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ＴＶ西日本北九州記念の関連ニュース
【キーンランド】今週も強い３歳牝馬レイハリア主役
©サンケイスポーツ
8月25日(水) 05:00
今週も３歳牝馬が主役だ。日曜札幌メインはサマースプリントシリーズ第５弾のキーランドＣで、３連勝中のレイハリアに注目が集まる。初の年長馬相手になるが、スピードは非凡で重賞連勝のチャンスを迎えた。立て直しに成功したメイケイエール、公営から参戦するソロユニットと、３歳牝馬は３頭。札幌記念のソダシ、北九州記念のヨカヨカに続き、軽量を生かした走りから目が離せない。
◇
先週は３歳牝馬旋風が巻き起こった。札幌記念でソダシが、北九州記念でヨカヨカが、年長ＧＩウイナーを撃破して重賞勝利。強力な追い風があることはレイハリアを担当する実川助手も感じている。
「３歳牝馬は斤量が軽い（５１キロ）ですからね。前走はフロックじゃなかった、というのを見せたいです。結果的にメンバーも強かったですから。いい競馬をしたいですね」
デビュー時から注目を集めていたわけではない。初勝利は４戦目のダートだった。次戦で芝に戻って雪うさぎ賞（１勝クラス）で連勝を飾ると、余勢をかって重賞・葵Ｓに参戦。単勝１３番人気ながら２番手から抜け出し、ハナ差の接戦を制した。その２着ヨカヨカは北九州記念、３着オールアットワンスはＧＩＩＩ・アイビスＳＤで年長馬を撃破。ライバル勢がサマースプリントシリーズで勝ち、前走Ｖの価値がぐんぐん上がっている。
３カ月ぶりの復帰戦に向けて仕上がりは上々だ。１８日の１週前追い切りは函館Ｗコース（不良）で５ハロン６８秒５－１２秒７。亀田騎手は「程よく気が入っていて、いい状態です」と好感触を伝えた。全休日明けの２４日朝は角馬場で体をほぐし、函館ダートコースでハッキング。毛づやが良く、馬体に張りもある。
同助手は「短距離馬としてはかなり穏やかだったんですが、気の強い面が出てきて、競走馬らしくなりましたね」と、精神面での成長を挙げ、さらに「戦歴から洋芝はいいと思います。亀田騎手とも手が合っていて、人馬とも若いので思い切っていけるでしょう」と力を込めた。
最大７キロ差がある軽量５１キロを生かし、レイハリアが短距離界の勢力図を書き換える。 （川端亮平）
メイケイエールも、初対決の年長馬撃破へ好ムードだ。重賞３勝で実績的にはレイハリア以上。前走の桜花賞（１８着）でハミ受け不良とみなされて平地調教再審査が課されたが、１９日に無事合格した。２４日は札幌のダートで調整され「テンションも上がっていないし、調教でも我慢できてます。久しぶりの１２００メートルでどんな走りをするか楽しみ。３歳牝馬、頑張ってますからね」と吉田助手は期待する。
公営のホッカイドウ競馬から参戦するソロユニットは１０戦７勝。初の芝、年長馬との対戦となるが、２歳時には中央馬を下して、エーデルワイス賞（交流ＧＩＩＩ）を勝ったことがあり、大穴狙いなら…。
★キーンランドＣの特別登録馬（想定騎手入り）はこちら 調教タイムも掲載
【古馬次走報】ウインキートスは産経賞オールカマーへ
©サンケイスポーツ
8月25日(水) 04:50
★札幌記念９着ウインキートス（美・宗像、牝４）は産経賞オールカマー（９月２６日、中山、ＧＩＩ、芝２２００メートル）で巻き返しを図る。
★美浦・手塚厩舎所属馬の動向は次の通り。ラジオＮＩＫＫＥＩ賞１２着アサマノイタズラ（牡３）は、田辺騎手との新コンビでセントライト記念（９月２０日、中山、ＧＩＩ、芝２２００メートル）に向かう。同レースには３連勝中のアルビージャ（牡３）も川田騎手で参戦。中山金杯２着ココロノトウダイ（牡４）は、オクトーバーＳ（１０月１７日、東京、Ｌ、芝２０００メートル）から福島記念（１１月１４日、福島、ＧＩＩＩ、芝２０００メートル）を予定。
