ヒーリングマインド(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 2016年3月6日生
調教師四位洋文(栗東)
馬主ゴドルフィン
生産者Godolphin
生産地
戦績14戦[3-1-1-9]
総賞金3,477万円
収得賞金1,500万円
英字表記Healing Mind
血統 Tanino Gimlet
血統 ][ 産駒 ]
Brian's Time
Tanino Crystal
Ancient Art
血統 ][ 産駒 ]
Monsun
Shinko Hermes
兄弟 デヴィルズマーブルプライモーディアル
市場価格
前走 2021/11/20 晩秋ステークス
次走予定

ヒーリングマインドの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
21/11/20 東京 9 晩秋S 3勝クラス ダ2100 1611293.41616** セ5 57.0 津村明秀四位洋文 462
(-8)
2.14.7 4.340.0⑮⑮⑮⑯キタノヴィジョン
21/10/31 阪神 9 古都S 3勝クラス 芝3000 116734.9810** セ5 53.0 酒井学四位洋文 470
(-6)
3.09.5 2.336.7⑨⑨⑨⑩メロディーレーン
21/10/17 阪神 10 西宮S 3勝クラス 芝1800 15713261.11313** セ5 57.0 藤岡康太四位洋文 476
(+14)
1.48.4 2.334.9⑮⑮ジェラルディーナ
21/06/12 東京 11 ジューンS 3勝クラス 芝2400 113351.7109** セ5 54.0 富田暁四位洋文 462
(-12)
2.26.2 1.635.7⑤⑤⑤⑥シルヴァーソニック
21/05/15 東京 10 緑風S 3勝クラス 芝2400 117893.11010** セ5 57.0 田辺裕信四位洋文 474
(-2)
2.25.8 1.634.7⑧⑧⑨⑨アイアンバローズ
19/08/17 札幌 11 札幌日刊S杯 2勝クラス 芝2600 118116.151** 牡3 53.0 池添謙一松田国英 476
(-2)
2.42.3 -0.036.3⑩⑩⑧⑦サトノシャーク
19/05/26 京都 11 白百合S (L) 芝1800 10446.849** 牡3 56.0 藤岡佑介松田国英 478
(+2)
1.48.4 0.833.4⑩⑨レッドアネモス
19/05/04 京都 11 京都新聞杯 G2 芝2200 148139.767** 牡3 56.0 池添謙一松田国英 476
(+4)
2.12.8 0.935.9⑧⑨⑦⑦レッドジェニアル
19/03/30 阪神 9 アザレア賞 500万下 芝2400 9228.961** 牡3 56.0 池添謙一松田国英 472
(-2)
2.27.2 -0.035.1⑨⑨⑧⑧プランドラー
19/03/09 阪神 4 3歳未勝利 芝2200 13573.421** 牡3 56.0 福永祐一松田国英 474
(0)
2.14.0 -0.435.2⑥⑦⑥⑥カズマークセン
19/02/16 京都 5 3歳未勝利 芝1600 16116.625** 牡3 56.0 福永祐一松田国英 474
(-2)
1.36.0 0.335.3⑩⑬サダムゲンヤ
19/01/19 京都 5 3歳未勝利 芝2000 15589.842** 牡3 56.0 福永祐一松田国英 476
(-8)
2.02.5 0.135.4⑦⑧⑧④マコトジュズマル
18/12/28 阪神 3 2歳未勝利 芝1800 1881619.666** 牡2 55.0 吉田隼人松田国英 484
(+2)
1.49.5 1.536.3⑫⑭メイショウテンゲン
18/12/09 阪神 5 2歳新馬 芝1800 8774.933** 牡2 55.0 池添謙一松田国英 482
(--)
1.49.2 0.434.9ティグラーシャ

ヒーリングマインドの関連ニュース

 デヴィルズマーブルは半兄に芝の中長距離戦で3勝を挙げているヒーリングマインド(父タニノギムレット)がおり、父の代表産駒で2019年のスプリンターズSを制したタワーオブロンドンはいとこにあたる。18日は福永騎手を背に栗東芝コースで素軽い動きを見せて5ハロン64秒8-12秒2。「気持ちがすごく前向きで、動きに活気があります。(馬体重は)470キロぐらい。タワーオブロンドンに似ているところがあって、先々まで楽しみ」と斉藤崇調教師は期待を寄せる。

【札幌日刊S杯】ヒーリングマインド3勝目 2019年8月18日() 05:01

 17日の札幌11R・札幌日刊スポーツ杯(2勝クラス、芝2600メートル)は11頭で争われ、5番人気のヒーリングマインド(栗・松田、牡3)が接戦を制して3勝目を挙げた。「道中リズムよく行けて、折り合いも問題なかった。勝負根性がある。長丁場は合っていますね」と池添騎手。今後は菊花賞(10月20日、京都、GI、芝3000メートル)を目指したローテーションが組まれる。

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【乗り替わり勝負度チェック!】日本ダービー 乗り替わりが活躍できないレースでもこのコンビなら! 2019年5月24日(金) 14:20

当企画のコンセプトにつきましては、コチラにてご確認ください。今週も“勝ち逃げ馬券師”新良武志氏に、注目の乗り替わりをピックアップしてもらいます。
※データは2015年以降の結果をもとに集計




編集部(以下、編) 先週でG1の連続的中は途切れてしまいましたが、オークスで推奨したのが16番人気のメイショウショウブだったので仕方がない。それ以外に提供した3レースのうち2レースで推奨馬が1着、2着ですから、好調キープと言っていいでしょう。

新良(以下、新) オークスは選択肢が少なかったとはいえ、さすがに狙い過ぎました(笑)。推奨馬の人気が人気ですので、自分自身でもやむを得ないかなと思っています。長く競馬をやっていれば、そういう週もあると。

編 さぁ、今週はいよいよ日本ダービーが行われるわけですが、ちょっと気になることが……。

新 ですよね。わかります(苦笑)。

編 そう、この企画のテーマは「乗り替わり」なんですよね。ダービーで乗り替わりが鬼門になっていることはあまりにも有名で……。

新 ダービーは多くのホースマンの最大目標ですからね。鞍上を含め、同じチームで一丸となってその馬のベストパフォーマンスを出せるように全力を尽くすから、結果的に継続騎乗の馬の勝利が続いているんでしょう。

編 トップジョッキーは有力なお手馬とともにクラシックを歩むと。

新 そうですね。乗り替わりがダービーではマイナス要素になるというのは頷けます。

編 ただ今年は、ちょっとイレギュラーなケースが発生していますよね。大本命馬の主戦がまさかの騎乗停止で、それを受けての乗り替わり。しかも、ピンチヒッターがルメール騎手に勝るとも劣らない高い評価を受けているレーン騎手です。

新 これは戦略的な乗り替わりではないので、例外と考えていいでしょう。連敗記録をストップさせる可能性はおおいにあると思いますよ。

編 では、新良さんはレーン騎手に乗り替わる⑥サートゥルナーリアを推奨すると?

