アグネスデジタル(競走馬)

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アグネスデジタル
写真一覧
抹消  栗毛 1997年5月15日生
調教師白井寿昭(栗東)
馬主渡辺 孝男
生産者Catesby W. Clay & Peter J. Callahan
生産地
戦績32戦[12-5-4-11]
総賞金54,562万円
収得賞金21,630万円
英字表記Agnes Digital
血統 Crafty Prospector
血統 ][ 産駒 ]
Mr. Prospector
Real Crafty Lady
Chancey Squaw
血統 ][ 産駒 ]
Chief's Crown
Allicance
兄弟 ジャリスコライトシェルゲーム
前走 2003/12/28 有馬記念 G1
次走予定

アグネスデジタルの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
03/12/28 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 1281117.479** 牡6 57.0 四位洋文白井寿昭466(-2)2.32.8 2.336.6⑧⑧⑧⑨シンボリクリスエス
03/11/02 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 186117.9417** 牡6 58.0 四位洋文白井寿昭468(-3)2.00.4 2.435.8⑩⑪⑪シンボリクリスエス
03/10/13 盛岡 10 南部杯 G1 ダ1600 14--------5** 牡6 57.0 四位洋文白井寿昭471(--)1.37.0 0.0----アドマイヤドン
03/09/15 船橋 10 日本テレビ盃 G2 ダ1800 14--------2** 牡6 58.0 四位洋文白井寿昭466(--)1.52.2 0.0----スターキングマン
03/06/29 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 17126.8313** 牡6 58.0 四位洋文白井寿昭464(-4)2.13.7 1.737.9⑥⑥⑦⑨ヒシミラクル
03/06/08 東京 11 安田記念 G1 芝1600 18239.441** 牡6 58.0 四位洋文白井寿昭468(-4)1.32.1 -0.033.7⑨⑧アドマイヤマックス
03/05/01 名古 10 かきつばた記 G3 ダ1400 12--------4** 牡6 59.0 四位洋文白井寿昭472(--)1.25.9 0.0----ビワシンセイキ
02/04/21 香港 8 クイーンEC G1 芝2000 14--------2** 牡5 57.1 四位洋文白井寿昭449(--)2.02.6 0.0----エイシンプレストン
02/03/23 アラ 7 ドバイWC G1 ダ2000 11--------6** 牡5 57.0 四位洋文白井寿昭--0000 ------STREET CRY
02/02/17 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 16593.511** 牡5 57.0 四位洋文白井寿昭452(-1)1.35.1 -0.235.6⑥⑥トーシンブリザード
01/12/16 香港 8 香港カップ G1 芝2000 14--------1** 牡4 57.1 四位洋文白井寿昭453(--)2.02.8 -0.0----TOBOUGG
01/10/28 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 1371020.041** 牡4 58.0 四位洋文白井寿昭452(+7)2.02.0 -0.235.4⑨⑩⑦テイエムオペラオー
01/10/08 盛岡 10 南部杯 G1 ダ1600 9--------1** 牡4 56.0 四位洋文白井寿昭445(--)1.37.7 -0.0----トーホウエンペラー
01/09/19 船橋 10 日本テレビ盃 G3 ダ1800 8--------1** 牡4 58.0 四位洋文白井寿昭444(--)1.51.2 -0.0----タマモストロング
01/06/03 東京 11 安田記念 G1 芝1600 1861217.7611** 牡4 58.0 四位洋文白井寿昭454(-2)1.34.1 1.135.9⑯⑮ブラックホーク
01/05/13 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 187158.649** 牡4 59.0 四位洋文白井寿昭456(+2)1.20.7 0.634.4⑫⑬スティンガー
01/01/05 京都 11 スポ京都金杯 G3 芝1600 16594.833** 牡4 58.0 的場均白井寿昭454(+10)1.33.8 0.434.3⑦⑧ダイタクリーヴァ
00/11/19 京都 11 マイルCS G1 芝1600 1871355.7131** 牡3 55.0 的場均白井寿昭444(+2)1.32.6 -0.134.3⑮⑮ダイタクリーヴァ
00/10/28 東京 11 武蔵野S G3 ダ1600 166118.342** 牡3 55.0 的場均白井寿昭442(+4)1.35.6 0.236.6サンフォードシチー
00/09/30 中山 11 ユニコーンS G3 ダ1800 161110.041** 牡3 56.0 的場均白井寿昭438(-5)1.50.7 -0.437.2マチカネラン

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アグネスデジタルの関連ニュース

 12日の小倉11R阿蘇S(3歳上OP、ダ1700メートル)は、4番人気のコパノチャーリー(栗・村山、牡5、父アグネスデジタル)が、2番手からしぶとく伸びて抜け出した。タイム1分45秒2(良)。通算32戦6勝。「(1)番(トミケンユークアイ)の出方次第で、と思っていたが、(道中で)ひと息入れれば番手でもいけた。最後はさすがに止まったけど、強い競馬だった」と和田騎手。村山調教師は「登録しているコリアカップ(9月10日、ソウル、韓国GI、ダ1800メートル)に選ばれればいきたい」と話した。

