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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 16 | 牡3 | 57.0 | 川田将雅 | 栗 高野友和 | 492(+2) | 1.32.4 | 2.9 | 2 | 33.9 | ③③ | |||
2 | 7 | 14 | 牝3 | 55.0 | C.ルメー | 美 黒岩陽一 | 480(+2) | 1.32.8 | 2 1/2 | 2.9 | 1 | 34.2 | ⑤③ | ||
3 | 3 | 6 | 牡3 | 57.0 | 戸崎圭太 | 美 古賀慎明 | 482(-6) | 1.32.9 | クビ | 28.5 | 10 | 34.0 | ⑧⑥ | ||
4 | 6 | 12 | 牡3 | 57.0 | J.モレイ | 美 堀宣行 | 466(+6) | 1.32.9 | クビ | 9.7 | 4 | 33.9 | ⑨⑨ | ||
5 | 2 | 4 | 牝3 | 55.0 | 西村淳也 | 栗 杉山佳明 | 480(+8) | 1.33.2 | 1 3/4 | 148.0 | 13 | 34.4 | ⑥⑥ | ||
6 | 4 | 7 | 牡3 | 57.0 | 岩田望来 | 栗 福永祐一 | 470(-6) | 1.33.3 | クビ | 84.8 | 12 | 34.2 | ⑪⑩ | ||
7 | 2 | 3 | 牡3 | 57.0 | 鮫島克駿 | 栗 吉岡辰弥 | 518(+4) | 1.33.3 | ハナ | 15.2 | 6 | 34.1 | ⑫⑩ | ||
8 | 5 | 10 | 牡3 | 57.0 | 菅原明良 | 栗 河内洋 | 458(-4) | 1.33.4 | 1/2 | 203.3 | 14 | 34.2 | ⑫⑩ | ||
9 | 8 | 18 | 牝3 | 55.0 | 横山武史 | 美 木村哲也 | 454(+2) | 1.33.4 | ハナ | 15.0 | 5 | 33.8 | ⑰⑰ | ||
10 | 4 | 8 | 牡3 | 57.0 | 菱田裕二 | 栗 森田直行 | 490(+2) | B | 1.33.4 | クビ | 498.9 | 18 | 34.6 | ⑥⑥ | |
11 | 8 | 17 | 牡3 | 57.0 | 石橋脩 | 美 小野次郎 | 446(+2) | 1.33.5 | クビ | 258.4 | 17 | 34.1 | ⑮⑭ | ||
12 | 1 | 2 | 牡3 | 57.0 | 松山弘平 | 栗 吉岡辰弥 | 482(+4) | 1.33.5 | クビ | 15.8 | 7 | 34.3 | ⑨⑩ | ||
13 | 1 | 1 | 牡3 | 57.0 | 北村友一 | 栗 藤原英昭 | 474(+6) | 1.33.6 | クビ | 24.2 | 8 | 34.2 | ⑫⑭ | ||
14 | 6 | 11 | 牡3 | 57.0 | 横山和生 | 栗 昆貢 | 460(0) | 1.33.6 | クビ | 226.0 | 15 | 34.2 | ⑮⑭ | ||
15 | 7 | 15 | 牝3 | 55.0 | 岩田康誠 | 美 牧光二 | 494(+4) | 1.34.0 | 2 1/2 | 256.7 | 16 | 35.7 | ②② | ||
16 | 7 | 13 | 牡3 | 57.0 | 北村宏司 | 美 武井亮 | 518(-2) | 1.34.0 | ハナ | 27.2 | 9 | 34.1 | ⑱⑱ | ||
17 | 3 | 5 | 牝3 | 55.0 | 武豊 | 美 手塚貴久 | 452(+2) | 1.34.9 | 5 | 9.2 | 3 | 36.4 | ③③ | ||
