ウオッカ(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 2004年4月4日生
調教師角居勝彦(栗東)
馬主谷水 雄三
生産者カントリー牧場
生産地静内町
戦績26戦[10-5-3-8]
総賞金130,487万円
収得賞金42,425万円
英字表記Vodka
血統 タニノギムレット
血統 ][ 産駒 ]
ブライアンズタイム
タニノクリスタル
タニノシスター
血統 ][ 産駒 ]
ルション
エナジートウショウ
兄弟 タニノタキシードラテラルアーク
市場価格
前走 2010/03/04 アル・マクトゥーム3 G2
次走予定

ウオッカの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
10/03/04 アラ 6 アル・マク3 G2 ダ2000 14--------8** 牝6 55.0 C.ルメー角居勝彦 --0000 ------レッドディザイア
09/11/29 東京 10 ジャパンC G1 芝2400 18353.611** 牝5 55.0 C.ルメー角居勝彦 494
(-4)
2.22.4 -0.034.8④⑤オウケンブルースリ
09/11/01 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 18472.113** 牝5 56.0 武豊角居勝彦 498
(0)
1.57.5 0.332.9⑬⑭⑭カンパニー
09/10/11 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 11661.312** 牝5 57.0 武豊角居勝彦 498
(+6)
1.45.5 0.233.8カンパニー
09/06/07 東京 11 安田記念 G1 芝1600 18231.811** 牝5 56.0 武豊角居勝彦 492
(-2)
1.33.5 -0.135.7⑦⑤ディープスカイ
09/05/17 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 18361.711** 牝5 55.0 武豊角居勝彦 494
(--)
1.32.4 -1.233.4⑤④ブラボーデイジー
09/03/28 アラ 5 ドバイDF G1 芝1777 16--------7** 牝5 55.0 武豊角居勝彦 --0000 ------GLADIATORUS
09/03/05 アラ 8 ジュベルハッ G2 芝1777 16--------5** 牝5 57.5 武豊角居勝彦 --0000 ------BALIUS
08/11/30 東京 10 ジャパンC G1 芝2400 18243.723** 牝4 55.0 岩田康誠角居勝彦 488
(-2)
2.25.7 0.234.3スクリーンヒーロー
08/11/02 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 177142.711** 牝4 56.0 武豊角居勝彦 490
(0)
1.57.2 -0.034.4⑦⑦⑦ダイワスカーレット
08/10/12 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 16231.512** 牝4 57.0 武豊角居勝彦 490
(+4)
1.44.6 0.033.8スーパーホーネット
08/06/08 東京 11 安田記念 G1 芝1600 18354.121** 牝4 56.0 岩田康誠角居勝彦 486
(+8)
1.32.7 -0.634.0アルマダ
08/05/18 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 18592.112** 牝4 55.0 武豊角居勝彦 478
(--)
1.33.8 0.133.2⑩⑨エイジアンウインズ
08/03/29 アラ 5 ドバイDF G1 芝1777 16--------4** 牝4 55.0 武豊角居勝彦 --0000 ------JAY PEG
08/02/23 京都 11 京都記念 G2 芝2200 168163.426** 牝4 56.0 四位洋文角居勝彦 494
(+6)
2.13.9 0.333.8⑮⑮⑬⑬アドマイヤオーラ
07/12/23 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 168166.9311** 牝3 53.0 四位洋文角居勝彦 488
(0)
2.35.7 2.137.9⑧⑨⑧⑦マツリダゴッホ
07/11/25 東京 10 ジャパンC G1 芝2400 186116.124** 牝3 53.0 四位洋文角居勝彦 488
(-4)
2.24.9 0.233.6⑯⑯⑱⑮アドマイヤムーン
07/11/11 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 1433----** 牝3 54.0 四位洋文角居勝彦 ---- ------ダイワスカーレット
07/10/14 京都 11 秋華賞 G1 芝2000 188162.713** 牝3 55.0 四位洋文角居勝彦 492
(+8)
1.59.3 0.233.2⑮⑮⑫⑫ダイワスカーレット
07/06/24 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 18123.518** 牝3 51.0 四位洋文角居勝彦 484
(+2)
2.14.0 1.638.0⑦⑨⑨⑤アドマイヤムーン

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ウオッカの関連ニュース

3歳世代の頂点を決める日本ダービーが26日に行われる。2007年ウオッカ以来史上4頭目の牝馬Vを狙うレガレイラ(美浦・木村哲也厩舎)の馬主、サンデーレーシング代表吉田俊介氏(50)を直撃。皐月賞6着からダービー出走を決めた理由や大一番への意気込み、さらに登録のある凱旋門賞などについて聞いた。(取材構成・綿越亮介)



--クラシック登録で皐月賞日本ダービーにエントリーした経緯は

「デビュー前から期待はすごくしていた馬で、函館の初戦が本当にいい内容で強かったですし、距離はあった方がいいタイプということで、皐月賞、ダービーにも登録しました」

--牡馬相手にホープフルSを快勝

「期待以上でしたね。びっくりしました。完全にシンエンペラー(2着)が抜け出して勝ちレースでしたけど、それを外を回してあの瞬発力で差し切っちゃうわけですから、相当能力がある馬じゃないと勝てない。それで次は皐月賞へ、その結果が良ければダービーへと思いました」

--皐月賞は6着

「前が止まらない馬場で絶対前め、内めにいないといけなかったと思うんですけど、スタートでぶつかって位置取りが悪くなって、1コーナーでももう1回ぶつかって厳しいなと。かわいそうなレースでしたね」

--前週のオークスではなくダービーを選択した理由は

「迷いましたけどね。(間隔が)1週長く、回復できるのもあったけど、それよりもこの馬は強いと思っていて、当初からダービーに行く計画を立てていたので、その通りにしましょうか、というのが大きいですね。それくらい力がある馬だと期待していますから」

--近年は牝馬が牡馬相手にGⅠを勝つことも多い

「牝馬の方がトレーニングはすごく難しいと思っていたけど、調教だったり、普段の調整の技術が進歩しているから、今は牝馬でもやり合える馬がいる。今回もそう思っての挑戦です」

--スワーヴリチャードの初年度産駒

「めちゃくちゃ勝ちますよね。距離が短いところも長いところも。この世代は繁殖(牝馬)の質がお世辞にも高いわけではなかったですけど、そのなかでも好成績を挙げていますし、すでにすごい種牡馬だと思います」

--サンデーレーシングはダービーを4勝

「ダービーは特別ですよ。一番勝ちたいです。毎年勝っていてもいい。競馬場の雰囲気も違いますしね。オーナーはみんな勝ちたいレースでもあるし、ファンもみんな見に来たい、その場にいたいレースですよね」

--凱旋門賞への登録も発表された

「選択肢の一部ですけどね。ヨーロッパの力のいる馬場にも適性を感じるので。登録締切がダービー前だったので、早めの発表となりましたが、(出否は)今回の結果を踏まえてです」

--2007年ウオッカ以来17年ぶり4頭目の牝馬Vへ、意気込みを

皐月賞も上がり3ハロンは最速でしたし、最後の脚は素晴らしいものを持っているので、そこをうまく生かせるような競馬が理想ですね。すごく期待しています」

■吉田俊介(よしだ・しゅんすけ)1974(昭和49)年4月13日生まれ、50歳。北海道出身。慶応大経済学部を卒業後、ノーザンファームに入社。米国研修から帰国後、ノーザンファーム空港牧場場長に就任。2007年から一口馬主法人サンデーレーシング代表。15年からノーザンファーム副代表を兼任。ノーザンファーム代表・吉田勝己氏の長男。趣味は乗馬。

◆ルメール騎手はオークスから2週連続GⅠ制覇狙う…レガレイラとコンビを組むクリストフ・ルメール騎手(45)は、先週のオークスレガレイラと同じ木村厩舎のチェルヴィニアで優勝。2週連続GⅠ制覇が懸かる。ルメール騎手はダービー1勝で、2017年に藤沢和雄厩舎のレイデオロでV。前週のオークスも同じ藤沢厩舎のソウルスターリングで勝っていた。今年もルメール騎乗の同一厩舎オークス、ダービー制覇なるか。

◆母系はノーザンファームの宝…レガレイラの祖母はディープインパクトの妹ランズエッジ(母ウインドインハーヘア)。同じくダービー出走のアーバンシック、今年の桜花賞ステレンボッシュも同じ祖母だ。「当然、その牝系は大事にしています。同じ年に(クラシックを)走るのもすごく不思議なものを感じますよね。ウインドインハーヘアもノーザンホースパークにいるんですけど、元気に日向ぼっこしていますよ。つい拝みに行っちゃいますよね。ウインドインハーヘア〝詣で〟です」と吉田代表は笑う。