★12日小倉11R「阿蘇S」の着順&払戻金はこちら

アグネスデジタルの関連コラム

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皆さん、こんにちは。ウマニティU指数攻略チームです。
騎手、調教師(厩舎)に続き、今回はU指数1位の種牡馬別傾向に迫っていきます。と言っても、主張することはこれまでとほとんど変わりません。
「名前で売れない種牡馬の産駒に妙味がある」
これに尽きます。U指数1位はそのレースで最も能力が高い(と考えられる)存在で、上位人気に支持されるケースも多く、いわゆる良血馬は過剰に人気を集める傾向にあります。その一方、マイナー血統の馬や産駒成績(とくに高額条件戦における成績)が目立たない種牡馬の産駒は、積極的に買われないぶん美味しいオッズを示してくれます。同じU指数1位なら後者のほうが儲かる。これは明白なのです。
※U指数の詳細はコチラ


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論より証拠、数字をご覧いただくのがいちばん手っ取り早いでしょう。データ集計期間内にU指数1位での産駒の出走機会が50回以上あった種牡馬の成績を、勝率順に並べてみました。上位に名を連ねているのは、昨今の種牡馬リーディングとは無縁とも言える地味な面々ばかり。産駒がG気妊丱螢丱螻萍している種牡馬の名前はほとんど見当たりません。それでも、U指数1位の評価を受けたとき、産駒たちは極めてレベルの高いパフォーマンスを披露してくれているのです。
※データの対象は、2014年〜2016年の3年間に行われた中央競馬の全レース。ただし、U指数が算出されない新馬戦を除く。





今をときめくディープインパクトキングカメハメハは、U指数1位ということを踏まえると、成績はまったく強調できません。勝率も単勝回収率も圧倒的に高いアグネスデジタルには歯が立たない状況です。「ディープやキンカメには逆らえない」というイメージだけで勝負すると、必ず痛い目をみます。

例えば、残るレースは京都と東京のそれぞれの最終のみで、あなたがどちらかのU指数1位馬で勝負して、一発逆転やダメ押しの大勝ちを狙っているとしましょう。京都のU指数1位はディープインパクト産駒。東京のU指数1位はアグネスデジタル産駒。もしもそんな状況下であれば、答えは1秒で出るというわけです。今回紹介したデータは、二択や三択に迫られたときに、大いに威力を発揮してくれます。
全体的に見ると、勝率上位の非サンデー系は、総じて回収率が高いことがわかります。偉大なサンデーサイレンスの血を受け継ぐ者たちには敬意を払いつつ、U指数1位は過信しない(マイナー種牡馬の産駒のU指数1位を重宝する)。このスタンスを貫くことにより、収支アップの可能性は一気に広がるでしょう。U指数1位に関しては、ディープよりもパイロ。キンカメよりもアグネスデジタル。これを絶対に忘れてはいけません。


第13回は「U指数1位の傾向のおさらい」をお伝えする予定です。お楽しみに!

(※内容は予告なく変更される場合があります)



■バックナンバー
活用法を伝授!予想力・回収率UP大作戦!(1)〜U指数の長所を知ろう!
活用法を伝授!予想力・回収率UP大作戦!(2)〜U指数1位回収率100%超の競馬場・コース
活用法を伝授!予想力・回収率UP大作戦!(3)〜U指数1位回収率100%超のクラス
活用法を伝授!予想力・回収率UP大作戦!(4)〜U指数1位の人気傾向(part1)
活用法を伝授!予想力・回収率UP大作戦!(5)〜U指数1位の人気傾向(part2)
活用法を伝授!予想力・回収率UP大作戦!(6)〜大幅馬体重増減のU指数1位を狙え!
活用法を伝授!予想力・回収率UP大作戦!(7)〜U指数上位5頭ボックスで儲ける方法
活用法を伝授!予想力・回収率UP大作戦!(8)〜U指数1位の距離別傾向
活用法を伝授!予想力・回収率UP大作戦!(9)〜U指数1位の騎手別傾向(part1)
活用法を伝授!予想力・回収率UP大作戦!(10)〜U指数1位の騎手別傾向(part2)
活用法を伝授!予想力・回収率UP大作戦!(11)〜U指数1位の調教師(厩舎)別傾向




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2016年2月19日(金) 14:00 みんなの競馬コラム
【フェブラリーステークス】血統考察 byうまカレ
閲覧 1,643ビュー コメント 0 ナイス 3

京都記念は都合により書けなかったので2週振りとなります。うまカレ副代表の金沢ユウダイです。前回の東京新聞杯では、エキストラエンドを推奨し6番人気2着と好走。今週もよろしくお願いします。(東京新聞杯コラムはこちら


今週はGIフェブラリーステークスです!

