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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 8 | 牝4 | 55.0 | 川田将雅 | 栗 高野友和 | 422(-2) | 2.01.6 | 12.2 | 4 | 36.8 | ①①①① | |||
2 | 1 | 1 | 牡5 | 57.0 | 池添謙一 | 栗 森田直行 | 486(+2) | 2.02.3 | 4 | 68.8 | 6 | 36.8 | ⑩⑩⑨⑤ | ||
3 | 5 | 7 | 牡4 | 57.0 | 福永祐一 | 栗 矢作芳人 | 472(+16) | 2.02.5 | 3/4 | 1.8 | 1 | 37.4 | ⑨⑨⑥② | ||
4 | 8 | 12 | 牝5 | 55.0 | C.ルメー | 美 藤沢和雄 | 496(-6) | 2.02.5 | クビ | 2.8 | 2 | 37.4 | ⑤⑤⑤② | ||
5 | 2 | 2 | 牡4 | 57.0 | 松山弘平 | 美 堀宣行 | 538(0) | 2.02.7 | 1 1/4 | 5.8 | 3 | 37.7 | ③③②② | ||
6 | 7 | 10 | 牡7 | 57.0 | 鮫島克駿 | 栗 中竹和也 | 484(+8) | 2.03.0 | 1 3/4 | 182.5 | 11 | 37.2 | ⑫⑫⑪⑪ | ||
7 | 3 | 3 | 牡5 | 57.0 | 和田竜二 | 栗 川村禎彦 | 460(+4) | 2.03.3 | 2 | 202.0 | 12 | 37.7 | ⑧⑧⑨⑧ | ||
8 | 4 | 4 | 牡5 | 57.0 | 三浦皇成 | 栗 友道康夫 | 488(-4) | 2.04.0 | 4 | 112.9 | 10 | 38.2 | ⑪⑪⑪⑪ | ||
9 | 8 | 13 | 牡4 | 57.0 | 岩田望来 | 栗 友道康夫 | 428(0) | 2.04.1 | 1/2 | 77.6 | 7 | 38.6 | ⑦⑦⑧⑧ | ||
10 | 4 | 5 | 牡7 | 57.0 | 幸英明 | 栗 池江泰寿 | 498(-2) | 2.04.2 | 1/2 | 111.3 | 9 | 38.4 | ⑬⑬⑬⑧ | ||
11 | 6 | 9 | 牡7 | 57.0 | 内田博幸 | 美 林徹 | 498(-2) | 2.04.7 | 3 | 95.1 | 8 | 39.3 | ⑥⑥⑥⑥ | ||
12 | 5 | 6 | 牡6 | 57.0 | 吉田隼人 | 栗 友道康夫 | 472(0) | 2.05.2 | 3 | 49.8 | 5 | 39.9 | ③③③⑥ | ||
13 | 7 | 11 | 牡6 | 57.0 | 団野大成 | 栗 森秀行 | 466(-6) | 2.11.9 | 大差 | 283.0 | 13 | 45.6 | ②②③⑬ |
ラップタイム | 12.4 - 11.1 - 12.1 - 12.1 - 12.1 - 12.8 - 12.2 - 12.1 - 11.6 - 13.1 |
---|---|
前半 | 12.4 - 23.5 - 35.6 - 47.7 - 59.8 |
後半 | 61.8 - 49.0 - 36.8 - 24.7 - 13.1 |
■払戻金
単勝 | 8 | 1,220円 | 4番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 8 | 230円 | 4番人気 |
1 | 420円 | 6番人気 | |
7 | 110円 | 1番人気 | |
枠連 | 1-6 | 16,360円 | 22番人気 |
馬連 | 1-8 | 19,080円 | 29番人気 |
ワイド | 1-8 | 2,750円 | 24番人気 |
---|---|---|---|
7-8 | 390円 | 4番人気 | |
1-7 | 850円 | 8番人気 | |
馬単 | 8-1 | 37,610円 | 43番人気 |
3連複 | 1-7-8 | 7,240円 | 20番人気 |
3連単 | 8-1-7 | 106,210円 | 174番人気 |