【ウオッカC】アイファーエポックが鋭い追い込みを決める 2024年5月12日() 15:13

12日の東京10R・ウオッカC(4歳以上2勝クラス、ダート1600m)は、後方3番手からレースを進めた野中悠太郎騎手騎乗の8番人気アイファーエポックが、直線で鋭い追い込みを決めて勝利した。勝ちタイムは1分37秒1(良)。2着は10番人気ファイヴレター、3着に2番人気ロミオボス

勝ったアイファーエポックは、父トビーズコーナー、母オトメローズ、母父アサクサデンエンという血統の5歳牡馬。美浦・根本康広厩舎の管理馬で、生産者はWing Farm。馬主は中島稔氏。通算成績15戦1勝。

■払戻金
単勝 :5   1,280円(8番人気)
複勝 :5   340円(7番人気)
    11   470円(9番人気)
    10   220円(2番人気)
枠連 :5-8  2,940円(14番人気)
馬連 :5-11  12,580円(38番人気)
ワイド:5-11  2,550円(34番人気)
    5-10  1,090円(14番人気)
    10-11  1,660円(24番人気)
馬単 :5-11  22,870円(71番人気)
3連複:5-10-11 18,760円(69番人気)
3連単:5-11-10 151,270円(464番人気)

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【ヴィクトリアMの注目点】春の古馬牝馬女王決定戦! JRA4500勝まであと「2」の武豊騎手はナミュールでウオッカ以来の勝利狙う 2024年5月7日(火) 17:05

★今年は史上最少頭数で実施 GI馬2頭を含む15頭が登録

今年のヴィクトリアマイルには、2022年の秋華賞勝ち馬スタニングローズ(5歳、栗東・高野友和厩舎)、昨年のマイルCS勝ち馬ナミュール(5歳、栗東・高野友和厩舎)と2頭のGI馬を含む15頭が登録している。ヴィクトリアマイルは今年で19回目を迎えるが、これまでに出走頭数が最も少なかったのは20年、23年の16頭で、今回はレース史上最も少ない頭数で実施されることになるが、どのような結果になるだろうか。なお、スタニングローズとナミュールはこれまでに4回対戦しており、対戦成績は2勝2敗となっている。また、過去10年のヴィクトリアマイルは、1番人気馬が2勝、2着2回(勝率.200、連対率.400)という成績だが、アーモンドアイが制した20年以降、GI馬が4連勝している。

武豊騎手との新コンビで参戦予定 ナミュールはドバイターフ2着以来の出走

ナミュール(5歳、栗東・高野友和厩舎)は昨年の秋以降、富士S1着、マイルCS1着、香港マイル3着、ドバイターフ2着と国内外の牡牝混合戦で好走を続けており、牝馬限定戦への出走は昨年のヴィクトリアマイル(7着)以来1年ぶりとなる。今回、ナミュールはテン乗りとなる武豊騎手とのコンビで出走する予定だが、昨年のマイルCSに続くGI2勝目を挙げることができるだろうか。Vなら、武豊騎手は2009年ウオッカ以来15年ぶり2回目のヴィクトリアマイル制覇となる。なお、ヴィクトリアマイルでは、前走で牡牝混合戦に出走していた馬が20年アーモンドアイから4年連続で勝っており、前走で海外のレースに出走していた馬は3勝、2着2回(勝率.300、連対率.500)という成績を挙げている。

★最多勝の(有)サンデーレーシング 今年はスタニングローズ、ウンブライルを登録

馬主の(有)サンデーレーシングは、2010年ブエナビスタ、21年グランアレグリア、23年ソングラインで歴代最多のヴィクトリアマイル3勝を挙げている。昨年に続く連覇がかかる(有)サンデーレーシングの所有馬は、22年の秋華賞スタニングローズ(5歳、栗東・高野友和厩舎)、阪神牝馬S2着のウンブライル(4歳、美浦・木村哲也厩舎)の2頭が登録しているが今年もヴィクトリアマイルを制すことができるだろうか。

ウンブライルは通算8戦2勝という成績だが、2勝はいずれも芝1400メートル戦で挙げたもので、芝1600メートルでは重賞で3度の2着があるものの6戦0勝という成績だ。芝1600メートル戦末勝利の馬がヴィクトリアマイルを勝てば、15年ストレイトガール以来9年ぶりとなるが、ウンブライルは芝1600メートル戦初勝利をGIで挙げることができるだろうか。

★池添謙一騎手&川田将雅騎手 牝馬限定JRA・GI完全制覇なるか

池添謙一騎手と川田将雅騎手は、ヴィクトリアマイルを勝てば、現在JRAで実施されている牝馬限定GI6レースの完全制覇となる。同記録はこれまでに武豊騎手、蛯名正義元騎手、C・ルメール騎手の3人が達成しているが、池添騎手、川田騎手はヴィクトリアマイル初勝利を挙げて牝馬限定JRA・GI完全制覇を遂げることができるだろうか。なお、池添騎手はテン乗りとなるハーパー(4歳、栗東・友道康夫厩舎)、川田騎手はウンブライル(4歳、美浦・木村哲也廐舎)に騎乗する予定となっている。

★歴代最多タイの3勝をマーク C・ルメール騎手&戸崎圭太騎手

C・ルメール騎手と戸崎圭太騎手は、歴代最多タイのヴィクトリアマイル3勝を挙げている。今年のヴィクトリアマイルでは、ルメール騎手がフィアスプライド(6歳、美浦・国枝栄厩舎)、戸崎騎手はライラック(5歳、美浦・相沢郁厩舎)に騎乗する予定だが、同レース4勝目を挙げることができるだろうか。なお、戸崎騎手は、昨年のヴィクトリアマイルソングラインに騎乗して制しており、ストレイトガールとのコンビで連覇した2015・16年以来自身2度目のヴィクトリアマイル連覇がかかる。

フィアスプライドは今年初戦の中山牝馬Sで1番人気に支持されたものの9着に敗れ、ライラックは今年初戦の阪神牝馬Sで11頭立ての10着に敗れている。過去10年のヴィクトリアマイル勝ち馬のうち、14年ヴィルシーナ、15・16年ストレイトガール、19年ノームコア、20年アーモンドアイ、23年ソングラインは前走7着以下から巻き返して勝利を挙げているが、フィアスプライドライラックは今年2戦目のヴィクトリアマイルで巻き返すことができるだろうか。

★4勝を挙げるディープインパクト産駒 歴代単独最多のJRA・GI72勝目なるか

種牡馬ディープインパクトの産駒は、フジキセキ産駒と並ぶ歴代最多タイのヴィクトリアマイル4勝を挙げている。ディープインパクト産駒は、今年のヴィクトリアマイルフィアスプライド(6歳、美浦・国枝栄厩舎)が登録しているが、単独トップのヴィクトリアマイル5勝目を挙げることができるだろうか。なお、ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス産駒と並ぶ歴代最多タイのJRA・GI71勝を挙げており、フィアスプライドヴィクトリアマイルを勝てば、歴代単独最多のJRA・GI72勝目となる。

また、フィアスプライドを管理する国枝栄調教師は、グレード制が導入された1984年以降の牝馬限定JRA・GIで松田博資元調教師と並ぶ最多タイの12勝を挙げており、ヴィクトリアマイルは2011年アパパネ、20年アーモンドアイで2勝を挙げている。

★16年ぶりの勝利がかかる社台ファーム生産馬 マスクトディーヴァテンハッピーローズが出走予定

今年のヴィクトリアマイルには、阪神牝馬Sを制したマスクトディーヴァ(4歳、栗東・辻野泰之厩舎)、同6着のテンハッピーローズ(6歳、栗東・高柳大輔厩舎)と2頭の社台ファーム生産馬が登録している。ヴィクトリアマイルが創設された2006年以降、社台ファーム生産馬は毎年出走しているが、06~08年に3連覇して以降は勝利から遠ざかっている。ヴィクトリアマイル勝ち馬の前走を見ると、阪神牝馬S組は最多の5勝を挙げているが、今年の社台ファーム生産馬は勝利を挙げることができるだろうか。なお、マスクトディーヴァが勝てば、同馬を管理する辻野泰之調教師はJRA・GI初制覇となる。

武藤善則調教師はモリアーナを登録 開業22年目でJRA・GI初制覇なるか

阪神牝馬S3着のモリアーナ(4歳)を管理する武藤善則調教師(美浦)には、JRA・GI初制覇がかかる。同調教師は2003年の開業以来16回JRA・GIに挑戦して14年オークスの4着が最高成績となっているが、開業22年目で初のビッグタイトルを獲得することができるだろうか。

また、モリアーナに騎乗予定の横山典弘騎手は、レース当日の年齢が「56歳2力月20日」で、武豊騎手が持つJRA・GI最年長優勝記録「54歳9力月10日」の更新がかかる。同騎手は今年の中山記念で自身の持つJRA重賞最年長優勝記録を「56歳3日」に更新しているが、JRA・GIの最年長優勝記録も更新することができるだろうか。

★逃げた時の成績は3戦3勝 コンクシェル&岩田望来騎手の戦法は?

