まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
新潟開催は最終週を迎え、日曜メインにサマー2000シリーズ最終戦(第5戦)の新潟記念(9月2日、GIII、芝2000メートル)が行われる。2008年に3連単102万8690円の高配当が飛び出すなど、ハンデ戦らしく波乱が目立つレース。今年はフルゲート18頭のところ、登録は14頭と少ないが、馬券の妙味は十分ありそうだ。
最も注目されるのはブラストワンピース(美浦・大竹正博厩舎、牡3歳)だ。デビュー3連勝で毎日杯を勝ち、続くダービーでも5着ながら2番人気に支持されたほどの大器。新潟記念でこのレベルの3歳馬の出走は珍しいが、復帰戦として早くから決まっていただけに、調整は順調だ。陣営は「左回りにこだわってここからの始動を決めた」と話しており、初戦から気合が入っている。ハンデは54キロ。新潟2歳S優勝馬でNHKマイルC3着、ダービー6着のミュゼスルタンが、3歳時の15年に1番人気で16着と大敗したときが同じ54キロだった。これを物差しにすると決して楽ではないが、素質的にはあっさり勝っても不思議ではない。
トップハンデは57.5キロのセダブリランテス(美浦・手塚貴久厩舎、牡4歳)。ラジオNIKKEI賞、中山金杯とメンバーでただ一頭、重賞を2勝している。通算でも5戦4勝と底を見せていない。前走の中山金杯時のハンデが55キロだったので、2.5キロ増は見込まれた印象だが、それだけ他馬との実力差がある、というのがJRAハンデキャッパーの評価だろう。中山金杯のレース中に左前脚を骨折し、約8カ月の休養明けになるが、帰厩後の調教の動きは抜群。陣営は同じ休み明けだった「アルゼンチン共和国杯(3着)のとき以上のデキ」と話しており、仕上がりに問題はなさそうだ。新潟の外回りコースは早苗賞を快勝した実績があり、ハンデ克服が課題になる。今回はコンビを組んで2戦2勝の石川裕紀人騎手が鞍上だ。
グリュイエール(栗東・藤原英昭厩舎、牡6歳)は、2年以上の休養明けだった準オープン・府中Sを勝った後、前走のエプソムCで3着。当時5着だったエアアンセムが函館記念を勝っているように、重賞でも十分に勝負になる器だ。このレースを目標にして仕上がりに問題はなく、ハンデ55キロも恵まれた印象。レースがうまく、先行も差しもできるタイプなので、初コースにも対応できそうだ。戸崎圭太騎手は3歳時のセントライト記念以来のコンビ。1週前に栗東で追い切りに騎乗し、手応えはつかんでいる。
サマー2000シリーズのチャンピオン(馬主に3200万円、厩舎に800万円)になる可能性があるのは、2走前に七夕賞を勝っているメドウラーク(栗東・橋田満厩舎、牡7歳)のみ。1勝以上、かつ13ポイント以上が優勝の条件で、現在11ポイントの同馬は5着に入ればチャンピオンになる。コースレコードが出た前走の小倉記念では離された11着に終わっているように、高速決着は得意とはいえない。ハンデは前走同様、辛勝だった七夕賞より2キロ重い56キロ。課題は多いが、最終週の荒れてきた馬場が味方すれば、七夕賞の再現があっても驚けない。
マイネルハニー(美浦・栗田博憲厩舎、牡5歳)=57キロ、3年前の2着馬マイネルミラノ(美浦・相沢郁厩舎、牡8歳)=56キロ=の“マイネル軍団”2頭は、どちらも先行脚質でタイプが似ている。直接対決は昨年のエプソムCで一度だけあるが、このときは逃げたハニーが3着、控えたミラノが7着だった。同馬主で兼ね合いが微妙だが、スローに落とせばどちらもしぶとい。過去10年でも4コーナー1、2番手の馬6頭が3着以内に粘って波乱を演出しているだけに、ともに侮れない存在だ。
府中Sでグリュイエールの0秒1差3着だったエンジニア(美浦・牧光二厩舎、牡5歳)=54キロ=は、前走の準オープン・マレーシアCで上がり3ハロン最速の33秒9の脚を使って快勝。勢いは侮れない。同じく準オープンの博多Sを快勝して波に乗るスズカディープ(栗東・橋田満厩舎、セン6歳)=53キロ、小倉記念5着のストーンウェア(栗東・吉田直弘厩舎、牡6歳)=54キロ=なども争覇圏内だ。
★新潟記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|