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土曜日の阪神芝のレース結果、近年の大阪杯の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間は晴れの日が多く、降水量はゼロ。土曜日の天候にも恵まれ、芝コースは終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。
ちなみに、日曜日が雨予報にもかかわらず、散水作業を水曜日から金曜日にかけて連日施している。内ラチ沿いの洋芝部分の見た目に反して、土台である野芝と路盤が張り詰めた状態であることは間違いない。
土曜日の結果を検証すると、枠順については外めの枠がやや優位の状況。とはいえ、全体的に内寄りを通った先行勢の粘り込みや、最後の直線で馬場の中~内に進路をとった差し馬の伸び脚が目立つのは確かだ。
ロング開催の後半戦としては決着タイムもそれなりに速く、追い込み一手のタイプや気性的な問題で馬群の外からの追走を余儀なくされる馬を除けば、有利不利の比較的少ないコンディションとみて差し支えない。
ただ、日曜日の空模様は朝からぐずつき気味で、昼頃から夕方にかけては雨の予報。雨中の開催で内ラチ沿いの馬場の傷みが進むようだと、その部分を避ける場面が出てくることも考えられる。
それゆえ、土曜日の傾向を鵜呑みにしないほうがベター。判断に悩ましいが、脚質や枠順に捉われることなく、その時の状況に合わせて柔軟に対応するのが正解ではないか。
血統面に関しては過去4年の大阪杯を振り返ると、3着以内延べ12頭中8頭を占める父サンデーサイレンス系が優勢。なかでも、母の父または祖母の父にボールドルーラー系の種牡馬を持つ馬が強く、近4回連続で勝利を収めている。該当する馬には相応の警戒が必要だ。
今回の出走メンバーで要点を満たしているのは、⑩カデナ、⑫グランアレグリア。よって当欄では、この2頭を注目株として推奨する。
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出演:スガダイ(予想神) 松本ヒロシ(競馬エイト) 岡田大(ウマニティ編集長)
日曜日に行われる大阪杯の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①モズベッロ【C】
栗東坂路併走。脚元の動き自体は力強いものの、追われてジリッぽく、キレを欠くところは相変わらず。この馬なりに順調なのかもしれないが、今回の舞台で上位争いに加わるには、展開や馬場など何らかの恩恵がほしい。
②サリオス【B】
美浦南W併走。首の動きが硬く映るが、そもそも馬格の割に首が短めの馬。折り合い重視の内容を思えば、さほど気にする必要はない。脚さばきは滑らかで、課題である手前の切り替えも、それなりにこなしている。気合乗りもほどよく、及第点以上の仕上がりだろう。
③アーデントリー【C】
栗東坂路単走。気負うことなく最後まで集中して登坂できたことは評価できる。ただ、15.5-15-14.5-13.5という、かなり緩めの調整。強豪集うG1に挑むにあたり、心許ない内容であるのは確か。積極的には手が出ない。
④ブラヴァス【C】
栗東CW単走。最終追いの場所をいつものポリトラックからCWに変えて、長めから意欲的に攻めてきた。それはいいとしても、道中は体を持て余し気味で最後はあっぷあっぷに近い状態。このひと追いでどこまで変われるか、といったところか。
⑤ペルシアンナイト【B】
栗東CW単走。頭の位置こそ高めだが、自らハミを取って進もうとする前向きさは評価できる。前膝を高く上げて、力強く馬場を蹴り込む姿は年齢的な衰えを感じさせない。攻め駆けする馬なので過度の評価はできないものの、叩き良化タイプらしく着実に状態は上向いている。
⑥ワグネリアン【C】
栗東CW併走。それなりに速いラップを刻んだが、馬場の半ばを通ってきたことを考えると鵜呑みにはできない印象。追われてからの伸びも、いい頃と比べて物足りない。まだまだ良化余地を残しているように思える。善戦はできても勝ち負けまではどうか。
⑦コントレイル【A】
栗東坂路単走。最初の1ハロンを13秒台半ばで入ると、残りの3ハロンの区間ラップはすべて12秒台。それでいて余力を十分に残しているあたりは、この馬が持つ優れた身体能力の証左だろう。柔軟な身のこなしで登坂する姿は見映えがいい。仕上がり良好。
⑧レイパパレ【B】
栗東坂路単走。見た目は地味だが、そもそも坂路では時計が出ないタイプ。そのあたりを鑑みると、単走でラスト2ハロン25秒3-12秒4の数字は合格点に値する。鞍上の指示に対する反応も悪くなく、力を出せる態勢とみたい。
