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ワンダーフェロー(牡)
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3
コガネノソラ(牝)
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5月19日()

優駿牝馬 GⅠ

チェルヴィニア

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POGニュース

【日本ダービーの注目点】世代の頂点を決める〝競馬の祭典〟! ...
★3歳馬7906頭の頂点に立つのは? 〝競馬の祭典〟に19頭が登録

5月26日、東京競馬場では第91回日本ダービーが実施される。2021年に生産されたサラブレッドは7906頭(持込馬、輸入された外国産馬を含む)だが、そのうち一生に一度の大舞台であるダービーに出走することができるのはわずか18頭だ。今年は重賞ウイナー11頭を含む19頭が登録しているが、3歳馬7906頭の頂点に立つのはどの馬だろうか。注目のスタートは15時40分だ。

★3戦3勝の皐月賞馬ジャスティンミラノ 史上8頭目の無敗での2冠制覇なるか

皐月賞馬ジャスティンミラノ(牡、栗東・友道康夫厩舎)は、今年の3歳世代7906頭のうち、唯一3冠馬になる資格を有している。同馬は、新馬戦→共同通信杯を連勝して挑んだ皐月賞を制し、2歳戦が実施されるようになった1946年以降で最少タイとなるキャリア3戦目での皐月賞制覇を遂げた。皐月賞&ダービー制覇となれば史上25頭目、無敗での2冠制覇となれば、2020年コントレイル以来4年ぶり8頭目となるが、ジャスティンミラノはデビューから4連勝で3歳馬の頂点に立つことができるだろうか。

★初制覇を目指す戸崎圭太騎手 友道康夫調教師は4度目の制覇に挑戦

皐月賞馬ジャスティンミラノ(牡、栗東・友道康夫厩舎)に騎乗予定の戸崎圭太騎手には、ダービー初制覇がかかる。同騎手はこれまでダービーに9回騎乗しているが、2018・19年に2年連続で2着となったのが最高成績だ。さて、戸崎騎手は、10回目の挑戦でダービー初制覇を遂げるだろうか。なお、地方競馬からJRAに移籍した騎手がダービーを勝てば、安藤勝己元騎手、内田博幸騎手、岩田康誠騎手に続く4人目となる。また、12年ディープブリランテ以来のダービー2勝目を目指す岩田康誠騎手は、今年のダービーでエコロヴァルツ(牡、栗東・牧浦充徳厩舎)に騎乗する予定だ。

ジャスティンミラノを管理する友道康夫調教師は現役最多のダービー3勝を挙げており、ジャスティンミラノが勝てば、歴代単独2位のダービー4勝目となる(※歴代1位は尾形藤吉元調教師の8勝)。

キズナドゥラメンテレイデオロの産駒が登録 史上初の親子3代制覇なるか

今年のダービーの登録馬にはダービー馬の産駒が多く、2013年のダービー馬キズナ産駒はサンライズジパング(牡、栗東・音無秀孝厩舎)、シックスペンス(牡、美浦・国枝栄厩舎)、ジャスティンミラノ(牡、栗東・友道康夫厩舎)、ジューンテイク(牡、栗東・武英智厩舎)、ショウナンラプンタ(牡、栗東・高野友和厩舎)の5頭が、15年のダービー馬ドゥラメンテ産駒はシュガークン(牡、栗東・清水久詞厩舎)、ミスタージーティー(牡、栗東・矢作芳人厩舎)の2頭が、さらに、17年のダービー馬レイデオロ産駒のサンライズアース(牡、栗東・石坂公一厩舎)がそれぞれ頂点を目指す。キズナの父ディープインパクトドゥラメンテレイデオロの父キングカメハメハもダービーを制しており、前記8頭には史上初の親子3代ダービー制覇がかかるが、祖父、父に続いて3歳馬の頂点に立つことができるだろうか。

ショウナンラプンタに騎乗予定の鮫島克駿騎手は、デビュー10年目でダービー初騎乗となる。同騎手はショウナンラプンタにデビュー以来すべてのレースで騎乗しており、前走の青葉賞では2着に入っている。鮫島克駿騎手にはJRA・GI初制覇がかかるが、ダービーで初のGIタイトルを掴むことができるだろうか。

