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2006年に中距離重賞からスプリント重賞にその姿を変えた京都競馬場伝統の一戦。中距離戦として行われていたころの勝ち馬には、第29回(1984年)カツラギエース、第39回(1994年)ネーハイシーザー、第50回(2005年)カンパニー、とJRAの競馬史で記録にも記憶にも残る名勝負を繰り広げてきた馬たちが名を連ねている。芝1200m戦となってからは、第56回(2011年)にロードカナロアが勝利。のちに“最強スプリンター”の称号を得る名馬が、ここで最初の一歩となる重賞初タイトルを獲得している。また、第63回(2018年)にダノンスマッシュが勝ったことで、ロードカナロアは種牡馬として父仔制覇も果たすことになった。
1986年以降の優勝馬を掲載しています。優勝馬の馬齢は2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝ち タイム |
騎手 | 調教師 | レース 結果 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第69回 |
2024年11月24日 京都 芝1200m |
ビッグシーザー | 牡4 | 1:07.7 | 北村友一 | 栗 | 西園正都 | 全着順を 見る | |
第68回 |
2023年11月26日 京都 芝1200m |
トウシンマカオ | 牡4 | 1:07.4 | 菅原明良 | 美 | 高柳瑞樹 | 全着順を 見る | |
第67回 |
2022年11月27日 阪神 芝1200m |
トウシンマカオ | 牡3 | 1:07.2 | 鮫島克駿 | 美 | 高柳瑞樹 | 全着順を 見る | |
第66回 |
2021年11月28日 阪神 芝1200m |
エイティーンガール | 牝5 | 1:08.8 | 秋山真一郎 | 栗 | 飯田祐史 | 全着順を 見る | |
第65回 |
2020年11月29日 阪神 芝1200m |
フィアーノロマーノ | 牡6 | 1:08.2 | 吉田隼人 | 栗 | 高野友和 | 全着順を 見る | |
第64回 |
2019年11月24日 京都 芝1200m |
ライトオンキュー | 牡4 | 1:08.8 | 古川吉洋 | 栗 | 昆貢 | 全着順を 見る | |
第63回 |
2018年11月25日 京都 芝1200m |
ダノンスマッシュ | 牡3 | 1:08.0 | 北村友一 | 栗 | 安田隆行 | 全着順を 見る | |
第62回 |
2017年11月26日 京都 芝1200m |
ネロ | 牡6 | 1:08.8 | 吉原寛人 | 栗 | 森秀行 | 全着順を 見る | |
第61回 |
2016年11月27日 京都 芝1200m |
ネロ | 牡5 | 1:10.3 | M.バルザローナ | 栗 | 森秀行 | 全着順を 見る | |
第60回 |
2015年11月29日 京都 芝1200m |
サトノルパン | 牡4 | 1:07.4 | 和田竜二 | 栗 | 村山明 | 全着順を 見る | |
第59回 |
2014年11月30日 京都 芝1200m |
アンバルブライベン | 牝5 | 1:08.3 | 田中健 | 栗 | 福島信晴 | 全着順を 見る | |
第58回 |
2013年11月23日 京都 芝1200m |
アースソニック | 牡4 | 1:07.5 | M.デムーロ | 栗 | 中竹和也 | 全着順を 見る | |
第57回 |
2012年11月24日 京都 芝1200m |
ハクサンムーン | 牡3 | 1:08.5 | 酒井学 | 栗 | 西園正都 | 全着順を 見る | |
第56回 |
2011年11月26日 京都 芝1200m |
ロードカナロア | 牡3 | 1:08.1 | 福永祐一 | 栗 | 安田隆行 | 全着順を 見る | |
第55回 |
2010年11月27日 京都 芝1200m |
スプリングソング | 牡5 | 1:08.0 | 池添謙一 | 栗 | 鶴留明雄 | 全着順を 見る | |
第54回 |
2009年11月28日 京都 芝1200m |
プレミアムボックス | 牡6 | 1:07.6 | 幸英明 | 美 | 上原博之 | 全着順を 見る | |
第53回 |
2008年11月29日 京都 芝1200m |
ウエスタンダンサー | 牝4 | 1:08.1 | 川田将雅 | 栗 | 崎山博樹 | 全着順を 見る | |
第52回 |
2007年11月23日 京都 芝1200m |
サンアディユ | 牝5 | 1:07.9 | 武豊 | 栗 | 音無秀孝 | 全着順を 見る | |
第51回 |
2006年11月25日 京都 芝1200m |
アンバージャック | 牡3 | 1:08.3 | 武幸四郎 | 美 | 中野隆良 | 全着順を 見る | |
第50回 |
2005年11月26日 京都 芝1800m |
カンパニー | 牡4 | 1:44.8 | 福永祐一 | 栗 | 音無秀孝 | 全着順を 見る | |
第49回 |
2004年11月27日 京都 芝1800m |
ダイワエルシエーロ | 牝3 | 1:46.3 | 福永祐一 | 栗 | 松田国英 | 全着順を 見る | |
第48回 |
2003年11月29日 京都 芝1800m |
チアズブライトリー | 牡5 | 1:49.1 | 本田優 | 栗 | 山内研二 | 全着順を 見る | |
第47回 |
2002年11月23日 京都 芝1800m |
サイドワインダー | 牡4 | 1:45.3 | 武幸四郎 | 栗 | 北橋修二 | 全着順を 見る | |