このレースは大きく分けて次の2つのタイプの馬が好走しているといえるでしょう。
 ‥ソく前で粘り込むタイプ
◆仝紊蹐ら差してくるタイプ(軽いダート向き)
コパノリッキートランセンドが前者に、テスタマッタサンライズバッカスなどが後者に当てはまります。

血統的にみると、,魯肇法璽咼鵝Hyperion5×3・5)やNureyev(Hyperion4×4)に代表されるHyperionが濃い血統。△A.P.Indy(母がSecretariat≒Sir Gaylord1×3)やStorm Cat(母父Secretariat)に代表されるSecretariatを含む血統です。
コパノリッキートランセンドもトニービン、Nureyevを持っているので前で泥臭く粘る競馬で栄冠を掴みました。この2頭にいえることは、GIを何勝もするチャンピオン級の馬であるということ。力の違いで勝利したともいえます。一般的に東京ダートは砂が軽く、時計が速いため血の方が適性としては高いといえます。

近年のSecretariat持ちの好走馬を列挙してみると、
インカンテーション(A.P.Indy)
ベストウォーリア(A.P.Indy)
ベルシャザール(セレクト)
ワンダーアキュート(A.P.Indy)
テスタマッタ(A.P.Indy)
カジノドライヴ(A.P.Indy)
サンライズバッカス(Storm Cat)
シーキングザダイヤ(Storm Cat)
特に昨年はA.P.Indy系の2着3着と分かりやすい結果となりました。

このあたりに注目して、各馬の見解を書いていきたいと思います。

●東京マイルはベストだが・・・
3連覇を目指すコパノリッキーは、父ゴールドアリュールの母父Nureyev、母父ティンバーカントリーの母Fall Aspen、母母父トニービンのHyperionをベースとする持続力を、中距離よりも厳しいペースになるマイルで活かしているという、スタイルとしてはダイワメジャーのようなイメージ。だから東京マイルはベストだろうし、この舞台ならそう簡単には止まらないでしょう。スタートが得意ではない馬なので、出負けして内で包まれたら〜だとか、近2年よりペースが速くなりそうな点など不安材料もありますが、昨年と比べてここを狙い澄ましたローテでない(昨年は東海S1着から参戦)ということから状態面が1番気になります。昨年も同じ2枠からの競馬で出遅れながらも、持ち前のスピードを活かして砂を被らない外目2番手の競馬が出来ましたが、2年連続で昨年のように上手くいくかどうか不安でもあります。

このようにコパノリッキーは、砂を被りたくないのでハナを切るか、外目を追走したいタイプ。ですからこの枠だとハナを切る可能性が高いですし、加えてモンドクラッセ陣営もハナをきることを意識させるコメントを出していますので、息を入れて運ぶことができるかどうか。フェブラリーSに出走した3年間で最も厳しい条件が揃っているといえるでしょう。

●東京ダートなら差し切り濃厚
ノンコノユメは種牡馬Green Desertの母母でもあるCourtly Dee直仔の父トワイニングに、ハーツクライミッキーアイルMy Bupers牝系の母ノンコという組み合わせ。パワーは文句なしでしょうが、母ノンコはアグネスタキオン×母母父Lyphard、なので、同じ父を持つキャプテントゥーレダイワスカーレットのようにHyperionとLady Jurorを増幅する形にもなっているため、持続力も担保されています。軽い馬場の方が良いタイプですから、チャンピオンズカップサンビスタが勝つようなダートの質としては真逆だった中京ダートであれだけやれていれば、東京でどれほど斬れるのか、末恐ろしささえ覚えます。距離はやや短いと思いますが、コパノリッキーがいる限り前残りはないという見立てなので、差し切り濃厚とみます。

●適性がズレている
昨秋から力を付け、チャンピオンズカップでは4着と好走したロワジャルダンは、母母スキーパラダイスに父キンカメなので、スキーパラダイスはLyphardやAlibhaiの影響で、キャプテントゥーレのような前に行っての粘り強さを伝える馬で、だからロワジャルダンも小回りを捲るのがベストな走りにうつります。ハイペースだったチャンピオンズカップは、持続力があるのでずっとバテずに一定の脚を使い続けていたら4着まで来ちゃった、というトーセンジョーダンの天皇賞秋のようなレースでした。差し馬有利の流れになって、再び持ち前の持続力で好走することはあるでしょうが、捲り&粘りがベストの馬だからGIを勝つならば先行してそういう競馬をした時だろうし、今回は初めての距離でそういう競馬は出来ないだろうから勝ち切ることは無いのではないかと思います。

●東京向きの同厩2頭
石坂厩舎の2頭、ベストウォーリアは、父マジェスティックウォリアーと母父Mr.Greeleyが、Secretariat、Mr.Prospector、Broadwayなど非常に共通な血が多く、マジェスティックウォリアー≒Mr.Greeley1×2といえるようなすごい配合で、ダート馬にしては体質が柔らかく、いかにも東京でこその差し馬。モーニンサンライズバッカスと同じStorm Cat→ヘネシーの父系で、母系のCozzeneの影響もありこちらも東京向きの差し馬。しかし距離延長というのが気になります。

●東京替わり&距離短縮でパフォーマンスアップ
ホワイトフーガはDeputy Minister系×フジキセキのニックスで、母母父がMr.Prospector×SecretariatのGone West系(先述したMr.Greelyもこの系統)のZafonicです。牝系はSingspealやDevil’s Bag、ヴィルシーナダノンシャンティでお馴染の名門Ballade牝系。この牝系はスピードが魅力ですし、Ballade牝系×フジキセキダノンシャンティと同じでもあります。気性的にも距離短縮はプラスだし、馬場も軽い馬場の方が合っていると思うので久しぶりの東京ならかなりのパフォーマンスアップが見込めるのではないかと思います。高木師がコメントしているように砂を被っても平気で、馬群から抜け出す競馬が出来るのも良いですね。
・4代血統表(ホワイトフーガ