新 いえ、それでは面白みがないので、別の乗り替わりを取り上げようと思います。狙ってみたいのは、横山典弘騎手から三浦皇成騎手に乗り替わる⑩クラージュゲリエですね。

編 皐月賞の5着馬で、惑星として注目しているファンも多いです。

新 私は調教の専門家ではありませんが、動きが明らかに良くなっていますよね。状態アップは確実ですし、血統的にも距離不安はなし。皐月賞の上位3頭は強いですが、一角崩しがあっても不思議はないかと。

編 三浦騎手はいかがですか?

新 大ケガから復帰して以降は、長めの距離で上手に乗れるようになってきた印象を受けます。東京芝2400mのコース勝率は、2015~2017年が0.0%(未勝利)だったのに対し、2018年以降は9.5%ですからね。

編 わかりやすい上昇ぶりですね。

新 G1をなかなか勝つことができていませんが、穴馬に乗ったときに思いきった騎乗で2着、3着に持ってきたことが過去に何度もあります。侮れないジョッキーですし、ここは押さえておくべきしょう。

編 わかりました。ダービーはヒモ荒れの多いレースですから、アッと言わせる騎乗を見せてほしいですね。それ以外に注目している乗り替わりはありますか?

新 土曜日の葵S。酒井学騎手から幸英明騎手に乗り替わる②ホープフルサインですね。

編 その根拠は?

新 ジョッキーの成績的に見れば大幅な鞍上強化。しかも、前走の京都芝1400mにおける酒井騎手が2015年以降未勝利であるのに対し、今回の京都芝1200mにおける幸騎手は、2015~2017年が6.3%、2018年以降が15.4%と、コース勝率を急上昇させています。

編 確かに、その差は歴然としていますね。

新 幸騎手は覚醒したかのように昨年あたりからこのコースで良績を残すようになり、全騎手のなかでトップの勝利数を積み上げています。単勝回収率はなんと241%。馬は明らかに千二のほうがベターですし、内枠有利のこのコースで2番枠を引き当てたのも大きいです。

編 なんだかムラムラしてきました(笑)。

新 人気はないでしょうしね。妙味十分だと思いますよ。

編 一発狙ってみます! ダービーに向けての資金稼ぎの一戦にしたいですね。今週も頑張りましょう。


★その他の注目乗り替わり★
土曜京都10R ⑦レインボーフラッグ松山弘平川田将雅
日曜京都11R ヒーリングマインド池添謙一藤岡佑介

【プロフィール】
新良武志(しんら・たけし)
20歳を過ぎたころに競馬を覚え、40代半ばまでは負け組人生を送っていたが、データベースソフト『TARGET』と『ウマニティ』のU指数に出会い、データ馬券に開眼。騎手と種牡馬をメインにした斬新なデータ活用術と馬券購入テクニックを武器に、コンスタントに好配当馬券を的中させる“勝ち逃げ馬券師”へと変貌を遂げる。15年秋に雑誌『競馬最強の法則』でデビューし、翌16年春には単行本『毎週コツコツ勝ち逃げリーマン最強馬券術』(ベストセラーズ)を上梓。現在もデータ馬券研究の日々を送る。昨年10月1に新創刊された『競馬の天才!』(メディアボーイ)で連載をスタート!
最新情報は『“新良式”データ馬券ブログ』で公開中。

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【日本ダービー】厩舎の話2019年5月23日(木) 12:04

 アドマイヤジャスタ・須貝調教師「悔いのない仕上げ。伸び伸び走れる東京2400メートルはいい」

 ヴィント・植平助手「相手なりに走れるタイプだが、一気にメンバーが強くなるからね」

 ヴェロックス・中内田調教師「前走は鞍上がスムーズな競馬をしてくれた。距離延長はプラス」

 エメラルファイト・相沢調教師「動きは良かった。弟子の裕紀人とのコンビで臨めるのは最高」

 クラージュゲリエ・池江調教師「心身ともに成長。父、母父がダービー馬という血統に期待」

 サトノルークス・池江調教師「皐月賞は不完全燃焼。府中の2400メートルのほうが合っている」

 サートゥルナーリア・辻野助手「左回りは特に気にしたことはない。距離も心配していない」

 タガノディアマンテ・佐藤助手「左回りはいいと思う。ロスなく、しまいを生かす競馬をする」

 ダノンキングリー・戸崎騎手「追い切りでハミの取り方や折り合いを確認。気合も入っている」

 ナイママ・柴田大騎手「使うごとに状態が上がっている。先団から中団で流れに乗れれば」

 ニシノデイジー・勝浦騎手「変わらず順調にきている。位置取りよりも折り合いを重視したい」

 ヒルノダカール・北出調教師「ラストの伸びが良かった。出走できれば楽しみはあると思う」

 ヒーリングマインド・松田調教師「今週はしっかり追って動きも良かった。しっかり仕上げた」

 マイネルサーパス・丹内騎手「叩いたことで中身ができてきた。折り合い面も成長している」

 メイショウテンゲン・池添兼調教師「自分でレースを作ったほうがいい。時計がかかれば」

 ランフォザローゼス・藤沢和調教師「併せていい動き。上積みはあるし、前走以上に走れる」

 リオンリオン・松永幹調教師「特に癖のある馬じゃない。今回も行ってもらおうと思う」

 ロジャーバローズ・辻野助手「1週前から坂路で負荷をかけている。今の精神状態で臨みたい」(夕刊フジ)



日本ダービーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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【GI血ェック】ダービー 2019年5月21日(火) 05:04

