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【新潟記念】取捨即断!血統アナリシス
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日曜日に行われる新潟記念の出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。 予想の際にお役立てください。
①ブラストワンピース
ハービンジャー×キングカメハメハの配合は、2017年のエリザベス女王杯を制し、現在も中距離重賞で活躍中のモズカッチャンと同じ。ゆえに、新潟2000mの重賞がミスマッチということはない。ただし、スタミナ寄りの血脈で固められているため、極端な高速決着になった時の危うさはある。持ち味を活かすためには、一定以上の持久力を求められる競馬になるか、あるいは自身から動いて我慢比べに持ち込むことが必要となる。
②マイネルハニー
サンデーサイレンス系×ロベルト系の組み合わせは、昨年の新潟記念で12番人気の低評価を覆して3着入線を果たしたカフジプリンスと同じ。半面、米国色の濃い父母父と母母父の血脈が強く反映されているせいか、本馬はタメの利かないワンペース型に仕上がっており、目標にされると案外のケースも少なくない。血の良さを活かすためには、馬群がバラける展開、あるいは馬場の恩恵が不可欠となる。
③ベアインマインド
父ディープインパクトは、新潟記念で多数の活躍馬を輩出。父系だけを鑑みると、それなりの適性を持ち合わせているものと考えられる。ただし、当レースにおけるディープインパクト産駒の上位進出馬は例外なくノーザンダンサー、あるいはリファールのクロスを5代内に内包していた。本馬は残念ながらアウトブリード馬。好走要件を満たしておらず、血統面の強調材料は少ないと言わざるを得ない。
④ショウナンバッハ
父ステイゴールドの産駒は新潟記念でしばしば波乱を演出。サンデーサイレンス系×プリンスリーギフト系の配合、かつノーザンダンサーの多重クロス(5×5×5)を内包している点は、2016年の勝ち馬アデイインザライフを想起させる。母父であるサクラバクシンオーの現役時のイメージにこだわりすぎると痛い目を見ることもあるので、要注意の血筋と言えよう。
⑤メートルダール
父ゼンノロブロイはパワーとスタミナに秀でたサンデーサイレンス系で、息の長い末脚が持ち味。父系だけを鑑みると、新潟外回り芝2000mの舞台に不足はない。半面、母はロベルト系×サドラーズウェルズ系という、父系以上にスタミナとパワーが強調された血統構成。しかも欧州型で固められているので、速い上がりの決め脚勝負では分が悪い。持ち味を引き出すためには、適度に上がりを要する馬場、あるいは展開がベターとなる。
⑥メドウラーク
父はロベルト系のタニノギムレット、母父はヴァイスリージェント系のクロフネという、パワー面が強調された配合馬。ゆえに、良好なコンディションで速い上がりを要求されると足りない印象。そのあたりを踏まえると、体力を活かせる消耗戦、もしくはスタミナを求められるタフな馬場の出現が上位進出の必須条件となろう。
⑦マイネルミラノ
新潟外回りの芝2000mはキレよりも長くいい脚を求められる舞台であることを鑑みると、スピードの持続力およびスタミナを持ち味とするステイゴールドを父に有する点は悪くない。ただし、欧州系の血が強く反映されているためなのか、速い上がりの決め手比べではパンチが足りない印象。長所を最大限に活かせる持久力勝負になれば、といったところか。
⑧ストーンウェア
バードストーン×ガイガーカウンターという、ミスプロ系の良血馬同士の組み合わせ。スピードの持続力に優れ、パワーと機動力も兼ね備えた好配合ではあるのだが、父ミスプロ系とサンデーサイレンス非内包馬の新潟記念におけるパフォーマンスが低い点は気がかり。米国色の濃い血統構成馬にありがちな、「左回りで一変」のパターンにハマれば面白い存在だが……。
⑨レアリスタ
兄にリアルインパクトやネオリアリズムを持つ良血馬。母トキオリアリティーの仔は短距離仕様に落ち着く傾向が強いが、ネオリアリズム(父ネオユニヴァース)のような例外もある。ステイゴールド産駒の本馬がこの舞台で好走しても何ら不思議はない。母方のスピードを最大限に発揮できる速い上がりの競馬、あるいは高速決着になればチャンスは十分にある。
⑩グリュイエール
ディープインパクト×キングカメハメハという、芝の主流血統同士の組み合わせ。祖母の半兄にクロフネがいる牝系についても申し分がない。ただし、配合バランスの良さが災いしているせいか、これといった特長に欠けるのも事実。こうした不安要素を父と母父から受け継ぐ総合力で一掃できるかどうかが、今回のポイントになるのではないか。
⑪エンジニア
父は2009年に欧州の中~長距離G1で6連勝を成し遂げたシーザスターズ(ダンチヒ系)。母はどちらかといえばマイラーだが、本馬の過去の走りを見る限り、ダンチヒの4×4というクロスが強く反映されているようなので、いい脚を長く使える芝の中距離タイプとみて差し支えない。ただし、欧州要素が濃いぶん、速い上がりを求められると後れをとりやすい。よって、時計を要する馬場、あるいは展開がベストだろう。
⑫スズカディープ
父ディープインパクトは新潟記念における活躍血統のひとつ。近親に高松宮記念勝ちのスズカフェニックスがいる牝系についても文句のつけようがない。半面、母父にボールドルーラー系種牡馬を持つ馬の当レースにおける成績が芳しくない点は気がかり。上位進出には母方の血脈の持ち味である持久力を活かせる競馬になるか、あるいは自身から動いて持続質勝負に持ち込むことが肝要になる。
⑬セダブリランテス
ディープブリランテ×ブライアンズタイムという、スピードの持続力とパワーが強調された配合馬。ひとつズレると小回り専科になりかねない血脈ではあるが、大箱コースでもこなせるのは父の父ディープインパクトが有する卓越した適応力の賜物だろう。ディープブリランテ産駒が当該コースで好成績を残していることから、本馬も相応の適性を備えているものと判断できる。約8カ月の休養明けとはいえ、軽くは扱えない存在だ。
ウマニティ重賞攻略チーム
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