【日本ダービーの注目点】ジャスティンミラノの2冠を阻止する馬...
★M・デムーロ騎手との再コンビで参戦 皐月賞2着のアルアイン産駒コスモキュランダ

皐月賞2着のコスモキュランダ(牡、美浦・加藤士津八厩舎)は、新種牡馬アルアイン産駒で、弥生賞ディープインパクト記念では同産駒初のJRA重賞勝利を挙げている。昨年のダービーでは、新種牡馬サトノクラウン産駒で、弥生賞ディープインパクト記念を勝って皐月賞2着だったタスティエーラが勝利を挙げたが、コスモキュランダはタスティエーラと同じようにダービーを制することができるだろうか。なお、コスモキュランダには弥生賞ディープインパクト記念でコンビを組んだM・デムーロ騎手が2戦ぶりに騎乗する予定だ。

コスモキュランダは昨年6月のデビュー戦で最下位の12着に敗れたものの、デビュー4戦目の未勝利戦で勝ち上がり、3歳となった今年は3戦すべて連対と安定した走りを見せている。デビュー戦で最下位に敗れた馬がダービーを勝てば、1937年ヒサトモ以来87年ぶり、2歳戦が実施されるようになった1946年以降では初、デビュー戦フタ桁着順の馬が勝てば、2014年ワンアンドオンリー以来10年ぶり2頭目となるが、デビュー戦最下位から着実に力をつけたコスモキュランダは3歳馬の頂点に立つことができるだろうか。

★昨年クビ差2着の横山武史騎手 今年はアーバンシックとのコンビで参戦

皐月賞4着のアーバンシック(牡、美浦・武井亮厩舎)に騎乗する予定の横山武史騎手は、ダービーに4回騎乗して2021年エフフォーリア、23年ソールオリエンスで2着に入っている。同騎手は21年がハナ差、昨年はクビ差で惜しくもダービー制覇を逃しているが、5回目の挑戦でダービー初勝利を挙げることができるだろうか。なお、アーバンシックが勝てば、同馬を管理する武井亮調教師はJRA・GI初制覇となる。

アーバンシックは父が新種牡馬のスワーヴリチャード、母がエッジースタイルという血統だ。同馬の祖父ハーツクライ、父スワーヴリチャードはどちらもダービーで2着に敗れているが、祖父・父の果たせなかったダービー制覇を遂げることができるだろうか。なお、スワーヴリチャード産駒はホープフルS勝ち馬レガレイラ(牝、美浦・木村哲也厩舎)も登録している。

皐月賞5着のシンエンペラー 外国産馬初の制覇なるか

クラシック競走は内国産馬の資質向上を目的として創設されたが、現在では外国産馬や外国所属馬にも門戸が開かれており、ダービーでは2001年から外国産馬が出走できるようになった。ダービーにはこれまで14頭の外国産馬が出走し、02年外国産馬シンボリクリスエスの2着が最高成績となっている。今年のダービーには、皐月賞5着の外国産馬シンエンペラー(牡、栗東・矢作芳人厩舎)が坂井瑠星騎手とのコンビで出走する予定だが、史上初となる外国産馬のダービー馬が誕生するだろうか。Vなら、同馬を管理する矢作芳人調教師は12年ディープブリランテ、20年コントレイルに続くダービー3勝目となる。なお、外国産馬シンエンペラーは父Siyouni、母Starlet’s Sisterという血統の仏国産馬で、20年の凱旋門賞馬ソットサスの全弟にあたる。

皐月賞6着から巻き返し狙うレガレイラ 牝馬4頭目の制覇なるか

レガレイラ(牝、美浦・木村哲也厩舎)が、1937年ヒサトモ、43年クリフジ、2007年ウオッカに続く牝馬4頭目のダービー制覇を目指す。同馬はデビューからすべて牡牝混合戦に出走しており、昨年12月にはホープフルSを制している。レガレイラは今年初戦の皐月賞では1番人気に支持されたものの6着に敗れたが、ダービーで巻き返すことができるだろうか。なお、レガレイラにはC・ルメール騎手が2戦ぶりに騎乗する予定だ。

