ファンタジスタ(競走馬)

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抹消  鹿毛 2020年2月15日生
調教師上原佑紀(美浦)
馬主有限会社 キャロットファーム
生産者(有)社台コーポレーション白老ファーム
生産地白老町
戦績 8戦[0-1-0-7]
総賞金303万円
収得賞金0万円
英字表記Fantasista
血統 ルーラーシップ
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
エアグルーヴ
ココファンタジア
血統 ][ 産駒 ]
ステイゴールド
ココシュニック
兄弟
市場価格
前走 2023/09/02 3歳未勝利
次走予定

ファンタジスタの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/09/02 新潟 3 3歳未勝利 ダ1200 15596.536** 牡3 56.0 石橋脩上原佑紀B 490
(0)
1.13.0 0.938.0キョウエイジョイ
23/08/13 新潟 4 3歳未勝利 ダ1200 153413.764** 牡3 56.0 石橋脩上原佑紀B 490
(0)
1.12.4 0.437.7④⑤ゼンリョクダンス
23/05/14 東京 1 3歳未勝利 ダ1400 16471.8113** 牡3 56.0 D.レーン上原佑紀 490
(+4)
1.27.3 2.639.4⑦⑦グレイスカリヨン
23/04/22 東京 2 3歳未勝利 ダ1400 16237.442** 牡3 56.0 石橋脩上原佑紀 486
(-14)
1.26.9 0.537.9モカラエース
23/01/22 中山 1 3歳未勝利 ダ1200 1661214.666** 牡3 56.0 杉原誠人宮田敬介 500
(+8)
1.13.3 0.737.5⑪⑫フェイマスドクター
22/11/05 東京 2 2歳未勝利 ダ1600 14587.339** 牡2 55.0 T.マーカ宮田敬介 492
(+2)
1.41.3 2.640.0ヤングワールド
22/10/16 東京 2 2歳未勝利 芝1800 9224.337** 牡2 55.0 岩田康誠宮田敬介 490
(0)
1.49.4 1.735.2シルトホルン
22/09/19 中山 5 2歳新馬 芝1600 12563.526** 牡2 54.0 C.ルメー宮田敬介 490
(--)
1.39.6 1.034.8⑩⑥⑦ヒップホップソウル

ファンタジスタの関連ニュース

ウマニティプロ予想家・霧が、今週の重賞出走馬の中から、特に的中への鍵を握りそうな1頭にフォーカス。指数・血統・調教を中心とした”予想的イマジネーション”で掘り下げていきます。

スタニングローズ

 昨秋、同期であるスターズオンアースの三冠を阻止し、秋華賞を制した本馬。
 しかしながら世間の目は厳しく、世代の最上位にいるのがスターズオンアース、それに続くのがナミュール、という評価は大きく変わらず、”第三の女”的なイメージは覆らずにいる。それどころか、今年に入ってライバルの2頭が共に好発進したことで、余計に背中が遠くなった感すらあり、本馬の不憫さは増すばかり。ヴィクトリアマイルにおいても、このイメージの差がそのままオッズにも直結しそうな雰囲気だ。

 しかし実際のところ、そこまで能力差があるのだろうか?
 臨戦過程や発馬時の有利不利があったにせよ、オークス秋華賞においてはスターズオンアースと1勝1敗。ナミュールにはどちらも先着を果たしている。

 印象を悪くしているのはエリザベス女王杯の惨敗と、前走の中山記念で5着止まりだったことが原因として挙げられそうだが、エリザベス女王杯はご存知の通り極悪馬場で、外枠の差し・追い込み勢が台頭し、本馬含め先行勢は総崩れ。何もかもが厳しい形になったし、秋華賞で完璧に仕上げた分、上積みに欠けていた部分もあっただろう。

 今年初戦の中山記念も先行してなだれ込んだだけという見た目で、地味さが余計に際立つ格好になったが、実はこのレース、指数面で見るとそこまでレベルの低いレースではない。本馬とクビ差だったシュネルマイスターが、続くマイラーズCを快勝したことからも、5着とはいえ悲観する内容ではなかったと感じる。むしろ、”中山で好指数を刻む走りをした”という点に、成長を感じるのだ。

 本馬はここまでフラワーC、紫苑Sと中山コースの重賞を制しており、戦績だけ見ると中山巧者のように映る。

 が、指数で見ると、この両レースは重賞としては極めて低いレベルの数字に留まっており、オークス秋華賞好走時の数字と比べると相当に落ちる。たまたま中山で結果が伴っただけで、舞台としては他場の方がより好パフォーマンスを発揮できる馬、と見ることもできるのだ。

 その馬が、決してプラスとは言えない中山で骨っぽい牡馬と同等の走りをした、と書けば、だいぶ印象は変わってくるのではないだろうか。

 加えて、今回の舞台はオークスナミュールを抑えた東京コース。中山だった前走よりも、もう一段パフォーマンスを上げてくる可能性は十分にあるだろう。

 血統的にはここまでの戦績通り中距離がベストと思われるが、母父にクロフネの血が入ることによって、高速決着のマイル戦への対応力も備えているように思う。エリザベス女王杯の内容からも、距離延長ローテでタフな馬場に挑むよりは、距離短縮ローテで軽い馬場に挑む方が合っているはず。

 調教面においては、いつも通り坂路で調整が続けられているが、ここには少し懸念材料が。
 この厩舎の場合、1週前追い切りから終いを強めに伸ばしていくという内容が多いのだが、同厩のナミュールはこの1週前追い切りで非常に目立つ動きを見せて、終いも速い時計も刻んだ。対して本馬は非常に地味な時計で、ソフトな仕上げ。良く言えばリラックスした走りだが、軽すぎる内容に感じるのも事実。

