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【血統アナリシス】ジャパンC2022 ディープインパクトが最多勝利記録を更新、ハーツクライ、Kingmambo系と三つ巴を成す

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【血統アナリシス】ジャパンC2022 ディープインパクトが最多勝利記録を更新、ハーツクライ、Kingmambo系と三つ巴を成す

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はジャパンC2022・血統予想をお届けします!


昨年はディープインパクト産駒の1番人気コントレイルが後続に2馬身差を付けて快勝。同産駒は12&13年と2連覇したジェンティルドンナ、15年ショウナンパンドラに続く勝利であり、ディープインパクトは種牡馬としてジャパンカップ最多勝利記録を更新する4勝目となった。なお、近年はリピート好走も目立つ傾向にあるが、コントレイルにおいても20年2着&21年1着と2年連続で連対していたことを気に留めておきたい。

近年はディープインパクトハーツクライの2種牡馬が気を吐いているが、これにKingmambo系を加えた三つ巴状態にある。Kingmamboの直系は98年エルコンドルパサー、05年アルカセットと直仔2頭が勝利するほか、10年ローズキングダム(父キングカメハメハ)、18年&20年アーモンドアイ(父ロードカナロア)と孫、曾孫世代からも勝ち馬を出した。また、05年アルカセット、18年アーモンドアイの2頭は芝2400mのJRAレコードを更新するタイムで勝利していたことも念頭に置くべきだろう。

シャフリヤールは、父ディープインパクト×母ドバイマジェスティ(母の父Essence of Dubai)。昨年、種牡馬として最多勝タイ記録だったサンデーサイレンスを抜き、単独トップとなったディープインパクト日本ダービー勝ち馬という肩書きはコントレイルと共通するが、本馬自身も昨年3着に好走していることを強調できるだろう。皐月賞を勝った全兄アルアインも古馬G1は5歳時の大阪杯で初制覇。本馬も一皮むける余地がありそうだ。


カラテは、父トゥザグローリー×母レディーノパンチ(母の父フレンチデピュティ)。日本で牝系の広がりを見せるロイヤルサツシユの末裔となるが、本馬の3代母ゴールデンサッシュの分枝からは、01年4着ステイゴールド、06年2着ドリームパスポート、15年1着ショウナンパンドラの3頭がジャパンカップでも上位入線を果たした。円熟の域に達して真価を発揮する血筋でもあり、キングカメハメハの直系であることを鑑みても侮れないか。

ヴェラアズールは、父エイシンフラッシュ×母ヴェラブランカ(母の父クロフネ)。フサイチホウオートールポピーアヴェンチュラの甥にあたる血統。本馬は前走が重賞初挑戦ながら後続に2馬身半差を付ける快勝となったが、このファミリー特有の昇級戦を苦にしない勢いが垣間見える勝利でもあった。父はキングズベスト、Kingmamboへと遡る父系で、日本ダービー天皇賞(秋)と東京のG1を2勝。父譲りの末脚は東京でこそ映えそうだ。


【血統予想からの注目馬】
シャフリヤール ⑪カラテ ⑥ヴェラアズール

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