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【新潟記念&札幌2歳S&小倉2歳S】サマー2000S最終戦、2歳ダブル重賞の注目点はこちら!

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【新潟記念&札幌2歳S&小倉2歳S】サマー2000S最終戦、2歳ダブル重賞の注目点はこちら!

★サマー2000シリーズ最終戦 シリーズチャンピオンの可能性を残すのは2頭/新潟記念



 9月5日、新潟ではサマー2000シリーズ最終戦の新潟記念が実施される。同レース登録馬でシリーズチャンピオンの可能性があるのは函館記念勝ち馬のトーセンスーリヤ(牡6歳、美浦・小野次郎厩舎)、七夕賞3着、小倉記念5着のショウナンバルディ(牡5歳、栗東・松下武士厩舎)の2頭。トーセンスーリヤは「4着以内、かつショウナンバルディが2着以下」、ショウナンバルディは「1着」がシリーズチャンピオンへの条件だが(※2頭が1着同着の場合はトーセンスーリヤがシリーズチャンピオン)、シリーズ最終戦で好走してチャンピオンの座に就くことができるかどうか。なお、トーセンスーリヤには横山和生騎手、ショウナンバルディには戸崎圭太騎手が騎乗予定。



 また、新潟記念には横山和生騎手の父・横山典弘騎手がクラヴェル(牝4歳、栗東・安田翔伍厩舎)、弟・横山武史騎手がパルティアーモ(牝5歳、美浦・池上昌和厩舎)とのコンビで参戦する予定。8月28日の札幌11R・オホーツクSでは、横山和生騎手が1着、横山武史騎手が2着、横山典弘騎手が3着となり、親子3人で1~3着を独占したが、新潟記念ではどのような結果になるだろうか。



★4きょうだい重賞制覇狙うスリーパーダ 関東馬初V目指すソリッドグロウにも注目/小倉2歳S



 小倉2歳Sに登録しているスリーパーダ(牝、栗東・斉藤崇史厩舎)は、父ミッキーアイル、母シンハリーズという血統で、きょうだいにはアダムスピーク、リラヴァティシンハライトと3頭のJRA重賞勝ち馬がいる。スリーパーダは7月17日の新馬戦(小倉)を勝ち、今回がデビュー2戦目となるが、新馬→重賞連勝で母シンハリーズ産駒4頭目のJRA重賞勝ち馬になることができるかどうか。



 また、7月31日の新馬戦(函館)を7馬身差で制したソリッドグロウ(牝、美浦・池上昌和厩舎)は登録馬中、唯一の関東馬で、関東馬初の小倉2歳S制覇がかかる。同馬は父ダイワメジャー、母ムーングロウという血統で、昨年の小倉2歳S2着馬モントライゼの全妹にあたるが、兄の雪辱を果たす同レース制覇となるかどうか。Vなら、同馬に騎乗予定の岩田康誠騎手はJRA重賞通算100勝となる。



★4勝目を狙う須貝尚介調教師 今年はディアドラの全弟リューベックを登録/札幌2歳S



 須貝尚介調教師(栗東)が、伊藤雄二元調教師に並ぶ歴代最多タイの札幌2歳S4勝目を狙う。同調教師は、これまで札幌2歳Sに10頭の管理馬を出走させて3勝、2着2回、3着1回という成績を挙げている。須貝調教師は昨年の札幌2歳Sソダシで制しており、連覇がかかる今年はリューベック(牡)を登録している。同馬は父ハービンジャー、母ライツェントという血統で、2017年の秋華賞、19年のナッソーS(英)と国内外でGIを制したディアドラの全弟にあたる。リューベックは昨年のソダシと同じように函館芝1800メートルの新馬戦を勝ち上がって札幌2歳Sに駒を進めてきたが、新馬→重賞の連勝を決めることができるかどうか。ちなみに、ディアドラは現役時代、札幌競馬場での成績は2戦2勝で、18年のクイーンSを制している。



 なお、リューベックに騎乗予定の横山武史騎手は、この夏の北海道シリーズで活躍を見せており、7月3日~8月8日に実施された1回函館競馬では開催リーディングジョッキーを獲得。同騎手は1・2回札幌競馬でも20勝を挙げ、2位の横山和生騎手に7勝の差をつけトップに立っている。



★父に初の重賞タイトルをもたらすか 新種牡馬産駒が登録/札幌2歳S&小倉2歳S



 9月4日の札幌2歳Sには、ドレフォン産駒のジオグリフ(牡、美浦・岩戸孝樹厩舎)、ユキノオウジサマ(牡、美浦・田島俊明厩舎)、ヴァンキッシュラン産駒のトーセンヴァンノ(牡、美浦・小桧山悟厩舎)と3頭の新種牡馬産駒が登録。また、翌日の小倉2歳Sには、今年の新種牡馬産駒で最も早く勝ち上がったアメリカンペイトリオット産駒のプレスレスリー(牝、栗東・藤岡健一厩舎)が登録している。札幌2歳Sは過去10年で新種牡馬産駒が2勝、小倉2歳Sは過去10年で新種牡馬産駒が3勝を挙げているが、今年の新種牡馬産駒は父に初の重賞タイトルを贈ることができるかどうか。



★“夏の新潟&小倉”で大活躍の福永祐一騎手 12年連続のJRA年間100勝まであと「8」



 4回新潟競馬、4回小倉競馬は今週が最終週となる。今年の“夏の新潟競馬(3・4回新潟競馬)”は7月24日に開幕したが、8月30日現在の騎手成績を見ると、福永祐一騎手が13勝を挙げてトップに立っている。また、今年の“夏の小倉競馬”は、7月3日~18日の3回小倉、8月14日~9月5日の4回小倉という日程で開催されているが、8月30日現在の騎手成績を見ると、1位は19勝を挙げる松山弘平騎手で、16勝を挙げる福永祐一騎手が2位となっている。“夏の新潟&小倉”で好成績を挙げる福永騎手は今週、土曜は新潟、日曜は小倉での騎乗を予定しているが、夏競馬最終週に勝利を量産することができるかどうか。なお、同騎手は5日の小倉2歳Sでは、スリーパーダ(牝、栗東・斉藤崇史厩舎)に騎乗する予定。



 また、福永騎手は今年のJRA競走で92勝を挙げており、JRA年間100勝まであと8勝に迫っている。福永騎手は2010年から毎年、年間100勝を達成しており、今年も達成すれば自身が持つ記録を更新する12年連続での大台到達となり、岡部幸雄元騎手に並び歴代2位タイとなる通算13回目のJRA年間100勝となる。



新潟記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★札幌2歳Sの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★小倉2歳Sの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載



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