 日本ダービーと同じ芝2400メートル戦のオークスは、2分22秒8のレースレコードで決着。ディープインパクト産駒の“ワンツー”だった。タイムが速くなり過ぎると、総合力の高さが求められるようになり、少々の不安があっても、血統背景の質の高さを優先して評価したほうがいいだろう。今週末の天気は崩れない見込みで、タイムが速い決着を想定したい。

 最上級評価はダノンキングリー。父ディープインパクト、母の父ストームキャットは、オークスラヴズオンリーユーと同じで、この配合では2013年にキズナ日本ダービーを制している。ラキシスサトノアラジンアユサンなどGI馬が多数出ており、今の日本では最も信頼できる配合だ。

 半兄ダノンレジェンド(父マッチョウノ)は交流GIのJBCスプリント(川崎ダ1400メートル)の勝ち馬で、母系は短めの距離がよさそうだが、スピードは豊富。タイムが速い決着になるのなら、同じディープインパクト産駒のダノンチェイサーサトノルークスよりも有利だろう。オークスを勝った勢いのある配合が、牡馬でも3歳の頂点を極めるとみる。

 サートゥルナーリアは母シーザリオオークス馬なので、今回の舞台には対応できるはず。ただし、父のロードカナロアは1600メートルまでしか実績がなかった。産駒のアーモンドアイジャパンCを強烈なレコードで制したとはいえ、まだ種牡馬としての実績が豊富ではなく未知数の部分も多いだけに、ここは少し評価を下げた。

日本ダービーの血統評価

 Bアドマイヤジャスタ

 Cヴィント

 Bヴェロックス

 Bエメラルファイト

 Aクラージュゲリエ

 Aサトノルークス

 Aサートゥルナーリア

 Bシュヴァルツリーゼ

 Bタガノディアマンテ

 Sダノンキングリー

 Aダノンチェイサー

 Cトーラスジェミニ

 Cナイママ

 Cニシノデイジー

 Cヒルノダカール

 Bヒーリングマインド

 Cマイネルサーパス

 Aメイショウテンゲン

 Aランフォザローゼス

 Bリオンリオン

 Bレッドジェニアル

 Aロジャーバローズ



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【日本ダービー】皐月賞馬のサートゥルナーリアなど25頭がエントリー 2019年5月12日() 18:35

 5月26日に東京競馬場で行われる2019年クラシック戦線の二冠目・第86回日本ダービー(3歳オープン、牡馬・牝馬、定量、GI、芝2400メートル、フルゲート18頭、1着賞金=2億円)の最終登録馬が発表された。



 デビューから無傷の4連勝で皐月賞を制したサートゥルナーリア皐月賞で僅差の2、3着に善戦したヴェロックスダノンキングリー青葉賞を制したリオンリオンプリンシパルSで最終切符を獲得したザダル京都新聞杯で重賞初制覇を果たしたレッドジェニアルなど25頭がエントリー。



 タガノディアマンテまでの18頭が出走可能となっており、ヴィントなど収得賞金900万円以下の7頭が除外対象となっている。登録馬は以下の通り。



《優先出走=  皐月賞1~5着》(※4着馬は未登録)サートゥルナーリア 57kg(牡、栗東・角居勝彦厩舎)ヴェロックス    57kg(牡、栗東・中内田充厩舎)ダノンキングリー  57kg(牡、美浦・萩原清厩舎)クラージュゲリエ  57kg(牡、栗東・池江泰寿厩舎)

《優先出走=  青葉賞1~2着》リオンリオン    57kg(牡、栗東・松永幹夫厩舎)ランフォザローゼス 57kg(牡、美浦・藤沢和雄厩舎)

《優先出走=プリンシパルS1着》ザダル       57kg(牡、美浦・大竹正博厩舎)

《以下、収得賞金順》エメラルファイト  57kg(牡、美浦・相沢郁厩舎)ニシノデイジー   57kg(牡、美浦・高木登厩舎)メイショウテンゲン 57kg(牡、栗東・池添兼雄厩舎)レッドジェニアル  57kg(牡、栗東・高橋義忠厩舎)ダノンチェイサー  57kg(牡、栗東・池江泰寿厩舎)アドマイヤジャスタ 57kg(牡、栗東・須貝尚介厩舎)サトノルークス   57kg(牡、栗東・池江泰寿厩舎)ロジャーバローズ  57kg(牡、栗東・角居勝彦厩舎)ナイママ      57kg(牡、美浦・武藤善則厩舎)シュヴァルツリーゼ 57kg(牡、美浦・堀宣行厩舎)タガノディアマンテ 57kg(牡、栗東・鮫島一歩厩舎)

《以下、除外対象(繰り上がり順。※収得賞金が同一の馬は抽選)》ヴィント      57kg(牡、栗東・千田輝彦厩舎)※900万円トーラスジェミニ  57kg(牡、美浦・小桧山悟厩舎)※900万円ヒルノダカール   57kg(牡、栗東・北出成人厩舎)※900万円ヒーリングマインド 57kg(牡、栗東・松田国英厩舎)※900万円マイネルサーパス  57kg(牡、美浦・高木登厩舎) ※900万円カフジジュピター  57kg(牡、栗東・矢作芳人厩舎)※400万円ディスモーメント  57kg(牡、栗東・矢作芳人厩舎)※400万円



日本ダービーの特別登録馬はこちら 調教タイムも掲載

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ヒーリングマインドの関連コラム

閲覧 3,475ビュー コメント 1 ナイス 13



こんにちは、公認プロ予想家のくりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に、各馬コメントをしていきたいと思います。



5月26日(日) 東京11R 第86回日本ダービー東京優駿)(G1、3歳、芝2400m)


【登録頭数:25頭】(フルゲート:18頭)


<優先出走>

ヴェロックス(A)中5週
この中間はCW中心の調教を施され、週2回は速い時計を出していてこれまでと特に変わらず順調に調整されている。今回は中5週あるので1週前はCWを併せ馬で追い切られていて、強めに追われると併走相手を一気に突き放しており、順風満帆。

クラージュゲリエ(B)中5週
1週前にはCWを3頭併せの内に併せてしぶとく食い下がって前走時よりも仕掛けられてからの反応、動きともに良くなっていた。

ザダル(-)中1週※出走回避

サートゥルナーリア(A)中5週
この中間は放牧先から戻って順調に乗り込まれていて、1週前にはレーン騎手騎乗でCWを3頭併せの大外に併せて追い切られた。重心の低い走りを披露し、楽に併走相手を突き放しと、1週前時点でほとんど仕上がっている感じ。

