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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 5 | 牝5 | 55.0 | M.デムー | 栗 松永幹夫 | 520(+2) | 1.58.4 | 4.1 | 2 | 33.9 | ③③③⑤ | |||
2 | 8 | 12 | 牝4 | 55.0 | 北村友一 | 栗 斉藤崇史 | 454(-6) | 1.58.4 | クビ | 5.2 | 4 | 34.0 | ③③③③ | ||
3 | 6 | 8 | 牡4 | 57.0 | 横山典弘 | 美 萩原清 | 456(-2) | 1.58.5 | クビ | 3.8 | 1 | 34.3 | ①①①① | ||
4 | 8 | 11 | 牡6 | 57.0 | 鮫島克駿 | 栗 中竹和也 | 486(+12) | 1.58.6 | 3/4 | 68.2 | 11 | 33.5 | ⑪⑪⑫⑫ | ||
5 | 4 | 4 | 牡5 | 57.0 | 福永祐一 | 栗 友道康夫 | 466(+8) | 1.58.8 | 1 1/4 | 5.2 | 5 | 34.0 | ⑤⑤⑤⑧ | ||
6 | 7 | 10 | 牡5 | 57.0 | 藤岡佑介 | 美 堀宣行 | 484(-16) | 1.58.9 | 3/4 | 54.8 | 9 | 34.7 | ②②②② | ||
7 | 3 | 3 | 牡5 | 57.0 | 川田将雅 | 美 大竹正博 | 542(-4) | 1.59.0 | 1/2 | 4.3 | 3 | 34.4 | ⑨⑩⑧③ | ||
8 | 5 | 6 | 牡4 | 57.0 | 酒井学 | 栗 高橋義忠 | 486(0) | 1.59.1 | 3/4 | 107.8 | 12 | 34.5 | ⑤⑤⑤⑦ | ||
9 | 6 | 7 | 牡5 | 57.0 | 岩田康誠 | 栗 矢作芳人 | 464(-2) | 1.59.4 | 1 1/2 | 49.1 | 8 | 34.9 | ⑤⑤⑤⑤ | ||
10 | 2 | 2 | 牡5 | 57.0 | 藤岡康太 | 美 堀宣行 | 490(-8) | B | 1.59.4 | ハナ | 55.7 | 10 | 34.6 | ⑨⑧⑨⑧ | |
11 | 7 | 9 | 牡7 | 57.0 | L.ヒュー | 栗 友道康夫 | 494(-12) | 1.59.5 | 3/4 | 39.6 | 7 | 34.7 | ⑧⑧⑩⑧ | ||
12 | 1 | 1 | 牡4 | 57.0 | 武豊 | 栗 杉山晴紀 | 474(-2) | 2.00.3 | 5 | 25.3 | 6 | 35.5 | ⑫⑪⑩⑧ |
ラップタイム | 12.9 - 11.7 - 12.3 - 11.9 - 11.6 - 12.1 - 11.7 - 11.3 - 11.2 - 11.7 |
---|---|
前半 | 12.9 - 24.6 - 36.9 - 48.8 - 60.4 |
後半 | 58.0 - 45.9 - 34.2 - 22.9 - 11.7 |
■払戻金
単勝 | 5 | 410円 | 2番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 5 | 140円 | 2番人気 |
12 | 160円 | 5番人気 | |
8 | 140円 | 1番人気 | |
枠連 | 5-8 | 1,130円 | 6番人気 |
馬連 | 5-12 | 1,110円 | 6番人気 |
ワイド | 5-12 | 370円 | 3番人気 |
---|---|---|---|
5-8 | 340円 | 2番人気 | |
8-12 | 390円 | 4番人気 | |
馬単 | 5-12 | 1,970円 | 7番人気 |
3連複 | 5-8-12 | 1,350円 | 3番人気 |
3連単 | 5-12-8 | 7,810円 | 23番人気 |
