エーシンモアオバー(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 2006年3月31日生
調教師沖芳夫(栗東)
馬主株式会社 栄進堂
生産者栄進牧場
生産地浦河町
戦績54戦[12-11-8-23]
総賞金21,474万円
収得賞金13,350万円
英字表記A Shin Moreover
血統 マンハッタンカフェ
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
サトルチェンジ
オレゴンガール
血統 ][ 産駒 ]
Rubiano
Paying Guest
兄弟 エイシンハドソンエーシンポルックス
市場価格
前走 2015/12/23 名古屋グランプリ G2
次走予定

エーシンモアオバーの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
15/12/23 名古 10 名古屋GP G2 ダ2500 12--------5** 牡9 57.0 岩田康誠沖芳夫 516
(--)
2.46.9 1.2----アムールブリエ
15/11/08 京都 11 みやこS G3 ダ1800 115534.2910** 牡9 58.0 小牧太沖芳夫 510
(+2)
1.49.7 1.938.6ロワジャルダン
15/10/06 金沢 10 白山大賞典 G3 ダ2100 12--------2** 牡9 58.0 岩田康誠沖芳夫 508
(--)
2.15.2 0.3----マイネルバイカ
15/08/16 札幌 11 エルムS G3 ダ1700 136835.373** 牡9 58.0 三浦皇成沖芳夫 510
(-10)
1.43.2 0.237.4ジェベルムーサ
15/03/26 名古 10 名古屋大賞典 G3 ダ1900 11--------4** 牡9 58.0 岡部誠沖芳夫 520
(--)
2.03.0 2.2----メイショウコロンボ
14/12/23 名古 10 名古屋GP G2 ダ2500 10--------1** 牡8 57.0 岡部誠沖芳夫 515
(--)
2.43.5 -0.1----ニホンピロアワーズ
14/11/19 浦和 10 浦和記念 G2 ダ2000 11--------9** 牡8 57.0 戸崎圭太沖芳夫 504
(--)
2.10.3 2.5----サミットストーン
14/10/07 金沢 10 白山大賞典 G3 ダ2100 10--------1** 牡8 57.0 岩田康誠沖芳夫 514
(--)
2.12.5 -0.1----サミットストーン
14/07/27 札幌 11 エルムS G3 ダ1700 135713.9611** 牡8 57.0 藤田伸二沖芳夫 500
(-14)
1.44.3 2.438.7ローマンレジェンド
14/07/13 函館 11 マリーンS OP ダ1700 138137.145** 牡8 58.0 藤田伸二沖芳夫 514
(-3)
1.44.0 0.637.7ロイヤルクレスト
14/03/26 名古 10 名古屋大賞典 G3 ダ1900 12--------3** 牡8 57.0 岩田康誠沖芳夫 517
(--)
2.02.3 0.4----ダノンカモン
14/02/13 佐賀 10 佐賀記念 G3 ダ2000 12--------5** 牡8 58.0 岩田康誠沖芳夫 509
(--)
2.10.4 1.0----ランフォルセ
13/12/25 名古 10 名古屋GP G2 ダ2500 12--------5** 牡7 57.0 岡部誠沖芳夫 518
(--)
2.44.7 1.4----シビルウォー
13/11/20 浦和 10 浦和記念 G2 ダ2000 10--------3** 牡7 57.0 岩田康誠沖芳夫 503
(--)
2.09.3 1.7----ランフォルセ
13/10/08 金沢 10 白山大賞典 G3 ダ2100 12--------1** 牡7 57.0 岩田康誠沖芳夫 503
(--)
2.13.6 -0.1----ハタノヴァンクール
13/08/24 函館 11 エルムS G3 ダ1700 13569.952** 牡7 58.0 岩田康誠沖芳夫 508
(+14)
1.42.1 0.136.4フリートストリート
13/07/15 盛岡 10 マーキュリC G3 ダ2000 12--------4** 牡7 57.0 岩田康誠沖芳夫 494
(--)
2.03.4 0.3----ソリタリーキング
13/03/20 名古 9 名古屋大賞典 G3 ダ1900 12--------2** 牡7 57.0 岩田康誠沖芳夫 510
(--)
2.00.5 0.7----ホッコータルマエ
13/02/11 佐賀 11 佐賀記念 G3 ダ2000 12--------2** 牡7 58.0 岩田康誠沖芳夫 495
(--)
2.06.3 0.6----ホッコータルマエ
12/12/24 名古 10 名古屋GP G2 ダ2500 11--------1** 牡6 56.0 岡部誠沖芳夫 508
(--)
2.40.3 -0.1----クラシカルノヴァ

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週末に行われる中央重賞の過去の優勝馬をピックアップして回顧し、競馬の長い歴史の狭間できらめいた馬を紹介する「中央重賞懐古的回顧」。第4回は2010年のエルムS
優勝馬クリールパッションを取り上げる。


重賞級では近頃あまり見受けられなくなった印象があるが、函館・札幌開催で構成される夏の北海道シリーズの競走に毎年照準を合わせてくる、ある種の風物詩とでも言うべき馬が中央競馬には存在する。函館記念札幌記念、ダートならエルムS…あるいは地域色あるオープン特別で走る姿をひとたび見掛ければ、思わず夏を意識する。そんな風鈴や蚊取り線香のような存在の馬に親しみの念を抱くファンも少なくあるまい。

2010年代前半のダート戦線で言えば、エーシンモアオバークリールパッションがそんな存在であった。いつも淡々と逃げる西のエーシンモアオバー、そして末脚堅実な東のクリールパッション。6年連続でエルムSに出走しているこの2騎の獲得賞金額を比較すると前者が後者の2倍近いのだが、こと「エルムSらしい馬」という観点で比べれば6戦全て6着以内にまとめた上で2010年に優勝している後者に軍配が上がるだろう。言うなれば彼は「ミスターエルムS」である。

その2010年のG3・エルムS。中団から絶妙なタイミングで動いた5歳馬クリールパッションが前を行くエーシンモアオバーオーロマイスターを差し切る姿は、早い時期から強豪に揉まれた彼のポテンシャルの高さを示すのに十分だった。2着に敗れたオーロマイスターは、続く南部杯にて当時無敵状態にあったエスポワールシチーを完封する大金星を挙げるのだが、片やクリールパッションは以後29戦するも勝ち星ゼロ、3着が1回あっただけで9歳の秋に競馬場を去ることになる。

エルムS優勝後のクリールパッションが不振に陥った理由はいくつか考えられる。そのうちの最たるものは、彼の競走馬としての“スイートスポット”が小さかったことだろう。

芝スタートのコースではよく立ち遅れる上に器用でも無く、距離は千七・千八がベストで2000mは長いし、同配合のトランセンドが持ち合わせていたような推進力にも乏しい。加えて高速馬場を苦手とするのだが、砂の深い地方交流重賞に活路を見出すにしても適距離の競走は少ない。その中で唯一条件が合いそうな船橋・日本テレビ盃ではG3・1勝の彼は補欠止まりで選出されなかった。G1では一枚足りない実力面も相まって、千七且つ円形コースでコーナーが緩めな札幌のエルムSで彼が最も輝いたのも当然の帰結だった。

それでも通算58戦をひたむきに走り抜き、多くのレースで本賞金ないし出走奨励金を稼いだクリールパッションという馬は、実に馬主孝行であったと言える。ラストランとなった2014年のエルムSでは不得手な雨中の不良馬場で泥にまみれながら馬群を割り、懸命に脚を伸ばして5着に健闘。4年前の王者は、この時単勝最低人気であった。やがて哀しきミスターエルムS。夏らしい馬名を持ち、毎年の北海道シリーズにおける風物詩とも呼べた彼だが、水色を基調とした涼しげなその勝負服には晩夏に抱く感情のような侘しさと哀愁を宿していたように今では思う。

クリールパッション
牡 鹿毛 2005年生
父ワイルドラッシュ 母イマジネーション 母父トニービン
競走成績:中央53戦8勝 地方5戦0勝
主な勝ち鞍:エルムS

(文・古橋うなぎ)

【血統アナリシス】エルムステークス2021 8年ぶりに函館ダート1700mが舞台、Singspielに所縁ある血統に注目 2021年8月7日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はエルムステークス2021・血統予想をお届けします!


