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【札幌記念】ジャックドールが札幌で再始動 藤岡佑騎手「今回は本当にフレッシュ」


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【札幌記念】ジャックドールが札幌で再始動 藤岡佑騎手「今回は本当にフレッシュ」

今週はGⅠ馬5頭が顔をそろえた豪華メンバーの札幌記念が行われる。注目は昨秋から今春にかけて5連勝で金鯱賞を勝ったジャックドール大阪杯は落鉄もあって5着に敗れたが、今回はリフレッシュして登場。重賞2勝目を挙げて、秋にGⅠ路線に乗り込む。




5連勝した素質馬が巻き返しを期して北の大地に乗り込んだ。大阪杯5着で連勝がストップしたジャックドールが、札幌記念でふたたび重賞戦線をにぎわせる。

「馬場が緩かったし、ペースも厳しかった。そんな中でよく頑張っていたと思います」

前走を振り返る藤岡調教師は、初挑戦のGⅠで5着という結果を健闘ととらえた。2走前の金鯱賞をレコードタイムで逃げ切った快速馬にとっては、緩い馬場に脚を取られてダッシュがつかず、それをリカバーしたことでオーバーペースになったことが誤算。しかも道中で落鉄していたことを思えば、ズルズルと後退しなかったことは、確かに健闘だ。

その後は放牧でリフレッシュして7月13日に栗東に帰厩。同27日に函館競馬場に移動して調整してきた。1週前追い切りは函館のWコースで5ハロン68秒2―12秒4。併せ馬で4馬身先着し、順調ぶりをアピールした。

「反応面では休み明けという感じはありましたが、これで(状態は)上がってくると思います。大阪杯はこの馬としては詰まったローテーションで健闘してくれたし、今回は本当にフレッシュでいい状態です」

騎乗した藤岡佑騎手も好仕上がりの感触をつかんだ様子だ。今回はドバイターフを逃げ切ったパンサラッサとの先行争いにも注目が集まる。ジョッキーは「そういう先行馬とも戦っていかなきゃいけませんからね。形を決めず、この馬のリズムで競馬をしたいです」と意識しながらも、ジャックドールの競馬に徹するつもりだ。

昨年9月の1勝クラスから、一気に重賞まで駆け上がってきた素質が、充電を経て豪華メンバーの札幌記念で開花する。

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