第254話 「秋華賞」
08年 35.0-48.0-35.4 =1.58.4 ▼4△3△3 平坦戦
09年 34.0-49.0-35.2 =1.58.2 ▼2▼4±0 平坦戦
10年 34.8-49.8-34.6 =1.58.4 ▼9▼4△6 瞬発戦
11年 34.6-47.8-35.8 =1.58.2 △2▼4△3 平坦戦
12年 36.5-48.7-35.2 =2.00.4 ▼1△2△9 平坦戦
過去5年で4度の平坦戦というのがやはり
秋華賞のポイントでしょう。
阪神JF→(
チューリップ賞)→
桜花賞→
オークス→
ローズS
と王道ローテは外回りで直線が長いコースばかりで
秋華賞が唯一内回りで行われるレース。
とはいえ4年連続1&2番人気が馬券になってるので「格の違い」があるのも確か。
今年はどうなる?というレースです。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。
レッドディザイア以外の連対馬には平坦戦実績がありました。
瞬発タイプの馬でも平坦戦実績が1度でもあれば問題ないと言えるかもしれません。
つまり平坦戦がポイントになるレースですが平坦戦特化した馬が決して有力という訳ではないということ。
…んがしかし。
過去5年の牝馬路線のレース結果を見てみると
過去5年では09年、10年、12年には
ブエナビスタ、
レッドディザイア、
ジェンティルドンナ、
ヴィルシーナという格がワンランク上と思われる実績馬の存在が大きい
秋華賞だったと思います。
08年に関しては
トールポピーがGⅠ2勝しているものの好走の幅が狭く凡走も多い馬でしたし、
桜花賞馬
レジネッタも押し出された人気馬でいわゆる混戦模様の世代でした。
混戦模様となると展開一つで着順が大きく変わる可能性もあるし適性でも大きく左右することになります。
結局、この08年は3連単1000万オーバーの大波乱となった訳です。
11年も実は混戦模様で波乱となる可能性も十分ありました。
大波乱とならなかった大きな要因は春のクラシック不出走だった2番人気
アヴェンチュラの存在でしょう。
内回りコース&平坦戦実績も十分あって適性的には問題ありませんでした。
そして今年です。
かなりの混戦模様になってると感じます。
これまでのGⅠで2回以上馬券になった馬は1頭もいません。
オークス3着→
ローズS1着の
デニムアンドルビーがおそらくは1番人気になると思われますが09年10年12年の先輩達には及ばない実績なのは明らか。
ならば今年は08年の再現あるとみて予想してもいいかもしれません。
08年のポイントになったのは何か?
・平坦戦実績
・内回り(小回り)コース実績
・内枠(内ラチ沿い)
・OP以上のクラスでの実績
この4点にあると思われます。
ブラックエンブレムの再現となればウォーエンブレム産駒で岩田J騎乗予定の
ローブティサージュか…?
いや、これは罠なんじゃないかと…。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
セキショウ→サクラプレジール→ローブティサージュ
紫苑S組がイマイチなのは重々承知ですが
セキショウは逃げたら2戦2勝でハナ切れそうなメンバー構成。
結構シブトイ気がします。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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6)
ナイス!(
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