●今年も侮れない
3年前の勝ち馬で、昨年は11番人気4着だったグレープブランデーは、母父ジャッチアンジェルーチからスピードを供給されていますが、父のAllegedと母のPleasant Colonyを通じるRibotのクロスがあるのでマイル前後の厳しいペースでこそ持ち味が活きています。しかし母母がNasrullahとPrincequilloのクロス(SecretariatもNasrullah×Princequillo)なので東京向きの斬れも兼備しており、ベストの条件といえるでしょう。

●前哨戦ワンツーのアグネスデジタル産駒
前哨戦の東海Sでワンツーを決めたアグネスデジタル産駒は、Secretariat5×5を持つ広いコース向きのアスカノロマンと、いかにもダ1700が得意そうな走り方をするモンドクラッセ、タイプが全く異なります。アスカノロマンは母父が、母父Sauce Boad(Ribot系)の影響で厳しいペースでこそ持ち味が活きるタバスコキャットで臨戦過程も血統もグレープブランデーに似ています。ただ今回は先述しているようにコパノリッキーの存在が厄介になりそうです。一方モンドクラッセは、東京ダートだと条件戦でも手こずるほどで、東海Sはスローペースに落とせたのが何よりの好走の要因。ここは厳しいでしょう。

【まとめ】
GI3連覇の難しさは歴史が証明している通りで、昨年と比べて臨戦過程の不安もあることから、ベストコースとはいえコパノリッキーは3番手評価としたい。ローテーション、成長力、東京替わりと強調材料が多い4歳馬2頭ノンコノユメのと牝馬ホワイトフーガに期待したい。あとは石坂厩舎の2頭と、グレープブランデーも要注意。



【参考】
『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

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「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。

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金沢ユウダイ
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執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2016年1月21日(木) 14:30 みんなの競馬コラム
【東海テレビ杯東海ステークス】血統考察 byうまカレ
閲覧 1,701ビュー コメント 0 ナイス 6

こんにちは。
学生団体「うまカレ」で副代表をやっている金沢ユウダイと申します。
早くもこのコラムを書き始めて3週目となりました。
先週の日経新春杯では、レーヴミストラルについて、フランス血統とSir Gaylordという観点から推し、シュヴァルグランについて「スピードが魅力の牝系で、ベストは2000mという見立て。体質が柔らかいので距離が持っているというイメージで、1着に据えた馬券は買おうとは思えません」と1枚割り引いた評価をさせていただきました。一応は上手くいきましたでしょうか。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=6798

うまカレの他のメンバーもコラムを書きたがっているのですが、如何せん大学生はテスト真っ盛り。僕も勉強しないとなのですが、週末の重賞考察は無くなることのないルーティーン。今週は東海Sを掘り下げたいと思います。話が繋がっているので最後まで読んでいただけると面白いかと思います。

中京ダートの特徴は
直線が長い
時計が掛かる
という2点が挙げられます。
同じく直線が長い東京ダートは、時計が非常に速いです。「直線が長い」という点で繋がりはあるのですが、適性は微妙にずれます。

,隆囘世巴輒椶靴燭い里A.P.Indyの血。
A.P.Indyは母Weekend SurpriseがSecretariat≒Sir Gaylord2×4という非常に強いニアリークロスを持つ影響で、一歩が大きいストライド走法を伝えます。ですから、広いコースへの適性が高いです。しかし、同時にStiking=Busher≒Busanda5・5×4も併せ持つのでやはり芝<ダな馬が多いです。
http://umanity.jp/racedata/db/horse_pedigree.php?code=12410790

中京が改修された2012年以降、ダ1800mのレース(1600万以上)で2度馬券に絡んだ馬は3頭(ナリタシルクロードサトノプリンシパルグランドシチー)しかいませんが、そのうちナリタシルクロードは母父がA.P.Indy、サトノプリンシパルは父父がA.P.Indyでした。

また、フェブラリーSで好走したカジノドライヴテスタマッタ、さらには昨年も好走し、今年も出走予定のインカンテーションもA.P.Indy系です。


△隆囘世巴輒椶靴燭い里BuckpasserとTom Rolfe

Buckpasser は先ほどのWeekend Surpriseの母父でもありますが、母Busandaの父War Admiral、母母La Troienneから受け継いだパワーがポイントです。このWar AdmiralとLa Troienneの組み合わせは、血統表の5代目6代目に埋もれていっても力を発揮するほど影響力があります。
http://umanity.jp/racedata/db/horse_pedigree.php?code=12400425

Tom Rolfeは母父RomanがSir GallahadやDomino系のUltimasといった血を抱えていて、同じくパワーを伝えます。フォーティナイナーの母父もTom Rolfeです。

中京に施行条件を変更してから行われた過去3回の東海Sを振り返ってみると、

【2013年】
1着 グレープブランデー・・・Tom Rolfeのクロス
2着 ナムラタイタン・・・父フォーティナイナー系、母系にBuckpasser
3着 ホッコータルマエ

