オーバースペック(競走馬)

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写真一覧
抹消  青鹿毛 2014年3月30日生
調教師南田美知雄(美浦)
馬主有限会社 ミルファーム
生産者ミルファーム
生産地浦河町
戦績17戦[1-2-1-13]
総賞金2,451万円
収得賞金500万円
英字表記Over Spec
血統 プリサイスエンド
血統 ][ 産駒 ]
End Sweep
Precisely
オーミチェリッシュ
血統 ][ 産駒 ]
キャプテンスティーヴ
メイショウユキカゼ
兄弟 ピンクジンキュムロンニンバス
市場価格
前走 2020/03/21 4歳以上1勝クラス
次走予定

オーバースペックの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
20/03/21 中山 12 4歳以上1勝クラス 芝1600 162477.91316** 牡6 57.0 丹内祐次斎藤誠 504
(+12)
1.37.5 3.036.9⑥⑤⑧ゲバラ
19/05/26 東京 7 4歳以上500万下 ダ1400 1681688.315** 牡5 57.0 岩部純二南田美知 492
(+6)
-- ----ミフトゥーロ
18/10/27 新潟 12 飛翔特別 500万下 芝1000 18237.2318** 牡4 57.0 杉原誠人南田美知 486
(-4)
0.58.1 1.334.6--アンインジュリー
18/09/02 新潟 12 雷光特別 500万下 芝1000 188172.515** 牡4 57.0 岩部純二南田美知 490
(+10)
0.55.4 0.632.4--ソレイユフルール
18/08/12 新潟 12 3歳以上500万下 芝1000 187139.052** 牡4 57.0 岩部純二南田美知 480
(-4)
0.55.0 0.231.6--ホウオウスクラム
18/05/19 新潟 11 大日岳特別 1000万下 芝1200 163620.385** 牡4 57.0 北村友一南田美知 484
(-4)
1.10.4 0.535.1⑪⑫ドウディ
18/04/15 中山 8 袖ケ浦特別 1000万下 芝1200 126825.998** 牡4 57.0 岩部純二南田美知 488
(-4)
1.10.3 0.834.2⑩⑩ラッシュアウト
18/03/31 中山 10 千葉日報杯 1000万下 芝1200 16510103.3128** 牡4 57.0 岩部純二南田美知 492
(-4)
1.09.2 0.634.2⑭⑭イノバティブ
18/03/11 中山 12 4歳以上1000万下 ダ1200 1635128.81412** 牡4 57.0 岩部純二南田美知 496
(-4)
1.13.2 1.237.5⑫⑨メイショウボンロク
18/01/28 東京 8 4歳以上1000万下 ダ1400 161196.31214** 牡4 56.0 岩部純二南田美知 500
(+4)
1.25.5 2.337.7⑪⑩アフターバーナー
17/12/02 中山 12 3歳以上1000万下 芝1600 15610201.81413** 牡3 56.0 杉原誠人南田美知 496
(+10)
1.35.6 2.235.2⑭⑭⑬ドーヴァー
17/11/18 東京 12 3歳以上1000万下 芝1400 163567.6913** 牡3 56.0 大野拓弥南田美知 486
(0)
1.22.2 1.135.0⑥⑥ハウメア
17/11/05 東京 8 3歳以上1000万下 芝1600 134564.11113** 牡3 56.0 岩部純二南田美知 486
(+14)
1.35.3 1.935.5⑩⑩アルジャンテ
16/11/19 東京 11 東スポ2歳S G3 芝1800 1081016.3710** 牡2 55.0 岩部純二南田美知 472
(+10)
1.51.5 3.237.3④④ブレスジャーニー
16/08/28 新潟 11 新潟2歳S G3 芝1600 157129.662** 牡2 54.0 岩部純二南田美知 462
(+2)
1.34.5 0.232.9⑮⑭ヴゼットジョリー
16/07/02 福島 1 2歳未勝利 芝1800 13224.531** 牡2 54.0 岩部純二南田美知 460
(-6)
1.50.1 -0.035.7⑫⑫⑫⑫マロンタキシード
16/06/19 東京 5 2歳新馬 芝1600 141151.093** 牡2 54.0 岩部純二南田美知 466
(--)
1.38.2 0.334.1⑫⑫サトノクロノス

オーバースペックの関連ニュース

 第21回東京スポーツ杯2歳ステークス(19日、東京11R、GIII、2歳オープン国際(指)、馬齢、芝1800メートル、1着本賞金3300万円=出走10頭)過去の優勝馬にのちのGI馬が名を連ねる出世レースは、柴田善臣騎乗の2番人気ブレスジャーニーが、上がり3ハロン33秒7の末脚を繰り出してV。重賞2勝目を挙げ、来春の主役候補に躍り出た。タイム1分48秒3(稍重)。クビ差2着は4番人気のスワーヴリチャード。さらにハナ差の3着が1番人気ムーヴザワールドだった。

 勢いは止まらない。未勝利、サウジアラビアロイヤルCを勝って臨んだブレスジャーニーが、小雨がぱらつく中の大激戦を驚異の末脚で制して3連勝。この2歳世代で一番乗りの重賞2勝目だ。

 「返し馬で気持ちが入りすぎるところがあったが、レースでは自分のリズムで走れていた。(直線で)手応え十分だったし、かわせると思った」

 期待通りの末脚に柴田善騎手は満面の笑みだ。

 道中はいつも通り中団やや後方から。縦長の流れで、後ろにいた1番人気ムーヴザワールドが早めに動いたが、鞍上は慌てず内ラチ沿いでじっくり構えた。直線でインがあかないとみるや、即座に外へ切り替え、先に抜け出したスワーヴリチャードムーヴザワールドを追撃。残り1ハロンで内から寄られたが問題にせず、最後はねじ伏せるようにクビだけ前に出た。

 「完成するのはまだ先。このまま無事に」とは本間調教師。次走は未定だが、「千四、千六、千八と距離を延ばしてきて、短くすることはないでしょう」という考えを示し、朝日杯フューチュリティSには向かわない方針だ。当然、クラシックを意識したローテーションが組まれるだろう。

