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【馬齢】
2013年以降(過去10年)の1~3着馬延べ30頭の馬齢を検証すると、いずれも7歳以下だった。その一方、7歳の好走(3着以内)は香港から参戦したワーザー(2018年2着)の1例だけ。4歳以下の2着連対圏入りはG1ウイナーに限られる。高齢の日本調教馬や、4歳以下のG1未勝利馬は疑ってかかりたい。
(減点対象馬)
①ライラック ②カラテ ④ボッケリーニ ⑦プラダリア ⑮ユニコーンライオン ⑯モズベッロ
【性別】
2013年以降の性別成績は、牝馬【4.1.6.15】、牡・せん馬【6.9.4.98】。勝率、連対率、複勝率の面では前者が上回っている。反面、牝馬の2着連対圏入りは牡牝混合G1勝ち、もしくは牡牝混合G1で0秒1以内の僅差に持ち込んだ経験があった馬のみ。気に留めておきたい傾向だ。
(減点対象馬)
①ライラック ⑥スルーセブンシーズ ⑪ジェラルディーナ
【前走成績】
2013年以降、前走4着以下敗退から巻き返して複勝圏入りを果たした馬は14頭。前走の着順があまり直結しないレースとみてとれる。ただし、巻き返しに成功した14頭は、みな前走のタイム差が2秒0未満だった。その点には注意が必要だろう。
(減点対象馬)
⑧ヴェラアズール ⑬ジオグリフ ⑰ドゥラエレーデ
【近走成績】
前走の着順には比較的寛容なレースである一方、近2走とも6着以下に敗れていた馬は劣勢。2013年以降の2着連対圏入りは、2020年2着のキセキだけとなっている。同馬は前年2着のリピーター。当レースでの連対(2着以内)経験がないうえに、掲示板を逃し続けている馬は評価を控えめにしたい。
(減点対象馬)
⑧ヴェラアズール ⑪ジェラルディーナ ⑫アスクビクターモア
【近走人気】
2013年以降、近2走続けて国内戦に出走し、ともに単勝8番人気以下だった馬の好走(3着以内)例はなし。また、前走が国内戦で単勝10番人気以下だった馬も連対(2着以内)ゼロと、今ひとつの結果に終わっている。
(減点対象馬)
⑯モズベッロ
【重賞実績】
2013年以降の1~2着馬延べ20頭は、いずれも芝2000m以上の重賞において1着となった経験があった。重賞未勝利馬や、2000m未満の距離に重賞勝ち鞍が偏っている馬は、連対(2着以内)候補として狙いづらい印象を持つ。
(減点対象馬)
①ライラック ⑥スルーセブンシーズ
【データ予想からの注目馬】
上記6項目で減点がないのは、③ダノンザキッド、⑤イクイノックス、⑨ジャスティンパレス、⑩ディープボンド、⑭ブレークアップの5頭。
連軸候補の筆頭には、⑤イクイノックスを挙げたい。2013年以降、芝2400m以上のG1を2勝していた4歳牡馬は【2.0.1.0】と少数精鋭の活躍を見せている。ここは一連の実績を素直に信用したい。
過去10年、同年の天皇賞(春)を制した4歳馬は【1.0.1.1】。それに該当する、⑨ジャスティンパレスを2番手評価。以下、③ダノンザキッド、⑩ディープボンド、⑭ブレークアップらが続く。
<注目馬>
⑤イクイノックス ⑨ジャスティンパレス ③ダノンザキッド ⑩ディープボンド ⑭ブレークアップ
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コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。TERAMAGAZINE|2023年6月25日 1:42 | (1) |
【データ予想からの注目馬】
③ダノンザキッド
⑤イクイノックス
⑨ジャスティンパレス
⑩ディープボンド
⑭ブレークアップ
レース情報
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過去10年
同年の天皇賞(春)を制した4歳馬は【1.0.1.1】
⑨ジャスティンパレス
2番手評価