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【福島記念&武蔵野S&デイリー杯2歳S&京都ジャンプS】秋の女王決定戦を前に行われる障害含む4重賞の注目点はこちら!

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【福島記念&武蔵野S&デイリー杯2歳S&京都ジャンプS】秋の女王決定戦を前に行われる障害含む4重賞の注目点はこちら!

岩田康誠騎手&ロードカナロア産駒 JRA全10場重賞制覇なるか/福島記念

 福島記念ブラヴァス(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)に騎乗予定の岩田康誠騎手には、史上7人目のJRA全10場重賞制覇がかかる。同騎手は史上11人目のJRA重賞通算100勝にも王手をかけているが、福島重賞初勝利を挙げて2つの大記録を同時に達成できるだろうか(※岩田康誠騎手は13日の武蔵野Sではテイエムサウスダン(牡4歳、栗東・飯田雄三厩舎)に騎乗予定)。なお、ブラヴァスが勝てば、同馬を管理する友道康夫調教師も福島重賞初制覇となる。

 また、ロードカナロア産駒は、福島を除く9場でJRA重賞を制しており、福島記念を勝てばJRA全10場重賞制覇となる。同産駒はゴールドギア(牡6歳、美浦・伊藤圭三厩舎)、パンサラッサ(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎)が登録しているが、グレード制が導入された1981年以降では11頭目となる全10場重賞制覇を遂げることができるだろうか。

★先週は日米で活躍のオルフェーヴル産駒 母フェアリーダンス産駒のきょうだい対決にも注目/福島記念

 日本時間の7日、アメリカ・デルマー競馬場で実施されたブリーダーズCディスタフでは、オルフェーヴル産駒のマルシュロレーヌが勝ち、日本調教馬として初めてアメリカのダートGIを制した。また、7日に東京で実施されたアルゼンチン共和国杯でも、オルフェーヴル産駒のオーソリティが勝ち、日米で同産駒の活躍が見られた一日となった。オルフェーヴル産駒は、14日の福島記念にはバイオスパーク(牡6歳、栗東・浜田多実雄厩舎)、ヒュミドール(セン5歳、美浦・小手川準厩舎)が登録しているが、同産駒は今週も重賞を制すことができるだろうか。なお、バイオスパークが勝てばスイジン(1969・70年)、ダイワファルコン(2012・13年)以来、史上3頭目の福島記念連覇となる。

 また、福島記念に登録しているフェアリーポルカ(父ルーラーシップ:牝5歳、栗東・西村真幸厩舎)、ココロノトウダイ(父エイシンフラッシュ:牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎)は、母フェアリーダンス産駒のきょうだい。フェアリーポルカは福島で1戦1勝、ココロノトウダイは福島で4戦3勝、2着1回と好成績を挙げているが、初のきょうだい対決はどちらが先着するだろうか。なお、フェアリーポルカには三浦皇成騎手、ココロノトウダイには丸山元気騎手が騎乗する予定。

★今年のフェブラリーSで2、3着に好走 8歳馬エアスピネルワンダーリーデルが参戦/武蔵野S

 今年のフェブラリーS2着馬エアスピネル(牡8歳、栗東・笹田和秀厩舎)、同3着馬ワンダーリーデル(牡8歳、栗東・安田翔伍厩舎)が、武蔵野Sに登録している。エアスピネルは2017年富士S以来、ワンダーリーデルは2019年の武蔵野S以来勝利から遠ざかっており、2頭にはレース史上初の8歳馬による勝利がかかるが、好走したフェブラリーSと同じ舞台で久々の重賞勝利を挙げることができるだろうか。なお、エアスピネルには田辺裕信騎手、ワンダーリーデルには横山典弘騎手が騎乗予定。

★先週のファンタジーSは新種牡馬産駒がV 今週の2歳重賞は登録馬8頭中4頭が新種牡馬産駒/デイリー杯2歳S

 13日の阪神で実施されるデイリー杯2歳Sには8頭の登録があるが、半数にあたる4頭が新種牡馬産駒。11月10日現在の新種牡馬リーディングで1位のドレフォン産駒はウナギノボリ(牡、栗東・音無秀孝厩舎)、カワキタレブリー(牡、栗東・杉山佳明厩舎)、3位のキタサンブラック産駒はドグマ(牡、栗東・武幸四郎厩舎)、4位のイスラボニータ産駒はプルパレイ(牡、栗東・須貝尚介厩舎)が登録している。6日に阪神で実施されたファンタジーSでは、新種牡馬シルバーステート産駒のウォーターナビレラが勝ったが、今週も新種牡馬産駒は重賞を制すことができるだろうか。なお、新種牡馬産駒がデイリー杯2歳Sを勝てば、2013年のホウライアキコ(ヨハネスブルグ産駒)以来、8年ぶりとなる。

 また、キタサンブラック産駒のドグマには武豊騎手が騎乗する予定。キタサンブラックは現役時代、同騎手とのコンビでJRA・GI6勝を挙げたが、キタサンブラック産駒初のJRA重賞挑戦となる今回、武豊騎手はドグマを勝利に導くことができるだろうか。

★中山グランドJ3着以来、約7カ月ぶりの出走 連覇を狙うタガノエスプレッソが登録/京都ジャンプ

 京都ジャンプSに、前年の覇者タガノエスプレッソ(牡9歳、栗東・五十嵐忠男厩舎)が登録している。同馬は昨年の京都ジャンプS優勝後、中山大障害3着、中山グランドJ3着という成績を残しており、今回は約7力月ぶりの出走となるが、京都ジャンプS連覇を遂げて悲願のJ・GI制覇へ向け好発進を決めるごとができるだろうか。

 また、中山大障害、中山グランドJで2着に入り、両レースでタガノエスプレッソに先着したケンホファヴァルト(牡8歳、栗東・森秀行厩舎)も京都ジャンプSに登録している。同馬もタガノエスプレッソ同様、中山グランドJ以来の出走となるが、2頭の3回目の対戦はどちらに軍配が上がるだろうか。なお、タガノエスプレッソには平沢健治騎手、ケンホファヴァルトには熊沢重文騎手が騎乗する予定。

福島記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★武蔵野Sの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★デイリー杯2歳Sの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★京都ジャンプSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

★【福島記念】レース展望★【武蔵野S】レース展望★【デイリー杯2歳S】レース展望

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