 「きょうは1勝馬が1番人気。まだ強い相手がどんどん出てくるし、これからだよ」と柴田善騎手はベテランらしく泰然と構える。クラシックへの旅はまだ始まったばかり。大願成就へ、ブレスジャーニーは一戦一戦力を付けていく。 (板津雄志)

 ◆四位騎手(スワーヴリチャード2着) 「いい感じで直線に向いて自信満々だったが…。結果論だけど、もうワンテンポ仕掛けを遅らせてもよかったかな。いい内容の競馬だったが、勝ちたかった」

 ◆ルメール騎手(ムーヴザワールド3着) 「幼かったり、反応の遅い面はあるが、ポテンシャルは高い。距離は2000メートル以上がいい」

 ◆田辺騎手(キングズラッシュ4着) 「道中はリラックスして走れていた。最後は前の3頭に置かれてしまったからね。これから力をつけてくれば…」

 ◆中村師(トラスト5着) 「折り合いをつけるように調教してきたが、返し馬の段階から戦闘モードに入っていた。きょうのような競馬では、残り1ハロンで後ろの馬にやられてしまう」=朝日杯FS(12月18日、阪神)を視野に。

 ◆北村宏騎手(ジュンヴァリアス6着) 「直線の坂下で脚が鈍ったが、そこからよく踏ん張っていた」

 ◆バルザローナ騎手(ショワドゥロワ7着) 「直線で2度寄られる不利があった」

 ◆ムーア騎手(エルデュクラージュ8着) 「初芝に戸惑っていた」

 ◆松岡騎手(マイネルエパティカ9着) 「相手が強かった」

 ◆岩部騎手(オーバースペック10着) 「返し馬からテンションが高く、スタートしてガーッと行ってしまった」

★19日東京11R「東京スポーツ杯2歳ステークス」の着順&払戻金はこちら

ブレスジャーニー 父バトルプラン、母エルフィンパーク、母の父タニノギムレット。鹿毛の牡2歳。美浦・本間忍厩舎所属。北海道新冠町・競優牧場の生産馬。馬主は島川隆哉氏。戦績4戦3勝。獲得賞金7350万円。重賞は2016年GIIIサウジアラビアロイヤルCに次いで2勝目。東京スポーツ杯2歳S本間忍調教師、柴田善臣騎手ともに初勝利。馬名は、「旅を祝福する」。

【東スポ2歳S】厩舎の話2016年11月18日(金) 05:01

 ◆エルデュクラージュ池添学師 「手先が軽く跳びが大きいから、初の芝にも十分対応できる素材だと思っている」

 ◆オーバースペック・岩部騎手 「先週に比べ動きは良くなった。しまいはいい脚を使うので、舞台はいいと思う」

 ◆キングズラッシュ・田辺騎手 「しまい重点だったが、動きは良かった。まだ(体に)緩さはあるけど、いいものは持っている」

 ◆ジュンヴァリアス・畠山師 「しまいをサーッと流す感じだったが、動きは良かった。体がたくましくなった」

 ◆ショワドゥロワ・鹿戸師 「ゴールを過ぎてからも、しっかりとやった。具合はすごくいい」

 ◆スワーヴリチャード・庄野師 「順調に来て、2歳の現時点では馬もできている。右にモタれる面があるので左回りは良さそう」

 ◆トラスト・中村師 「攻めからも能力は高く、大人っぽくて折り合いやイレ込みの不安はない。実戦でもいい瞬発力をうまく生かせれば」

 ◆ブレスジャーニー・柴田善騎手 「前走よりピリッとしてきて、動きに鋭さが出てきた。上積みはある」

 ◆マイネルエパティカ・和田雄師 「単走追いは予定通り。自分のペースで走れれば」

 ◆ムーヴザワールド・ルメール騎手 「すごい反応でさらに良くなっている。ポテンシャルが高くGIIIでもやれる」

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【東スポ2歳S】追って一言2016年11月17日(木) 05:04

 ◆エルデュクラージュ池添学師 「1回使ってピリッとした」

 ◆オーバースペック・岩部騎手 「けいこの動きは良くなった。東京の千八もいいと思う」

 ◆ジュンヴァリアス・畠山師 「以前に比べて体がたくましくなった」

 ◆ショワドゥロワ・鹿戸師 「具合はすごくいいし、体重は少し減っていても大丈夫」

 ◆スワーヴリチャード・庄野師 「右にモタれる面があるので左回りは良さそう」

 ◆トラスト・中村師 「すごく大人っぽくて、イレ込みや折り合いにも不安はない」

 ◆フクノクオリア・杉浦師 「けいこの動きや具合はとてもいい」

 ◆マイネルエパティカ・和田雄師 「二千で勝っているので、1ハロン短くなる千八でも問題ない」

 ◆ローズプリンスダム・畠山師 「追い切りは坂路でいい時計が出ているし、具合もいい」

東京スポーツ杯2歳Sの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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【東スポ2歳S】レース展望 2016年11月14日(月) 18:51

 東京では土曜に出世レースとして名高い第21回東京スポーツ杯2歳S(19日、GIII、芝1800メートル)が組まれている。過去10年の優勝馬からは、2008年ナカヤマフェスタ宝塚記念)、09年ローズキングダム(朝日杯フューチュリティS、ジャパンC)、10年サダムパテックマイルチャンピオンシップ)、11年ディープブリランテ(ダービー)、13年イスラボニータ皐月賞)と5頭ものGIホースが生まれた。来年のクラシックを占ううえでも見逃せない2歳重賞だ。

 最も注目を集めるのは、切れ味の鋭さに定評があるブレスジャーニー(美浦・本間忍厩舎、牡)だ。新馬戦こそ3着に終わったが、未勝利戦、GIIIサウジアラビアロイヤルCと連勝。3戦全て東京コースで、いずれも上がり3ハロン最速をマークしている。前走もゴーサインに鋭く反応し、直線一気の末脚で勝利を飾った。レースぶりから200メートルの距離延長は問題なく、前走時で「まだ八分」(本間調教師)だった状態も上がっている。開催後半を迎えて外差しが決まる馬場もプラス材料。オープン実績馬がそろうメンバーの中でも、主役を張れる。