 これまでは大抵の場合、ナミュールよりも本馬の方が調教においては好印象であることが多かっただけに、ここに来てイメージが逆転したことが、本番の走りやテンションにどう繋がるか気になるところ。 この後の最終追い切りの動きも、しっかりとチェックしておきたいところだ。

 追い切りも含め、最終的な評価を定めるのはレース直前ということになるが、自らの走りでイメージを一変させ、同期の2頭と並び立つだけの評価を掴むことができるのか、馬券抜きでもこっそり応援してみたい1頭と言える。


○霧(きり)プロフィール
ウマニティ公認プロ予想家。レース研究で培った独自の血統イメージに加え、レース戦績や指数等から各馬の力関係・適性を割り出す”予想界のファンタジスタ”。2023年1月には、長年の活躍が認められ殿堂プロ入りを果たす。

⇒気になる最終結論は、レース当日のプロ予想MAXでチェック!

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※週末の枠順発表までは直前週結果ページへ遷移します。

【霧プロの重賞レースおさらい帳】NHKマイルC2023 各馬の路線の転換点?先行勢崩壊の結果がもたらすものは 2023年5月8日(月) 13:00

 ”史上空前の大混戦”や”何が勝ってもおかしくない”といった言葉が各メディアに並び、戦前から不穏な空気が漂っていた今年のNHKマイルカップ。路線の核となるような馬が不在な上、やたらと前向きなレース運びをする馬が多く、展開面においてもどのような形になるのか、筆者もはっきりとイメージすることができなかった。

 ゲートが開くと、セッションオールパルフェシングザットソングらが好ダッシュを決め、それらを抑えるようにフロムダスクが最内からハナへ立っていく。

 隊列こそ割とすんなり決まっていたが、戦前の下馬評通りに前向きな馬が多い分、鞍上が抑えきれない感じで追走する馬が多数。当然自然とペースは速くなっていく。

 結果として待っていたのは、道中最後方近くでどっしりと構えていた馬達の台頭。中でも最もスタートが悪かったシャンパンカラーが最後まで伸び切るという波乱の結末となった。

 勝ったシャンパンカラーは、年初こそ2000mの京成杯を使われていたが、そこで距離適性がマイルにあると判断しての路線変更。この判断が最高の結果をもたらしたと言えるだろう。

 元より今回の舞台である東京マイルでデビューから2連勝を決めている馬で、舞台適性もあった。

 とは言え、指数面で見ると、本馬の戦績は正直なところ平凡。全く勝負にならないほど弱くはないが、勝ち切るイメージが湧くだけの強調材料にも欠ける、という印象だった。

 そんな中でも目立っていたのは調教面で、この中間……特に1週前追い切りでは計測ミスか?と思えるほどの異様な好時計を出していた。

 昨年の牝馬二冠馬スターズオンアースや、先日阪神牝馬Sを制したサウンドビバーチェ、昨年の大阪杯で3着に入ったアリーヴォらにも感じたことだが、ドゥラメンテ産駒の上級馬は、調教内容が極端に良化して、それがレースにも繋がる馬が多いように思える。

 今回は展開も相当に向いての勝利だったが、今回で父の血のスイッチが入ったと考えれば、ここから更に数段上の成長を遂げる可能性もあるだろう。次走以降もその走りに注目してみたい存在と言える。

 2〜4着のウンブライルオオバンブルマイダノンタッチダウンは、マイルで差し脚を活かすという、自分の形がしっかりと定まっていた馬。

 ウンブライルは気性面の不安定さが抜けてきたし、ダノンタッチダウン皐月賞の敗戦からしっかり立ち直ってきた。どちらも今後において楽しみが持てる内容だったのは収穫だろう。

 オオバンブルマイは最後僅かに甘くなったところや血統全体の印象から、1400m寄りのマイラーというイメージ。他馬ではモリアーナも似たタイプだが、彼らはスプリント路線に挑戦してみるのも面白いように思う。

 評価も今後の展望も悩ましいのが、”走り方や血統は短距離っぽくないが、気性が完全に短距離寄り”というタイプ。今回の中ではカルロヴェローチェエエヤンシングザットソングセッションユリーシャオールパルフェ辺りが該当する。

 いずれも能力の高さは随所に見せているが、今後の路線はどうするのか、戦法・脚質に変化を求めてくるのか等、不透明な部分が非常に多い。気性面を考えれば距離を短くするのが手っ取り早いのかもしれないが、気性のみを考慮したレース選択はハマる馬とそうでない馬との差が激しい印象。各陣営の判断力と手腕で、将来の成績が大きく変わってくるかもしれない。


○霧(きり)プロフィール
ウマニティ公認プロ予想家。レース研究で培った独自の血統イメージに加え、レース戦績や指数等から各馬の力関係・適性を割り出す”予想界のファンタジスタ”。2023年1月には、長年の活躍が認められ殿堂プロ入りを果たす。

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【霧プロのキーホース診断】NHKマイルC2023 一頭別路線から挑むクルゼイロドスルの取捨は? 2023年5月3日(水) 15:00

 ウマニティプロ予想家・霧が、今週のNHKマイルC出走馬の中から、特に的中への鍵を握りそうな1頭にフォーカス。指数・血統・調教を中心とした”予想的イマジネーション”で掘り下げていきます。

クルゼイロドスル
 年初の中山・ジュニアCからの直行でここに挑んでくる本馬。 2歳の王道路線やクラシック路線、ファルコンS、アーリントンC、ニュージーランドTといった主要ステップを経由していないため、人気上位馬の中でも特に評価が分かれそうな1頭と言える。

 デビュー戦こそ敗れているが、この時の勝ち馬はあのリバティアイランド。加えて7月という早い時期の新馬戦であり、5月という遅い生まれの本馬が、2月生まれのリバティアイランドに敵わなかったのは仕方のない結果と言えよう。

