△ 7 ▼10▼ 7△ 7
キズナ       【瞬2平2消0】▼ 1▼ 8▼ 1 ▼ 7▼ 5▼ 2
ワンアンドオンリー 【瞬4平1消0】▼ 9± 0△ 5 ▼10▼10△10
2着馬
ローズキングダム  【瞬3平0消0】± 0▼ 6▼ 1 ▼13▼ 2△ 6
ウインバリアシオン 【瞬2平1消0】▼ 8▼ 2△ 6 ▼ 9▼16△11
フェノーメノ    【瞬3平0消0】▼ 5▼ 4△ 9 ▼13▼ 5△ 3
エピファネイア   【瞬2平2消0】▼ 5▼ 5△10 ▼10▼ 3▼ 2
イスラボニータ   【瞬4平2消0】▼ 4△ 1△13 ▼18▼ 9△ 5

昨年のコラムでも指摘していますが瞬発力がポイントのレースになるので
・瞬発戦実績
・▼10以上の加速実績
・1800m以上の距離での重賞勝利経験
・近年は平坦戦実績もあった方がベター
のファクターが重要です。
1800m以上の重賞勝利経験は馬の格とある程度のスタミナという点が挙げられます。

今年の登録メンバーで全ての条件をクリアしているのは
サトノクラウンドゥラメンテリアルスティール
の3頭です。
次点では
キタサンブラックサトノラーゼンベルラップミュゼエイリアンレーヴミストラル
辺りか。
まぁ、やっぱりその3頭なのねという印象。

これらに食い込みそうな穴馬はやっぱり
1〜2枠の内枠の馬でしょう。
過去5年で6番人気以下の人気薄で馬券になったのは6頭いますがそのうちの4頭は1〜2枠の馬でした。
基本人気馬が中心となるレースですが上記に挙げた中で内枠を引いた馬が穴候補になるかと思われます。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
リアルスティールドゥラメンテサトノクラウン
枠順が分からない段階ではこう打ちます。
平坦戦だった皐月賞はドゥラメンテの圧勝でしたが舞台は東京に替わってギアチェンジ能力がポイントになるはず。
今回スロー気味に流れればリアルスティールが再逆転すると思います。
さぁ、ユーイチ!そろそろ出番だぞ!

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2015年03月30日(月) 16:41 凄馬プロジェクトチーム
『凄馬出馬表&馬券検討』3/28〜3/29の結果(高松宮記念GI・日経賞GII)
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本日は先週の凄馬出馬表の結果をお伝えいたします!

3月29日(日)に行われました中京11Rの「高松宮記念GI」です。

レース結果(着順)の凄馬出馬表(画像)をご覧ください。



1着:総合ポイント【18位】 エアロヴェロシティ(6.5倍)
2着:総合ポイント【5位】☆ハクサンムーン(16.8倍)
3着:総合ポイント【3位】◎ミッキーアイル(5.2倍)

第4グループ・総合ポイント18位のエアロヴェロシティが1着、第2グループ・総合ポイント5位のハクサンムーンが2着、第2グループ・総合ポイント3位のミッキーアイルが3着という結果でした。

馬券は◎ミッキーアイルからの3連複ながしで的中となりました。凄馬出馬表では上位勢は拮抗していましたが、第2グループ〜第3グループ間にはっきりと溝が存在していましたので馬券構築しやすい分布でした。エアロヴェロシティは日本初出走で指数がなかったのですが、おさえて良かったです(^^♪

【3連複フォーメーション】
16

1,15,17,18

1,3,4,6,8,9,13,15,17,18

計30点 払い戻し14000円

続いて3月28日(土)に行われました中山11Rの「日経賞GII」です。

レース結果(着順)の凄馬出馬表(画像)をご覧ください。



1着:総合ポイント【5位】▲アドマイヤデウス(5.4倍)
2着:総合ポイント【3位】△ウインバリアシオン(7.3倍)
3着:総合ポイント【7位】☆ホッコーブレーヴ(14.8倍)

第2グループ・総合ポイント5位のアドマイヤデウスが1着、第1グループ・総合ポイント2位のウインバリアシオンが2着、第3グループ・総合ポイント7位のホッコーブレーヴが3着という結果でした。

馬券は◎フェノーメノ、○クリールカイザーを中心とした3連複でしたので的中とはなりませんでした。「上位7頭から中心を選びつつも混戦模様」という見立ては間違ってなかったとは思うのですが、◎○が飛んで▲☆で決まるとは…。こちらは予想が噛み合いませんでしたm(__)m


【3複2頭軸流し】

◎○=▲☆+2,3,7,11
5,9=2,3,4,6,7,11 (6点)

【3複フォーメーション】

○=▲☆=2,3,4,6,7,11
5=4,6=2,3,4,6,7,11 (9点)


計15点 払い戻し0円

今週も週末重賞の凄馬出馬表を開催当日14時に公開致します。宜しくお願い致します!
 

