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【日本ダービー】レースの注目点


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【日本ダービー】レースの注目点 |競馬ニュース|ウマニティ

★“競馬の祭典”第87回日本ダービー 3歳馬7262頭の頂点に立つのはどの馬?



 5月31日、東京競馬場では3歳馬の頂点を決める「第87回日本ダービー」が実施される。2017年に生産されたサラブレッドは7262頭(持ち込み馬、輸入された外国産馬を含む)だが、そのうち一生に一度の大舞台に立つことができるのは、わずか18頭。今年のダービーには23頭の登録があり、重賞ウイナーは11頭を数える。ダービーでは1997年サニーブライアンから22年連続で重賞ウイナーが優勝していたが、昨年は12番人気の重賞未勝利馬ロジャーバローズが勝ち、重賞初制覇をダービーというビッグタイトルで飾った。果たして、今年のダービーを制し、3歳馬7262頭の頂点に立つのはどの馬だろうか。注目のスタートは午後3時40分。



★4戦4勝の皐月賞コントレイル 父に続き無敗での二冠制覇なるか



 皐月賞コントレイル(牡、栗東・矢作芳人厩舎)は、デビュー以来4戦4勝で、今年の3歳世代7262頭のうち、唯一三冠馬になる資格を有している。同馬は、2歳時に3連勝でホープフルSを制し、JRA賞最優秀2歳牡馬を受賞。3歳になった今年はトライアルなどに出走せず皐月賞へ直行し、無敗の皐月賞馬となった。果たして、コントレイルは無敗のままダービーも制し、史上24頭目となる春の二冠馬に輝くことができるかどうか。なお、無敗で皐月賞&ダービーの二冠制覇となれば、コントレイルの父・ディープインパクト(2005年)以来15年ぶり7頭目となる。



★ダービー馬の産駒が2015年から5連勝中 3連覇狙うディープ産駒は6頭が登録



 「ダービー馬はダービー馬から」という格言があるように、近年のダービーではダービー馬の産駒が多く優勝しており、2015年ドゥラメンテ、2016年マカヒキ、2017年レイデオロ、2018年ワグネリアン、2019年ロジャーバローズと5年連続で親子2代のダービー馬が誕生している。今年のダービーには、2005年優勝ディープインパクトの産駒が皐月賞コントレイル(牡、栗東・矢作芳人厩舎)ほか5頭、2013年優勝キズナの産駒がディープボンド(牡、栗東・大久保龍志厩舎)ほか1頭、2011年優勝オルフェーヴルの産駒はビターエンダー(牡、美浦・相沢郁厩舎)が登録しているが、今年もダービー馬の産駒からダービー馬が誕生するかどうか。なお、ディープインパクト産駒が勝てば、歴代最多タイのダービー6勝目、同一種牡馬の産駒によるダービー3連覇は史上3度目となる。



★前田晋二氏、福永騎手、矢作調教師はV経験あり コントレイルでダービー2勝目なるか



 皐月賞コントレイル(牡、栗東・矢作芳人厩舎)を所有する馬主・前田晋二氏は、京都新聞杯勝ち馬ディープボンド(牡、栗東・大久保龍志厩舎)との2頭出しで2013年キズナ以来、7年ぶりのダービー制覇を狙う。また、コントレイルに騎乗予定の福永祐一騎手は2018年ワグネリアン、同馬を管理する矢作芳人調教師は2012年ディープブリランテでダービーを制しており、コントレイルがダービーを勝てば、馬主・騎手・調教師いずれもダービー2勝目となる。なお、コントレイルの生産牧場・株式会社ノースヒルズは2013年キズナ、2014年ワンアンドオンリーでダービー2勝を挙げている。



 コントレイルはデビューからの4戦すべてで1番人気に応えて勝利を挙げており、今回の単勝人気にも注目が集まる。ちなみに、今年の干支は子だが、子年のダービーでは1番人気馬が目下6回連続で連対しており、1960年のコダマ、1984年のシンボリルドルフは無敗で皐月賞&ダービーの二冠制覇を遂げている。