 指数面で見た時、勝ち上がりを決めた未勝利戦と前走のジュニアCの内容は、時期や馬場傾向を踏まえると極めて優秀。特にジュニアCに関しては、直線半ばから流し気味に走りながら、同舞台の主要ステップ・ニュージランドTに匹敵する走りを見せている。一杯に走っていれば更に時計が詰まった可能性もあるだろう。

 東京・中山の両方で優秀な指数を刻んでいるというのもポイントが高く、今回のメンバーでも勝ち負けに持ち込むだけのポテンシャルは十分に感じる。

 一方で、3戦目のデイリー杯2歳Sにおいて、道中で突然力み出して鞍上が折り合いに苦心していたように、気性面に若さを残すのは気になるところ。勝ったジュニアCにしても、逃げる形になった分マイペースで走ることができたものの、序盤折り合いが付くまでには少々時間を要していた。 現状では、のびのびと自分の走りができれば非常に強い一方で、歯車が噛み合わなかった場合は意外と伸びない……という、浮き沈みがありそうなタイプに映る。

 血統的な視点で見ていくと、父が高松宮記念ファインニードルということで、真っ先にスプリンターの可能性を考えたくなる。 が、本馬の母系はアルカセット×ダルシャーン×サドラーズウェルズという、欧州の中長距離色が非常に濃い構成。日本の馬場、更にスピード勝負のマイルとは縁遠い血統であり、ファインニードルの血が入ることで、ようやく馬場にも距離にも対応できているというイメージだ。

 本馬自身、気性面はともかく、走り方自体は比較的ゆったりとしており、スプリンターという印象は薄い。折り合いさえ付けば中距離くらいは楽にこなしそうな雰囲気すらあり、この辺りは母系の影響が強そうだ。 時計が物凄く速くなり、スプリンター寄りの馬が台頭するようなレース質になると厳しいかもしれないがスタミナや底力が問われる流れ、または道悪のタフな馬場になる等すればより良さが出そう。

 状態面に関しては。ジュニアCを勝った1月の時点で早々に本番直行を決めていて目標が明確な分か、順調に調整が行えている印象。1週前追い切りはかなり負荷がかかりそうな内容だったが、へこたれずに最後まで伸びていた。 これで最終追い切りがさらっとした内容で、動きに大きな問題がなければ、実戦でも走れる出来になっていると判断したい。

 あとは当日、どれほどの人気に落ち着くか。 ローテの面からバッサリ消す人もいる一方、本命に推す人も意外と多いのでは?と思えるほどの力を感じる馬なので、実際の評価、取捨は発走までじっくりと悩んでみたい。


○霧(きり)プロフィール
ウマニティ公認プロ予想家。レース研究で培った独自の血統イメージに加え、レース戦績や指数等から各馬の力関係・適性を割り出す”予想界のファンタジスタ”。2023年1月には、長年の活躍が認められ殿堂プロ入りを果たす。

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【霧プロの重賞レースおさらい帳】天皇賞・春2023 有力馬の明暗くっきり 各馬の今後は? 2023年5月1日(月) 14:00

タイトルホルダージャスティンパレスアスクビクターモアボルドグフーシュ
実績上位の馬達が、至極順調に本番に臨んできたという印象が強かった今年の天皇賞・春。阪神から新装京都に舞台が変わり、傾向の変化に注目する声も多かったが、正直なところ筆者は、人気上位馬とその他の馬の間には、多少の適性差では埋まらないだけの能力差があるように感じていた。

しかし蓋を開けてみれば、この中で馬券に絡んだのは勝ったジャスティンパレスのみ。タイトルホルダーはアクシデントによる競走中止なので仕方がないが、アスクビクターモアボルドグフーシュが見せ場らしい見せ場すら作れなかったというのは、今後を考える上で非常に悩ましい結果だったように思う。

完璧な立ち回りでの横綱相撲を演じたジャスティンパレスは、休み明けの阪神大賞典で大きく馬体を増やし、今回もそのままの身体で出走してきたように、文字通り”身が入った”感がある。
菊花賞で先着を許したアスクビクターモアボルドグフーシュとの手応えの差を見ても、この路線においては世代の中で完全に抜け出したと言えそうだ。

しかしながら、3000m超の長距離路線というのはひとまずここがゴール。この後は宝塚記念天皇賞・秋ジャパンカップ等、中距離路線へ挑戦する可能性が高いはず。そしてその路線には、現役最上位に君臨するイクイノックスドウデュースらが待ち構える。

皐月賞〜ダービーに至る春クラシック路線の中では脇役的な存在でしかなかった本馬だが、大きく成長した今、どれだけ差が縮まっているのか非常に興味深いところ。本質的には本馬も中距離がベストのように感じるのだが、走りのインパクトという点ではまだ大きな差があるように映るだけに、真価が問われるのはこれからということになりそうだ。

2着に突っ込んだのは、長距離路線の門番的存在となったディープボンド
いつも勝負所で鞍上の手が動き、かなりズブい面を見せる馬が、今回は強く追われる感じもなく、自然と早め先頭に立つ形。これまでで最もスマートな好走であったように思う。

馬体が絞れて出来が上がっていたのは勿論のこと、出走馬がそれぞれに勝ちに行くタフな流れも本馬にとってはプラスだったか。昨年に比べて力が落ちているように感じていたが、長距離ではまだまだ侮れない存在であり続けそう。

3着のシルヴァーソニックと4着のブレークアップは、気楽な人気で上手に乗られ、現状のベストパフォーマンスを発揮。それでも1、2着馬には離されたように、G1で勝ち負けとなるとやはり厳しい。 どちらもステイヤーとしての資質は確かなので、適性や相手関係を選んでレースを使っていけば安定勢力になれるはず。

