ティルナノーグ(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 2012年3月10日生
調教師松永幹夫(栗東)
馬主前田 幸治
生産者株式会社 ノースヒルズ
生産地新冠町
戦績23戦[3-0-1-19]
総賞金4,271万円
収得賞金750万円
英字表記Tir Na Nog
血統 ディープインパクト
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
バイコースタル
血統 ][ 産駒 ]
Gone West
Ocean Queen
兄弟 レミージュシャンドフルール
市場価格
前走 2019/02/23 4歳以上1000万下
次走予定

ティルナノーグの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
19/02/23 阪神 12 4歳以上1000万下 芝1600 1122120.61110** セ7 57.0 鮫島克駿松永幹夫 476
(-4)
1.35.4 0.934.0⑥⑧メイショウオーパス
19/02/10 京都 12 4歳以上1000万下 芝1400 135723.189** セ7 57.0 岩田康誠松永幹夫 480
(+8)
1.23.2 0.933.8⑬⑬ライトオンキュー
18/11/17 京都 12 3歳以上1000万下 芝1400 1571239.8106** セ6 57.0 藤岡康太松永幹夫 472
(0)
1.22.1 0.933.8⑬⑬ロッテンマイヤー
18/10/14 東京 12 神奈川新聞杯 1000万下 芝1400 114430.489** セ6 57.0 蛯名正義松永幹夫 472
(+12)
1.22.3 1.233.3⑩⑨チトニア
18/08/12 新潟 9 豊栄特別 1000万下 芝1400 1881641.595** セ6 57.0 津村明秀松永幹夫 460
(0)
1.20.4 0.234.3⑪⑪アルーシャ
18/06/03 東京 10 由比ヶ浜特別 1000万下 芝1400 18367.246** セ6 55.0 武豊松永幹夫 460
(+2)
1.21.3 0.734.1⑬⑫キングクリチャン
18/05/19 京都 12 オーストラT 1000万下 芝1800 132217.169** セ6 57.0 藤岡佑介松永幹夫 458
(-2)
1.48.6 1.236.9バティスティーニ
18/04/29 京都 8 鷹ケ峰特別 1000万下 芝1400 1371118.584** セ6 57.0 藤岡佑介松永幹夫 460
(0)
1.21.2 0.433.7⑩⑩ドルチャーリオ
18/03/24 中京 12 岡崎特別 1000万下 芝1200 187159.7510** セ6 55.0 藤岡康太松永幹夫 460
(-6)
1.10.5 0.834.4⑰⑰メイショウカリン
18/02/25 小倉 12 周防灘特別 1000万下 芝1200 1881825.7103** セ6 55.0 藤岡佑介松永幹夫 466
(-6)
1.08.0 0.333.4⑮⑭ロイヤルメジャー
18/02/03 東京 12 4歳以上1000万下 ダ1600 162413.968** セ6 54▲ 横山武史松永幹夫 472
(+8)
1.37.5 1.435.6⑭⑭トレンドライン
17/11/25 東京 8 3歳以上1000万下 ダ1600 165947.997** セ5 57.0 石橋脩松永幹夫 464
(+4)
1.37.3 0.536.1⑬⑬フォギーナイト
17/08/27 新潟 9 五頭連峰特別 1000万下 芝1600 1781737.11115** セ5 57.0 吉田豊松永幹夫 460
(+4)
1.35.8 1.332.7⑯⑯メイショウオワラ
17/07/29 新潟 10 古町特別 1000万下 芝1600 127934.71112** セ5 57.0 石橋脩松永幹夫 456
(-8)
1.34.5 0.833.7ストーミーシー
15/09/27 阪神 11 神戸新聞杯 G2 芝2400 1571319.3611** 牡3 56.0 武豊松永幹夫 464
(-4)
2.28.4 1.735.7リアファル
15/08/23 新潟 10 信濃川特別 1000万下 芝2000 8664.131** 牡3 54.0 石橋脩松永幹夫 468
(+12)
1.59.4 -0.333.1エスオンマイチェス
15/05/30 京都 10 白百合S OP 芝1800 148149.154** 牡3 56.0 武豊松永幹夫 456
(-8)
1.46.4 0.233.0⑪⑪アルバートドック
15/05/02 東京 11 青葉賞 G2 芝2400 181214.277** 牡3 56.0 武豊松永幹夫 464
(-2)
2.27.4 0.533.5⑰⑯⑯⑰レーヴミストラル
15/02/15 東京 11 共同通信杯 G3 芝1800 122226.977** 牡3 56.0 田辺裕信松永幹夫 466
(-6)
1.48.2 1.134.8⑪⑨⑦リアルスティール
14/12/28 中山 9 ホープフルS G2 芝2000 178155.4310** 牡2 55.0 武豊松永幹夫 472
(+6)
2.02.5 0.634.9⑮⑰⑯⑰シャイニングレイ

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ティルナノーグの関連ニュース

 満を持しての新潟外回り初参戦。トーセンバジルが適性舞台でいよいよ弾ける。

 問答無用で末脚が求められるのがこの舞台。前半がほぼスローペースで日本一長い直線、それも最後まで平坦が続くとあって、構図は実に分かりやすいものといえる。

 ステイヤータイプを数多く輩出する“馬車馬”ハービンジャー産駒だからといって、みくびってはならない。これまでのキャリア15戦で上がり3F最速は実に7回、2位は3回、3位は1回。近3走こそNo.1をマークしていないが、いずれも2400メートル以上の消耗戦ならノーカウントでいいだろう。

 「新潟は内回り(阿賀野川特別)でしか勝っていないけど、外回りのほうがいいと思う」とは藤原英調教師の弁。これを裏付けるデータが、3歳時の“残念ダービー”白百合Sに実はあった。

