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【宝塚記念2024】トッププロ厳選の穴馬! ポイントは京都開催! 京都向きなのに人気のない1頭は?

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【宝塚記念2024】トッププロ厳選の穴馬! ポイントは京都開催! 京都向きなのに人気のない1頭は?


上半期を締めくくるG1のこのレース。多くのファンは当てたい気持ちに駆られると思いますが、相変わらず私はいつどおりそんな気持ちはまったくです(笑)。ただ、ファンの方々にはなぜか、「トータル回収率プラス<G1的中」と思ってしまう方も多いようで、予想を売る立場の私としては、G1にまったく重きを置かないというわけにも……。でも、生涯でプラスになりたいと思っている人も必ずいるはずなので、まず私としてはその方々の力になることを目指しつつ、あわよくばG1も……を描きつつ頑張っていきたいです。今年マイナスの私が言うのも何ですが(笑)。

それでは、宝塚記念の見解に移っていきたいと思いますが、先週のマーメイドSでも書いたように、今年は阪神ではなく京都での開催ですよね。これにより、プラスになる馬、マイナスになる馬がいるはずなので、それをどう予想に反映していくかが、最大のポイントと考えています。それと京都は連続開催中です。コース替わりをしているとはいえ、さすがに内側も厳しくなるはず。と、思うのが普通なのですが、阪神の連続開催の時もいつまで経っても内が悪くならず……なんてことが結構多いんですよね。まぁ悪くならないというか、本来は悪くなっているんだけど、内側を通っても不利にならないと表現したほうがいいのでしょうかね。もしかしたら連続開催になるからってJRAが何か手を加えているのかも?(笑) 表向きは馬場を管理するレベルが上がっているからとか言いそうですが、にしてもってことですよね(^_^;)。その代わり、雨が降れば一気にダメになることも多いですよね(笑)。ということは、雨が降ればどうしようもないけど、降らなければ多少いじって操作できるって感じでしょうかね……。って、あることないこと書いておきます(笑)。たぶんみなさんも、「さすがに内が不利にならなすぎる」と思ったり、「外差しが決まらない競馬はつまらない」と思っているはずですし。いずれにしろ、雨も降る時期でもあり、当日がどういった状況なのかを確認し、それから判断しなければいけませんね。

次にいつもどおり上位人気想定の馬を見ていきます。上半期最後のG1ですし、できるだけ多くの馬を書ければと思います。

まずは1番人気確実のドウデュース
私がこの馬について書くことってまだありますか?(笑) いつも読んでくれている人であればここを読むのは飛ばしてもいいですよね。一応振り返りますが、前走のドバイターフでは出遅れてしまい、直線でも詰まり気味で5着になってしまいましたが、仮にスタートも五分で直線もスムーズでも、おそらく勝ちまではなかったレースに見えました。ドバイもそれなりに直線が長いですからね……(口酸っぱく言いますが、直線は短いほうがベター)。やはり、いちばん力を発揮できる舞台ではないような気がしました。それを考えれば、今年の京都コースに替わるのはこの馬にとってマイナスのはず。阪神での京都記念の勝ち方はみんな分かっているし、例年どおり阪神開催なら問題なく信頼できる馬だったのでしょうけど、京都となるとまた難しくなってくると思います。力は上位ですし、乗り方ひとつだと思うので、買う人は武Jの立ち回りに期待といったところでしょうか。私は「△に入れておくか」くらいの評価にしておきたいと思っています。


2頭目はジャスティンパレス
前走のドバイシーマCは、モレイラJとはいえ、展開的にちょっと厳しかったように思います。そんななか、ゴール近くになっていくにつれまた伸びていましたし、天皇賞(春)も勝っているように、やはりスタミナはある馬だと再確認しました。今回は2200mへの距離短縮になってしまいますが、おそらく京都はプラスになる馬。勝負どころの下り坂はこの馬にとって味方になるはずです。そして鞍上もルメールJ。このコンビは4戦4勝なんですよね。はい、本命候補です。

