トウショウドラフタ(競走馬)

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トウショウドラフタ
トウショウドラフタ
写真一覧
抹消  栗毛 2013年3月6日生
調教師萱野浩二(美浦)
馬主トウショウ産業 株式会社
生産者トウショウ産業株式会社トウショウ牧場
生産地新ひだか町
戦績36戦[5-0-2-29]
総賞金14,115万円
収得賞金2,500万円
英字表記Tosho Drafter
血統 アンライバルド
血統 ][ 産駒 ]
ネオユニヴァース
バレークイーン
ウイッチトウショウ
血統 ][ 産駒 ]
ジェイドロバリー
サマンサトウショウ
兄弟 レジェトウショウトウショウギフト
市場価格
前走 2020/11/22 障害3歳以上未勝利
次走予定

トウショウドラフタの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
20/11/22 東京 4 障害3歳以上未勝利 芝3000 1081016.2610** 牡7 60.0 大江原圭萱野浩二 496
(+8)
3.32.8 8.914.2⑨⑨⑩⑩アイファーアクター
20/05/09 新潟 11 谷川岳S (L) 芝1600 163573.71415** 牡7 56.0 団野大成萱野浩二B 488
(-10)
1.34.5 1.033.4⑯⑮アストラエンブレム
20/04/12 中山 11 春雷S (L) 芝1200 16713109.71412** 牡7 54.0 岩部純二萱野浩二B 498
(+8)
1.09.0 0.734.0⑮⑮ラヴィングアンサー
19/11/10 東京 11 オーロカップ (L) 芝1400 18612124.3164** 牡6 54.0 岩部純二萱野浩二B 490
(+8)
1.20.3 0.233.5⑮⑮テトラドラクマ
19/10/27 新潟 11 ルミエAD (L) 芝1000 1859115.4169** 牡6 56.0 岩部純二萱野浩二B 482
(-6)
0.56.8 0.433.4--レジーナフォルテ
19/10/06 新潟 11 信越S (L) 芝1400 172362.91312** 牡6 54.0 岩部純二萱野浩二 488
(+6)
1.22.0 0.734.9⑮⑭アルーシャ
19/08/25 新潟 10 朱鷺S (L) 芝1400 1681689.31310** 牡6 56.0 吉田豊萱野浩二 482
(+4)
1.22.2 0.935.0ストーミーシー
19/06/23 東京 11 パラダイスS (L) 芝1400 132234.21113** 牡6 55.0 田中勝春萱野浩二 478
(-14)
1.22.4 1.133.7⑫⑫ショウナンライズ
18/11/24 東京 11 キャピタルS OP 芝1600 1481371.71213** 牡5 56.0 北村宏司萱野浩二 492
(+18)
1.34.3 1.733.9⑨⑪グァンチャーレ
18/10/14 新潟 11 信越S OP 芝1400 181210.075** 牡5 55.0 丹内祐次萱野浩二 474
(-4)
1.21.0 0.335.1⑫⑫スターオブペルシャ
18/09/09 中山 11 京成杯AH G3 芝1600 1534154.5146** 牡5 55.0 北村宏司萱野浩二 478
(+8)
1.32.7 0.333.8⑧⑨⑪ミッキーグローリー
18/08/26 新潟 10 朱鷺S OP 芝1400 15117.947** 牡5 56.0 岩部純二萱野浩二 470
(-12)
1.21.3 1.634.1⑬⑬ワンスインナムーン
18/06/24 東京 11 パラダイスS OP 芝1400 108109.444** 牡5 56.0 田中勝春萱野浩二 482
(+2)
1.22.6 0.933.4⑩⑩ショウナンアンセム
18/05/26 東京 11 欅ステークス OP ダ1400 164877.81216** 牡5 56.0 岩部純二萱野浩二 480
(+4)
1.25.7 1.935.7⑯⑯ドリームキラリ
18/04/29 新潟 11 谷川岳S OP 芝1600 1671424.2103** 牡5 56.0 岩部純二萱野浩二 476
(-14)
1.32.9 0.434.0⑮⑮スターオブペルシャ
17/12/17 中山 11 ディセンバー OP 芝1800 1271043.3812** 牡4 56.0 三浦皇成萱野浩二 490
(+2)
1.48.8 1.034.6⑫⑫⑫⑫マイネルハニー
17/11/25 東京 11 キャピタルS OP 芝1600 1848105.4157** 牡4 56.0 岩部純二萱野浩二 488
(+2)
1.33.3 0.733.5⑯⑯ダイワキャグニー
17/11/12 東京 11 オーロカップ OP 芝1400 167146.226** 牡4 56.0 岩部純二萱野浩二 486
(+6)
1.21.3 0.533.2⑪⑫トウショウピスト
17/10/15 新潟 11 信越S OP 芝1400 14346.435** 牡4 56.0 岩部純二萱野浩二 480
(-2)
1.21.1 0.634.0⑫⑪アポロノシンザン
17/08/27 新潟 10 朱鷺S OP 芝1400 10785.633** 牡4 56.0 岩部純二萱野浩二 482
(+10)
1.20.7 0.034.1⑧⑧ワンスインナムーン

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トウショウドラフタの関連ニュース

 2016年のGIIIファルコンSを勝ったトウショウドラフタ(美・萱野、牡8)が16日付で。通算36戦5勝。総獲得賞金1億4115万6000円。今後は未定。昨年11月の障害未勝利戦10着が最後となった。

トウショウドラフタの競走成績はこちら

【ファルコンS】牝馬シャイン、重賞初制覇! 2020年3月15日() 05:01

 ファルコンSが14日、中京競馬場で18頭によって争われ、田辺騎乗で6番人気のシャインガーネットが差し切り勝ち。重賞初勝利を飾った。次走は未定だが、桜花賞(4月12日、阪神、GI、芝1600メートル)やNHKマイルC(5月10日、東京、GI、芝1600メートル)が視野に入る。1馬身半差の2着が1番人気のラウダシオンだった。

