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日曜日に行われる関屋記念の出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。予想の際にお役立てください。
①マイネルアウラート
ステイゴールド産駒は、2017年にウインガニオンが2着入線。当該コースにおける成績も悪くない。ただ、トウカイテイオー×ティンバーカントリーという、母方の血脈が強く出ているためなのか、速い時計を求められると足りない印象。加えて、加齢に伴う能力減退を考慮すると、障害→平地マイル重賞の臨戦過程がプラスに作用するとは思えない。劣勢は否めないだろう。
②ヤングマンパワー
父のスニッツェルは、関屋記念と相性の良いスピードとパワーを兼備したノーザンダンサー系。もとより本馬自身、2015年に9番人気で3着、2016年には3番人気で優勝しているのだから、高い舞台適性を持っていることは疑いようがない。とはいえ、最大の強みである機動力と速力の衰えが顕著なうえに、ふたケタ着順の不振続きとなると、強調材料は無きに等しい。上位進出は厳しいとみる。
③ケイデンスコール
4代母にダイナサッシュを擁する名門一族。祖母の仔にバランスオブゲームやフェイムゲーム、遠縁にはサッカーボーイ、ステイゴールドの名がある。ムラ駆け指向が強い一方で、ハマッたときの破壊力は抜群、成長力にも優れている。その牝系にロードカナロアを重ね、軽さとスピードをミックス。好バランスの構成と言えよう。本馬自身、新潟2歳Sを制しているように、コース適性は文句なし。得意とする外伸びの決め脚比べになれば、年長馬相手でも見劣りしない。
④オールフォーラヴ
母のレディアルバローザは中山牝馬Sを2勝、ヴィクトリアマイル3着と活躍。叔母には重賞ホースのキャトルフィーユとエンジェルフェイスがいる。活力に満ちた母系ではあるのだが、パワーとスタミナに長けているぶん、タフなコンディションのほうがベター。高速上がりを求められると確度は落ちる。首位争いに加わるには、ソフトな馬場の出現、あるいは自身から早めに動いて後続の脚を封じることが必須といえよう。
⑤サラキア
ディープインパクト×ニジンスキー系の組み合わせは、2014年の2着馬ダノンシャークと同じ。当レースで好パフォーマンスを示している、サンデーサイレンス系×ノーザンダンサー系配合である点も心強い。ただし、母方が欧州の重厚な血で固められているぶん、速い上がりの瞬発力勝負では、どうしても後れをとるケースが多くなる。勝ち切るには、適度に上がりを要する展開、あるいは自身から早めに動くなどの積極策が不可欠となろう。
⑥ソーグリッタリング
母のソーマジックは桜花賞で3着と奮闘。母系にスペシャルを内包するステイゴールド産駒という点は、今春のマイルG1で活躍した、クロコスミアやインディチャンプと共通する。いい脚を長く使えるマイラータイプで、持続力勝負になりがちな関屋記念のレース質は歓迎のクチだろう。父産駒ならびに直仔種牡馬の当該コース成績が良い点も好印象。立ち回りひとつで、前進可能とみる。
⑦ロードクエスト
関屋記念と好相性の米国型ノーザンダンサー系種牡馬を母父に配している点は好印象。長く良い脚を使える馬が幅を利かせやすいレース傾向を踏まえると、持続力型のサンデーサイレンス系種牡馬を父を持つ点も好感が持てる。一方で、マツリダゴッホ古馬産駒の当該コース成績が芳しくない点は気がかり。過去の実績を認めたうえで、展開に恵まれた場合の押さえ候補、という評価が賢明ではないか。
⑧エントシャイデン
全姉のブランボヌールは阪神JF3着、芝1200m重賞2勝と活躍。半弟には先日の函館2歳Sを制したビアンフェがいる。姉弟の戦績から早熟と思われがちだが、叔父には重賞戦線で息長く活躍したダコールの名があり、成長力がないと決めつけるのは早計だ。ディープインパクト×サクラバクシンオーの配合をみるに、高速馬場のマイル戦は悪くないはず。浮上する場面があっても驚けない。
⑨ディメンシオン