 公営・川崎競馬からの転入初戦となるトラスト(栗東・中村均厩舎、牡)も実績ではヒケを取らない。2走前のクローバー賞はスタート後に外にヨレたり、前半に力んでいたりと若さを見せて伸び切れず2着に敗れたが、前走の札幌2歳Sではスムーズに先手を奪い、2馬身半差をつけて鮮やかに逃げ切った。2カ月半ぶりのレースになるが、仕上がりは上々で「ゴムまりみたいなバネをしていて、本当にいい馬」と中村調教師は素質を絶賛。今回と同じ1800メートル重賞で結果を残しているのは強みだろう。

 3、1、2着とまだ1勝馬ながら、デビューから3戦続けて上がり3ハロン最速をマークしているのがオーバースペック(美浦・南田美知雄厩舎、牡)。前走の新潟2歳Sは最後方から上がり32秒9の末脚で追い上げた。その切れ味はデビュー戦以来の東京コースでいかんなく発揮されそうだ。勝ったレースは1800メートルだけに、課題のスタートをクリアできれば、ここも上位争いに加わってくるはず。デビュー23年目の岩部純二騎手にとっても、重賞初制覇の大きなチャンスだ。

 キングズラッシュ(美浦・久保田貴士厩舎、牡)は新馬-芙蓉Sと連勝。ともに2000メートル戦を快勝しており、1800メートルは問題なさそうだ。2戦は差し、先行で勝利と、ペースによって自在に立ち回れる強みもある。初コンビとなる田辺裕信騎手は1週前追い切りに騎乗して感触をつかんでおり、初めての左回りコースに対応できれば、好勝負になりそうだ。

 実績では劣るが、ムーヴザワールド(栗東・石坂正厩舎、牡)のポテンシャルは侮れない。阪神芝1800メートルのデビュー戦はクビ差の辛勝とはいえ、直線は他馬の間を割って、一度かわされた相手を差し返してのもの。2、4、5着馬がのちに勝ち上がったように、メンバーの質も高かった。全姉がローズS勝ちのタッチングスピーチという良血馬。一度使っての上積みも大いに望めるだろう。

 2000メートルで2、1着ときているスワーヴリチャード(栗東・庄野靖志厩舎、牡)は、きさらぎ賞2着のバンドワゴン(父ホワイトマズル)の半弟。セレクトセールでは1億6740万円(税込み)という高値で落札された素質馬だ。中距離適性はやはり高く、ハーツクライ産駒らしい末脚の持続力も持ち合わせている。直線で鮮やかに抜け出した前走の勝ちっぷりが良く、重賞初挑戦でも十分に勝負になりそうだ。

 エルデュクラージュ(栗東・池添学厩舎、牡)は京都ダート1800メートルのデビュー戦を3馬身半差で圧勝。芝替わりが鍵となるが、京成杯2着の半兄アドマイヤテンクウや芝中長距離5勝の半兄アドマイヤスピカ(ともに父キングカメハメハ)などの活躍を思えば、こなせる下地はあるだろう。

 距離を延ばして3走目の芝1800メートル戦で快勝したジュンヴァリアス(美浦・畠山吉宏厩舎、牡)のほか、芙蓉S3着で距離適性の高さを示したショワドゥロワ(美浦・鹿戸雄一厩舎、牡)、札幌2歳S4着&アイビーS3着のエトルディーニュ(美浦・小桧山悟厩舎、牡)といったオープン実績馬など、飛躍を目指す素質馬がそろっている。

東京スポーツ杯2歳ステークスの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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【東京スポーツ杯2歳ステークス】特別登録馬2016年11月13日() 17:30

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【2歳次走報】オーバースペック、東スポ杯2歳Sへ2016年9月1日(木) 05:00

 ★新潟2歳S2着オーバースペック(美・南田、牡)は、東スポ杯2歳S(11月19日、東京、GIII、芝1800メートル)に駒を進める。3着イブキ(美・奥村武、牡)は、百日草特別(11月6日、東京、500万下、芝2000メートル)へ。4着アピールバイオ(美・牧、牝)は、サフラン賞(10月2日、中山、500万下、芝1600メートル)。

 ★8月28日新潟・新馬戦(芝1200メートル)を制したダノンハイパワー(美・菊沢、牡)は、カンナS(10月1日、中山、OP、芝1200メートル)へ。

 ★8月28日新潟・未勝利戦(ダ1200メートル)を快勝したハングリーベン(美・武井、牡)は、ヤマボウシ賞(10月1日、阪神、500万下、ダ1400メートル)へ。

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オーバースペックの関連コラム

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みなさんこんにちは!

本日は東京11R「東京スポーツ杯2歳ステークスG3」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
★「U指数」について詳しくはこちらをご覧ください→U指数についてページ

U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。





第1グループ(橙)は、ブレスジャーニー1頭。
第2グループ(黄)は、トラスト1頭。
第3グループ(薄黄)は、オーバースペック1頭となり、以下は第4G(灰)となっています。

凄馬出馬表をご覧いただくと総合ポイント1位のブレスジャーニートラスト間に4.1、トラストオーバースペック間に4.7の大きな溝が生まれています。また、オーバースペック以下は大きな差がない分布になっています。

私の本命◎はブレスジャーニーにします。総合ポイント1位の能力はもちろん買い要素ですが、メンバー的にかなり緩い流れの決め脚比べになると思いますので、3戦連続上がり最速をマークしている本馬の信頼度は相当高いと思います。以下、粗削りながら非凡な才能を感じる○スワーヴリチャード、渋った馬場で狙いたい▲エルデュクラージュを厚めに△ムーヴザワールドオーバースペックと印を打ちます。

