第283回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~函館記念 G3
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みなさんこんにちは!
本日は函館11R「函館記念 G3」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。
今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
★「U指数」について詳しくはこちらをご覧ください→U指数についてページ
U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」
上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。
第1グループ(橙)はマイネルミラノから1.0ポイント差(約1馬身差)内のケイティープライド、アングライフェン、タマモベストプレイ、ステイインシアトルまでの5頭。
第2グループ(黄)は、サトノアレスから1.0ポイント差(約1馬身差)内のルミナスウォリアー、ツクバアズマオー、ナリタハリケーン、パリカラノテガミまで5頭。
第3グループ(薄黄)は、ヤマカツライデンから同差内のレッドソロモン、サクラアンプルール、カムフィーまで4頭となっていて、以下は第4G(灰)となっています。
凄馬出馬表を見渡すと、全体を通してもほとんど大きな差は生じず、最大でも【厩舎評価】マイナスが大きく響いた格好の最下位ダンツプリウスが少し離されて1.1ポイント差、という大混戦の状況です。
今年もBコース替わり2日目で迎える実力拮抗のメンバー構成となった印象の函館記念。それだけに、展開・状態面や近年傾向としても顕著な“外不利”など上記評価に含まれない部分の精査が、今年も予想のポイントになってくるとみています。
そんななか今回の私の本命は◎スーパームーンとしました。まさか自分でも、よりにもよって2頭しかいない第4Gから本命馬を選ぶことになるとは思いませんでしたが(^^;、先にも書いたようにこの馬とダンツプリウス間の1.1ポイント差以外は大差ないメンバー構成です。巴賞で負けてここで人気を落として好走というパターンに合致し、この馬より内を引いた馬で☆マイネルミラノらが作る後半長く脚を使う流れが合い且つ強調材料の多い馬があまり見当たらなかったことから狙いを定めました。久しぶりに叩き2戦目で使える点と前走から2キロ減の55キロ斤量にも好感。洋芝実績もありますし、新馬戦含め中10週以上ローテを除けば国内通算(3-6-4-6)とその大半が馬券圏内という戦績のこの馬に、今回一発を期待してみたいと思っています。前走からすると、後方から外を回す形となってしまいそうな鞍上乗り替わりには若干不安もありますが、1ハロン延長と過去一度だけ騎乗した際に札幌で差し切り勝ちを決めたことをプラスと捉えてその点には目を瞑ります。あとは、願望になりますが当日ひと雨あってラスト1Fが掛かってくれれば......。
○はツクバアズマオー。北海道では全て掲示板の安定感を誇り、直線が短いコースも向くタイプ。またハイレベルだったとみている中山記念での戦歴も光ります。その中山記念では、1番人気に推されたアンビシャスよりもさらに後方から大外を回して追い込んで勝ち馬ネオリアリズムから0.5秒差6着なら、ここでは57キロでも上位評価妥当ではないでしょうか。1週前から状態の良さが伝わってくる出来で昨年以上の走りを期待。
▲はルミナスウォリアー。○ツクバアズマオーとは同斤で接戦歴があり、こちらも状態は良さそう。展開の助けは必要になりそうですがいつもよりも積極策で運ぶことが出来れば。○▲いずれももう少し内なら本命もと目論んでいた馬たちですが、この枠を考慮しての2、3番手評価。
☆はマイネルミラノ。気温の上昇と追い切りの動きが結果に直結するタイプのイメージがあり、いずれも条件は揃った印象なのですが、今年は昨年よりも展開面で厳しくなるとみて一枚割引き4番手評価としました。
そして△1番手に昨年の当コラムで的中に貢献してくれた△ケイティープライド。その昨年のレースでは鞍上と馬場にも助けられた印象で、今年は鮫島克騎手での参戦。期待しつつも今年は鞍上面で半信半疑な部分もありこの評価に止めました。
以下、△サクラアンプルール、サトノアレス、ダンツプリウス、ステイインシアトル、アングライフェン、ナリタハリケーン、レッドソロモン、タマモベストプレイ、ヤマカツライデンと混戦だけに手広く押さえます。
今回の私の馬券はおそらく◎の単複勝負になると思いますが、当コラムでは◎からの3複で勝負です。
【3複フォーメーション】
◎=○▲☆=印
9=7,11,12=1,2,3,4,5,6,7,10,11,12,14,15,16(33点)
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第229回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~ステイヤーズステークス G2
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みなさんこんにちは!