⑨クレッシェンドラヴ【C】
美浦南W併走。僚馬2頭に追いかけてもらい、並ばせてから仕掛ける内容。先着を果たしたものの、気持ちが高ぶっているのか、力んで走っているように見えるのは気になるところ。逃げ・先行策ならこれでいいのかもしれないが、控える形をとると厳しいだろう。
⑩カデナ【B】
栗東坂路単走。首を上手に使い、力強いフットワークで駆け上がってきた。ラストは少し疲れたが、いつもの最終追い切り時より全体時計が速いことを加味すれば、止まり方はマシなほう。この馬の動きとしては上等の部類にある。
⑪ハッピーグリン【D】
栗東坂路単走。序盤の行きっぷりは悪くなかったが、手前の切り替えに手を焼き、バランスを崩すシーンも。結局、手前1本のまま引っ張り、しまいの伸びを欠いてしまった。良化途上の感は否めず、今回は様子見が妥当とみる。
⑫グランアレグリア【A】
美浦南W併走。ほぼ馬任せで僚馬に追いつき、そこで折り合いをつけると、余力を残したまま相手にペースを合わせる形でゴールした。弾力性に富んだフォームでストライドを伸ばす姿は見ごたえ十分。落ち着きもあり、状態の良さがうかがえる。好ムード。
⑬アドマイヤビルゴ【C】
栗東CW併走。コーナーを出る際、手前の切り替えにモタついたところは減点材料。その後はリズム良く運んでいたものの、僚馬の前に出ると気を抜いてしまったのか、脚勢が落ちてしまい詰め寄られてゴール。能力を感じる一方で、操縦性の難しさも垣間見えた内容だった。
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◆アドマイヤビルゴ・岩田望騎手「反応が良くいい状態。チャンスをものにしたいですね」
◆アーデントリー・川村師「状態はいいです。乗りやすい馬で、どんな競馬もできます」
◆カデナ・中竹師「バネのある動きですごく充実している。舞台も合っている」
◆グランアレグリア・ルメール騎手「落ち着きが出て道中も我慢できるようになっている」
◆クレッシェンドラヴ・林師「メンタルやハミ受けは改善。雨は降れば降るほどいいですよ」
◆コントレイル・安藤助手「休み明けでGIは昨年に経験。今回に生きてくると思う」
◆サリオス・堀師「手前の替えも良化。今までで一番スムーズに調整できている」
◆ハッピーグリン・清水助手「使って確実に上向いています。距離短縮もプラスですね」
◆ブラヴァス・友道師「具合は本当にいい。ある程度の位置で運ぶ形が理想になる」
◆ペルシアンナイト・池江師「跳びが大きく馬場が鍵。今は2000メートルくらいの方がいい」
◆モズベッロ・森田師「動きも抜群でグングン調子は上がっている。何とか上位へ」
◆レイパパレ・高野師「本当にいい仕上がり。負けていないし可能性を秘めている」
◆ワグネリアン・友道師「好調キープを感じさせる動き。この舞台も一番いいと思う」
★大阪杯の出馬表はこちら 調教タイムも掲載
大阪杯がG1に昇格した、2017年以降の3着以内延べ12頭のうち11頭が栗東所属馬。美浦所属馬の複勝圏入りは、2020年の3着馬ダノンキングリー(1番人気)1頭にとどまっている。関西馬を主体に馬券を組み立てるのがベターと言えるだろう。
2017年以降の1~3着馬延べ12頭の馬齢をみると、4歳から6歳の範囲で収まっている。ただし、6歳の好走は当該距離のG1で連対歴を持つ馬のみ。6歳馬を狙う場合は、過去の戦績をしっかりチェックしておきたい。
2017年以降の3着以内延べ12頭の前走着順を確認すると、いずれも6着以内。前走で7着以下に敗れていた馬の深追いは危険と言わざるを得ない。
2017年以降の3着以内に入った全馬が、前走で3番人気以内の高支持を集めていた。前走で低評価を受けていた馬の好走は見込みづらい傾向にあるようだ。
U指数は、ウマニティが独自に開発した競走馬の能力値「スピード指数」で、その精度の高さから多くのユーザーに支持されています。ウマニティに会員登録(無料)すると重賞レースの出走予定馬全頭のU指数をご覧いただけますので、是非お試しください。
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高いU指数を持っていないと、上位着に来ることはできない。それがハッキリと結果に表れているレースである。過去5年間の結果を見ていくと、1着馬はすべてU指数4位以内、2着馬はすべて一桁順位、3着馬は二桁順位が含まれるも1頭のみ、というように、上位着になればなるほど基準が厳しくなっている。2019年1着のアルアイン(3位、9番人気)のような妙味のある馬を探しつつ、指数上位馬を中心に馬券を組み立てるのが最善策となることは論をまたない。