【2014年】
1着 ニホンピロアワーズ
2着 グランドシチー・・・母系にSearching(War Admiral×La Troienne)
3着 マイネルバイカ・・・母父フォーティナイナー

【2015年】
1着 コパノリッキー
2着 グランドシチー
3着 インカンテーション・・・母系にBuckpasser 、Tom Rolfe

ホッコータルマエニホンピロアワーズコパノリッキーというGI馬以外は、取り上げた血統が含まれていました。


さてこれを踏まえて、今年の東海S、インカンテーショングランドシチーは昨年の2,3着馬ですから舞台適正はバッチリですが、前者は休み明けでも能力を買えるとして、グランドシチーはさすがに9歳だと手を出しにくいですね。

●パワー&スタミナの近親2頭
イッシンドウタイダブルスターは叔父と甥の関係にあたり、どちらもグランド牧場のオーナーブリーダーで、伊藤圭三調教師の管理馬です。
イッシンドウタイの母、ダブルスターの母母にあたるラストヒットという牝馬の父がDanzig×Buckpasser という組み合わせのスラヴィックという種牡馬。Danzig×Buckpasser という組み合わせの馬を持つ馬は過去にナムラタイタンインカンテーションが好走しています。
ダブルスターの母父アサティスは、母母Numbered AccountがBuckpasser 産駒で、Busanda≒Striking2×4という強力なニアリークロスを持ち、そこにRibot系の中でもスタミナに優れるGraustarkが配されてアサティスの母Secret Assertが産まれました。ですからアサティスは屈指のスタミナ&パワー血脈といえます。
http://umanity.jp/racedata/db/horse_pedigree.php?code=12407831
しかし父はA.P.Indy系のシニスターミニスターなので、しっかりとストライドを伸ばして走ってこそ持ち味の生きる馬。外枠や、スムーズに先行できたときに良績があります。2014年の東海Sでは9番人気4着でしたし、2走前小回り1700mで先行争いが激しくスムーズに先行できず、前走は超ハイペースに巻き込まれる不運なレースが続きました。スムーズなら南部杯でも4着になれる馬で、今回は十分に馬券圏内が狙えるでしょう。

●爆発力のある配合
先ほどNumbered Accountという馬が出てきましたが、ナリタポセイドンの母父Private Accountの母がNumbered Accountです。更にナリタポセイドンは種牡馬Cape Crossやトワイニング、ワンアンドオンリーヤマニンパラダイスアルビアーノなどを輩出するCoutly Deeという世界的な名牝系に属していて、これは父ハーツクライの牝祖My Bupersと共にWar AdmiralとLa Troienneを持ちます。非常にパワーがある配合で、近年、ハーツクライ×Coutly Dee牝系からはワンアンドオンリーが、また、その逆にあたるCoutly Deeの直仔トワイニング×My Bupers牝系からはノンコノユメという大物が誕生しました。とにかく爆発力のある血統で、展開が向けば一発合っても驚けません。
http://umanity.jp/racedata/db/horse_pedigree.php?code=2009105977

●3頭出しのアグネスデジタル産駒の中では・・・
今回アグネスデジタル産駒は3頭出走します。アグネスデジタルはTom Rolfeを抱えていますが、Tom Rolfeを通じるRibotのクロスを持っているのはアスカノロマンだけ。全体的にアメリカ血統のパワーが強いですが、Secretariat5×5があるのでA.P.Indy系のように大きなフットワークで走るので中京替わりは歓迎のように思います。年明け5歳でダート馬としてグンと成長してくる時期でもあります。

人気のモンドクラッセロワジャルダンはどちらも、小回りコースを捲る競馬がベストだと思っているのでどうしても勝ち切るイメージが湧きません。十分に伏兵が付け入る隙のあるレースだと思っています。


【参考】
日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html

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「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。


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2012年12月17日(月) 20:20 km
公認プロ≪km≫次走の狙い馬#201
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12/16 中山2R
ミエノハートハート【父チチカステナンゴ(グレイソヴリン系)×母父サンデーサイレンス(SS系)】
尾関知人厩舎【16位↑】C.ルメール騎手【54位↑】
距離適性【1800-2400】芝【C】ダ【C】急坂【C】加速力【C】持続力【B】
 シンゲン(父ホワイトマズル)、ヤングアットハート(父フレンチデピュティ)の半弟。
 兄たちを更にズブくしたような馬で足が遅い。その分、同じスピードで走り続けることを苦にしない。勝ち味に遅いとも言うが…。
 次戦で距離延長やダート替わりなら勝ち負け。

12/15 中京1R
タイセイホーネット【父メイショウサムソン(サドラーズウェルズ系)×母父エンドスウィープ(フォーティナイナー系)】
宮本博厩舎【39位↑】川須栄彦騎手【14位↓】
距離適性【1800-2200】芝【B】ダ【C】急坂【C】加速力【C】持続力【A】
 芝向きでダートが湿っていなかったら大敗を喫していたはず。まだまだ馬体が絞りきれておらず、次戦以降は期待大。

12/15 中京4R
ミラクルセレーネ【父アグネスデジタル(ミスプロ系)×母父Seattle Slew(ボールドルーラー系)】
佐藤正雄厩舎【119位↑】中井裕二騎手【51位】
距離適性【2000-2400】芝【D】ダ【B】急坂【C】加速力【C】持続力【B】
 切り替えるギアがないようで芝は向かない。アグネスデジタル産駒にしては長い距離が合っている。距離延長とダート替わりで。