★連覇を狙う堀宣行調教師 ゴンバデカーブース、ダノンエアズロックを登録

ダービーは今年で91回目を迎えるが、調教師の連覇は1度もない。タステイエーラで昨年のダービーを制した堀宣行調教師(美浦)は、今年のダービーにゴンバデカーブース(牡)、ダノンエアズロック(牡)の2頭を出走させる予定で、史上初のダービー連覇に挑む。

ゴンバデカーブースは今年初戦となったNHKマイルCで4着となり、ダービーが今年2戦目となる。また、ダノンエアズロックはトライアルのプリンシパルSを制してダービーに挑む。NHKマイルC出走馬がダービ一を勝てば、2008年ディープスカイ以来16年ぶり4頭目、プリンシパルS出走馬がダービーを勝てば、史上初のケースとなるが、堀調教師は今年もダービーを制すことができるだろうか。なお、ダノンエアズロックは2022年のセレクトセール(1歳)において4億5000万円(税抜)で取引された馬で、Vなら、国内市場で取引された歴代最高額のJRA・GI勝ち馬となる。

★7度目の制覇を狙う武豊騎手 青葉賞の覇者シュガークンに騎乗予定

ダービーで歴代最多の騎乗回数(34回)、勝利数(6勝)を記録している武豊騎手は、今年のダービーではシュガークン(牡、栗東・清水久詞厩舎)に騎乗予定だ。シュガークンは今年2月の新馬戦では2着に敗れたが、その後は未勝利戦→大寒桜賞→青葉賞と3連勝でダービーに参戦する。年明けデビュー馬がダービーを勝てば、2000年アグネスフライト以来 24年ぶりとなるが、シュガークンは4連勝で世代の頂点に立つことができるだろうか。なお、シュガークンは父ドゥラメンテ、母シュガーハートという血統で、GI7勝を挙げたキタサンブラックの半弟にあたる。

★デビューから3連勝でスプリングSを制覇 東京初出走のシックスペンス

スプリングSを制したシックスペンス(牡、美浦・国枝栄厩舎)は、デビューからすべて中山で出走して3戦3勝という成績を残している。東京初出走の関東馬がダービーを勝てば、2009年ロジユニヴァース以来15年ぶりとなるが、シックスペンスは無傷の4連勝でダービーを制すことができるだろうか。同馬にはテン乗りとなる川田将雅騎手が騎乗する予定だ。なお、中山デビュー馬がダービーを勝てば、1990年アイネスフウジン以来34年ぶりとなる。

★毎日杯勝ち馬のメイショウタバル 皐月賞最下位からの大逆転なるか

毎日杯勝ち馬のメイショウタバル(牡、栗東・石橋守厩舎)は、皐月賞でレースの主導権を握って果敢に逃げたが、最後の直線で失速して最下位の17着に敗れた。同馬は皐月賞に続き浜中俊騎手とのコンビで出走する予定だが、ダービーではどのようなレース運びを見せるだろうか。なお、皐月賞最下位からダービーを制した馬はこれまでにいないが、皐月賞がフタ桁着順だったダービー馬は過去に8頭いて、グレード制が導入された1984年以降では、86年ダイナガリバー皐月賞10着、2009年ロジユニヴァース皐月賞14着から巻き返してダービー馬になっている。

また、メイシヨウタバルを管理する石橋守調教師にはJRA・GI初制覇がかかる。同調教師は騎手時代の06年にメイショウサムソンでダービーを制しており、騎手&調教師双方でのダービー制覇がかかるが、ダービーで調教師として初のビッグタイトル獲得となるだろうか。

★登録馬中最多のキャリア9戦 京都新聞杯を制したジューンテイク

京都新聞杯を制したジューンテイク(牡、栗東・武英智厩舎)は、通算9戦3勝という成績で、今年のダービー登録馬で最多キャリアとなる。同馬は2歳時に芝1400メートル戦と芝1600メートル戦で各1勝を挙げたが、3歳となった今年はすべて芝2000メートル以上のレースに出走して、すみれS2着→若葉S5着→京都新聞杯1着という成績を残している。京都新聞杯が5月に実施されるようになった2000年以降、同レース勝ち馬からは00年アグネスフライト、13年キズナと2頭のダービー馬が生まれているが、豊富なキャリアを誇るジューンテイクはダービーで好走することができるだろうか。なお、ジューンテイクを管理する武英智調教師は今回がダービー初出走となる。