【馬連ながし】
6

1,8,9,10

【3連複1頭軸】
6

1,8,9,10

計10点

人気の一角、トラストは小回り向きの配合、本質的にマイル以下に適性があると見ているのでここは消しとします。


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2016年10月4日(火) 00:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2016) ~第7回 U指数から見た将来性の高い2歳馬Part2
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 今年も夏季競馬が終了して約1か月が経過。4回中山と4回阪神は2歳限定の重賞こそなかったものの、野路菊ステークス(2歳オープン・阪神芝1800m外)、ききょうステークス(2歳オープン・阪神芝1400m内)、芙蓉ステークス(2歳オープン・中山芝2000m内)、カンナステークス(2歳オープン・中山芝1200m外)と計4鞍のオープン特別が施行されたうえ、いわゆる“POG本”で評判となった良血馬が続々とデビューを果たしました。
 だんだん各プレイヤーの明暗も分かれてきたところですが、GI、GII、GIII、オープンの各ワールドは今週を含めて計3回の仮想オーナー募集枠開放があります。既にデビューした馬も追加指名できますし、どのプレイヤーもまだまだ上位進出は可能です。

 今回はウマニティ独自のスピード指数「U指数(結果U指数)」を参考に、将来性が高そうな2歳馬を紹介しましょう。以前の当コラムでも解説しましたが、「U指数」は新馬のレースがもっとも高い数値になりにくく、格の高いレースほど高い数値が出やすい指標。こうした特性や施行レース数を考慮し、今回は「新馬/芝1400m以下」「新馬/芝1500m以上」「新馬/ダート」「未勝利/芝1400m以下」「未勝利/芝1500m以上」「未勝利/ダート」「500万下から上のクラス」の7カテゴリーについて、「U指数」ベスト10のランキングを作成しました。集計対象は2016年9月25日までに施行されたJRA、かつ2歳限定のレースです。
 なお、「U指数」には早い時期のレースよりも遅い時期のレースの方が高い数値になりがちという傾向もあります。ランキングを参照する際は、日付にもご注目ください。


<新馬/芝1400m以下>

●8月7日 小倉06R レーヌミノル 84.7
●9月17日 阪神05R アグネスジュレップ 84.6
●6月25日 函館05R ロイヤルメジャー 84.3
●6月19日 東京06R アエロリット 82.8
●8月14日 小倉05R メイソンジュニア 82.6
●6月5日 阪神05R アンジュシャルマン 82.6
●6月5日 阪神05R マイネルパラディ 81.7
●8月7日 小倉06R メイショウルーシー 81.5
●7月31日 小倉06R カシノマスト 81.4
●7月2日 中京05R メイショウソウビ 81.4


<新馬/芝1500m以上>

●7月24日 中京05R クライムメジャー 81.7
●7月10日 函館05R タガノアシュラ 80.2
●7月24日 中京05R アドマイヤミヤビ 80.2
●8月21日 札幌05R ディープウォーリア 79.4
●8月6日 新潟05R サンライズソア 79.2
●6月19日 阪神05R エントリーチケット 78.9
●9月18日 阪神05R ワンダープチュック 78.7
●8月27日 新潟05R ルートディレクトリ 78.6
●8月27日 新潟05R リスグラシュー 78.6
●8月20日 札幌05R レッドアンシェル 78.6


<新馬/ダート>

●6月18日 阪神05R ディオスコリダー 83.1
●8月14日 新潟06R エピカリス 82.8
●9月17日 阪神06R ゲキリン 82.7
●7月31日 札幌06R ビーチマリカ 80.9
●6月18日 阪神05R ミスミーチャン 80.5
●9月17日 阪神06R セルリアンアラシ 80.1
●8月28日 札幌05R サリーバットマン 80.1
●9月24日 阪神06R コーカス 80.0
●9月17日 阪神06R タスクフォース 79.7
●9月4日 新潟06R サルタート 79.7


<未勝利/芝1400m以下>

●8月28日 新潟02R レジーナフォルテ 91.6
●7月24日 福島01R ダイイチターミナル 86.6
●8月21日 新潟01R ディバインコード 86.5
●8月20日 札幌01R サクセスムーン 85.7
●8月21日 新潟01R ドウディ 85.7
●7月31日 小倉01R シゲルベンガルトラ 85.3
●7月2日 函館01R フクノクオリア 85.2
●9月25日 阪神02R ミュークレックス 85.0
●8月21日 小倉01R ダノンチャンス 85.0
●8月28日 小倉01R ビーカーリー 84.9
●8月28日 小倉01R グランドガール 84.9


<未勝利/芝1500m以上>

●9月3日 小倉02R ナムラライラ 86.1
●8月13日 小倉02R アダムバローズ 85.6
●9月10日 阪神02R リスグラシュー 84.8
●9月10日 中山02R ハウメア 84.6
●9月24日 阪神01R アドマイヤミヤビ 84.5
●8月7日 新潟01R ジュニエーブル 84.5
●8月6日 小倉02R サマーサプライズ 84.4
●8月6日 小倉02R マイティドリーム 84.4
●8月6日 小倉02R ダノンオブザイヤー 84.4
●8月13日 新潟02R ジェードグリーン 84.4
●8月13日 新潟02R マイネルユニブラン 84.4


<未勝利/ダート>

●8月27日 札幌01R ハシルキセキ 88.5
●8月13日 札幌01R ハヤブサナンデダロ 87.6
●7月10日 福島01R アフターバーナー 86.1
●8月20日 小倉02R スターペスマリア 85.2
●8月6日 札幌01R ブランオラージュ 85.1
●8月6日 札幌01R エスシーエイト 85.1
●7月10日 福島01R ハシルキセキ 84.8
●7月16日 函館01R マンカストラップ 84.6
●8月20日 小倉02R ウイナーズロード 84.4
●8月6日 札幌01R ブキス 84.3


<500万下から上のクラス>

●9月4日 小倉11R 小倉2歳S レーヌミノル 99.0
●7月24日 函館11R 函館2歳S レヴァンテライオン 90.9
●7月24日 函館11R 函館2歳S モンドキャンノ 89.9
●8月28日 新潟11R 新潟2歳S ヴゼットジョリー 89.3
●9月3日 札幌11R 札幌2歳S トラスト 88.6
●9月4日 小倉11R 小倉2歳S ダイイチターミナル 88.6
●9月4日 札幌10R すずらん賞 リエノテソーロ 88.5
●8月27日 小倉09R ひまわり賞 カシノマスト 88.3
●7月24日 函館11R 函館2歳S タイムトリップ 87.8
●8月28日 新潟11R 新潟2歳S オーバースペック 87.8
●8月28日 新潟11R 新潟2歳S イブキ 87.8