今年は東京オリンピックの開催に伴う開催日割の変更があり、エルムSは札幌ダート1700mから函館ダート1700mに舞台を移して施行される。なお、札幌競馬場のスタンド改修工事に伴い、2013年にも当該コースにて代替開催されているため、今年は2013年の結果に重きを置いて考えてみたい。

重馬場として施行された2013年のエルムSは、ストリートセンス産駒の3番人気フリートストリートが勝利。同馬は母の父がIn The Wings直仔のSingspielとなるが、今開催の函館ダート1700mでもメイショウイッコン(母の父In The Wings)やシハーブ(母の父Singspiel)が勝ち馬として名を連ねているため、この血脈のコース相性自体を強調できるところがありそうだ。

スワーヴアラミスは、父ハーツクライ×母ベイトゥベイ(母の父Sligo Bay)。母の父Sligo BayはSingspielの従弟にあたる血統で、父系も同じSadler's Wells系であることから、両馬は近しい血統構成となっている。本馬はマリーンSをハンデ57.5kgで勝利していることからコース実績も申し分なく、直近のレースぶりからは完全に復調したと見て差し支えないだろう。なお、札幌含め、北海道のダート1700mは「2-1-0-0」と底を見せていない。

アメリカンシードは、父Tapit×母Sweet Talker(母の父Stormin Fever)。2013年の代替開催時に逃げて2着と好走したエーシンモアオバーは母の父Rubianoとなるが、本馬の父TapitはRubianoの半妹にあたるTap Your Heelsの産駒。「逃げてこそ」と思わせる戦歴にはエーシンモアオバーを彷彿とさせるものがあり、ここも自分のペースで運べれば十分に重賞制覇のチャンスはありそうだ。

ロードブレスは、父ダノンバラード×母ミステリューズ(母の父ナリタトップロード)。ダノンバラードの母レディバラードは地方ダートグレード競走を2勝した実績を持ち、Singspielの従妹にあたる血統背景もレース傾向からは興味深いものがある。本馬は血統表の5代以内に3本引くHaloらしさを感じさせる機動力があり、20年浦和記念2着の実績からも函館の小回りコースは望むところだろう。


【血統予想からの注目馬】
スワーヴアラミス ③アメリカンシード ⑪ロードブレス

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エーシンモアオバーが引退 種牡馬入り 2016年1月13日(水) 15:08

 2014年の名古屋グランプリなど交流重賞を4勝したエーシンモアオバー(栗東・沖芳夫厩舎、牡10歳、父マンハッタンカフェ、母オレゴンガール)が1月13日付でJRAの競走馬登録を抹消した。通算成績は54戦12勝(うち地方21戦4勝)。獲得賞金は3億9959万7000円(うち地方1億8485万円)。重賞勝ちは2012年名古屋グランプリ・交流GII、2013年白山大賞典・交流GIII、2014年白山大賞典・交流GIII、名古屋グランプリ・交流GII。

 12月23日の名古屋グランプリ5着がラストランとなった。今後は北海道浦河町の栄進牧場で種牡馬となる予定。

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【みやこS】伏兵ロワジャルダンがタイレコードでV! 2015年11月8日() 15:57

 8日の京都11Rで行われた第6回みやこステークス(3歳上オープン、GIII、ダート1800メートル、11頭立て、1着賞金=3700万円、1着馬にチャンピオンズカップの優先出走権)は、浜中俊騎手騎乗の7番人気ロワジャルダン(牡4歳、美浦・戸田博文厩舎)が直線内から鋭く伸びて重賞初制覇を果たした。勝ちタイムは1分47秒8(不良)は、日本レコードタイの好時計。

 人気馬が競り合う展開を、最内から関東の伏兵馬が差し切った。歴戦の古豪を打ち破ったのは、これが重賞初挑戦のロワジャルダン。叩き2戦目で鮮やかな変わり身を見せて、チャンピオンズC(12月6日、中京、GI、ダート1800メートル)の優先出走権を獲得した。

 レースはエーシンモアオバーが出ムチを入れて、ハナを譲ることなく単騎の逃げ。モンドクラッセは2番手に控え、その外にクリノスターオーがつけた。さらにローマンレジェンドアスカノロマンが続き、人気のダノンリバティは中団からの競馬。ハイペースで飛ばすエーシンモアオバーモンドクラッセが並びかけて4コーナーを回るが、直線半ばからは一気に差し馬が台頭する。ローマンレジェンドが抜け出しを図るところに外からカゼノコが猛然と襲いかかるが、さらに最内を突いて伸びてきたのがロワジャルダン。3頭の接戦となったゴール前、わずかに抜けたのが浜中騎手と初コンビを組んだロワジャルダンだった。ウォータクティクスが持つ日本レコードと同タイムという速い決着に対応して、GI切符を獲得している。アタマ差の2着が6番人気のカゼノコ。さらにクビ差の3着が4番人気ローマンレジェンドだった。ダノンリバティは6着に終わっている。

 ロワジャルダンは、父キングカメハメハ、母アグネスショコラ、母の父サンデーサイレンスという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、(有)社台レースホースの所有馬。通算成績は11戦6勝。重賞初勝利。戸田博文調教師、浜中俊騎手ともにみやこSは初勝利。

 初騎乗で殊勲のVに導いた浜中騎手は「ずっと内側でロスなく回って直線を迎えられましたが、外からも(カゼノコが)来ていたので、ゴールしても分からなかったんですが、馬がよく頑張って走ってくれました。ペースが速いと思っていましたが、この馬のリズムを大切にして乗っていました。結果的にその形がうまくはまってくれて、よく走ってくれました。希望を持ってGIへ向かえるので、楽しみです。きょうは、いいメンバーがそろった中で勝つことができました。これからも活躍してくれると思います」と将来性豊かな4歳馬の走りに笑顔を見せていた。

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【エルムS】エーシンモアオバー6年連続参戦で3着2015年8月17日(月) 05:07

 第20回エルムステークス(16日、札幌11R、GIII、3歳上オープン国際(指)、別定、ダ1700メートル、1着本賞金3500万円=出走13頭)エルムSに6年連続で参戦した9歳馬エーシンモアオバーは、マイペースの逃げで粘り腰を見せたものの3着。JRA重賞初制覇は達成できなかったが、「具合がよさそうに感じたし、リズムよく自分の競馬はできた」と三浦騎手。沖調教師は「(地方競馬を含め)51戦目になるが、よく頑張ってくれた。この後は白山大賞典(10月6日、金沢、交流GIII、ダ2100メートル)で3連覇を目指したい」と話した。

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【エルムS】また岩田! ジェベルムーサ重賞初V 2015年8月16日() 15:37

 16日の札幌11Rで行われた第20回エルムステークス(3歳上オープン、GIII、ダート1700メートル、13頭立て、1着賞金=3500万円)は、岩田康誠騎手騎乗の2番人気ジェベルムーサ(牡5歳、美浦・大竹正博厩舎)が後方追走から早めに押し上げ、直線に入って先頭に立つとそのまま押し切ってV。重賞初制覇を果たした。タイムは1分43秒0(稍重)。

 今週も岩田騎手の手綱がメーンを制した。得意のまくり戦法で早めに進出したジェベルムーサが、直線も堂々と押し切って快勝。岩田騎手はCBC賞ウリウリ)、函館記念ダービーフィズ)、函館2歳Sブランボヌール)、レパードSクロスクリーガー)に続き、重賞で騎乗機会5連勝となった。