12/15 中京10R
サトノエンデバー【父Encosta De Lago(フェアリーキング(ノーザンダンサー))系×母父Danehill Dancer(デインヒル(ノーザンダンサー))系】
宗像義忠厩舎【57位↓】丸田恭介騎手【23位↑】
距離適性【1800-2600】芝【C】ダ【C】急坂【B】加速力【D】持続力【C】
 この馬も単調な走りしかできない。未勝利馬で次があるかもわからないが、地方で化けて帰ってくる可能性も。


※適性欄:A-Eの5段階評価

km(けーえむ)※小文字
 ウマニティ公認プロ。ウマニティ主催の第2回プロテストで抜群の成績を収めて合格。現在プロ予想家として活動中。
 2011年は1300レース超を予想し、回収率134%、収支+428万を達成。2012年も10/9までに1000レース超を予想し、回収率125%、収支+242万を達成している。
 情報収集を重視した独特の思考フィルターに、U指数を加味したレース分析に定評がある。

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アグネスデジタルの口コミ


口コミ一覧
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ゴールドドリームが勝ったからこそ惜しまれる「あの馬」の他界。昨年「史上最強馬」クロフネの領域に迫った名馬の可能性─ Gambling Journal ギャンブルジャーナル /2017年02月21日 15時00分00秒 http://biz-journal.jp/gj/2017/02/post_2639.html

 19日に東京競馬場で開催されたフェブラリーS(G1)は、前日に亡くなった種牡馬ゴールドアリュールを父に持つゴールドドリームが、まるでその背中を押されたかのように接戦を制して優勝。

 競馬ならではのドラマチックな結末に感動したファンも多いだろうが、だからこそ「あの馬」の雄姿を見たかった。

 昨年11月の武蔵野S(G3)。フェブラリーSと同じ東京ダートのマイル戦で、ゴールドドリームに1馬身以上の差をつけて完勝した馬がいる。そのわずか半月後に調教中の事故で他界したタガノトネールだ。

 南部杯(G1)2着など、もともとダートマイラーとして高い素質を秘めていたタガノトネール。この日も果敢にハナを奪いに行くと1000m通過が58.3秒という、芝並みのペースでぶっ飛ばしていく。

 本来であれば、明らかなハイペース。だが、最後の直線に入ってもタガノトネールの脚色は衰えず、そのまま押し切った。2着のゴールドドリーム、3着のカフジテイクは知っての通り、先日のフェブラリーSの1着馬と3着馬だ。

 この日の東京ダートは異常に速い時計の出る状況だったが、勝ちタイムの1:33.8は当然レコード。ちなみに今年のフェブラリーSの1:35.1よりも1秒以上速く、武蔵野Sの歴史としては、コース改修前に日本のダート史上最強馬クロフネが叩き出した1.33.3に次ぐ記録でもある。

 競馬ファンの間では、今でも「伝説」として語り継がれている2001年の武蔵野S。

 同年のNHKマイルC(G1)を制していたクロフネは当初、同週に開催される天皇賞・秋(G1)を目指していたのだが、急遽アグネスデジタルが出走を決めた影響で除外の憂き目に遭った。

 そこでクロフネ陣営は、以前から「機会があれば使いたい」と考えていたダートへクロフネを投入。天皇賞・秋前日の武蔵野Sに出走したクロフネは初ダートにもかかわらず、後続に9馬身差をつけてレコード勝ちした。

 ちなみにこの勝ち時計1.33.3は、同年のマイルCS(G1)とわずか0.1秒しか違わない。如何に「異常な時計」であるのかは、説明するまでもないだろう。

 後にアグネスデジタルが天皇賞・秋を勝ったこともあって「奇跡的な偶然」が重なった日本競馬史上・最強のダートホース誕生の瞬間だった。

 後にクロフネは続くジャパンCダート(現チャンピオンズC)も、やはり従来のレコードを大きく更新するタイムで7馬身差の圧勝劇を飾っている。だが、誰もが「その力を世界に示してほしい」と願っていたところで、右前脚に屈腱炎を発症し引退。その強さは「伝説」と化した。

 主戦を務めた武豊騎手は、2011年にヴィクトワールピサが勝つまで「ドバイワールドカップ制覇に一番近かったのはクロフネ」と語っている。

 タガノトネールの"ラストラン"はそんな「伝説級の怪物」に迫った、歴史にも記憶にも残るパフォーマンスだった。ちなみに武蔵野Sを1分33秒台で駆け抜けたのは、クロフネとこの馬だけだ。

 グリーンセンスセラ 2016年10月28日(金) 01:22
【徹底考察】モーリス マイル王が挑む距離の限界。 
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【徹底考察】天皇賞・秋(G1) モーリス「札幌記念でまさかの敗戦を喫したマイル王が挑む距離の限界。しかし、最大の『不安材料』は距離よりもむしろ......」━ Gambling Journal ギャンブルジャーナル// 2016年10月25日 8時30分 http://biz-journal.jp/gj/2016/10/post_1620.html

