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【血統アナリシス】新潟記念2021 父または母の父にキングカメハメハの血を引く馬が3連覇中

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【血統アナリシス】新潟記念2021 父または母の父にキングカメハメハの血を引く馬が3連覇中

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は新潟記念2021・血統予想をお届けします!


昨年、キングカメハメハ産駒の2番人気ブラヴァスが勝利したことで、同産駒は19年のユーキャンスマイルに続くかたちで連覇を達成。また、直近2年はジナンボー(母の父キングカメハメハ)が2年連続で2着、18年にもブラストワンピース(母の父キングカメハメハ)が勝利しており、近年はキングカメハメハの血を引く馬の躍進ぶりが目に留まる。

ほか、過去の勝ち馬には13年コスモネモシン(母の父Singspiel)、14年マーティンボロ(2代母Morn of Song)、17年タツゴウゲキ(母の父Singspiel)、20年ブラヴァス(4代母Morn of Song)とGlorious Songの血脈を持つ馬が多いことも特徴と言えるだろう。

ラインベックは、父ディープインパクト×母アパパネ(母の父キングカメハメハ)。母は世代限定の牝馬G1を総なめにした名牝で、11年ヴィクトリアマイルでは女傑ブエナビスタを下して古馬G1制覇も達成。なお、本馬の全兄ジナンボー新潟記念で2年連続2着となっており、19年がクビ差、20年がアタマ差、どちらも勝ち馬とはタイム差のない惜敗だった。近年の傾向からキングカメハメハを代表する産駒の子供であることを強調しやすく、全兄の雪辱を果たせるかにも注目したい。


トーセンスーリヤは、父ローエングリン×母トーセンガラシャ(母の父デュランダル)。好相性を示すSingspiel直仔のローエングリン産駒で、Haloを重ねる配合は17年の勝ち馬タツゴウゲキを彷彿とさせるものがある。本馬は20年新潟大賞典を10番人気で制した実績もあり、得手不得手、リピーターの出やすいコースで適性を示していることは強みとなるだろう。また、母系は夏場に調子を上げやすいところがあるので、サマー2000シリーズ優勝のチャンスも十二分に感じさせる。

クラヴェルは、父エピファネイア×母ディアデラマドレ(母の父キングカメハメハ)。ドレッドノータスの姪にあたる血統で、母は牝馬限定中距離重賞3勝の実績を持つ。近親の成績を鑑みると古馬になってから本格化を果たすところがあり、本馬においてもマーメイドS・2着、中京記念・3着と近走の充実ぶりには目を見張るものがある。また、本馬はデアリングタクトを筆頭に好成績を残す母の父キングカメハメハエピファネイア産駒。ハンデも据え置きの52kgであれば、牡馬混合重賞でも引き続き注意が必要だろう。


【血統予想からの注目馬】
ラインベック ⑰トーセンスーリヤ ⑬クラヴェル

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