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【ジャンヌ】ーラップ適性で人気薄の好走パターン、人気馬の凡走パターンを見破る!
出走各馬の得意なラップ、不得意なラップを照らし合わせ、期待値の高い馬を狙い撃ち! 独自のラップ理論を武器に驚きの穴馬を推奨するジャンヌプロにオークスの予想についてお聞きしました。
―前回の弥生賞は軸と穴で指名の2頭がワンツーとお見事でした。
会心の予想が取材時にきて良かったです。
―今回もよろしくお願いします。オークスというレースの質、好走に求められる条件からお聞きしたいです。
三冠戦を考えると、牡馬と牝馬では質がまったく異なるんですよね。牡馬はダービーが瞬発力のレースで、皐月賞と菊花賞は近いですが、皐月賞がより持続力を求められるタフなレースになります。
―一見、菊花賞を持久戦と考えがちです。
距離だけ見るとそうですよね。ただ、現在の競馬界に生粋のステイヤーなんてほとんどいません。だから、どの馬もごまかしごまかし走るわけです。特にクラシックを使ってきた馬は本質的に中距離以下の馬ですから、実質マイルみたいなレースになりがちです。
―対して牝馬三冠はどうなりますか。
求められる根本的な資質は同じで、瞬発力が一番大事ですね。オークスの2400mはこの時期の3歳牝馬に厳しい距離なので、牡馬の菊花賞に近いイメージです。つまり、スローで入って上がり勝負という構図ですね。そこまで距離適性は関係ないと。桜花賞はほぼ瞬発力のレースなので、そこに多少の持続力が必要という考えでいいと思います。基本的に桜花賞で強かった馬は強いですよね。
―桜花賞組は勝ち馬ステレンボッシュか、追い込んできた3、4着馬か、どちらを評価しますか。
結論を言うとステレンボッシュ1強と見ていますね。後ろ有利だったと思いますし、3、4着馬とは相当差があると考えています。一本被りに近いでしょうから、オッズとの戦いだけかなと。
―ステレンボッシュは桜花賞前から評価されていましたか。
桜花賞はステレンボッシュとアスコリピチェーノの2強と見ていました。根拠は阪神JFで、歴代でも3本の指に入るレベルの高いレースだったと思います。別路線との比較で、阪神JF組が抜けている印象でしたし、実際桜花賞でそれが証明されたわけですからね。
―オークスに向くタイプでしょうか。
桜花賞との比較でオークスは持続力も必要と考えれば、オークスに向くでしょう。
―となると、死角なしですか。
強いて挙げるなら鞍上でしょうね。
―戸崎騎手ですか。好きな騎手ですが、どうしても内で詰まるイメージはありますね。
もちろん下手な騎手ではないですよ。ただ、モレイラ騎手からの乗り替わりですから。
―不利なく回れば勝ち負けですかね。オークスに向かう過程で、桜花賞と同等に評価できるレースはありましたか。
桜花賞に比べると、はっきり落ちると思います。別路線組を評価するなら、相当強くないと評価しづらいわけですが、それほどではないですよ。狙えるのは朝日杯FSで本命にしたタガノエルピーダくらいかなあ。ただ、オークスに近い質のレースを経験していない馬は、そこを伸びしろと捉えて未知の要素にベットすることはできますよね。まあ、オッズ妙味もふまえ、どうにか買う要素を探して、無理くり印を打つかどうかという感じでしょう。
―別路線は厳しめですか。そうなると、桜花賞凡走組の巻き返しを期待したくなりますが、8着のクイーンズウォークはいかがでしょう。
クイーンズウォークは予想するうえで面白いですよ。勝ったクイーンCは持続力戦ですが、桜花賞では瞬発力不足が露呈したかなと。川田騎手はそれを事前にわかっているから前につけたと思いますね。
―「お、先行するのか」と意外でした。
逆にそこがさすが川田騎手というか、末脚勝負だと分が悪いとわかっていたはずですよ。
―オークス向きと見られていますが、オークスも同様に瞬発力が大事と考えれば、人気なら嫌うのが得策ですかね。
クイーンズウォークは嫌いたいです。難しいと思いますよ。
―13着のチェルヴィニアはどうですか。速い脚もありますし、右回りは走りづらそうだったので。
前走は大外だけで消しましたけど、敗因ありきの凡走で、お母さんチェッキーノなら面白いかもしれませんね。
―反対に勝ち馬以外の桜花賞上位、ライトバックやスウィープフィートはどうでしょう。
ライトバックよりスウィープフィートを高く評価しています。
―レベルが高いとお話のあった阪神JFは、出遅れから4角で外を回しましたよね。
あれは完全にジョッキーのせいでしょう。「勝てた」は言い過ぎだと思いますけど……、いや、でも勝っていたかもしれませんよ。その後、チューリップ賞を乗り替わりで勝ち、桜花賞もしっかり走りましたから。桜花賞連対馬に次ぐ評価をしています。
―穴っぽい馬はきついですかね。最後に、無理でも期待できそうな馬がいればお願いします。
ワンチャンあるならサフィラかなと思います。1人気4着でしたが、シンプルに阪神JFというレース自体をすごく高く評価しているので。前走クイーンCの負け方はよくわからないですけど、人気がないので何かしら買う要素を探す資格はあるわけですよ。そこで、持続戦で脚が溜まらなかったと捉えれば、ペースが緩んだとき弾ける可能性を見い出せますよね。