ダノンキングリー(B)中5週
1週前はこれまで通り南Wを併せ馬でかなりハードに追われて先着。やや重い感じはあったが、これで最終追い切りで馬なりでスッと楽に伸ばしてくるようなら、いつも通りの仕上がり。

ランフォザローゼス(C)中3週
1週前は福永騎手騎乗で南Wを内に併せて追い切られ、持ったまま相手に並び掛ける内容。前走が京成杯からの休み明けで、今回が中3週となるのでやり過ぎないような調整内容ではあるが、本数自体は乗られている。

リオンリオン(D)中3週
1週前は坂路で併せて特に目立つ動きでもなく、迫力も感じないというもの。2戦連続逃げ切り勝ちで、疲れが取れるかが課題。


<賞金順上位>

エメラルファイト(D)中9週
1週前は南Wを併せ馬の内に併せて素軽い動きを見せていたが、力強さには欠ける感じ。

ニシノデイジー(A)中5週
この中間は、ここ2戦と違い1週前追い切りを併せ馬に戻してきていて、かなりビッシリと追われて気合いを入れた感じ。これでスイッチが入ってくれそうで、最終追い切りの動きが良くなってくれば。

メイショウテンゲン(D)中5週
1週前は武豊騎手騎乗でCWを併せ馬の内に併せての追い切り。外の併走相手が持ったままに対し、こちらは武豊騎手が押して押して何とか先着というもの。動きは重いが、それでも調教ではいつもこんな感じなので、先着したことは良かったと思う。

レッドジェニアル(C)中2週
年明けデビューで休みなく使われてきているが、この中間も中2週と間隔が詰まっている割に、1週前には坂路一杯と勢いがある感じ。パドックでうるさい面を見せる馬なので、1週前にビッシリ追えたので直前は軽めで良さそう。見た目に疲れはなさそうなので、初めての関東輸送と、当日の落ち着きが課題になりそう。

ダノンチェイサー(E)中2週
休み明けの前走時はスッキリした馬体で、きさらぎ賞時よりも良く見せた。この中間は中2週で、1週前は軽めの調整も終いは首が上がり気味。再度の関東輸送もあり、なかなか調整が難しそう。前走は不利があったとはいえ、高速馬場を走り切ったことによる疲れがあるのかもしれない。

アドマイヤジャスタ(A)中5週
今年3戦目だが、ゆったりしたローテーションで使われていて1週前追い切りの動きを見ると前走時までのような重い感じがなくなり、素軽さと反応が良くなった印象。上積みがありそう。

サトノルークス(E)中5週
前走時の1週前追い切りはモタモタしたところがあったが、今回は1週前追い切りでの行きっぷりは良かった。ただ舌を出して首が高い走りと、追っている割に伸び脚はイマイチ。

ロジャーバローズ(E)中2週
間隔も詰っており1週前にCWで追い切れなかった時点で、いつも通りではない。坂路での動きを見ても終いフラフラして首も上がってしまっていて、時計は出ているが馬に疲れが出ている感じ。

ナイママ(C)中2週
JRA転入後に調教の動きが良くなって、状態面の良化が窺えたた前走は差のない4着に好走したが、今回も厳しいローテーション。1週前の動きも軽めで、状態を維持するので精一杯という感じ。

シュヴァルツリーゼ(C)中5週
1週前追い切りの動きを見ると、これまでと同じような感じで内にササる面を見せていたが、弥生賞時のようなササリながらもしぶとく伸びる感じがなく、1週前時点では良い頃の勢いはない感じ。

タガノディアマンテ(D)中2週
前走時のパドックでは細く見えて硬さもある感じで、近走の詰まったローテーションで疲れが出ているかもしれない。


<以下抽選対象で1頭出走可能>

ヴィント(C)中3週
大きな馬で連闘の前走時でも、ガッチリした馬体で力強さがあった。1週前にはいつも通りジョッキー騎乗で追い切られていて、状態面での変化はなさそう。関東への輸送に相手強化と、クリアしなくてはならない壁はたくさんありそうだが。

トーラスジェミニ(F)6ヶ月半
東スポ杯2歳Sでは逃げて12着。そこから半年以上の休み明けはかなりのハンデで、普通に考えれば息が持たない。

ヒルノダカール(D)中1週
前走2勝目。ホープフルSにも出走していて、強豪相手の経験も豊富だが、前走時にかなりビッシリ仕上げていたので今回はお釣りがなさそう。

ヒーリングマインド(E)中2週
使い詰めできており、1週前の時計は前走時よりもかかっている。映像を見ても伸び脚がなく、動きに関しても前走時と比べ物足りない。

マイネルサーパス(D)中1週
休み明けの前走時は、追い切り、パドックと、いずれをとってもそれほど悪くない仕上がりという印象だったが負け過ぎな感じ。中1週で疲れがあるか変わり身があるか、最終追い切りの動きで判断したいところ。ただ、その前に抽選を突破できるか。


<除外対象>

カフジジュピター(F)連闘
連闘になり、前走見せ場もなく......。

ディスモーメント(F)連闘
連闘。前走先行して伸びきれず。



◇今回は、日本ダービー編でした。今年も早いものでダービーがやってきます。福永騎手悲願のダービー制覇で幕を閉じた昨年は、そのワグネリアンを◎にすることができました。今年は令和に変わって初めてのダービーということで、新時代のスターが誕生するのか注目が集まりますが、このコラムもダービーのために昨年以上の多くのレースで連載し、たくさんの馬たちに注目し、チェックしてきました。
有力馬ともなればコラムでコメントする回数も多かったと思いますので、もし良かったら過去のコラムを見返してみてもらうと良いかもしれません。ダービー予想のヒントが隠れているかもしれませんよ!(^^)!

以下、有力馬が出走してきた参考レースのコラムです。

※2018札幌2歳S → https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=10849
※2018東京スポーツ杯2歳S → https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=11122
※2018ホープフルS → https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=11235
※2019きさらぎ賞 → https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=11307
※2019共同通信杯 → https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=11326
※2019弥生賞 → https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=11375
※2019スプリングS → https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=11404
※2019皐月賞 → https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=11501
※2019青葉賞 → https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=11547
※2019京都新聞杯 → https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=11568


私は、今年も東京競馬場で観戦予定です。第60回から東京競馬場で連続観戦している白熱のダービー。今年も良いレースが観られることを期待しています。皆さまも良いダービーを!!