 レースは、エルムS6度目の参戦となるエーシンモアオバーが積極的にハナを切り、ホッカイドウ競馬のアウヤンテプイが2番手。さらにグレープブランデーが3番手、その外に人気のクリノスターオーがつけた。向こう正面に入ると、後方3番手にいたジェベルムーサが外から進出。みるみるうちに位置取りを上げていき、4コーナーでは2番手に取り付く。クリノスターオーは反応が今ひとつで、伸び切れない。粘るエーシンモアオバーをかわして先頭に立ったジェベルムーサを、ロスなく内から追い上げたグレープブランデーが追撃するが、最後までジェベルムーサが粘り通してクビ差で先着。待望の重賞制覇を果たした。2着は5番人気のグレープブランデー。さらに1馬身1/4差の3着には9歳馬エーシンモアオバーが逃げ粘り、10、11年に続きこのレースで3度目の3着となった。

 ジェベルムーサは、父アグネスタキオン、母アビラ、母の父Rock of Gibraltarという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、(有)キャロットファームの所有馬。通算成績は15戦7勝。重賞初勝利。大竹正博調教師はエルムS初勝利。岩田康誠騎手は2008年フェラーリピサ、12、14年ローマンレジェンドに次いで4勝目。

 重賞5連勝となった岩田騎手は「すごくいい馬に乗せていただいているので、確実に勝ちたいと思っていたし、もっと勝ちたいと思っています。(ジェベルムーサは)落ち着いていました。3戦続けて追い切りに乗せていただいて、1、2走目とは違う追い切りができました。この状態で負けたら仕方ない、というくらいの追い切りができましたし、こういう結果を出せてよかったです。ペースが遅かったですし、3、4コーナーで外を回りたくないので、早かったですが狙い通りのレースができたのはよかったです。(2着馬も)見えていましたが、自分自身必死で、何とか勝てました」と流れる汗をぬぐいながらレースを振り返っていた。

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 名古屋グランプリは2021年まで2500mで行われていたが、昨年より弥富に舞台を移し、2100mで施行されるようになった。2F距離が短くなったが、長距離適性が求められるという意味ででは、それまでと大きく変わらない。またこのレースは、2016年、2017年に地元のカツゲキキトキトが3着に善戦しているものの、地方馬の連対は15年前のレッドストーンまで遡らなくてはならない。ほぼ中央馬の独壇場となっている。

 このレースは白山大賞典同様、過去1年以内、近5走でダ2000m以上のグレードレースを2回以上、連対している馬が最有力。それらの過去10年のこのレースでの成績は【5・1・2・0】と複勝率100%だ。1着の該当馬は、2013年のシビルウォー、2015年と2016年のアムールブリエ、2019年のデルマルーヴル、2020年のマスターフェンサー。2着の該当馬は、2016年のケイティブレイブ。3着の該当馬は、2018年のグリム、2022年のラーゴムだ。

 さらに同年10月以降の近2走で、2000m以上の中央のオープンやリステッド、ダートグレードに出走し、ともに3着以内だった馬も有力。ただし、近2走のどちらかで0.8秒以上負けていた2013年のランフォルセエーシンモアオバー、2015年のソリタリーキングは4~5着に敗れているので、近2走とも0.7秒差以内という条件を加えたい。

 同年10月以降の近2走で、ダ2000m以上の中央の古馬オープン、リステッド及びダートグレードに出走し、ともに3着以内かつ着着0.8秒差以内だった馬の過去10年の成績は、【3・2・1・0】となる。1着の該当馬は、2013年のシビルウォー、2020年のマスターフェンサー、2021年のヴェルテックス。2着の該当馬は、2016年のケイティブレイブ、2020年のロードゴラッソ。3着の該当馬は、2018年のグリムだ。

 また軽斤量で出走できる同年の東京ダービーの勝ち馬、中央の古馬のオープンやリステッド及び、ダートグレードで連対実績のある3歳馬も有力。ただし、3歳馬だけに直前の勢いも重要。遡ると前走で5着以下に敗れていた、2012年のトリップや2011年のボレアスは、このレースでは大敗している。前走でチャンピオンズカップに出走なら、2010年のマカニビスティーのように大敗からでも巻き返す場合があるが、それ以外のレースであれば評価を下げたい。

 チャンピオンズカップを除く、前走で4着以内の東京ダービーの勝ち馬、中央の古馬のオープンやリステッド及び、ダートグレードで連対実績がある馬の過去10年の成績は、【3・1・0・0】で連対率100%となる。1着の該当馬は、2018年のチュウワウィザード、2019年のデルマルーヴル、2022年のペイシャエス。2着の該当馬は、2016年のケイティブレイブである。

 その他、JBCクラシックチャンピオンズカップ東京大賞典路線を表路線とするならば、白山大賞典浦和記念名古屋グランプリは裏路線。よって、このレースは白山大賞典浦和記念を経由した馬が多く出走してくるが、裏路線で活躍した馬よりも、表路線で脱落して、東京大賞典への出走権が得られずに、ここへ出走してくる馬たちの活躍の方が目立っている。つまり、前走でチャンピオンズカップ(旧JCダート)に出走して敗れた馬である。

 しかし、前走でチャンピオンズカップ(旧JCダート)に出走していても、あまりに負け過ぎた馬はここでも巻き返せていない。実際に2018年のチャンピオンズカップで12着(着差1.6秒)に敗れたセンチュリオンは、このレースで4着に敗れている。このことから前走でチャンピオンズカップに出走していた馬は、着差1.5秒以内であることを条件で狙いたい。

 それらの過去10年のこのレースでの成績は【1・3・1・0】である。1着の該当馬は、2018年のメイショウスミトモ。2着の該当馬は、2014年と2015年のニホンピロアワーズ、2018年のミツバ。3着の該当馬は、2013年のナイスミーチュー。遡れば2011年のニホンピロアワーズチャンピオンズカップ9着(着差0.7秒)からの巻き返しである。

 一方、裏路線でもっとも格が高い同年の浦和記念で、3角2番手以内だった馬も活躍している。浦和記念はコース形態上、例年ハイペースになるだけに、そこで前へ行った馬をペースに緩みが生じやすいこの舞台で狙うというのは有効策のはず。ただし、2011年に古馬ダートグレードで優勝実績がなかったボレアスが6着、2014年にグランディオーソが4着に敗れていることから、それまでにダートグレード勝ちの実績があることを条件で狙いたい。

 すると過去10年のこのレースでの成績は、【3・2・1・1】となる。1着の該当馬は、2013年のシビルウォー、2014年のエーシンモアオバー、2021年のヴェルテックス。2着の該当馬は、2016年のケイティブレイブ、2018年のグリム。3着の該当馬は、2022年のラーゴム。唯一の4着以下は2014年のランフォルセで、同馬こそ4着に敗れたが、遡れば2011年、2012年に前記に該当していたエーシンモアオバーが2着、1着と好走している。

 穴馬候補はグレードレースで以外の前走でも逃げて、今回でも逃げることに成功した馬たちだ。2013年に前走のJRAオープンのBSN賞を逃げて1着のトウショウフリークがこのレースで5番人気で2着、遡れば2011年に前走のJRAオープンのベテルギウスSを逃げて8着だったエーシンモアオバーが4番人気で2着。2006年に前走の東海菊花賞で逃げて2着のレッドストーンがこのレースで6番人気で優勝と、とにかく人気薄での好走が目立っているので、該当馬がいれば一考の価値がある。

