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【ズバリ!調教診断(最終版)】関屋記念2023 1番手はララクリスティーヌ!ロータスランドらが差なく続く!

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【ズバリ!調教診断(最終版)】関屋記念2023 1番手はララクリスティーヌ!ロータスランドらが差なく続く!


ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は関屋記念・調教予想(最終版)をお届けします!


日曜日に行われる関屋記念の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

ディヴィーナ【B】
栗東坂路単走(9日)。間隔が詰まっていることや、新潟への輸送を考慮して緩めの内容。そのため見た目は地味だが、難しい面を出すことなく集中して走れていたし、フォームも崩れていない。脚運びも悪くなかった。デキ落ちという様子はなく、良い意味での平行線だろう。


アヴェラーレ【B】
美浦南W併走(9日)。逆手前になるなど、不器用なコーナリングは相変わらず。ただ、直線に入ってからの脚さばきは素軽く、身のこなしもスムーズ。仕掛けに対する反応も悪くなかった。鈍い面が目についた、1週前に比べれば様子は良くなっている。このひと追いでさらに上向くようなら、怖い存在になりそうだ。

フォルコメン【B】
美浦南W併走(9日)。前肢を高く上げるダイナミックなフォームは健在。脚元の動きにも力感がある。その一方、手前替えで難しい面を見せるなど、気性のキツいところは変わっていない。ようは実戦に行って気分良く運べるか否か。ジョッキーのリードに託すほかない。

コンシリエーレ【C】
美浦南W併走(9日)。脚をスラッと見せる走りから、慣れてくれば芝でも対応できそうな感じはある。ただ、身のこなしにキレはさほどなく、時計の要求度が高いコンディションになると辛いかも。現状の走りを活かすには、他馬のスピードやキレが削がれる馬場の出現、もしくは展開の恩恵が不可欠のように思える。

セルバーグ【B】
栗東坂路単走(9日)。軽めの内容ゆえ際立つ動きではないが、道中における左右のフラつきがそれほど出ていないのは良い傾向。この馬とすればラストの走りも安定しており、好走後の疲れや反動はなさそう。あとはレース当日の馬場状態と、課された58キロの斤量がどうでるか。

フラーズダルム【B】
栗東CW単走(9日)。肩の出が若干窮屈に映るが、もとよりピッチ走法寄りの馬。過度に気にする必要はない。この馬なりに首でリズムをとって、キビキビと走れていたし、脚どりも最後までしっかりしている。概ね自身のパフォーマンスは示している印象。まずまずの仕上がりだろう。

フィアスプライド【B】
美浦南W併走(9日)。直線ではパートナーと重なる場面がほとんどで、細かい動きがわかりづらい。ただ、難しい面を出すことなく走れていたようだし、ゴール板を過ぎてからの後ろ姿を確認する限り、トビに高さもあった。北海道からの移動を挟んだが、それなりに整えてきた印象を受ける。

ララクリスティーヌ【A】
栗東CW単走(9日)。強い前進気勢を見せながらも、タメをきかせてメリハリのある動きができていたのは好感度大。体をしっかり使ってリズム良く走れていたし、鞍上の指示に対しても従順。ラストの反応と伸びも良かった。好調だろう。いい雰囲気で本番に臨めそうだ。

ミッキーブリランテ【C】
栗東坂路単走(9日)。前向きな姿勢をうかがわせながらも、タメを上手につくれていたし、フットワークも安定している。反面、直線半ばあたりから耳をフワフワさせるなど、集中力を欠くような仕草を見せていたのは気になるところ。直線の長い新潟で、能力を全開できる状態にあるかといえば疑問符が付く。


カワキタレブリー【B】
栗東坂路単走(9日)。途中で落鉄したように見えたが、その前後で走りに大きな乱れはなく、影響は少ないものと考えたい。派手さには欠けるものの、やや力を要する馬場を苦にせず、体幹しっかりの安定したフォームをラストまで維持していたことは評価できる。及第点の仕上がりと判断したい。

メイショウシンタケ【C】
栗東CW併走(9日)。パートナーに終始アオられ気味。手応えも体勢も不利の形でゴールを迎えた。相手の動きが良かったにせよ、見映えの悪い内容。この馬なりにキビキビと走れてはいたが、もう少し格好をつけて欲しかったような気も。調教観点的に高評価はしづらい。

ノルカソルカ【C】
栗東CW併走(9日)。四肢の可動域は十分なのだが、上半身との連動性が低く、そのぶんバラッとした走りに。騎手候補生が跨っていたとはいえ、追われてから重心が下がらないのも気になるところ。水曜追いの段階では、可もなく不可もなし、といった感じ。評価は上げづらい。

サクラトゥジュール【F】
美浦南B単走(8日・映像なし)。軽い運動で済ませる予定だったようだが、馬が行く気になってしまって、5F換算で66~67秒程度の時計が出た様子。そのため、当該週の本追い切りは見送るとのこと。1週前追い切りの映像もなく、判定するに難しい。いずれにせよ、当日の気配はしっかり確認しておいたほうがいいだろう。

ロータスランド【A】
栗東坂路単走(9日)。整えることに主眼を置いた内容ながらも、馬が走る気満々で、鞍上が手綱を抑えた状態での登坂。四肢のさばきは力強く、それでいて素軽さもある。活気十分であるにもかかわらず、しっかり制御できていた点も好印象。高く評価したい1頭だ。

アナザーリリック【A】
美浦南芝併走(9日)。この馬らしい前肢をしっかり使ったフットワークで、キビキビと走ることができている。鞍上の軽い促しにも、きちんと対応していた。ジョッキー騎乗の芝コースという点を差し引いても、ラストの鋭い加速は目を引くものがある。好気配。

ラインベック【B】
栗東坂路単走(9日)。余力残しの内容ながら、最後まで低い重心を保ち、力むことなく走れている。去勢の効果が表れてきたこともあってか、ひと頃より操縦性が良くなった印象。調整は順調に進んでいる様子なので、あとは実戦でリズム良く運べるかどうか。そのあたりが好凡走の鍵を握る。

ビューティフルデイ【B】
美浦南W併走(9日)。コーナーでは気負いがちだったが、直線に入ってからの回転鋭いフットワークは目を引いた。ただ、久々のマイル戦に臨むにしては、前進気勢が過ぎるような気も。体調自体は良さそうなので、あとは実戦に行ってのテンション次第。当日の気配を注視したい1頭である。



【調教予想からの注目馬】
A判定は3頭。1番手は⑧ララクリスティーヌとする。好バランスのフォーム、素早い反応が印象的。攻め量の不足もなく、状態は良さそう。要注目の1頭だ。

集中力の高い走りが目を引く、⑭ロータスランドを差のない2番手評価。キレ味抜群のフットワークを披露した、⑮アナザーリリックも侮れない。

<注目馬>
ララクリスティーヌ ⑭ロータスランド ⑮アナザーリリック

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