 ◆田辺騎手(シャインガーネット1着)「2走前の東京で勝ったときをイメージして、前に馬をおいてレースをしました。折り合いの心配もないし、マイルでも問題ないと思います」

 ◆武豊騎手(ラウダシオン2着)「理想的なポジション。勝ちパターンかと思いましたが、勝った馬の決め手が上でしたね」

 ◆菱田騎手(ヴェスターヴァルト3着)「直線は外に出して、よく伸びてくれました。まだ良くなりそう。能力の高い馬です」

 ◆藤岡康騎手(トリプルエース4着)「窮屈になるところがありました。立ち回りひとつでチャンスはあると思います」

 ◆横山武騎手(レッドライデン5着)「1400メートルだったので折り合いも問題ありませんでした。しまいまでよく頑張って伸びてくれています」

 ◆藤岡佑騎手(ビアンフェ9着)「1400メートルで馬場も悪く、最後は止まってしまった感じです」

シャインガーネット 父オルフェーヴル、母ベルベットローブ、母の父ゴーンウエスト。栗毛の牝3歳。美浦・栗田徹厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は山口功一郎氏。戦績4戦3勝。獲得賞金6125万9000円。重賞初勝利。ファルコンS栗田徹調教師が初勝利、田辺裕信騎手は2016年トウショウドラフタに次いで2勝目。馬名は「輝くガーネット」。



★14日中京11R「ファルコンS」の着順&払戻金はこちら

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【注目この新馬】スマートクラージュ 2020年2月14日(金) 05:02

 スマートクラージュは、12日に坂路の単走で4ハロン53秒7-12秒1。馬なりで軽快な走りを披露した。「ここ2週、いい動きをしている。父とは体形が違うが、バネがあって雰囲気は上々です」と池江調教師は好感触を告げる。叔父にファルコンS勝ちのトウショウドラフタがおり、「1400メートルぐらいがいいかもしれない」と師は語るが、素質での押し切りに期待だ。

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【リステッドレース・データ分析(特別編)】ルミエールオータムダッシュ 2~7番人気のゾーンが狙いどころ!近3回はナスルーラ系に勢いあり! 2019年10月27日() 10:30

ルミエールオータムダッシュの過去のレース結果をもとに、ファクターごとの傾向に注目し、好走パターンに合致する馬をピックアップしました。予想の際にお役立てください。

※2016~2018年の同名レースの結果をもとに検証


【全般】
2016年以降の3着以内馬9頭のうち8頭が4~6歳馬

ブリッジオーヴァー
ラブカンプー
オールポッシブル
ジョーカナチャン
メイショウカズヒメ
サラドリーム
ライオンボス
トウショウドラフタ
ミキノドラマー
レジーナフォルテ
カッパツハッチ
クールティアラ

千直で好走経験のある馬が優勢

ブリッジオーヴァー
ラブカンプー
オールポッシブル
ジョーカナチャン
サラドリーム
ライオンボス
アペルトゥーラ
ミキノドラマー
レジーナフォルテ
カッパツハッチ
クールティアラ

前走千直かつ条件戦組の奮闘が目につく

ブリッジオーヴァー
ジョーカナチャン
サラドリーム
クールティアラ

【人気】
近3年の連対馬はすべて2~7番人気のゾーン
※10時00分現在の2~7番人気

サラドリーム
ライオンボス
レジーナフォルテ
アポロノシンザン
カッパツハッチ
クールティアラ

【脚質】
近3回はいずれも先行(逃げ含む)×差し(逆を含む)のワンツー決着

※過度に気にする必要はない

【枠順】
外(6~8枠)有利

トウショウピスト
レジーナフォルテ
アポロノシンザン
カッパツハッチ
ゲンキチハヤブサ
クールティアラ
シベリアンスパーブ
アルマエルナト

【血統】
父もしくは母父にナスルーラ系種牡馬を配する馬が3連勝中

ラブカンプー
アペルトゥーラ
ミキノドラマー
トウショウピスト
レジーナフォルテ
アポロノシンザン
シベリアンスパーブ
アルマエルナト


【4項目以上該当馬】
レジーナフォルテ(5項目)
クールティアラ(5項目)
サラドリーム(4項目)
カッパツハッチ(4項目)



ウマニティ重賞攻略チーム

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【U指数的考察】ルミエールオータムダッシュ 低指数馬同士のワンツー決着は期待薄!1~5枠の指数95.0未満の馬は3着まで! 2019年10月27日() 09:55

ルミエールオータムダッシュの近年の傾向をもとに、U指数を絡めてピックアップした条件に合致する馬を提示しました。予想の際にお役立てください。

※2016年以降の同名レースの結果をもとに検証



<ポイント①>
指数95.0未満で2着連対圏に入った馬は、いずれも6~8枠。指数の裏付けに乏しく、枠順にも恵まれない馬は首位争いに届かない。

指数95.0未満かつ1~5枠の馬

ラブカンプー
オールポッシブル
メイショウカズヒメ
サラドリーム
アペルトゥーラ
トウショウドラフタ
ミキノドラマー

<ポイント②>
低指数馬の奮闘が目立つ一戦ではあるが、指数94.0未満同士のワンツー決着はゼロ。94.0未満同士の2連勝馬券は期待薄。

指数94.0未満

ラブカンプー
オールポッシブル
メイショウカズヒメ
アペルトゥーラ
トウショウドラフタ
ミキノドラマー
ゲンキチハヤブサ
シベリアンスパーブ
アルマエルナト

<ポイント③>
指数91.0未満で馬券に絡んだ馬は、2018年3着のイオラニ(指数88.2)のみ。この年はハンデ戦で同馬は50キロの軽斤量だった。別定戦となる今回、91.0未満の馬は割り引いて考えるべきだろう。

指数91.0未満

ラブカンプー
ゲンキチハヤブサ



ウマニティ重賞攻略チーム

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【京成杯オータムハンデキャップ】特別登録馬2019年9月1日() 17:30

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トウショウドラフタの関連コラム

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みなさんこんにちは!

