【鈴木由希子】スプリングソングの成長力に期待2009年2月7日(土) 18:02
【シルクロードS】混沌としたスプリント戦線でもあり、狙いは成長力のある4歳馬。昨年は短距離馬の割にパドックでも驚くほどおとなしく内目をのっそり周回していたスプリングソング。その分テンに追っつけて流れに乗るロスがあった。この中間は調教も一段とハードになり、2週連続Cコースで79秒台の好時計。馬体面でも骨格のベースの広さからまだ筋肉がつく余地を残しており、今回のパドックではマッスルに変身しているはず。黒鹿毛で皮膚の薄いのは母似で父のスプリント体形がミックスされて重賞で勝てる格がある馬。まだ9戦のキャリアと大切に育てられてきたのにも好感が持てる。
1週前に坂路49秒台の破格の時計を出したウエスタンダンサー。牝馬でも好調期間が長い。使いたいところを使えず少し太めだがゲート五分なら破壊力では差のないソルジャーズソングも上位評価。前走時すんなり前が開いていれば着差は広がっていたモルトグランデも充実一途。
ピッチ走法に磨きが掛かり、軽量も魅力のコスモベル、前走よりペースがきつくなって真価を問われるサープラスシンガー、地力上位のプレミアムボックス、ブリンカー効果見せたアイルラヴァゲインまで押さえる。
確定枠順へGallop ONLINEでより詳しく!競馬エイト・鈴木由希子TM
5月2日生まれ。A型。関西初の女性トラックマンとして競馬エイト紙面でデビュー。厩舎班に5年従事した後、調教班の坂路担当へ。ラジオ大阪のパドック解説者。 |
[もっと見る]
【シルクロードS】スプリングソング12秒42009年2月5日(木) 05:06
スプリングソングはCWコースを力強く進んで6ハロン79秒5。ラスト1ハロン12秒4と鋭く伸びた。「ここを目標にやってきたし、予定通りの調教をやれた。状態はいうことない」と鶴留調教師は目を細める。「1200メートルはいいと思う。斤量が軽い馬がいるのがどうかだろう」。今回はアイルラヴァゲインと並んでトップハンデの57キロ。気になるのはその点か。 |
[もっと見る]