★羊蹄山Ｓを勝ってオープン入りしたホウオウトゥルース（美・高木、セン５）はラジオ日本賞（９月１９日、中山、ＯＰ、ダ１８００メートル）へ。
★日本ダービー１１着レッドジェネシス（栗・友道、牡３）、白百合Ｓ１着セファーラジエル（栗・高柳大、牡３）は、神戸新聞杯（９月２６日、中京、ＧＩＩ、芝２２００メートル）で復帰する。
★クラスターＣ３着ヒロシゲゴールド（栗・北出、牡６）は、東京盃（１０月６日、大井、交流ＧＩＩ、ダ１２００メートル）を視野に。
★北九州記念３着モズスーパーフレア（栗・音無、牝６）は、放牧を挟んでスプリンターズＳ（１０月３日、中山、ＧＩ、芝１２００メートル）へ。僚馬で宝塚記念９着アリストテレス（牡４）は、Ｍ・デムーロ騎手とのコンビで京都大賞典（１０月１０日、阪神、ＧＩＩ、芝２４００メートル）へ。ＮＳＴ賞３着イメル（牡５）は、エニフＳ（９月１１日、中京、Ｌ、ダ１４００メートル）へ向かう。
★クイーンＳ１０着シゲルピンクダイヤ（栗・渡辺、牝５）は、府中牝馬Ｓ（１０月１６日、東京、ＧＩＩ、芝１８００メートル）に向かう。僚馬で北九州記念４着シゲルピンクルビー（牝３）は、産経賞セントウルＳ（９月１２日、中京、ＧＩＩ、芝１２００メートル）へ。
★美浦・手塚厩舎所属馬の動向は次の通り。ラジオＮＩＫＫＥＩ賞１２着アサマノイタズラ（牡３）は、田辺騎手との新コンビでセントライト記念（９月２０日、中山、ＧＩＩ、芝２２００メートル）に向かう。同レースには３連勝中のアルビージャ（牡３）も川田騎手で参戦。中山金杯２着ココロノトウダイ（牡４）は、オクトーバーＳ（１０月１７日、東京、Ｌ、芝２０００メートル）から福島記念（１１月１４日、福島、ＧＩＩＩ、芝２０００メートル）を予定。
★羊蹄山Ｓを勝ってオープン入りしたホウオウトゥルース（美・高木、セン５）はラジオ日本賞（９月１９日、中山、ＯＰ、ダ１８００メートル）へ。
★日本ダービー１１着レッドジェネシス（栗・友道、牡３）、白百合Ｓ１着セファーラジエル（栗・高柳大、牡３）は、神戸新聞杯（９月２６日、中京、ＧＩＩ、芝２２００メートル）で復帰する。
★クラスターＣ３着ヒロシゲゴールド（栗・北出、牡６）は、東京盃（１０月６日、大井、交流ＧＩＩ、ダ１２００メートル）を視野に。
★北九州記念３着モズスーパーフレア（栗・音無、牝６）は、放牧を挟んでスプリンターズＳ（１０月３日、中山、ＧＩ、芝１２００メートル）へ。僚馬で宝塚記念９着アリストテレス（牡４）は、Ｍ・デムーロ騎手とのコンビで京都大賞典（１０月１０日、阪神、ＧＩＩ、芝２４００メートル）へ。ＮＳＴ賞３着イメル（牡５）は、エニフＳ（９月１１日、中京、Ｌ、ダ１４００メートル）へ向かう。
★クイーンＳ１０着シゲルピンクダイヤ（栗・渡辺、牝５）は、府中牝馬Ｓ（１０月１６日、東京、ＧＩＩ、芝１８００メートル）に向かう。僚馬で北九州記念４着シゲルピンクルビー（牝３）は、産経賞セントウルＳ（９月１２日、中京、ＧＩＩ、芝１２００メートル）へ。
【新潟２歳Ｓ＆キーンランドＣ】世代最初のマイル重賞とスプリンターズＳ前哨戦の注目点はこちら！
©サンケイスポーツ
8月24日(火) 16:51
★好調の新種牡馬シルバーステート ダリア賞２着のコムストックロードが登録／新潟２歳Ｓ