 ちなみに、総合トップは小倉2歳ステークス(2歳GⅢ・小倉芝1200m)を制したレーヌミノルの99.0。2位が函館2歳ステークス(2歳GⅢ・函館芝1200m)を制したレヴァンテライオンの90.9ですから、完全にアタマひとつ抜けた数字と言っていいでしょう。次走以降のパフォーマンスが本当に楽しみです。
 
※次回のコラムは12/7(水)予定になります。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。主な著作に『コース別 本当に儲かる血統大全』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全』(ガイドワークス)、『一口馬主の愉しみ(競馬道OnLine新書)』(スタンダードマガジン)、『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、ウマニティPOG2014では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2016年8月31日(水) 18:22 競馬プロ予想MAX
先週の回顧~(8/27~8/28)霧プロ(142%)など11名が回収率100%超を記録!!
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先週は、28(日)に新潟競馬場でG3新潟2歳ステークスが、札幌競馬場でG3キーンランドカップが行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。

G3新潟2歳ステークスは好スタートを切ったイブキを制してアピールバイオが先手を奪って直線コースへ。逃げるアピールバイオは内を空けた進路取り、その内をすくってイブキサンライズソア、直後にキャスパリーグマイネルパラディと先団はズラッと横一線での追い比べ。残り200mを通過、ここでサンライズソアアピールバイオを交わしてイブキが先頭に立ちますが、その直後、外から福永騎手の右ムチに応えてヴゼットジョリーが一気に加速!あっという間にイブキを捉えるとゴールまで力強く伸びきって優勝!1馬身1/4差の2着にゴール前追い込んだオーバースペック、そこからクビ差の3着にイブキが入っています。

公認プロ予想家ではKOMプロら6名が的中しています。


G3キーンランドカップは絶好のスタートを決めたアクティブミノルが押して先手を主張しますが、これを楽々交わしてシュウジが先頭で直線コースへ。先頭は逃げるシュウジでリードは2馬身、続いてファントムロードアクティブミノル、外からナックビーナスが前を追います。残り200mを通過、依然先頭は逃げるシュウジファントムロードアクティブミノルはここで一杯となって単独2番手にナックビーナス、外からはブランボヌールレッツゴードンキも良い脚で追い込んできます。残り100m、ここでシュウジの脚色が鈍るとブランボヌールが豪快なストライドでグングン加速!ゴール前でシュウジをきっちり捉えて函館2歳ステークスとなる重賞制覇を飾りました!半馬身差の2着にシュウジ、そこから半馬身差の3着にレッツゴードンキが入っています。

公認プロ予想家ではKOMプロら6名が的中しています。


☆☆☆注目プロ →霧プロ
27(土)小倉5Rで単勝21.9倍の◎アオアラシの単勝、馬連57.4倍、3連複224.6倍を的中させ、9万5520円を払い戻し!翌日の新潟4Rでも大穴◎パーソナルブルー(単勝52.4倍)を本命に抜擢!単勝、馬連を仕留め9万2720円を払い戻しました!週末トータル142%、収支プラス13万3990円をマークしています。

☆☆☆注目プロ →馬っしぐらプロ
勝負レ-スに指定した27(土)新潟12Rで◎ケルベロストルセドールの2頭軸流しで3連複638.9倍を的中!そして再び勝負レースに選択した札幌11Rでは△◎▲の印で単勝、馬連、ワイドを的中させ、3万2520円を払い戻し!週末トータル156%、収支プラス6万5630円をマークしています。

☆☆☆注目プロ →kmプロ
28(日)新潟4Rで◎パーソナルブルーの単勝を1万円的中させ、52万4000円の高額払い戻しを達成!同日の勝負レースに指定した札幌12Rでは『ズブい馬なので追える地方騎手が適任。距離延長も好感持てる。』と狙った◎メイクアップの単勝を的中!11万1500円を払い戻しました!週末トータル回収率144%、収支プラス27万円を記録しています。

☆☆☆注目プロ →スガダイプロ
勝負レースの札幌11RキーンランドカップG3で『ブランボヌールはマイルでも健闘していたが、やはりベストは1200。斤量差があれば3歳馬でも楽に通用する。』と本命に推した◎ブランボヌールの単複を仕留め、2万1600円を払い戻し!この他にも新潟2Rレジーナフォルテ(単勝27.8倍)、新潟4R(3連複405倍)をはじめ、コンスタントに好調予想を披露し、週末トータル回収率135%、収支プラス7万7150円をマークしています。

この他にも栗山求プロ(186%)、サラマッポプロ(128%)、はははふほほほプロ(121%)、覆面ドクター・英プロ(118%)、きいいろプロ(108%)、シムーンプロ(106%)、KOMプロ(103%)が回収率100%超えの活躍を見せています。

今週もウマニティプロ予想MAXにご期待ください!

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2016年8月30日(火) 11:50 みんなの競馬コラム
【新潟2歳ステークス他】先週の結果などふり返り byうまカレ
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学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。
先週の競馬を見て、考えたことをまとめます。

新潟2歳ステークスは、ローエングリン産駒のヴゼットジョリーが優勝。自信があったレースで個人的に馬券も獲らせていただきました。レース考察コラムの【まとめ】には以下のように書いていました。

・人気どころで推したいのは、キャスパリーグヴゼットジョリー
・人気ほど信頼が置けないのは、モーヴサファイアサンライズソア

勝ったヴゼットジョリーは、新馬から「ただものではない」と注目していた馬。このコラムでも取り上げたほどでした。

===(以下、展望コラムより引用)============================

中京新馬(芝1400m)を制したヴゼットジョリーは、スウェプトとの間でベルルミエールを産んだ名繁殖フレンチビキニの仔で、Halo≒Red God4×3・6、そして母系に入るBlushing Groomの影響か、なかなかしなやかな走りをしますし、ただ者でない気もします。母母フェンジーは非常にハイインロー(HyperionとSon-in-Law)が豊富ですから、アースライズ(激流だったオークス4着、秋華賞5着)のように、厳しいペースになればいつでも好走するようなタイプになりそうです。
=============================================