 また勝ち切るまでは難しいにせよ、地方馬に用意された名古屋グランプリの前哨戦である、同年の東海菊花賞の連対馬が穴を開けている。2016年、2017年のこのレースで3着だったカツゲキキトキトも、2007年に5番人気で2着入線したチャンストウライも、14年前に優勝したレッドストーンも同年の東海菊花賞の連対馬だ。それらが人気がないようであれば、ヒモ穴に加えてみるのもアリだ。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・過去1年以内、近5走で2000m以上のダートグレードを2回以上、連対している馬。
 ・同年10月以降の近2走ともダ2000m以上の中央のオープン、リステッド及びダートグレードに出走し、ともに3着以内(着差0.8秒差以内)だった馬。
 ・同年の東京ダービーの勝ち馬や中央の古馬のオープンやリステッド、ダートグレードで連対実績のある3歳馬。(チャンピオンズカップを除く前走で4着以内が条件)
 ・前走で同年のチャンピオンズカップに出走し、着差1.5秒差以内だった馬)。
 ・同年の浦和記念で3角2番手以内だった馬(それまでに古馬相手のダートグレード勝ちの実績があることが条件)。

 ●穴馬候補
 ・前走、格下のレースで逃げて、今回も逃げると推測される馬。
 ・同年の東海菊花賞の連対馬。


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2023年3月15日(水) 10:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~名古屋大賞典2023~
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 今年の名古屋大賞典は“土古”の愛称で親しまれた旧・名古屋競馬場から弥富市に移転して初めての実施となる。また今年から距離1900mから2000mに変更されるが、これによる大きな傾向の変化はないだろう。これまでのようにこの後のマーチSでハンデを背負わされることを嫌って、ここへ出走してくる実績馬vs佐賀記念の上位馬の対戦図式になると見ている。

 前記したように主に実績馬vs佐賀記念の上位馬の対戦図式になるこのレースだが、佐賀記念の上位馬は、相手がGⅠ、GⅡ(JpnⅠ、JpnⅡ)の上位馬となるとさすがに分が悪い。

 実際に過去1年以内に距離2000m以上のJpnⅠで3着以内の実績がある馬の過去10年のこのレースでの成績は【1・2・0・1】。1着の該当馬は、2022年のクリンチャー。2着の該当馬は、2014年のソリタリーキング、2018年のミツバ。唯一の4着以下は、2017年の川崎記念の優勝馬オールブラッシュ(5着】だが、この年はドバイワールドカップを目指す馬が多く、川崎記念のレベルがかなり低かった。

 その他、前走でダートグレード以外に出走していた前年の9月以降の牡馬混合の古馬GⅡ、JpnⅡで3着以内だった馬も有力で、過去10年のこのレースでの成績は【4・3・2・2】。1着の該当馬は、2013年のホッコータルマエ、2017年のケイティブレイブ、2019年のグリム、2020年のロードゴラッソ。2着の該当馬は、2013年のエーシンモアオバー、2014年のソリタリーキング、2020年のアングライフェン、2022年のケイアイパープル。3着の該当馬は、2014年のエーシンモアオバー、2021年のロードブレス

 4着以下だったのは、2015年のエーシンモアオバー、2018年のメイショウスミトモであるが、同馬は発馬後の落馬で競走中止したもの。基本的には信頼できる。

 さらに前年のジャパンダートダービーやレパードSの連対馬の成績も優秀。前年のジャパンダートダービー連対馬の過去10年のこのレースでの成績は【2・0・0・1】。1着の該当馬は、2017年のケイティブレイブ、2018年のサンライズソアレパードS連対馬のこのレースでの過去10年の成績は、【3・1・0・1】。1着の該当馬は、2013年のホッコータルマエ、2017年のケイティブレイブ、2019年のグリム。2着の該当馬は、2015年のアジアエクスプレス

 前年のジャパンダートダービーとレパードSでともに連対しながらもこのレースで4着以下だったのは、2012年のボレアス(4着)だが、同馬は前走の名古屋グランプリで3.7秒差の6着と大敗していた。このレースで連対したジャパンダートダービーやレパードSの連対馬は、前走でダートグレード3着以内か、フェブラリーSで善戦(0.5秒差・6着)の条件を満たしていた。4歳時は成長期だからこそ、勢いを失っている馬は狙いにくい。

 また、前走の佐賀記念で連対していた馬は今回で取りこぼすこともあるが、4角先頭だった馬は活躍している。過去10年のこのレースでの成績は【2・2・2・0】。1着の該当馬は、2013年のホッコータルマエ、2021年のクリンチャー。2着の該当馬は、2019年のヒラボクラターシュ、2022年のケイアイパープル。3着の該当馬は、2014年のエーシンモアオバー、2020年のナムラカメタローである。前記のエーシンモアオバー佐賀記念4着からの上位入線。佐賀は馬場がタフなので、前から上位入線している上位入線している時点で、その成績よりも高い評価ができる。

 最後に穴パターン。このレースは過去10年で1番人気が6勝8連対と、あまり荒れない傾向だが、近走成績の悪い休養明けの馬が何度か穴を開けている。ダイシンオレンジが2012年、2013年と4番人気以下で2度馬券に絡んでいるが、同馬は佐賀記念が休養明けで、前走では1.0秒以上大敗していた。このように休養させたことで復活することもあるもの。ただし、このパターンは調教施設が充実しているJRA所属馬に限っての傾向なのでご注意を!!


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・過去1年以内に牡馬混合の古馬GⅠ、JpnⅠで3着以内の実績がある馬。
 ・前走でダートグレード以外に出走していた馬を除く、前年9月以降の牡馬混合の古馬GⅡ、JpnⅡで3着以内の実績馬。
 ・前年のジャパンダートダービーか、レパードSで連対していた馬(前走でダートグレード3着以内か、フェブラリーSで0.5秒差以内の善戦が条件)。
 ・前走の佐賀記念で4角先頭だった馬。

 ●穴馬候補
 ・前走で1.0秒以上大敗の休養明けのJRA所属馬。

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2022年12月7日(水) 10:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~名古屋グランプリ2022~
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 名古屋グランプリは、芝よりも持久力が必要なダートで有馬記念と同距離2500mを走るステイヤー決定戦だったが、今年からは2F距離が短くなり、ダ2100mで施行される。これによる影響はそこまで大きくないだろう。またこのレースは、2016年、2017年に地元のカツゲキキトキトが3着に善戦しているものの、地方馬の連対は14年前のレッドストーンまで遡らなくてはならない。ほぼ中央馬の独壇場となっている。

 ダ2100m戦になっても、白山大賞典がそうであるように、長距離適性がとても重要。過去1年以内、近5走でダ2000m以上のグレードレースを2度以上、連対している馬が最有力で、それらの過去10年の成績は【5・2・1・0】。1着の該当馬は、2013年のシビルウォー、2015年、2016年のアムールブリエ、2019年のデルマルーヴル、2020年のマスターフェンサー。2着の該当馬は2016年のケイティブレイブ、3着の該当馬は2018年のグリムだ。

 さらに同年10月以降の近2走で、2000m以上の中央のオープンやリステッド、ダートグレードに出走し、ともに3着以内だった馬も有力。ただし、近2走のどちらかで0.8秒以上負けていた2013年のランフォルセエーシンモアオバー、2015年のソリタリーキングは4~5着に敗れているので、近2走とも0.7秒差以内という条件を加えたい。

 同年10月以降の近2走で、ダ2000m以上の中央のオープン、リステッド及びダートグレードに出走し、ともに3着以内かつ着着0.8秒差以内だった馬の過去10年の成績は、【3・2・1・0】となる。1着の該当馬は、2013年のシビルウォー、2020年のマスターフェンサー、2021年のヴェルテックス。2着の該当馬は、2016年のケイティブレイブ、2020年のロードゴラッソ。3着の該当馬は、2018年のグリム。