コンクシェル(4歳、栗東・清水久詞厩舎)は通算16戦5勝という成績だが、逃げた時の成績は3戦3勝で、前走の中山牝馬Sでは逃げ切りで重賞初制覇を遂げている。コンクシェルには、ヴィクトリアマイル初騎乗となる岩田望来騎手が前走に続いて騎乗する予定だが、今回はどのような戦法で臨むだろうか。なお、今年で19回目を迎えるヴィクトリアマイルにおいて、逃げ切り勝ちをおさめた馬は2014年ヴィルシーナだけだ。

コンクシェルは5月7日現在、JRA種牡馬成績で首位に立つキズナの産駒だ。昨年のヴィクトリアマイルは同産駒のソングラインが勝っており、コンクシェルが勝てば、キズナ産駒によるヴィクトリアマイル連覇となる。

★今年のJRA古馬牝馬重賞は関西馬が全勝 連勝ストップ狙う関東勢は7頭が出走予定

2006年に創設されたヴィクトリアマイルは今年で19回目を迎えるが、過去18回の年齢別勝利数は、4歳馬が9勝、5歳馬が7勝、6歳馬、7歳馬が各1勝で、6歳以上馬の勝利は15・16年に6歳・7歳で連覇したストレイトガールだけとなっている。今年のヴィクトリアマイルには4歳馬が7頭、5歳馬が6頭、6歳馬が2頭の計15頭が登録しているが、勝利を挙げるのはどの馬だろうか。なお、今年実施されたJRA古馬牝馬重賞5レースの結果を見ると、すべて関西馬が勝っており、4歳馬が4勝、5歳馬が1勝を挙げている。

今年のヴィクトリアマイルには関東馬が7頭、関西馬が8頭登録している。関東馬はウンブライル(4歳、美浦・木村哲也厩舎)、キタウイング(4歳、美浦・小島茂之厩舎)、フィアスプライド(6歳、美浦・国枝栄厩舎)、フィールシンパシー(5歳、美浦・小島茂之厩舎)、モリアーナ(4歳、美浦・武藤善則厩舎)、ライラック(5歳、美浦・相沢郁厩舎)、ルージュリナージュ(5歳、美浦・宗像義忠厩舎)が出走する予定で、いずれもGI初制覇がかかるが、JRA古馬牝馬重賞での関西馬の連勝を止めることができるだろうか。

★人馬ともにGI初挑戦! フィールシンパシー&横山琉人騎手

福島牝馬S2着のフィールシンパシー(5歳、美浦・小島茂之厩舎)は、ヴィクトリアマイルがGI初挑戦となる。同馬はヴィクトリアマイルの舞台となる東京・芝1600メートル戦で2戦1勝、2着1回と好成績を残している。フィールシンパシーに騎乗予定の横山琉人騎手も今回がGI初騎乗となるが、人馬ともに初めてとなるGIでどのような走りを見せるだろうか。なお、横山琉人騎手のレース当日の年齢は「21歳4力月5日」で、2007年に松岡正海騎手が記録したヴィクトリアマイル最年少優勝記録(22歳9力月26日)の更新がかかる。

フィールシンパシーを管理する小島茂之調教師には、2008年秋華賞ブラックエンブレム)、2009年エリザベス女王杯クィーンスプマンテ)に続くJRA・GI3勝目がかかる。同調教師は重賞2勝馬キタウイング(4歳)も登録しているが、久々のビッグタイトル獲得となるだろうか。ちなみに、小島茂之調教師はJRA・GI初制覇となった2008年秋華賞でも2頭出しで臨んでおり、今回は同レース以来2回目のJRA・ GIでの2頭出しとなる見込みだ。

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【安田記念】ソングラインが史上3頭目の連覇達成 次は世界の舞台だ! 2023年6月5日(月) 06:38

GⅠ馬10頭が出走した春のマイル王決定戦は、戸崎圭太(42)=美・田島=騎乗の4番人気ソングラインが、後方から差し切り。グレード制導入の1984年以降では3頭目の安田記念連覇と、2009年のウオッカ以来2頭目のヴィクトリアマイルとの連勝を決めた。夏は休養に充て、一戦してから米GⅠ・ブリーダーズCマイル(11月4日、サンタアニタ、芝1600メートル)を目標にする。2着に3番人気セリフォスが入り、1番人気シュネルマイスターは3着。白毛のソダシは7着だった。

GⅠ馬10頭が出走する群雄割拠の戦国マイル路線を、女傑がなで斬りにしてみせた。あまりにも強すぎる内容で、ソングラインヴィクトリアマイルに続くGⅠ連勝、そしてグレード制導入の1984年以降3頭目の連覇を飾った。

「最後の脚はいいものを持っているので自信を持って乗りました。抜群の手応えで、追い出してからも素晴らしい伸び脚でした」

どんよりした梅雨曇りの空とは裏腹に、戸崎騎手は晴れやかな笑顔。大外枠から中団につけると直線では馬場の真ん中へ。鞍上の右ステッキに反応すると黒光りする青鹿毛の馬体がぐんぐん加速していった。先に抜け出した昨年の最優秀短距離馬セリフォスをとらえると、1馬身1/4差をつけてゴール。ジョッキーは軽く右手を挙げて大声援に応えた。

「素晴らしいメンバーがそろっていたレースを勝つことができて、ものすごくうれしいです。夢みたいですね」

メモリアルのJRA通算100勝を最高の舞台で達成した林調教師も満面の笑みを浮かべた。昨年と同様に前走から中2週での挑戦。「さらに精度を高めてパフォーマンスを上げられるように今までより一段と負荷をかけました」と、中間も2週連続で追い切りに戸崎騎手を乗せ、攻めの姿勢を貫いた。GⅠ初制覇の昨年は「(レースを)直視できない感じでした」と初々しく語ったが、「今年はしっかりとみていました」と笑わせた。

今後は休養を経て、国内もしくは国外で一戦して、優先出走権を獲得したBCマイルに向かう。昨年は喉頭蓋の腫れで遠征を断念しただけに、念願の大舞台挑戦になるが、昨年はサウジアラビアの1351ターフスプリントを快勝。「海外競馬の適性は十分にあると思っています」と調教師は自信をみせた。

「無駄がなく、余計なことをしないのでレースで力を発揮できる。それに乗りやすいので安心を自信に変えられます。ここへきてまた成長しているし、さらにいい舞台へ向かえれば」

戸崎騎手はさらなる飛翔を予感。日本の女王から世界のマイル王へ―。ソングラインの未来には輝かしい覇道が待っている。

ソングライン 父キズナ、母ルミナスパレード、母の父シンボリクリスエス。青鹿毛の牝5歳。美浦・林徹厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は㈲サンデーレーシング。戦績15戦7勝(うち海外2戦1勝)。獲得賞金7億6483万5300円(うち海外1億352万9300円)。重賞は2021年GⅡ富士S、22年GⅢ1351ターフスプリント(サウジアラビア)、GI安田記念、23年GIヴィクトリアマイルに次いで5勝目。安田記念林徹調教師が22年ソングラインに次いで2勝目。戸崎圭太騎手は11年リアルインパクトに次いで2勝目。馬名は「オーストラリアに伝わる道の名。祖先の足跡」。

≪アラカルト≫

★連覇 1984年のGⅠ昇格以降、ヤマニンゼファー(92、93年)、ウオッカ(2008、09年)に次ぐ3頭目。ヴィクトリアマイルと当レースを同年に勝利するのは09年ウオッカ以来の2頭目。

★異なる騎手での同一JRA・GⅠ制覇 84年以降、カフェファラオフェブラリーS(21年=C・ルメール騎手、22年=福永祐一騎手)以来で、通算12回目。

★牝馬の勝利 通算7回目。5歳馬の勝利は21年ダノンキングリー以来で、通算10回目。

戸崎圭太騎手 JRA・GⅠは今年2勝目、通算11勝目。重賞は今年5勝目、通算69勝目。

林徹調教師 JRA・GⅠは今年2勝目、通算3勝目。重賞も今年2勝目、通算7勝目。

キズナ産駒 昨年に続くV。JRA・GⅠは今年2勝目、通算4勝目。重賞は今年3勝目、通算21勝目。

★馬主…㈲サンデーレーシング JRA・GⅠは今年4勝目、通算71勝目(他にJ・GⅠ2勝)。重賞は今年7勝目、通算229勝目。

★生産者…ノーザンファーム JRA・GⅠは4週連続で今年6勝目、通算191勝目(他にJ・GⅠ3勝)。重賞は今年23勝目、通算784勝目。

★関東馬の勝利 20年から4年連続で、通算成績は関東馬20勝、関西馬17勝、外国馬3勝。

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【安田記念】ソングラインが抜群の切れ味を発揮しGI連勝!ウオッカ以来史上3頭目の連覇達成 2023年6月4日() 17:01