８月２３日現在、ＪＲＡ２歳リーディングサイヤーの順位を見ると１位は新種牡馬のシルバーステートとなっている。シルバーステート産駒はＪＲＡ競走で７勝を挙げており、新潟２歳Ｓには、ダリア賞２着のコムストックロード（牝、美浦・中野栄治厩舎）が登録しているが、ＪＲＡ重賞初勝利を挙げることができるかどうか。同馬には柴田大知騎手が騎乗する予定。なお、ＪＲＡ２歳リーディングサイヤー上位の種牡馬の産駒では、２位ドゥラメンテの産駒グランドライン（牡、美浦・高木登厩舎）、４位ロードカナロアの産駒キミワクイーン（牝、美浦・奥村武厩舎）、５位キズナの産駒サイード（牡、栗東・角田晃一厩舎）も新潟２歳Ｓに登録している。
★札幌記念＆北九州記念を制した３歳牝馬 メイケイエールら３頭が出走予定／キーンランドＣ
この夏のＪＲＡ古馬重賞では、３歳牝馬の活躍が目立っており、７月２５日のアイビスＳＤではオールアットワンス、先週実施された札幌記念ではソダシ、北九州記念ではヨカヨカが歴戦の古馬を破って勝利を挙げている。２９日に実施されるキーンランドＣには、重賞３勝馬メイケイエール（栗東・武英智厩舎）、葵Ｓ勝ち馬レイハリア（美浦・田島俊明厩舎）、地方競馬所属のソロユニット（北海道・角川秀樹厩舎）と３頭の３歳牝馬が出走する予定だが、今週も勝利を挙げることができるかどうか。なお、メイケイエールには武豊騎手、レイハリアには亀田温心騎手、ソロユニットには落合玄太騎手（北海道）が騎乗する予定。
★障害競走最多勝記録更新が迫る熊沢重文騎手 全６場障害重賞Ｖ狙う石神騎手＆北沢騎手にも注目
８月２３日現在、障害競走で２５３勝を挙げ、星野忍元騎手が持つ障害競走歴代最多勝記録（２５４勝）の更新が迫る熊沢重文騎手は、２８日の小倉サマーＪでアサクサゲンキ（セン６歳、栗東・音無秀孝厩舎）に騎乗予定。アサクサゲンキは２０１７年の小倉２歳Ｓ勝ち馬で、史上１４頭目となる平地＆障害双方での重賞制覇がかかるが、勝利を挙げることができるかどうか。なお、Ｖなら熊沢騎手は２０１８年京都ジャンプＳ以来の障害重賞制覇となる。
また、コウキチョウサン（牡８歳、美浦・和田正一郎厩舎）に騎乗予定の石神深一騎手、スズカプレスト（牡９歳、栗東・橋田満厩舎）に騎乗予定の北沢伸也騎手は、障害重賞が通常実施されている６場のうち、５場で障害重賞を制している。「全６場障害重賞制覇」は高田潤騎手、森一馬騎手の２人しか達成していない記録だが、石神騎手、北沢騎手は小倉障害重賞初勝利を挙げることができるかどうか。
★新潟２歳Ｓの特別登録馬（想定騎手入り）はこちら 調教タイムも掲載★キーンランドＣの特別登録馬（想定騎手入り）はこちら 調教タイムも掲載
【新潟２歳Ｓ】レース展望【キーンランドＣ】レース展望
８月２３日現在、ＪＲＡ２歳リーディングサイヤーの順位を見ると１位は新種牡馬のシルバーステートとなっている。シルバーステート産駒はＪＲＡ競走で７勝を挙げており、新潟２歳Ｓには、ダリア賞２着のコムストックロード（牝、美浦・中野栄治厩舎）が登録しているが、ＪＲＡ重賞初勝利を挙げることができるかどうか。同馬には柴田大知騎手が騎乗する予定。なお、ＪＲＡ２歳リーディングサイヤー上位の種牡馬の産駒では、２位ドゥラメンテの産駒グランドライン（牡、美浦・高木登厩舎）、４位ロードカナロアの産駒キミワクイーン（牝、美浦・奥村武厩舎）、５位キズナの産駒サイード（牡、栗東・角田晃一厩舎）も新潟２歳Ｓに登録している。
★札幌記念＆北九州記念を制した３歳牝馬 メイケイエールら３頭が出走予定／キーンランドＣ