本日は中京11R「CBC賞 G3」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
★「U指数」について詳しくはこちらをご覧ください→U指数についてページ

U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。




第1グループ(橙)は、シャイニングレイのみ1頭。
第2グループ(黄)は、エイシンスパルタンのみ1頭。
第3グループ(薄黄)は、セカンドテーブルから1.0ポイント差(約1馬身差)内のメラグラーナスノードラゴンまで3頭となっていて、以下は第4G(灰)となっています。

凄馬出馬表を見渡すと、第1G→第2G間の1.9ポイント、第2G→第3G間の1.5ポイント差が目立つ状況。一方、第3G以下は頭数が揃ったこともあり、大きな溝は生じない構図となっています。

そんななか今回の私の本命は◎トーセンデュークとしました。稍重で行われた土曜のレースを見ると、良と見紛うほど時計の出る馬場の印象で、このままレースまでに良に回復すれば、昨年に続きかなりの高速馬場で行われることになりそうな今年のCBC賞。その昨年も含め、外枠勢の健闘ぶりが目立ち、開幕週でも差し・追い込み馬好走のシーンが意外にも多いこともこのレースの傾向と言えそうです。素直に入れば、逃げ・先行馬に期待する手が常套手段でしょうが、妙味込みで“レース傾向に合う人気薄の外枠差し馬”のイメージでトーセンデュークを本命視。重馬場の前走は度外視して2走前にレコード勝ちした中京コースでの一変に期待しています。過去このレースで差して馬券に絡んだ馬たちの多くが、それ以前に中京芝のレースで上り最速をマークしていた馬たちで、それに当てはまっている点も強調材料とみています。
○はアリンナ。とにかく近年の高速馬場で行われたスプリント重賞では軽量3歳牝馬の活躍が印象的で、このレースも同じようなシーンがありそうです。先行粘り込みの2、3着候補最先鋒として注目しています。
以下▲エイシンスパルタン、☆トウショウドラフタあたりを上位評価。
そして、今回の私の馬券は◎からの馬連と3複を組み合わせた買い目でいこうと思っています。


【馬連流し】
◎=印
18=3,7,9,10,12,13,15(7点)

【3複フォーメーション】
◎=○▲☆=印
18=9,10,13=3,7,9,10,12,13,15(15点)

計22点


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2017年5月13日() 14:00 凄馬プロジェクトチーム
第271回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~京王杯スプリングカップ G2
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みなさんこんにちは!

本日は東京11R「京王杯スプリングカップ G2」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
★「U指数」について詳しくはこちらをご覧ください→U指数についてページ

U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。



第1グループ(橙)は、サトノアラジン1頭。
第2グループ(黄)は、グランシルクダッシングブレイズまでの4頭。
第3グループ(薄黄)はクラレントヒルノデイバローまでの3頭となっていて、以下は第4G(灰)となっています。

凄馬出馬表をご覧頂くと上位ではサトノアラジングランシルク間に2.5の溝があります。この他では大きな溝が生まれていませんので、凄馬出馬表的にはサトノアラジンが抜けた存在と言えるかもしれません。

私の本命は◎ダッシングブレイズとしたいと思います。今年の京王杯はレース中も降雨が予想され、馬場適性がかなり重要なポイント。ダッシングブレイズは馬場の悪化した2戦でともに上り最速で楽勝、サドラー系の父らしく相当な重巧者と思います。凄馬出馬表でも第2グループに属していますし、このメンバーでも勝負になるはずです。以下、○グランシルク、▲トウショウドラフタ、△レッドファルクスキャンベルジュニアサトノアラジンと印を打ちます。

【馬連流し】
13

3,4,8.9,10

【3連複流し】
13

3,4,8.9,10

計15点

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2016年9月9日(金) 20:01 みんなの競馬コラム
【京成杯オータムハンデキャップ】血統考察 byうまカレ
閲覧 2,347ビュー コメント 0 ナイス 5

今週から中山・阪神で秋競馬が開幕。日曜深夜にはマカヒキが出走するニエル賞(勝つと思いますが、本番でマークされないように、「圧勝」は避けてほしい)もあります。
西ではスプリンターズSに向けてGI馬が復帰しますが、予想的には東の方が面白そうなので京成杯オータムハンデを考察します。

ダノンプラチナ
ダノンプラチナは「柔×柔」のディープインパクト×Unbridled’s Songで、母系にSeattle Slewも入るので「柔」の部分が発現している(もちろんそれを下支えする「剛」の血も素晴らしい)。レース振りを見ても分かるように1800寄りのマイラーで、一般的な「ディープ産駒」のイメージに合致するタイプ。明らかに外回り向きの走法だが、マイラーというのは一定の「パワー」というものも持ち合わせているもので、その「パワー」というものは年齢を重ねるにつれて発現してくるものだし、先行力というものはそのパワーに因るものだから、4歳秋を迎えてこれまで以上に前で競馬ができるようになっている可能性もある。もちろんこの中では地力は抜けているが、今回に関していえば難しい内枠に入ったし、開幕週の馬場を考えれば勝ち切る可能性は少ないのではないかとみている(ペースが流れて、且つスムーズに外目に持ち出したしたい)。

●3歳馬2騎
ロードクエストマツリダゴッホにボルキロ血脈(Bold RulerとPrincequillo)を取り込みBold Biddr≒Secretariat4×5としたマツリダゴッホ産駒の典型的な好配合で、それらしいストライドで走るからベストは東京マイルと言うべきだが、Robertoの影響か、ノーザンテーストの影響か、ダノンプラチナほどのしなやかストライドではないから中山への対応力はある。ただ気性的な面でも乗り難しい面がある馬だし1着に据えた馬券はダノンプラチナよりは買いやすいが不安がある。
トウショウドラフタはSadler’s Wells≒Number3×3のアンライバルド産駒で、それらしい前向きな気性とパワーが最大の特徴。だからコーナーが多い中山マイルは合っているはずで楽しみなコース替わり、ただ、折り合いを付けるのが巧い田辺騎手からの乗り替わりというのは不安が残る。