 また軽斤量で出走できる同年の東京ダービーの勝ち馬、中央の古馬のオープンやリステッド及び、ダートグレードで連対実績のある3歳馬も有力。ただし、3着馬だけに直前の勢いも重要で、前走で5着以下に敗れていた2012年のトリップや遡ってボレアスは、このレースでは大敗している。前走でチャンピオンズカップに出走なら、2010年のマカニビスティーのように大敗からでも巻き返す場合があるが、それ以外のレースであれば狙い下げたいもの。

 3歳馬は東京ダービーの勝ち馬、中央の古馬のオープンやリステッド及び、ダートグレードで連対実績のある、チャンピオンズカップを除く前走で4着以内ということを条件で狙いたい。それらの過去10年のこのレースでの成績は【2・1・0・0】。1着の該当馬は、2018年のチュウワウィザード、2019年のデルマルーヴル、2着の該当馬は、2016年のケイティブレイブである。

 その他、JBCクラシックチャンピオンズカップ東京大賞典路線を表路線とするならば、白山大賞典浦和記念名古屋グランプリは裏路線。よって、このレースは白山大賞典浦和記念を経由した馬が多く出走してくるが、裏路線で活躍した馬よりも、表路線で脱落して、東京大賞典への出走権が得られずに、ここへ出走してくる馬たちの活躍の方が目立っている。つまり、前走でチャンピオンズカップ(旧JCダート)に出走して敗れた馬である。

 しかし、前走でチャンピオンズカップ(旧JCダート)に出走していても、あまりに負け過ぎた馬はここでも巻き返せていない。実際に2018年のチャンピオンズカップで12着(着差1.6秒)に敗れたセンチュリオンは、このレースで4着に敗れている。このことから前走でチャンピオンズカップに出走していた馬は、着差1.5秒以内であることを条件で狙いたい。

 それらの過去10年のこのレースでの成績は【1・3・1・0】である。1着の該当馬は、2018年のメイショウスミトモ。2着の該当馬は、2014年、2015年のニホンピロアワーズ、2018年のミツバ。3着の該当馬は、2013年のナイスミーチュー。遡れば2011年のニホンピロアワーズチャンピオンズカップ9着(着差0.7秒)からの巻き返しである。

 一方、裏路線でもっとも角が高い同年の浦和記念で連対した馬だ。浦和記念で連対した馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・1・3・1】。1着の該当馬は、2012年のエーシンモアオバー、2013年のシビルウォー。2着の該当馬は、2017年のケイティブレイブ。3着の該当馬は、2018年のグリム、2019年のアナザートゥルース。唯一の4着以下は2014年のランフォルセで、同馬こそ4着に敗れたが、基本的には信頼できる。

 他では前走の浦和記念で逃げた馬。それらの過去10年のこのレースでの成績は、【2・1・0・0】と連対率100%だ。該当馬は全てエーシンモアオバーだが、浦和記念はコース形態上、例年ハイペースになるだけに、そこで逃げた馬を、長距離戦でペースに緩みが生じるこの舞台で狙うというのは有効策のはず。

 穴馬候補は、グレードレースで以外の前走でも逃げて、今回でも逃げることに成功した馬たちだ。2013年に前走のJRAオープンのBSN賞を逃げて1着のトウショウフリークがこのレースで5番人気で2着、遡れば2006年に前走の東海菊花賞で逃げて2着のレッドストーンがこのレースで6番人気で優勝と、とにかく人気薄での好走が目立っているので、該当馬がいれば一考の価値がありそうだ。

 また勝ち切るまでは難しいにせよ、地方馬に用意された名古屋グランプリの前哨戦である、同年の東海菊花賞の連対馬が穴を開けている。2016年、2017年のこのレースで3着だったカツゲキキトキトも、2007年に5番人気で2着入線したチャンストウライも、14年前に優勝したレッドストーンも同年の東海菊花賞の連対馬だ。それらが人気がないようであれば、ヒモ穴に加えてみるのもアリだ。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・過去1年以内、近5走で2000m以上のグレードレースを2度以上、連対している馬。
 ・同年10月以降の近2走ともダ2000m以上の中央のオープン、リステッド及びダートグレードに出走し、ともに3着以内(着差0.8秒差以内)だった馬。
 ・同年の東京ダービーの勝ち馬や中央の古馬のオープンやリステッド、ダートグレードで連対実績のある3歳馬。(チャンピオンズカップを除く前走で4着以内が条件)
 ・前走で同年のチャンピオンズカップに出走し、着差1.5秒差以内だった馬)。
 ・同年の浦和記念の連対馬。
 ・同年の浦和記念で逃げた馬。

 ●穴馬候補
 ・前走、格下のレースで逃げて、今回も逃げると推測される馬。
 ・同年の東海菊花賞の連対馬。

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2022年10月3日(月) 14:25 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~白山大賞典2022年~
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 白山大賞典は金沢競馬場で行われる唯一のダートグレード競走。かつてブリーダーズゴールドカップが牡馬混合のJpnⅡで行われていた頃は、同レースの3着以内馬がここで結果を出し、JBCクラシックへ向かう馬が多かったが、近年はどちらかと言うと浦和記念に繋がるレースとなっている。つまり、以前ほど実績馬が集いにくくなっていると言える。

 白山大賞典浦和記念に繋がるレースであることを証明するかのように、前年の白山大賞典浦和記念ともに3着以内だった馬は有力。それらの過去10年の成績は【3・0・0・0】と、頭数は少ないが勝率100%である。該当馬は2013年-2014年のエーシンモアオバーと2018年のグリムだ。

 また新興勢力の活躍が目立ち、近2走でJRAの距離1700m以上のダートグレードで連対実績がある馬も有力。それらの過去10年の成績は【6・2・1・0】と複勝率100%だ。1着の該当馬は、2012年のニホンピロアワーズ、2013年のエーシンモアオバー、2016年のケイティブレイブ、2017年のインカンテーション、2018年のグリム、2021年のメイショウカズサ。2着の該当馬は、2018年のセンチュリオン、2019年のデルマルーヴル。3着の該当馬は、2021年のスワーヴアラミスで出走してくれば信頼できる。

 また、全日本2歳優駿、ジャパンダートダービーなどJpnⅠで連対実績のある3歳馬も活躍。それらの過去10年の成績は【1・1・1・0】。1着の該当馬は2016年のケイティブレイブ、2着の該当馬は2019年のデルマルーヴル、3着の該当馬はノーヴァレンダ。遡れば2010年のこのレースの3着馬コスモファントムも前記に該当していた。3歳馬は斤量52Kgの優位性があるので、やはり有利と言える。

 他では前走で大井の東京記念を3角先頭だった馬も、過去10年で【0・2・0・0】と活躍している。該当馬は、2014年のサミットストーン、2017年のカツゲキキトキトだ。他地区の地方馬が出走してくることはそう多くもないが、該当馬が出走していれば有力ということになる。

 さて、今度は穴馬を紹介。ダートグレードでの穴馬といえば地方馬だが、このレースで連対した地方馬は、地元のトップクラスが集う同年の百万石賞(ダ2300m)か東京記念(ダ2400m)で連対しているという共通項があった。2013年のナムラダイキチ、2014年のサミットストーン、2017年-2018年のカツゲキキトキト、さらに遡って2010年のジャングルスマイル、2006年のビッグドンが前記に該当する。

 ナムラダイキチ、ジャングルスマイル、ビッグドンは主に金沢のトップクラスが集う百万石賞の連対馬。サミットストーンやカツゲキキトキトは主に南関東のトップクラスが集う東京記念の連対馬だ。ナムラダイキチのように何度も大差勝ちで連勝していたり、サミットストーンのようにダートグレードでの実績があると、このレースでも上位人気に支持される。