6月4日の東京11Rで行われた第73回安田記念(3歳以上オープン、GI、芝1600メートル、定量、18頭立て、1着賞金=1億8000万円)は、戸崎圭太騎手の4番人気ソングライン(牝5歳、美浦・林徹厩舎)が道中は中団の外めを追走すると、直線で抜群の切れ味を発揮して一気に突き抜け優勝。ヴィクトリアマイルに続くGI連勝で、グレード制が導入された1984年以降ではウオッカ(2008、09年)以来、史上3頭目の連覇を果たした。タイムは1分31秒4(良)。

1馬身1/4差の2着にはセリフォス(3番人気)、さらにアタマ差遅れた3着にシュネルマイスター(1番人気)が入った。

戸崎圭太騎手(1着 ソングライン)「こんなに素晴らしい馬でGⅠを連勝できてうれしく思います。追い切りに乗せていただいて、状態はさらに上がっていると感じていました。いいポジションに収まることができましたし、手応えも十分でしっかり伸びてくれました。ここにきてまた1段、2段と上がっていると感じるので今後も期待できると思います」

安田記念を勝ったソングラインは、父キズナ、母ルミナスパレード、母の父シンボリクリスエスという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は15戦7勝(うち海外2戦1勝)。重賞は21年富士S(GⅡ)、22年1351ターフスプリント(GⅢ、サウジアラビア)、安田記念(GI)、今年のヴィクトリアM(GI)に次いで5勝目。林徹調教師は22年ソングライン戸崎圭太騎手は11年リアルインパクトに次いで安田記念2勝目。

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【安田記念の注目点】ジャックドール初のマイル戦でGI連勝なるか 武豊騎手はウオッカ以来14年ぶりVへ 2023年5月31日(水) 09:10

★デビュー以来初の芝1600メートル戦出走 大阪杯の覇者ジャックドール

ジャックドール(牡5歳、栗東・藤岡健一厩舎)は、デビューから一貫して芝2000メートル戦に出走を続けており、前走の大阪杯ではGI初制覇を遂げた。今回、ジャックドールは通算15戦目にして初の芝1600メートル戦出走となるが、GI連勝を遂げることができるだろうか。なお、安田記念で芝1600メートル戦初出走馬が勝てば、1992年ヤマニンゼファー以来31年ぶりで、グレード制が導入された84年以降2頭目となる。

ジャックドールに騎乗予定の武豊騎手には、ウオッカとのコンビで制した2009年以来14年ぶりの安田記念制覇がかかる。武騎手はグレード制が導入された84年以降で最多タイの3勝を挙げているが、単独トップとなる同レース4勝目を挙げることができるだろうか(※ソダシ(牝5歳、栗東・須貝尚介厩舎)に騎乗予定の川田将雅騎手にも同じ記録がかかる」)。

★今年はヴィクトリアマイルを制して参戦 連覇がかかるソングライン

ソングライン(牝5歳、美浦・林徹厩舎)には、安田記念連覇がかかる。ソングラインは昨年、ヴィクトリアマイル5着から巻き返して安田記念を制したが、今年はヴィクトリアマイルを制して安田記念への参戦を予定している。グレード制が導入された1984年以降、安田記念連覇はヤマニンゼファー(92、93年)、ウオッカ(2008、09年)の2頭が成し遂げたが、ソングラインは今年も安田記念を制すことができるだろうか。

ソングラインは昨年の安田記念では池添謙一騎手が騎乗したが、今年は戸崎圭太騎手が騎乗を予定している。戸崎騎手は地方・大井競馬に所属していた2011年にリアルインパクトとのコンビで安田記念を制し、JRA・GI初勝利を挙げたが、12年ぶりに制すことができるだろうか。ちなみに、グレード制が導入された84年以降に安田記念を連覇したヤマニンゼファーウオッカはいずれも前年と異なる騎手で連覇を遂げている。なお、池添騎手は今年メイケイエール(牝5歳、栗東・武英智厩舎)に騎乗を予定している。

★登録馬中、唯一のJRA・GI3勝馬 4年連続JRA・GI制覇を目指すソダシ

ソダシ(牝5歳、栗東・須貝尚介厩舎)は、2020年に阪神JF、21年に桜花賞、22年にヴィクトリアマイルを制しており、今年の安田記念登録馬で唯一のJRA・GI3勝馬だ。ソダシは今年初戦となったヴィクトリアマイルでは2着に入っており、今回はテン乗りとなる川田将雅騎手とのコンビで参戦する予定だが、グレード制が導入された1984年以降で7頭目の、4年連続JRA・GI制覇を遂げることができるだろうか。なお、父クロフネ、母ブチコという血統のソダシが勝てば、種牡馬クロフネの産駒は歴代最長タイの19年連続JRA重賞制覇となる。

★前走のマイラーズCで約1年半ぶりのV 3年連続参戦となるシュネルマイスター

前走のマイラーズCで約1年半ぶりの勝利を挙げたシュネルマイスター(牡5歳、美浦・手塚貴久厩舎)は、3年連続の安田記念参戦となる。シュネルマイスターは2021年が3着、昨年は2着に入ったが、三度目の正直で初勝利を挙げることができるだろうか。なお、過去の勝ち馬では、タイキブリザードが1995年3着、96年2着、97年1着と3年連続参戦で着順をひとつずつ上げて勝利を挙げている。

シュネルマイスターに騎乗予定のクリストフ・ルメール騎手には、モズアスコットとのコンビで制した18年以来5年ぶり2回目の制覇がかかる。ルメール騎手は20年から3年連続で安田記念2着となっているが、今年こそ勝利を挙げることができるだろうか。

★今年初戦のドバイターフは5着 昨年のマイルCSを制したセリフォス

セリフォス(牡4歳、栗東・中内田充正厩舎)は、4着だった昨年に続く2年連続の安田記念参戦となる。セリフォスはデビューから芝1600メートル戦に出走を続け、昨年のマイルCSでGI初勝利を挙げた。セリフォスは今年初戦のドバイターフ(芝1800メートル)で、デビュー以来初めて芝1600メートル戦以外のレースに出走して5着となったが、芝1600メートル戦の安田記念で巻き返すことができるだろうか。なお、同馬にはダミアン・レーン騎手が騎乗を予定している。

セリフォスを管理する中内田充正調教師は5月28日現在、今年のJRA競走で25勝を挙げ、JRA調教師リーディングのトップに立っている。中内田調教師はリバティアイランド桜花賞オークスを制したが、今年3度目のJRA・GI制覇を遂げることができるだろうか。なお、グレード制が導入された1984年以降、調教師の上半期のJRA・GI最多勝は2004年松田国英元調教師など4人が記録した3勝で、中内田師が安田記念を勝てばこの記録に並ぶ。

★歴戦の古馬に挑む3歳馬2頭 シャンパンカラーとドルチェモア

NHKマイルCを制したシャンパンカラー(牡3歳、美浦・田中剛厩舎)、昨年のJRA賞最優秀2歳牡馬ドルチェモア(牡3歳、栗東・須貝尚介厩舎)が、安田記念で古馬との初対戦に挑む。グレード制が導入された1984年以降、9頭の3歳馬が安田記念に出走したが、古馬を破って勝利を挙げたのは2011年のリアルインパクトだけとなっている。シャンパンカラー内田博幸騎手、ドルチェモア坂井瑠星騎手とのコンビで出走を予定しているが、歴戦の古馬を破ることができるだろうか。なお、安田記念当日が昨年の10月29日のデビュー戦から数えて219日目となるシャンパンカラーが勝てば、96年の高松宮杯をデビュー204日目で勝ったフラワーパーク、97年のマイルCSをデビュー212日目で勝ったタイキシャトルに次ぐ、3番目に短い日数でのJRA古馬GⅠ制覇となる(※グレード制が導入された1984年以降)。

★昨年1番人気で8着のイルーシヴパンサー 1年ぶりの芝1600メートル戦出走となるGI馬2頭にも注目

イルーシヴパンサー(牡5歳、美浦・久保田貴士厩舎)は、昨年の安田記念で1番人気に支持されたものの8着に敗れた。その後は関屋記念11着、京都金杯1着、中山記念8着という成績だが、2年連続の参戦で前年の雪辱を果たすことができるだろうか。なお、イルーシヴパンサーには岩田望来騎手が騎乗を予定している。

また、昨年の高松宮記念勝ち馬ナランフレグ(牡7歳、美浦・宗像義忠厩舎)、21、22年にフェブラリーSを連覇したカフェファラオ(牡6歳、美浦・堀宣行厩舎)は、どちらも昨年の安田記念以来、1年ぶり2回目の芝1600メートル戦出走となる。昨年はナランフレグが9着、カフェファラオが17着に敗れたが、今年は好走することができるだろうか。なお、ナランフレグ高松宮記念4着以来、カフェファラオはドバイワールドC12着以来の出走で、ナランフレグには丸田恭介騎手、カフェファラオには浜中俊騎手が騎乗を予定している。