取材後記:そのほか、内有利・外不利の枠にも言及がありました。サフィラには内めの枠を引いてほしいですね。
【シムーン】―元馬乗りの感性が創る芸術予想
育成牧場業務に3年ほど身を投じた異色の経験を活かし、馬の性格や適性、騎手の騎乗技術を的確に分析。鋭い感性とレース映像の徹底検証により、劇的な変わり身が見込める馬を狙い当てるシムーンプロにオークスについてお聞きしました。
―予想のポイントからお願いします。
3歳春の牝馬にとっては過酷な全馬未経験の2400mなので、血統やレースぶりを吟味して、総合的に距離をこなせると思う馬をチョイスすることが大事ですね。
―その見極めがなかなか難しいです。
具体例を挙げると、20年前のダンスインザムードは桜花賞を無敗で圧勝し「さあ距離が延びるオークスはどうだ」となったとき、姉にオークス馬のダンスパートナーや、兄に長距離実績のあるダンスインザダークやエアダブリンがいるため、「血統的にむしろ距離は延びて良い!」と断然の1番人気に推されました。しかし、道中力んだ走りで4着。その後の成績からも気性的にマイラーで、血統だけで判断するのは良くないとよくわかる結果でした。
―血統に頼りがちなるので注意したいですね。
逆に2012年のジェンティルドンナは、桜花賞を勝ったにも関わらず、オークスでは3番人気に留まりました。これはお母さんがイギリス1200mのG1勝ち馬で、1つ上の姉ドナウブルーもマイラー寄りの成績だっため、距離不安が囁かれたことが大きな理由です。しかし結果は5馬身差の圧勝で、その後の活躍も言わずもがなです。こうした例もあるので、未知の適性を見抜くことが馬券妙味に繋がると思います。
―ありがとうございます。注目は桜花賞馬ステレンボッシュに集まるかと思います。抜けているような印象はあるでしょうか。
連を外したことのない安定感ある末脚が武器で、いい馬ですね。新馬戦の1コーナーで外に振られながら勝ったのを見て、能力があると感じました。ここでも抜けているとまでは言えませんが、上位順当というところです。
―2400mへ延長する点はどうお考えですか。
距離延長に関しては、ルーラーシップの肌にエピファネイアという配合、ディープインパクト輩出の母系という血統を考えれば悪くなさそうです。レースぶりも、昨年は道中で力むところもありましたが、今年ぶっつけの桜花賞ではスタート後から押していたくらいで、道中も馬群で我慢できていました。気性面に成長を感じるので、距離もこなすでしょう。
―崩れにくそうですね。別路線からフローラSのアドマイヤベルは、2000mで折り合えていたように思えました。オークスでも期待感はあるでしょうか。
アドマイヤベルは、特に折り合いに問題のあるレースはしていませんね。血統面からは、母母の産駒から欧州で3000mの重賞や2800mのG1を勝っている馬が出ているようです。そこを考えると距離延長でも楽しみはありそうですね。
―人気的にも楽しみです。忘れな草賞のタガノエルピーダも我慢が利くタイプに見えますが、こちらはいかがでしょうか。
タガノエルピーダも引っかかるところは無いですね。前走は早め先頭から完勝で、2走前のチューリップ賞は大外枠が響きました。兄弟に3000mの万葉Sを勝ち、ステイヤーズS2着のタガノディアマンテ、同じく芝長距離で活躍中のタガノバルコスなどもいますから、特に距離が延びて嫌う必要は感じません。
―距離延長に不安がないのはいいですね。現状、軸はどの馬で考えているでしょうか。
無難にいくならステレンボッシュでいいと思います。まぁでも、ほかに距離延長が良さそうな馬もたくさんいますから、先週のヴィクトリアマイルのようなケースも考えて、思い切って穴を狙っていきたいですね。
―その穴として狙えそうなのはどの馬になるでしょう。
サフィラですかね。兄のサリオスもこの舞台のダービーで外々を回って2着と良いレースをしていますし、姉のサラキアも有馬記念2着があります。距離延長で変わり身を期待したいです。
―がくっと人気落ちしそうですし、配当的な楽しみは大きいですね。ほか、近走何かしらの不利で力を発揮できておらず、スムーズなら巻き返せそうな馬がいればお願いします。
チェルヴィニアの桜花賞は鞍上も言っていたように、約半年振りという点が響いた感じです。大外枠も良くなかったかもしれません。母はオークス2着ですし、この馬も今回の舞台での巻き返しがあるはずです。
―鞍上ルメール騎手も心強いですね。最後に挙げていただいた馬以外に注目馬がいればお願いします。
コガネノソラを挙げます。ソラを使う面があって、相手が強くなる点はむしろプラスになり得ます。ゴールドシップ産駒という血統からも、距離延長は問題なさそうで一発がありそうですよ。それにしてもこの馬、柴田大知騎手から乗り替わって3連勝。騎手の大事さがよくわかる馬ですね(笑)。
取材後記:ほかに穴馬として、カーネーションCにまわる可能性もあるヴィントシュティレが挙がりました。どちらのレースに出てきても注目ですね。
以上、プロ予想家2名のオークスへの見解と注目馬を紹介しました。お二方ともステレンボッシュは高評価、穴馬ではサフィラが一致して挙がりましたね。二冠達成なるか、そして一発なるか、注目です。また、来週お会いしましょう。
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