 しかし、前記条件を満たしながらも、勝ち方が地味であったり、ダートグレードの実績がないと人気になりにくい。カツゲキキトキトの過去2年ともに5番人気。ジャングルスマイルは5番人気、ビッグドンは7番人気だ。ただし、百万石賞は2016年より、距離2100mに変更。金沢は長距離番組が多いことが魅力だったが、それが少なくなったことで、ステイヤーが育たなくなってきているのも事実。近年、金沢勢の活躍が見られないのは、その影響もありそうだ。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・前年の白山大賞典浦和記念ともに3着以内の実績馬。
 ・近2走でJRAの1700m以上のダートグレードで連対していた馬。
 ・同年のジャパンダートダービーの連対馬。
 ・前走東京記念に出走し、3角先頭だった馬。


 ●穴馬候補
 ・地方で行われる距離2300m~2400mの同年の古馬重賞連対馬。
  (現在は、東京記念が該当)

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2022年3月8日(火) 13:55 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~名古屋大賞典2022~
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 今年の名古屋大賞典は、移転により、「土古競馬」で親しまれ73年間続いた現在の名古屋競馬場で実施される最後の重賞となる。名古屋大賞典は後にJRAで行われるマーチSがハンデ戦のため、実績馬がハンデを背負わされることを嫌って、ここへ出走してくることも少なくない。2011年には前年のGⅠ、JpnⅠで5勝を挙げたエスポワールシチーがここから始動したことがあった。

 主な対戦図式は、実績馬vs佐賀記念の上位馬。佐賀記念の上位馬のこのレースでの成績も悪くはないが、相手がGⅠ、GⅡ(JpnⅠ、JpnⅡ)の上位馬となるとさすがに分が悪い。2017年の川崎記念の優勝馬オールブラッシュこそ、このレースで人気を背負って馬群に沈んだが、この年はドバイワールドカップを目指す馬が多く、川崎記念のレベルがかなり低かった。そもそも川崎記念は直後にフェブラリーS、その先にドバイワールドC、近年はさらにサウジCが控えていることもあり、他の牡馬混合の古馬GⅠ(JPNⅠ)と比べるとメンバーが手薄になることが多い。

 このことから川崎記念の3着以内馬に関しては過信禁物だが、その他の牡馬混合の古馬GⅠ、GⅡ(JpnⅠ、JpnⅡ)で3着以内の実績があれば、ここで通用している。実際に過去1年以内に川崎記念以外の牡馬混合の古馬GⅠで3着以内の実績がある馬のこのレースでの成績は、過去10年で【0・2・0・0】。該当馬は、2014年のソリタリーキング、2018年のミツバ。2頭とも2着なのはたまたまだろう。遡れば、2009年のスマートファルコンや2011年のエスポワールシチーが優勝している。2010年のアドマイヤズバルは2着、2009年のメイショウトウコンは3着だった。

 その他、前年の9月以降の距離2000m以上の牡馬混合の古馬GⅡ、JpnⅡで3着以内だった馬も有力で、過去10年のこのレースでの成績は【4・3・2・2】。1着の該当馬は、2012年のニホンピロアワーズ、2017年のケイティブレイブ、2019年のグリム、2020年のロードゴラッソ。2着の該当馬は、2013年のエーシンモアオバー、2014年のソリタリーキング、2020年のアングライフェン。3着の該当馬は、2014年のエーシンモアオバー、2021年のロードブレス。4着以下だったのは、2015年のエーシンモアオバーと2018年のメイショウスミトモであるが、同馬は発馬後の落馬で競走中止したもの。基本的には信頼できる。

 さらに前年のジャパンダートダービーレパードSの連対馬の成績も優秀。前年のジャパンダートダービー連対馬のこのレースでの過去10年の成績は、【2・0・0・1】。1着の該当馬は、2017年のケイティブレイブ、2018年のサンライズソアレパードS連対馬のこのレースでの過去10年の成績は、【3・1・0・1】。1着の該当馬は、2013年のホッコータルマエ、2017年のケイティブレイブ、2019年のグリム。2着の該当馬は、2015年のアジアエクスプレス

 前年のジャパンダートダービーレパードSでともに連対しながらもこのレースで4着以下だったのは、2012年のボレアス(4着)だが、同馬は前走の名古屋グランプリで3.7秒差の6着と大敗していた。このレースで連対したジャパンダートダービーレパードSの連対馬は、前走でダートグレード3着以内か、フェブラリーSで善戦(0.5秒差・6着)の条件を満たしていた。4歳時は成長期だが、勢いを失っている馬は狙いにくい。

 また、前走の佐賀記念で連対していた馬は今回で取りこぼすこともあるが、4角先頭だった馬は活躍している。このレースでの過去10年の成績は【2・1・2・0】。1着の該当馬は、2013年のホッコータルマエ、2021年のクリンチャー。2着の該当馬は、2019年のヒラボクラターシュ。3着の該当馬は、2014年のエーシンモアオバー、2020年のナムラカメタローである。前記のエーシンモアオバー佐賀記念4着からの上位入線。佐賀は馬場がタフなので、前から上位入線している上位入線している時点で、その成績よりも高い評価ができる。

 最後に穴パターン。このレースは過去10年で1番人気が6勝8連対と、あまり荒れない傾向だが、近走成績の悪い休養明けの馬が何度か穴を開けている。ダイシンオレンジが2012年、2013年と4番人気以下で2度馬券に絡んでいるが、同馬は佐賀記念が休養明けで、前走では1.0秒以上大敗していた。このように休養させたことで復活することもあるもの。ただし、このパターンは調教施設が充実しているJRA所属馬に限っての傾向なのでご注意を!!


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・過去1年以内に、川崎記念を除く牡馬混合の古馬GⅠ(JPNⅠ)で3着以内の実績がある馬。
 ・昨年9月以降の居地2000m以上の牡馬混合の古馬GⅡ、jpnⅡで3着以内の馬。
 ・前年のジャパンダートダービーか、レパードSで連対していた馬(前走でダートグレード3着以内か、フェブラリーSで0.5秒差以内の善戦が条件)
 ・前走の佐賀記念で4角先頭だった馬。

 ●穴馬候補
 ・前走で1.0秒以上大敗の休養明けのJRA所属馬。

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2021年12月22日(水) 10:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~名古屋グランプリ2021~
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 名古屋グランプリは、芝よりも持久力が必要なダートレースで有馬記念と同距離2500mを走るステイヤー決定戦。ダートグレード最長距離のこのレースは、2016年、2017年は地元のカツゲキキトキトが2007年のチャンストウライ以来の3着入線を果たし、レースを盛り上げてくれたものの、ほぼ中央勢の独壇場。地方馬の連対は13年前のレッドストーンまで遡らなくてはならない。

 最長距離のレースだけに、長距離適性がとても重要。過去1年以内、近5走でダ2000m以上のグレードレースを2度以上、連対している馬が最有力で、それらの過去10年の成績は【5・2・1・0】。1着の該当馬は、2013年のシビルウォー、2015年、2016年のアムールブリエ、2019年のデルマルーヴル、2020年のマスターフェンサー。2着の該当馬は2016年のケイティブレイブ、3着の該当馬は2018年のグリムだ。2019年のデルマルーヴルのように、近走は善戦止まりでも、長距離戦のここで優勝するパターンも少なくない。

 さらに同年10月以降にレースを使われていることが条件で、近2走ともダ2000m以上の中央のオープン特別及び、リステッド競走か、ダートグレードで3着以内だった馬も有力で、それらの過去10年の成績は【3・2・1・3】。1着の該当馬は、2012年のエイシンモアオバー、2013年のシビルウォー、2020年のマスターフェンサー。2着の該当馬は、2016年のケイティブレイブ、2020年のロードゴラッソ。3着の該当馬は、2018年のグリム

 4着以下は、2013年のランフォルセ(4着)、エーシンモアオバー(5着)。2015年のソリタリーキング(4着)だが、近2走のどちらかで0.8秒差以上も負けているという共通項があった。近2走のどちらかで0.8秒差負けていないことが条件で、前記の馬を狙いたい。