 当時、バジルが繰り出した上がりは32秒7。もちろん、これはメンバー1位で、しかも、インで詰まりながらのものだけに、よりいっそう驚かされる。

 本題はここから。上がり次位と3位タイの3頭のそのあとを丁寧にひも解いていくと…。次位ティルナノーグは新潟外回り10Fの信濃川特別V、3位タイ・アルバートドックは昨年の新潟記念2着、同ダノンリバティは新潟外回り8Fの関屋記念で(2)(3)着。そう、いずれも越後路の外回りで結果を残している。

 そうなると、前記したコメントの説得力がいっそう増す。百戦錬磨のトレーナーが続けて言う。「昨年は3連勝後に、あえてジャパンCにぶつけた。当時は壁があったけど、年が明けてその経験が生きてきた」

 夏競馬のGIIIなら、阪神大賞典3着→天皇賞・春8着は十分すぎる足跡だろう。サマーシリーズとは何の脈略もない、“秋競馬っぽい”結末が待っている。

 “究極の3連単”はバジルを1着に固定。負けても王座ゲットのシナリオを考え、ルミナスウォリアーを2・3着に配置した計12点とする。(夕刊フジ)

新潟記念の出馬表はこちら 調教タイムも掲載

【うわさの2歳馬】ラペールノアール仕上がり万全2017年8月25日(金) 12:45

 【小倉5R】ラペールノアールが坂路でしっかり乗り込まれ申し分ない仕上がりだ。「小柄だけど、ディープインパクト産駒らしく大きい走りをするね。動きはいいし、併せ馬もしっかり消化できている」と、松永幹調教師は自信満々。新馬→特別を連勝した全兄ティルナノーグに続きたい。(夕刊フジ)

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【神戸新聞杯】レースを終えて…関係者談話2015年9月28日(月) 05:04

 ◆古川騎手(バイガエシ4着) 「残念。自分から早めに動いて、よく走っていると思う。力があるね」

 ◆小牧騎手(ジュンスパーヒカル5着) 「よく頑張った。荒れ馬場は気にしていなかった」

 ◆川須騎手(レッドソロモン6着) 「動くに動けなかった。直線で前があいたけど、切れ負けしましたね」

 ◆藤岡康騎手(アルバートドック7着) 「休み明けで、返し馬から力んでいた。でも、しまいは脚を使っている」

 ◆菱田騎手(タガノエスプレッソ8着) 「出たなりで控える競馬という指示。道中で我慢が利き、ラストはよく伸びた」

 ◆幸騎手(サンライズセンス9着) 「少し折り合いを欠くところがありました」

 ◆和田騎手(サラトガスピリット10着) 「外枠ではしんどかった。内にもぐれなかったからね」

 ◆武豊騎手(ティルナノーグ11着) 「4コーナー手前までは完璧だったけど、そこから気の悪さを見せた」

 ◆戸崎騎手(マッサビエル13着) 「ゲートはあんなもの(出遅れ)。ただ、脚を使わなさすぎ」

 ◆浜中騎手(キロハナ14着) 「休み明け、初めての多頭数など、条件が厳しかった。これからどんどん良くなると思う」

★27日阪神11R「神戸新聞杯」の着順&払戻金はこちら

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【神戸新聞杯】リアファル逃げ切って重賞初制覇! 2015年9月27日() 15:46

 27日の阪神11Rで行われた第63回神戸新聞杯(3歳オープン、GII、芝2400メートル、15頭立て、1着賞金=5200万円、菊花賞トライアル=3着までに優先出走権)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の3番人気リアファル(牡、栗東・音無秀孝厩舎)が逃げ切って重賞初制覇。2着リアルスティール、3着トーセンバジルとともに、菊花賞(10月25日、京都、GI、芝3000メートル)の優先出走権を獲得した。タイムは2分26秒7(良)。

 底を見せていない良血馬が、重賞の壁も楽々と突破した。断然人気のリアルスティールを寄せ付けずに逃げ切ったのはリアファル。初めて芝に出走した前走を快勝した勢いに乗って、菊花賞トライアルも堂々と先手を取って押し切った。

 横一線のスタートからハナを切ったのがリアファル。外からティルナノーグが2番手につけ、レッドソロモンゼンノブレーメンが3番手に続く。人気のリアルスティールは中団でスムーズに折り合って追走した。リアファルはマイペースの逃げに持ち込んで、直線に向いても後続の追撃を寄せ付けない。外から脚を伸ばすリアルスティールが追いすがるものの、終わってみれば2馬身差の完勝。2003年にこのレースを制した父ゼンノロブロイに続く父子制覇を成し遂げ、春の2冠馬ドゥラメンテが故障で不在の菊花賞に芝無敗のまま乗り込む。2着がリアルスティールで、さらに2馬身1/2差の3着には、外から脚を伸ばした7番人気トーセンバジルが入っている。

 リアファルは、父ゼンノロブロイ、母クリソプレーズ、母の父エルコンドルパサーという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、(有)キャロットファームの所有馬。通算成績は8戦4勝。重賞初勝利。音無秀孝調教師、クリストフ・ルメール騎手ともに神戸新聞杯は初勝利。

 ルメール騎手は「いいスタートが切れました。すぐにリラックスしてペースも速くなかったから、直線でまた伸びてくれました。大きいストライドで、すごいスタミナです(距離が延びる菊花賞は)大丈夫です。スタミナがありますから、3000メートルも問題ないです。(ローズSに続く2週連続のトライアルVについて)とても楽しみです。いい馬に乗りますから、たぶん秋はGIを勝てると思います」と早くも秋の主役になることを宣言していた。

★27日阪神11R「神戸新聞杯」の着順&払戻金はこちら

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【神戸新聞杯】うまやの話2015年9月27日() 05:03