★追加登録料200万円を支払って参戦 きさらぎ賞勝ち馬のビザンチンドリーム

クラシックの追加登録制度は1992年に始まったが、ダービーはクラシックで唯一、追加登録馬による優勝例がない。今年のダービーには、きさらぎ賞勝ち馬で、皐月賞13着からの巻き返しを狙うビザンチンドリーム(牡、栗東・坂口智康厩舎)が追加登録料200万円を支払って参戦する予定だが、史上初となる追加登録馬によるダービー制覇を遂げることができるだろうか。なお、同馬を管理する坂口智康調教師、騎乗予定の西村淳也騎手ともにダービーを勝てばJRA・GI初制覇となる。







【日本ダービー 北の国から生産馬にエール①】シュガークン・ヤナ...
競馬の世界で誰もが夢焦がれ、生涯目指し続ける日本ダービー。2021年に誕生した7906頭(国内7737頭、輸入外国産馬169頭)のサラブレッドから出走のチャンスを奪取した18頭の生産者も5月26日の本番に胸を高鳴らせている。

〝あの子馬が晴れ舞台に立つ〟〝とにかく無事に〟。それぞれのドラマを乗り越えてきたわが子に北の国からエールが届いた。

青葉賞を優勝したシュガークンの北海道・日高町のヤナガワ牧場は、兄キタサンブラックに続く夢に思いを馳せている。(取材構成・吉田桜至郎、大塚美奈)



2年連続で2016、17年の年度代表馬に輝いた偉大なる兄キタサンブラックの背中を追って、遅咲きの〝弟クン〟が東京優駿に間に合った。

シュガークンは3歳2月にデビューしたが、生産者のヤナガワ牧場・梁川正普(まさひろ)社長(53)は心配していなかった。母シュガーハートの子供はこれまで中央競馬で8頭が走り、6頭が3歳を迎えてからのデビュー。キタサンブラックも3歳1月に初戦の新馬戦を勝利した。

「シュガークンは、臨戦態勢になったのがたまたま今年だったというだけで、育成牧場の方々が大事に乗ってくれていたということだと思います」と遅咲きでもしっかり開花する血統だと自負していたから、落ち着いて愛馬を見守っていた。

初戦で2着に敗れた後、2戦目で初勝利。ダービーの優先出走権を目指した青葉賞は見事に差し切りVを決めた。梁川さんは府中競馬場でその雄姿を焼きつけた。

「まさか勝つとは考えていなかったですけど、本当に頑張ってくれました」。兄同様、クラシックに歩を進めたことに安堵と喜びを感じた。

ヤナガワ牧場は1967年に創業。梁川さんは父で現会長の正克さんの後を継ぎ、3代目として老舗牧場を切り盛りしてきた。生産馬の中央GI初勝利は2007年のフェブラリーSを制したサンライズバッカス。苦節40年で念願の大レースを獲得し、キタサンブラックという名馬にたどり着いた。

牧場を代表する繁殖牝馬シュガーハートの9番子として誕生したシュガークン。3番子だったGⅠ7勝馬の兄の成功もあり、皐月賞、ダービーの2冠を制したドゥラメンテを配合した。

「(サクラバクシンオー産駒の)シュガーハートは、サンデーサイレンス系は何でも付けられるし、ドゥラメンテは現役時の活躍を見て選びました」と振り返る。同馬は、大種牡馬サンデーサイレンスと名牝エアグルーヴを両親に持つアドマイヤグルーヴの息子。SS系の爆発力にも期待した。