ダノンリバティ
ダノンリバティは、Nureyev≒Fairy King4×3で、それらしい足捌きを感じさせるからコース替わりは気にならないし、ここのパワーがあるから急坂がある中山も合っているクチだろう。前走で先行力をみせたことは4歳秋の充実を感じさせるし、臨戦過程や調教も抜群。今回最も欠点が少ない有力馬はこの馬だろう。

ピークトラム
ピークトラムはマルゼンスキー≒Passing Mood3×3を持つ名繁殖タッチザピークの2番仔(産駒は3頭、異なる種牡馬で2勝以上挙げている)。Aureoleのクロスを持つから馬群を嫌う気性があり、関屋記念は2枠4番から包まれる形になってしまったのが敗因。そうでない形であれば中京記念で唯一先行して残している馬で地力は上位なのは明白。ただ今回も先行するスマートオリオンペイシャフェリスの内である4枠7番に入ってしまったのは不運としか言いようがない。逆にこの枠で逃げを決め打ちしてくるかもしれないので実に悩ましい。

クラリティスカイ
GI馬クラリティスカイは、再度田辺騎手騎乗&内枠で不気味だが、GI馬とは言え古馬相手となればGIII級のインパルスヒーロー的な馬だと思っているから「GI馬復活」的な煽りで人気先行ならば嫌いたい1頭。やはり東風Sくらいまで待ちたい。

●要注意の牝馬2騎
枠順を見て飛びつきたくなったのはアルマディヴァンカフェブリリアントの牝馬2頭。
どちらもLa Troiennneの影響で肩が立ったピッチ走法だから、直線の長いコースではスローの加速力勝負向きで、本質的にはコーナリングの巧さが魅力。アルマディヴァン中京記念関屋記念の内容が夏馬っぷりを感じさせる復調振りで、再度の横山典弘騎手騎乗も心強い。コースは間違いなく合っているので期待は大きい。カフェブリリアントも、前走のヴィクトリアマイルはハイペースで飛ばし過ぎたが、それ以外は大きく崩れていないし、戸崎騎手騎乗というのが心強い。こちらもコース適性は抜群なはず。

●そのほか気になる穴馬
その他ではシベリアンスパーブも中山マイルは合っていますし、重賞でも力は通用することは昨年のチャレンジC3着と今年の京都金杯4着が証明。ワキノブレイブも地力強化が見てとれますし、本来は直線の坂があった方が良いタイプ。リーサルウェポンは名牝KatiesにAlydar、Gold Legendとディープに合いそうな血を持ってきた良血で、関屋記念の内容も悪くありませんし、大外枠で無欲の追い込みに徹すれば面白そう。


【まとめ】
ダノンプラチナロードクエストも信頼しきれない
ダノンリバティはメンバーの中で最も欠点が少ない
ピークトラムは戦法がカギ
アルマディヴァンカフェブリリアントの牝馬2騎が面白い


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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

【うまカレBlog】http://umacollege.blog.fc2.com
【Twitter】https://twitter.com/umacolle
【Facebook】https://ja-jp.facebook.com/umacolle

金沢ユウダイ
【Twitter】https://twitter.com/derby6_1
【ブログ】http://derby6-1.hatenablog.com/


執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2016年7月23日() 09:10 みんなの競馬コラム
【中京記念】血統考察 byうまカレ
閲覧 2,947ビュー コメント 0 ナイス 7

学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。

今週は中京記念
このレースは重賞の中でもトップクラスに難しいなと毎年感じます。
所謂「リピーターレース」で、フラガラッハの連覇がよく語られますが、個人的にはミッキードリームの方が印象深いです(^^;)

ミッキードリームは2012年が7番人気4着、2013年が2着、2014年が3着でした。血統的に注目すべきことは「キングカメハメハ×トニービン持ちの母」という配合であるということ。
東京のGIを勝ちまくったトニービン直仔の斬れは、母父Hornbeam(Nasrullah×Hyperion)の、Nasrullahの広いコース向きの柔らかい体質と、Hyerionの持続力に起因します。トニービンはHyperion5×3・5でもあるので、母系に入ると粘着力を伝え、切れ味が削がれる馬もいます。
しかし、キングカメハメハの母母父Blakeneyの母父がHornbeamなので、トニービン持ちの牝馬と交配すると、Hornbeamのクロスができ、トニービン直仔らしい馬(長い直線で持続性ある末脚が武器な馬)が生まれやすいのです。
その最たる例が、ドゥラメンテルーラーシップであり、彼らの場合はHornbeamのクロスのほかに、エアグルーヴの牝祖パロクサイドもNasrullahとHyperionを持っているというのがポイントでした…というのが望田先生に教わった最初のこと。
話を戻しますが、ミッキードリームは、パロクサイド牝系でこそないものの、キングカメハメハ×サンデーサイレンス×トニービン×ノーザンテーストと、ドゥラメンテと15/16同血。トニービンを増幅した配合で、外差し馬場になり易い最終週の中京は持ってこいだったのですね。(「終わりそうで終わらないノーザンテースト」ともいえる)

とにかく難解なので内枠から気になる馬、有力馬について書いていきます。

●「中京マイル」という独特の舞台が合っているのではないか
カオスモスは、Buckpasser、母系に入るMy Chermer(Seattle Slewの母)Bug Hurry(Caerleonの5代母)、Never BendのLa Troienneパワー(特に母はBold Reason≒Never Bendのきょうだいクロス4×6)も豊富ですが、母母がナスキロ血脈のサンデーピクニック(サンデー×Caerleon×Shirley Heights)なので、ここが父のSecretariatと脈絡しますから、パワーと斬れ、どちらも兼備しているというイメージがあります。だからというべきなのか、東京で斬れまくるわけでもないので、ちょっとタフな外回りである中京は合っているのではないかと思うのです。実際に昨年は0.2秒差5着でした。完璧に乗っても勝ち切ることはないと思いますが、前走パラダイスSも0.3秒差6着と悪くない内容、昨年(18.0倍8番人気)から人気暴落の予感なので気に掛けておきたい1頭です。

