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朝日杯フューチュリティSの追い切りが15日、茨城・美浦トレセンで行われ、新馬、札幌2歳Sを連勝中のジオグリフ(美浦・木村哲也厩舎、牡)がWコースでラスト1ハロン11秒9の鋭い伸び脚を披露した。3カ月半ぶりの実戦となるが、この中間で馬はさらにパワーアップしており、本紙調教評価は最高の『S』。無敗の2歳マイル王誕生へ、視界は良好だ。
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ややエキサイトしていた先週から、1週間で折り合い面をきっちり修正。気温1度まで冷え込んだ美浦トレセンで、無敗の札幌2歳王者ジオグリフが、Wコース6ハロン82秒8-11秒9をマーク。3頭併せの最後方から流れるような動きを見せ、しまい軽く気合をつけた程度で外ランドアーティスト(1勝クラス)、中ハーメティキスト(OP)と併入した。
「最初は前と離れすぎていたが、3コーナーの手前では隊列も決まってリズム良く走れていた。ルメール騎手には『馬の後ろで折り合って、だんだんとペースアップできればうれしい』とオーダーをもらっていたが、その通りにできたと思う」
木村調教師が最終追い切りの内容に合格点を与えた。ルメール騎手が乗った1週前追い切りでは行き出しから掛かり気味で頭を上げるシーンもあったが、この日は道中で我慢が利き、16秒1-14秒5-13秒9-13秒8-12秒6-11秒9と最後まできれいに加速ラップを刻んだ。まさに主戦の注文通りの最終リハーサルといえ、本紙の調教採点も『S』評価となった。
デビュー2戦はともに芝1800メートルで圧巻の走りを披露した。6月東京の新馬戦でのちの東京スポーツ杯2歳S2着馬アサヒに完勝。続く札幌2歳Sでは出負けして最後方のポジションになりながら、勝負どころでまくって4馬身差圧勝を飾った。それでいてルメール騎手は「トップギアを使っていないし、まだ余裕があった」と言うのだから底が知れない。
その後に放牧でひと息入れた間に、馬体の迫力も増した。サイズこそ変わらないが、「首やお尻が大きくなってビルドアップした」と鞍上が言えば、太田助手も「緩さが抜け、体のラインが(くっきり)出て、少し大きくなった感じに見えます。筋肉の張り、毛づやがいいからでしょう」とうなずく。
精神的にも、のんびりした性格だった以前より前進気勢が増してきた。初めてのマイル戦に向けてはいい傾向で、「短くなるけど、あまり心配はしていない」と木村調教師も距離短縮には十分に対応できるとみている。GIの大舞台で、初めて“本気”の走りを披露できそうだ。
父ドレフォンも新種牡馬リーディング争いでトップを快走中。血統的にも魅力たっぷりのジオグリフが、デビュー3連勝で2歳マイル王の座に君臨する。(板津雄志)
★父ドレフォン絶好調…ジオグリフの父ドレフォンは米国で走り、2016年のBCスプリントなどダート1200~1400メートルでGI3勝を挙げた名スプリンター。現役引退後すぐに日本で種牡馬入りし、現2歳世代が初年度産駒となる。別表の通り、現在は新種牡馬リーディング首位で、2歳部門全体で見てもエピファネイア、ディープインパクト、ドゥラメンテ、ロードカナロアに続く5位と産駒は好調。ジオグリフだけでなく、デイリー杯2歳S3着のカワキタレブリー、カトレアSを勝ちダートで2戦2勝のコンシリエーレ、エーデルワイス賞2着のヒストリックノヴァなど幅広い舞台で活躍している。
★朝日杯FSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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