皐月賞コントレイルとは半馬身差の2着 2度目の対戦で逆転を狙うサリオス



 皐月賞で初黒星を喫したサリオス(牡、美浦・堀宣行厩舎)がダービーでリべンジを狙う。同馬は、昨年、デビューから3連勝で朝日杯FSを制し、今年は年明け初戦で皐月賞に出走。コントレイルとの無敗のGI馬対決が注目を集めたが、半馬身及ばず2着となった。今回、サリオスコントレイルは2度目の対戦となるが、皐月賞の雪辱を果たすことができるかどうか。なお、同馬の鞍上には、短期免許を取得して騎乗中のD.レーン騎手が予定されており、Vなら、短期免許を取得して参戦した騎手のダービー制覇は2003年のM.デムーロ騎手(ネオユニヴァース)以来17年ぶり2人目、サリオスを管理する堀宣行調教師は、2015年ドゥラメンテ以来5年ぶり2度目のダービー制覇となる。



 また、サリオス皐月賞出走時の馬体重が536キロ。成績広報に初めてダービーの馬体重が掲載された1971年以降のダービー馬の馬体重を見ると、最も体重が重かったのは1977年ラッキールーラの534キロで、サリオスの当日の馬体重にも注目が集まる。



川田将雅騎手との新コンビで参戦 皐月賞3着のガロアクリーク



 ガロアクリーク(牡、美浦・上原博之厩舎)は、皐月賞トライアルのスプリングSを制し、本番の皐月賞でも3着に入った。皐月賞3着馬は過去10年で8頭がダービーに出走して、2勝、2着2回と好成績をマークしているが、ガロアクリークはダービーでどのような走りを見せてくれるだろうか。なお、ガロアクリークの父は短距離戦で活躍したキンシャサノキセキで、同産駒が芝2400メートルのJRA重賞に出走するのは今回が初めてとなる。



 また、ガロアクリークにはテン乗りとなる川田将雅騎手が騎乗する予定となっている。ダービーは今年で87回目を迎えるが、これまでのダービー馬86頭で、テン乗りとなる騎手が騎乗していたのは3頭だけで、Vなら、1954年のゴールデンウエーブ以来、実に66年ぶりのこととなる。



★ダービー最多勝の武豊騎手 今年は皐月賞5着サトノフラッグに騎乗予定



 歴代最多のダービー5勝を誇る武豊騎手は、皐月賞5着のサトノフラッグ(牡、美浦・国枝栄厩舎)に騎乗する予定。同騎手はダービーの騎乗回数も歴代最多で、今回が通算31回目のダービー騎乗となる。サトノフラッグ武豊騎手のコンビは弥生賞ディープインパクト記念で1着となっているが、武豊騎手は6度目のダービー制覇を遂げることができるだろうか。



 また、サトノフラッグを管理する国枝栄調教師には、自身初の三冠レース制覇がかかる。同調教師は、2010年のアパパネ、2018年のアーモンドアイで牝馬クラシック4勝を挙げているが、三冠レースでは2018年ダービーでの3着(コズミックフォース)が最高成績となっている。



★ダービー父子制覇狙う大久保龍志調教師 京都新聞杯を制したディープボンドで参戦



 京都新聞杯勝ち馬ディープポンド(牡)を管理する大久保龍志調教師(栗東)の父・大久保正陽元調教師は、1994年のダービー馬ナリタブライアンの管理調教師で、大久保龍志調教 師にはダービー史上3組目の父子制覇がかかる。同調教師のダービー挑戦は2012年以来8年ぶりで、2007年にはアサクサキングスで2着に入っているが、親子2代でダービートレーナーになることができるかどうか。



 ディープボンドは2013年のダービー馬キズナの初年度産駒で、こちらも父子制覇がかか る。キズナは2013年の京都新聞杯を勝ち、ダービーも制したが、ディープポンドは父と同じように3歳馬の頂点に立つことができるだろうか。Vなら、新種牡馬産駒のダービー制覇は2009年のロジユニヴァース(父ネオユニヴァース)以来、11年ぶりとなる。なお、ディープボンドには和田竜二騎手が騎乗する予定となっている。