18 | 5 | 9 | 牡3 | 57.0 | M.デムー | 栗 松永幹夫 | 466(-2) | 1.35.7 | 5 | 54.3 | 11 | 37.4 | ①① |
ラップタイム | 12.3 - 10.7 - 11.3 - 12.0 - 12.0 - 11.4 - 11.2 - 11.5 |
---|---|
前半 | 12.3 - 23.0 - 34.3 - 46.3 - 58.3 |
後半 | 58.1 - 46.1 - 34.1 - 22.7 - 11.5 |
■払戻金
単勝 | 16 | 290円 | 2番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 16 | 130円 | 2番人気 |
14 | 120円 | 1番人気 | |
6 | 410円 | 8番人気 | |
枠連 | 7-8 | 310円 | 1番人気 |
馬連 | 14-16 | 360円 | 1番人気 |
ワイド | 14-16 | 200円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
6-16 | 1,100円 | 13番人気 | |
6-14 | 970円 | 12番人気 | |
馬単 | 16-14 | 700円 | 1番人気 |
3連複 | 6-14-16 | 2,540円 | 6番人気 |
3連単 | 16-14-6 | 8,520円 | 13番人気 |
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土曜日の東京芝のレース結果、近年のNHKマイルCの結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間は火~木曜日に28ミリの降水が観測されたが、その後の天気に恵まれたことや、気温の上昇も重なって、土曜日の芝コースは終日良馬場(JRA発表)での開催。3~4角における内柵沿いの一部を除けば、芝と路盤の状態もおおむね良好だった。
土曜日に施行された条件~OPクラスの芝競走4鞍における、勝ち馬の最終4角通過順位は3、5、1、5番手。最後の直線で内寄りに進路をとる馬たちが、良い踏ん張りを見せていた。その一方、馬場の3分どころを選んだ差し馬の活躍も目を引く。
実際、条件~OPクラス4鞍の1着馬はいずれも、上がり3Fタイム3位以内でフィニッシュしている。つまり、最後の直線でどれだけ脚を伸ばすことができるかが重要。少なくとも先行力だけで押し切るのは容易ではない。その点は頭に入れておくべきだ。
また、複勝圏入りした12頭のうち、9頭が4枠より外。要は、枠なりに内めをロスなく立ち回るメリットよりも、インで包まれるなどのデメリットのほうが大きいということ。従って、スムーズに進出可能な位置を確保できる馬が有利という、捉え方が最も適切のように思える。
日曜日開催中の天気予報は晴れベース(5日7時の時点)。雨が降らないのであれば、傾向の急変までは考えづらい。ゆえにNHKマイルCでの狙いは、包まれない位置からスムーズに運べそうな馬となろう。枠順ベースで選ぶなら、やはり中~外(4~8枠あたり)がベターではないか。
なお、近年のNHKマイルCは、デビュー以来の着外(4着以下)数が1回以内、かつ重賞で3着以内の好走経験を持つ馬の活躍が顕著。直近5年の勝ち馬5頭すべてが該当する。今年も条件を満たす馬には警戒の目を光らせたい。
また、控える競馬での好走歴の有無も大事な要素。直近5年の優勝馬5頭は、みな最終4角通過順位が4番手以下での勝利経験があった。直線の長い府中が舞台のG1だけに、脚をためる競馬ができることを過去に示している必要がある。実績面と合わせて押さえておきたいポイントだ。
今年のNHKマイルCの出走メンバーで、要点(4~8枠+過去実績+4角4番手以下の1着歴)をクリアしているのは、⑫ゴンバデカーブース、⑭アスコリピチェーノ、⑯ジャンタルマンタル、⑱アルセナール。よって当欄では、これら4頭を軸馬候補として推奨したい。
