【重賞データ分析】京都新聞杯 軸足は中~内に寄せたほうがベター!上がり3ハロン上位馬が好パフォーマンス!2019年5月4日(土) 10:30
【ズバリ!調教診断】京都新聞杯 スプリングS経由のディープインパクト産駒が一変ムード!最内枠のルーラーシップ産駒も上位を狙えるデキ!2019年5月4日(土) 10:00
京都新聞杯の出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
①オールイズウェル
中2週が続くものの、栗東CWで順調にメニューを消化。29日に実施した本追い切りでは馬場の外めを回り、6F81秒台半ば、ラスト1F12秒近辺のタイムを余力残しで記録した。ラップの刻み方は、前回の最終追い切り時よりも良くなっている印象を受ける。上位を狙えるデキとみたい。
②ヴァンケドミンゴ
栗東坂路で実施した1週前追い切りでは、マズマズのラップをマーク。栗東CWで行われた最終追いでも、折り合い良く軽快な動きを見せた。追走遅れを喫したものの、鞍上が気合を入れたのはゴール前。ゆえに、遅れたことを過度に気にする必要はない。いい状態をキープしているのではないか。
③ロジャーバローズ
4月24日、29日と栗東CWにてグローブシアター、ワイドファラオ相手にハイレベルの併せ馬を消化。両日ともにラスト1Fは11秒台半ばを記録しているように、時計の面でも申し分がない。栗東坂路で実施した最終追いではサッと流して、後傾ラップをマーク。1度叩いて状態は着実に上向いている。一変ムードが漂う1頭だ。
④ブレイキングドーン
今週の本追い切りは栗東CWで併せ馬を実施。手応えはやや劣勢だったものの、最後までしっかりと脚を伸ばして先着を果たした。この中間から着用しているチークピーシズの効果もあるのか、これまでと比べて四肢のバランスが良くなっている印象。テンションを維持できるようであれば、変わり身あってもおかしくない。
⑤ナイママ
1週前に南Wで上々の時計をマーク。同じく南Wで実施した最終追いでは、悪コンディションを苦にすることなく、安定したフットワークで駆け抜けた。後肢の蹴り込みが強く、前回よりも体を大きく使えている点は好感が持てる。輸送をクリアできるようなら、怖い存在になりそうだ。
⑥サトノソロモン
テンションが上がらないように考慮しているのか、この中間は上がり重点の調整に終始。とはいえ、栗東CWで実施した今週の併せ馬では、アイスバブルを圧倒。1週前のCW追いでも好タイムを記録しているように、それなりの上積みを感じさせる。及第点の仕上がりとみていいだろう。
⑦タガノディアマンテ
4月26日、28日と栗東坂路で時計を出し、今週のCW追いでは序盤から積極的に攻める意欲的な調教を消化。ラストは少し疲れたものの、優に合格点のラップを叩いてきた。少し硬めの走りではあるが、G1後の中2週にもかかわらず、ここまで追えるのは体調に不安のない証左。前進を見込めるデキとみる。
⑧ハバナウインド
この厩舎のパターン通り、4月28日に栗東坂路で本追い切りを実施。バランスのとれたラップを記録&併走先着を果たした。5月2日に行わた坂路追いでも、キッチリと脚を伸ばしており、順調にメニューを消化しているものと思われる。ただ、タイム的に物足りない印象。相手強化のG2で一変を望めるかどうかについては疑問が残る。
⑨フランクリン
最終追いは栗東CWで3頭併せを実施。3頭の真ん中に位置し、持ったままで最先着を果たした。落ち着き十分で、折り合いがスムーズ。四肢の回転も鋭く、時計以上のスピードを感じさせる。強い攻めを行っていない点は気になるものの、醸し出す雰囲気は上等の部類。侮れない1頭だ。
⑩ヤマカツシシマル
約6カ月の休養明け。3月下旬から栗東坂路で本数を積んでいるが、2週前は時計を出せておらず、順調さを欠いている印象。今週の本追い切りでは序盤から攻めて、4F52秒0を記録した一方で、ラスト1Fは13秒4と失速気味。強調材料に乏しいうえに、相手が一気に強くなるG2では厳しいだろう。
⑪トーセンスカイ
この中間は栗東坂路とコースを併用して、併せ馬主体に熱心な調整。2週前、1週前と2週続けてCWで好時計を記録。芝コースで実施した最終追いでも、スピーディーな加速を見せた。適度な活気があり、身のこなしも柔らかい。状態面の不安はなく、あとは実戦で集中して走れるかどうか。それが最大の焦点となる。
⑫レッドジェニアル
前回は栗東CW主体の調整だったが、今回は打って変わって栗東坂路オンリーの仕上げにチェンジ。1週前追いでは、4F自己ベストをマークしたうえ、ラスト2Fも24秒4ー12秒3でまとめる好内容。最終追いは、終い重点の内容ながら、キッチリと脚を伸ばしていた。当日の落ち着き次第では、一考の余地があるかもしれない。
⑬ヒーリングマインド
栗東CWで行われた1週前追いでは、及第点のラップを記録&追走先着。栗東坂路で実施した最終追いは、右にモタれるなど地味な内容だったが、坂路では動かない馬なので、過度に不安視する必要はない。適度な活気があり、中間の運動量は豊富。好調維持とみていいのではないか。
⑭モズベッロ
この中間は栗東坂路で調整。4月24日と28日にダイメイプリンセス、5月1日にはダイメイフジと併せて互角以上の態勢。ひと追いごとにタイムも詰めており、着実に上向いている印象を受ける。左右前肢の可動がアンバランスに映る点は気になるも、全体的な雰囲気は悪くない。現状の力を出せる仕上がりとみる。
ウマニティ重賞攻略チーム |
[もっと見る]
【U指数的考察】京都新聞杯 指数3~7位が安定!低指数馬同士の組み合わせは期待薄!2019年5月4日(土) 09:20
【京都新聞杯】厩舎の話2019年5月3日(金) 05:05
◆ヴァンケドミンゴ・藤岡師 「前走で切れる脚があるのはわかったので、ゲートさえうまく出られれば」
◆オールイズウェル・佐々木師 「ここ2走はゲートが悪かったり、不利を受けたりで不完全燃焼。巻き返したい」
◆サトノソロモン・池江師 「前回はイレ込んだので今回はソフトな仕上げ。動きも先週より良くなっています」
◆タガノディアマンテ・松山騎手 「折り合いをつけるのがポイントとなりそう」
◆トーセンスカイ・藤原英師 「一戦ずつ成長している。坂の下りを利用できる京都は合う」
◆ナイママ・柴田大騎手 「体が増えて肉付きも良くなった。京都2200メートルの舞台もいい」
◆ハバナウインド・浅見助手 「前が崩れるような展開が理想。体も緩くて幼いので心身とも成長してくれれば」
◆ヒーリングマインド・松田師 「少し難しい面もあるが、トモの踏み込みがよく、股関節の可動域も広い」
◆フランクリン・北村友騎手 「集中して走れればポテンシャルは高くて操縦性もいい」
◆ブレイキングドーン・中竹師 「距離が延びるのはいいし、能力を出し切ればやれていい」
◆モズベッロ・藤井騎手 「馬の気配やクセも感じられて感触もよかった」
◆ヤマカツシシマル・谷師 「半年ぶりで一気の重賞。メドの立つ競馬ができれば」
◆レッドジェニアル・高橋忠師 「輸送時間の短い京都はいい」
★京都新聞杯の出馬表はこちら |
[もっと見る]
【京都新聞杯】特別登録馬2019年4月29日(月) 17:30