★New Approach産駒のダーリントンホール 外国産馬初のダービー制覇なるか



 共同通信杯勝ち馬で、皐月賞6着のダーリントンホール(牡、美浦・木村哲也厩舎)が、外国産馬初のダービー制覇を目指す。クラシック競走は内国産馬の資質向上を目的に創設されたが、ダービーでは2001年に外国産馬に門戸が開かれた。これまで外国産馬は13頭が出走し、2002年シンボリクリスエスの2着が最高成績となっているが、ダーリントンホールは歴史的勝利を挙げることができるかどうか。同馬にはダービー3勝目を目指すM.デムーロ騎手が騎乗する予定。なお、ダーリントンホールの父は2008年の英ダービー馬New Approachで、英ダービー馬の産駒が日本ダービーを勝てば、1972年ロングエース(父ハードリドン)以来、48年ぶり3頭目となる。



★10年連続参戦の池江泰寿調教師 ヴェルトライゼンデアルジャンナを登録



 池江泰寿調教師(栗東)は、2011年から9年連続でダービーに管理馬を出走させており、フルゲートが18頭となった1992年以降ではダービー最多連続年出走を記録している。池江調教師は今年のダービーにも、ホープフルS2着のヴェルトライゼンデ(牡)、毎日杯2着のアルジャンナ(牡)を登録しており、10年連続のダービー参戦となりそうだが、2011年オルフェーヴル以来2度目のダービー制覇を果たすことができるかどうか。



 また、皐月賞4着のウインカーネリアン(牡)を管理する鹿戸雄一調教師(美浦)、きさらぎ賞勝ち馬コルテジア(牡)を管理する鈴木孝志調教師(栗東)、京都新聞杯2着のマンオブスピリット(牡)を管理する斉藤崇史調教師(栗東)、すみれS勝ち馬レクセランス(牡)を管理する池添学調教師(栗東)は、ダービー初挑戦となる。ダービー初出走で勝利を挙げれば、2007年の角居勝彦調教師(ウオッカ)以来、13年ぶりとなるが、初のダービー参戦を勝利で飾ることができるかどうか。



★史上3人目の連覇を狙う浜中俊騎手 津村明秀騎手、坂井瑠星騎手はダービー初挑戦



 昨年のダービージョッキー浜中俊騎手が、史上3人目のダービー連覇を狙う。同騎手は昨年のダービーで12番人気のロジャーバローズを勝利に導き、自身初のダービー制覇を果たした。浜中騎手は、今年のダービーではアルジャンナ(牡、栗東・池江泰寿厩舎)に騎乗予定だが、武豊騎手(1998・99年)、四位洋文元騎手(2007・08年)に続く3人目の連覇を遂げることができるかどうか。なお、アルジャンナは通算4戦1勝だが、東スポ杯2歳S2着、きさらぎ賞3着、毎日杯2着と重賞で上位に入っている。



 また、プリンシパルS勝ち馬ビターエンダー(牡、美浦・相沢郁厩舎)に騎乗予定の津村明秀騎手、毎日杯勝ち馬サトノインプレッサ(牡、栗東・矢作芳人厩舎)に騎乗予定の坂井瑠星騎手は今回がダービー初挑戦となる。津村騎手はデビュー17年目、坂井騎手はデビュー5年目で初のダービー騎乗となるが、どのような手綱さばきを見せてくれるだろうか。なお、坂井騎手はダービーが実施される5月31日が23歳の誕生日。