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フェノーメノの口コミ


口コミ一覧
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【追悼】悲運のダート最強馬ゴールドアリュール。武豊と目指したドバイワールドカップ。─ Gambling Journal ギャンブルジャーナル /2017年02月23日 21時00分00秒 http://biz-journal.jp/gj/2017/02/post_2668.html

 まさにダート最強を示したレースだった。2003年2月23日第20回フェブラリーステークス(G1)、1番人気に支持された武豊騎手鞍上のゴールドアリュールは横山典弘鞍上のビワシンセイキの追撃を振り切り快勝、これでダート重賞6戦5勝、国内ダート戦線に敵無しとなり、夢は3月のドバイへ向けられた。圧巻のレース内容から日本馬によるドバイワールドカップ初制覇は目前と誰もが感じていた。そして誰よりもその夢を描いていたのが、同馬を生産した追分ファームの吉田晴哉、吉田正志親子だろう。

 追分ファーム代表の吉田晴哉氏は、社台ファーム代表の吉田照哉氏、ノーザンファーム代表の吉田勝巳氏を兄に持つ三兄弟の一人。追分ファームの開場は社台ファームとノーザンファームよりも遅く、すでに競馬界を席捲していた兄たちには大きく遅れていた。父晴哉氏はもともとクラブ馬主社台レースホースの代表を務めていたこともあり、牧場経営を考えていなかったようだが、その父で社台グループの創業者である吉田善哉氏が「孫の正志に牧場をやらせろ」と遺言を語っていたことで追分ファームが誕生したという。

 追分ファーム設立後、遅れを挽回するために良質な繁殖牝馬を海外から輸入、その中でアメリカから輸入したニキーヤはダート最強馬ゴールドアリュールをこの世に送り出し、牧場に初G1レース制覇を届けてくれた。

 ゴールドアリュールはニキーヤにとって2番目の子供で、父は日本競馬の歴史を塗り替えたサンデーサイレンス。牡馬ながら3月3日のひな祭りに誕生した同馬はディープインパクトでお馴染みの池江泰郎厩舎に預けられた。デビュー前からクラシックを目指して調整されたが、ソエに悩まされ、さらに気性的な問題も重なって惜敗が続き、芝では勝ちきれないレースが続いた。

 デビューから7戦目、ここまで芝で勝ちきれないレースが続いていたことで切れる脚が欠けると判断した陣営は、初めてダート戦を選択。結果は3歳ダート戦としては優秀な1分51秒6という好時計で2着に4馬身差を付ける圧勝、この一戦で同馬はダートでの素質を開花させる。オープンクラスとなった同馬は続く端午ステークスも4馬身差の快勝。その後はダートで3連勝としてきたものの、3歳馬にとって一生に一度の晴れ舞台である東京優駿(日本ダービー)に出走、大方の予想を覆す5着に好走しその能力を証明したといえるだろう。

日本ダービーのあとは大井競馬場で行われる地方交流重賞ジャパンダートダービー(Jpn1)に出走し、危なげない内容で2着に7馬身差を付ける圧勝、ダート3戦で2着に付けた着差は合計15馬身、まさに3歳世代ダート界の頂点に立ったのである。

 夏を山元トレーニングセンターで休養に充てたゴールドアリュールは秋の初戦を地方交流重賞ダービーグランプリとし、レースは大幅に馬体が減少していたものの2着に10馬身差を付ける圧勝。陣営はこの時点で年内の最大目標を11月23日のジャパンカップダート(G1・今のチャンピオンズカップ)、さらに来年のドバイ遠征を計画してドバイワールドカップへ登録した。

 その後秋は一度も放牧に出さず厩舎で調整され、ジャパンカップダートはアドマイヤドンに次ぐ2番人気に支持された。しかしレースは初めて対戦した古馬の壁を超えることができず5着に敗退、ダート戦で初めて敗北を喫したのである。その後年末の地方交流重賞東京大賞典への出走が決定し見事勝利、この結果が決め手となり同馬は2002年のJRA最優秀ダート馬、2002年NARダートグレード競走最優秀馬(特別表彰馬)に選出された。