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土曜日の阪神芝のレース結果、過去の大阪杯の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間は水曜日にまとまった雨が降ったものの、その後は好天に恵まれ、土曜日の芝コースは良馬場(JRA発表)でスタートした。月曜日から火曜日にかけて芝刈りを施しているように芝の生育状況は良好そのもの。今週からA→Bのコース替わりも重なり、芝部分の見た目については申し分がない。
ただ、土曜日の結果を振り返ると、直線で内めに進路をとった馬が優勢の一方で、内ラチ沿いを進んだ先行馬が詰めを欠き、最内を突いた差し馬が伸びあぐねるシーンも目についた。内ラチに近い部分については、洋芝の見た目の良さとは裏腹に、支えとなる野芝が整っていない可能性もある。その点は頭に入れておいたほうがいいだろう。
とはいえ、外差しがガンガン決まる馬場ではなく、内めでレースを進めた馬が有利であるのは確か。加えて、金曜日から土曜日にかけて気温が上昇、なおかつ空気の乾燥した状態が続いている。そのため、日曜日はかなり乾いたコンディションとなり、高速馬場に転じることも十分に考えられる。
そうなると、外を回る、もしくは回らざるを得ない馬は、よほどの展開利や能力差でもないと苦しいはず。それゆえ、内め~中をうまく立ち回った馬が優位という捉え方がベター。枠順については、外過ぎず、内過ぎずの3~6枠あたりが狙い目ではないか。
血統面に関しては、G1昇格後の近3年における大阪杯の好走馬を検証すると、父方ではサンデーサイレンス系が3勝を含む6回の馬券絡みと攻勢。とりわけ、母の父または祖母の父にボールドルーラー系種牡馬を持つ馬の活躍が顕著で、3勝、3着1回の好成績を残している。該当馬には相応の警戒が必要だ。
また、G2当時からリピーターが多いのも大阪杯の特徴。G1昇格後もアルアインが2018年3着→2019年1着と続けて好走。マカヒキも複勝圏には届いていないが、2017年と2019年に4着入線している。この2頭はどちらも父サンデーサイレンス系。同父系かつ大阪杯で好走歴のある馬はプラスに評価したい。
今回の出走メンバーで、血統面および先述した馬場傾向(3~6枠)の要点を満たしているのは、④ワグネリアン、⑤ラッキーライラック。よって当欄では、この2頭を注目株として推奨する。
日曜日に行われる大阪杯の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
① ロードマイウェイ【D】
栗東坂路単走。序盤は掛かり気味で、後肢が外を回る完歩がほとんど。落ち着きを取り戻した中盤の走りは悪くなかったが、ラストは疲れたのか気勢が落ちてしまった。大きな変わり身を望むのは難しいかもしれない。
②サトノソルタス【C】
美浦南W併走。首と四肢の連動が良くなく、フットワークが乱れ気味。鞍上が手綱を引っ張り気味に進めた影響もあるのかもしれないが、動きを確認する限り、上積みを見込めるかどうかについては疑問符が付く。
③ブラストワンピース【B】
美浦南W併走。ひと完歩ごとに頭が上がる見映えの良くない走りだが、これはいつものこと。脚元の動きは力強く、この馬とすれば反応もスムーズ。追えば伸びそうな雰囲気もある。及第点のデキとみたい。
④ワグネリアン【A】
栗東坂路単走。タイムは地味だが、一定のリズムを保って駆け上がってきた。折り合い自体に不安がある馬なので、落ち着きがある点は好印象。身のこなしも軽く、前年(3着)の中間時よりも雰囲気は良く映る。
⑤ラッキーライラック【A】
栗東CW単走。序盤はゆったりと進め、直線で促されると素早く反応を返し、大きなストライドで素晴らしい伸びを見せた。ブレの少ない安定感のあるフォームは目を見張るものがある。いい状態でレースに臨めそうだ。
⑥レッドジェニアル【C】
栗東坂路併走。マズマズのラップを刻んだものの、序盤はフラつく素振りを見せるなど非力な印象。追われてからの反応は良くなっており、調子が上向いているのは確かだが、ここに入ると強調材料に欠ける。
