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3歳牝馬の頂上決戦、GIオークスが19日に東京競馬場で行われる。令和最初の樫の舞台は桜花賞馬が3年ぶりに不在となったが、桜上位組やサンケイスポーツ賞フローラS1、2着馬など実力伯仲の好メンバーがそろった。登録全馬が未経験の東京芝2400メートルでどんな戦いが繰り広げられるか、実に興味深い。
今年は別路線組の馬が人気の中心になりそう。前走の忘れな草賞で無傷3連勝を飾ったラヴズオンリーユー(栗東・矢作芳人厩舎)だ。ドバイターフを制したリアルスティールの全妹でデビュー前から期待は大きく、前走も3馬身差の大楽勝。3戦全て上がり3ハロンが最速で、しかも走るごとに2着馬との差を広げてきた。まだ関西圏での競馬しか経験がなく、「課題は多い」と矢作調教師は言うが、「リアルスティールよりも気性面はうるさくないから距離の守備範囲は広いと思う」とも。桜花賞組との対戦でどんなパフォーマンスを披露するか注目だ。
レースレコード(中山開催)でフラワーCを逃げ切ったコントラチェック(美浦・藤沢和雄厩舎)もV候補の一頭。5戦3勝の実績だが、逃げたときは3戦3勝ですでにスタイルが確立されている。今回のメンバーでもテンのスピードが突出している印象で、マイペースのひとり旅が予想される。騎乗停止中のクリストフ・ルメール騎手に代わって手綱を取るダミアン・レーン騎手は来日後3週間でGIII新潟大賞典、GII京王杯スプリングC、GIヴィクトリアマイルと全てのグレードを制する活躍ぶり。絶好調の鞍上を背に同世代牝馬の頂点まで一気に駆け抜けてしまい可能性は十分ある。
桜花賞組は2~5着までが0秒1差の大接戦で実力が拮抗している。2着馬シゲルピンクダイヤ(栗東・渡辺薫彦厩舎)は1勝馬だが、未勝利V後の休み明けだったチューリップ賞で2着、さらに桜花賞でも上がり3ハロン32秒7の驚異的な末脚で追い込んだ。経験が浅い状況でも格上相手に2戦続けて好勝負した実力は本物だろう。渡辺調教師は騎手時代の1999年、牡馬クラシックで菊花賞馬ナリタトップロードとコンビを組み、皐月賞馬テイエムオペラオー・和田竜二騎手としのぎを削り合った間柄。そのかつてのライバルと共闘で駆け抜けるこの春はオールドファンにもたまらないシチュエーションだ。芝2000メートル以上のJRA重賞で【0・6・7・90】のダイワメジャー産駒にとって距離の壁を超えられるかどうかも今回の焦点のひとつだ。
3着馬クロノジェネシス(栗東・斉藤崇史厩舎)は東京芝1800メートルのアイビーSを快勝しており、桜花賞上位組では距離延長の面で一歩リードしている印象。父バゴも凱旋門賞馬で2400メートルは望むところだろう。半姉ノームコア(父ハービンジャー)が前週のヴィクトリアマイルを勝ち、血統的な勢いもある。
4着馬ダノンファンタジー(栗東・中内田充正厩舎)は阪神ジュベナイルフィリーズを制した2歳女王。東京への輸送はデビュー戦(グランアレグリアの2着)で経験しており、問題なさそう。桜花賞はグランアレグリアをマークしたぶんゴール前で脚勢が鈍ったが、能力の高さは示した。あとは距離延長がどう出るかだが、父がディープインパクトで母ライフフォーセールはアルゼンチンの2200メートルのGIを勝っており、こなす下地はある。
5着馬ビーチサンバ(栗東・友道康夫厩舎)は勝負どころでの反応が他馬に比べてやや鈍かったぶん、距離延長で逆転の可能性があるか。母フサイチエアデールは重賞4勝馬で、エリザベス女王杯で2着が2度ある。クロノジェネシスと同じ底力豊富な牝系の出身。主戦の福永騎手は「左回りの方がいいと思う」と話しており、舞台替わりでチャンスが広がりそうだ。
トライアル組もなかなかの粒ぞろい。フローラSを勝ったウィクトーリア(美浦・小島茂之厩舎)はその前走で逃げから差しへと鮮やかな脚質転換を遂げた。2400メートルを戦ううえでは大きな収穫だった。同2着シャドウディーヴァ(美浦・斎藤誠厩舎)も、陣営がオークスを意識して全6戦中5戦で東京芝2000メートルと長めの距離を使ってきた点が魅力に映る。
スイートピーSを勝ったカレンブーケドール(美浦・国枝栄厩舎)も2走前のクイーンC(4着)で勝ち馬クロノジェネシスと差のない競馬をしており、大駆けがあっても不思議ではない。
東京でアルテミスSを勝っているシェーングランツ(美浦・藤沢和雄厩舎)、キングカメハメハ、エイシンフラッシュなどが勝っている出世レースのエリカ賞を制し、フラワーC2着のエールヴォア(栗東・橋口慎介厩舎)なども上位を狙える。
★オークスの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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