★芝2400メートル戦で頭角を現したヴァルコス 青葉賞組初のダービー制覇なるか



 ヴァルコス(牡、栗東・友道康夫厩舎)は、昨年8月18日、小倉でのデビュー(2着)以降、芝1800メートル~2000メートル戦に出走を続けて4戦1勝という成績を残していたが、芝2400メートル戦に矛先を向けた3月のゆきやなぎ賞で2勝目を挙げると、続く青葉賞でも2着に入り、ダービーの優先出走権を獲得した。青葉賞はダービーと同じ東京芝2400メートルで実施されるトライアル競走だが、青葉賞組のダービー制覇はこれまで1度もなく、2着が最高成績となっている。ヴァルコスには前走に続き三浦皇成騎手が騎乗する予定だが、青葉賞組初のダービー制覇を果たすことができるかどうか。



 ヴァルコスを所有するのは元プロ野球選手の佐々木主浩氏。同馬主はヴィルシーナヴィブロスシュヴァルグランの3きょうだいでJRA・GI4勝を挙げているが、所有馬のダービー出走は今回が初めてとなる。なお、ダービーには著名人オーナーも数多く参戦しており、古くは政治家の河野一郎氏(1958年15着ミネノヒカリなど)、田中角栄氏(1969年19着マキノホープ)、作家の吉川英治氏(1955年3着ケゴンなど)、女優の高峰三枝子氏 (1952年8着スウヰイスー)、歌手の春日八郎氏(1962年15着スプリングエイト)、コメディアンの萩本欽一氏(1977年9着パリアッチ)、最近では歌手の北島三郎氏(名義は(有)大野商事) 所有のキタサンブラックが2015年のダービー(14着)に出走している。



★牝馬二冠制覇の松山弘平騎手 ダービーではコルテジアに騎乗予定



 24日に実施されたオークスは、無敗の桜花賞デアリングタクトが制し、史上2頭目の無敗での桜花賞オークス制覇となった。同馬に騎乗した松山弘平騎手は、今年のJRA重賞ではC.ルメール騎手と並ぶトップタイの7勝を挙げており、ダービーではコルテジア(牡、粟東・鈴木孝志厩舎)に騎乗する予定となっている。同一年のオークス&ダービーを勝てば、2017年のC.ルメール騎手以来3年ぶり6人目となるが、松山騎手はダービーも制すことができるかどうか。なお、松山騎手は2017年に皐月賞を制しており、ダービーを勝てば、クラシック完全制覇へ残すは菊花賞のみとなる。



 また、オークスでテン乗りのウインマリリンとのコンビで2着に入った横山典弘騎手は、ダービーでもテン乗りとなるマイラプソディ(牡、栗東・友道康夫厩舎)に騎乗する予定。同騎手のダービー当日の年齢は52歳3力月9日で、Vなら、増沢末夫元騎手が持つダービー最年長優勝記録(48歳7力月6日)を更新する。



★騎手リーディング首位に立ったC.ルメール騎手 デビュー以来コンビを組むワーケアに騎乗予定



 5月25日現在のJRA騎手リーディングを見ると、トップは77勝を挙げるC.ルメール騎手。今年のJRA騎手リーディングは2月に川田将雅騎手がトップに立ち、長くその座をキープしていたが、先週の開催でルメール騎手が6勝を挙げ、川田騎手を抜き首位に立った。ルメール騎手は、ダービーではワーケア(牡、美浦・手塚貴久厩舎)に騎乗する予定だが、2017年のレイデオロ以来、自身2度目のダービー制覇を遂げることができるかどうか。なお、同騎手はJRA通算1200勝まであと2勝に迫っている。



 ワーケアは昨年の6月9日、東京での新馬戦(1着)以来、ルメール騎手が手綱を取り続けており、前走の弥生賞ディープインパクト記念では2着に入っている。同馬がVなら、2歳戦が実施されるようになった1946年以降では、最もデビューが早いダービー馬となる。また、ワーケアは、前走から中83日、約3力月ぶりの出走。前走からの間隔が最も長かったダービー馬は1996年のフサイチコンコルド(中84日)で、ワーケアが勝てぱ同馬に次ぐ長期間隔Vとなる。



日本ダービーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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TERAMAGAZINE
5月28日(木) 00:40

サリオスは
4戦4勝の皐月賞馬コントレイルに勝てない

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