評価が難しいのは、上位人気を裏切る格好となったボルドグフーシュアスクビクターモア

ボルドグフーシュは今年の2戦とも伸びては来るが失速する、という内容で、3歳時に見せていた”エンジンが掛かるとどこまでも伸びる感”が薄れているのは気がかり。レースぶりや菊花賞の好走からステイヤーのイメージを持たれていたものの、血統構成はあまりスタミナ的な要素がなく、3000m超の距離は本質的に長い可能性が考えられる。

アスクビクターモアの方は、ボルドグフーシュよりはスタミナを備えた血統構成ではあるものの、こちらは調教でもレースでも前進気勢が強くなっているように感じる。
タフな流れだった菊花賞を2番手から押し切ったことで、ステイヤーというイメージが非常に強くなったが、気性面を踏まえるとこちらも2000m前後がベストなのではないだろうか。

この2頭に関しては、今後のレース選択と走り次第でイメージが大きく変わる可能性があるだろう。

残念ながら競争を中止してしまったタイトルホルダーは右前肢跛行ということで、重篤な症状ではなかったことに安堵。単勝1倍台の人気馬の走りを止めるのは大きな決断だったはずだが、横山和生騎手の判断には拍手を送りたい。復帰が叶った際にはまたその取捨に関して悩まされることになりそうだが、まずはじっくりと立て直して欲しい。

同じく競走を中止したアフリカンゴールドと、故障を発生しながらも走り切ったトーセンカンビーナも、生死に直結する症状でなかったのは幸い。どのレースにも言えることだが、人馬ともに無事にレースを終えて欲しいと切に願う。


○霧(きり)プロフィール
ウマニティ公認プロ予想家。レース研究で培った独自の血統イメージに加え、レース戦績や指数等から各馬の力関係・適性を割り出す”予想界のファンタジスタ”。2023年1月には、長年の活躍が認められ殿堂プロ入りを果たす。

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【直撃取材!プロ予想家最速予想】スプリングS2023「霧」「ジャンヌ」の狙いは!?注目馬&妙味ある穴馬候補に迫る! 2023年3月16日(木) 15:12

毎週プロ予想MAXの予想家に週末重賞への見解、注目馬を紹介する連載「プロ予想家最速予想」。第7回はスプリングSについてジャンヌプロ・霧プロの2名にお話を伺いました。早速、レースへの見解と注目馬を紹介していきます。

【ジャンヌ】ラップ適性で人気薄の好走パターン、人気馬の凡走パターンを見破る!



対象レース過去10年のラップ傾向と登録馬から、展開とラップを予測。出走各馬の得意なラップ、不得意なラップを照らし合わせ、期待値の高い馬を狙い撃ち!独自のラップ理論を武器に驚きの穴馬を推奨するジャンヌプロにスプリングSの予想についてお聞きしました。

ー競馬に興味をもったきっかけ、そこから予想家に至る経緯を教えてください。

きっかけは学生時代に流行ったダービースタリオンですね。ゲームのなかで強敵だったヒシアマゾンに魅せられて現実の競馬にも熱中しました。そこから競馬熱が少し冷めて、大きなレースだけ参加する時期が15年ほどあったんです。で、友達に誘われて久々に競馬をしたとき、楽しかったんですよね。昔と違ってネットから情報を入手できたり、ネット上で予想してる人がたくさんいたりして。そこで予想って面白いなと思い、ブログで予想をはじめました。稼ごうっていうより、ブログで情報交換するのが楽しかった感じです。

ーウマニティのプロ予想家になったのはスカウトでしょうか。

いえ、予想コロシアムに登録して、オーディション参加後の3年目くらいに受かったのかな。流されるまま、楽しんでたら予想家に辿り着いちゃったみたいな。

ー理想的な流れですね。では、スプリングSに移りたいと思います。どのような点に注目されていますか。

中山とか、ローカル競馬場は、ラップを使う予想家の本領を発揮できる場所で、面白いんですよね。日本のホースマンはダービーを目指すので、基本的に日本のサラブレッドは東京競馬場に適性が高く、東京では強い馬が勝ちやすい。反対に、東京と求められる適性が異なる競馬場だと、強い馬が勝つとは限りません。その点から、中山芝1800mに適性がある馬を見極められるかだと思います。

ーありがとうございます。コースとラップの特徴を教えていただけますか。

コーナーが4つある内回りで直線が短いので、トップスピードに乗って走る馬には不利ですよね。で、スタートして急坂を上り、すぐにコーナーを迎えるので、ペースが上がりにくい。過去10年のスプリングSも、年によってはかなり緩めに流れています。

ー今年は逃げてきた馬が多い印象です。ペースは緩めの想定でしょうか。

いや、今年は速くなるんじゃないかと思っています。

ーそうなると、展開は差し馬に向きますか。

それは逆で、一般的にはスローなら前有利で、タイトなら後ろ有利って言いますよね。ただ、中山に関しては、ペースがタイトになるとどの馬も脚が残っていない状況になるので、単純に後ろ有利にはならないと思います。

ーなるほど。そうした想定のなかで、現状中心視しているのはどの馬でしょう。

アイスグリーンですね。まず、血統がいいですよね。ラップとか言いながら血統も一応見るんですけど(笑)。父モーリス、父の母にメジロフランシス。メジロフランシスの父はサドラーズウェルズ内包のカーネギーなんですね。重厚な血統なので、東京ではなく中山向きです。

ーラップ的にも評価できる馬ですか。

はい。スローから後半に急加速した、瞬発力勝負の新潟2歳Sの5着を逆に評価しています。番手を追走し、後ろ差される形でしたが、キタウイングの勝ちパターンのなか、よく粘ったなと。逃げて4着のバグラダスも、次走自己条件を快勝し、朝日杯FSでも5着に健闘しています。アイスグリーンの勝ち鞍は両方小倉ですし、適性も高いと思います。