★GI初制覇目指すマイラーズC2、3着馬 ガイアフォースとソウルラッシュ

ガイアフォース(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎)は、昨年秋にはセントライト記念を制して菊花賞では1番人気に支持されるなど(8着)、デビューから芝1800メートル以上の距離に出走を続けてきたが、初の芝1600メートル戦出走となった前走のマイラーズCで2着と好走し、安田記念に駒を進めてきた。グレード制が導入された1984年以降、マイラーズC2着馬は93年ヤマニンゼファー、2018年モズアスコットの2頭が同年の安田記念を制しているが、ガイアフォースは2度目の芝1600メートル戦出走でビッグタイトルを獲得できるか。なお、鞍上にはJRA・GI初制覇がかかる西村淳也騎手が予定されている。

また、マイラーズC3着のソウルラッシュ(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)は、初の芝1600メートル戦出走となった21年12月以降はマイル戦に出走を続けており、芝1600メートル戦で通算8戦4勝、2着1回、3着1回という成績を残している。ソウルラッシュは昨年の安田記念では13着、マイルCSでは4着に敗れたが、3度目のGI挑戦で勝利を挙げることができるだろうか。鞍上には松山弘平騎手が予定されている。

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日本ダービーは3番人気のドウデュースが外から差し切り勝ち。伏兵勢が引っ張る淀みない流れで直線は力と力のぶつかり合い、内外の有利不利もなく外からの差しも届いた。その流れをドウデュース武豊騎手は手応え抜群に悠々と外に持ち出すと、最後はイクイノックスの追撃を振り切った。武豊騎手はなんとこれで6度目のダービー制覇、観客の戻った競馬場が最も似合う、絵になる男の華麗なる勝利だった。

1番人気の支持を集めたダノンベルーガは直線伸び切れず4着止まり。オークスで人気になったサークルオブライフ同様に人気を裏切る形になったが、この2頭には共通点がある。それは前走で4着に敗れながらも、「負けて強し」として評価された点だ。

オークスで1番人気のサークルオブライフは内有利の桜花賞で外から差して来て4着。内枠勢が台頭する中でただ一頭外枠から差して来たのを見て、多くのファンは「次こそは」と期待し、オークスで1番人気に押し上げた。

日本ダービーで1番人気のダノンベルーガは、外有利の皐月賞で内を立ち回って4着。やはり外枠勢が台頭する中で内枠から見せ場を作ったのを見て、多くのファンは「次こそは」と期待し、日本ダービーで1番人気に押し上げた。

~負けて強しは案外裏切られる一方で…

この「次こそは」という期待が、しばしば裏切られるのが競馬の面白さであり難しいところ。負けて強しはもちろんその通りのケースもあるが、一方で、不器用さの裏返しだったりもする。実際ウオッカダイワスカーレットの関係性を考えても、常に先行して安定した立ち回りを見せるダイワスカーレットに対し、ウオッカは常に外から差して来て「次こそは」と思わせたが、結局たいてい先着するのはダイワスカーレットの方だった。

そう考えると、馬券的に狙うべきなのは3着に入ったアスクビクターモアのようなタイプなのかもしれない。アスクビクターモアは弥生賞で勝利を挙げながらも、地味な勝ちっぷりが嫌われたのか続く皐月賞では6番人気止まり。それでも不利な内枠から逃げの手に出て、5着に粘る健闘を見せた。

しかしながら、今回のダービーではさらに人気を下げた。それでも、再び持ち味のしぶとさと並んでの強さを発揮し、ダノンベルーガの追撃を振り切り3着と健闘を見せた。レースぶりが地味なだけに今後もそうは人気にならないかもしれないが、馬券的にはむしろ「負けて強し」よりも、「地味な勝利」を評価すべきシチュエーションは多い。

もっとも、偉そうなことを書いていながら、私自身負けて強しと見たダノンベルーガを対抗に、アスクビクターモアを無印にしているのだから、まさに上記のような失敗をしてしまう大衆(オッズ構成者)の一人なのだが…。

いずれにしても、競馬は同じことの繰り返しであるからこそ、上記のような傾向はアタマに入れておくようにしたい。派手さは危険の裏返しであり、地味さと妙味はコインの裏表なのである。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭。

【次走狙い馬】ワンダーウィルク(日曜中京1レース・3歳未勝利/5着)

単勝2.0倍という断然の支持を集めたが、今回は距離延長に加えて最内枠と厳しい条件が揃っていた。レースでも前半から折り合いを欠き、直線入り口の時点でほぼ絶望的な位置取り。それでもラストは地力で差して来て5着と脚は見せた。最内枠と1400m延長が敗因といえる内容で、レベルが下がった今の未勝利なら上位の力はある。次走は人気も多少は緩和されるはずなので、距離短縮で改めて狙いたい。

安田記念展望

では、いつも通り週末の注目馬で締めたい。今週末は安田記念。昨年は年明け初戦のダノンキングリーグランアレグリアを下すというジャイアントキリングが起こったレース。今年も伏兵を狙う。

レシステンシア横山武史騎手)

面白そうなのはレシステンシア。前走のヴィクトリアマイルは人気を集めた高松宮記念から一転、8番人気と支持急落の一戦だったが、好位に控えるとしぶとく粘って3着。改めて地力の高さを見せた。確かに展開に恵まれた面もあったとはいえ、自分のリズムならG1でも勝ち負けできる能力を維持している。今回は先行馬が少ないメンバー構成で前走同様展開が向きそう。上手く先行できれば、日本ダービーアスクビクターモアのように、地味ながらもしぶとい粘りを見せてくれそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。


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2017年4月6日(木) 17:31 岡村信将
【ラップギア岡村信将のスペシャルG1展望】~2017桜花賞~
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阪神ジュベナイルフィリーズからチューリップ賞、桜花賞と、すべて“阪神芝1600m”のコースで施行される、謎の牝馬クラシック路線。同コース施行であるがゆえに、それら3つのレースが密接な関係を持っていることは言うまでもないのだが、平均を出してみると、それぞれのレースが持つ特徴が少しずつ違うことも分かってくる。


■2017春シーズン 『競馬プロ予想MAX』presents連載コラムについて詳しくはこちら
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=8644


阪神ジュベナイルフィリーズ、チューリップ賞と桜花賞、過去10年勝ち馬のタイムをざっと比較してみよう。勝ち馬の前半1000mタイムと、ラスト600mのタイムを一覧にしてみた。ちなみにこれは“レース先頭馬の通過タイム”ではなく、“勝ち馬の通過タイム”である。

■阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬 過去10年
2006年 58.9-34.2 ウオッカ      桜花賞2着
2007年 58.6-35.2 トールポピー    桜花賞8着
2008年 60.4-34.8 ブエナビスタ    桜花賞1着
2009年 60.6-34.3 アパパネ      桜花賞1着
2010年 61.8-33.9 レーヴディソール  桜花賞不出走
2011年 60.8-34.1 ジョワドヴィーヴル 桜花賞6着
2012年 58.3-35.9 ローブティサージュ 桜花賞5着
2013年 59.8-34.1 レッドリヴェール  桜花賞2着
2014年 60.4-34.0 ショウナンアデラ  桜花賞不出走
2015年 58.7-35.8 メジャーエンブレム 桜花賞4着
2016年 59.2-34.8 ソウルスターリング 

■チューリップ賞勝ち馬 過去10年
2007年 60.2-33.5 ウオッカ      桜花賞2着
2008年 61.3-34.5 エアパスカル    桜花賞9着
2009年 61.8-34.7 ブエナビスタ    桜花賞1着
2010年 61.4-34.7 ショウリュウムーン 桜花賞4着
2011年 60.9-33.6 レーヴディソール  桜花賞不出走
2012年 61.5-34.0 ハナズゴール    桜花賞不出走
2013年 60.2-34.7 クロフネサプライズ 桜花賞4着
2014年 60.6-33.7 ハープスター    桜花賞1着
2015年 61.8-35.9 ココロノアイ    桜花賞10着
2016年 59.8-33.0 シンハライト    桜花賞2着
2017年 59.4-33.8 ソウルスターリング 

■桜花賞勝ち馬 過去10年
2007年 60.1-33.6 ダイワスカーレット 
2008年 59.9-34.5 レジネッタ     
2009年 60.7-33.3 ブエナビスタ    
2010年 59.2-34.1 アパパネ      
2011年 59.6-34.3 マルセリーナ    
2012年 60.3-34.3 ジェンティルドンナ 
2013年 59.5-35.5 アユサン      
2014年 60.4-32.9 ハープスター    
2015年 62.5-33.5 レッツゴードンキ  
2016年 60.4-33.0 ジュエラー     

実際のところ、この一覧を見ただけではピンと来ないと思われるのだが、それぞれの平均を出してみると、少しずつ傾向が出始める。


■阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬 過去10年平均
1000m通過 59秒8   ラスト600m34.6