〔1〕サンライズセンス河内洋師「前走はスタートでつまずいた。落ち着きは出てくると思うし、阪神2400メートルにも実績はある」

〔2〕レッドソロモン・庄野靖師「本来は前に馬を置いた方がいいタイプ。成長が感じられるし、楽しみ」

〔3〕ジュンスパーヒカル・友道康師「芝の方がいいと思っていた馬。重賞でどこまでやれるか楽しみ」

〔4〕レッドアルティスタ・松田博師「能力のある馬。最後まで集中して走れば」

〔5〕リアルスティール・渋田助手「満足できる仕上がり。必要以上に気負わなければ」

〔6〕リアファル・音無秀師「力は出せる態勢。ハナにはこだわらない」

〔7〕アルバートドック・松田博師「成長している。このメンバーでもヒケは取らないと思っている」

〔8〕キロハナ・兼武助手「馬体はひと回り成長した感じ。ディープ産駒らしい瞬発力が長所。期待はある」

〔9〕トーセンバジル・田代助手「ひと追いごとに動きが良化。この距離ならゆったり運べる。外回りも合う」

〔10〕タガノエスプレッソ・五十嵐助手「春よりトモの入りが良くなったとジョッキーも好感触。差しが決まり出した馬場は合うと思う」

〔11〕バイガエシ田嶋翔助手「阪神も問題ないはずだし、距離も守備範囲」

〔12〕サラトガスピリット・友道康師「得意の長丁場でどんな競馬をするか楽しみ」

〔13〕ティルナノーグ・松永幹師「まだ安心できないので、ゲート練習はしっかりやっている。動きも上々」

〔14〕ゼンノブレーメン・上田助手「だいぶシャキッとしてきた。距離が延びる点は良さそう」

〔15〕マッサビエル・小笠倫師「ここを目標に乗ってきたし、ひと追いごとに良化。まだ底を見せていない馬。どこまでやれるか楽しみ」

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【神戸新聞杯】リアル秋こそ主役だ!堂々3馬身先着 2015年9月25日(金) 05:08

 神戸新聞杯の追い切りが24日、東西トレセンで行われた。ダービー4着以来のリアルスティールは、栗東坂路での併せ馬で悠々と先着。サンケイスポーツ調教評価で唯一の『S』を獲得した。7カ月ぶりの復帰戦になるキロハナも確かな伸びを披露。リアファルティルナノーグも好仕上がりをアピールした。

 始動戦でも落とせない一戦だ。骨折明けで4カ月ぶりにターフに戻ってくるリアルスティールが、雨中の坂路で力強い動きを披露。手綱を取った渋田助手は好気配を伝えた。

 「先週しっかりやっているので、折り合いを意識してサッとやった。抜け出してからソラを使ったけど、反応はよかった。骨折明け、休み明けとしては、状態も仕上がりもいいと思う」

 先行するタイセイクルーズ(500万下)をペースメーカーに序盤は折り合いに専念。軽快にラップを刻みながら駆け上がり、スムーズに加速していく。残り1ハロンで馬なりのままギアを上げ、あっさり僚馬をかわして3馬身先着。抜け出してから気を抜いたが、悠々と4ハロン51秒8-12秒4をマークした。

 前走のダービー4着後に左第1指骨剥離骨折が判明した。だが、程度として軽症だったため、7月末から放牧先で乗り込みを開始。栗東に帰厩後も順調にメニューを消化し、17日には福永騎手を背にCWコースで6ハロン81秒2-11秒9と圧巻の走りを披露した。担当の柿崎助手は「骨折の影響はなさそう。これまでも一戦ごとによくなっていったけど、今回も春より歩きのバランスがよくなってリズミカルになっている」と成長ぶりを証言。デビュー時から緩やかに描いている上昇カーブは、アクシデントを経ても継続中だ。

 福永騎手は「先週乗ったけど、トモ(後肢)の入りが春よりよかった。少し太め感はあるけど、相手関係から負けられないところ」と力を込める。

 皐月賞(2着)、ダービーで屈した2冠馬ドゥラメンテが不在なら、秋の主役は譲れない。菊のタイトルを狙うリアルスティールが、まずは前哨戦で格の違いを見せつける。 (川端亮平)

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学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。

中京記念

●Sir Gaylord≒Secretariatを持つディープ産駒
中京記念を制したガリバルディは福永騎手の好騎乗ももちろんですが、血統的にマクロな視点でみれば、ナスキロ血脈の中でも特に柔らかい、Somethingroyalの仔、ディープインパクトが持つSir GaylordとGone Westが持つSecretariatをクロスした配合で、こういうタイプは緩さが抜けるまで時間が掛かりますからクラシック戦線で能力が開花することは少ないです。同じく母がGone Westを持つティルナノーグも、クラシックを嘱望されましたが、「坂のない」という点で緩さがそれほどマイナスにならない、京都1800の白百合S上がり最速4着と、次走新潟の信濃川特別がベストパフォーマンスでした。それでもガリバルディ京都新聞杯3着馬ですし、都大路は伸びないを外目を走り、米子Sは道悪、それを考慮すれば拾わなければなりませんか…。といっても単勝は11.7倍ですから、人気薄というわけではないんだなぁ(^^;)

●完璧に乗った小牧騎手
2着ピークトラムは馬群を嫌う気性があるので、「スタート→出していって外目3番手」という小牧騎手の完璧な騎乗。これは乗り続けていたからできることです。小牧騎手は他にもヒットザターゲットダコールなど、お手馬ではしっかり結果を出すので好きな騎手の1人です。