ーおいしいオッズで買えそうな馬ですね。危険だと考える人気馬はいるでしょうか。

セブンマジシャンは瞬発力タイプで、大箱向きだと思います。中山のホープフルSと京成杯は、速い上がりを使えてますけど案外でした。後ろからになると、短い直線で差し切れるほど、瞬発力とスピードはないと考えているので、嫌って妙味があるんじゃないかなと。

―オッズほど信頼できないと。ラップでお聞きしたかったのですが、ホウオウビスケッツは前走の後半1000mを57秒7で走っています。この馬はどうでしょう。

う~ん。僕はそこまで評価してなくて。入りの3ハロン36秒5と、かなり楽に逃げてますし、2着のサスツルギ以外は先行して粘ってるんですよね。とはいえ、楽勝で勝ってるので人気になるのは頷けます。

ーありがとうございます。最後に先行勢で人気どころのオールパルフェの評価をお願いします。

オールパルフェは強いと思いますよ。G1で6着に入ってるし、まあ騎手は大したことないですけど(笑)。

取材後記:競走馬一頭ごとの個性を見極めるのはなかなか難しく、だからこそ回収率向上に役立つのだと納得しました。実行あるのみです。

【霧】ー25週キングの座に君臨!競馬予想界のファンタジスタ



戦歴、レース内容や指数の研究により、的確に出走馬間の力関係を把握し、そこへ長年の馬券生活で育まれた豊富な血統知識をブレンドして、コンスタントに人気薄の激走を見抜く霧プロ。今年のスプリングSはどう映っているのでしょう?

ー登録馬をざっと見て、どのような印象をもちましたか。

スプリングSはわりと実力が素直に反映されやすいイメージなんですよね。ただ、今年のメンバーは適性が見えてこない馬も多いですし、逃げた経験しかない馬もいて、ゲートが開いてみないとどんな展開になるか想像がつかない。今年一番難しい重賞だなと(笑)。

ー難しいですよね(笑)。中山内回りの1800mが、プラスに働く馬はいるでしょうか。

う~ん。正直、このコースが大きくプラスになる馬はいなんじゃないですかね。

ー尚更難解です。逃げてきた馬がたくさんいますけど、当然今回逃げるのは1頭になります。初めて控える形でも安心できる馬、安心できない馬の見極め方はあるでしょうか。

前半の行き方っていうのか…例えばオールパルフェなんかは、朝日杯でもそうですけど、自分から行ってるんですよね。前に馬がいると追い抜いちゃうというか。ホウオウビスケッツも同じで、この馬は逃げていても、前に前に行きたがっている感じがあります。

ーとうなると組み合わせ的には厳しいですかね。

そうですね。そこにパクスオトマニカや大逃げ経験のあるグラニットもいますし。

ーホウオウビスケッツは前走の後半1000mを57秒7で走っていて、優秀かなと思うんですが、どう評価していますか。

後半は速いですよね。この馬6月生まれで、人間に例えると早生まれの子が4月生まれの子と走っているようなものです。完成はまだ先でしょうけど、現時点でこれだけ走れているのはいいですよね。

ー距離短縮はどう出るとみていますか。

マインドユアビスケッツの産駒なので、短縮はいいと思います。ただ、短縮して控える形になったときは未知数ですね。

ー多数出走する先行勢のなかで、期待できると考えるのはどの馬でしょうか。

パフォーマンスが安定しているのはオールパルフェです。ただ、この馬は気性的に200m延長はどうかなと。スムーズに逃げられるのであれば、パクスオトマニカは勝負になると思うんですけど、この馬は逃げられないと味がなくなっちゃうっていますね。

ーありがとうございます。速い流れを想定していますか。

並びだけみるとそうなんですけど、逃げ先行馬がたくさんいると、みんな控えてスローっていうのはよくありますからねえ。

ーそうですよね。スローで行った行ったのような競馬もありえると。前崩れの展開ならどの馬でしょう。

勝ち切るだけの決め手をもっているとなれば、セブンマジシャンになっちゃうんですよね。ただ、輸送競馬が続いていて、ローテもきついので状態面はどうかなあ…。能力は間違いなく上位だと思います。

ーこの馬の取捨も難しいですね。妙味も含め、現状狙って面白いと考えている馬を教えてください。

トーセンアウローラ。この馬デビュー戦でセブンマジシャンと走っていて、0秒4差の2着なんですけど、4コーナーの手応えだけ見ると、この馬の方が楽そうなんですよね。最後は馬と馬の間に入って窮屈そうな感じで抜けてきましたし、それほどセブンマジシャンと能力に差のない可能性があります。2戦目は引っかかったので仕方ないですし、馬体を増やして移動した小倉で強い競馬をしていますしね。

ーこの馬が来たら大きいですね。血統的にはどうでしょうか。

お父さんのマクマホンを遡ると、弥生賞を勝ったタスティエーラと同じ父系になるですよね。母父も皐月賞馬のネオユニヴァースってなると、中山っぽいんので、血統的にもいいですね。

ーなるほど。血統的に魅力のある馬はほかにいますか。

シルトホルンあたりは面白いかなと。中山っていうと、未だにロベルト系のイメージが強くって(笑)。父系母系ともにロベルト系をもっていって、中山の坂に合っているのかなと。

ー前走控えたのは吉と出そうですか。

出ると思うんですよね。逃げてたときより、レースレベルは高いです。それにこの馬、東京だと、ヘンな走り方なんですよね。首を曲げながら走っていて、騎手が追いにくそうなんですよ。右回りの方がスムーズに見えます。距離も1800mならギリ大丈夫かなあと。