■チューリップ賞勝ち馬 過去10年平均
1000m通過 61秒0   ラスト600m34.2

桜花賞勝ち馬 過去10年平均
1000m通過 60秒3   ラスト600m33.9


要するに、阪神ジュベナイルフィリーズはハイペースから上がりの掛かるレースであり、チューリップ賞はスローペースから上がりの早いレース。これは“多頭数G1”と“少頭数トライアル”というレースの性質がそのまま出ているのだと思われる。

そして問題の桜花賞は、とにかく上がりが速いのが特徴。チューリップ賞より遥かに速いペースから、それでいてチューリップ賞よりさらに速い上がりが要求されるレース。「チューリップ賞の時計が速い年は桜花賞と連動する」と言われる理由は、ここではないかと思われる。


そう、桜花賞を勝つためには、それなりの時計的な裏付けが必要なのだ。具体的なラインとしては・・・

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2016年10月27日(木) 14:38 【ウマニティ】
【U指数的分析】天皇賞(秋)
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今回は予想U指数で天皇賞(秋)を紐解きたいと思います。予想U指数は過去の指数推移から今回のレースで出すであろう指数を予測したものになりますが、この天皇賞(秋)ではこの予想U指数上位馬(1位~3位)の好走が目立ちますので紹介したいと思います。下記は過去10年間の天皇賞(秋)の予想U指数上位馬(1位~3位)で好走した馬をまとめたものです。

○U指数についてもっと詳しく知りたい!という方はこちらをどうぞ

【過去10年間の天皇賞(秋)予想U指数上位馬の好走馬】
2015年天皇賞(秋)
ラブリーデイ予想U指数順位1位→1着

2014年天皇賞(秋) 
ジェンティルドンナ/予想U指数順位2位→2着

2013年天皇賞(秋) 
エイシンフラッシュ/予想U指数順位2位→3着

2012年天皇賞(秋)
ルーラーシップ/予想U指数順位1位→3着

2010年天皇賞(秋)
アーネストリー/予想U指数順位2位→3着

2009年天皇賞(秋)
カンパニー/予想U指数順位3位→1着
ウオッカ/予想U指数順位1位→3着

2008年天皇賞(秋)
ウオッカ/予想U指数順位1位→1着
ダイワスカーレット/予想U指数順位2位→2着

2007年天皇賞(秋)
アグネスアーク/予想U指数順位2位→2着

2006年天皇賞(秋)
ダイワメジャー/予想U指数順位1位→1着



ご覧のように過去10年間で2011年を除き、すべての年で予想U指数上位馬(1位~3位)が馬券に絡んでいます。フルゲートが当たり前で点数を絞りづらい天皇賞ですが、U指数を参考にすれば3連複フォーメーションなどはかなり買い目を絞れそうですね。

では今回の天皇賞(秋)出走予定馬の中で予想U指数1位・2位・3位はどの馬なのでしょうか!? 天皇賞(秋)の予想U指数は会員登録(無料)でご覧いただけます。

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U指数に関する、『シミュレート結果』『予想U指数と結果U指数』『馬齢・クラス別考察』などの詳細情報はこちらのページでご紹介しています⇒『U指数について』ページ
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2014年11月26日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第299話JC(謎解き編)
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第299話 「JC」


09年 35.2-36.0-36.1-35.1 =2.22.4 ▼ 6±0△9 瞬発戦
10年 36.4-37.0-37.1-34.4 =2.24.9 ▼10△1△6 瞬発戦
11年 37.1-37.0-35.6-34.5 =2.24.2 ▼ 2△5△5 平坦戦
12年 35.8-36.5-36.1-34.7 =2.23.1 ▼ 2▼2±0 平坦戦
13年 37.0-38.2-36.8-34.1 =2.26.1 ▼ 5±0△8 瞬発戦

4分割にしたラップを表にしてみました。
近年はスローからの上り勝負という傾向になっています。

過去5年ではウオッカの勝利した09年は全体的に厳しい流れでしたが以外の年は上がり勝負といってもいいレースだったと思います。
12年は時計的には速いですが超高速馬場だったのが主な要因で厳しいラップを刻んだためという訳ではないでしょう(表内での山の形を参照)
基本的にスローの上り勝負になりやすいレースではありますがトップホースが集うGⅠなだけにそのままジッと固まって直線を迎えるという可能性はあまり高くありません。
早めに動き出す馬が大抵出てきます。
一番分かりやすいのは11年のウインバリアシオン(5着)
スローペースの最後方だったのでこのままでは到底勝ち負けには加われないだろうと騎乗した安藤Jは向正面からの超ロングスパートを敢行しました。
これのおかげで直線で▼2しか加速が生じなかった平坦戦になったということです。

つまり近年のこのレースは東京コースでマクリが発生しやすいレースを言ってもいいかもしれません。
但し、昨年の様に特に中盤1の区間が緩かったにも関わらず誰も動かないケースももちろんあります。
昨年はスタミナや底力があまり問われない斬れ特化のレースになり牝馬のワンツーになったとも思われます。

早めに動き出す馬がいるかどうかで変わってはきますが「いる」と想定して考察しようかと思います。
早めに動くレースというのは通常は3~4コーナーの流れが速くなるということを意味します。
となると圧倒的有利になるのがコーナー区間を内でジッとしてる馬です。
10年ヴィクトワールピサ、11年トーセンジョーダンジャガーメイル、12年ジェンティルドンナなどがそうだと思われます。
ただ東京芝2400コースでは内枠の馬が内ラチにいるとは限りません、予想するのは困難でしょう。
内枠が有利なのは間違いありませんがスタートから1コーナーまで距離もあるので位置を下げれば内に潜り込むことは十分可能です。
しかし内に潜り込んでも位置を下げたら勝つのは厳しくはなります。
外を回してでも差し切ることが出来たのは近年ではブエナビスタだけだと思います。
ダッシュ力のある馬ならスタートダッシュを決めて前に付ければ内に付けれるでしょう。
「内ラチ沿い、そして中団より前」というのが勝つ可能性の高いポジションと言えるでしょう。

JCでのポイントは何かというと
・東京コースGⅠでの連続加速でない実績
・東京コースGⅠ+他のコースGⅠでの連続加速でない実績
のどちらかだと思います。
過去5年のこのレースのラップギアは瞬発戦か平坦戦になっていますがレースが早めに動くため直線で余力たっぷり残しての斬れ勝負にはなりません。
そのため連続加速とはならず東京コースでの瞬発力と底力が必要になってくるのだと思われます。
その目安が上記の点ということです。
過去の連対馬でのラップギアは以下の通り。

1着馬
ウオッカ      ▼ 4±0△13 天皇賞秋
ローズキングダム  ▼11▼8△ 5 ダービー
          ▼ 2△1± 0 菊花賞
ブエナビスタ    ▼ 5▼4△ 6 天皇賞秋
          △ 2▼2△ 6 宝塚記念
ジェンティルドンナ ▼ 1▼3± 0 オークス
          ▼ 1△2△ 9 秋華賞
ジェンティルドンナ
2着馬
オウケンブルースリ ▼ 5△6▼ 4 菊花賞
ブエナビスタ    
トーセンジョーダン ▼ 1△2▼ 3 天皇賞秋
オルフェーヴル   ▼ 3▼1▼ 2 ダービー
          ▼ 6△1△ 4 菊花賞
デニムアンドルビー

過去5年の連対馬でGⅠでの連対経験がなかったのは昨年2着のデニムアンドルビーだけでした。
それだけ昨年はレースレベルが例年に比べてイマイチだったと言えるかもしれません。

これらに加えて
・前走上り3位以内
・前走5着以内
・5歳以下
というのが過去の連対条件として挙げられます。

今年のメンバーで有力なのは
ジェンティルドンナ
のみ…。
ジャスタウェイハープスターの2頭は前走凱旋門賞敗退で次点とします。

ジェンティルドンナ最有力候補に見えますが昨年のJC、今年の秋天ともに瞬発力勝負のレース展開で底力問われる内容ではなかったので3連覇は正直不安に感じます。
ハープスターはやはり位置取りが不安。

ということで私的にはエピファネイアの逆転に期待します。
前走の秋天はスローの瞬発戦。
エピファネイアはデビュー4戦以降上り最速をマークしたことはない馬で4角9番手差し斬れる脚はないでしょう。
逆に休養明けで0.2秒差ならまずまずとも判断出来てヤネはスミヨンJに乗り替わり。
ブエナビスタ降着の汚名を晴らす時がやってきた。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
エピファネイアジャスタウェイハープスター


(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2013年5月29日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第238話安田記念(謎解き編)~
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第238話 「安田記念


08年 34.6-23.3-34.8 =1.32.7 ▼3±0△6 平坦戦
09年 33.4-24.0-36.1 =1.33.5 ±0▼5△8 瞬発戦
10年 33.6-22.7-35.4 =1.31.7 ▼1△4△7 平坦戦
11年 33.9-23.1-35.0 =1.32.0 ▼4△4△6 平坦戦
12年 33.8-22.5-35.0 =1.31.3 ▼1△5△1 平坦戦