 2003年初戦は中山競馬場で行われたフェブラリーステークス(G1)。例年東京競馬場で行われていたレースだが、この年はスタンドの改修工事があったため中山で開催。初のJRAでのG1レース制覇を目指して調整されていた。吉報が届いたのは1月末、登録していたドバイワールドカップに選出され陣営の悲願だったドバイ遠征が決定、

「フェブラリーステークスを勝ってドバイへ行こう」

 という目標によって陣営は一つとなり、ゴールドアリュールはその期待に応えて優勝、日本代表馬としてドバイワールドカップへ向かうこととなったのである。


 レース後も順調で3月14日には海外輸送のため美浦の検疫厩舎に入厩して調整が続けられ、出国は3月20日の成田発、シンガポール経由でドバイへ向かうというスケジュール。馬は完全に本格化、順調に調整されて体調は万全、まさに日本馬が世界を制する瞬間は迫っていたが、世界情勢は風雲急を告げていたのである。

 まさに出発当日3月20日に発生したイラク戦争(第2次湾岸戦争)。遠い中東の地とはいえ関係者が懸念していた戦争が勃発してしまった。

 ドバイワールドカップが行われるアラブ首長国連邦は戦場となったイラクと目と鼻の先にあり、当初予定していたシンガポールからドバイへ向かう飛行機は飛べなくなってしまった。3月20日に日本を出発する予定だったが、それが判明したのが出発当日という不運。関係者はあらゆる手段を講じてドバイへの移動を模索したが情勢に変化はなく、また時間も迫っており遠征中止が決断されたのである。

「日本からシンガポールまでは行けるけど、シンガポールからドバイに行く手段がない。ヨーロッパ経由も他のルートも探したけど無理でしたし、レースまで9日しかなくて時間がなかった。本当にガックリ来ました。牧場にとって大きなチャンスでしたし、メンバー的にもチャンスは大きいと思っていましたから。このドバイとフェノーメノの日本ダービー(勝ち馬から23cm差の2着)は本当に悔しかった」(追分ファーム関係者)

 競走馬がピークの状態を維持するのは難しい。ましてはゴールドアリュールは

「池江調教師だけでなく他の調教師も勝てると言ってくれたので期待は大きかった」(同関係者)

 と感じたほどの仕上がりにあった。それだけに関係者の無念さは想像を絶するものだっただろう。

 それでも「来年のドバイ」を目指しゴールドアリュールの新たな挑戦が始まり、1ヶ月後のアンタレスステークス(G3)に出走が決定、59kgの酷量を背負いながら2着に8馬身差の圧勝、あらためて国内ダート最強のプライドを見せつけた。

その後は春のダート戦線最大のレースである地方交流重賞・帝王賞(Jpn1)に出走、断然の1番人気に支持された。陣営は「多少状態が落ちていても負けることなんて考えていなかった」と余裕の表情であったが、レース後にまさかの表情に変わる。いつもと同じ先行していつでも抜け出せる態勢、しかし直線はまったく伸びようとせず11着に大敗してしまったのである。

 レース後の歩様に乱れはなく故障も怪我もなかったが、池江調教師によるとレース後の息遣いが「ゼーゼーと荒かった」とのことで嫌な予感がしたという。その後社台ファームに放牧され内視鏡検査を行ったところ、重度の喘鳴症が発覚。治療後に以前のようなパフォーマンスは期待できないとの判断がされ引退が決定、社台スタリオンステーションで種牡馬入りすることが決定した。

 芝であらゆるG1レースを勝利していたサンデーサイレンス産駒の中でダートに特化したゴールドアリュールは、サンデーサイレンスの新たな可能性を感じさせてくれた一頭である。ゴールドアリュールが成し遂げられなかった夢は子供達が引き継ぎ、エスポワールシチーはアメリカのブリーダーズカップへ挑戦、2012年にはスマートファルコンがゴールドアリュールの主戦騎手であった武豊騎手を背にドバイワールドカップに出走、クリソライトが韓国のコリアカップで海外初勝利と世界へ挑戦している。

 そして2017年2月18日、ゴールドアリュールは天国へ駆けていってしまったが、その直後に3歳馬エピカリスがヒヤシンスステークスを快勝し、ドバイからアメリカへの挑戦を目指すプランを計画。さらに4歳馬ゴールドドリームはフェブラリーステークスを優勝し、来年のドバイ遠征が期待されるなど、ともに海外へ羽ばたこうとしている。