●母母のパワーで
マイネルアウラートは昨年暮れの1000万→1600万連勝から、年明けの東京新聞杯3着、前走パラダイスSでオープン特別優勝と、まさにステイゴールド産駒(というよりノーザンテースト4×4)らしい成長をみせています。とはいえ、母母セーヌフロウはティンパーカントリー産駒(母プレイメイトがBusanda≒Striking2×3)で、母系にヒッティングアウェー(母Striking)を持つのでBusanda≒Striking5・6×4というパワーの塊。外回りのマイルで斬れるタイプではないのですが、こういうパワーが優ったタイプが怖いのが中京記念です。

●≒ミッキードリーム
タガノエトワールキングカメハメハ×サンデーサイレンス×トニービン×ノーザンテーストで、ミッキードリームともドゥラメンテとも15/16同血。牝馬だから一瞬の切れもありますが、本質的には外回り向きと踏んでいます。前走は途中で競馬をやめてしまっている感じでしたし、ここまでミッキードリームと酷似の血統ですから、血統派としては是が非でも抑えます(^^;)

●あり余るパワーと底力
トウショウドラフタアンライバルド×ジェイドロバリー、母母がサマンサトウショウですから、Sadler’s Wells≒Number3×3のパワー+Hyperionというイメージでいます。前向きな気性はSpecial(Sadler’s Wellsの母母、Numberの母)らしいものです。気性的に後ろからの競馬にならざるを得ないのが難点ですが、それでも抑え込めているのは名手(田辺騎手)の力でしょう。ここはファルコンSほどタフな馬場になりそうにない中、古馬相手にどこまでやれるか。ただやっぱりこの鞍上ですから、「えっそんな位置でも競馬出来るんだ」な~んてことが起こりかねないので怖いです。この牝系なので成長力は◎です。

●母は名繁殖、気性が課題
ピークトラムは、母タッチザピークがマルゼンスキー≒Passing Mood3×3(Northern DancerとBuckpasserとBull Dog=Sir Gallahadなど)というニアリークロスを持っているので、名繁殖の道を駆け上がっています(兄タッチザターゲット2勝、弟セネッティ2勝)。チチカステナンゴ×スペシャルウィークでも、母系のパワーが強くストライドは伸びませんが、中京は合いそうです。難点は、望田先生が良く指摘されるチチカステナンゴのVaguely Nobleと、スペシャルウィークのセントクレスピンを通じるAureoleのクロスで馬群を嫌う気性があること。中山の500万も、前走の谷川岳Sも外目をスムーズに追走していました。小牧騎手がこの枠からどう乗りこなすかでしょう。僕は軽視します。

●舞台はベスト!
ダッシングブレイズは、母Blazing BlissがGonfalon≒Hopespringseternal3×3というナスキロ+War Admiral+La Troienneのニアリークロスで、ナスキロ+Tom FoolでみればLady Capuletとも脈絡します。サトノクラウンと同じような所謂「ナスキロ柔らかい」体質で外回りのマイルがベスト。ここは条件が揃いました。

●柔らか体質で外回り向き
カレンケカリーナの母父Unbridled’s Songは母Trolley SongがCaro×ナスキロなので柔らかい体質を伝えやすく、この血を持つ馬は外回り向きになりやすいです。直近の例では、トーホウジャッカル(母父)、東京で良く走るレッドルーファス(父))などがいます。カレンケカリーナの場合は3代母父がRound Table×Fleet Nasrullahで、ナスキロとCount Fleetと、Unbridled’s Songの血を増幅しているのがオッと思わせますし、ハーツクライ産駒でPromised Landのクロスを持つのはウインバリアシオンと同じで、これも外回り向きの斬れを引き出すクロスです。前走の福島牝馬(福島芝1800m)や、前々走のターコイズS(中山1600m)はこの馬にとって完全に不向きな条件。府中牝馬Sは0.4秒差ですし、ここは注目してみたいです。

●タフ馬場と夏がイイ
アルマディヴァンは父メジロベイリーの母父マルゼンスキーの母父Buckpasser、母母父Rivermanの父Never Bend、3代母父父Better SelfがLa Troienneを持っていて、特にBuckpasserの母BusandaとBetter SelfはWar AdmiralとLa Troienneを併せ持つのでニアリークロスとなります。こういうタイプは、器用に立ち回ることができるので内枠だったというのも昨年は良かったのでしょう。今年は巧く立ち回った中山牝馬Sで4着、これくらい走れていれば、真ん中くらいの枠なので再度警戒したいです。

●舞台は合いそうだが未知数な面も
ダノンリバティは名繁殖スカーレットレディにエリシオ→キングカメハメハと配されたのでNureyev≒Fairy King4×3、イメージ通りパワーがあります。だからもちろん芝であれば東京・京都<阪神・中京なのでしょうし、マイラーズカップの12着は伸びない外を回しての者だから参考外としても、全世代相手の芝のマイル重賞でやれるかどうかは疑問が残ります。人気先行ならちょっと怖い1頭ですね。

●マイラーズCの内容からここでも通用
ケントオーはLa Troienne→Baby Leagueの牝系で、母系のパワーが強く、ダンスインザダークも母系は米血パワーがすごいので道悪の前走が圧巻の内容(ダンスインザダークの8代母父High TimeはDomino3・3×2、ケントオーの5代母父母Beaming Beautyという馬はDomino3×4・4、こんなあたりも無関係ではないと思うんです)。重賞がどうかというところですが、高速馬場のマイラーズCで外目4番手を追走しながら0.5秒差8着なら上出来でしょう。当然中京なら大崩れはなさそうです。

●Hyperionらしくこれから成長
タガノエスプレッソの母タガノレヴェントンは、タガノトネールも産んでいる名繁殖。キングカメハメハ×トニービン(Hyperion5×3・5)×Nureyev(Hyperion4×4)でNureyev4×3、さらに3代母Likely ExchangeまでもがHyperion5・5×4・4というHyperion凝縮っぷり。だからタガノエスプレッソが2歳時にデイリー杯を勝ったことは少しぶっくりで、さすがにクラシックでは厳しい競馬が続いていたけれども、これから5歳、6歳とどんどん成長していく馬で、もう1つ2つ重賞は獲るはずです。今回は、さすがに前走は流れに恵まれた感があるし、本格化はまだ先だと思っているので厳しいとみます。
でもよく考えてみれば、中京記念を連覇したフラガラッハの母スキッフルはトニービン×Nureyevで、Hyperion凝縮型としては屈指の名繁殖。確かに血統だけみれば面白いっちゃ面白い。