過去5年間で二桁人気の馬券絡みが1頭もないように、基本的に堅い傾向にあるレースだが、今年はU指数上位馬がもれなく人気サイドというメンバー構成なので、例年に輪をかけて波乱の余地はほとんどないと予想できる。生粋の穴党の方は、馬券購入を控えたほうがいいかもしれない。注目馬に取り上げるのは、上から順番に1位のグランアレグリア(105.0)、2位のサリオス(102.1)、香港遠征が濃厚な3位キセキをパスし、4位のコントレイル(101.1)、5位のレイパパレ(100.3)の4頭だ。
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昨年はオルフェーヴル産駒の2番人気ラッキーライラックが勝利。同馬で注目すべきは2代母の父Seattle Slewの血脈で、18年スワーヴリチャード(2代母の父General Meeting)、19年アルアイン(母の父Essence of Dubai)に続くかたちで母系に同血脈を持つ馬が3連覇を果たしている。なお、昨年は該当馬が2頭しかおらず、もう1頭のカデナも12頭立ての11番人気ながら4着と健闘していた。
総じて勝ち馬はスピードの持続力に長けている馬が多く、先述したSeattle Slewを筆頭に好走馬の多くがBold Ruler血脈を抱えていることにも頷ける部分がある。スパッと切れる脚はないけれども、淡々と同じペースを刻み続けられる、いかにもアメリカンなタイプが狙い目と言えるだろう。
グランアレグリアは、父ディープインパクト×母タピッツフライ(母の父Tapit)。母の父TapitがSeattle Slewの直系となり、父ディープインパクト系×母の父Pulpit系という血統構成は19年の勝ち馬アルアインと同じ。母タピッツフライは5歳時に重賞初制覇&G1で2勝を挙げる躍進を遂げていたが、本馬も前走マイルチャンピオンシップの走りを鑑みるとA.P. Indy系特有の緩慢さが無くなっており、若駒の頃に抱えていた弱点が影を潜めたように思える。本格化と見て間違いないだろう。
コントレイルは、父ディープインパクト×母ロードクロサイト(母の父Unbridled's Song)。母の父Unbridled's Songは18年の勝ち馬スワーヴリチャードを出しており、母系にStorm CatやRelaunchを引くディープインパクト産駒という点では昨年の3着馬ダノンキングリーを彷彿とさせる。なお、本馬は2代母の父Tiznow経由でSeattle Slewの血脈を持つ。血統構成からは適性外と思える長丁場でも大崩れしないポテンシャルが素晴らしく、本質的には高速決着を得意とする中距離タイプだろう。
カデナは、父ディープインパクト×母フレンチリヴィエラ(母の父フレンチデピュティ)。冒頭で述べた通り、本馬は昨年の大阪杯で11番人気4着と大駆けしていたが、血統背景を考慮すれば決してフロックとは言い切れないはず。特別登録したメンバーのなかでは数少ないSeattle Slewの血脈を保持する馬なので、今年もヒモ穴として一考する価値は大いにありそうだ。
関西圏で親しまれていた歴史ある中距離重賞の「産経大阪杯」が2017年にリニューアル。G1昇格を果たし、春の中距離王決定戦の役割を担う「大阪杯」に生まれ変わった。その2017年は前年の年度代表馬にして、この年も連続して同タイトルを獲得することになるキタサンブラックが1番人気に応えて快勝。大阪杯のG1としてのレース史は、歴史的名馬によって新たな1ページが刻まれることになった。G2時代から大物の参戦が多いレースとしても知られており、歴代勝ち馬の欄には、第30回(1986年)のサクラユタカオー、第36回(1992年)のトウカイテイオー、第37回(1993年)のメジロマックイーン、第42回(1998年)のエアグルーヴ、第51回(2007年)のメイショウサムソン、第52回(2008年)のダイワスカーレット、第57回(2013年)のオルフェーヴルなど、そうそうたる顔ぶれが並ぶ。その一方、第45回(2001年)は当時の絶対王者テイエムオペラオーが馬券圏外の4着に敗れるほか、第54回(2010年)は単勝1.2倍のドリームジャーニー、第65回(2021年)は単勝1.8倍のコントレイルが3着に取りこぼすなど、時に大番狂わせが発生することもある。