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【血統アナリシス】アルゼンチン共和国杯2022 母の父シンボリクリスエスの好走が続く、Robertoやトニービンの血を引く馬が活躍

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【血統アナリシス】アルゼンチン共和国杯2022 母の父シンボリクリスエスの好走が続く、Robertoやトニービンの血を引く馬が活躍

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はアルゼンチン共和国杯2022・血統予想をお届けします!


昨年はオルフェーヴル産駒の1番人気オーソリティが勝ち、レース史上3頭目、現行コースでは初となる2連覇を達成。なお、同馬は母の父がシンボリクリスエスとなるが、昨年は同じ母の父となるフライライクバードも3着に入線しており、19年2着タイセイトレイル含め、3年連続で母の父にシンボリクリスエスを配された馬の好走が続いている。

また、種牡馬では14年フェイムゲーム、16年シュヴァルグラン、17年スワーヴリチャードと3頭の勝ち馬を出すハーツクライほか、昨年はマイネルウィルトスフライライクバードで2・3着、15年にはゴールドアクターの勝利によって父仔制覇を果たしたスクリーンヒーローが存在感を示す。Roberto直系のシンボリクリスエススクリーンヒーロー、トニービンを内包するハーツクライルーラーシップなど、総じて欧州的な持続力や底力を強調できる血脈が狙い目ともいえるだろう。

ハーツイストワールは、父ハーツクライ×母レツィーナ(母の父キャプテンスティーヴ)。半兄に18年鳳雛Sを勝ったハーベストムーン、全兄に15年青葉賞で3着のヴェラヴァルスターがいる血統。父の産駒は東京巧者を多く出す傾向にあるが、本馬自身も東京は9戦して3勝、2着5回、唯一の馬券圏外も勝ち馬から0秒2差と安定感が際立っている。着差のある派手な勝ち方もしないため、相手なりに走れることが強みとなるタイプだろう。


テーオーロイヤルは、父リオンディーズ×母メイショウオウヒ(母の父マンハッタンカフェ)。父は20・21年と2連覇を果たしたオーソリティの叔父にあたる血統馬。本馬においては叔父のメイショウカドマツが15年アルゼンチン共和国杯の2着馬でもあり、2代母アルペンローズがシンボリクリスエスと同じKris S.産駒であることも興味深いところ。天皇賞(春)で3着の実績も申し分なく、ダイヤモンドSの完勝ぶりからも軽視はできない。

マイネルファンロンは、父ステイゴールド×母マイネテレジア(母の父ロージズインメイ)。ステイゴールドの直系として勝利した18年パフォーマプロミス、20・21年オーソリティの延べ3頭は母の父がRoberto系という共通点を持つ。本馬は母の父でこそないものの、2代母の父がRoberto直仔のブライアンズタイムであることを気に留めておきたい。今年はG1でも人気以上の走りを示すなど、この父系らしい高齢馬の活力には侮れないものがある。


【血統予想からの注目馬】
ハーツイストワール ⑤テーオーロイヤル ⑫マイネルファンロン

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