●本来はしぶとい中距離馬
ダローネガは今年で7歳、まだ中山で行われていた朝日杯で3番人気だったのが懐かしいです。母カメリアローズはHyperionとDonatelloとFair Trialという主要血脈を豊富に含んでおり、これはスカーレットインク的(Alibhai的)、ノーザンテースト的(Lady Angela的)粘着力を増幅するので、ダローネガはマイルで差す競馬ばかりやっていますが、本当は1800-2000ベストのしぶとい中距離馬なのだと思います…。それでも能力があるから、タフ馬場の中京記念では3着まで走ります(でも水分を含む馬場は苦手)。デキは良さそうですし、鞍上も強気の騎乗をする藤岡康騎手、ここは買いでしょう。

【まとめ】
難解すぎて1頭に絞れないが、やっぱり最有力はダッシングブレイズとみる。
カオスモスは昨年の内容が悪くなく、当該舞台に相当な適性を感じる。
タガノエトワールミッキードリームと酷似の血統で、大箱のマイルコースはベストの可能性がある。
カレンケカリーナは柔らかい体質で大箱向き、近2走は小回りだったが府中牝馬では勝ち馬から0.4秒差だった。
アルマディヴァンは夏場が良いタイプで、今年もここまで人気薄なら拾っておきたい。
ダローネガは本来しぶとい中距離馬だが、マイルならここだろう。
うーん、タガノエトワールカレンケカリーナかなぁ。

トウショウドラフタ折り合い難から位置取りが後方になるので、古馬相手にまとめて面倒をみれるとは思わないが、ルメール騎手、横山典騎手のように気性難の馬を絶妙なタッチで操る田辺騎手が怖いので切れない。
ピークトラムは馬群を嫌がる気性があるので、真ん中の枠は割り引き。
ダノンリバティは、たしかに芝なら中京が良いだろうが、全世代相手の芝の重賞で勝負になるかはまだ未知数なので過剰人気しているならば切ってみたい。
タガノエスプレッソは母がHyperion豊富な名繁殖だから、これから重賞をもう1つ2つ撮るだろうが、前走はさすがにペースに恵まれ過ぎて、今回デムーロ騎手で過剰人気するならば切りたい。

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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

【うまカレBlog】http://umacollege.blog.fc2.com
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金沢ユウダイ
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執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2016年6月7日(火) 10:40 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2016) ~第2回 2015上位入賞者レビュー~
閲覧 2,830ビュー コメント 0 ナイス 8

 日本ダービー(3歳GⅠ・東京芝2400m)が施行された5月29日をもって「ウマニティPOG 2015」が終了。1年間にわたって繰り広げられてきた優勝争いの最終結果が確定しました。
 各ワールドを制した皆さんのコメントは後日改めて公開されると思いますが、今回は一足先に“チャンピオン”たちの指名を振り返ってみたいと思います。先週から既に新シーズン「ウマニティPOG 2016」が開幕しており、現在は第2回の入札が行われているところ。指名枠を使い切った方はまだそれほどいらっしゃらないでしょうし、今後の入札方針を再考するうえでの指針としていただければ幸いです。

 著名なプレイヤーや前シーズン以前の「ウマニティPOG」で優秀な成績を収めたユーザーが集う最高位クラスであり、一般的なPOGと同じ“1頭オーナー制”で争われるスペシャルワールドを制したのは、メジャーエンブレムなどを指名した中(ナカ)さん。ウマニティ公認プロのろいすさんがマカヒキ日本ダービー制覇などで最終週に2億2175万円を獲得したものの、五千万円以上の差をつけて逃げ切りました。
 中(ナカ)さんはデビュー後に指名した馬も多いのですが、2億6280万円を稼いだメジャーエンブレムは第1回の入札で確保していましたし、1億5324万円を獲得したスマートオーディンもデビュー2週前の第14回入札で指名しています。
 スペシャルワールドは参加人数こそ少ないものの、真っ先に落札したプレイヤーしか仮想オーナーとなれない“1頭オーナー制”であり、各プレイヤーの実力も国内屈指と言って差し支えないレベル。それゆえ、数億円も稼ぐような馬をデビュー後に獲得するのは困難です。手前味噌ではありますが、「ウマニティPOG 2014」で優勝を果たした私も、GⅠウイナーのクラリティスカイミッキークイーンを第1回入札で指名できたのが最大の勝因。しばらく様子見をしていたら、おそらく他の方が私よりも先に落札していたでしょう。
 もしかしたら、「ウマニティPOG 2016」のスペシャルワールドも、第1回入札を終えた現時点で既に大勢が決しているのかもしれませんね。参加している私たちからするとたまったものではありませんが(笑)、他ワールドに参加している皆さんは、スペシャルワールドの入札結果を今後の参考にすることも可能。POG界を代表する猛者たちが真っ先に獲得したいと考えたのはどの馬なのか、今のうちにしっかりチェックしておいていただければと思います。

 1頭あたりの仮想オーナー枠が最大4つあったミリオネアワールドを制したのは、マカヒキシンハライトを確保していた四白流星タイテエムさんでした。大半の指名馬をデビュー前に獲得していらっしゃいましたし、日本ダービー馬を第1回入札で、オークス馬を第4回入札で早々に落札している点もお見事です。スペシャルワールドよりは仮想オーナー枠に余裕があるものの、やはりこのクラスもGⅠ級の活躍馬を早い時期から確保しなければ優勝争いには食い込めないのでしょう。
 個人的に興味を惹かれたのは2位のsokuratesuさん。メジャーエンブレムに加え、トウショウドラフタブランボヌールブレイブスマッシュなど、芝短距離戦線の活躍馬を中心としたラインナップでこのポジションに君臨しています。何を隠そう、私も牝馬や短距離馬を重視する方針で毎年のドラフト&入札に臨んでいるのですが、牡馬クラシック戦線の注目馬を指名候補から外すだけで、目当ての馬を獲得できる可能性はグッと上がるんですよね。四白流星タイテエムさんや「ウマニティPOG 2014」の私がそうだったように、牡馬クラシック戦線が混戦模様だと、牝馬や短距離馬が獲得した賞金だけでも優勝争いは十分に可能。一般的なPOGにおいても有効な作戦なので、ご興味がある方はぜひお試しください。