それでは次回、安田記念編でお会いしましょう。


日本ダービー出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論はレース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2019年5月21日(火) 18:15 覆面ドクター・英
日本ダービー2019
閲覧 4,464ビュー コメント 0 ナイス 18

今年もいよいよダービーの時期ですね。POGの締めともなりますね。私のPOG馬としては、ノーヴァレンダダイワメジャー×クロフネなのに意外にもダート馬として、全日本2歳優駿を獲ってくれました。種牡馬の距離適性や傾向というのは当然ありますが、数少ない例外タイプを典型的なタイプ同様に考えて、消去法に使うと、的外れになってしまうケースがあるというのも競馬の難しさであり、面白さだと思っています。キタサンブラックが母父サクラバクシンオーだから距離がもたないだったり、古くは松永幹騎手(現調教師)が乗っていたニホンピロウイナー産駒のメガスターダムがダービー4着後に、菊花賞で3着に来たり......。後から振り返ると、かなり残念な経験もあります。
オークスは本命を打ったシゲルピンクダイヤは、輸送がダメだったようで撃沈。WIN5は当たるも、4万4千円と小さくてがっかり。

今年の日本ダービーは、皐月賞の3強が明らかに強すぎて、かつ皐月賞馬のサートゥルナーリアがぶっつけで年明け初戦に選んだ皐月賞を制覇し、当初からここダービーが照準......、と誰もが「堅いだろう」と思ってしまいがちな状況。ですが、最高峰のレースだから力通りかというと、そうとも限らないと歴史は示しています(特に3着あたりには穴馬来たり)。瞬発力勝負のレースでもあり、末脚が鈍い馬は粘って3着くらいが限界のレース。


それでは恒例の全頭診断へ

1番人気想定 サートゥルナーリアシーザリオの仔で4戦4勝の負け知らず。皐月賞がもっとも負けやすい状況かと思われたが、体当たり込みで勝ってしまっただけに、あと2つは変にスローにならなければ、3冠もあるのでは。

2番人気想定 ヴェロックス:本命を打った皐月賞はぶつけられたこともあり、惜敗の2着。成長力があり、ここも楽しみではあるが瞬発力はいまひとつで、勝ち切るには早めのスパートなど必要か。

3番人気想定 ダノンキングリー:3連勝で臨んだ皐月賞は3着止まりだったが、実力をつけてきておりここも十分圏内。アドマイヤマーズをずばっと差し切った共同通信杯が示すように、瞬発力自慢だけに皐月賞より東京の長い直線で良さが出そう。

4番人気想定 ランフォザローゼス:新馬戦勝ちの後に、500万下でも京成杯でも青葉賞でも3戦連続2着と、勝ち切れないが力をつけてきた。父キングカメハメハ、母がディープインパクト×エアグルーヴという血統的には現代競馬の最高峰とも言えるのでは。頭までは無いまでも、ヒモには十分圏内では。

5番人気想定 リオンリオン:出世レースの大寒桜賞を逃げ切り勝ちの次戦に、青葉賞も逃げ切ったが、ダービーで楽逃げは不可能で、サニーブライアンのように逃げ切るのは至難の業。

6番人気想定 アドマイヤジャスタ皐月賞は序盤でもたついて8着と負けたが、まだまだ伸びしろは有り。前半にのんびり走りつつ、好位をとれればヒモにはやれて良い。

7番人気想定 ダノンチェイサー:NHKマイルCは3番人気4着。ディープインパクト×ロックオブジブラルタルだが、母母父レインボウクエストで言われているほどマイル向きでなく、距離は融通が利きそうとみる。ただ、瞬発力不足で現代ダービー向きではない。

8番人気想定 メイショウテンゲンディープインパクト産駒だが母メイショウベルーガが強く出ているか。弥生賞は、道悪も良かったのか8番人気での勝利を果たしており、ここも道悪要員か。

9番人気想定 シュヴァルツリーゼ:11月の新馬勝ちから、休み明けで弥生賞を選択していきなり2着した。皐月賞では不利もあり12着と大敗したが、サンデーレーシングでものんびり育成気味の白老F生産だけに、今回大駆けがあっても良い。

10番人気以下想定
ニシノデイジー:母母がセイウンスカイ×ニシノフラワーという先代を含め西山家の思いが詰まった血統だが、皐月賞では17着と惨敗しており、頭打ち感もあり。昨秋までのような活躍は期待薄。

レッドジェニアル京都新聞杯を11番人気で勝ってきたし、まだ5戦しか使っていない社台F生産馬でここくらいから伸びてくるのかもしれない。ただ瞬発力はイマイチでもあり、夏のローカル重賞あたりが活躍の場か。

クラージュゲリエ:2歳時は新馬勝ち、札幌2歳S3着、ラジオNIKKEI杯京都2歳S勝ちと、ダービー候補の一角にいたのだが、成長力がいまいちなのか、年明け以降は共同通信杯3着、皐月賞5着と頂点から遠ざかりつつあるように見える。ただまだ頭打ちではなく、ローテにもゆとりがある状況で、上位に来ても全然おかしくない。人気を落とす今回は狙って面白い一頭か。

ザダル:1週順延となったプリンシパルSを5番人気ながら差し切って勝ったが、脚元の疲れということで出走回避。

ロジャーバローズ:5戦2勝2着2回とそれなりに堅実にステップアップしてきたディープインパクト産駒だが、瞬発力が無いことから前走京都新聞杯も逃げて2着粘り込みという内容だった。ダービーは、ちょっとそれでは厳しい。

サトノルークスディープインパクト×リッスンという世代有数の良血馬と言えるのだろうが、新馬戦を2着に取りこぼす。その後は、未勝利、500万下、すみれSと派手に3連勝してきたが、皐月賞では14着と惨敗。もう少しやれる力はあるのだろうが、馬券には要らないか。

タガノディアマンテきさらぎ賞2着、スプリングS4着、皐月賞6着、京都新聞杯では1番人気を裏切ったものの5着と、それなりに頑張っているのだが、頂点からは次第に遠ざかっている印象。