種付けから約1年後、21年3月5日に産声を上げた牡馬がシュガークンだった。

「特に他の馬と変わらず、うるさすぎもなかったし、手のかかる馬でもなかったですね。今と同じように見栄えはする馬体で、周りの馬と一緒に普通に育ったんだと思います」

何事も普通が一番と言わんばかりに、仲間たちと朝夕、元気に放牧地を走り、まっすぐ育ってくれた。

良血馬ならではだが、キタサンブラックとの比較は質問される。梁川さんは「兄はね、あれだけ走った馬なので、ちょっと比べられるのは大変ですが…。スタートもいいし、前からでも中団からでも競馬ができるレースセンスはいいですね」と胸を張る。「まだ子供っぽいところはみられるけど、乗っているのが豊さんなので、逆に心強いです」とも語った。

鞍上の武豊騎手は兄キタサンブラックの主戦だったことは言うまでもない。さらにヤナガワ牧場を代表する生産馬でフェブラリーSを連覇したコパノリッキーにも騎乗していた。縁が深い名手には全幅の信頼を寄せており、「キタサンブラックの背中を知っている人なので、兄弟で似ているところがあれば、それをうまく引き出してもらえると思います。それがシュガークンの一番の強みかも」と声を弾ませた。

そして、牧場を支え続けている名繁殖牝馬シュガーハートに敬意を表す。シュガークンの半弟にあたるレイデオロ産駒の2歳とコントレイル産駒の1歳がデビューを控えているが、今年で19歳になったベテランママは〝勇退〟を考える年齢になった。

「今年、またコントレイルの子を受胎したので、馬の状態を見てですけど、来年もう1頭だけ付けて終わりかなとも思っています。本当に頑張ってくれた功労馬なので、繁殖をやめたら牧場でゆっくり過ごしてほしいです」と牧場の守り神になってもらうつもりだ。

ダービーといえば、シュガークンよりひと足先に生産馬のテーオーパスワードが日本時間5月5日に行われた米GIケンタッキーダービーに遠征し、5着に健闘した。

「この馬は(5月20日の)遅生まれで小柄だったので、無事にケンタッキーダービーに行けたのは良かったなという感じです」と今年は日米の〝ダブルダービー出走〟という栄誉に胸を躍らせている。

キタサンブラック菊花賞を制したが、ダービーは14着。弟は兄の雪辱を果たす夢も担うが、梁川さんは「もちろん一番いい結果は勝つことですが、まずは出走できたことが喜ばしいことですし、先がある馬なので、けがなく無事に1周回ってきてほしい」とキッパリ。「武騎手の指示に従って反応してくれれば、いい結果になってくれるんではないかな、と期待しています。ただ、繰り返しますが、ダービーという晴れ舞台ですから、シュガークンが無事に走ってこれるよう見守っています」と〝無事是名馬〟を切に願った。

決戦の5月26日、府中競馬場で光り輝く黒鹿毛の雄姿は、初夏の太陽よりまぶしいに違いない。

シュガークンの子馬時代秘蔵映像はこちら

【日本ダービー】武豊騎手がシュガークンとダービー7勝目へ挑む...
3歳世代の頂点を決める日本ダービーが、26日に東京競馬場で行われる。35回目の騎乗で歴代最多を更新する7勝目を狙う武豊騎手(55)=栗東・フリー=は、シュガークン(栗東・清水久詞厩舎、牡3歳)で参戦。GⅠ7勝の半兄キタサンブラック(父ブラックタイド)が果たせなかった日本ダービー制覇へ、意気込みを語った。



前人未到の日本ダービー7勝目を狙う武豊騎手が、今年はGⅠ7勝馬キタサンブラックの半弟シュガークンで参戦する。

「何回でも勝ちたいですよ。相手はものすごく強いですが、楽しみには思っています」

昨年は初騎乗のファントムシーフ(8着)の手綱を取ったが、今年は一昨年のドウデュースと同じくデビューから手綱を取る相棒と臨む。

初陣(2着)こそ2月の京都の新馬戦(芝1600メートル)と遅かったが、2戦目の阪神(芝2000メートル)で初勝利を挙げると、「意識しました」と競馬の祭典へ大きな期待を抱いた。前走の青葉賞はアタマ差ながら重賞初制覇。キャリア4戦で大舞台への切符をつかみ取った。「よく間に合いましたよ。権利を取らないとダービーに出られない中で結果を出せてよかったです」とたたえた。まだ4戦だが、「違う競馬場、違う距離で結果を出せているからね。キャリアは浅いけど、レースの内容はいろいろとやってこれています」と経験値を強調する。