●持続力が武器
さらにポイントとなるのは、ローエングリンもフレンチビキニも仏血を多く含んでいるということではないかと思うのです。ローエングリンの母カーリングと、ヴゼットジョリーの母母フェンジーによって、薄くですがSicambre、Wild Risk、Djebelの仏血のクロスが出来ます(Court Martialも共通)。これによって、牝馬に良く見られる、仏オークスやヴェルメイユ賞を制したカーリングの「仏血独特の斬れ」を引き出すことにも成功しているのではないでしょうか。薄い相似配合ともいえるかもしれません。父の持つ仏血をクロスしている馬といえば、最近だとジュエラーが代表的です。こんなことを書いてからパドック映像を見ると、あの独特の柔らかさはジュエラーに似ているなぁと思ってしまいますね。
レースに関していえば、馬群からスッと抜け出すHaloらしさも一応はみせているし、「スピードの持続力」というコメントが福永騎手から出たのはフレンチビキニの仔らしいです。持続力が武器の中距離馬だと思っていますので、「アースライズ的激流オークス4着」イメージでいきます。

オーバースペックは、福島での加速が、一般的に「大箱向き」と言われている馬のそれには見えなかったので、まず新潟2歳なら好勝負。本来向かう予定であった札幌2歳でも好勝負だろうと思いますが。京成杯あたりでクルーガーソールインパクト的な好走はないですかね〜。
イブキは、ルーラーシップ産駒らしいストライドで走る馬だからマイルと内枠が嫌でしたが、変態田辺騎手の先行だけが怖いなと思っていたらそういう競馬。これは百日草特別馬筆頭でしょう。
逆にアピールバイオはキンカメにRobertoのラブリーデイ的ピッチ走法なのできんもくせい特別or葉牡丹賞候補筆頭。
キャスパリーグはパドックを見ても、やっぱり「しなやかさ」を感じられず、ディープ×嵐猫でもレジェンドキャットの仔はこれが限界なのかな〜と思いました。
左にかなりモタれながらも12番人気6着と好走したマイネルパラディは、スクリーンヒーロー×Green Desertでも、母ロワージがHabitat経由のSir Gaylord4×3で、らしいストライドで走っています。3/4Northern Dancer、1/4非Northern Dancerという配合系でもありますね。新潟外回りも合っていますし、最も合っているのは京都外回りでしょう。
サンライズソアは外回りで切れるタイプではありませんから、この過剰人気なら嫌いたかったし、これはひいらぎ賞や万両賞、千両賞あたりが狙い目かな〜と。
モーヴサファイアは、Shareef Dancer≒Chief's Crown4×4にデインヒル増幅、素質ならばNo.1、ただこの条件替わりで勝ち切ってしまったら、それこそ化け物だと思いましたが8着なら十分でしょう。牝馬だとやっぱり忘れな草賞に出ることになるのかなぁ。

●スプリンターズSでは?
スプリンターズSの前哨戦であるキーンランドカップは、3歳牝馬ディープインパクト産駒のブランボヌールが優勝。ディープインパクト産駒で、母系に入ると柔らかさを伝える母父サクラバクシンオー、母母アジアンミーティアはUnbridled’s Songの全妹で、これはMr.Prospectorの母Gold DiggerのNasrullahとCount Fleetを増幅した配合だからこちらも柔らかい(ディープ×Unbridled’s Songのダノンプラチナを見れば一目瞭然)。マイル〜中距離の大物を輩出しまくる、お化け種牡馬ディープインパクトが、スプリントGIでも人気馬を送り出している(ミッキーアイルウリウリ)というのもとんでもないことなのですが、ブランボヌールもやっぱりスプリントGIを勝つ力強さ、パワーはない1400型に思えてなりません。

それならばシュウジの方を狙いたいです。
シュウジは、キンシャサノキセキというより、母カストリアのNashua≒Nantallah4×7・5のパワーが強く(この母は父ハーツクライでもツルマルレオンを産んでいますし)、こういったタイプの方が急坂ありの中山1200GIでは狙いやすいですね。ただ、まだ緩さを感じるのでGI奪取は4歳な気がしますが…。

ヴァナヘイム完勝
今週はこの馬に触れないわけにいかないでしょう。新馬戦を持ったままで楽勝した超良血ヴァナヘイムについてです。
書くまでもありませんが、母グルヴェイグディープインパクト×エアグルーヴという日本競馬の至宝ともいえる超良血で、マーメイドSを制覇。その年のエリザベス女王杯を走ることなく引退しました。
キングカメハメハエアグルーヴの相性の良さは、ドゥラメンテルーラーシップが出ていることで証明されています。そして、その根拠は、Hornbeam≒パロクサイドのニアリークロスになるということ。中京記念の展望で、以下のように書いています。

===(以下、展望コラムより引用)============================


東京のGIを勝ちまくったトニービン直仔の斬れは、母父Hornbeam(Nasrullah×Hyperion)の、Nasrullahの広いコース向きの柔らかい体質と、Hyerionの持続力に起因します。トニービンはHyperion5×3・5でもあるので、母系に入ると粘着力を伝え、切れ味が削がれる馬もいます。
しかし、キングカメハメハの母母父Blakeneyの母父がHornbeamなので、トニービン持ちの牝馬と交配すると、Hornbeamのクロスができ、トニービン直仔らしい馬(長い直線で持続性ある末脚が武器な馬)が生まれやすいのです。
その最たる例が、ドゥラメンテルーラーシップであり、彼らの場合はHornbeamのクロスのほかに、エアグルーヴの牝祖パロクサイドもNasrullahとHyperionを持っているというのがポイントでした…というのが望田先生に教わった最初のこと。