ヴィント:4月末に連闘で未勝利と500万下を連勝してきたが、連闘明けで大一番というのはいかにも厳しい。

エメラルファイト:10番人気でスプリングSを制した馬。6戦3勝で力を少しずつつけてきているのだが、あまりダービー向きというタイプではなく、ローカル中距離重賞向きでは。

ナイママ:マル地で、数少ないダノンバラード産駒で、昨夏の札幌ではコスモス賞勝ち、+札幌2歳S2着と好成績。ただ以降は上位陣とは離されつつある印象。前走は京都新聞杯では10番人気4着と気を吐いたが、東京の瞬発力比べは向かない。

マイネルサーパス:アイルハヴアナザー産駒にしては珍しい芝馬で、昨秋に未勝利、500万下を連勝した。ただ、朝日杯FSでは10着、プリンシパルSは9着と、一線級とは瞬発力の差があり厳しい。

ヒーリングマインド:ゴドルフィン軍団のマル外、タニノギムレット産駒で3月に未勝利、500万下と連勝。ただ、次戦に選んだ前走京都新聞杯が7着と壁に当たり、ここで通用の力はまだ無さそう。

ディスモーメントディープインパクト産駒で母がクロフネ×トニービンという結構高そうな配合なのだが、瞬発力が無く、物見したり外に張ったりとまじめに走らない。4月末に逃げてようやく未勝利勝ち止まりでは、ここでは要らなそう。秋にはもう少し良くなってくるのかもしれないが。

カフジジュピターディープインパクト産駒で母がアンブライドルズソング×ストームキャットという、いかにも活躍しそうな血統なのだが、昨年11月の2000m新馬戦で勝ったきり、伸び悩みで2勝目すら上げられていない現状。出走も、好走も期待できず。

ヒルノダカール:5/11にようやく500万下を勝ったばかりの晩成傾向で、ようやく強くなってきた感のあるヴィクトワールピサ×メジロマックイーンという配合の馬。有力馬が回避する傾向にある菊花賞など、秋には楽しみな存在になっているかも。

トーラスジェミニ:キングズベスト産駒らしく瞬発力が無いのを、逃げてカバーしてきたが、そういう次元の相手でない。


<まとめ>
有力:皐月賞上位3頭のサートゥルナーリアヴェロックスダノンキングリー

ヒモで:ランフォザローゼスアドマイヤジャスタシュヴァルツリーゼクラージュゲリエ

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2019年5月2日(木) 18:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 2019NHKマイルC&京都新聞杯
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こんにちは、公認プロ予想家のくりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
前走からの中間の調整内容(評価はAA~F)を中心に、各馬コメントをしていきたいと思います。


5月5日(祝日) 東京11R NHKマイルC(3歳G1・芝1600m)


【フルゲート18頭】

<優先出走馬>

イベリス(B)中2週
デビュー前から坂路で調教されてきていた馬だが、前走がマイル戦だったこともあり前走時は1週前、最終追い切りとCWでの追い切りに変えてきていた。坂路でもCWでも時計は出る馬で、今回の1週前追い切りでもCWを長めから併せ馬で好時計をマーク。調子は良さそうだ。休み明けのフィリーズR時は太い感じに見えたが、前走時は締まってスッキリした馬体だったので、前走時のような馬体で出走してくれば好走が期待できそう。

ヴィッテルスバッハ(D)中3週
調教では併せ馬で遅れることが多かった馬だが、前走時は1週前に先着して最終追い切りでも好時計で併入と、内容が良かった。この中間は間隔も詰まっており、先週の土曜日に速い時計こそ出しているものの併せ遅れと、前走を使われてさらに上積みという感じはない。

カテドラル(D)中2週
出走する度に馬体重の増減が大きい馬。前走時くらいのスッキリした馬体がちょうど良い印象で、今回はその馬体を維持したいところか。この中間は、中2週で1週前追い切りでは強めの追い切りはなし。これまで1週前に併せ馬でビッシリ追われて、直前は控えめという内容が多く、パドックでイレ込む可能性のある馬(今回は関東への長距離輸送があるので特にその点には注意が必要)。直前は強く追いたくないだろうし、総合的に考えると前走のような状態で出走させるのはかなり大変そう。

トオヤリトセイト(E)中2週
前走時のパドックでもモッサリした感じで、まだまだ良くなりそうな馬体だった。この中間は中2週で関東への輸送もあり、速い時計は出していない。あの馬体でこの中間に速い時計を出していないということは、反動が出ている可能性もある。これまでのレースはすべて緩めのペースでの競馬で、今回はペースが速くなって厳しいレースになるだろうし、この馬には試練が多い。

ワイドファラオ(A)中3週
大きな馬でこれまでのパドックでは緩く見せていたが、前走時は休み明けで+12kgの馬体重でもこれまでで一番しっかり出来だった。中3週でもう一度関東への輸送が控えるが、この中間も1週前に3頭併せで一杯に追われる意欲的な過程。遅れてはいるものの、ゴール板を過ぎてからムチを入れてビシビシと追われる様からは、疲れよりもまだまだ良くなるといった印象が伝わってきた。これで最終追い切りの動きが素軽くなって、馬なりでスッと伸びてくるようなら期待できそう。


<以下、賞金上位馬>

アドマイヤマーズ(B)中2週
皐月賞からの中2週となり、この中間は坂路での調整。前走時にしっかり乗り込まれていてパドックでも馬体はしっかりできていたので、無理して強く追う必要もない。1週前追い切りの動きに関しては、単走だったがリラックスした感じで良い動きだった。

グランアレグリア(AA)中3週
休み明けの桜花賞では、本来のこの馬の走りができて力通りの圧勝。休み明けでも追い切りの動きは良く、パドックでの落ち着きもあって、朝日杯FS時より精神面での違いを感じさせていた。中3週でのNHKマイルC参戦もある程度想定されていたと思われ、前走時もそのような調整はされていたと思う。この中間は、間隔も詰っているので1週前は単走で馬なりでの追い切りだったが、何よりもリラックスしている点が良い。そして前走を一度使われたことで素軽さも出ていて、馬なりでも終いに馬自身が前へ前へと伸びていく姿勢の走りを見せた。今回はさらに良くなっている感じで、文句ナシ。