『考察』

 昨年の最優秀短距離馬で、年度代表馬のモーリスが秋の天皇賞(G1)に挑むこととなった。

 前走の札幌記念(G2)は2014年5月の京都新聞杯(G2)以来の2000m以上の挑戦。その時は7着に敗れているが、馬自体がまだまだ成長途上だったことは確かだ。

 そういったこともあって、単勝1.6倍と安田記念以上の支持を集めたモーリスだったが、同じ堀宣行厩舎のネオリアリズムの逃げの前にまさかの敗戦を喫した。

 折り合いを重視した中団の追走から、勝負どころで外を回して追い上げたが逃げ馬に2馬身の差をつけられた敗戦。

 鞍上を務めたJ.モレイラ騎手はサンスポの取材に「向正面の馬場が重たくて、後ろからでは厳しかったね。ただ、折り合いはスムーズだったし、距離も問題なかったよ」と相棒を擁護した。

 ただ、それまで重賞勝ちがなかったネオリアリズムに完敗を喫したレース内容は、今後に不安を残すものだった。

 実際にレースを見守ったノーザンファーム代表の吉田勝己氏は「正直、悩んでいる。これで分からなくなりました」と、一時は天皇賞・秋への参戦自体が躊躇われる状況にもなっていた。しかし、その一方で「引っ掛からなかったことは良かった。距離はこなせると思う」とも発言しており、それが最終的な判断につながったのだろう。

 モーリスが2000mに一抹の不安を抱えていることは確かだが、その上で今回R.ムーア騎手を確保できたことは大きい。ムーア騎手とは昨年のマイルチャンピオンシップ(G1)と香港マイル(G1)を連勝した相性の良いコンビだからだ。

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 美浦のウッドチップコースで行われた1週前の追い切りでは、同じく天皇賞・秋に出走予定のサトノクラウンと併せ馬を行ない先着。陣営はスポーツ報知の取材に対して「至って順調。この日も長めからしっかり追った。馬体は少し増えているけど、このひと追いで締まってくると思う」と順調な調整を強調している。
【血統診断】http://biz-journal.jp/images/morisukettou.jpg


結論から述べると、血統的に中距離はむしろ歓迎なはずだ。血統構成だけを見れば、父スクリーンヒーローのもう一頭の代表産駒ゴールドアクター(有馬記念)よりも長い距離をこなしてもおかしくないほどスタミナに優れた配合だ。

 母メジロフランシスこそ未勝利だが、祖母メジロモントレーは牝馬ながら2500mのアルゼンチン共和国杯を制すなど、豊富なスタミナとパワーを持つ。母父のカーネギーにしてもスタミナやパワーに寄った典型的な欧州馬だ。従って、本来とてもモーリスのようなスピード溢れるマイラーが生まれる配合ではない。

 ただ祖父のグラスワンダーは、1400mから2500mまでの重賞勝利がある日本競馬史に残るオールラウンダー。隔世遺伝によって、マイルで高いパフォーマンスを誇るモーリスが長い距離をこなせる可能性は十分にある。

 ただし、競走馬の距離適性は血統だけで判断できるものではない。菊花賞と天皇賞・春を制したキタサンブラックがその典型で、気性や操縦性によって競走馬の距離適性は大きく左右される。

 例えば、菊花賞馬エピファネイアやダイヤモンドSをレコード勝ちしたモンテクリスエスを輩出したシンボリクリスエスは、その一方で1400mのスペシャリスト・サンカルロの父でもある。シンボリクリスエス×クラフティプロスペクター(アグネスデジタルの父)という配合のサンカルロは、本来マイル以上をこなしてもおかしくはないが、その気性の激しさゆえに短距離を主戦場としていた。

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他にも一昨年の高松宮記念の勝ち馬コパノリチャードは、ダイワメジャー×トニービン×カーリアン×ブラッシンググルームというスタミナに優れた配合ながら、皐月賞で逃げバテ、NHKマイルCでも逃げバテて、結局は短距離に矛先を向けた典型的なスプリンターだ。

 そういった例からも血統的な側面だけで、モーリスが中距離向きと判断するのは早計だ。血統的は、その馬を計る指標の一つに過ぎない。


≪結論≫

 今回のモーリスにとって最大の焦点となるのは、やはり「2000mでも従来のパフォーマンスを発揮できるのか」ということだろう。

 すでに昨年の安田記念でG1初制覇を果たしてから、マイルCSも制して春秋統一マイラーとなっているモーリス。マイル王が距離の限界に挑戦するケースは決して珍しいものではなく、過去にも例がある。過去に統一マイラーとなった9頭の2000m以上の「最高成績」は下記の通りだ。

ニホンピロウイナー 天皇賞・秋 3着
ニッポーテイオー  天皇賞・秋 1着
オグリキャップ   有馬記念 1着
ノースフライト   エリザベス女王杯 2着
トロットサンダー  未出走
タイキシャトル   未出走
エアジハード    天皇賞・秋 3着
アグネスデジタル  天皇賞・秋 1着
ダイワメジャー   天皇賞・秋 1着

