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前回の~ジャパンカップ編~では、「G1を勝つ力を持っている馬」(kmプロ)や「枠順とか展開次第ではここでも勝つ力がある馬」(スガダイプロ)といったシュヴァルグランへの期待の声をお届け。2着レイデオロへの「古馬相手でも十分通用する馬」(くりーくプロ)、3着キタサンブラックへの「昨年のJCはこの馬が最も恵まれたレース」(スガダイプロ)などと合わせて、1~3着各馬への見解をご紹介。貴重なプロの事前見解を、今週末のG1予想に是非ともお役立てください。
○コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。⇒ https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7125
本日のターゲットは、12/3(日)G1チャンピオンズカップ。
ウマニティ公認プロ予想家のスガダイ、サラマッポ、河内一秀、くりーく、kmの5人にアノ注目馬3頭を中心に、その他の特注馬も含め見解を直撃!
※見解は全て11/27(月)時点のものです。
●今回のプロ予想家陣
スガダイプロ・・・ウマニティ「プロ予想MAX」No.1予想家。タイム理論(主にオリジナルのスピード指数)と血統をベースに、調教や展開などあらゆるファクターをそこに加味し総合的に判断して結論を出すスタイルで「プロ予想MAX」のエースとして活躍中。
サラマッポプロ・・・独自の馬体・走法分析から未知の適性を見抜き、厳選したレース&穴馬を狙い撃ちするスタイルで毎年プラス収支をマーク(近10年中9年で年間プラス達成!)。
河内一秀プロ・・・自身が開発した競馬予想ソフト「カツラギ」ウマニティ特別版を採用し予想を展開。
くりーくプロ・・・調教中心に予想を展開。関西の新馬戦+重賞が主戦場で、全頭調教評価コメントにも定評。
kmプロ・・・情報収集を重視した独特の思考フィルターで近3走の内容分析を中心に予想を展開する。穴馬を狙い撃ちするスタイルで、ウマニティ公認プロ予想家中300万超払戻し本数歴代トップの記録を保持している。
●各馬へのコメント
・サウンドトゥルー
くりーく 昨年の勝ち馬で能力の高い馬ですが、後方から終いの脚を活かす馬なので展開に左右されることが多く、連勝することがあまりない馬ですね。調教面では、勝っている時は比較的軽め(馬なり)での最終追い切りが多く、逆にビシビシ追われている時は勝ち切れないことが多い印象です。今回の1週前追い切りは、昨年のように一杯ではないので既にある程度仕上がっている状態だと思います。直前を動き良く馬なりで仕上げられれば、勝ち負けまで期待できるでしょう。
km 自分の型にハマれば強いので、前走のような展開になれば昨年の再現も可能です。さすがにピークは過ぎていますが、多少衰えてもなお一線級の力があるとみています。ただ、先行有利な流れが想定されるので、連覇達成に関しては昨年時同様ハードルは高いといえます。
サラマッポ 差し切り勝ちの昨年は、やはり展開が向いたことが大きな勝因ですね。後ろから行く馬らしく、本質的には広いコースが合うタイプです。中京コースの多頭数では、末脚不発のシーンも大いにありえるでしょう。近走内容から年齢的な衰えはなさそうですね。
スガダイ 前走のJBCクラシックで久々の勝利。年齢的にそろそろ(パフォーマンスが)怪しくなってきたかなあ、と思っていたけど、あれならまだまだやれそうだな。連覇の可能性も十分にあるんじゃないか。ただ、昨年のこのレースは展開が向いたし、全くロスなく運んだ完璧な騎乗だったから。あんな乗り方はデムーロとかムーアだって5回に1回も出来ないと思うよ。そのくらい見事な騎乗だった。今年もあんなに上手くいくかな?自分で競馬を作れる馬じゃないから、あんまり人気するようだと馬券的にはちょっと買い辛い感じもあるね。
河内一秀 フェブラリーS、帝王賞と凡走が続いたけど、2走前の日本テレビ盃の2着好走でG1レベルの指数に回復し、前走のJBCクラシックではチャンピオンズカップ以来の勝利を上げ指数的にも上々の数字を記録しているね。かつては直線だけの競馬が多く、昨年の勝利もみんなも指摘している通り展開が上手くハマった印象もあったけど、近走は脚質的にも幅が出てきていて大崩れする可能性は低いんじゃないかな。
・アウォーディー
km 能力が高いのは疑いようがありません。外めの枠を引ければ復権できるでしょう。この馬に関しても懸念される衰えについてはないとみています。ただ、この馬は気持ちで走る面があるので成績にばらつきがあります。負け始めると止まらないのもその影響と思われます。昨年のJBCクラシック以降、チャンピオンズカップを除き重馬場で戦っていますが、本来はパサパサのダートが合っていると思いますよ。
河内一秀 昨年のJBCクラシック以降は勝ち星から遠ざかり、特に近2走は指数的にも不満の残る内容だった。ただ、ドバイ遠征以降、3ヵ月ぶり、4ヵ月ぶりと順調に使えていなかったのに対して、今回は久しぶりに中3週と短い間隔で使えるからね。ひと叩きの効果で状態が上向いてくれば、昨年も2着に好走している舞台だし、復活の可能性はあるだろうね。
くりーく 昨年のJBCクラシックまではダートで負けなしで勢いもあったと思いますが、その後は勝ち切れないレースが続いていますね。調教に関しては、連勝していた頃は直前に併せ馬で追い切られていましたが、勝てなくなってからはすべて単走で追われています。もともと首の高い走りで、調教駆けする馬ではないのでレースでも乗り難しそうですが、堅実に走ってはくるので人気にはなります。ダート転向が遅かった馬で年齢的にもこれから成長するタイプの馬ではないので、今回は厳しい戦いになるのではないでしょうか。
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