 1頭あたりの仮想オーナー枠が最大10人だったリッチワールドは、マカヒキメジャーエンブレムシンハライトを揃えたハマノパリードさんが優勝を果たしました。
 ハマノパリードさんが指名したGⅠウイナー3頭のうち、デビュー前に獲得していたのはシンハライトだけ。マカヒキはデビュー戦を勝った後に、メジャーエンブレムは10月31日のアルテミスステークス(2歳GⅢ・東京芝1600m)で2着となった後に指名されていますね。
 1頭あたりの仮想オーナー枠が最大20人のブルジョアワールドは、日本ダービー馬のマカヒキを指名した横断歩道さん、かっちゃさん、GT-Rさん、バンコクの夜は熱い...さんが上位を占める展開。混線から抜け出したのは、メジャーエンブレムスマートオーディンプロフェットボールライトニングなど、他にも多数の重賞ウイナーを指名していた横断歩道さんです。
 1頭あたりの仮想オーナー枠が最大50人のアベレージワールドを制したのは、マカヒキシンハライトディーマジェスティと3頭の指名馬がクラシックで優勝を果たしたユナさん。「ウマニティPOG 2015」において総獲得賞金が10億円を超えた唯一のプレイヤーとなりました。

 この辺のワールドは参加人数が非常に多く、いわゆる“POG本”で大きく取り上げられているような馬を早い時期に一本釣りするのは困難。仮想オーナー枠の開放スケジュールを把握し、ご自身のPOGポイントや所有枠と相談しつつ、後のGⅠウイナーを的確に獲得していかなければ優勝は狙えません。スペシャルワールドあたりの構造と比べればお分かりいただけると思いますが、こちらは基本的に長期戦。相馬眼だけでなく、ルールに対する理解度、入札を行っていくうえでの戦略性や粘り強さ、デビュー後のレース内容から将来性を把握する能力なども強く問われます。本稿を公開直後に読んでいらっしゃる方はもちろん、数か月遅れくらいのタイミングで参戦する方にも優勝のチャンスは十分過ぎるほど残されているはず。こうした間口の広さが「ウマニティPOG」の醍醐味ですし、残念ながら第1回の入札に間に合わなかったという方も、ご自身の実力を証明する場としてご活用いただければ幸いです。


※次回のコラムは6/14(火)になります。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。主な著作に『コース別 本当に儲かる血統大全』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全』(ガイドワークス)、『一口馬主の愉しみ(競馬道OnLine新書)』(スタンダードマガジン)、『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、ウマニティPOG2014では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2016年5月12日(木) 14:20 競馬プロ予想MAX
先週の回顧~(5/7~5/8)くりーくプロが的中率71%、回収率254%を高精度予想を披露!
閲覧 1,701ビュー コメント 0 ナイス 6

先週は、8(日)に東京競馬場でG1NHKマイルカップが行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
 
G1NHKマイルカップの1番人気はメジャーエンブレムで2.3倍、2番人気ロードクエスト6.4倍、続いて3番人気がイモータルで7.6倍、4番人気ティソーナ9.8倍とここまで10倍を切る形で上位人気を形成しました。
 
注目のスタートはティソーナペルソナリテが出遅れ、ややばらける形の中、スタートを決めたメジャーエンブレムが先頭に立ちます。続いてシゲルノコギリザメアーバンキッドシュウジブランボヌールダンツプリウスイモータルと先行集団を形成。中団からはシャドウアプローチレインボーラインストーミーシーブレイブスマッシュトウショウドラフタと追走。後方からはハクサンルドルフロードクエストと続いて最後方にペルソナリテの態勢。
 
前半の600m通過は34秒3(参考)の淀みない流れ、各馬大きな動きなく、直線コースへ差し掛かります。
 
先頭はメジャーエンブレムでリードは1馬身、2番手にシゲルノコギリザメ、内からはアーバンキッドシュウジも追い出しにかかります。人気のロードクエストは大外に進路を取ります。残り200mを通過、突き放すメジャーエンブレムのリードは3馬身に広がって、2番手に最内からシュウジ、後続勢はずらっと横に広がって大混戦。残り100m、メジャーエンブレムが依然先頭でセーフティリード、ここで2番手につけていたシュウジの脚色が一杯となると中からレインボーライン、大外からはようやくエンジンかかったロードクエストが猛追!ゴール前、単独2番手に上がったロードクエストが懸命に追い込みますが、メジャーエンブレムを捉えることはできません!結局、終始先頭を譲らなかったメジャーエンブレム桜花賞の鬱憤を晴らす見事な快勝劇でG1、2勝目を挙げました。勝ちタイムは1分32秒8(良)。3/4差の2着にロードクエスト、そこからクビ差の3着にレインボーラインが入っています。
 
 
公認プロ予想家ではいっくんプロ他7名が的中しています。
 
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☆☆☆注目プロ →くりーくプロ
勝負レースに指定した7(土)新潟11Rで『前走はスムーズさを欠いて、最速の上りでタイム差なしの4着。今回は展開が向きそうな感じもあり連闘での上積みを期待』と狙った単勝32.9倍◎ラインミーティアの単複、ワイド、3連複を的中させ、6万10円の払い戻し!同日のもう一つの勝負レースでもあった京都5Rでは◎▲△の印で3連複146倍など大本線的中!週末トータル的中率71%、回収率254%の好成績を収めています。
 