中京記念の「キンカメとトニービン」
荒れた内を通って0.3秒差6着だったタガノエトワールは、内容的には馬券圏内と同レベルでしょう。展望コラムにも書きましたが、このレースで穴をあけ続けたミッキードリームと15/16同血、母系にトニービンを持つキングカメハメハ産駒で、やはり「直線の長いコースのマイル~1800」がベストコースでしょう。今後も中京記念は「トニービン持ちのキングカメハメハ産駒」に注意しましょう。

カレンケカリーナとUnbridled’s Song
同じ牝馬で0.4秒差7着だったカレンケカリーナも今後注目したい1頭。紫苑Sを制したアカンサスの3/4妹で、母父Unbridled’s SongはMr.ProspectorにCaro、そして母母もナスキロ血脈なので、この血を持つ馬はトーホウジャッカルダノンプラチナバンドワゴンなど、非常に柔らかな体質を持ちます。この3頭は注視すれば、「柔らかいなぁ、コーナーで加速するのが難しそうだなぁ」と思えるはずです(だからトーホウジャッカルは完調でJCに出てきてください)。カレンケカリーナの母センスオブハートは、母系にFleet Nasrullahも持つので、Mr.Prospector的な柔らかさをさらに増幅していますし、ケカリーナ自身はPromised Landのクロスも持ちます。このクロスはルージュバックウインバリアシオンなど切れ味を引き出すクロスでもあります。ケカリーナも外回り向きで、中山のターコイズSや福島牝馬などでは大敗しましたが、東京の府中牝馬では0.4秒差8着、今年も府中牝馬や愛知杯などで待ちましょう


【函館2歳ステークス】

●日本向きの配合だったレヴァンテライオン
函館2歳Sを制したレヴァンテライオンは、昨年の米三冠馬American Pharoahを輩出したPioneerof the Nileの産駒。その父はエンパイアメーカーです。Pioneerof the Nileの母母父Key to the KingdomはBold Ruler×Princequilloというボルキロ血脈で、日本的な柔らかさを引き出すにはこころ攻めるのが得策なはずで、レヴァンテライオンには母系にDynaformerなど重厚な血もありますが、3代母父のStar SpangledがRound Table×Bold Rulerというボルキロ血脈、さらにBlue LarkspurまでKey to the Kingdomと共通です(つまりKey to the Kingdom≒Star Spangled4×4)。母はRed God≒Sir Ivor5×4でもありますし、日本の芝の重賞を勝つのも納得がいきます。この馬のストロングポイントはレースセンスと、折り合いに不安がないということでしょう。

●将来性高いバリンジャー
出遅れ→大外追込6着と、幼さを露呈しながらも素質を感じさせたバリンジャーは、ステイゴールド産駒らしいというよりも、ステイゴールドらしいしなやかさがあります。しかし母父Storm Catでノーザンテースト≒Storm Bird4×3、3代母Knitted GlovesにはHyperionとDonatello、さらに大きく見ればHyperionとSwynfordの組み合わせを複数持ち、これはノーザンテーストの配合のキーであるLady Angela(ノーザンテーストはLady Angela4×2)を増幅しているので、成長力、底力は担保されています。将来的にはもう少し長い距離で大成する馬とみていますが果たして。

【新馬戦】

●社台Fのローエングリン産駒
社台Fのローエングリン産駒といえば、ロゴタイプがその筆頭でしょう。そのロゴタイプが活躍の後、種付けされたのが現2歳世代。土曜は福島でも中京でもローエングリン産駒が制しました。
中京新馬(芝1400m)を制したヴゼットジョリーは、スウェプトとの間でベルルミエールを産んだ名繁殖フレンチビキニの仔で、Halo≒Red God4×3・6、そして母系に入るBlushing Groomの影響か、なかなかしなやかな走りをしますし、ただ者でない気もします。母母フェンジーは非常にハイインロー(HyperionとSon-in-Law)が豊富ですから、アースライズ(激流だったオークス4着、秋華賞5着)のように、厳しいペースになればいつでも好走するようなタイプになりそうです。
福島(芝1800m)のペイドメルヴェイユはヴゼットと同じ母父サンデーなのですが、母母がホワイトウォーターアフェア(ヴィクトワールピサの母)で、これはMachiavellian持ちですからHalo4×3・5。さらに面白いのは、ホワイトウォーターアフェアの母Much Too Riskyの仏血(ヴィミー、Prince Rose、Djebel)がカーリングと脈絡することで、ピサ産駒のジュエラーも、アジュールローズもMuch Too Riskyの仏血を増幅していましたから、似たようなデザイン。こういう切れは牝馬の方が伝わりやすいです。

●ハイレベルな1戦
日曜中京の新馬(芝1600m)の1,2着馬はハイレベルだと思います。
勝ったクライムメジャーは、個人的にPOGでも持っていますが、サトノノブレスの3/4弟で、ベガで有名なアンティックヴァリュー牝系なので、Halo≒Moonscape(Nasrullah≒Royal ChergerとTom Fool)3×5で母父がトニービン。Haloのニアリークロス且つ母父が中長距離の本格派(本馬はトニービン)というのはコパノリチャードメジャーエンブレムなどと同じダイワメジャー産駒の走るパターンで、母系に入るAlibhaiもノーザンテーストを増幅しています。ダイワメジャー産駒は前で受けて粘る競馬が身上ですが、新馬戦でこういう勝ち方(あっさり差し切り)をするのは重賞級である証でしょう。
2着アドマイヤミヤビグランアルマダの4/3弟で、母がレディスキッパーは名繁殖への道を駆け上がっています。母のクロフネ×デインヒルという組み合わせによる筋力補強は、晩成のハーツクライにとってこの筋力補強はプラス。しかしこの筋力だけではダート馬になってしまうので、3代母ウインドインハーヘアを通じるHalo≒Sir Ivor3×6の柔らかさも必要なのです。本来は中距離でこそのタイプでしょう。ヌーヴォレコルトだって2歳の頃はマイルを走っていましたから、心配ないです。