=============================================


グルヴェイグは、キングカメハメハエアグルーヴとの間にディープインパクトが入ることで、ラストタイクーン≒Alzao3×4(Northern Dancer、ナスキロ、Tom Fool≒Atticaなどが共通)という、もう一つ斬れ味を引き出す仕掛けができます。ちなみに、「キングカメハメハ×ディープインパクト」の出走はヴァナヘイムで2頭目、しかし「ディープインパクト×キングカメハメハ」は、7頭中5頭が勝ち上がっており、その顔触れもデニムアンドルビーグリュイエールテンダリーヴォイスキロハナ、ヤマノフェアリーなどなかなかのもの。また、エアグルーヴはHornbeam≒パロクサイド3×3でもありますが、トニービン×ノーザンテーストとHyperionが濃いので、ラストタイクーン≒Alzaoという柔らかさを引き出す仕掛けのを下支えするパワーとしても活きてくるでしょう。エアグルーヴディープインパクトキングカメハメハの良いところばかりを引き出した好配合です。
まぁもう走りを見ても1頭だけ別格の美しさ、しなやかさを感じますよね。


【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)


「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。

【うまカレBlog】http://umacollege.blog.fc2.com
【Twitter】https://twitter.com/umacolle
【Facebook】https://ja-jp.facebook.com/umacolle

金沢ユウダイ
【Twitter】https://twitter.com/derby6_1
【ブログ】http://derby6-1.hatenablog.com/

執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2016年8月26日(金) 18:40 みんなの競馬コラム
【新潟2歳ステークス】血統考察 byうまカレ
閲覧 2,672ビュー コメント 0 ナイス 4

学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。
今週は新潟2歳ステークス。キャリアの少ない2歳戦、しかもクラシックに繋がるレースだけあり、血統派としては気合が入ります。

内枠から考察していきます。

●前走はフロックではない
チシャーキャットメイショウボーラー産駒で母母がCaerleon産駒だからメイショウボーラーの配合のキーを継続してCaerleon≒Storm Cat4・3×3となる。母父クロフネ、母系にRobertoも入りダート馬に出てもおかしくない(将来はダートで結果を残す可能性もある)血統だが、自身には先述したCaerleon≒Storm Catや、3代母MamalunaのRoyal Cherger≒Nasrullah4・4・4・4による柔らかさも発現しているようで芝結果を残しました。新馬戦は単勝万馬券だったが決してフロックではなく、ハイペースではあったが勝ち時計はダリア賞より0.7秒も速い。新潟2歳はこれくらい軽さのあるタイプの方が合うし、穴の筆頭はこの馬だとみています。

●素質は高いが新潟マイルでは?
モーヴサファイアは、ブラックスピネルの妹でクリソプレーズ(マリアライトリアファルクリソライトの母)によって急速に発展している3代母キャサリーンパー牝系。クリソプレーズ=アロンダイトのパワーは、エルコンドルパサーの影響も大きいですが、キャサリーンパーはNever bend×Ribotなので、パワーを伝える牝系。モーヴサファイアはShareef Dancer≒Chief’s Crown4×4だけでもなかなかの配合といえますが、母モルガナイトは、デインヒルの重要血脈、Danzig、Ribot、Tudor Minstrel、La Troiennneを持っているのでハービンジャー産駒の配合としてはかなりの好配合で、将来性は非常に高いとみています。ただ、まだまだ動きは緩いので平坦の新潟マイルの瞬発力勝負では厳しい気が。素質の高さでどこまで走ってくるかでしょう。内枠というのも圧倒的にマイナスです。

●新潟マイルだと詰めの甘さが出そう
イブキルーラーシップ産駒らしいストライドで走るので如何にも大箱向きの中距離馬で、大箱でもマイルで坂のない新潟では詰めの甘さが出るでしょう。

ラブリーデイのような馬
アピールバイオは、母ビクトリアスバイオがキングカメハメハ×ブライアンズタイムという配合で、Graustark6×4、Raise a NativeとNashuaもクロスするからパワー型でラブリーデイに似たピッチ走法で走る。キンカメにRobertoという点でもラブリーデイと同じ。だからベストは内回りの中距離だと思うが、スローになれば脚質は違えどハープスターシンメイフジのようなピッチ走法の加速力が活きるレースではあるから好走しても驚けません。

オメガヴェンデッタのようなタイプ
サンライズソアは、エピファネイアユールシンギングらが出たシンボリクリスエス×スペシャルウィークで、母母がビハインドザマスクだから叔父にオメガヴェンデッタマスクトヒーローがいる血統。ビハインドザマスクの母ヴァインゴールドはMr.Prospector×Bold Reason×ヒッティングアウェーだから米血パワーが豊富。サンライズソアの面白いところは、ビハインドザマスクスペシャルウィークシンボリクリスエスと名牝La Troiennneの血を多く配されているところで、パワーに寄っている走法からもやはり同牝系のオメガヴェンデッタと同じような1400型の馬になっていくのでしょう。このメンバーでは素質上位だから好走しても驚けないが、追って味のある馬ではないので重賞の外回りのマイルで積極的に買いたいかというと違う。

●器用さと奥深さがある
ヴゼットジョリーベルルミエールの妹でローエングリン×サンデーサイレンス、母系にSaumarezを持つからHalo≒Red God4×3・6で、「ストライド走法ではないけれど、柔らかみのある走り」には、ロゴタイプサトノダイヤモンドのようなHaloらしさを感じます。血統表の1/4に当たる母母フェンジーは、Saumarez×LyphardというNasrullahとHyperionとFair Trialをクロスしてある重厚な血で、奥があるのも魅力。Haloらしく何でも出来るタイプだろうから、桜花賞でバッキューンと弾けるかどうかはともかく、2歳のこの時期の重賞ならば競馬の巧さで好走しそうです。

●ディープ×Storm Catのニックスだが…
キャスパリーグは、ディープインパクト×Storm Catのニックスで、Nijinskyを持つのはサトノアラジンラキシスらと同じ。1/4にあたる母母Que BelleがPokerやSpectacular Bidを持つから全体でSir Gaylord≒Secretariat≒Poker≒Bold Bidderとナスキロが豊富だし、Promised Landのクロスもあるから柔らかい体質を持ちます。ただ、兄リアルキングと同じように、Que BelleはStriking≒Blue Eyed Momo5×5というパワーに秀でたニアリークロスも持つからストライド走法には出ないよう。キャスパリーグもこの走法で外回りマイルのGIで弾けきるにはハープスターほどの抜けた運動神経を持っていなければ難しいですが、新潟2歳なら好走しておかしくないはずです。