ファンタジスト(C)中2週
休み明けのスプリングS時は、パドックではリラックスしすぎているくらいでかなり馬体にも余裕があったのだが、前走時の皐月賞時は気合いも乗って仕上がりも良かった。ただ、最終追い切りの動きは凄く良かった小倉2歳S時よりは物足りなく見えた。この中間は、中2週となり1週前追い切りも軽めの調整で、特に良くも悪くもない感じ。最終追い切りの動きで判断したいが、絶好調時にまでもっていくのは大変かもしれない。

プールヴィル(C)中3週
小柄だがパドックではそれほど小さい感じには見えない馬。中3週の競馬が続くのでなかなかビシビシ追うことができず、馬なりでの調整が多い。1週前追い切りの動きを見ると、重心が高めで前走時と比べるとやや物足りなく見えた。

ハッピーアワー(C)中6週
調教で良い時計が出ている時は好走する馬で、この中間も前走並みの時計は出ていて調子は良さそう。ただ首が高い走りで、この距離になると厳しい面もありそう。

ダノンチェイサー(A)3ヶ月
休み明けとなるが、入念に乗り込まれていて2週前、1週前とCWを3頭併せで追い切られて先着と仕上がりは悪くなそう。1週前追い切りの動きを見ても、仕掛けられるとスッと突き放す好内容を披露していて、前走きさらぎ賞時の追い切りよりも動きは良く見えた。

ヴァルディゼール(B)中2週
休み明けの前走時は追い切りは良く見せていたが、パドックでは落ち着きがなく馬体にも余裕がある感じ。この中間は、1週前に北村友騎手騎乗で一杯に追われて先着。動きにはまだ重たい感じものぞかせたが、1週前の動きとしては十分出来の良さを伝える内容だった。

ケイデンスコール(D)中5週
前走時の追い切りでは、先着こそしたものの重い感じがあった。今回の1週前追い切りの動きをみると、重め感はなくなったが楽な手応えの併走相手に追って先着できずと、状態が良くなってきている感じがない。

クリノガウディー(D)中2週
朝日杯FSではグランアレグリアに先着している馬だが、シンザン記念を回避してからローテーションや調整の狂いがあり、スプリングS、皐月賞とこの馬の良さが出せないままのように思う。この中間も、中2週で1週前は軽めの調整。最終追い切りでガラッと動きが変わってくるようなら、もっと走っても良さそうだが・・・・・・。

グルーヴィット(C)中6週
ダートで2連勝して、前走初芝のファルコンSでも2着に好走していて鞍上込みで未知の魅力のある馬。この中間も坂路で好時計が出ていて、ローテーションにも余裕があり状態面での不安はない。ただ、追い切り内容、走りなどを見ていると、短距離向きの馬という感じがする。その辺りをふまえると、個人的にはマイル戦は向いていないように思う。

マイネルフラップ(B)中5週
前走時の追い切りでは首が上がり気味。パドックでもいつもよりもテンションが高かった。この中間、1週前追い切りの動きからは、走りも良くなり併せ馬でも先着と状態面の上積みが感じられた。

ミッキーブラック(D)中3週
昨秋の芙蓉Sのパドックでかなり良く見えた馬。ただ、その後は調教もパドックもこれといった手応えのないものしか見られず、馬が良くなってこない。1週前追い切りの動きを見ても、終いで脚が上がってしまっている印象で物足りない。

ロードグラディオ(F)中2週
パドックではモッサリした馬で、良く見せない馬。調教でも、この中間は軽めで1週前追い切りは動きに重たさを感じさせた。特段、変化や良化しているという感じはない。



5月4日(土)京都11R 第67回京都新聞杯(3歳G2・芝2200m)


【登録頭数:16頭】(フルゲート:18頭)

ナイママ(B)中2週
札幌2歳Sでは2着にきている馬で、もともとは能力のある馬。前走の皐月賞時は追い切りもパドックも、調教施設の違いでこれだけ変わるかと思うくらい馬が良くなっていた。この中間も、南Wで好時計を出していて弥生賞前までとは別馬と思ったほうが良い。

タガノディアマンテ(B)中2週
皐月賞から間隔が詰まっているので、1週前は軽めの時計も終いは速くなっていて疲れはなさそう。追い切りでは時計が出て良く見せる馬なので、最終追い切りで良い動きなら期待できそう。

ブレイキングドーン(B)中2週
皐月賞時は追い切りの動きも良く、道悪も期待して◎にした馬。当日は、天気ももって、パドックではウルサイ面を見せていてと、予想ハズレと期待外れのレースになってしまった。それでも前回の調教の動きが良かったことに変わりはなく、今回は重賞2着のある京都へのコース替わり。さらにこの馬に向きそうな外回りコースが舞台なので、引き続き最終追い切りの動きには注目したい。

ハバナウインド(D)中6週
この厩舎の調教内容とすれば前回よりも今回のほうが良い。それでもまだ時計的には物足りないが。

ヒーリングマインド(C)中4週
坂路では速い時計が出る馬ではなく、京都コースは向きそう。1週前追い切りの時計もいつも通りの時計は出ていて、前走時の状態をキープできている感じ。

ロジャーバローズ(A)中6週
この中間も併せ馬でしっかり乗り込まれていて、1週前追い切りではNHKマイルCに出走するワイドファラオに先行して先着と動きもしっかりしていた。前走を使われての上積みが期待できそう。

ヴァンケドミンゴ(C)中2週
休み明けから詰めて使われてきているが、1週前にも坂路で好時計が出ていて調子が落ちた感じはない。

オールイズウェル(C)中2週
前走時のパドックでは、まだ太い感じ。今回も中2週での競馬ではあるが、そういう状況故、この馬にはビッシリと追って馬体が締ってくるような内容を期待したい。

サトノソロモン(D)中5週
新馬勝ちの内容が良く、前走も期待したかなりの大型馬。調教での時計は出ていたが、パドックではマイナス体重でもまだまだ絞れそうな感じに見えた。この中間も、間隔の割に一杯に追われたのが1週前のみであとは馬なりと、調教内容からは変わってくる感じはない。

トーセンスカイ(C)中6週
新馬戦では、ここにも出走してくるサトノソロモンに敗れたものの、個人的に◎評価だった馬。この馬も大きな馬で、前走時のパドックでもまだ体が緩い感じ。この中間も本数をたくさん追い切られているが、前走時の馬体を見ると良くなるのはまだ先の印象。今回は素質だけで、どれだけ走れるかといった感じがする。