●明らかに能力が抜けていた勝ち方
日曜福島の新馬(芝2000m)を制したのはルーラーシップ産駒のキングズラッシュルーラーシップはHornbeam≒パロクサイドを持つので、トニービン直仔らしい直線の長いコース向きの産駒を輩出します。キングズラッシュは3代母がナスキロのクロス、そこにサンデー→シンボリクリスエスですから大箱向きで、この勝利は能力の違い。目指せゆりかもめ賞、青葉賞タイプでしょう。

【その他】

●歴史的コンデュイット馬場
僕はコンデュイット産駒を日本一応援しているという自負がありますが(ちょうど彼が来日したJCくらいに競馬にハマッたので…)、日曜日ほど彼の産駒が輝いた日はないでしょう。

福島1R ダイイチターミナル 1着
福島2R マイネルラプティス 2着
福島5R シンデン 4着
福島7R マイネルビッグバン 1着
  シンキングダンサー 2着
福島9R マイネヴァリエンテ2着

道悪過ぎても良く無い種牡馬ですから、程よい差し馬場だったのでしょう。

この種牡馬 すごいと君が言ったから 7月24日は コンデュイット記念日

アイルランドで元気にしてるかな…


【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

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金沢ユウダイ
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執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2015年9月30日(水) 17:00 【ウマニティ】
先週の回顧~(9/26~9/27)ゼット1号プロが回収率497%、収支プラス158万超!
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先週は、27(日)に中山競馬場でG2オールカマーが、阪神競馬場でG2神戸新聞杯がそれぞれ行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
 
G2オールカマーはスタートから押していったマイネルミラノが先手を取って、その直後にメイショウカドマツロゴタイプと2頭が続く形で第1コーナーへ。軽快に飛ばすマイネルミラノのペースは前半の1000m通過1分0秒8の淀みない流れ。馬群は大きく縦長に広がる形で直線コースへ入ります。先頭はマイネルミラノでリードは1馬身、2番手にメイショウカドマツ、その後ろにはロゴタイプ。1人気ヌーヴォレコルトは内に進路を取ります。残り200mを通過、ここでマイネルミラノは一杯となり、最内を突いたヌーヴォレコルトメイショウカドマツロゴタイプ3頭の叩き合いとなりますが、直後、大外からが鋭い脚でショウナンパンドラも追い込んできます。残り100m、ロゴタイプメイショウカドマツを交わして粘り込みを図るヌーヴォレコルトでしたが、ショウナンパンドラの脚が違います。坂を登ったところでヌーヴォレコルトに並びかけると一気に交わし去ってゴール地点では1馬身半差の完勝劇でした。2着にヌーヴォレコルト、そこから2馬身差の3着にゴール前脚を伸ばしたミトラが入っています。

公認プロ予想家では伊吹雅也プロジョアプロdream1002プロスガダイプロが的中しています。

G2神戸新聞杯は好スタートを切ったリアファルが手綱を動かすことなく先頭に立って、2番手にティルナノーグというかなりゆったりとした形で第1コーナーへ。各馬大きな動きはなく、前半の1000m通過は1分2秒4のスローペース、1人気のリアルスティールは中団、2人気のマッサビエルは最後方の位置取りでレースを進めます。3コーナーから4コーナーにかけて後方に位置していた各馬が徐々に仕掛けだすと馬群がギュッと凝縮した形で直線コースへ。先頭はリアファルでリードは2馬身、続いてティルナノーグ、、メイショウソロモンバイガエシが前を追います。残り200mを通過、先頭は依然リアファルでリードは2馬身、ここでようやく1人気リアルスティールが外から脚を伸ばして単独2番手に浮上、その直後、内からトーセンバジルも差を詰めてきます。残り100mを通過、逃げるリアファルの脚色は衰えるどころか力強くもうひと伸び!リアルスティールも懸命に追いますが、差を詰められず、リアファルが嬉しい初重賞制覇を飾りました。2馬身差の2着にリアルスティール、そこから2馬身半差の3着にトーセンバジルが入っています。

公認プロ予想家ではゼット1号プロエース1号プロ夢月プロ河内一秀プロ伊吹雅也プロサウスプロ山崎エリカプロきいいろプロスガダイプロ馬っしぐらプロ蒼馬久一郎プロが的中しています。

☆☆☆注目プロ →ゼット1号プロ
26(土)中山8Rでレース勝率1位→4位→2位の本線決着!3連単4682倍を200円、3連複586倍を600円的中させ、128万8240円の高額払い戻しを達成しました!さらに阪神4Rでも○×◎の印で23万5550円を払い戻し!翌日の阪神11R神戸新聞杯GIIでも◎○▲のパーフェクト予想で15万4040円を払い戻し!週末トータル回収率497%、収支プラス158万9040円の好成績を残しました。

☆☆☆注目プロ →dream1002プロ
26(土)中山12Rで『勝ち味に遅いが、カシノスティーヴの切れ味を支持。2着・3着固定で手広く網を張る。』と単勝7人気◎カシノスティーヴからの3連単馬券で勝負!△◎△の印で3連単67万3680円を払い戻しました!週末トータル回収率169%、収支プラス32万6900円をマークしています。

☆☆☆注目プロ →伊吹雅也プロ
勝負レースに指定した26(土)阪神7Rをしっかり的中させると27(日)阪神11R神戸新聞杯GIIで◎リアルスティールからの3連複51.7倍を800円的中させ、4万1360円を払い戻し!中山11RオールカマーGIIは×◎▲の印で4万240円を払い戻しました!週末トータル的中率50%、回収率166%をマークしています。