ーこちらも人気薄ですね。現状、中心視しているのはどの馬でしょうか。

ここはもう穴狙いで、今挙げたトーセンアウローラか、シルトホルンから入る可能性があります。もう一頭挙げるならアイスグリーンとか。

取材後記:いやあ、とんでもない配当になりそうですね。人気薄から名前が挙がるのは霧プロならではです。

以上、プロ予想家2名のスプリングSへの見解と注目馬を紹介しました。お二方ともに、現状人気薄を中心視しているようで、レースが楽しみです。

(文・垣本大樹)

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【直撃取材!プロ予想家最速予想】東京新聞杯2023「霧」「イレコンデルパサー」の狙いは!?注目馬&妙味ある穴馬候補に迫る! 2023年2月3日(金) 11:49

毎週プロ予想MAXの予想家に週末重賞への見解、注目馬を紹介する新連載「プロ予想家最速予想」。記念すべき第1回は東京新聞杯について霧プロ・イレコンデルパサープロの2名にお話を伺いました。早速、レースへの見解と注目馬を紹介していきます。

【イレコンデルパサー】ー単系勝負で圧倒的回収率を実現!



国立図書館に貯蔵された膨大なスポーツ新聞の分析からはじまった予想家人生。導入した競馬ソフトを独自にカスタマイズし、飛躍的に回収率を向上させた今も、泥臭く仮説検証を繰り返す競馬研究の鬼。イレコンデルパサープロに東京新聞杯の予想をお聞きしました。

ー東京新聞杯の予想に入る前に予想スタイルをお聞ききしていいですか?

もう20数年前ですけど、国立図書館に過去のスポーツ新聞がすべて残ってたんですね。そのスピード指数を利用して、どう馬券を組んだら勝てるのか、仮説検証を繰り返したことがはじまりなんです。当時は競馬ソフトも使ってなくて、手動でノートやExcelにまとめてましたね。それまでは、ただの競馬ファンでした。研究のかいもあって、徐々に回収率は上がっていくんですけど、大きかったのはある競馬ソフトを導入したことですね。その競馬ソフトをカスタムして、指数ベースの予想をしたり、ほかの競馬ソフトの指数と組み合わせて、期待値が高ければ多めに投資したり。ただ、レース映像も当然見てるので、内有利なのに外回って脚余したとか、不利を受けてる馬をみつけたら、指数に頼らず買いますね。なので、アナログ要素もかなり加えてはいます。

ーありがとうございます。まさにデジタルとアナログの両極が合わさった予想法ですね。では、東京新聞杯の予想で注意すべきポイントはどのあたりでしょう?

今回は展開が大きいと思います。ジャスティンカフェナミュールピンハイインダストリア、…とにかく差し追い込み馬ばかりですよね。先行勢手薄の組み合わせのなか、果たして人気の差し勢で決まるのかなと。そこは疑ってますね。

ーなるほど展開が鍵を握ると。では早速ですが、現時点での注目馬とその理由を教えてください。

ジャスティンカフェですね。前走のマイルCSは大きな不利が3度ありました。スタート後にソダシとぶつかり、直線は加速しかけたときファルコニアに弾かれ、立て直すとピースオブエイトによられ。不利がなければ馬券内は間違なかった。明らかな外差し馬場のなか、内に進路をとりましたし、スムーズに外へ出せる展開なら、勝ち切ってもおかしくなかったと思います。既にGⅠを取れる能力はありますよ。

ー予想のポイントで挙がったように先行勢は手薄のようですが、スローでも問題はなさそうですか?

いや、やっぱり脚質的に2着、3着はあると思うんですよ。ただ、ほかの差し馬と比較したときに一番安心感があるのはこの馬かなと。

ーでは逆に先行勢手薄の恩恵を受けるのはどの馬でしょうか?

シュリですね。この馬が逃げると思います。スローにしすぎると決め手のある馬にやられるので、ある程度後続に脚を使わせるペースで逃げれば、唯一残り目のある大穴です。1分33秒台半ばなら残れると思います。1分32秒台になると…ただ、逃げ馬に厳しい関屋記念でも粘ってますし、開幕2週目で前のアドヴァンテージは大きいです。内枠の偶数を引いたら、かなり期待できますね。もう一頭先行勢からプレサージュリフト。前走の京都金杯はイーガン騎手が初めて前につける競馬をして、結果的にはかなり早仕掛けでした。ただ、追い込み一辺倒だった馬が、ああいう競馬をできたのはいいですよ。ルメール騎手なら、メンバー構成を踏まえて、先行してくると思ってます。

ーほかに注目馬がいれば教えてください。

ピンハイですね。はじめ、410キロ台はどうかなとみてたんです。そしたら、チューリップ賞2着。これには驚きました。ただ、ロスなく運んでのフロックなのかなと。でも桜花賞オークスは不利のあるなか強い競馬で、次走の阪神1800で使った鬼脚も凄かった。エリザベス女王杯は馬場の悪い内を走り続けていたのでノーカンでいいと思いますし、適性距離はマイルだと思ってます。左回り、東京コースもばっちり。不安があるのは厩舎力くらいです。馬体重はやっぱり増えてほしいですけど、それを差し引いても強い。あとはナミュール。化け物級に強い馬だと思います。ただ、レースを見返すと、コーナリングやスタートに課題を抱えてますし、危うさもありますよね。それに赤松賞のパフォーマンスが圧巻だったので、過剰に売れるだろうなと。あと、オークス3着、秋華賞2着が強い競馬で、適性がマイルじゃなくなってるんじゃないかと。

【取材後記】
東京新聞杯は若かりし頃、岡部幸雄ベストタイアップの単勝を2万円購入したレースとのこと。出走馬のレース内容を詳細に分析し、的確に序列をつける。これができれば私の回収率も向上しそう…見習わなければ。

【霧】ー25週キングの座に君臨!競馬予想界のファンタジスタ



戦歴、レース内容や指数の研究により、的確に出走馬間の力関係を把握し、そこへ長年の馬券生活で育まれた豊富な血統知識をブレンドすることで、コンスタントに人気薄の激走を見抜く霧プロ。今年の東京新聞杯はどう映っているのでしょう?