〝ジンクス〟も打ち破ってみせる。青葉賞から参戦して日本ダービーを勝った馬はいない。1994年の重賞昇格後、2002年シンボリクリスエスなど6頭の2着が最高という高い壁だ。名手も「勝っちゃいけないレースを勝っちゃったね。それだけは不安材料」と周囲を笑わせながら、「ジンクスというより、普通に考えれば、皐月賞に出られる馬はそちらに出るし、レースレベルが違いますからね」と冷静に分析。「それでも楽しみですよ」と力を込めた。

半兄はコンビを組んで天皇賞・春連覇など一時代を築いたキタサンブラック。自身は騎乗していなかったが、14着に敗れた日本ダービーで兄の果たせなかった夢をかなえるチャンスだ。「体形や乗った感じも違うからね」としながら、「素質がすごくありそうな感じは最初に思いました。乗りにくい面もありましたが、だんだんと乗りやすくなっています」と兄同様のポテンシャルと成長を感じている。

12日にはJRA通算4500勝の偉業も達成。数々の金字塔を打ち立ててきた武豊騎手が、シュガークンを偉大な兄超えに導いて、府中のファンを熱狂させる。(山口大輝)

日本ダービーのPRイベント出演

武豊騎手が20日、東京・神田明神で開かれた日本ダービーのPRイベントに出演。壇上に用意された白馬のロボットにまたがり、「(白毛馬でGⅠ3勝の)ソダシに乗ってみたかった。念願がかないました」とジョークでファンを大いに沸かせた。間近に迫ってきた競馬の祭典については「近づいてくるとワクワクする。一番、好きなレース。いよいよ、という気持ちです。チャンスはあると思っていますので、頑張りたい」と意気込みを語った。

★辻子依旦オーナーは馬主4年目

シュガークンの辻子依旦(つじこ・よりかつ)オーナー(40)は、コンピューターゲーム開発を手がけるポノス(株)の代表取締役社長CEO。2012年に発売した携帯ゲーム「にゃんこ大戦争」は世界で9200万超のダウンロードを記録(今年5月時点)する大ヒットとなっている。馬主になって4年あまりで日本ダービー初挑戦。「けがなく無事に、そして精いっぱい楽しんでほしい」と愛馬にエールを送る。

★ZBAT!で動画配信

シュガークンの子馬時代の映像&秘話を、「サンスポZBAT!」で公開中。母馬と寄り添う生後2日目の動画は同サイトのYouTubeチャンネルで初公開。当歳時代の写真とともに故郷・ヤナガワ牧場を紹介するウェブ記事は、同日スタートのダービー特別企画「北の国から生産馬へのエール」に掲載される。同企画にはダノンデサイルの社台ファーム、メイショウタバルの三嶋牧場なども登場予定だ。

【日本ダービー プレビュートーク】シュガークン青葉賞の再現あ...
南 オークスもええ競馬やった。◎スウィープフィートは6着まで。上位は強かった。

村瀬 ボクの◎クイーンズウォークは4着。あの激流でよく頑張ってくれた。3歳牝馬は層が厚くてレベルが高いです。

南 スパッと切り替えていこか。

村瀬 はい。とうとうやってきました、日本ダービー

南 ワシは迷いなし。皐月賞に続いて◎ジャスティンミラノやな。

村瀬 1冠目で◎ならそうですよね。

南 当時はキャリア3戦目で右回りも初めてやったし、〝賭け〟の部分が大きかった。相当な化け物かもしれへんで。

村瀬 ボクも降参かな。何せ10ハロンまでなら世代最強と見込んだ◎ジャンタルマンタルを2度負かしてますから。そのジャンタルがNHKマイルCに向かったことで素直に切り替えられます。

南 友道師は勝てば16年マカヒキ、18年ワグネリアン、22年ドウデュースに続いて4勝目。

村瀬 「ダービー馬のオーナーになることは、一国の宰相になることより難しい」というのはチャーチルの馬主目線ですけど、最近はあまり言われなくなりました。

南 そういえば聞かへんな。それはともかく、「3頭と違うのは前につけられるところ。皐月賞でも、いいところからいい脚を使えた。でも絶対に東京向きだと思う」とトレーナー。