この夏のＪＲＡ古馬重賞では、３歳牝馬の活躍が目立っており、７月２５日のアイビスＳＤではオールアットワンス、先週実施された札幌記念ではソダシ、北九州記念ではヨカヨカが歴戦の古馬を破って勝利を挙げている。２９日に実施されるキーンランドＣには、重賞３勝馬メイケイエール（栗東・武英智厩舎）、葵Ｓ勝ち馬レイハリア（美浦・田島俊明厩舎）、地方競馬所属のソロユニット（北海道・角川秀樹厩舎）と３頭の３歳牝馬が出走する予定だが、今週も勝利を挙げることができるかどうか。なお、メイケイエールには武豊騎手、レイハリアには亀田温心騎手、ソロユニットには落合玄太騎手（北海道）が騎乗する予定。
★障害競走最多勝記録更新が迫る熊沢重文騎手 全６場障害重賞Ｖ狙う石神騎手＆北沢騎手にも注目
８月２３日現在、障害競走で２５３勝を挙げ、星野忍元騎手が持つ障害競走歴代最多勝記録（２５４勝）の更新が迫る熊沢重文騎手は、２８日の小倉サマーＪでアサクサゲンキ（セン６歳、栗東・音無秀孝厩舎）に騎乗予定。アサクサゲンキは２０１７年の小倉２歳Ｓ勝ち馬で、史上１４頭目となる平地＆障害双方での重賞制覇がかかるが、勝利を挙げることができるかどうか。なお、Ｖなら熊沢騎手は２０１８年京都ジャンプＳ以来の障害重賞制覇となる。
また、コウキチョウサン（牡８歳、美浦・和田正一郎厩舎）に騎乗予定の石神深一騎手、スズカプレスト（牡９歳、栗東・橋田満厩舎）に騎乗予定の北沢伸也騎手は、障害重賞が通常実施されている６場のうち、５場で障害重賞を制している。「全６場障害重賞制覇」は高田潤騎手、森一馬騎手の２人しか達成していない記録だが、石神騎手、北沢騎手は小倉障害重賞初勝利を挙げることができるかどうか。
★新潟２歳Ｓの特別登録馬（想定騎手入り）はこちら 調教タイムも掲載★キーンランドＣの特別登録馬（想定騎手入り）はこちら 調教タイムも掲載
【新潟２歳Ｓ】レース展望【キーンランドＣ】レース展望
【キーンランド】レース展望
©サンケイスポーツ
8月23日(月) 15:26
札幌の日曜メインはサマースプリントシリーズ第５戦（全６戦）のキーンランドＣ（２９日、ＧＩＩＩ、芝１２００メートル）。２０１１年の優勝馬カレンチャンがＧＩ制覇の足掛かりにし、一昨年の覇者ダノンスマッシュは翌年に香港スプリントを制覇した。大レースへ、飛躍をかけた戦いだ。
注目は重賞３勝の３歳牝馬メイケイエール（栗東・武英智厩舎）だ。デビューから３連勝で小倉２歳Ｓ、ファンタジーＳを制して一躍注目を浴び、阪神ジュベナイルフィリーズも４着。３歳初戦のチューリップ賞も１着同着ながら底力を示した。しかし、桜花賞では制御不能に陥って暴走気味でハナに立って１８着。平地調教再審査まで課されるほろ苦い結果に終わった。この中間は放牧先で気持ちをリセットして立て直してきた。１９日に武豊騎手を背に行った平地調教再審査も問題なくクリア。武英調教師は「いつもレース中のどこかで先頭に立っている。先頭に立つのは最後でいいんだ、と覚えてくれれば、すごい馬になれると思う。１２００メートルで競馬を覚えてもらいたい」とコメント。スピードと気持ち任せのスタイルから卒業する姿をしっかり見せたいところだ。
同じ３歳牝馬のレイハリア（美浦・田島俊明厩舎）は未勝利戦から３連勝で重賞・葵Ｓを制した。その前走は１３番人気の低評価だったが、２着ヨカヨカが北九州記念を勝ち、３着オールアットワンスはアイビスサマーダッシュを快勝した。破った相手は強く、ここでも侮れない存在だ。
ダイアトニック（栗東・安田隆行厩舎、牡６歳）は重賞２勝で昨春の高松宮記念でも３着に入った実績のある馬だが、今回は昨年のスプリンターズＳ１３着以来、約１１カ月ぶりの実戦で、仕上がり具合がポイント。２桁着順が続き、レース内容ももうひとつだっただけに、この休養で気持ちの面もリセットされているかが鍵になる。