3頭目はベラジオオペラ
前走の大阪杯は待望のG1制覇となりましたが、正直恵まれたレースだと思うので、内容としてはあまり評価できないといったところでしょうか。今回の2200mへの距離延長は決してプラスとは言えないですし、上位に来るにはひと工夫いるレースになりそう。おそらく私は無印としますが、3連系で点数多く買える人は、一応入れておきたい存在という感じでしょうか。

4頭目はローシャムパーク
一言で言えばドウデュースタイプ。なので前走の大阪杯では本命にしたのですが、あと一歩のところでした。ただ、あのまま後ろにいたら馬券圏内もなかったので、捲っていった戸崎Jのナイス判断でした。ドウデュースタイプということで、今回の京都2200mは向くと思えないので、ちょっと評価は落としたいところ。力をつけているのは確かなので、買い目に入れるか判断が難しい馬です。

5頭目はブローザホーン
前走の天皇賞(春)では人気でも買いたくない1頭としましたが、2着まで来ました。結果的に2番人気のドゥレッツァはアクシデントみたいなもので力を発揮できず、3番人気のサリエラも内枠を活かさない立ち回りになってしまい、人気どころがそのような競馬なら2着まで来るのは納得でした。4着のスマートファントムなんて条件戦を勝ったばかりの馬だし、地力で勝ちにいって後ろをアシストしてくれた勝ち馬以外、そこまでレベルが高くない馬たちだった可能性は十分あると思っています。とはいえ、ここもそこまでレベルが変わるとは言えないので、これまたどうしようか迷う1頭になります。前走無印の私は無理に入れることはしませんが……。

最後にシュトルーヴェを。
去勢してから3連勝ですが、7着に終わった牡馬として最後のレースも、内田Jがうまく乗ることができなかっただけで、まともなら勝ち負けだったんですよね……。いろいろあってセン馬になったと思いますが、あの7着がセン馬になることを後押したというのであれば、ちょっともったいなかったと思っています。セン馬になってしまってからはもうひたすら頑張るしかないこの馬ですが、今のところしっかり期待に応えてくれています。重賞2連勝中ですが、相手を考えると今回の相手よりは落ちるメンバー。このレースでどこまでできるか注目となります。舞台としては合うイメージしかないですし、鞍上もレーンJを予定ということで、買い目には入れておきたい1頭です。

と、上位人気想定の馬たちについてでした。取り上げたなかで、買いたい馬はジャスティンパレスでしょうかね。ルメールJというだけでも外せない1頭になりますし、馬券圏内はまず期待したいです。あとはドウデュースをどう扱うかでしょうか。そのあたりはオッズも含め検討しなければならなそうで、今のところ分からないですね。さ、それでは春のG1最後もキレイに外して終わりとなりますかね。


以上、レース見解でした。早いもので上半期のG1もラストですね。阪神から京都へのコース替わりがポイントとのこと。穴馬に指名されるのはどの馬でしょうか。


※以下、注目馬は出走確定前に選定している為、当日上位人気になる可能性、出走取り消しの可能性がございます。又、枠が確定してから見直す場合もある為、注目馬に挙げていない人気薄をプロ予想MAXで本命にする可能性もございます。



■注目馬①ディープボンド
これも何回も書くことになっていますが、前走の天皇賞(春)3着については、「だから、京都が合う馬と言ってますよね」という結果でした。いつも阪神開催なのに今年は京都と、この馬にはプラスにしかならない変更点です。おそらく今回は距離不足が強調されて、また思ったほど人気にならないような気がするので、京都適性を武器に好走を期待してもいいと思います。前走も勝ち馬が前を潰す展開になったなか粘った競馬なので、勝ち馬の次にいい競馬をしています。そういうわけで、個人的にも買い目には入れておきたい1頭と思っています。


以上、豚ミンCプロの注目馬とコメントをお届けしました。今週はディープボンドの1頭推奨でした。前走からさらに人気が落ちそうですし、京都の連続好走を期待したいですね。それでは、また来週お会いしましょう。



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