フランクリン(C)中3週
休み明けの前走時はマイナス体重も、まだ余裕はありそうな馬体だった。この中間は1週前に坂路で終い仕掛ける程度の追い切りだったのだが、前走時の馬体をふまえるとビッシリと追えているほうが良いように思ったが。

モズベッロ(D)中6週
前走時の追い切りでは、まだ終いフラつくようなところもあり、この中間は中6週空いている割に乗り込み量が少なく感じた。

ヤマカツシシマル(F)6ヶ月半
半年ぶりのレースとなるが、この中間は乗り込まれているものの一杯に追われていてもかなり時計がかかっていて、良い状態で出走するのは厳しそう。

レッドジェニアル(B)中4週
前走時はCW中心の追い切り内容だったが、この中間は坂路での調整に変えてきた。これまで坂路ではそれほど速い時計が出ていたことはなかったが、1週前追い切りではかなり速い時計が出ていて、前走からの変り身があるかもしれない。



◇今回はNHKマイルC&京都新聞杯編でした。
――子供はいつまでサンタクロースがいると信じているのだろうか?
それぞれの家庭環境によって違うとは思いますが、いつかまでは信じているのは確かだと思います。何でも情報が手に入り、夢よりも現実が覆っているそんな世の中ですが、夢を持っている人に共通しているのは笑顔であること。武豊騎手やルメール騎手、というと笑顔のイメージがとてもあると思います。夢を追っている人たちは、笑顔が自然でそれは見ているこちらにも伝わってきます。それだけワクワクするような大きな夢があり、それは周囲の人も含めた皆の夢でもあるのかもしれません。ディズニーランドに行くと笑顔になるのと同じで、夢のある世界ではみんな笑顔になる。そして夢を持っている人たちがたくさんいれば、世の中みんな笑顔になる......そんなことを令和最初の日に、まだサンタクロースがいることを信じている長男、次男のニコニコした笑顔を見て思ったものでした)^o^(

それでは次回、ヴィクトリアマイル編(予定)でお会いしましょう。(^_-)-☆


※NHKマイルC&京都新聞杯出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論はレース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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ヒーリングマインドの口コミ


口コミ一覧
閲覧 229ビュー コメント 0 ナイス 7

「買ってはいけない」をお知らせします。

予測回収率が低い馬ですので、馬券購入の際には避けることをおすすめします。
予測回収率が高い馬は「予想コロシアム」の「一言コメント」および「コメント」に記載しています。


《メインレース 予測回収率60%以下》

■札幌11R 芝1200m 3歳上2勝クラス 15:25 大倉山特別
 *6 50% ・ 78.2倍(16) マリノディアナ
 14 60% ・ 34.7倍(13) ニシノストーム

■中京11R 芝1600m 3歳上3勝クラス 15:35 桑名ステークス
 *3 50% ・ 26.5倍(8) キャッチミーアップ
 *5 60% ・ 56.8倍(11) エターナルヴィテス
 *8 60% ・ 28.5倍(9) ノーブルアース

■東京11R 芝2400m 3歳上3勝クラス 15:45 ジューンステークス
 *1 60% ・ 6.4倍(3) コトブキテティス
 *2 50% ・ 30.8倍(11) エクセレントミスズ
 *3 60% ・ 21.0倍(10) ヒーリングマインド
 10 60% ・ 16.1倍(8) マイネルミュトス

《単勝オッズ6.0以下で予測回収率60%以下》

札幌 09R *8 60% ・ 4.6倍(3) ラレイナ
札幌 10R *1 60% ・ 4.2倍(2) テーオーラファエロ
東京 10R 13 60% ・ 4.5倍(1) ヴァクストゥーム
中京 12R *8 60% ・ 4.9倍(3) ジュディッタ


【実績】(2020-08-15から2021-03-28)
 単勝オッズ(予報公開時)6.0倍以下
 ・予測回収率 60%以下 → 460件/81勝/勝率18%/回収率65.3%
 ・予測回収率100%   → 310件/66勝/勝率21%/回収率114.0%

※表は左から、レース、馬番、予測回収率、印、単勝オッズ、人気順、馬名、です。
※オッズはデータ作成時点のものです。
※回収率予報は前日公開ですが、オッズや人気順が変わっても予測回収率は変わりません。
※回収率予報には他にも使える情報がたくさん
 【回収率予報】メインサイト
 https://note.com/hrrf

 はたと止まる 2021年3月1日(月) 04:03
角居さん、能登へ帰還 
閲覧 169ビュー コメント 0 ナイス 8

 金沢じゃなかった・・・・能登だった・・・・

 ワイドファラオとアンブレラデートはどこの厩舎へ移動するんだろね・・・
 JRAホームページを見たが、まだ角居のままで変わってない・・・

 アンブレラデートはダイワスカーレットの娘で、千津さんが名義
 千津さんを久しぶりのGⅠオーナーにしょうか、と照哉氏が企画した設定とも取れる
 イングランディーレはそうだった

 栗東のどこかには残すだろうから団野騎手辺りに主戦を任せるといいけど


 ワイドファラオは芝の重賞へ戻すかもしれないね
 GⅠは無理だろうが、京王杯SCくらいなら、いけるかも
 ダービー卿CTか♪中山だしなぁ(^£)

 角居さんはウイニング競馬では「競馬は今後は見れないだろう」と言ってたけど
 ワイドファラオがかしわ記念に出るとなれば船橋へ勇んで来るだろうね(^£)

 松田国氏のヒーリングマインドも長期でレースから遠ざかってるが、2400m以上の長距離路線で一皮むけてほしい
 

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 はたと止まる 2020年4月7日(火) 14:30
中央は桜花賞皐月賞天皇賞(^£) 
閲覧 386ビュー コメント 0 ナイス 8

 やっぱ、この時期は一番わくわくするね。

 思う存分、想像したい。

 まずは、桜花賞か。ルメールかねぇ、今年も。

 皐月賞にサトノゴールド、出ないのはさびしいけど、サリオスかなぁ。ダーリントンホールも成長は見込めるね。

 天皇賞もヒシゲッコウ、ヒーリングマインドあたりも出て欲しかったが。
 岩田の渾身の騎乗が見られるか。

 東京スプリントは、菜七子がまたコパノキッキングに乗せてもらえるね。どうかなぁ。

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