 
☆☆☆注目プロ →山崎エリカプロ
7(土)東京11Rプリンシパルステークスで『前走では若駒Sではタフな馬場を先行して復調の兆し、内々、前々が有利な東京なら巻き返し』とコメントし、◎マイネルラフレシアの複勝、○アジュールローズとの馬連94.1倍を1000円的中させ、12万3250円を払い戻しました!週末トータル回収率276%、収支プラス12万3250円をマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →スガダイプロ
8(日)東京11RNHKマイルカップG1で『力量的には◎○の2頭が抜きんでている。』と◎メジャーエンブレムロードクエストで大本線決着!3万1020円を払い戻しました!加えて、勝負レースに指定した7(土)京都11R京都新聞杯G2では単勝41.5倍の◎アグネスフォルテの複勝、馬連、ワイド、3連複を的中!8万610円を払い戻しました!週末ートータル回収率127%の好成績を収めました。
 
☆☆☆注目プロ →ゼット1号プロ
8(日)東京12Rで馬連200倍を400円、3連単2242倍を100円的中させ、30万4460円を払い戻し!新潟メインの新潟大賞典G3でも◎○がワンツーとなり、20万超の払い戻しを記録しました!週末トータル回収率188%、収支プラス46万6620円をマークしています。
 
※全レースの結果速報はこちら

競馬予想の達人・ウマニティ公認プロ予想家の予想にご注目下さい。

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トウショウドラフタの口コミ


口コミ一覧
閲覧 364ビュー コメント 0 ナイス 15

こんばんは。回収率予報官です。
回収率予報をお知らせします。
「予想コロシアム」には全レース(障害除く)の全出走馬の予測回収率があります。

予測ロジックを若干改良したので、結果をちょっと期待してます...

《買ってはいけない》メインレース

■新潟11R 芝1600m 4歳上オープン 15:25 谷川岳ステークス
 *4 50% ・ 49.4倍(15) ボールライトニング
 *5 60% ・ 35.9倍(14) トウショウドラフタ

■京都11R 芝2200m 3歳オープン 15:35 [G2]京都新聞杯
 *9 60% ・ 243.8倍(13) イロゴトシ

■東京11R 芝2000m 3歳オープン 15:45 プリンシパルS
 *2 70% ▲ 5.5倍(3) ポタジェ
 *3 70% ・ 101.3倍(10) ディアセオリー
 *7 70% ・ 18.4倍(6) スレプトン
 10 70% × 9.3倍(5) アリストテレス

《買ってはいけない》単勝オッズ10.0以下で予測回収率60%以下

東京 02R *1 60% ▲ 8.0倍(2) クーレクー
東京 04R *5 60% × 9.4倍(5) アルファジップ
新潟 05R *3 50% ▲ 3.8倍(2) ロードクラージュ
東京 05R *7 60% ・ 9.1倍(4) フジコウキ
新潟 07R *3 60% ○ 6.3倍(2) メイショウゼッケイ
東京 07R *5 60% ○ 2.3倍(1) グルファクシー
京都 08R *3 60% × 7.8倍(6) タニノマイカ
東京 09R *7 60% ・ 8.8倍(3) トラストロン

表は左から、レース、馬番、予測回収率、印、単勝オッズ、人気順、馬名、です。
◎印は回収率とは関係なく、1着の確率が最も高いと思われる馬です。
回収率重視の方は予測回収率を、勝率重視の方は印を見てください。
オッズはデータ作成時点のものです。

 ザンダカゼロ 2020年5月8日(金) 21:23
土曜のMy注目馬
閲覧 194ビュー コメント 0 ナイス 7

 本日も仕事のため、後半からの参戦となります。

☆東京
   7R 1ゾロ △ 「不良」で前詰まる
   8R13キタイ △ 僅差
  11R 2ポタジェ △ 次いける

☆京都
   7R 1ウインヒストリオン ▲ 上がり一番
  10R 5スズカフューラー △ 「重」なら穴で
     13ノーブルカリナン △ 僅差
  11R 7キングオブドラゴン △ 良い脚

☆新潟
   9R13マクルーバー ▲ 「重」で僅差
  11R 5トウショウドラフタ × 後方のまま 東京待ち

※メモリアルにリーチのかかった丹内騎手(新潟2R4、8R3、9R12、10R5)に要注意!!

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 ザンダカゼロ 2020年4月12日() 08:44
日曜のMy注目馬
閲覧 310ビュー コメント 0 ナイス 4

 桜花賞、これから天候により馬場がどう変化はていくのか?中々予想もまとまらず馬券も買うことができませんね。

☆中山
   5R 3アポロヴィクトリア ▲ 「ヤヤ」で一旦先頭
      8プラットフォーマー △ 逃げ切り可能
   7R 9ハナブショウ △ 粘りある 
   9R13リヴィエラ ▲ 「不良」でしぶとい
  10R 8サマーセント ▲ 見所あり
  11R13トウショウドラフタ △ 東京合う
     15イエローマリンバ 注 「重」で一旦先頭
  12R14ウィンターリリー ▲ 「重」で良い脚

☆阪神
   2R 6タイセイブルース △ 展開次第で
      7ジョーフォレスト ▲ 「ヤヤ」で凄いキレ味
   4R 7エヒト 注 「不良」で良い脚
      9ウィンサンフラワー △ 次確実
     13スマイルガール △ 減量活かせば
   9R 8イズジョーノキセキ 注 見所あり
  10R13デスティニーソング △ 僅差
  11R10フィオリキアリ 注  「ヤヤ」でキレる
  12R 2スマートセラヴィー 注 「不良」で良い脚

☆福島
   9R 2サウンドカナロア △ 「ヤヤ」で粘り穴


   

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1:
  ヨッシー   フォロワー:3人 2015年10月16日(金) 19:18:19
追いかける価値あり

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トウショウドラフタ
トウショウドラフタ

トウショウドラフタの厩舎情報 VIP

2020年11月22日障害3歳以上未勝利10着
厩舎の
自信
厩舎の
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トウショウドラフタの取材メモ VIP

2020年11月22日 障害3歳以上未勝利 10着
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レース後
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