本日は中山11R「ステイヤーズステークス G2」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。
今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
★「U指数」について詳しくはこちらをご覧ください→U指数についてページ
U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」
上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。
第1グループ(橙)は、アルバート1頭。
第2グループ(黄)は、モンドインテロから1.0ポイント差(約1馬身差)内のファタモルガーナまでの2頭。
第3グループ(薄黄)は、タマモベストプレイ1頭のみとなっていて、以下は第4G(灰)となっています。
各馬間の差に目を向けると、上位勢に1.0ポイント程度の開きが乱立する珍しい配置となっています。ただ、長距離戦だけに、中距離で過去にマークした指数が評価されている馬などには注意が必要で、今回の条件での上昇度がポイントになってくるレースとみています。
そんな中、今回の私の◎はジャングルクルーズとしました。横綱競馬をするであろう○アルバートが作る、後半タフな流れで外から差してくる馬を狙いたいレース。開催初日なので、決め打ちするしかありませんが、馬場的にも“エアレーションあるある”の開幕週の差し馬場状態になっているとみて本命視します。3000m超のレースは初めてですが、近2走北海道の長距離戦でマークした指数と安定した末脚に期待。○アルバートを倒しに行こうとする上位人気勢がコケるような展開になれば、この馬の一角崩しのシーンがあるのではとみています。
▲にモンドインテロ。重賞ではこれまで人気以下の着順(全て東京)しかとったことがない点は気になりますが、さすがに今回は馬券には絡めるのでは。人気妙味はまったくないものの、これ以上印は下げられない印象で3番手評価。
☆にカムフィー。適性は証明済みですが、その分こちらも人気してしまいそうで、それでいて今年は大外枠。最後の直線は別として、道中外々を回らされるような展開になると厳しいかもしれませんが、それを割り引いてもこの舞台では堅実に走ってきそうな一頭です。
そして、今回の私の馬券は、おそらく◎の単複勝負になると思いますが、当コラムでは◎から○▲☆への3複勝負としたいと思います。
【3複フォーメーション】
◎=○▲☆=印
6=3,8,13=1,2,3,4,5,7,8,11,13(21点) |
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2016年11月30日(水) 17:00
伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2016年11月30日号】週末メイン「1点」分析EXTRA編(23)
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週末のメイン競走を、伊吹雅也プロがある一つのデータに注目して分析する人気コーナー。
<<さらにプラス1!>>データも交え今週末のあなたの予想をバックアップする、ウマニティ会員専用コラムを是非ご活用下さい。
■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
⇒http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321
▼2016年12月03日(土) 中山11R スポーツニッポン賞 ステイヤーズステークス
【前年以前のステイヤーズステークスにおいて連対経験がなかった馬の、前走の上がり3ハロンタイム順位別成績(2010年以降)】
●5位以内 [4-5-3-18](複勝率40.0%)
●6位以下 [0-0-0-44](複勝率0.0%)
→既にこのレースで優勝を争った経験がある馬と、前走で出走メンバー中上位の上がり3ハロンタイムをマークした馬に注目したい一戦。特別登録を行った馬のうち、2015年以前のステイヤーズステークスにおいて連対経験があるのはアルバート、カムフィー、ファタモルガーナの3頭だけ、前走の上がり3ハロンタイム順位が5位以内なのはアルバート、ジャングルクルーズの2頭だけでした。
▼2016年12月03日(土) 中京11R 金鯱賞
【前走の着順別成績(2012年以降)】
●4着以内 [2-2-4-7](複勝率53.3%)
●5着以下 [2-2-0-36](複勝率10.0%)
→現在の施行時期に移った2012年以降は前走好走馬が堅実。特別登録を行った馬のうち、前走の着順が4着以内なのは、ヴォルシェーブ、デニムアンドルビー、トルークマクト、パドルウィールの4頭だけです。
<<さらにプラス1!>>
【『血統大全』このコースの“買い”】 |
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先週の回顧~(10/29~10/30)おかべ育成プロが爆発!回収率376%、収支プラス41万超をマーク!
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第161回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~ダイヤモンドステークス GIII
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みなさんこんにちは!
本日は東京11R「ダイヤモンドステークス GIII」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。
今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
★「U指数」について詳しくはこちらをご覧ください→U指数についてページ
U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」
上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。
第1グループ(橙)は、フェイムゲームから1.0ポイント差(約1馬身差)内のホッコーブレーヴまで2頭。
第2グループ(黄)は、ファタモルガーナ1頭。
第3グループ(薄黄)は、タンタアレグリアから1.0ポイント差(約1馬身差)内のネオブラックダイヤ、ペルーサ、サイモントルナーレ、モンドインテロ、ニューダイナスティ、マドリードカフェまでの計7頭となっていて、以下は第4G(灰)となっています。
上位勢の間では、第2グループ→第3グループの間の1.9ポイントが大きく、対して第3グループ内を含めタンタアレグリア以下には大きな開きがない構図となっています。
この出馬表からは、第2グループ内の3頭に関して実力通りの競馬が出来ると見れば上位3頭から、3頭に隙ありと見れば以外ほとんどの馬にチャンスあり、といった予想の入り口となりそうです。
今回の本命は総合8位の◎モンドインテロとしたいと思います。“前年菊花賞不出走の4歳馬”というこのレースの好走パターンに当てはまっているこの馬に期待。勿論、中間の状態も充実一途ということで混戦を断ち切ってくれるのではとみています。
混戦と書いた理由でもある上位3頭評価に関しては、特に△フェイムゲーム、△ホッコーブレーヴは有力だとは思うのですが、やはり間隔が空いていることなどいくつか不安材料を抱えているので隙ありの見立てで考えてみました。
○は昨年同斤量で5着だったネオブラックダイヤ。▲に長距離戦での安定感を買ってカムフィー、☆トゥインクルと上位評価し、相手△にフェイムゲーム、ホッコーブレーヴ、ファタモルガーナ、タンタアレグリア、マドリードカフェ、エバーグリーンまで印を回します。
そして、今回の私の馬券は◎から印への馬連と◎=○▲からの3複で勝負としたいと思います。
【馬連ながし】
◎=印
11=2,3,5,7,8,10,13,15,16(9点)
【3複ながし】
◎=○▲=印
11=13,15=2,3,5,7,8,10,13,15,16(15点)
計24点 |
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