 競馬はブラッドスポーツとも呼ばれており、その「血」は何世代にも何百年も受け継がれていくもの。ゴールドアリュールの血は今も生き続けている。

 グリーンセンスセラ 2017年02月16日(木) 14:46
ディーマジェスティ「ローテ確定」 
閲覧 36ビュー コメント 0 ナイス 2

ディーマジェスティ「破滅の道」か新たなる希望か!? 不安な「ローテ確定」に賛否が━ Gambling Journal ギャンブルジャーナル /2017年02月16日 08時00分00秒 http://biz-journal.jp/gj/2017/02/post_2598.html

昨年の皐月賞をレコード勝ちし、クラシック路線の主役の一角として存在感を放ったディーマジェスティ(牡4 美浦・二ノ宮厩舎)のローテーションが確定した。

 ディーマジェスティは、3月の日経賞(G2)から、4月末の天皇賞・春(G1)に向かうことが確定。ここ最近ではフェノーメノがこのローテーションで天皇賞連覇を果たしており、関東所属馬としては一つの「王道ローテーション」といえるが......。

 日経賞の舞台である中山競馬場は、ディーマジェスティが皐月賞、セントライト記念を勝利した舞台であり、何ら問題はない。すでにゴールドアクターやレインボーライン、ツクバアズマオーら中山競馬場を得意とする強豪が多数出走を予定しており楽なレースではないが、ここで勝利すれば再びのG1制覇も大きく近づくに違いない。

 一方、ディーマジェスティの近走成績から、このローテーションに不安を感じる声も少なくないのが実状だ。

「昨年の菊花賞では、ライバルだったサトノダイヤモンドについていくことすらできず4着に敗退し、『距離が長い』という指摘は内外から上がり、輸送にも問題があるのではとの声もあります。その上で大目標が天皇賞となれば、菊花賞からさらなる距離延長。首をかしげる声が多いのも当然かもしれません。

 さらに同馬は、昨年のジャパンCで4番人気ながら13着惨敗と、昨春に見せた勢いが寸断されている状況。闘争心が再び戻るのかどうかにも注目ですね」(競馬記者)

 ディーマジェスティの今回のローテーションは希望の道なのか、それとも破滅の道なのか......。ファンの間では「大阪杯のほうがいい」「宝塚に照準をという声もあるが、果たして。

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 ユウキ先生 2017年02月03日(金) 23:07
☆ホッコーブレーヴ引退なんですね・・・☆
閲覧 44ビュー コメント 0 ナイス 8

2014年の天皇賞(春)で3着に入ったホッコーブレーヴ☆

単勝オッズ101・5倍の12番人気で3着に入った時はホントビックリしました!!

でも〜〜〜〜〜

自身の印は〜〜〜〜

○だったんです!(^^)!

◎は3番人気だったウインバリアシオン!!

勝ったフェノーメノは△!!

なんとか3連複、約4万円はもらいました(*^-^*)

ホッコーブレーヴ今までありがとうネ☆おつかれさまでした♪

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3:
  福招き猫(=゚ω゚=)   フォロワー:3人 2012年3月5日(月) 02:06:39
3/4 弥生賞
6着 フェノーメノ 岩田騎手
「具合も良かったし、前回以上にパワーアップしているのも感じられたし、凄い背中をしている馬。僕が思い切って乗っていれば、勝ち負けになっていたし、この馬の運命も変わっていたと思う。ホープフルSの時と同じ内容になってしまい、自分に納得できないし、申し訳ないです……」
2:
  福招き猫(=゚ω゚=)   フォロワー:3人 2012年2月12日() 18:39:53
1/29 3歳500万
1着 フェノーメノ 岩田康誠騎手
「今日はスタートもよく、出して行ってもムキにならず、外から他馬が来てもマイペースで行けました。ゴーサインを出したら、すぐに反応してくれましたし、スーッと伸びてくれました。素質があります」
1:
  福招き猫(=゚ω゚=)   フォロワー:3人 2011年11月3日(木) 10:17:19
10/30新馬
1着 フェノーメノ 岩田康誠騎手
「スタートもよかったですし、追ってからの反応もしっかりしていました。最後は2着馬に迫られましたが、まだまだ行けそうな感じでした。どういう競馬でもできそうですし、距離の融通もきくと思います」

戸田博文調教師のコメント
「普段から利口で、無駄な動きをしない馬です。まだ体に余裕がありますし、上に行ってもやれそうです。次は様子を見てからになりますが、長めのところを選んでいくことになると思います」

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2015年3月28日日経賞 G28着
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2015年3月28日 日経賞 G2 8着
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