村瀬 1週前も動いたし、体調は万全かな。

南 「前走で馬体が減らなかった(10キロ増)のは輸送に慣れたからだろう。今は食べさせたうえで太らせないようにしている」と。盤石やで。

村瀬 もう少し迷いたいところだけど、ひとまず相手探しですかね。

南 ワシはシュガークン。2月デビューで青葉賞勝ち。キタサンブラックの半弟で評判が先走る感じはあったけど、よう間に合ったで。

村瀬 青葉賞経由の馬の取捨は慎重にならないと…。△までかなあ。

南 武豊Jは「兄とは違うタイプだが、心肺機能がいい。2戦目の未勝利を勝ったときにここを意識した。ダービーは何度でも勝ちたいからね」と。それこそダービー7勝目を狙うレジェンドの言葉。重みがちゃうで。

村瀬 確かに。

南 清水久師は「イチかバチかでデビューを半年遅らせたのがいいほうに出た。2歳のころとは別馬」ゆうとるで。

村瀬 なるほど。ボクは過去イチに厳しかった皐月賞組に敬意を払いつつ、シックスペンスの驚異のレースセンスに注目したいですね。ステレンボッシュオークス2着の国枝師も気合が入るところでしょう。

南 ワシも▲でマークやな。で、△△にコスモキュランダ

村瀬 ミルコJは今回どう乗るんだろう。弥生賞ディープ記念みたいなまくりじゃ東京だときついし、瞬発力勝負で上がり3ハロン33秒台を使えるとも思えないし。

南 そこは徹底的に作戦を練るやろ。

村瀬 ボクは粗削りの化け物候補ビザンチンドリームも非常に楽しみ。

南 ジャンタルの皐月賞同様、青葉賞を〝最良のトレーニング〟にして軽めで臨むショウナンラプンタ、東京で化けるシンエンペラーもオモロイ。快速メイショウタバルに印を回すかどうかも迷うとこやな。

村瀬 ルメールJに手が戻る牝馬レガレイラに、素質A級ダノンエアズロック、差し脚強烈アーバンシックも十分に圏内です。やっぱり緊張感が高まってくるなあ。(夕刊フジ)

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POGコラム

伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室
第9回 ワールド別上位者レビュー
 早いもので、2023年も師走に突入しました。今週以降は12月10日の阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月17日の朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月28日のホープフルステークス(2歳G1・中山芝2000m内)と、2歳G1が立て続けに施行されます。当然ながら、この前後で「ウマニティPOG 2023」のランキングは大きく変動するはず。今シーズン最初の山場と言えるでしょう。
 ちなみに、今後も入札は毎週行われますが、仮想オーナー募集枠の解放は今週12月4日が最後。主役級と目されているような実績馬や素質馬の獲得を目指すならば、現在行われている第28回入札にすべてを懸けるしかありません。ただし、あえて枠を空けておき、年明け以降に台頭してきた大物を狙うというのもひとつの手。今のうちにシーズン後半の立ち回りをイメージしておきたいところです。
 今回は、12月3日終了時点における各ワールドの上位プレイヤーと、その指名馬をひと通りチェックしてみました。指名戦略の見直しを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 なお、2023年の、JRAの、2歳のレースにおける競走馬ごとの本賞金額(12月3日終了時点)トップ20は下記の通りとなっています。