☆☆☆注目プロ →霧プロ
26(土)中山12Rで本命に単勝32.5倍の◎クリノコマチを抜擢!単勝32.5倍、馬連220.7倍、3連複1062.8倍をそれぞれ的中させ、17万6420円を払い戻し!27(日)中山10Rでは◎エネアドから単勝、馬連、3連複を的中させ、2万6280円を払い戻しました!週末トータル回収率166%、収支プラス13万1740円を記録しています。

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「TCK 007」

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2015年8月26日(水) 14:00 【ウマニティ】
先週の回顧~(8/22~8/23)サウスプロ土曜札幌10Rで66万超払戻しのホームラン!
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先週は、23(日)に札幌競馬場でG2札幌記念が、小倉競馬場でG3北九州記念が行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
 
G2札幌記念トウケイヘイローがハナを主張し、淀みない流れを刻み前半1000mを58.9秒で通過。上位人気勢は、トーホウジャッカルラキシスが3、4番手の位置取り、ラストインパクトは中団外を追走する形で、3~4角を通過。直線に入ってトーホウジャッカルは失速。逃げ込みを図るトウケイヘイローに代わって先頭に立ったのは、終始2番手で進めたディサイファラキシスラストインパクトがひと伸びを欠くなか、後続の追撃を振り切ってディサイファが重賞3勝目を挙げています。アタマ差の2着はインで脚を溜め直線で外に出して猛然と追い込んだ8番人気ヒットザターゲット、さらにそこからアタマ差の3着に最内を突っ込んだ4番人気ダービーフィズが入っています。
 
公認プロ予想家ではシムーンプロジョアプロが的中しています。
 
G3北九州記念は押して押してニザエモンが先手を主張。これにメイショウイザヨイが絡む形で、この2頭が後続に3馬身ほどの差をつけて4角へ。直線に入ると早くも2頭は失速し、中団から手応えよく進出してきたベルカントが残り200mで先頭に。後続からは、1番人気ビッグアーサーサドンストームサトノデプロマットベルルミエールらが追撃を見せますが、ベルカントとの差は詰まらず。結局、1馬身1/2差でベルカントが完勝。重賞4勝目を挙げています。2着はビッグアーサー、そこから1/2馬身差の3着にはベルルミエールが入っています。
 
公認プロ予想家ではきいいろプロ☆まんでがんプロ河内一秀プロdream1002プロスガダイプロ蒼馬久一郎プロらが的中しています。
 
 
☆☆☆注目プロ →サウスプロ
22(土)札幌10Rで○アドマイヤゴッド-◎エクシードリミッツの馬連を1点的中し、66万9000円払戻しのホームラン!他にも同日勝負レースの小倉12R、翌23(日)小倉9Rをはじめとした的中を重ね、週末トータル回収率158%、収支41万9310円プラスをマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →きいいろプロ
22(土)新潟6Rで○▲◎の3連複1点的中&馬連的中をマークし、計36万7600円を払戻し。23(日)も新潟4Rでの21万4500円払戻しを筆頭に、G3北九州記念での◎○▲パーフェクト的中(5万8700円払戻し)などの的中を積み重ねた先週は、週末トータル回収率158%、収支42万4000円プラスをマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →覆面ドクター・英プロ
22(土)の小倉9R(32万9250円払戻し)、小倉10R(26万1300円払戻し)と2本のスマッシュヒットを記録すると、翌23(日)札幌2Rでも3連単含む計11万7380円払戻しをマークするなど、コンスタントに的中を記録。週末トータルでは回収率138%、収支27万9220円プラスの好成績を収めています。
 
☆☆☆注目プロ →いっくんプロ
23(日)札幌6Rで◎コスモキーマンからの3連単をきっちり仕留め11万2300円を払戻すと、新潟10Rでは◎ティルナノーグから3連単4点勝負で仕留め29万6000円を払戻すスマッシュヒットを披露しています!
 
☆☆☆注目プロ →☆まんでがんプロ
23(日)小倉7Rで◎○▲パーフェクト的中(23万1450円払戻し)をマークすると、勝負レースG3北九州記念は馬連丁半馬券できっちり的中。勢いに乗って迎えた続く勝負レース新潟11Rでは◎トキノゲンジから馬単&3連複を的中し、計16万1400円払戻しのスマッシュヒットを記録!
 
他にも、セイリュウ1号(回収率166%)、ろいすプロ (回収率143%)、蒼馬久一郎プロ (回収率128%)、馬券生活プロ (回収率123%)、導師嵐山プロ (回収率123%)が週末トータルプラス収支の好成績を収めています。
 
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「ユータ」

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2015年5月26日(火) 20:00 伊吹雅也
伊吹雅也の週末メイン「1点」分析 2015年05月26日号
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▼2015年05月31日(日) 東京10R 東京優駿(日本ダービー)
【中央場所、かつ1800m以上の重賞における優勝経験の有無別成績(2011年以降)】
●あり [4-4-2-19](複勝率34.5%)
●なし [0-0-2-40](複勝率4.8%)
→実績と距離適性を素直に重視したい一戦。2009年以前を含め、中央場所、かつ1800m以上の重賞を制した経験がない馬は苦戦しています。また、JRA、かつ1800m以上のGⅠかGⅡで連対経験がない馬も2011年以降[0-0-1-38](複勝率2.6%)と安定感を欠いていました。

▼2015年05月30日(土) 京都10R 白百合ステークス
【同年、かつJRAの重賞において7着以内となった経験の有無別成績(2010年以降)】
●あり [4-4-5-15](複勝率46.4%)
●なし [1-1-0-26](複勝率7.1%)
→年明け以降の重賞で善戦してきた馬は堅実。特別登録を行った馬のうち、2015年、かつJRAの重賞において7着以内となった経験があるのは、アルバートドックケツァルテナンゴダイトウキョウダノンリバティティルナノーグトーセンバジルヤマニンマンドールの7頭です。