 また、JBCクラシックチャンピオンズカップ東京大賞典路線を表路線とするならば、白山大賞典浦和記念名古屋グランプリは裏路線。よって、白山大賞典浦和記念を経由した馬が多く出走して来る。GⅡの浦和記念組が有力だが、それ以上に表路線の脱落組の活躍が目立つ。表路線の脱落組というのは、前走チャンピオンズカップで凡退して、東京大賞典への出走権が得られずに、ここへ出走してくる馬たちだ。

 同年のチャンピオンズカップ(旧ジャパンCダート)に出走していた馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・3・1・1】。1着の該当馬は、2011年のニホンピロアワーズ、2018年のメイショウスミトモ。2着の該当馬は、2014年、2015年のニホンピロアワーズ、2018年のミツバ。3着の該当馬は、2013年のナイスミーチュー。唯一の4着以下は、2018年のセンチュリオン(4着)。

 しかし、センチュリオンチャンピオンズカップで1.6秒差(12着)と大敗していた馬。あまりに負け過ぎていると巻き返せないが、そうでなければ連下として信頼できる。また、前記の該当馬には、ダ2000m以上のグレードレースで連対実績があったのもポイントだ。

 次いで有力なのは、同年の浦和記念で連対した馬。浦和記念で連対した馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・1・3・1】。1着の該当馬は、2012年のエーシンモアオバー、2013年のシビルウォー。2着の該当馬は、2017年のケイティブレイブ。3着の該当馬は、2018年のグリム、2019年のアナザートゥルース。唯一の4着以下は2014年のランフォルセで、同馬こそ4着に敗れたが、基本的には信頼できる。

 他では前走の浦和記念で逃げた馬。それらの成績は、過去10年で【2・1・0・0】だ。該当馬は、全てエーシンモアオバーだが、浦和記念は例年ハイペースになるだけに、そこで逃げた馬を、長距離戦でペースに緩みが生じるこの舞台で狙うというのは有効策のはず。

 さらに2013年に前走のJRAオープンのBSN賞を逃げて1着のトウショウフリークがこのレースで5番人気で2着、遡れば2006年に前走の東海菊花賞で逃げて2着のレッドストーンがこのレースで6番人気で優勝と、とにかく人気薄での好走が目立つのは、前走でも逃げて、今回でも逃げることに成功した馬たちだ。前走がダートグレードでない場合は人気にならないので、穴馬候補としてお勧めしたい。

 また、勝ち切るまでは難しいにせよ、同年の東海菊花賞の連対馬が穴を開けている。2016年、2017年のこのレースで3着だったカツゲキキトキトも、2007年に5番人気で2着入線したチャンストウライも、13年前に優勝したレッドストーンも同年の東海菊花賞の連対馬だ。東海菊花賞は地方馬に用意された名古屋グランプリの前哨戦。地方馬は東海菊花賞組しか通用していないので、人気がないようであれば、ヒモ穴に加えても損はない。

 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・過去1年以内、近5走でダ2000m以上のグレードレースを2度以上、連対している馬。
 ・同年10月以降にレースを使われていることが条件で、近2走ともダ2000m以上の中央のオープン特別及びリステッド競走か、ダートグレードで3着以内だった馬。
 ・ダ2000m以上のグレードレースで連対実績がある、同年のチャンピオンズカップに出走馬。
  (チャンピオンズCで1.6秒以上、負けていないことが条件)
 ・同年の浦和記念の連対馬
 ・同年の浦和記念で逃げた馬。

 ●穴馬候補
 ・前走、格下のレースで逃げて、今回も逃げられる馬。
 ・同年の東海菊花賞の連対馬。

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エーシンモアオバーの口コミ


口コミ一覧

白山大賞典の予想

 山崎エリカ 2015年10月6日(火) 10:58

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エーシンモアオバーの逃げならば、勝つのは強い馬
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白山大賞典は、2011年に金沢で行われるJBCを見据えて、総賞金、1着賞金は増額されましたが、昨年から2010年度賞金に減額。今年は更に1着賞金が引き下げられました。この影響もあって、JRAの賞金上位の有力馬が次々と回避。しかしながら、今回で4度目の挑戦で、今年は3連覇が掛かるエイシンモアオバーに、そのライバル的存在のソリタリーキング、そしてハイレベル5歳世代のソロルが出走してきます。

本来ならば、高齢のエイシンモアオバーやソリタリーキングと、現5~6歳世代の勢力図が入れ替わらなければならないところですが、6歳世代はホッコータルマエだけが活躍しているだけで全体的には不作、5歳世代はここへ来て総体的に伸びを欠いている感があります。それに対して、7~9歳世代が少しづつ衰えながらもしぶとく抵抗しているのが現状です。それは今年のJRA・エルムSの結果からも窺い知れるでしょう。

当然、エーシンモアオバーにも3連覇のチャンスがありますが、今回は休養明けの前走エルムS・3着と好走した後の一戦で、過去3年よりも重い斤量58㎏を背負います。特に逃げ馬は、斤量が増えると出脚が鈍るので、条件としてはあまり好ましくないのですが、他にレースメイクできる逃げ馬がいないという意味では恵まれたと言えるでしょう。

エーシンモアオバー&岩田Jのコンビで逃げるならば、これまでのように前半はゆっくりと、しかし、2コーナー過ぎてから一気のペースの引き上げで後続の決め手を封じる策に出るはず。早めにペースを引き上げると、当然、能力のある馬が上位を独占するはずなので、予想はスンナリと決まりました。当たりますように! (^人^)オネガイ


http://nar.umanity.jp/coliseum/coliseum_view.php?user_id=3100000007&race_id=2015100622140410&r

 浪花のクマ 2015年8月16日() 21:48
エルムS 予想結果
閲覧 198ビュー コメント 0 ナイス 2

岩田、重賞騎乗機会5連勝!


エーシンモアオバー が逃げ、グレープブランデー が追走
3角手前から、ジェベルムーサ が後方から一気に、先頭
集団に・・直線半ばで先頭に、猛然と迫る、グレープ
ブランデーを振り切って重賞初勝利!
岩田Jの好判断が勝利を呼びましたね・・鮮やか!

札幌 11r エルムステークス(G?)
? ▲ ジェベルムーサ
? ☆ グレープブランデー
? ー エーシンモアオバー
? 〇 クリノスターオー
? △ ソロル
? ◎ カチューシャ

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 やすの競馬総合病院 2015年8月16日() 18:16
関屋記念・エルムS・フェニックス賞・コスモス賞・阿蘇S・...
閲覧 218ビュー コメント 0 ナイス 2

☆フェニックス賞の感想☆
12.1-10.4-11.1-11.6-12.2-11.9
(レースの上がり3F35.7)

1着コウエイテンマ
2着オフクヒメ
3着タイセイパルサー

前傾ラップからの持久力勝負になったのもあってか、5番手追走でじっくり構えてたコウエイテンマが直線で突き抜けて5馬身差の圧勝でしたね~。
距離短縮やカジノドライヴ産駒っていうのがどうかな~と思ってたけど、中京2歳Sで5着と健闘してた馬なのもあってか、ここでは力が1枚違ってたのかもしれませんね。

馬券結果
馬券は買いませんでしたが、新システムの予想結果は馬連3・6・7 BOXが外れて-1500Pでした。


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☆コスモス賞の感想☆
12.7-12.3-12.7-12.5-12.4-12.4-12.0-11.8-12.4
(レースの上がり3F36.2)

1着ラヴアンドポップ
2着マイネルサグラ
3着シャクンタラー

2番手追走の7番人気ラヴアンドポップが逃げたマイネルサグラをゴール前で捕まえて勝ちました。

上がりのかかるレースになりましたけど、このレースは先行馬が強いというデータ通り、前に行った馬が1・2着でした。

ラヴアンドポップは新馬戦から斤量3kg増やし、アドマイヤムーン産駒で距離もどうかな~と思ったけどしぶとく頑張って勝ち切りましたね。

馬券結果
馬券は買いませんでしたが、新システムの予想結果は馬連2・3・8・12 BOXが外れて-3000Pでした。


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☆阿蘇Sの感想☆
6.8-10.6-11.8-13.1-12.8-11.6-11.6-11.9-12.4
(レースの上がり3F35.9)

1着ヴァンヌーヴォー
2着キクノソル
3着ランウェイワルツ

ハンデ戦とはいえ、ここはさすがにキクノソルとランウェイワルツの力が少し抜けてるのかな~と思ったら、長い期間ずっと凡走続きだった10番人気のヴァンヌーヴォーが5馬身差の圧勝!