ディープインパクト×モンジューの配合馬。全兄には青葉賞2着のエタンダールがいる。全兄は中距離以上で活躍したが、本馬は気性面の影響もあってか、距離適性がやや短めの印象。父産駒らしいキレ味を備えたマイラーとみていいだろう。一方、相手強化で一変のケースが少ない父産駒の傾向を鑑みると、OP特別7着→G3の臨戦過程で、勝ち負け争いに加われるかどうか。新潟2戦2勝の戦績を認めたうえで、3着マークに留めておくのが穏当な扱いとみる。
⑩ロシュフォール
G1級の活躍馬を多数輩出している、バレークイーン一族の出自。成長力のあるキングカメハメハ産駒らしく、徐々に緩さがなくなりつつある。一方で、母から重賞級が出ていない点は懸念材料。大敗後かつ父産駒の当該コースにおける巻き返し例も少ない。そのあたりを踏まえると、広いコースがベストのタイプとはいえ、一気の逆転劇まではどうか。4勝を含む複勝率100%という、左回りの成績を評価したうえで、連下扱いに留めておくのが正解とみる。
⑪リライアブルエース
サンデーサイレンス系×米国型ノーザンダンサー系の組み合わせは、関屋記念における活躍配合のひとつ。母はAW8Fの米G1勝ち馬で、その全兄には芝12Fの米G1勝ち馬がいる。それゆえ、活力と底力についても不足はない。ただ、母系のパワー色が濃いぶん、力を要する福島→軽い新潟へのコース替わりが、プラスに作用するとは言い切れないのも確か。近走の成績をそのまま評価しての△扱いが妥当ではないか。
⑫フローレスマジック
ディープインパクト×ストームキャットのニックス配合。全姉にエリザベス女王杯勝ち馬ラキシス、全兄には安田記念を制したサトノアラジンがいる、活力に満ちたファミリーだ。サンデーサイレンス系×スピード&パワー型ノーザンダンサー系の組み合わせは、関屋記念の活躍配合のひとつ。持ち味を存分に活かせる、後傾ラップの決め脚比べになれば、牡馬相手でも差はないはずだ。
⑬ミッキーグローリー
近親に重賞級こそいないものの、母は北九州記念の勝ち馬で、全弟のカツジはニュージーランドTを制している。一層の発展を期待されるファミリーだ。リファールのインブリードとトニービンを内包することで、スピードの持続力を強調。好バランスのマイラーに仕上がっている。サンデーサイレンス系×リファール系の組み合わせは、関屋記念で2頭の勝ち馬が出ている活躍配合。約9カ月ぶりの実戦だが、侮れない存在と言えよう。
⑭ミエノサクシード
エーピーインディ系種牡馬を母父に配する馬の当該コース成績が低調な一方で、父ステイゴールド系の新潟芝1600mにおける期待度は上々の部類。母母父のダンチヒ系も関屋記念と相性が良く、血統構成自体は悪くない。ただ、どちらかと言えばパワー寄りのタイプだけに、タフな競馬質のほうがベター。軽い芝の上がり勝負では、最後のツメが甘くなる可能性が高い。好結果を出すには、消耗戦かつ前崩れの展開がほしいところだ。
⑮ファストアプローチ【出走取消】
⑯サンマルティン
スピードの持続力勝負になりがちな関屋記念の傾向を鑑みると、持続力に優れたハービンジャーを父に持つ点はプラス。父が属するダンチヒ系の当レースにおける相性も悪くない。母はフローラSを制覇、半姉のディアデラマドレも府中牝馬S勝ちがあるように、左回りの重賞と相性のいい一族。高速馬場に適性を示す馬が多い、南米牝系でもある。コース不問のタイプだけに怖い面があるのは確か。ヒモに組み込む手もアリだろう。
⑰ハーレムライン
マンハッタンカフェ×グルームダンサーという、スタミナとパワーが強調された配合。それゆえ、瞬発力を求められる競馬ではひと押しを欠く。ただし、一族からマイルCSの勝ち馬トウカイポイントが出ているように、マイル重賞で足りない血統構成ではない。極端に速い上がりを求められると厳しいが、持ち味の持久力を活かせる競馬になれば話は別。展開ひとつで、上位進出があっても不思議はない。
⑱トミケンキルカス
タイキシャトル×キンググローリアスの組み合わせ。祖母を基点とする一族には、米2歳G1で2勝を挙げたフォークロアがいる。典型的な米国スピード血統とみて間違いなく、高速馬場に対する耐性が強い構成と言えよう。一方、近い親族に日本の芝重賞級はゼロ。そのうえ、本馬自身も速い脚を使えるタイプではなく、外回りのマイル重賞は適性外の印象を受ける。望みどおりの展開や馬場になったとしても、馬券圏内には至らないのではないか。
ウマニティ重賞攻略チーム
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