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ウマニティプロ予想家・霧が、今週の重賞出走馬の中から、特に的中への鍵を握りそうな1頭にフォーカス。指数・血統・調教を中心とした”予想的イマジネーション”で掘り下げていきます。
【スタニングローズ】
昨秋、同期であるスターズオンアースの三冠を阻止し、秋華賞を制した本馬。
しかしながら世間の目は厳しく、世代の最上位にいるのがスターズオンアース、それに続くのがナミュール、という評価は大きく変わらず、”第三の女”的なイメージは覆らずにいる。それどころか、今年に入ってライバルの2頭が共に好発進したことで、余計に背中が遠くなった感すらあり、本馬の不憫さは増すばかり。ヴィクトリアマイルにおいても、このイメージの差がそのままオッズにも直結しそうな雰囲気だ。
しかし実際のところ、そこまで能力差があるのだろうか?
臨戦過程や発馬時の有利不利があったにせよ、オークスと秋華賞においてはスターズオンアースと1勝1敗。ナミュールにはどちらも先着を果たしている。
印象を悪くしているのはエリザベス女王杯の惨敗と、前走の中山記念で5着止まりだったことが原因として挙げられそうだが、エリザベス女王杯はご存知の通り極悪馬場で、外枠の差し・追い込み勢が台頭し、本馬含め先行勢は総崩れ。何もかもが厳しい形になったし、秋華賞で完璧に仕上げた分、上積みに欠けていた部分もあっただろう。
今年初戦の中山記念も先行してなだれ込んだだけという見た目で、地味さが余計に際立つ格好になったが、実はこのレース、指数面で見るとそこまでレベルの低いレースではない。本馬とクビ差だったシュネルマイスターが、続くマイラーズCを快勝したことからも、5着とはいえ悲観する内容ではなかったと感じる。むしろ、”中山で好指数を刻む走りをした”という点に、成長を感じるのだ。
本馬はここまでフラワーC、紫苑Sと中山コースの重賞を制しており、戦績だけ見ると中山巧者のように映る。
が、指数で見ると、この両レースは重賞としては極めて低いレベルの数字に留まっており、オークスや秋華賞好走時の数字と比べると相当に落ちる。たまたま中山で結果が伴っただけで、舞台としては他場の方がより好パフォーマンスを発揮できる馬、と見ることもできるのだ。
その馬が、決してプラスとは言えない中山で骨っぽい牡馬と同等の走りをした、と書けば、だいぶ印象は変わってくるのではないだろうか。
加えて、今回の舞台はオークスでナミュールを抑えた東京コース。中山だった前走よりも、もう一段パフォーマンスを上げてくる可能性は十分にあるだろう。
血統的にはここまでの戦績通り中距離がベストと思われるが、母父にクロフネの血が入ることによって、高速決着のマイル戦への対応力も備えているように思う。エリザベス女王杯の内容からも、距離延長ローテでタフな馬場に挑むよりは、距離短縮ローテで軽い馬場に挑む方が合っているはず。
調教面においては、いつも通り坂路で調整が続けられているが、ここには少し懸念材料が。
この厩舎の場合、1週前追い切りから終いを強めに伸ばしていくという内容が多いのだが、同厩のナミュールはこの1週前追い切りで非常に目立つ動きを見せて、終いも速い時計も刻んだ。対して本馬は非常に地味な時計で、ソフトな仕上げ。良く言えばリラックスした走りだが、軽すぎる内容に感じるのも事実。
これまでは大抵の場合、ナミュールよりも本馬の方が調教においては好印象であることが多かっただけに、ここに来てイメージが逆転したことが、本番の走りやテンションにどう繋がるか気になるところ。 この後の最終追い切りの動きも、しっかりとチェックしておきたいところだ。
追い切りも含め、最終的な評価を定めるのはレース直前ということになるが、自らの走りでイメージを一変させ、同期の2頭と並び立つだけの評価を掴むことができるのか、馬券抜きでもこっそり応援してみたい1頭と言える。
○霧(きり)プロフィール
ウマニティ公認プロ予想家。レース研究で培った独自の血統イメージに加え、レース戦績や指数等から各馬の力関係・適性を割り出す”予想界のファンタジスタ”。2023年1月には、長年の活躍が認められ殿堂プロ入りを果たす。
⇒気になる最終結論は、レース当日のプロ予想MAXでチェック!
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