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【チャンピオンズCの注目点】中京舞台で繰り広げられるダートの頂点決定戦!記録がかかる騎手、調教師は?

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【チャンピオンズCの注目点】中京舞台で繰り広げられるダートの頂点決定戦!記録がかかる騎手、調教師は?

★「ダート路線の王者決定戦」中京に舞台を移し、今年が節目の10回目

12月3日、中京ではチャンピオンズCが実施される。同レースは、2013年までジャパンCダートとして実施されてきたが、14年からは舞台を中京へと移し、名称もチャンピオンズCに改称され、現名称での実施は今年で10回目となる。

今年は19頭の登録があり、今年のフェブラリーS勝ち馬レモンポップ(牡5歳、美浦・田中博康厩舎)、GⅠ・JpnⅠで3勝を挙げているテーオーケインズ(牡6歳、栗東・高柳大輔厩舎)、JpnI3勝のメイショウハリオ(牡6歳、栗東・岡田稲男厩舎)などダートGI(JpnⅠ含む)勝ち馬は5頭が出走を予定している。また、芝とダート双方GI制覇がかかるジオグリフ(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)、ドゥラエレーデ(牡3歳、栗東・池添学厩舎)も登録馬に名を連ねており、多彩なメンバーが顔を揃えそうだ。果たして今年のチャンピオンズCを制すのはどの馬だろうか。なお、チャンピオンズCでは舞台を中京に移した14年以降、ダートGI勝ち馬が8年連続で1着となっていたが、昨年はダートのGI初挑戦となったジュンライトボルトが勝利を挙げている。

★3歳馬が勝てば2019年クリソベリル以来4年ぶり セラフィックコール、ドゥラエレーデ、ゼットリアンが登録


今年のチャンピオンズCには、デビューから5連勝でみやこSを制したセラフィックコール(牡、栗東・寺島良厩舎)、昨年のホープフルS勝ち馬で芝・ダート双方のGI制覇を狙うドゥラエレーデ(牡、栗東・池添学厩舎)、大府特別と観月橋Sを連勝したゼットリアン(牡、栗東・吉田直弘厩舎)と3頭の3歳馬が登録している。3歳馬が勝てば、2019年クリソベリル以来4年ぶり6頭目となるが、今年の3歳勢はダート路線の強豪が集うチャンピオンズCでどのような走りを見せるのだろうか。

ドゥラエレーデセントライト記念8着以来の出走となる。前走で芝のレースに出走していた馬がチャンピオンズCを勝てば、02年イーグルカフェ以来(※当時のレース名はジャパンCダート)21年ぶり2頭目となるが、ホープフルSに続く2つ目のGIタイトルを獲得できるだろうか。

★自身初のJRA年間100勝まであと「5」 レモンポップに騎乗予定の坂井瑠星騎手

チャンピオンズCでレモンポップ(牡5歳、美浦・田中博康厩舎)に騎乗予定の坂井瑠星騎手は、11月27日現在、今年のJRA競走で95勝を挙げており、自身初のJRA年間100勝まであと5勝に迫っている。レモンポップと坂井騎手のコンビは、前走の南部杯では同馬のデビュー以来初めて逃げる形を取り、そのまま後続を寄せ付けずに圧勝した。チャンピオンズCが中京で実施されるようになった2014年以降、逃げ切り勝ちはないが、レモンポップと坂井騎手のコンビはどのような戦法で挑むのだろうか。

レモンポップを管理する田中博康調教師は開業6年目の今年、根岸SでJRA重賞初制覇、フェブラリーSでJRA・GI初制覇を遂げるなどJRA重賞5勝を挙げる活躍を見せている(※11月27日現在)。なお、田中博調教師&坂井騎手のコンビは11月27日現在、今年のJRA競走で4戦3勝、3着1回という成績を残している。

★調教師としてJRA・GI初制覇なるか 騎手時代1500勝超の河内洋四位洋文調教師

アイコンテーラー(牝5歳)を管理する河内洋調教師(栗東)、ハギノアレグリアス(牡6歳)を管理する四位洋文調教師(栗東)には、JRA・GI初制覇がかかる。河内調教師は騎手時代JRA通算2111勝、四位調教師は騎手時代JRA通算1586勝を挙げ、ジョッキーとして多くのJRA・GIを制しているが、調教師としてもビッグタイトルを獲得することができるだろうか。なお、アイコンテーラーJBCレディスクラシック1着以来、ハギノアレグリアスシリウスS1着以来の出走で、アイコンテーラーには2015年サンビスタ以来8年ぶり2頭目の牝馬によるチャンピオンズC制覇がかかる(※牝馬はアーテルアストレア(4歳、栗東・橋口慎介厩舎)も登録)。

★4年目・原優介騎手が2度目のJRA・GI挑戦 交流重賞3勝のウィルソンテソーロに騎乗予定


今年のかきつばた記念マーキュリーC、白山大賞典を制したウィルソンテソーロ(牡4歳、美浦・小手川準厩舎)には、原優介騎手が騎乗を予定している。原騎手は2020年のデビュー以来JRA通算58勝を挙げており、今年はキャリアハイの25勝をマークしている(※いずれも11月27日現在)。原騎手はJRA重賞での勝利経験はなく、JRA・GI騎乗は今回が2回目となるが、デビュー4年目で初のビッグタイトルを手にすることができるだろうか。勝てば、ウィルソンテソーロを管理する小手川調教師も開業4年目でJRA・GI初制覇となる。

今回、原騎手はウィルソンテソーロに初めて騎乗する。同騎手はJRA通算58勝のうち20勝をテン乗りの馬で挙げているが(※新馬戦での勝利は除く)、ウィルソンテソーロとのコンビで勝利を挙げることができるだろうか。

★歴代最多のJRA・GⅠ実施機会12連勝中 JRA・GⅠ通算200勝に王手のノーザンファーム

生産牧場ノーザンファームは、5月14日のヴィクトリアマイルソングライン)から11月26日のジャパンCイクイノックス)まで生産馬がJRA・GⅠ実施機会12連勝中で、生産牧場のJRA・GⅠ実施機会歴代最多連勝記録を更新中だ。

12月3日に実施されるチャンピオンズCには、グロリアムンディ(牡5歳、栗東・大久保龍志厩舎)、ジオグリフ(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)、セラフィックコール(牡3歳、栗東・寺島良厩舎)、ドゥラエレーデ(牡3歳、栗東・池添学厩舎)と4頭のノーザンファーム生産馬が登録しているが、連勝を伸ばすことができるか。なお、ノーザンファームはジャパンCでのイクイノックスの勝利がJRA・GⅠ通算199勝目で、チャンピオンズCを勝てば、史上初のJRA・GⅠ通算200勝となる。







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