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出演:スガダイ(予想神) 柿谷陽介(若駒マイスター) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
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日曜日に行われるNHKマイルCの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ダノンマッキンリー【C】
栗東CW単走(1日)。脚さばきは良いのだが、1週前と同様に直線では右手前のまま。左回りのG1へ挑むにあたり、それはOKとしても、2週連続で手前替えがひと息だったのは心配なところ。良くも悪くも平行線の印象。本番でジョッキーがうまくコントロールできれば、という条件付きの狙いとなろう。
②ノーブルロジャー【B】
栗東坂路併走(1日)。さきの土曜日にビシッと攻めているので、当該週はリズム重視の調整。トビこそ若干低いが、体を柔らかく使って、集中力を途切らすことなく走れている。あと少し前肢の使い方が良くなれば申し分ないが、減点するほどではない。順調とみてよさそうだ。
③ディスペランツァ【B】
栗東坂路併走(1日)。27日にしっかり時計を出しているので、直前は整える程度の内容。耳をふわふわさせるなど、やや集中力を欠く場面もあったが、フォームに乱れはなく、ひっかかる様子もない。最後まで脚どりも安定している。少なくとも、前回のデキを下回るということはない。
④イフェイオン【C】
栗東坂路単走(1日)。息を整える程度の調整。直線序盤はスムーズに登坂していたが、手前変換の際にヨレてしまう。その後はリズム良く走っていたものの、ゴール直前で手前を戻してしまった。手前を除けば、悪くない動きなのだが……。この段階では、可もなく不可もなく、といったところだろうか。
⑤ボンドガール【B】
美浦W単走(1日)。しまい重点の調整。コーナーで力みが少し見られ、直線でも右に意識が若干働く場面もあったが、この馬とすれば比較的集中して走れているほう。ラストの反応と伸びも良かった。体調面に問題はなさそうなので、あとは本番当日の落ち着き次第。それが焦点となる。
⑥ロジリオン【B】
美浦W併走(1日)。四肢のさばき素軽く、まとまりのあるフォーム。体幹も安定しており、きちんと馬場をつかんで走ることができている。もう少し楽に折り合いがつけば、といったところだが、雰囲気は決して悪くない。及第点の仕上がりだろう。
⑦チャンネルトンネル【C】
栗東坂路単走(1日)。着地に力強さがあり、バネも感じるフットワーク。その一方、頭の位置がやや高く、いつもより完歩も小さめ。肩ムチに対する反応や伸びもひと息だった。元来が稽古映えするタイプだけに、もう少し活発な動きを見せてほしかったのは確か。今回は評価を控えめにしたい。
⑧エンヤラヴフェイス【C】
栗東坂路単走(1日)。単走表記だが、3頭併せに近い追い切り。低い重心を保ち、力感のあるフットワークで登坂。ただ、いざ追われるとズブい面を見せ、はじけそうではじけない。結果がともなわなかった、近2走の当該週と似たような内容。調子が上向きとは思えず、相手強化のG1で大望まではどうか。
⑨キャプテンシー【B】
栗東坂路併走(1日)。少し行きたがる面を見せていたが、重心の低いフォームと、回転力のある脚さばきをみるに体調面の不安はなさそう。もう少し動きにメリハリがほしいところだが、生真面目に前へ進もうとする姿は好感が持てる。赤マル急上昇とはいかなくても、それなりに整えてきた印象だ。
⑩ウォーターリヒト【C】
栗東坂路併走(1日)。前走の直前(当時はCW)は手前替えが早く、直線入り口での走りがブレ気味。今回は直線での左手前が長続きせず、早々に手前を右に戻してしまった。左回りのレースに臨むにあたり、右手前の強い走りはいいとしても、手前変換自体が安定しないのは不安材料。評価は上げづらい。