⑦ステイフーリッシュ【D】
栗東坂路併走。前を行くコントレイルが待ってくれたにもかかわらず、なかなか差は詰まらず、ラストは失速気味。相手が強力とはいえ、心許ない内容であることは確か。今回は割引が必要かもしれない。
⑧ダノンキングリー【B】
美浦南W単走。前を行く他の併せ馬を悠々とパスすると、その後も軽快なフットワークを披露した。鞍上がかなり気を使っていたように、折り合い面の不安は残るものの、調整自体は至って順調。あとは実戦で気分を損ねず走れるかどうか。それが最大の焦点となる。
⑨マカヒキ【C】
栗東坂路併走。道中はスムーズな行きっぷりを示し、最後までリズムを保ってゴール。その一方で、いい頃のような威圧感はなく、競る気配も乏しく映る。それなりの走りは見せるかもしれないが、大望まではどうか。
⑩ジナンボー【B】
美浦南W併走。折り合い重視の内容で、序盤こそ行きたがる面を出したが、集中を切らすことなく体勢有利でゴール。この馬としては我慢が利いているし、キビキビと動けている。いい仕上がり具合ではないか。
⑪カデナ【C】
栗東坂路単走。道中は首を使い、力強いフットワークで駆け上がってきた。ただ、ラストはハミが抜けるような感じになり、ペースダウン。中盤までの走りが良かっただけに、もったいない印象が強く残る。
⑫クロノジェネシス【A】
栗東CW併走。終い重点のメニューながら、折り合い良くキッチリと追走先着を果たした。柔らかい身のこなしでストライドを伸ばす姿は見応え十分。落ち着きもあり、状態の良さがうかがえる。好仕上がり。
カデナ・中竹調教師「しっかりやって上々の動き。デキはいいし、体つきも違ってきた」
クロノジェネシス・斉藤崇調教師「心肺能力が高い。男馬が相手でも負けない精神力もある」
サトノソルタス・上原助手「時計は速くなったが、引っ張り切り。前走時より上向いている」
ジナンボー・上原助手「絞れていい感じになりそう。血統的に突然変わっても不思議ではない」
ステイフーリッシュ・矢作調教師「昨年はレース週にこれだけやれなかった。前に行きたい」
ダノンキングリー・萩原調教師「昨年よりしっかりして状態面もいい。距離はこなせると思う」
ブラストワンピース・大竹調教師「今週は想像よりいい動き。コースも距離も問題ないと思う」
マカヒキ・友道調教師「衰えは感じられない。ジョッキーに新しい面を引き出してほしい」
レッドジェニアル・中塚助手「理想的な併せ馬。前走時よりいい」
ロードマイウェイ・武豊騎手「うまくゲートを決めたい。時計はかかったほうがいいと思う」
ワグネリアン・友道調教師「減っていた馬体は回復。去年以上のパフォーマンスを見せられる」(夕刊フジ)
★大阪杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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G1に昇格して以降のレベルが上がった大阪杯では前走3番人気以下の馬は馬券に絡めていない。前走の段階でもある程度評価されている馬を狙うのがセオリー。
馬券内に好走した馬はすべて前走6着以内。前走大敗からの巻き返しは狙いづらく、勢いある馬を狙いたい。
2017年のステファノス(6歳)を除き、馬券内に好走した馬はすべて4歳馬、5歳馬。2000mのスピードの問われる舞台であり、高齢馬の好走は期待できない傾向にある。
過去馬券になったすべての馬が関西馬。関東馬は2017年のサトノクラウン(3人気6着)、2019年のブラストワンピース(1人気6着)など人気でも結果を残しておらず、信頼はできない。
指数1位と2位は安定しており、毎年どちらか1頭あるいは両方が馬券に絡んでいる。指数1~2位は連対率50.0%、複勝率56.3%。複勝回収率109.4%。
2012年以降の3着以内馬は、ほとんどが6番人気以内。堅軸の指数1~2位+1~6番人気+1~6番人気のフォーメーションで馬連を購入すると馬連回収率201.9%、3連複回収率118.7%。
