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【馬齢】
中山施行の直近9回(2013、2015~2022年)における1~3着馬の馬齢をみると、4歳から7歳の範囲で収まっている。ただし、7歳の最高着順は3着どまり。6歳の2着連対圏入りは、前走G1出走馬に限られる。そのあたりには注意したい。
(減点対象馬)
⑤アラタ ⑨チェスナットコート ⑩エヒト ⑫ハヤヤッコ ⑮ウインマリリン
【前走クラス】
中山で施行された直近9回における1~2着馬18頭中17頭は、芝のグレード競走からの参戦馬。残る1頭は、前走の距離がオールカマーと同じ芝2200m、かつ前走の着順が1着だった。押さえておきたいポイントのひとつといえよう。
(減点対象馬)
③アサマノイタズラ ⑨チェスナットコート
【前走距離】
中山施行の直近9回における1~2着馬の前走使用距離を確認すると、1600mから3200mまで幅広い。その一方、前走がG1以外のレース、かつ前走の距離が2000~2200m以外だった馬の2着連対圏入りは皆無となっている。該当馬は少し割り引いて考える必要がありそうだ。
(減点対象馬)
③アサマノイタズラ ⑧ゼッフィーロ ⑨チェスナットコート
【前走着順】
前走の着順については、G1(海外を含む)なら12着以内、G1を除いたJRA重賞であれば10着以内、それ以外の場合は1着が一応の目安。中山施行の直近9回、1~2着に入った全馬がこの条件をクリアしている。
(減点対象馬)
①ロングラン ②タイトルホルダー ③アサマノイタズラ ④マテンロウレオ ⑨チェスナットコート
【近走成績】
中山で行われた直近9回、近2走ともG1以外のレースに出走、かつ近2走内に2着以内の経験がなかった馬が、当レースで2着連対圏に入ったケースは皆無となっている。該当馬は評価を控えめにしたい。
(減点対象馬)
①ロングラン ③アサマノイタズラ ⑧ゼッフィーロ ⑨チェスナットコート ⑫ハヤヤッコ ⑭マリアエレーナ
【間隔】
中山施行の直近9回における1~2着馬は、みな前走との間隔が中4週以上だった。さりとて、間隔があいていれば何でもOKというわけではない。前走がG1 5着以内またはG2 2着以内だった馬を除くと、前走が同年の4月以前だった馬は連対(2着以内)ゼロと、今ひとつの結果に終わっている。
(減点対象馬)
②タイトルホルダー ⑪ノースブリッジ
【データ予想からの注目馬】
上記6項目で減点がないのは、⑥ジェラルディーナ、⑦ガイアフォース、⑬ローシャムパークの3頭。
トップには、⑦ガイアフォースを推す。中山施行の直近9回、4歳馬は【4.4.2.10】の好成績。そのなかでも、中山のG1かG2で勝利経験があった馬は【2.2.1.0】という、ハイアベレージを誇る。要注目の存在だ。
中山施行の直近9回において、牝馬は【5.3.1.9】、前走宝塚記念組は【2.2.2.7】。この2パターンに当てはまる、⑥ジェラルディーナを2番手評価。残る1頭、⑬ローシャムパークにも相応の警戒が必要だろう。
<注目馬>
⑦ガイアフォース ⑥ジェラルディーナ ⑬ローシャムパーク
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