ー東京新聞杯の予想で注意すべきポイントはどのあたりでしょう?

意外と力関係が近い馬が多いかなという印象なので、買うべき馬をどこまで絞り込めるか、その中から妙味のある馬を見抜けるかですね。人気的にはナミュールジャスティンカフェが抜けるんでしょうけど、能力が二枚三枚抜けてるとまでは思ってなくて、展開や枠順次第では付け入る隙もあるのかなと。

ーなるほど、ありがとうございます。それでは注目馬とその理由を教えてください。

ナミュールが気になりますね。ハービンジャー産駒ですけど、短いところ向きの母系が強く出てるのかなと。エリザベス女王杯の走りをみて思いました。あと、左回りの方が真っすぐ走れてるイメージですね。血統的にはナミュールの母系に入っているフレンチデピュティが、東京マイルで抜群の強さを誇るので。あと斤量差もありますし、坂路追い切りの動きですね、しまいがキレッキレでした。反対にジャスティンカフェは血統的にはマイルっぽくないんですよね。エピファネイアに、ワークフォースに、奥までみるとリアルシャダイの血まである。昔のステイヤ-血統ですから。能力的に突き抜けてもおかしくないとは思いますが。穴ならタイムトゥヘヴン。これは京都金杯ですね。直線ずっと内を突いて、エアロロノアあたりの真後ろにいるんですけど、その分追えてなかった。前が空いていれば、もう少し差はなかったかなと。調教の動きもよかったです。ただまあ、出遅れ癖があるんでね。

ー人気に対して妙味のない馬はいるでしょうか?

ん~ピンハイ。血統的にはマイルよりっぽいですけどね。ミッキーアイルで、おばあちゃんのタックスシェルターも短いところ走ってましたし。ただ、エリザベス女王杯で馬場の悪い内を走ってたって考えると、巻き返しを期待されて過剰人気になりそうな感じもします。それと、小さい馬ですよね。増えても420キロいくか、いかないかでしょうし。それで55キロ背負ってこの相手だとどうかなぁ。スコーンと抜けても不思議じゃないと思うんですけど、3番人気ならちょっと手が出しづらいかな…で、ピンハイもそうですし、これまで挙げた馬たちがみんなしまいにかける馬なんですよ。何気に今年は先行馬が少なくって。東京新聞杯はたまに前残りの年※1があるんですけど、どうもそんな匂いがしますね。

※1:2016年初角3番手以内の馬が着内独占。2017年ブラックスピネルが上がり3ハロン32秒7の脚を使い逃げ切り。

ーでは、前残りの展開で狙いたい馬を教えてください。

妙味がありそうなのはファルコニア。近走大きくパフォーマンス落としてるのってマイルCSだけで、昨年は今回の相手関係でも上位評価できるくらい走ってるので。先行して折り合えば、粘り切っても不思議ないのかなと思いますね。あと、今回先行するかわからないですけど、カイザーミノル。5歳、6歳のときはGⅡ届くレベルの走りをしていて、いつかは重賞勝つだろうと。結局勝てないまま、去年の春くらいに馬体重ががくんと減りつづけ…。で、前走の伸び方をみると、やっと走れるように戻ってきたのかなと。でも、もう10キロくらい増えてもいいくらいです。本調子に戻っているのであれば、この相手関係でも通用しますね。

ー最後になってしまいましたが、ウマニティでの殿堂入りおめでとうございます!

ああ、ありがとうございます。お恥ずかしい話なんですけど、なんだかんだ10年越えしましたからねえ。これで入れ替えの気苦労がなくなります(笑)。

【取材後記】
名前を挙げた馬の血統背景を3代前、4代前にさかのぼりすらすらと。プロ予想MAXで長年上位に君臨し続け、殿堂入りを成し遂げた予想力の一端が垣間見えました。超人気薄の推奨もあり、週末が楽しみです。

以上、プロ予想家2名の東京新聞杯への見解と注目馬を紹介しました。ナミュールの距離適性とピンハイの扱い方は、両者の見解が分かれましたね。さて、気になるプロたちの最終結論はプロ予想MAXでご確認いただけます。それではまた来週お会いしましょう!

(文・垣本大樹)

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今日の注目馬

 trance30 2023年5月14日() 08:59

閲覧 121ビュー コメント 0 ナイス 2

〇今日の軸馬
・京都6R ⑤サンクフィーユ ・京都12R ⑭タガノエスコート
・東京1R ⑦ファンタジスタ ・東京8R ⑧エクセトラ
・東京10R ⑥ユティタム

○今日の複勝馬
・新潟
 3R ⑬オボッチャマ(B) 5R ⑤プンタアレナス(B) 7R ⑬シャトーボビー(B)

・京都
 1R ④カネトシフラム(B) 4R ⑩ラバタンシン(A) 7R ⑫ハナキリ(A)
 9R ②リンフレスカンテ(B)

・東京
 3R ⑩ヤングローゼス(A) 5R ③レーベンスティール(A) 9R ⑤ルージュエクレール(A)

〇前回の結果
 軸 京都1⑩1着 京都2③1着 京都5⑧8着 東京4⑨5着 東京8⑥4着
 A 新潟2⑭1着 新潟7②1着 京都4⑧2着 京都12⑫1着 東京5⑩1着
 B 新潟1⑪12着 新潟4①1着 京都3⑩4着 京都8⑩1着 東京9⑭7着
 軸[92-37-22-44] A[79-37-28-51] B[60-38-34-63]