▼2015年05月30日(土) 東京11R 欅ステークス
【前走の着順別成績(2010年、2012~2014年の欅ステークス、2011年のつばさ賞)】
●3着以内 [4-5-3-13](複勝率48.0%)
●4着以下 [1-0-2-51](複勝率5.6%)
→この時期に施行された東京ダ1400m、かつ古馬のオープン特別は前走好走馬が優勢。大敗からの一変はあまり期待できません。

▼2015年05月31日(日) 京都10R 安土城ステークス
【馬齢別成績(2011年のテレビ愛知オープン、2012年、2014年の安土城ステークス、2013年のディープインパクトカップ)】
●5歳以下 [3-4-4-20](複勝率35.5%)
●6歳以上 [1-0-0-27](複勝率3.6%)
→この時期に施行された京都芝1400m外、かつ古馬のオープン特別は、5歳以下の馬が優勢。高齢馬は評価を下げるべきでしょう。

▼2015年05月31日(日) 東京12R 目黒記念
【同年、かつJRA、かつ芝2400~2500mのレースにおける連対経験の有無別成績(2008年以降)】
●あり [6-1-6-18](複勝率41.9%)
●なし [1-6-1-78](複勝率9.3%)
→同年の上半期に芝2400~2500mのレースで好走した馬が中心。特別登録を行った馬のうち、2015年、かつJRA、かつ芝2400~2500mのレースにおいて連対経験があるのは、アドマイヤスピカヴァーゲンザイルダービーフィズニューダイナスティムスカテールメイショウカドマツレコンダイトの7頭です。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)
 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『現在(いま)の勝負気配が分かる 騎手×調教師 黄金タッグ』(ガイドワークス)、『一口馬主の愉しみ(競馬道OnLine新書)』(スタンダードマガジン)、『本当に儲かる騎手データブック 馬券の勝ち組は騎手を野次らない(競馬王新書EX008)』(ガイドワークス)、『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)。昨年12月5日には監修を務めた人気シリーズの最新刊『ウルトラ回収率 2015-2016』(ガイドワークス)が発売された。

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2014年11月29日() 14:00 凄馬プロジェクトチーム
第56回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス GIII
閲覧 483ビュー コメント 0 ナイス 1

みなさん、こんにちは!

本日は京都11R「ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス GIII」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。


U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。





第1グループ(橙)は、総合トップのベルラップフローレスダンサーの2頭。
第2グループ(黄)は、エイシンライダーから1.0ポイント差(約1馬身差)以内のティルナノーグまで。
第3グループ(薄黄)はダノンメジャー1頭のみで、以下は第4G(灰)となっています。

さてこのように色分けされた分布を見ると、第1G→2G間、第2G→3G間、第3G→4G間にそれぞれ1.0ポイント以上の開きがある点が特徴として見てとれます。

今回の馬券構築は、上位勢の中で調教好評価のフローレスダンサーを本命◎に組み立てたいと思います。その◎フローレスダンサーの前走は4角後方から上り最速で追い込んで0.2秒差の4着。内を突いたとはいえ休み明けだったことも考えれば上々とみていいでしょう。また、新馬戦でマークした指数も今回の出走馬比較ではトップの77.8を記録しており、このメンバーに入っての紅一点でも十分通用すると判断しました。
以下は○エイシンライダー、▲ベルラップ、☆ティルナノーグ、△ダノンメジャーとし、馬券は◎○、◎▲からの3連複と◎アタマ固定の3連単で勝負したいと思います。


【3複フォーメーション】
◎=○▲=○~△ 1=2,6=2,3,6,7(5点)

【3単1着固定】
◎→○~△ 1→2,3,6,7(12点)

計17点


取りガミの危険性もありますが○▲の健闘にも注目しつつレースを見守りたいと思います。

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2014年7月2日(水) 11:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2014) ~第4回 夏デビュー予定の注目馬~
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 2014年の2歳戦スタートから早1ヶ月。先週末をもって3回東京、3回阪神、1回函館の開催が終了し、新馬と未勝利を合わせて29頭が勝ち上がりを果たしました。今週からは2回福島、3回中京、2回函館がスタート。本格的な“夏競馬”のシーズンに突入します。

 ウマニティPOGは第5回の入札が行われているところ。所有馬のラインナップがほぼ固まったプレイヤーも多いんじゃないでしょうか。私もスペシャルクラスに参加していますが、仮想オーナー馬の枠はほぼ使い切りました。

 ちなみに、スペシャルクラスは「各馬の仮想オーナー募集枠がひとつずつ(枠の開放はなし)」「ウマニティから一律に10億POGポイントを付与(ウマニティポイントからの変換は不可)」という特殊ルール。私を含め、60人のプレイヤーが参加しています。小林誠さんも仰っていましたが、この状況で良血馬や評判馬を揃えるのはかなり困難。いわゆる“POG本”で大々的に取り上げられるような馬は相当にポイントを集中させないと獲得できませんし、一人あたり10頭と仮定しても全部で600頭が指名されるわけですから、一般的なルールのドラフトではまず指名されない(しない)ような注目度の馬もラインナップに加える必要があるのです。実際、私もプライベートのドラフト(10頭持ち、参加者20名前後)で指名した馬は数えるほどしか獲得できませんでしたし、ドラフト前に用意した指名候補リスト(約50頭)は底をつきました。総合的な相馬眼や一年を通じての戦略性が問われる過酷な戦いになるでしょう。