近年ではテン33秒台の激流がスタンダードとなっていて中盤が24.0秒と緩んだ09年以外は全て平坦戦となっています。
とにかくこのスピード勝負に対応することが重要で末脚だけでは厳しいレース。
過去5年でも上がり3位以内の馬は2-4-3-7となっていて複勝率は56.3%と好走率は高いが上がり4位以下の馬の方よりも単純に勝利数が劣るというのは見逃せない数字でしょう。
つまりラストの直線勝負になるのは間違いないが追走スピードが不足している馬は2着3着止まりと言えるかもしれません。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
ウオッカ      【瞬8平0消0】
ウオッカ      【瞬10平2消0】
ショウワモダン   【瞬8平5消2】
リアルインパクト  【瞬2平1消0】
ストロングリターン 【瞬6平4消0】
2着馬
アルマダ      【瞬0平0消0】外国馬
ディープスカイ   【瞬8平3消0】
スーパーホーネット 【瞬7平6消0】
ストロングリターン 【瞬6平3消0】
グランプリボス   【瞬2平3消0】

GⅠ2勝を挙げていたウオッカ(08年時)と外国馬のアルマダ以外は全て瞬発戦と平坦戦の両方に実績があった馬ばかりです。
瞬発力だけでは厳しいということでしょう。
但し、安田記念に出走してくるほとんどの馬はこの条件はクリアしているのでここで絞り込むのは困難。
それまでの主な重賞実績を見てみましょう。

1着馬
ウオッカ      1着:阪神JF、ダービー 2着:桜花賞ヴィクトリア
ウオッカ      上記+1着:安田記念、秋天
ショウワモダン   1着:ダービー卿CT
リアルインパクト  2着:朝日杯FS、京王杯2歳S 3着:NHKマイル
ストロングリターン 1着:京王杯SC 2着:安田記念
2着馬
アルマダ      
ディープスカイ   1着:NHKマイルC、ダービー 2着:JC
スーパーホーネット 1着:京王杯SC毎日王冠マイラーズC 2着:朝日杯FSマイルCS
ストロングリターン 1着:京王杯SC
グランプリボス   1着:京王杯2歳S、朝日杯FSNHKマイルC 2着:阪神C

安田記念はマイル以上のスタミナが必要だから中距離タイプの馬が狙い」みたいなことは以前から言われていることですが、私的にはもうそれは古いんじゃないかと思ってます。
走破時計が1分33秒台で瞬発戦となった09年は確かにそうですが1分32秒を切るかどうかという傾向に変わった近3年はスタミナよりはスピードがより重要になった印象です。
近3年の連対馬の実績を見れば分かる通り中距離実績よりは府中1400mかマイル重賞の実績馬ばかりという傾向になっています。
つまり今の安田記念の重要ステップレースは1400m戦の京王杯SCなのではないかということです。
問題なのは京王杯SCでの着順ではなく「上がり」です。
近3年の前走京王杯SCだった馬の成績は
1-2-0-10 勝率7.7% 連対率23.1% 複勝率23.1
と特に良い数字には見えませんがここに「上がり2位以内」というフィルターを加えると
1-2-0-2 勝率20.0% 連対率60.0% 複勝率60.0%
となります。
前走京王杯SCで上がり2位以内だったのはレオアクティブ
2歳時には京王杯2歳Sで1着、京成杯AHのマイル重賞では1分30秒7でレコード勝利、という実績で自信満々の◎なんですが除外対象…。
なんとか上位の馬が回避してくれないものか(泣)

レオアクティブが出走出来ないという条件で私のイチオシはロードカナロア
現役最強スプリンターですが適性とすればマイルもこなせる馬のはず。
参考記事
今の安田記念は中距離のスタミナは不要と思っているのでそれが要因で人気が少しでも落ちるのであれば当然「買い」のレース。
但し、鍵は天候と馬場状態。
雨が降る予報もあるので馬場が悪くなって時計が掛かるようだと無印にするかもしれません。
→スタミナある中距離馬の出番か。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ロードカナロアグランプリボスダイワマッジョーレ
雨で時計が遅くなりそうなら3頭総入れ替えかも。
変わる場合は◎ダークシャドウになると思います。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2013年5月8日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第235話ヴィクトリアM(謎解き編)~
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第235話 「ヴィクトリアM」


08年 35.7-24.3-33.7 =1.33.7 ▼8▼2△ 5 瞬発戦
09年 34.7-23.9-33.8 =1.32.4 ▼7▼4△10 瞬発戦
10年 33.8-23.7-34.9 =1.32.4 ▼4▼3△ 7 平坦戦
11年 33.5-22.4-36.0 =1.31.9 △3△4△ 4 消耗戦
12年 34.4-23.8-34.2 =1.32.4 ▼3▼3△ 3 平坦戦

エイジアンウインズが勝利した08年はスローから大きな加速が生じる瞬発戦でしたが以降はなかなか流れが速くなれての平坦戦消耗戦が多くなっています。
09年は08年ほど緩んでないのに上がりが速いレースになっていますがこれはウオッカが7馬身差で圧勝したためです。
10年11年のテン33秒台の激流はレアケースと考えていましたが12年もそれほどスローにはなりませんでした。
ヴィクトリアMは展開的に(激流がスタンダードな)安田記念ほど一貫性がないので予想する上でこの辺りが難しいかなと思われます。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
エイジアンウインズ 【瞬3平1消3】
ウオッカ      【瞬9平2消0】
ブエナビスタ    【瞬5平3消0】
アパパネ      【瞬6平1消0】
ホエールキャプチャ 【瞬6平1消0】
2着馬
ウオッカ      【瞬7平0消0】
ブラボーデイジー  【瞬1平5消0】
ヒカルアマランサス 【瞬4平1消0】
ブエナビスタ    【瞬8平5消0】
ドナウブルー    【瞬2平2消0】

展開的にはバラバラな傾向となっているものの勝ち馬を見るとエイジアンウインズ以外の馬は瞬発戦での実績が多い馬となっています。
結局のところどんな流れになろうが最後は瞬発力に長けた馬が勝ちやすいレースと言えるのでしょう。

このレースは前走敗退からの巻き返しが多く実績重視という傾向になっています。
連対馬の主な勝利レースを挙げてみます。

スローの瞬発戦を制したエイジアンウインズをレアケースと考えれば近年の勝ち馬は東京コース&阪神外回りコースでの重賞での勝利経験があった馬ばかりです。
一方、2着馬はウオッカブエナビスタを別格扱いとするならばその年の重賞を勝利していた馬になっています。
コース実績の差が1着馬と2着馬の差になっていると言えるかもしれません。

今年の登録メンバーでは
・東京&阪神外コースで重賞勝利経験がある馬
ホエールキャプチャ
・東京コースで重賞勝利経験がある馬
ミッドサマーフェアマイネイサベルヴィルシーナ
・阪神外コースで重賞勝利経験がある馬
マルセリーナハナズゴールジョワドヴィーヴル
となっています。

そして2着候補(?)に重要な今年に入って重賞勝利した馬は
オールザットジャズサウンドオブハートハナズゴールマイネイサベル
となっています。

東京&阪神外コースで重賞勝利経験がある馬はホエールキャプチャのみなのでこの馬を狙ってみたい気もしますがこのレースは基本的にリピーターがあまりいません。
2回以上馬券になったのはウオッカブエナビスタの2頭しかいないのです。
年齢別にみても
4歳:5勝
5歳:2勝
6歳以上:0勝
となっていて牝馬で(GⅠレベルで)ずっと活躍し続けるのは難しいということでしょう。
ちなみに5歳以上で連対した馬はウオッカブエナビスタダンスインザムードの3頭だけで牡馬混合のGⅠで連対した経験のある馬のみです。
今年のメンバーではそのクラスの馬は見当たらないので狙うべきなのは
・4歳馬
・瞬発戦実績が多い
・東京or阪神外コースで重賞勝利経験がある
となると…ミッドサマーフェアヴィルシーナハナズゴールジョワドヴィーヴルが有力か。

イチオシはハナズゴール
東京コースのNHKマイルC&オークスは惨敗でしたが桜花賞前に負傷回避した影響があったかもしれないので度外視していいでしょう。
年末のリゲルSで復活勝利し京都牝馬Sで連勝。
その2レースは流れの速いレースで平坦戦、消耗戦だったというのも強みでしょう。
チューリップ賞で見せた±0▼9△5という一瞬の斬れも持ち合わせているので信頼のおける馬だと思います。
問題は週末は雨予報となっていてそこがどうか?(全く問題ないかもですが)

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ハナズゴールジョワドヴィーヴルマイネイサベル
ジョワドヴィーヴルが復活してくれると今後面白いんだが…。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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ウオッカの口コミ


口コミ一覧
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今年のG1で天皇賞(春)以降はなぜか『14番人気』が善戦してるんですよね(*^^*)

天皇賞(春)14番人気・スマートファントム・4着!