⑪アレンジャー【C】
栗東坂路単走(1日)。前を進む馬を目標にしながら、適度な前進気勢を維持していたことは評価できるのだが、口向きの悪さを出すのは相変わらず。完歩が小さく、やや動きに硬さが見られるのも気になるところ。もともとピッチ気味に走る馬とはいえ、なにかしら物足りなさを覚える内容だった。
⑫ゴンバデカーブース【C】
美浦坂路併走(2日)。低い重心を保ち、ブレの少ないフォーム。脚さばきも安定している。ただ、最後は手応えも体勢も劣勢。今回と同じ併走相手に優勢だった、サウジアラビアRCの当該週(当時は南W)の動きに比べると、どうしても物足りなさを感じてしまう。このひと追いでどこまで上向いてくるか。本番当日の気配を注視したい1頭ではある。
⑬シュトラウス【A】
美浦W単走(1日)。単走ということもあるが、この馬とすれば折り合いがスムーズ。リズム良く軽快に走れているし、手前変換後の完歩も大きい。気性的にアテにしづらい部分があるのは確かだが、動き自体の質は高く、フィジカル面の不安はなさそう。本番でも我慢がきくことを前提に高評価してみたい。
⑭アスコリピチェーノ【A】
美浦W併走(1日)。一度使った効果もあってか、体の柔軟性が増し、よりしなやかな走りになった。それでいてフットワークには力感があり、フォームのブレも少ない。ゴーサインに対する反応も鋭く、ラストの伸びも上々。状態の良さが伝わってくる好稽古だった。
⑮マスクオールウィン【B】
美浦W併走(1日)。この馬にしては、比較的安定したコーナリング。3頭併せの真ん中でも集中力を保ち、きちんと折り合いをつけている。促しに対する反応も悪くなく、加速後は体を上手に使って走れていた。前走は案外な結果に終わったが、もっと着順を上げてきても、おかしくない攻め気配ではある。
⑯ジャンタルマンタル【B】
栗東坂路単走(1日)。直線半ばまでは脚さばきが硬く、首の位置もいつも以上に高かった。それでも、落ち着いてからのラストの加速は、さすがG1ウィナーといったところか。直線における前半と後半のギャップが激しく判断に悩ましいが、今回は後半部分を評価してのB判定としておきたい。
⑰ユキノロイヤル【C】
美浦W併走(1日)。中2週→中3週の臨戦にもかかわらず、攻めの姿勢を貫いたことは評価できる。その一方、脚元の動きがやや硬く、鞍上の仕掛けに対する反応も薄め。ラストの伸びもジリッぽい。相手強化のG1で、好勝負できる態勢にあるかといえば疑問符が付く。
⑱アルセナール【A】
美浦W併走(1日)。年長馬2頭の間のタイトなスペースでも、ひるむことなくリズムをキープ。前向きな面を見せつつも、きちんとタメを作れていたし、ラストの加速も滑らか。余力じゅうぶんのまま、体勢有利のかたちでゴールした。身のこなしに硬さはなく、フットワークのバランスもいい。上々の仕上がりだろう。
◆アスコリピチェーノ・黒岩師「前走からの回復状況も良く、カイバ食いも安定している」
◆アルセナール・太田助手「GⅠで相手は強くなるけど、現状の力を出し切ってくれれば」
◆アレンジャー・昆師「気難しい面も少しずつ改善されてきた。速い時計勝負でも対応できる」
◆イフェイオン・杉山佳師「お母さんも左回りで2勝していてるので、変化があっても」
◆ウォーターリヒト・河内師「東京でどれだけ動けるか。脚は使えますからね」
◆エンヤラヴフェイス・森田師「ひるむところがレースにいってどうかですね」
◆キャプテンシー・松永幹師「今回はいいスタートを切ってほしい。できれば良馬場で」
◆ジャンタルマンタル・高野師「マイル仕様の調整はしていません。操作性を高めてジョッキーに任せようと。仕上がりは大丈夫です」
◆シュトラウス・武井師「能力はすごく高い。前回、後ろで我慢させたことが生きてくれれば」
◆ダノンマッキンリー・藤原師「輸送と距離が延びるのがどう出るか。能力はあるからね」
◆チャンネルトンネル・福永師「順調に調整ができました。体は少し絞れそうです」