１４００～１８００メートルで全５勝を挙げているミッキーブリランテ（栗東・矢作芳人厩舎、牡５歳）は前走の函館スプリントＳで３着に入り、１２００メートルにもめどを立てた。１着ビアンフェ、２着カレンモエと同タイムだったことを考えれば、ここで重賞初制覇を飾っても不思議ではない。放牧から帰厩して１０日での競馬になるが、太め感はなく元気いっぱいで仕上がり面も心配なさそうだ。
重馬場だった前年の優勝馬エイティーンガール（栗東・飯田祐史厩舎、牝５歳）はその後が不振。前走のＵＨＢ賞も１３着に終わったが、４カ月半の休み明けだったうえ、開幕週の馬場で流れも緩かっただけに、追い込み馬としては大敗も仕方なかった。外差しが利く馬場でひと雨降れば連覇の可能性も高まる。
カツジ（栗東・池添兼雄厩舎、牡６歳）はニュージーランドＴ、スワンＳとＧＩＩを２勝している。前走の函館スプリントＳで０秒１差５着と１２００メートル戦にもめどを立てており、チャンスは十分だ。
近況不振ながら２０１７年の高松宮記念優勝馬セイウンコウセイ（美浦・上原博之厩舎、牡８歳）、ＵＨＢ賞２着のタイセイアベニール（栗東・西村真幸厩舎、牡６歳）、同３着のカイザーメランジェ（美浦・中野栄治厩舎、牡６歳）なども目が離せない。
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注目は重賞３勝の３歳牝馬メイケイエール（栗東・武英智厩舎）だ。デビューから３連勝で小倉２歳Ｓ、ファンタジーＳを制して一躍注目を浴び、阪神ジュベナイルフィリーズも４着。３歳初戦のチューリップ賞も１着同着ながら底力を示した。しかし、桜花賞では制御不能に陥って暴走気味でハナに立って１８着。平地調教再審査まで課されるほろ苦い結果に終わった。この中間は放牧先で気持ちをリセットして立て直してきた。１９日に武豊騎手を背に行った平地調教再審査も問題なくクリア。武英調教師は「いつもレース中のどこかで先頭に立っている。先頭に立つのは最後でいいんだ、と覚えてくれれば、すごい馬になれると思う。１２００メートルで競馬を覚えてもらいたい」とコメント。スピードと気持ち任せのスタイルから卒業する姿をしっかり見せたいところだ。
同じ３歳牝馬のレイハリア（美浦・田島俊明厩舎）は未勝利戦から３連勝で重賞・葵Ｓを制した。その前走は１３番人気の低評価だったが、２着ヨカヨカが北九州記念を勝ち、３着オールアットワンスはアイビスサマーダッシュを快勝した。破った相手は強く、ここでも侮れない存在だ。
ダイアトニック（栗東・安田隆行厩舎、牡６歳）は重賞２勝で昨春の高松宮記念でも３着に入った実績のある馬だが、今回は昨年のスプリンターズＳ１３着以来、約１１カ月ぶりの実戦で、仕上がり具合がポイント。２桁着順が続き、レース内容ももうひとつだっただけに、この休養で気持ちの面もリセットされているかが鍵になる。
１４００～１８００メートルで全５勝を挙げているミッキーブリランテ（栗東・矢作芳人厩舎、牡５歳）は前走の函館スプリントＳで３着に入り、１２００メートルにもめどを立てた。１着ビアンフェ、２着カレンモエと同タイムだったことを考えれば、ここで重賞初制覇を飾っても不思議ではない。放牧から帰厩して１０日での競馬になるが、太め感はなく元気いっぱいで仕上がり面も心配なさそうだ。
重馬場だった前年の優勝馬エイティーンガール（栗東・飯田祐史厩舎、牝５歳）はその後が不振。前走のＵＨＢ賞も１３着に終わったが、４カ月半の休み明けだったうえ、開幕週の馬場で流れも緩かっただけに、追い込み馬としては大敗も仕方なかった。外差しが利く馬場でひと雨降れば連覇の可能性も高まる。