【1位】コラソンビート(ルシェルドールの2021) 6130万円
【2位】シュトラウスブルーメンブラットの2021) 5350万円
【3位】ジャンタルマンタル(インディアマントゥアナの2021) 4520万円
【4位】シンエンペラー(Starlet's Sisterの2021) 4020万円
【4位】ゴンバデカーブース(アッフィラートの2021) 4020万円
【6位】アスクワンタイム(ディープインアスクの2021) 3940万円
【6位】セットアップ(スリーアローの2021) 3940万円
【8位】ゼルトザーム(ロザリウムの2021) 3820万円
【8位】アスコリピチェーノ(アスコルティの2021) 3820万円
【10位】チェルヴィニアチェッキーノの2021) 3740万円
【11位】ドナベティ(ドナルチアの2021) 3680万円
【12位】ナナオ(バイザディンプルの2021) 3640万円
【13位】カルチャーデイ(ラルティスタの2021) 3620万円
【14位】オーキッドロマンス(エキナシアの2021) 3335万円
【15位】シカゴスティング(マルチスクリーンの2021) 3060万円
【16位】コスモディナー(コスモミールの2021) 2960万円
【16位】エトヴプレ(Nahoodhの2021) 2660万円
【18位】シリウスコルト(オールドフレイムの2021) 2630万円
【19位】アマンテビアンコ(ユキチャンの2021) 2590万円
【20位】ルシフェル(アルアリングスターの2021) 2540万円

 複数の産駒がランクインしている種牡馬は、ヘニーヒューズとロードカナロア(各2頭)だけ。どちらの代表産駒も短距離やダートのレースを主戦場としている馬でしたから、来春のクラシック戦線を席巻しそうな種牡馬は今のところ見当たらない――と言って良いでしょう。キングカメハメハディープインパクトの直仔が完全にいなくなった分、指名馬選びの難度は急激に上がっている印象です。

 1頭1オーナー制のスペシャルワールドでトップに立っているのは、3億2712万円を獲得しているバンコクの夜は熱い、昼も暑いさん。ダノンエアズロック(モシーンの2021)が10月21日のアイビーステークス(2歳オープン・東京芝1800m)を、シュトラウスが11月18日の東京スポーツ杯2歳ステークス(2歳G2・東京芝1800m)を制しました。この2頭はいずれも第1回入札で獲得に成功した馬。シュトラウス朝日杯フューチュリティステークスでも人気を集めそうですし、今後もしばらくは首位争いの中心となるのではないでしょうか。
 425万円差の2位につけているのは中(ナカ)さん。こちらはコラソンビートが11月4日の京王杯2歳ステークス(2歳G2・東京芝1400m)を、チェルヴィニアが10月28日のアルテミスステークス(2歳G3・東京芝1600m)を勝っています。ちなみに、コラソンビートを獲得したのはデビュー戦後の第4回入札。そこから3連勝で重賞ウイナーの座に上り詰めたわけですから、お見事というほかありません。

 G1ワールドは2億9318万円を獲得している長澤まさみさんがトップ。出世頭は10月7日のサウジアラビアロイヤルカップ(2歳G3・東京芝1600m)を制したゴンバデカーブースです。既に指名した20頭すべてがデビューを果たしており、うち13頭が勝ち上がっているという層の厚さも見逃せないところ。年末にかけてさらに獲得ポイントを伸ばしてきそうな印象を受けました。

 G2ワールドは2億9067万円を獲得しているHALLさんがトップ。コラソンビートを第1回入札で指名し、獲得賞金が1.5倍となる筆頭オーナーの立場を手に入れています。筆頭オーナーになれるのは、各ワールドで最初の仮想オーナーとなったプレイヤーであり、複数いる場合は落札額が高い順、それも同じ場合は入札時間が早い順で決定。優勝争いにおいては大きなアドバンテージとなりますから、チャンスがあったら積極的に狙っていきましょう。

 G3ワールドは2億4873万円を獲得しているサイレントナイト翔さんがトップ。こちらも筆頭オーナーであるジャンタルマンタルが11月11日のデイリー杯2歳ステークス(2歳G2・京都芝1600m外)を制しました。第2回以降もこまめに入札を続け、少しずつ指名馬のラインナップを増やしている点も特徴的。最終的な結果が楽しみです。

 オープンワールドは1億8883万円を獲得しているゴッドキングさんがトップ。筆頭オーナーとなったイーグルノワールアルティマブラッドの2021)は11月22日の兵庫ジュニアグランプリ(2歳Jpn2・園田ダ1400m)を勝っています。さまざまなパターンで獲得ポイントを伸ばしたプレイヤーが各ワールドの首位に君臨していることからも、今シーズンの序盤はやや波乱の展開だったと言えそう。まだ多くのプレイヤーに優勝の目が残っていると見て良いのではないでしょうか。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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