◆ディスペランツァ・吉岡師「輸送は心配していない。レースを経験するごとに良くなってる」
◆ボンドガール・手塚師「使った上積みは大きい。よりパフォーマンスが上がると期待」
◆マスクオールウィン・牧師「いつも一生懸命に走ってくれる馬。頑張ってほしい」
◆ユキノロイヤル・小野師「子供っぽい体つきで良化の余地十分だが、その中で実績を残している」
◆ロジリオン・古賀師「中間で思った以上に成長。得意な東京でしっかり競馬をさせたい」
2014年以降(過去10年)の1~3着馬30頭のキャリアを確認すると、3~9戦となっている。ただし、キャリア9戦の最高着順は3着どまり。キャリア3戦の2着連対圏入りは、連対率100%の馬に限られる。その点には注意したい。
(減点対象馬)
⑪アレンジャー ⑫ゴンバデカーブース ⑱アルセナール
前走の着順に関しては、G1なら問わないが、G1以外であれば4着以内が理想。2014年以降、この条件を満たしていなかった非G1組は、例外なく3着以下に敗れている。
(減点対象馬)
⑥ロジリオン ⑧エンヤラヴフェイス ⑨キャプテンシー ⑬シュトラウス
前走の単勝人気については、2000m戦なら10番人気以内、1800m・1600m戦は7番人気以内、それ以外の場合は1番人気がひとつの目安。2014年以降の1~2着全馬が、この条件をクリアしていた。
(減点対象馬)
①ダノンマッキンリー ④イフェイオン ⑥ロジリオン ⑧エンヤラヴフェイス ⑩ウォーターリヒト ⑪アレンジャー ⑬シュトラウス ⑮マスクオールウィン ⑰ユキノロイヤル
2014年以降の1~2着馬20頭はいずれも、同年の3月以降に1戦以上を消化していた。この条件に合致しない馬は、評価を控えめにしたほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
⑫ゴンバデカーブース ⑱アルセナール
2014年以降の1~2着馬20頭のうち、19頭が2勝以上を挙げていた。例外の1頭は、芝マイル重賞で複数回の連対(2着以内)経験馬。相応の実績を欠くうえに、勝ち星が1つ以下にとどまっている馬は強調しづらい。
(減点対象馬)
⑦チャンネルトンネル ⑧エンヤラヴフェイス ⑩ウォーターリヒト ⑪アレンジャー ⑱アルセナール
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U指数は、ウマニティが独自に開発した競走馬の能力値「スピード指数」で、その精度の高さから多くのユーザーに支持されています。ウマニティに会員登録(無料)すると重賞レースの出走予定馬全頭のU指数をご覧いただけますので、是非お試しください。
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真っ先に押さえておきたいポイントは、このレースの1着馬欄にはU指数上位勢がズラリと並んでいるということ。近年は2021年のシュネルマイスター(8位、2番人気)、2023年のシャンパンカラー(8位、9番人気)とU指数上の伏兵の勝利も見られるが、2014~2020年、そして2022年は3位以内の馬が勝っている。しかも、2018年のケイアイノーテックは6番人気、2020年のラウダシオンは9番人気と、人気の盲点になっている馬の激走も少なくない。高配当を狙いやすいレースなので、指数上位、とくに人気薄は忘れずに買っておきたい。
まず、信頼度の高い軸馬候補としてピックアップするのはU指数1位⑯ジャンタルマンタル(96.4)だ。共同通信杯2着、皐月賞3着と惜しい競馬が続いているが、G2とG1で2戦負けなしのマイルに戻ってくれば、強いこの馬の姿が再び見られるはず。この距離で大きく崩れるシーンは想像しづらい。
2位②ノーブルロジャー(94.7)も外すことのできない1頭。今回と同じ東京芝1600mの新馬戦に勝利し、続くシンザン記念で連勝を決めた。前走の毎日杯でも2着と力を示しており、実績のある舞台でさらなるパフォーマンスアップに期待できる。
