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春のGⅠシリーズ第2弾は大阪杯(4月3日、阪神、芝2000メートル)。キタサンブラックが制した2017年にGIに昇格し、春の中距離王決定戦として定着した。タイトな阪神の内回りを舞台に、今年もスリリングなレースが期待される。
エフフォーリア(美浦・鹿戸雄一厩舎、牡4歳)が今年初戦を迎える。昨年は3つのGIを制して年度代表馬の栄冠を獲得。皐月賞ではのちの菊花賞馬タイトルホルダーに3馬身差をつける完勝で、天皇賞・秋では20年の3冠馬コントレイル、マイルの女王グランアレグリアなどを退けてV。凱旋門賞帰りのディープボンドや、連覇が懸かっていたクロノジェネシスを力強い末脚でねじ伏せた有馬記念の勝ちっぷりも印象深い。唯一の敗戦は日本ダービーで、シャフリヤールに後れを取ったとはいえ、早めに抜け出すレースで着差はわずかハナと負けてなお強しの内容。現役最強に異議を唱える声はないだろう。
有馬記念後は福島・ノーザンファーム天栄に放牧に出され、3月4日に美浦トレセンに帰厩。24日の1週前追い切りでは主戦の横山武史騎手が手綱を取り、Wコースで長めから追われて6ハロン83秒1、ラスト1ハロン11秒6。前を行く2頭を離れた位置から追いかけて1馬身遅れたものの動きには迫力があり、時計的にも合格点。初の関西への輸送、極端な道悪になった場合など課題はあるが、「ホース・オブ・ジ・イヤー」の名に恥じないレースができそうだ。
ジャックドール(栗東・藤岡健一厩舎、牡4歳)は目下5連勝と、破竹の勢い。昨年9月11日中京の1勝クラスを2番手から抜け出して勝つと、続く4戦はいずれも影を踏ませぬ逃げ切り。評価を著しく高めたのが、初めて一線級に交じって戦ったにもかかわらず、2馬身半差をつけて快勝した前走の金鯱賞だ。走破タイムの1分57秒2は中京芝2000メートルのコースレコードで、類いまれなスピードをいかんなく発揮してみせた。上がり3ハロン34秒6も同馬の優秀さを証明するもので、この数字は4番手追走から2着に入ったレイパパレと同じ。単純に比較すれば、直線で全く差を詰めさせなかったことになる。テン良し、中良し、しまい良しの快活な逃げっぷりに「令和のサイレンススズカ」という声が上がるのも無理のない話。重、不良で走ったことがなく、昨年のように馬場が渋ったときに一抹の不安はあるものの、スピードの比較ではナンバーワンといっていい存在。時計が速くなればなるほど有利だろう。
レイパパレ(栗東・高野友和厩舎、牝5歳)は昨年の優勝馬。当時は重馬場が味方した面もあったのかもしれないが、コントレイル(3着)、グランアレグリア(4着)を寄せ付けずに4馬身差のワンサイド勝ちを演じた実績は重みがある。その後の宝塚記念3着、産経賞オールカマー4着、エリザベス女王杯6着はいずれも2200メートルの距離が影響した印象で、続く香港C6着は、スタートで後手に回ったうえに直線では思うように進路が取れず、力を出し切れなかった。敗因ははっきりしており、前走の金鯱賞ではジャックドールとの差を最後まで詰め切れなかったものの、最後までしっかりと走り切っての2着。力の衰えはなく、むしろリズム良く流れに乗れたレースぶりに大人になってきたという印象すらある。
10番人気だったエリザベス女王杯を勝ち、あっと言わせたアカイイト(栗東・中竹和也厩舎、牝5歳)だが、続く有馬記念で7着ながら後方からしぶとく脚を伸ばした内容は、GI初挑戦でのVがフロックでないことを証明した。前走の金鯱賞も直線で外に持ち出さざるをえないロスがありながら1、2着に迫る好内容の3着。ペースが速くなるようなら、持ち前の粘り強い末脚で上位食い込みもあるだろう。
ヒシイグアス(美浦・堀宣行厩舎、牡6歳)も侮れない一頭だ。前走の香港Cではラヴズオンリーユーに短頭差及ばず2着だったが、馬群のなかでロスなく運んだ勝ち馬に対し、こちらは4コーナーから大外をぶん回す形。通った距離の差は大きく、ゴール前で少し伸びが鈍ったのはその影響もあったか。昨年の天皇賞・秋で8カ月ぶりながら5着とGIでも通用する力は証明済み。阪神は初めてだが、同様に比較的小回りで直線に急な坂がある中山では中山金杯、中山記念の2重賞を含め7戦【4・2・0・1】と抜群の成績。コースもフィットする印象がある。
アフリカンゴールド(栗東・西園正都厩舎、セン7歳)は、初めて逃げを打った前走の京都記念で重賞初制覇。新しい戦法で目覚めただけに、簡単にはジャックドールにハナは譲りたくないはず。1ハロン短くなるとはいえ、舞台は同じ阪神の内回り。主導権を奪えばうるさい一頭であると同時に、ペースの鍵をにぎる存在でもある。
GⅠⅠ3勝でオークス2着の実績があるウインマリリン(美浦・手塚貴久厩舎、牝5歳)、アメリカジョッキークラブCを鋭い差し脚を発揮して勝ったキングオブコージ(栗東・安田翔伍厩舎、牡6歳)、昨年のエリザベス女王杯2着のステラリア(栗東・斉藤崇史厩舎、牝4歳)、GI7勝のジェンティルドンナが母という良血が花開いてきたジェラルディーナ(栗東・斉藤崇史厩舎、牝4歳)、3勝クラス、小倉大賞典を連勝中と波に乗っているアリーヴォ(栗東・杉山晴紀厩舎、牡4歳)などの走りにも注目したい。
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