ヴィクトリアマイル 14番人気・テンハッピーローズ・1着!

オークス 14番人気・ランスオブクイーン・5着!

現在ダービーの14番人気はジューンテイク(*^^*)

一波乱ある?

前の日記で挙げたウオッカ以来の勝利を目指すレガレイラ☆

そう言えばウオッカが勝った時の2着もなんとなんと!

14番人気のアサクサキングスだったんですよ♪

レガレイラ→ジューンテイク☆あるかも(*^^*)

 ユウキ先生 2024年5月25日() 19:59
☆日本ダービーパート2(ウオッカ以来の輝きあり得る)☆
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日本ダービーに出走する馬たちはやはり世代トップクラスの力があるので今年も良い戦いが見れるでしょうね~(^^♪

今回のダービーでは2021年のサトノレイナス以来の牝馬・レガレイラが参戦してきます!

過去20年ほどをみてもダービーに参戦した牝馬は3頭☆

2021年のサトノレイナス♪ 2014年のレッドリヴェール♪ 2007年のウオッカ♪

そして今年のレガレイラ☆

もし勝つならウオッカ以来17年振りの勝利となります(^^)/

レッドリヴェールは阪神JF1着、桜花賞2着からのダービーでは4番人気12着と大敗。

サトノレイナスは阪神JF2着、桜花賞2着からのダービーでは2番人気で5着と敗退。

ウオッカは阪神JF1着、桜花賞2着からのダービーでは3番人気で見事勝利☆

今年のレガレイラはホープフルS1着、皐月賞6着からのダービーとなります!

前の3頭とは違い桜花賞ではなく皐月賞からの参戦となるので連続して牡馬相手の競馬がどう出るかがカギとなってきそうです!!

個人的にはウオッカ以来のVに自信があります☆

重い印を打つつもりです(^_-)-☆

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 藤沢雄二 2024年5月12日() 13:15
ヴィクトリアマイルデーのWIN5を考察する
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先週は、NHKマイルCの見立てのみが正解で他はいいところなしでした。

京都は池添に完全にやられました。
WIN5対象の橘S、鞍馬Sに加えて烏丸Sまで勝って特別3連勝。
やはりGIの裏は騎手ですね。
「なんでこの人、GIの裏のこっちにいるんだろう?」という感覚は大事にしないといけませんね。

新潟大賞典はヤマニンサルバムが勝利。
気にはなっていたから▲までは打っていたのでWIN5的には買えないわけではなかったです。
ただね、馬券の方は◎のレーベンスティールに捜索願いが出てしまい、その上▲と〇で写真判定ですから壮絶なド縦目を食らいまして…(泣)
ここはボックスだったな。

でもね、ドゥラメンテCのタマモロックが勝つまでは考えていなかったので、トータルの諦めはついています。

反省はしても後悔はしないようにしないとね。


では、いつものように過去の出目と人気を見てみましょう。

2011 4-7-8-9-16 ①⑤②⑥②(16)
2012 11-6-10-15-12 ④①③④④(16)
2013 3-7-3-11-11 ①⑤①①①(9)
2014 3-6-1-7-14 ⑨⑦⑥①⑪(34)
2015 5-4-8-4-5 ⑧⑤②③⑤(23)
2016 2-12-14-2-13 ④②④①⑦(18)
2017 4-14-5-3-5 ①⑦②③⑥(19)
2018 8-12-7-6-4 ⑤⑤②③⑧(23)
2019 5-4-1-1-4 ⑧⑤③③⑤(24)
2020 6-13-5-3-12 ⑧④①①①(15)
2021 2-13-8-8-6 ⑯⑥⑤⑦①(35)
2022 2-3-10-16-5 ④⑤⑥③④(22)
2023 11-6-9-10-6 ①①④⑤④(15)


過去13回のうち、2014年と2021年に億超えのビッグ配当が飛び出しています。
ヴィクトリアマイルを11番人気のヴィルシーナが制した2014年はそれだけの波乱になっても納得はいきますが
グランアレグリアが勝った2021年の305,911,340円は、まさに「3億円事件」w

ヴィクトリアマイルはご存じのように牝馬限定戦ですけど
ウオッカ、アーモンドアイ、グランアレグリアといくら出走資格があるからといって
「アンタら、出たらアカンやろ」レベルの馬がいる年もあります。
が、そんな回で3億円ですからね。
とにかく一筋縄ではいきません。

このレースに限らず、GIで鉄板級の馬がいる時は
「実質WIN4だし、今回は当たるんじゃね?」という感覚でWIN5も売れますからね。
その3億円の時なんて、並の1番人気馬ではキャリーオーバーだったでしょうね。

まあWIN5なんて
「当たればラッキー」ぐらいの券種の最たるものですけど
意外とヴィクトリアマイルの週は特にそんな回になるのかもしれませんね。


【京都10R 錦S】
京都のワンターン戦なら③アイスグリーンで堅そうな感じです。
条件はバラバラですけど、過去のWIN5のヴィクトリアマイル週の一発目の出目を内枠優勢でもありますし。


【東京10R ウオッカC】
ダート1600mの2勝クラスの12頭立てにしては、なんだか荒れそうな雰囲気。
馬柱をパッと見た時に、そんなに先行馬がいない印象を受けたので
ここは⑧ユイノイチゲキのまさに「一撃」に期待。

1勝クラス勝ちの田辺に手が戻るのは好材料だし、田辺の単騎逃げが叶うようならそんなにペースも上がりそうにはない。
成績的にも昇級の前走が完敗で2勝は1400mだから、乗っている方も「逃げている馬は安牌」ぐらいにしか思っていないかも。


【新潟11R 弥彦S】
能力的には⑤セレシオンと③ケイアイセナが上位だと思うんですけど
両馬とも内めの枠に加えて
セレシオンは1800mへの距離短縮が微妙に感じるし
ケイアイセナは逃げたい馬が揃って展開的にどうなんだろう?

美浦Sで0.4秒差の4着だった⑭ルドヴィクスが、その美浦Sを勝ったキングズパレス新潟大賞典2着だったのに加えて、地元馬主で面白そう。
ただ6歳馬を頭から買うのもどうかと思うので、もう一捻り。

ここは丹内を確保した⑯コスモサガルマータの一発を初手にします。


【京都11R 栗東S】
人気の中心になる②サンライズフレイムは、やはり佑介が期するところはあると思うんですよね。
ここが本当の意味の弔い合戦だとは思っています。
さすがに馬券対象からいなくなる、までは考えにくいのですけど
ずっと真ん中から外を引いていたのが2番枠なので、芝スタートを考えるとそこが不安。

同馬主の④サンライズアムールが瑠星なんで、この馬が一番怖いんですけど。

穴なら、交流重賞の3戦は結果がついてこなかったけど、ワンターンの1400mで⑭マルモリスペシャルかとは思います。
成績的にもピンパータイプなので、むしろ単は買いやすい。
ただ、東京スプリントの御神本起用が実は結構な勝負手だったのでは?と考えると、期待も萎んじゃいますね。


【東京11R ヴィクトリアマイル】
前売りでは⑥マスクトディーヴァと⑩ナミュールが完全に人気を二分していて
WIN5的には両方買っておけば問題なさそう。
あとは3頭目以降が必要なのか?という話だと思います。

でもね、今のナミュールは「牝馬限定に出ちゃいけない馬」のレベルにあると思うんですよ。
確かに香港マイル3着→ドバイターフ2着と勝ってはいない。
でもアウェイで連続好走して、その前の国内だって富士S→マイルCSとぶっこ抜いているんだから
明らかに覚醒していると思うんですよ。
毎年、4月と12月に大挙して日本馬が香港に遠征しますけど、与しやすしは2000m以上で
スプリントとマイルで馬券対象になるには、地元の香港勢の層が厚くて結構ハードルが高い。
そしてドバイターフではドウデュースに先着していますからね。
並みの牝馬じゃドウデュースには先着できないでしょ。

それに対してマスクトディーヴァのローズSは人気薄の気楽さはあっただろうし
秋華賞だって「2着取りに専念した結果」という感じは否めない。
なんとなくではあるけど、勝ちにいったら末脚が甘くなりそうな気はするんですよね。

なので、馬券的にはハサミ目。
つまりナミュール1着、マスクトディーヴァ3着固定で2着を流すパターンが面白そうと思っていますけど
問題はその「挟まりそうな馬」が見当たらないこと(汗)

でも自分の中ではナミュール>マスクトディーヴァとかなり明確な序列はできているので
ナミュール1頭勝負でイケると思っています。


これ、思惑通りにコトが運べばそこそこの配当になりそうですw
ちょっと楽しみ。

とにかく運良く当たりますように。

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1:
  いかれポンチ   フォロワー:0人 2009年9月29日(火) 00:32:38
次走予定:毎日王冠

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2009年11月29日ジャパンカップ G11着
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2009年11月29日 ジャパンカップ G1 1着
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