以下、阪神ジュベナイルフィリーズ1着、桜花賞2着の実績を誇る3位タイ⑭アスコリピチェーノ(93.5)と、デビュー3戦すべてマイルでいまだ崩れたことのない5位⑤ボンドガール(93.0)を押さえておきたい。
これまでに種牡馬として複数回勝利実績のある馬は、ダイワメジャー(3勝)、ディープインパクト(2勝)、クロフネ(2勝)、アグネスタキオン(2勝)、フレンチデピュティ(2勝)、Kingmambo(2勝)の6頭。フレンチデピュティ~クロフネ父仔が種牡馬として存在感を示しているが、ディープインパクトも直仔リアルインパクトが2020年1着ラウダシオンを、Kingmamboも直系曾孫世代にあたる2022年1着ダノンスコーピオン(父ロードカナロア)や2023年1着シャンパンカラー(父ドゥラメンテ)を出している。
ほか、2014年2着タガノブルグ(17番人気)、2017年2着リエノテソーロ(13番人気)、2019年2着ケイデンスコール(14番人気)、2022年3着カワキタレブリー(18番人気)と近年はStorm Catの血脈を持つ人気薄の激走が目立つことを覚えておきたい。
アスコリピチェーノは、父ダイワメジャー×母アスコルティ(母の父Danehill Dancer)。これまでに同産駒からは3頭の勝ち馬が出ているが、母系5代以内でSadler's WellsやDanzigの血を引く配合は16年1着メジャーエンブレムを想起させるものであり、阪神ジュベナイルフィリーズの勝ち馬であることにも共通点を見いだせる。ほか、桜花賞を1番人気で惜敗、鞍上のルメール騎手など通ずる部分が多いだけに、同等の評価が必要だろう。
ゴンバデカーブースは、父ブリックスアンドモルタル×母アッフィラート(母の父ディープインパクト)。Storm Catの直系は勝ち馬こそ出せていないものの、14年タガノブルグは17番人気で2着、22年カワキタレブリーは18番人気で3着と波乱を演出。また、同系統かつ「母の父ディープインパクト」の配合が目下2年連続で3着内に好走中でもある。ノドの手術や挫跖で頓挫はあったが、東京マイルで2戦2勝の実績はぞんざいに扱えない。
ウォーターリヒトは、父ドレフォン×母ウォーターピオニー(母の父ヴィクトワールピサ)。同産駒からは最低人気で3着に激走した22年カワキタレブリーが出た。また、23年3着オオバンブルマイ含め、母系にサクラユタカオーの血を引くStorm Cat直系の上位入線が続いていることからも評価しやすい。父系にDeputy Minister、母系にネオユニヴァースを持つ配合も17年1着アエロリットを想起させるだけに、穴馬としての資質は充分にある。
3歳馬によるマイル王決定戦。かつては、マイル以下に適性のある短距離馬や、クラシックに出走できなかった外国産馬にとって、4歳(現在の3歳)春シーズンにG1ホースになるチャンスはなきに等しかったが、このレースができたことによりクラシックに縁のない馬たちが輝きを放つことになった。第2回(1997年)は、その後フランスのG1を制すシーキングザパールが完勝。第3回(1998年)は、1年半後の凱旋門賞で歴史に残るあと一歩の接戦を演じることになるエルコンドルパサーが圧勝。第6回(2001年)は、秋にダートでもG1タイトルを獲得するクロフネが順当勝ち――このように“マル外の大物”たちがNHKマイルカップの歴史を築き上げてきた。第9回(2004年)の勝ち馬キングカメハメハは、次走の東京優駿(日本ダービー)も制し、史上初のパターンとなる“変則二冠”を達成。第13回(2008年)の覇者ディープスカイも、ここと東京優駿(日本ダービー)を連勝し、キングカメハメハに続いた。ほか、第10回(2005年)のラインクラフト、第12回(2007年)のピンクカメオ、第21回(2016年)のメジャーエンブレム、第22回(2017年)のアエロリットと桜花賞から臨む牝馬の活躍ぶりも目にとまる。