カツジ（栗東・池添兼雄厩舎、牡６歳）はニュージーランドＴ、スワンＳとＧＩＩを２勝している。前走の函館スプリントＳで０秒１差５着と１２００メートル戦にもめどを立てており、チャンスは十分だ。
近況不振ながら２０１７年の高松宮記念優勝馬セイウンコウセイ（美浦・上原博之厩舎、牡８歳）、ＵＨＢ賞２着のタイセイアベニール（栗東・西村真幸厩舎、牡６歳）、同３着のカイザーメランジェ（美浦・中野栄治厩舎、牡６歳）なども目が離せない。
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【キーンランド】超速メイケイエール６Ｆ戦でリスタート
©サンケイスポーツ
8月23日(月) 11:42
サマースプリントシリーズ第５戦「第１６回キーンランドＣ」が２９日、札幌競馬場で行われる。注目は桜花賞１８着以来となるメイケイエールだ。休養期間中に前向きすぎる気性と折り合い面が成長。新馬－小倉２歳Ｓで２戦無敗の１２００メートルで、今までの力任せのスタイルではなく、スマートな勝ち方を見せたい。
◇
桜花賞は暴走気味に掛かって制御不能になり、１８着に大敗。その悪夢を振り払うため、態勢を立て直した重賞３勝の実力派３歳牝馬がスプリント戦で再スタートを切る。
前走で課された平地調教再審査は１９日に合格。コンビ復活となる武豊騎手を背に札幌ダートをスムーズに駆け抜けた。「もともと気が悪い馬ではないし、心配していなかった。競馬では前半から全力で走るところがあるけど、１２００メートルならセーブしやすい。さすがのフットワークで、ポテンシャルは一級品」と鞍上は好感触を得ている。
武英調教師は「いつもレース中のどこかで先頭に立っている。“先頭に立つのは最後でいいんだ”と覚えてくれれば、すごい馬になれると思う。もちろん勝ち負けも意識しながらだけど、１２００メートルで競馬を覚えてもらいたい」と非凡な素質を生かすために力を尽くす構えだ。
この３歳世代はサマースプリントシリーズで、オールアットワンス（アイビスサマーＤ）に続いてヨカヨカが２２日の北九州記念を制し、世代レベルの高さをアピールしている。同期のメイケイエールも父ミッキーアイル譲りのスピードの使い方をマスターできれば…。快速馬のリスタート戦から目が離せない。（夕刊フジ）
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桜花賞は暴走気味に掛かって制御不能になり、１８着に大敗。その悪夢を振り払うため、態勢を立て直した重賞３勝の実力派３歳牝馬がスプリント戦で再スタートを切る。
前走で課された平地調教再審査は１９日に合格。コンビ復活となる武豊騎手を背に札幌ダートをスムーズに駆け抜けた。「もともと気が悪い馬ではないし、心配していなかった。競馬では前半から全力で走るところがあるけど、１２００メートルならセーブしやすい。さすがのフットワークで、ポテンシャルは一級品」と鞍上は好感触を得ている。
武英調教師は「いつもレース中のどこかで先頭に立っている。“先頭に立つのは最後でいいんだ”と覚えてくれれば、すごい馬になれると思う。もちろん勝ち負けも意識しながらだけど、１２００メートルで競馬を覚えてもらいたい」と非凡な素質を生かすために力を尽くす構えだ。
この３歳世代はサマースプリントシリーズで、オールアットワンス（アイビスサマーＤ）に続いてヨカヨカが２２日の北九州記念を制し、世代レベルの高さをアピールしている。同期のメイケイエールも父ミッキーアイル譲りのスピードの使い方をマスターできれば…。快速馬のリスタート戦から目が離せない。（夕刊フジ）
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