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近年、その存在感を拡大しつつあるのがグラスワンダーの直系で、2007年2着シルクネクサス、2011年1着アーネストリー(以上、グラスワンダー産駒)、2016年1着ゴールドアクター、2021年1着ウインマリリン(以上、スクリーンヒーロー産駒)、2022年1着ジェラルディーナ(モーリス産駒)とグラスワンダー~スクリーンヒーロー~モーリスの3世代にわたる種牡馬の産駒たちが勝ち負けを演じている。
ほか、ステイゴールドに所縁ある血統馬も毎年のように上位を賑わせており、2019~2022年には2019年1着スティッフェリオ、2020年3着ステイフーリッシュ、2021年2着&2022年3着ウインキートスと直系が4年連続で3着以内に好走。なお、2015年の勝ち馬ショウナンパンドラにおいては、ステイゴールドの姪にあたる続柄だった。
アルビージャは、父モーリス×母アロマティコ(母の父キングカメハメハ)。同産駒からは22年1着ジェラルディーナが出ており、グラスワンダーの直系が幅をきかせていることからも動向を注視したい馬の一頭となる。半弟には22年皐月賞を制したジオグリフ、近親には15年最優秀4歳以上牡馬のラブリーデイと一族の資質も高く、本馬自身も東京芝2300mのレコードを保持。長欠明けだった前走の走りも秀逸で、まだまだ上を目指せる器だろう。
ラーグルフは、父モーリス×母アバンドーネ(母の父ファルブラヴ)。上記アルビージャと同じモーリスの産駒で、本馬はサンデーサイレンス、Roberto、Sadler’s Wells=Fairy King(全兄弟)など、父が持つ血脈をまんべんなく抑えた血統構成も特徴となっている。中山競馬場は、21年芙蓉Sや23年中山金杯を勝ち、G1のホープフルSでも3着に好走した相性のいい舞台。結果の出ていない2200mも道悪に泣かされていたことを思えば見限れない。
ロバートソンキーは、父ルーラーシップ×母トウカイメガミ(母の父サンデーサイレンス)。本馬は一昨年の2着馬で、同産駒からは18年3着ダンビュライトも出た。昨年は1着ローシャムパーク、2着タイトルホルダーとエアグルーヴの血を引く2頭でワンツー決着となっていたが、本馬含めてサンデーサイレンスやキングカメハメハを併せ持つことにも共通点を見いだせる。近年のトレンドを感じさせる血統構成から大いに注目したい存在だ。
【血統予想からの注目馬】
⑥アルビージャ ②ラーグルフ ⑫ロバートソンキー
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コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。【オールカマー2024】U指数的分析の結論! 強調材料豊富なステラヴェローチェとレーベンスティールには逆らえない! |
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2024年9月21日(土) 12:00
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ウマニティ編集部
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