後方にいたヴァンヌーヴォーが早めに動いて行って3コーナー手前ではもう先頭に立ってて、積極的というか無茶かな~と思ったんですが、上がり3F35.9でまとめて失速するどころか逆に突き放してましたからね~。

10番人気馬の競馬とはとても思えない秋山の鮮やかすぎる手綱さばきに驚きました。

馬券結果
宣言通り、キクノソルの単勝を買いましたが2着でハズレ・・・。
2着でも5馬身差つけられちゃったらもう参った!と言うしかなかったです(笑)
単勝買っちゃったんで新システムとは呼べませんが、予想結果は-3000Pでした。


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☆エルムSの感想☆
6.8-11.0-11.8-12.3-12.1-11.8-11.9-12.0-13.3
(レースの上がり3F37.2)

1着ジェベルムーサ
2着グレープブランデー
3着エーシンモアオバー

ジェベルムーサが後方から早めに動いてまくって行くいつものロングスパートで勝ちましたけど、勝ったとはいえ2kg重い斤量を背負ってた58kgのグレープブランデーと0.0差、58kgのエーシンモアオバーと0.2差・・・。

こういう力任せでねじ伏せる競馬やと、戦う相手がGI級とか重賞~GI級のように相手が自分と同格や同格以上になってくると辛いかもしれません。
いいものは持ってると思うんで、もっと上の舞台でも頑張ってほしい馬なんですけどね~。

4着クリノスターオー、5着ソロルなんかは状態面なのかな~?
このメンバーならもっとやってくれないとダメなんですけど・・・予想外でした。

馬券結果
このレースは上位人気馬が上位独占してガチガチの決着になるから配当も激安やで~と思ってたから馬券は買いませんでしたが、1・3番人気馬が着外に沈んで5・7番人気馬が2・3着にくるというまさかの結果に、ギャ~~~と悶絶したので馬券買わなくて助かりました・・・。
新システムの予想結果は馬連4・12・13 BOXが外れて-3000Pでした。


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☆関屋記念の感想☆
13.2-11.5-11.7-11.5-11.4-11.2-10.7-11.4
(レースの上がり3F33.3)

1着レッドアリオン
2着マジェスティハーツ
3着ヤングマンパワー

レッドアリオンがスタートそんなに良くなかったけど、そこからポジション上げて結局逃げる形になって直線では捕まるのかな~と思わせてからの二枚腰で1着GET!!
まあ、前半4F47.9・後半4F44.7っていう3秒以上も前半が遅いという重賞にあるまじきぬるいペースで逃がしてもらえてたし、瞬発力勝負得意な馬でもあるんで、ここまで好条件が揃ったら、とってもおいしい流れごちそうさまでした~ってなっちゃいますよね~。

2着マジェスティハーツなんかは距離も展開も合わないかな~と思ってたんですけど、メンバー中最速の上がり3F32.4で惜しい2着で驚きました。

3着ヤングマンパワーも今年の3歳世代強いと言ってもこの馬は古馬相手の重賞じゃ無理やろ~と軽視してたら3着にきて腰抜けました(笑)
前めで競馬できてたのと53kgの恩恵とはいえ、ここで3着はかなり頑張りましたね~。

あと、今日は12頭立てなのに、ペースが非常に遅いのもあって全馬バテてないから馬群で行き場をなくしてる馬が何頭かいましたね~。
サトノギャラント、エールブリーズ、カフェブリリアントここら辺の馬券買ってた人はけっこう怒ってたんじゃないでしょうか?

ぼくもカフェブリリアントは4頭BOXに入ってたんで、おいおいなんでわざわざ窮屈な方へ行くんや~素直に外出しとけや~とか思ったけど、仮にスムーズでも馬券圏内まであったか?といわれたら、なんか伸びも思ってたほどじゃなかったし、状態そこまでよくなかったのかな~?って気もするんでスムーズでも馬券圏内まではなかったかもしれませんね。

ただ、サトノギャラントに関しては、普通に外出してたら、あの手応えみても馬券圏内はあったんちゃうかな~とは思いましたけど・・・。

馬券結果
宣言通り、馬連5・7・8・12 BOXを買いましたがハズレ・・・。
2・3着が完全ノーマークなんで完敗でした。新システムの予想結果は-3000Pでした。


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☆複勝ころがし企画(日曜日の結果報告)☆
エルムS ソロル・・・5着

期待してたより全然走ってなかったです・・・。

投資3200Pが0Pになっちゃいました。


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☆穴馬予想大会指名馬の感想☆
今日のヒーローは・・・
関屋記念でヤングマンパワーの複勝6.7倍的中の地味ラクルさんですね~。
しかも、2頭指名して1・3着と関屋記念は完璧でした。
おめでとうございます!

あと、JRA的には、騎乗機会重賞5連勝の岩田ですね~。
ぼくもかなり頼りにしてる騎手なんですけど、大きな舞台できっちり結果出してくれるのは馬券買う側からすると本当にありがたいです。
競馬に乗ってる時とインタビュー時など競馬に乗ってない時のギャップがおもしろい騎手ですね(笑)


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☆WIN5の感想☆
今週のWIN5は、久しぶり?の1レース目で失敗でした。

重賞は2つとも当たってたんですけど、条件戦の3つが全敗という結果でした。
今日は、1番人気が5レースで0勝というのもあって難しかったな~と思ったけど、配当は342万と思ったより全然安かったので驚きました。

まあ、こういう日もありますよ~。また来週頑張りましょう!


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☆おまけ☆
男性弁護士の下腹部にある大事な部分を枝切りバサミで切断した大学院生が逮捕されたそうですが、大学院生の妻がこの弁護士の事務所で事務員をやっており、3人で話し合いをしている時にこの事件が発生。

文字で読むだけでも痛い痛い痛いってなっちゃうニュースですけど、話し合いの末にチンチンを切られちゃうってことは、何となくどういう件で話し合いがあったのかわかりますね。


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☆お知らせ☆
・みんなで達成WIN5企画
・やすの競馬総合病院 POG2015-2016大会
・第2回穴馬予想大会
・複勝ころがし企画
ともに参加者は誰でも大歓迎です。

ルールなど詳細は、右側メニュー欄の上部のリンクからどうぞ。


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☆お知らせ☆
このブログは、ぼくの本家ブログ「やすの競馬総合病院」のバックアップ用として内容を転載しているだけなので、ブログ上の買い目、ブログ上の年間の収支、複勝ころがしなど、いろいろな記録については、このブログの転載元である、ぼくの本家ブログ「やすの競馬総合病院」に書いてあるので、よろしかったらご覧ください。

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コメント一覧
2:
退会ユーザー 2010年7月3日() 17:15:55
このコメントは削除されました(投稿者退会による)
1:
  福招き猫(=゚ω゚=)   フォロワー:3人 2009年2月19日(木) 13:10:57
【メイクデビュー】(京都6R)
レース後のコメント
2着 エーシンモアオバー M.デムーロ騎手
「まだ子どもだけど、この馬は走りますよ」

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2015年11月8日みやこステークス G310着
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