 やはり2000m以上のレースで最も距離がマイルに近い天皇賞・秋に良績が集中しているが、このクラスになると最低でも「馬券圏内」には食い込んでいる。つまり、決してベストではないかもしれないが、「ずば抜けて高いマイル能力があれば、2000mで不利を埋めることは可能」ということになる。

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 確かに札幌記念で2着に敗れたことにより距離が不安視されているモーリスだが、レース展開や雨を敗因に挙げる声も少なくない。春はやや順調さを欠いたローテーションだったが、この秋はここまでしっかりと調整が重ねられている。

 ただ、モーリスには左回りで手前を替えない癖が散見される。

 今年や昨年の安田記念では、最後の直線に入ってもなかなか手前を切り替えずに伸びを欠いている傾向がみられた。そのせいで昨年は勝ったもののヴァンセンヌにクビ差まで迫られ、今年はロゴタイプに1馬身1/4の差をつけられて完敗している。

 香港G1の圧勝劇も含め7連勝の内、昨年の安田記念が最も危ないレースだったことからも、モーリスが左回りに弱点を抱えている可能性は高い。

 無論、それは陣営も承知しており矯正してくると考えられるが、天皇賞・秋の舞台は安田記念と同じ東京。左回りで悪癖が再発すれば、直線で思わぬ失速が起こり得るかもしれない。

 したがって、モーリスの不安材料は距離よりも、むしろ「左回りの東京」という舞台設定ということになる。

 過去にトーセンジョーダンやヘヴンリーロマンス、エアグルーヴなどが札幌記念からの直行で好走しているように、天皇賞・秋に実績のあるローテーション。春は順調さを欠いたが、この秋は昨年のような強い姿が見たい。
(監修=永谷研(美浦担当))

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 グリーンセンスセラ 2016年8月17日(水) 21:57
> 「マイル王」ニッポーテイオー死す 
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「統一マイル王」ニッポーテイオー死す......モーリスに継承されたマイル王の「意志」とロゴタイプが再現した安田記念の「歴史」─Gambling Journal ギャンブルジャーナル/2016.08.17
http://biz-journal.jp/gj/2016/08/post_1088.html

 16日夜、安田記念、マイルCS、そして天皇賞・秋とG1を3勝したマイル王ニッポーテイオーが、繋養されていた北海道浦河町の優駿ビレッジAERUで老衰のため死んだ。33歳だった。

 安田記念とマイルCSの両方を制し「統一マイル王」として一時代を築き上げたのは、過去に10頭しかいない。ニホンピロウイナー、ニッポーテイオー、オグリキャップ、ノースフライト、トロットサンダー、タイキシャトル、エアジハード、アグネスデジタル、ダイワメジャー、そして現マイル王のモーリスだ。

 競馬史に燦然と輝く層々たるラインナップだが、さらにこの中からマイルの枠を超越し「2000m以上のG1」で勝利を収めた馬となるとニッポーテイオー、オグリキャップ、アグネスデジタル、ダイワメジャーの4頭まで絞られる。今週末の札幌記念を経て、モーリスが目指している領域はここだ。

 ニホンピロウイナーは天皇賞・秋でギャロップダイナとシンボリルドルフに後塵を拝し、ノースフライトはエリザベス女王杯でベガを倒したもののホクトベガの激走に屈し、エアジハードの天皇賞・秋も復活したスペシャルウィークと"シルバーコレクター"のステイゴールドの前に脇役にしかなれなかった。

 そして、さらに「2100m以上のG1」を制覇というところまでハードルを挙げると、アグネスデジタルとダイワメジャーが脱落し、いよいよ残るのはニッポーテイオーとオグリキャップだけになる。

 つまりニッポーテイオーは、競馬そのものを代表する怪物オグリキャップと双璧を成すほどの名馬だったということだ。

次のページ▶▶▶ ニッポーテイオーと今年の安田記念の奇妙な「共通点」

さて、このニッポーテイオーだが、かつて地方競馬で100連敗して人気を博したハルウララの父として知られると共に、実は今年の競馬にも意外なところで存在感を発揮している。

 モーリスの連勝がストップしたことで、大きな話題を集めた今年の安田記念。モーリスがここまで世界を股に掛けた7連勝と圧倒的な強さを見せていたためメンバーが集まらず、G1としては珍しいわずか12頭での争いとなったことでも物議を醸した。

 実はこの12頭立ての安田記念というのが、ニッポーテイオーが制した1988年以来のこと。さらに今年はロゴタイプが乾坤一擲の逃げ切りで見事モーリスを2着に下したが、「安田記念の逃げ切り勝利」もまた1988年のニッポーテイオー以来の快挙だった。

 さらにニッポーテイオーが逃げ切った1988年の安田記念の2着馬は、モーリスの父方の祖母にあたるダイナアクトレス。こういった事実を見ると、改めて競馬が深い"因果"によって繋がっているのだと実感せざるを得ない。

 ロゴタイプという、ニッポーテイオー以来の安田記念を逃げ切った名馬が出現し、史上10頭目の「統一マイル王」モーリスが過去の先人たちの例に習って、自身の距離の限界に挑もうとしている。

 昭和の競馬を彩った名馬がまた一頭、世を去るのは寂しい限りだが、ニッポーテイオーにとっても安心して大往生を遂げられたのではないだろうか。

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