低指数馬は苦戦必至。10位以下は【0 0 1 31】。唯一の例外は、指数が伸びない傾向にある「古馬初対戦の3歳馬(明け4歳馬)」の条件に該当する2019年3着のワグネリアン。
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17年皐月賞-G1を9人気で制したアルアインが、奇しくも同じ9人気で皐月賞以来の勝利を飾ったのが昨年の大阪杯-G1だった。その母ドバイマジェスティは10年BCフィリー&メアスプリント-米G1の勝ち馬で、エクリプス賞最優秀短距離牝馬にも選出されたスプリンター。同様に母系に目を向けると、2着キセキは2代母がロンドンブリッジ、3着ワグネリアンは2代母がブロードアピール。1200~1600mで一線級の実績がある母や2代母を持つ馬には注目しておきたい。
また、G1昇格後の勝ち馬はスピードの持続力に長けている馬が多く、Seattle Slewを筆頭にBold Ruler血脈を抱えていることにも頷ける部分がある。スパッと切れる脚はないけれども、淡々と同じペースを刻み続けられる、いかにもアメリカンなタイプが狙い目と言えるだろう。
ラッキーライラックは、父オルフェーヴル×母ライラックスアンドレース(母の父Flower Alley)。母はオールウェザー8.5fで行われた11年アシュランドS-米G1の勝ち馬で、その母の父がSeattle Slewという点でも評価しやすい。近親にミッキーアイルやアエロリットがいることからも先行押し切りがセオリーの大阪杯は合いそう。
ダノンキングリーは、父ディープインパクト×母マイグッドネス(母の父Storm Cat)。2代母Caressingはダート8.5fで行われた00年BCジュヴェナイルフィリーズ-米G1の勝ち馬。母の父Storm Catは産経大阪杯-G2時に3頭の勝ち馬を出しており、そのうち2頭(15年ラキシス、14年キズナ)は同じディープインパクト産駒。大阪杯が皐月賞と直結傾向にあることもプラス材料だろう。
クロノジェネシスは、父バゴ×母クロノロジスト(母の父クロフネ)。バゴ産駒にもかかわらず32秒台の上がりが使えたり、高速馬場にも道悪にも対応できたり、と平均点の高い万能型。それだけにスペシャリストがいる場合の勝ち負けには一抹の不安を残す。なお、ラスティックベル牝系のG1制覇はいずれも距離短縮時なので京都記念-G2からの臨戦過程は興味深い。
カデナは、父ディープインパクト×母フレンチリヴィエラ(母の父フレンチデピュティ)。母はダート6fで行われた02年サラブレッドクラブオブアメリカS-米G3の勝ち馬。出走馬の中で2頭しかいないSeattle Slew持ちの1頭でもあり、仮にヴェロックスが小倉大賞典-G3を勝って大阪杯に臨んでいたら人気は必至で、それを鑑みれば過剰不人気と言えるのでは。
(シンヤカズヒロ)
関西圏で親しまれていた歴史ある中距離重賞の「産経大阪杯」が2017年にリニューアル。G1昇格を果たし、春の中距離王決定戦の役割を担う「大阪杯」に生まれ変わった。その2017年は前年の年度代表馬にして、この年も連続して同タイトルを獲得することになるキタサンブラックが1番人気に応えて快勝。大阪杯のG1としてのレース史は、歴史的名馬によって新たな1ページが刻まれることになった。G2時代から大物の参戦が多いレースとしても知られており、歴代勝ち馬の欄には、第30回(1986年)のサクラユタカオー、第36回(1992年)のトウカイテイオー、第37回(1993年)のメジロマックイーン、第42回(1998年)のエアグルーヴ、第51回(2007年)のメイショウサムソン、第52回(2008年)のダイワスカーレット、第57回(2013年)のオルフェーヴルなど、そうそうたる顔ぶれが並ぶ。その一方、第45回(2001年)は当時の絶対王者テイエムオペラオーが馬券圏外の4着に敗れるほか、第54回(2010年)は単勝1.2倍のドリームジャーニー、第65回(2021年)は単勝1.8倍のコントレイルが3着に取りこぼすなど、時に大番狂わせが発生することもある。