●加速力≒ギアチェンジ勝負なら
オーバースペックの父プリサイスエンドは母母がSecretariat≒Bold Bidder2×3(Bold RulerとPrincequillo)、さらに母系にCount Fleetを持ち、Mr.Prospector系の中でもアドマイヤムーンスイープトウショウラインクラフトなど芝の一流馬を多く輩出したエンドスウィープの仔ということもあり、プラチナティアラ(函館2歳S2着)やセレスロンディーシンザン記念3着)など同世代相手であれば芝の重賞で勝ち負けする馬を出せる種牡馬ではあります。母父キャプテンスティーヴはBold Ruler5×4ですし、追込みで結果を残していますが、小回り福島での未勝利戦の加速などは、ストライド走法のそれではなく、Bold Ruler的なものだと解釈することはできないでしょうか。新潟2歳はスローの瞬発力勝負というよりは、加速力≒ギアチェンジ勝負になることが多いですから、この馬にはもって来いだと思います。

●内1400m→外1600m替わりは歓迎
マイネルバールマンは、Nijinskyが出た牝系で、Nijinsky≒Midsummer Magic5×3、Nijinsky≒Midsummer Magic+ナスキロという点では、Caerleon≒プレイリースカイ4×2ともいっても良い配合で、それらしいストライドで走るので前走の新潟内1400mよりは、今回の新潟外マイル向き。前走は適性の差と流れで負けただけで、外回りでやればリンクスゼロを差し切っていたと思います。今年の岡田繁幸氏系なら断然この馬でしょう。


【まとめ】
・人気どころで推したいのは、キャスパリーグヴゼットジョリー
・人気ほど信頼が置けないのは、モーヴサファイアサンライズソア
・人気薄で注目したいのは、チシャーキャットマイネルバールマン
アピールバイオオーバースペックは可も不可もない
6枠2頭(キャスパリーグヴゼットジョリー)から、チシャーキャットマイネルバールマンへのワイドや、枠連の6枠流しで買ってみたいです。

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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)


「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。

【うまカレBlog】http://umacollege.blog.fc2.com
【Twitter】https://twitter.com/umacolle
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金沢ユウダイ
【Twitter】https://twitter.com/derby6_1
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オーバースペックの口コミ


口コミ一覧

タフィスポ(10月27日号)

 ターフィーTD 2018年10月27日() 11:32

閲覧 139ビュー コメント 0 ナイス 4

10月27日(土)東京・京都・新潟
【★=本日一番】

京都11RスワンS(★)
◎3.ベステンダンク 16
〇8.ロードクエスト 13
▲10.モズアスコット 12.5
★6.レーヌミノル 12
△4.デアレガーロ 10.5
△5.グァンチャーレ 9
△7.キングハート (9)

※印と買い目の変更について
 今週より△印の点数を1頭減らします。また、参考買い目のパターンを「◎↔〇▲★△△△(1頭軸マルチ)」と「〇→▲★→▲★△△△」に変更します。

~レイティングについて~
 馬名右の数値は、該当馬の実力に騎手の巧拙、枠順やコーナーの有利不利を加味して算出した独自のレイティングです。1ポイント=0.2秒の差を示し、5ポイントで入線タイム差が約1秒と想定しています。(カッコ)付き数値は長期休養馬、もしくは8カ月以上前のレースぶりを見て算出したものです。予想の参考としてご覧ください。

【本日の注目馬】
京都8R
14.ロードヴォルケーノ

京都10R
5.スズカルパン

新潟12R
3.オーバースペック
16.ガーシュウィン

【参考買い目】
<単勝>
◎=1点
<三連単>
◎↔〇▲★△△△(1頭軸マルチ)=90点
〇→▲★→▲★△△△=8点
◎→〇→▲★=2点

◆勝負R回収率(18年10月20日以降)◆
単勝  150%
三連単 0%

以上

 ターフィーTD 2018年8月11日() 23:20
タフィスポ(8月12日号)
閲覧 192ビュー コメント 1 ナイス 9

8月12日(日)新潟・小倉・札幌

【★★=本日一番、★=勝負レース】

札幌11RエルムS(★★)
◎3.ミツバ
○4.アンジュデジール
▲6.リーゼントロック
★14.モンドクラッセ
△1.2.9.13

新潟11R関屋記念(★)
◎1.ベルキャニオン
○6.リライアブルエース
▲13.ウインガニオン
★9.チェッキーノ
△2.3.10.11

【本日の注目馬】
新潟9R
13.アルーシャ

新潟10R
7.アースコネクター

新潟12R
13.オーバースペック
14.ガーシュウィン

【参考買い目】
[単勝]
◎○=2点
[馬単]
◎○▲★=12点
△→◎○=(8点)
[三連単]
◎○→◎○▲★→◎○▲★△=36点

以上

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 ターフィーTD 2018年5月19日() 12:38
タフィスポ(5月19日号)
閲覧 473ビュー コメント 0 ナイス 2

5月19日(土)東京・京都・新潟

【★★=本日一番、★=勝負レース】

京都11R平安S(★★)
◎ミツバ
○コスモカナディアン
▲テイエムジンソク
★グレイトパール
△3、4、9、14

【本日の注目馬】
東京9R
ゴージャスランチ

新潟10R
ナラトゥリス

東京10R
ベストドリーム

新潟11R
オーバースペック

東京11R
ブラックスピネル
マイネルアウラート

【参考買い目】
[単勝]
◎○=2点
[馬単]
◎○▲★=12点
△→◎○=(8点)
[三連単]
◎○→◎○▲★→◎○▲★△=36点

以上

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2020年3月21日4歳以上1勝クラス16着
厩舎の
自信
厩舎の
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オーバースペックの取材メモ VIP

2018年9月2日 雷光特別 5着
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レース後
コメント
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