第46回 |
2001年11月24日 京都 芝1800m |
テンザンセイザ | 牡3 | 1:45.6 | 四位洋文 | 栗 | 藤原英昭 | 全着順を 見る | |
第45回 |
2000年11月25日 京都 芝1800m |
ジョウテンブレーヴ | 牡3 | 1:45.2 | O.ペリエ | 美 | 相沢郁 | 全着順を 見る | |
第44回 |
1999年11月27日 京都 芝1800m |
ロサード | 牡3 | 1:46.4 | 安藤勝己 | 栗 | 橋口弘次 | 全着順を 見る | |
第43回 |
1998年11月28日 京都 芝1800m |
ブラボーグリーン | 牡4 | 1:46.6 | 幸英明 | 美 | 栗田博憲 | 全着順を 見る | |
第42回 |
1997年11月22日 京都 芝1800m |
エリモダンディー | 牡3 | 1:48.2 | 武豊 | 栗 | 大久保正 | 全着順を 見る | |
第41回 |
1996年5月11日 京都 芝2200m |
ダンスパートナー | 牝4 | 2:12.8 | 四位洋文 | 栗 | 白井寿昭 | 全着順を 見る | |
第40回 |
1995年5月13日 京都 芝2000m |
ダンツシアトル | 牡5 | 1:58.9 | 村本善之 | 栗 | 山内研二 | 全着順を 見る | |
第39回 |
1994年5月14日 阪神 芝2000m |
ネーハイシーザー | 牡4 | 1:58.9 | 塩村克己 | 栗 | 布施正 | 全着順を 見る | |
第38回 |
1993年5月15日 京都 芝2000m |
ロンシャンボーイ | 牡4 | 2:00.9 | 清山宏明 | 栗 | 小原伊佐 | 全着順を 見る | |
第37回 |
1992年5月17日 京都 芝2000m |
ミスタースペイン | 牡4 | 2:03.3 | 石橋守 | 栗 | 橋口弘次 | 全着順を 見る | |
第36回 |
1991年5月12日 京都 芝2000m |
イクノディクタス | 牝4 | 2:02.4 | 村本善之 | 栗 | 福島信晴 | 全着順を 見る | |
第35回 |
1990年5月13日 京都 芝2000m |
ロングムテキ | 牡6 | 2:01.7 | 松永昌博 | 栗 | 沖芳夫 | 全着順を 見る | |
第34回 |
1989年5月14日 京都 芝2000m |
ニホンピロブレイブ | 牡4 | 2:02.7 | 武豊 | 栗 | 伊藤雄二 | 全着順を 見る | |
第33回 |
1988年5月15日 京都 芝2000m |
トウショウレオ | 牡6 | 2:04.4 | 田島良保 | 栗 | 鶴留明雄 | 全着順を 見る | |
第32回 |
1987年5月17日 京都 芝2000m |
マルカセイコウ | 牡4 | 2:05.5 | 柴田光陽 | 栗 | 内藤繁春 | 全着順を 見る | |
第31回 |
1986年5月11日 京都 芝2000m |
シングルロマン | 牡4 | 2:04.2 | 松本達也 | 栗 | 中尾正 | 全着順を 見る |
1956年、京都芝2200mで行われるハンデキャップ重賞「京都特別」としてレース創設。競走名は1961年に「京阪杯」へと改称された。その後、開催時期、距離、負担重量などのレース条件を幾度か変更しながら歴史を刻み、グレード制が導入された1984年にG3に格付け。2006年の短距離重賞路線の整備にともない、現行の芝1200mへと距離が短縮されることになった。現在はG1にはあと一歩届かない古馬、これから売り出していかんとする3歳馬が活躍する場となっている。
第1回(1956年)は11月4日。第2~7回(1957~1962年)は10月上旬。第8~11回(1963~1966年)は9月中旬~下旬。第12~16回(1967~1971年)は11月上旬。第17~28回(1972~1983年)は11月下旬。第29~41回(1984~1996年)は5月中旬。第42回(1997年)以降は11月下旬に開催されている。
施行場所:京都芝1200m 出走資格:3歳以上 1着賞金:4100万円 負担重量:別定
1956年 | 京都芝2200m(外)、4歳(現在の3歳)以上、ハンデキャップとして創設競走名は「京都特別」 |
---|---|
1961年 | 競走名を「京阪杯」に改称 |
1966年 | 施行距離を芝1800mに変更 |
1971年 | 施行距離を芝1900mに変更 |
1972年 | 施行距離を芝2000m(内)に変更 |
1979年 | 阪神芝2000mで施行 |
1982年 | ノトダイバーがレース史上初の2連覇を達成 |
1984年 | 出走資格を5歳(現在の4歳)以上に変更グレード制導入にともないG3(国内独自)に格付け |
1989年 | 混合競走に指定 |
1994年 | 負担重量を別定に変更阪神芝2000mで施行ネーハイシーザーが阪神芝2000mのコースレコードを更新 |
1996年 | 施行距離を芝2200m(外)、負担重量をハンデキャップに変更 |
1997年 | 施行距離を芝1800m(外)、出走資格を4歳(現在の3歳)以上に変更 |
1998年 | 指定交流競走に指定 |
2003年 | 負担重量を別定に変更 |
2005年 | 国際競走に指定 |
2006年 | 施行距離を芝1200mに変更 |
2007年 | 国際G3に格付け |
2017年 | ネロがレース史上2頭目の2連覇を達成 |
2020年 | 阪神芝1200mで施行 |
2021年 | 阪神芝1200mで施行 |
2022年 | 阪神芝1200mで施行 |
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