〇今日の気になる馬
・東京5R ⑬トーホウガレオン
 先週のNHKマイルCを目指しながら
 無念の抽選除外でスライドすることに
 なった本馬。陣営も「抽選を突破すれ
 ば③着くらいなら」と話すほどだった。
 というのも、前走のアーリントンCで
 コンマ2秒差だったのが、NHKマイ
 ルCで③着のオオバンブルマイ。直線
 で進路が狭くなる場面があり、スムー
 ズならもっと際どい勝負だったはず。
 しかも前走を見ても道悪は問題なく、
 雨が降った先週のGⅠに出ていればと
 話すのも頷ける。
 稽古も延びた影響はなく順調に来てお
 り、坂路で相変わらずの動きの良さ。
 GⅠに向けて仕上げたデキをキープ
 しており、スライドは心配なさそう。
 前走で賞金を加算していれば大一番へ
 出走できていただけに、連続騎乗の
 岩田康騎手にとっても勝ちたいところ。
 左回りは中京で[0-2-1-0]。1800mは
 初勝利を挙げた距離でこなせるはず。
 2走前のシンザン記念も0.3秒差③着
 とココ2戦の重賞での走りを見ても、
 自己条件ならまず負けられない。

 プラス1 2023年5月13日() 18:41
自作プログラム予想(2023/05/14(日))
閲覧 157ビュー コメント 1 ナイス 2

今日の予想プログラムはいまいちだったみたいですね

そんな馬場の影響もなかったと思うんですけどね


明日は雨の影響大きいとは思いますけどね、まぁ 良さそうなレースだけやるかですかね



新潟①
3アイリーン,5ミッキーショック,8フライウィズミー
新潟②
14メイショウライジン,13マラマプア,3アンプレッセシチー
新潟③
13オボッチャマ,7ウィンクルティアラ,14ビッグベルーガ
新潟④
3コズミックマインド,9エイユーストロング,4スヴァルナ
新潟⑤
10アコルドエール,7メイショウアポイ,5プンタアレナス
新潟⑥
10エルザストラウム,8フミチャン,1エレアイム
新潟⑦
11イルルージュ,13シャトーボビー,9エイシンエマーユ
新潟⑧
14ピカリエ,15ネオレインボウ,11バウンティハンター
新潟⑨
7マイネルジャッカル,5リッチブラック,8エボカシオン
新潟⑩
13アルムブラーヴ,9ジョイウイン,12クリーンドリーム
新潟⑪
2ホウオウラスカーズ,12スパイラルノヴァ,6トゥデイイズザデイ
新潟⑫
11テンメジャーガール,12デフィデリ,5サミュエル
東京①
16コンイルヴェント,7ファンタジスタ,11マジックアワー
東京②
1ロードストレーザ,12アラモードジェンヌ,13ブレードキング
東京③
10ヤングローゼス,8ポーラライツ,6スピーディブレイク
東京④
15ハルオーブ,12クレセントウイング,5ショウナンアビアス
東京⑤
3レーベンスティール,7キャリーハピネス,5メモリーズオブユー
東京⑥
1アコークロー,10キタサンドーシン,5スペイスフォース
東京⑦
11エレボアブランシュ,1シウン,3ピースキーパー
東京⑧
5ヴルカーノ,8エクセトラ,1テンバガー
東京⑨
1カヨウネンカ,3サトノゼノビア,5ルージュエクレール
東京⑩
7ジャスリー,2ウェイワードアクト,3ヒルズカーン
東京⑪
2スターズオンアース,11ナミュール,6ソングライン
東京⑫
10イグザルト,5イフティファール,15ライフレッスンズ
京都①
4カネトシフラム,9ホウオウマーメイド,13サンライズグレート
京都②
2テイエムヒショウ,6ダノンクロム,4イージスバローズ
京都③
14ヴィヴィッシモ,12スプル,6ウィンザーロア
京都④
1ゴッドスピードレオ,8テーオーエンゲルス,9ニシノオスマン
京都⑤
14テーオーリカード,7プラーヴィ,6イエスウィズキャン
京都⑥
5サンクフィーユ,6フォンメイリー,2ラリベラ
京都⑦
12ハナキリ,11グローツラング,4ビレッジスター
京都⑧
1スカイトレイル,2フローレンスハニー,3バーニングアイズ
京都⑨
2リンフレスカンテ,6リアド,1ストキャスティーク
京都⑩
7チュウワノキセキ,6ヴィアルークス,1ヴェルトハイム
京都⑪
6スマートダンディー,3ブルベアイリーデ,15ディアノイア
京都⑫
14タガノエスコート,5ハイラブハンター,9ラインオブソウル

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 うしかったクン 2023年2月6日(月) 12:42
ドウデュース 😘
閲覧 204ビュー コメント 0 ナイス 4

ヤバイやばい野馬~い‼️ 
観て観て ドウデュースのkiss💋
エールちゃんに並ぶ
 人気者ファンタジスタ 🐴じやなく🐮
    僕ら🐮仲間💖

え、京都記念 そりゃ🐮仲間⭕⭕でしよう
ワハハ😝

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コメント一覧
1:
  HELPRO   フォロワー:2人 2022年9月19日(月) 13:01:19
全く本気で乗って無いルメール。宮田厩舎でやる気が起きないなら欧州へ帰った方が良い。金を得て満足しているジョッキーはジョッキーとは呼べず、ただの日本人鞍上と同じ。外人が信頼されているのは日本人鞍上とは違う技術上位であるから。それを失くせばジョッキーと名乗るべきでは無い。

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2023年9月2日3歳未勝利6着
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2023年9月2日 3歳未勝利 6着
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