 一方、ミリオネア、リッチ、ブルジョア、アベレージの各クラスは今後も定期的に仮想オーナー募集枠が開放されます。これから参戦するプレイヤーにも良血馬や評判馬を指名するチャンスがあるわけで、引き続き入札に注目しておきたいところ。そこで今回は、6月29日0時現在の「注目POG馬ランキング」で上位にランクインしていた馬のうち、未出走、かつ夏季競馬でデビュー予定の馬をまとめてみました。

 1位のアッシュゴールド(オリエンタルアートの2011)は既に入厩済み。7月26日に施行される中京芝1600mの新馬でデビュー予定です(→関連記事)。全兄にドリームジャーニーオルフェーヴルリヤンドファミユがいる超良血馬ということもあり、一般的なルールのドラフトでも激しい争奪戦が繰り広げられていましたね。デビュー(予定)前にこの馬の仮想オーナー募集枠が開放されるチャンスは残すところ7月7日だけ。初陣のパフォーマンス次第では、その次(8月4日)以降の仮想オーナー募集枠開放時もハイレベルな入札合戦となりそうです。

 10位のデビュタント(モアザンベストの2012)も入厩しており、7月6日に施行される中京1400mの新馬でデビュー予定とのこと。6月29日の阪神05R(2歳新馬・芝1800m外回り)を快勝したティルナノーグ(バイコースタルの2012)とともに、いわゆる“非社台系”のディープインパクト産駒として注目を集めています。母の父がStorm Cat系のGiant's Causewayということもあって、血統を重視しているプレイヤーに人気の一頭です。

 14位のアドマイヤロワ(シーズオールエルティッシュの2012)は7月13日に施行される中京芝1600mの新馬でデビューする予定となっています(→関連記事)。1歳時のセレクトセールで1億8000万円の値がついていますし、私個人としても各所で推奨した注目の1頭。初陣が楽しみで仕方ありません。

 15位のドゥラメンテアドマイヤグルーヴの2012)は美浦トレーニングセンターでゲート練習を行っている模様ですが、現在のところ秋季競馬でのデビューを予定しているそうです。また、16位のパピーラヴ(ラヴアンドバブルズの2012)は6月22日の東京05R(2歳新馬・芝1600m)で初陣を迎える予定だったものの、デビューを延期することになりました(→関連記事)。

 20位のコートシャルマン(コートアウトの2012)は半兄にストロングリターンがいる良血馬。デビュタントと同じく、7月6日に施行される中京1400mの新馬でデビューを予定しています(→関連記事)。今春のJRAGⅠ戦線でハーツクライ産駒が大活躍したこともあり、こちらもデビュー戦次第では引き続き激しい争奪戦が繰り広げられそうです。

 25位のアースライズ(ライジングクロスの2012)は出走予定だった6月29日の阪神05R(2歳新馬・芝1800m外回り)を回避。7月6日に施行される中京1400mの新馬でデビュー予定とのことですから、いきなりデビュタントコートシャルマンと激突することになるかもしれません。POGで注目されることの少ないマンハッタンカフェ産駒ながら、一般的なルールのドラフトでもかなり評価されていた印象のある馬。デビュー戦の時期や結果によって注目度が大きく上下しそうな気はしますけど、狙っている方は今のうちに全力で獲りにいくべきでしょう。

 27位のカービングパスハッピーパスの2012)は函館競馬場に入厩中。札幌開催でのデビューを目標にしているとのことでした。個人的に懐疑的な見方をしているハービンジャー産駒ですが、6月29日の阪神05R(2歳新馬・芝1800m外回り)ではトーセンバジルケアレスウィスパーの2012)が2着に好走。他の産駒が今後の新馬で好成績を収めるようなら、本馬の人気も一気に高まりそうです。

 35位のシュヴァルグランハルーワスウィートの2012)はヴィルシーナの半弟。札幌開催でのデビューを予定しています(→関連記事)。未出走のハーツクライ牡馬で注目POGランキングの順位がもっとも高いのはこの馬。ヌーヴォレコルトワンアンドオンリージャスタウェイらの活躍ぶりを考えると、今後の入札ではさらに注目度が高まるかもしれません。

 半兄にブレイクランアウトがいる37位のブレイクエース(キューの2012)も入厩済み。順調に調整されている模様で、早期デビューを期待できそうです。また、40位のダイワミランダダイワスカーレットの2012)は新潟開催でのデビューを視野に入れている模様(→関連記事)。どちらも入札するなら今くらいのタイミングがベストなのではないかと思います。

伊吹雅也さんのPOGマイページはこちら

(次回のコラム更新は8月6日(水)になります。)

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)
 埼玉県桶川市在住のフリーライター、コピーライター、競馬評論家。的確でわかりやすいデータ分析に定評があり、現在は『JRAホームページ』内「今週の注目レース」で“データ分析”のコーナーを担当しているほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている。競走馬への一口出資やペーパーオーナーゲーム(POG)にも造詣が深く、現4歳世代のPOGでは、参加したすべてのドラフト(いずれも参加者20名以上)においてジェンティルドンナの単独1位指名に成功。現3歳世代も“赤本”こと『POGの達人』(光文社)誌上においてカミノタサハラコディーノフラムドグロワールらを推奨し、推奨馬の獲得賞金ランキング皐月賞終了時点)で1位を獲得した。近著に『本当に儲かる騎手データブック 馬券の勝ち組は騎手を野次らない(競馬王新書EX008)』(ガイドワークス)、『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)。

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2:
退会ユーザー 2014年11月3日(月) 10:04:19
このコメントは削除されました(投稿者退会による)
1:
  hironish   フォロワー:3人 2014年8月22日(金) 15:04:29
http://umanity.jp/circle/topic_detail.php?kbn=0&id=d7e7f599a6&topicid=0c6fdc0307

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