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サンスポ杯阪神牝馬Sの出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
①サラキア
栗東CWで実施した1週前追い切りでは、終いまでしっかりと攻め、ラスト1F11秒台前半の好ラップを記録。今週の坂路追いでも余力残しで後傾ラップをマークした。ただ、トレセンでの乗り込み量が少ないのは気がかり。馬体に幅が出てこない点も関係しているのかもしれない。動き自体は悪くないので、バッサリとはいかないまでも、軸にとるには不安。押さえ評価が妥当だろう。
②ワントゥワン
前走後は栗東に在厩したまま、ジックリと調整。ゆえに、乗り込み量は十分すぎるほど。ただ、1週前の坂路追い切りで未勝利馬に後れをとったのはいただけない。ポリトラックで実施した今週の追い切りに関しても、いつもと比べて時計が物足りない印象。良化気配に乏しく、今回は様子見のスタンスが賢明ではないか。
③サトノワルキューレ
中3週と間隔は詰まるが、24日には栗東坂路で14-14程度の内容を消化。その後も順調に調教を積み、栗東CWで実施した今週の3頭併せでは、長めから好タイムを記録。キッチリと追走先着を果たした。気難しい点は変わらないが、スピードに乗ったあとのシャープな走りは見映えがいい。1度叩いて着実に良化している。
④ラッキーライラック
前走後は放牧を挟んで、ここ目標に調整。1週前に栗東CWで実施した併せ馬では、楽々と好時計を記録&追走先着。栗東坂路で行われた今週の併せ馬でも、鋭い伸び脚を披露した。やや力むところはあるものの、伸縮性に富んだフォームは目を見張るものがある。まさに順調満帆。
⑤クロコスミア
間隔が詰まることもあり、この中間は緩めの調整に終始。とはいえ、2週前、1週前と2週続けて栗東坂路で後傾ラップを計時。坂路では動かない馬だけに額面以上の価値がある。今週の本追い切りでは、少し口向きの悪さを見せたものの、立て直したあとの走りは安定していた。絶頂時には及ばないまでも、気配は確実に上向いている。
⑥カンタービレ
3月15日に栗東坂路で初時計を記録。その後はコースと坂路を交えて丹念に乗り込み、1週前に栗東CWで実施した3頭併せでは及第点の時計を記録。同じくCWで行われた今週の3頭併せでは、直線で早々に抜け出し、僚馬を置き去りにした。少し馬体がこじんまりと映る点は気になるが、回転の鋭いフットワークは好調時に近い印象を受ける。動ける態勢とみたい。
⑦リバティハイツ
この中間は栗東坂路オンリーの調整。2週前と1週前にキレイな加速ラップをマーク。今週の併せ馬でも終い重点の内容ながら、力強い加速を見せた。落ち着き十分で折り合いはバッチリ。鞍上の仕掛けに対する反応も鋭い。ケイコ駆けする馬なので、額面以上の評価はできないものの、状態は高いレベルで安定している。
⑧ミッキーチャーム
1週前に栗東CWで長めから及第点の時計をマーク。芝コースで実施した今週の追い切りでも軽快な走りを見せた。ただ、コーナーでは逆手前、スピードに乗りかけた時に頭を上げるなど、気性的に若さが残っているのも事実。気分を損ねず走ることができれば、という条件付きのジャッジするに悩ましい存在である。
⑨メイショウオワラ
この中間は栗東坂路と栗東CWの併用調整。1週前にCWで長めからマズマズのタイムを余力残しでマーク。今週の坂路追い切りでは、ラスト2F24秒5-12秒2の好ラップを楽々と記録した。これといった減点材料はなく、好調をキープしている印象。勝ち切るまではどうかも、ヒモ穴候補として一考の余地はあるかもしれない。
⑩レッドオルガ
栗東坂路で実施した今週の追い切りでは、流す程度の内容ながら、キレイな加速ラップを計測。1週前には4F自己ベストを刻んでおり、時計面に関しては問題ない。ただし、肝心の動きついては微妙な線。重心が高いうえに、完歩も安定せず、兎にも角にも見映えが悪い。ケイコ映えしない馬なので、一概にマイナス材料とは決めつけられないが、過度の信頼は禁物。△評価までの扱いが正解とみる。
⑪ダイアナヘイロー
2週前に時計を出していないが、頻繁に馬場入りしているようだし、そもそも調教過程の確立パターンがない馬。過度に気にする必要はない。1週前に栗東CWで長めから及第点の時計を記録。栗東坂路で実施した今週の追い切りは終いを抑える内容ながら、しっかりと登坂している。乗り込み量の足らずはないので、あとは実戦までテンションを維持できるかどうか。その1点に尽きる。
⑫ミエノサクシード
3月中旬以降は、コースに関係なく毎回のように速い上がりタイムを記録。栗東CWで実施した今週の追い切りでも、上々の伸び脚を披露した。馬なり主体とはいえ、丹念に調教本数を重ねてきた効果もあってか、荒れ馬場をものともせず、低い重心を保っている点が印象的。この馬のバロメーターである後肢の蹴り込みも力強い。いい雰囲気でレースに臨めるのではないか。
⑬ベルーガ
今週の本追い切りは芝コースで終いを伸ばす内容。やや重の割に相応の時計を刻んできたが、強調するほどの内容ではない。5日にも栗東坂路で時計を出すなど、中1週ながらしっかりと調教を積んでいる点は評価できるものの、大きな変わり身まではどうか。劣勢は否めないだろう。
⑭アマルフィコースト
栗東坂路で行われた今週の追い切りでは、4F50秒9、ラスト2F24秒0-12秒1の好タイムをマーク。調教駆けするタイプとはいえ、馬場の悪い時間帯に急くことなく記録したものだけに、好感度は高い。低い姿勢を保ち、安定したリズムで登坂するさまをみるに調子落ちはなさそう。気持ちの高ぶりを抑えることができれば、面白い存在になるかもしれない。
ウマニティ重賞攻略チーム |
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